JPH04261701A - フェーシングユニット - Google Patents
フェーシングユニットInfo
- Publication number
- JPH04261701A JPH04261701A JP4609691A JP4609691A JPH04261701A JP H04261701 A JPH04261701 A JP H04261701A JP 4609691 A JP4609691 A JP 4609691A JP 4609691 A JP4609691 A JP 4609691A JP H04261701 A JPH04261701 A JP H04261701A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tool post
- unit
- rotation
- centrifugal force
- pinion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims abstract description 9
- 230000026058 directional locomotion Effects 0.000 abstract 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Turning (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は工作機械のユニットであ
るフェーシングユニットに関する。
るフェーシングユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフェーシングユニットは、特開昭
61−56804号公報に開示されかつ図3及び図4に
示されるように、以下の構成及び作用を有している。円
筒形状をした回転スリーブaが、ベアリングb,bによ
りハウジングcに回転自在に保持され、該回転スリーブ
aには、送り軸dが挿通され軸受eにより回転自在に保
持されている。回転スリーブaの端部には面板f固定さ
れ、該面板f上に刃物台ユニットgが設けられている。 刃物台ユニットgには刃物台hが面板fの径方向に摺動
自在に保持されている。そして、刃物台hはその側面に
ラックiを有し、該ラックiは前記送り軸dの頭部に形
成されたピニオンj係合している。回転スリーブaは、
図示しない回転駆動モータにより回転駆動される。また
、送り軸dは図示しない送り軸駆動モータにより、前記
回転スリーブaと同期して回転駆動される。ここで、回
転スリーブaの回転と送り軸dの回転に回転位相差を設
けると、刃物台hは刃物台ユニットg上を面板fの径方
向に移動でき、所定の回転位相差を設定することにより
、刃物台hの位置決めを行うことができる。
61−56804号公報に開示されかつ図3及び図4に
示されるように、以下の構成及び作用を有している。円
筒形状をした回転スリーブaが、ベアリングb,bによ
りハウジングcに回転自在に保持され、該回転スリーブ
aには、送り軸dが挿通され軸受eにより回転自在に保
持されている。回転スリーブaの端部には面板f固定さ
れ、該面板f上に刃物台ユニットgが設けられている。 刃物台ユニットgには刃物台hが面板fの径方向に摺動
自在に保持されている。そして、刃物台hはその側面に
ラックiを有し、該ラックiは前記送り軸dの頭部に形
成されたピニオンj係合している。回転スリーブaは、
図示しない回転駆動モータにより回転駆動される。また
、送り軸dは図示しない送り軸駆動モータにより、前記
回転スリーブaと同期して回転駆動される。ここで、回
転スリーブaの回転と送り軸dの回転に回転位相差を設
けると、刃物台hは刃物台ユニットg上を面板fの径方
向に移動でき、所定の回転位相差を設定することにより
、刃物台hの位置決めを行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のフェーシングユニットは回転スリーブaが回転駆動
されると、面板fに設けた刃物台ユニットg及び刃物台
h等に作用する遠心力により該刃物台ユニットg上の刃
物台hの径方向位置が変化する。このため、当然のこと
ながら加工指示寸法値通りの加工ができない。また、刃
物台h等の変化はラックi、ピニオンjを介して送り軸
dに直接伝わる構造になっていて、送り軸dは前記遠心
力により回転方向に捩りを生じる。この送り軸dの捩り
剛性を高めることにより、遠心力が作用しても刃物台h
等の径方向移動を阻止できるが、捩り剛性を高めるため
に送り軸dの直径を大きくすると、それに連れて回転ス
リーブa、ベアリングb,b等の直径も大きくなって、
機構が大型化するばかりでなくベアリングbの適性Dn
値により回転速度が制限されるという問題点がある。
来のフェーシングユニットは回転スリーブaが回転駆動
されると、面板fに設けた刃物台ユニットg及び刃物台
h等に作用する遠心力により該刃物台ユニットg上の刃
物台hの径方向位置が変化する。このため、当然のこと
ながら加工指示寸法値通りの加工ができない。また、刃
物台h等の変化はラックi、ピニオンjを介して送り軸
dに直接伝わる構造になっていて、送り軸dは前記遠心
力により回転方向に捩りを生じる。この送り軸dの捩り
剛性を高めることにより、遠心力が作用しても刃物台h
等の径方向移動を阻止できるが、捩り剛性を高めるため
に送り軸dの直径を大きくすると、それに連れて回転ス
リーブa、ベアリングb,b等の直径も大きくなって、
機構が大型化するばかりでなくベアリングbの適性Dn
値により回転速度が制限されるという問題点がある。
【0004】また、回転駆動時に刃物台ユニットg上で
刃物台hを移動させると、刃物台h等に作用する遠心力
も異なる。このため、回転駆動時回転中心に近い位置に
位置決めする場合と、離れた位置に位置決めする場合と
では、位置決め指示値に対する誤差量も異なる。つまり
、回転中に刃物台hを刃物台ユニットg上の任意の位置
に位置決めする場合、位置決め指示値に対する刃物台h
の送りの直線性(リニアリティ)精度が確保できないと
いう問題点がある。本発明は上記した問題点を解決する
ためになされたものであり、高速回転が可能であり、刃
物台の送り移動量を高精度に制御できるフェーシングユ
ニットを提供することを目的とするものである。
刃物台hを移動させると、刃物台h等に作用する遠心力
も異なる。このため、回転駆動時回転中心に近い位置に
位置決めする場合と、離れた位置に位置決めする場合と
では、位置決め指示値に対する誤差量も異なる。つまり
、回転中に刃物台hを刃物台ユニットg上の任意の位置
に位置決めする場合、位置決め指示値に対する刃物台h
の送りの直線性(リニアリティ)精度が確保できないと
いう問題点がある。本発明は上記した問題点を解決する
ためになされたものであり、高速回転が可能であり、刃
物台の送り移動量を高精度に制御できるフェーシングユ
ニットを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めの具体的手段として、回転駆動される回転スリーブと
、該回転スリーブの端部の面板に設置した刃物台ユニッ
トと、前記回転スリーブに挿通してその回転と同期して
回転駆動されるとともに、前記回転スリーブに対する回
転位相が変化する送り軸と、前記刃物台ユニットに前記
面板の径方向に摺動可能に保持した刃物台と、前記送り
軸の回転を伝達して前記刃物台の径方向位置を変化させ
るピニオンラック機構とからなるフェーシングユニット
において、回転駆動時に遠心力による前記刃物台の径方
向移動を阻止するための対抗力を、作用する遠心力に基
づいて発揮するバランスウェイトを前記刃物台ユニット
に配設したことを特徴とするフェーシングユニットが提
供される。
めの具体的手段として、回転駆動される回転スリーブと
、該回転スリーブの端部の面板に設置した刃物台ユニッ
トと、前記回転スリーブに挿通してその回転と同期して
回転駆動されるとともに、前記回転スリーブに対する回
転位相が変化する送り軸と、前記刃物台ユニットに前記
面板の径方向に摺動可能に保持した刃物台と、前記送り
軸の回転を伝達して前記刃物台の径方向位置を変化させ
るピニオンラック機構とからなるフェーシングユニット
において、回転駆動時に遠心力による前記刃物台の径方
向移動を阻止するための対抗力を、作用する遠心力に基
づいて発揮するバランスウェイトを前記刃物台ユニット
に配設したことを特徴とするフェーシングユニットが提
供される。
【0006】
【作用】上記フェーシングユニットによれば、回転駆動
時遠心力による刃物台の径方向移動を、作用する遠心力
に基づいてバランスウェイトが発揮する対抗力により阻
止する。
時遠心力による刃物台の径方向移動を、作用する遠心力
に基づいてバランスウェイトが発揮する対抗力により阻
止する。
【0007】本発明の1実施例を図1及び図2を参照し
て以下に説明する。図1はカバー14を省略した刃物台
ユニット1の正面図である。図2は図1におけるA−A
線断面図である。刃物台ユニット1は回転スリーブ2の
端部に固定した面板3に設けられる。回転スリーブ2は
、図示しないハウジングに軸承され回転駆動される。 回転スリーブ2の中心には、該回転スリーブ2と同期し
て回転駆動されるとともに、図示しない同期位相調整機
構により回転スリーブ2に対する回転位相差を変化する
送り軸4を挿通支持する。刃物台ユニット1の中心には
前記送り軸4を突出させ、その突出端部にピニオン5を
嵌着若しくは一体形成する。そして、刃物台ユニット1
の該ピニオン5を挟む両側に平行な摺動溝6a,6bを
形成する。その摺動溝6a,6bには、両側にラック7
a,7bを形成したラック部材8a,8bを摺動可能に
支持して、内側のラック7a,7aを前記ピニオン5と
噛合せる。
て以下に説明する。図1はカバー14を省略した刃物台
ユニット1の正面図である。図2は図1におけるA−A
線断面図である。刃物台ユニット1は回転スリーブ2の
端部に固定した面板3に設けられる。回転スリーブ2は
、図示しないハウジングに軸承され回転駆動される。 回転スリーブ2の中心には、該回転スリーブ2と同期し
て回転駆動されるとともに、図示しない同期位相調整機
構により回転スリーブ2に対する回転位相差を変化する
送り軸4を挿通支持する。刃物台ユニット1の中心には
前記送り軸4を突出させ、その突出端部にピニオン5を
嵌着若しくは一体形成する。そして、刃物台ユニット1
の該ピニオン5を挟む両側に平行な摺動溝6a,6bを
形成する。その摺動溝6a,6bには、両側にラック7
a,7bを形成したラック部材8a,8bを摺動可能に
支持して、内側のラック7a,7aを前記ピニオン5と
噛合せる。
【0008】ラック部材8a,8bには、刃物である超
硬チップzを固定した刃物台9a,9bを前記ピニオン
5に対して対称位置に載置固定し、該刃物台9a,9b
をピニオン5の回転により面板3の径方向に移動させ互
いに接近したり離間したりさせる。ピニオン5の中心を
通って前記摺動溝6a,6bと直角に交わる直線x上に
は、ラック部材8a,8bの外側のラック7b,7bに
噛合うアイドルピニオン10a,10bを配置する。さ
らに、刃物台ユニット1には該アイドルピニオン10a
,10bの外側に、前記摺動溝6a,6bと直交する移
動溝11a,11bを形成する。該移動溝11a,11
b内には、それぞれバランスウェイト12a,12bを
移動自在に配置する。該バランスウェイト12a,12
bは、長円形を成しその円弧部をそれぞれ移動溝11a
,11bに摺接させるとともに、前記アイドルピニオン
10a,10bに設けた偏心ピン13a,13bに連結
する。該偏心ピン13a,13bはピニオン5の回転中
心に対して対称位置に位置させるとともに、それぞれ前
記直線xに対して刃物台9a,9bと反対方向に位置さ
せる。バランスウェイト12a,12bは、ピニオン5
の回転によりラック部材8a,8bを介してアイドルピ
ニオン10a,10bが回転すると、面板3の径方向に
移動して互いに接近したり離間したりする。尚、刃物台
ユニット1には、カバー14が設けられボルト15によ
り固定されている。
硬チップzを固定した刃物台9a,9bを前記ピニオン
5に対して対称位置に載置固定し、該刃物台9a,9b
をピニオン5の回転により面板3の径方向に移動させ互
いに接近したり離間したりさせる。ピニオン5の中心を
通って前記摺動溝6a,6bと直角に交わる直線x上に
は、ラック部材8a,8bの外側のラック7b,7bに
噛合うアイドルピニオン10a,10bを配置する。さ
らに、刃物台ユニット1には該アイドルピニオン10a
,10bの外側に、前記摺動溝6a,6bと直交する移
動溝11a,11bを形成する。該移動溝11a,11
b内には、それぞれバランスウェイト12a,12bを
移動自在に配置する。該バランスウェイト12a,12
bは、長円形を成しその円弧部をそれぞれ移動溝11a
,11bに摺接させるとともに、前記アイドルピニオン
10a,10bに設けた偏心ピン13a,13bに連結
する。該偏心ピン13a,13bはピニオン5の回転中
心に対して対称位置に位置させるとともに、それぞれ前
記直線xに対して刃物台9a,9bと反対方向に位置さ
せる。バランスウェイト12a,12bは、ピニオン5
の回転によりラック部材8a,8bを介してアイドルピ
ニオン10a,10bが回転すると、面板3の径方向に
移動して互いに接近したり離間したりする。尚、刃物台
ユニット1には、カバー14が設けられボルト15によ
り固定されている。
【0009】上記構成のフェーシングユニットの作動に
ついて以下に説明する。回転スリーブ2が回転駆動され
ると、刃物台ユニット1の刃物台9a,9b、ラック部
材8a,8bを回転中心から離間する方向にそれぞれ遠
心力F1が作用する。この遠心力F1はラック部材8a
,8bを介してピニオン5に伝わり、送り軸4を回転さ
せる力として作用する。一方、遠心力F2が作用するバ
ランスウェイト12a,12bは、移動溝11a,11
b内を移動して回転中心から離間しようとする。この遠
心力F2は、アイドルピニオン10a,10bの偏心ピ
ン13a,13bに作用し、F2×y(y;直線xに対
する偏心ピン13a,13bの偏心量)のトルクでアイ
ドルピニオン10a,10bを回転させようとする。こ
の回転方向は、偏心ピン13a,13bの前記した配置
位置により、ピニオン5の回転方向とは逆方向となり、
前記遠心力F1により刃物台9a,9bが移動してピニ
オン5が回転しようとしても、アイドルピニオン10a
,10bに作用する前記F2×yのトルクが対抗力とし
て作用する。従って、適当な重量のバランスウェイト1
2a,12bを設定することによりピニオン5即ち送り
軸4の回転を阻止することができる。
ついて以下に説明する。回転スリーブ2が回転駆動され
ると、刃物台ユニット1の刃物台9a,9b、ラック部
材8a,8bを回転中心から離間する方向にそれぞれ遠
心力F1が作用する。この遠心力F1はラック部材8a
,8bを介してピニオン5に伝わり、送り軸4を回転さ
せる力として作用する。一方、遠心力F2が作用するバ
ランスウェイト12a,12bは、移動溝11a,11
b内を移動して回転中心から離間しようとする。この遠
心力F2は、アイドルピニオン10a,10bの偏心ピ
ン13a,13bに作用し、F2×y(y;直線xに対
する偏心ピン13a,13bの偏心量)のトルクでアイ
ドルピニオン10a,10bを回転させようとする。こ
の回転方向は、偏心ピン13a,13bの前記した配置
位置により、ピニオン5の回転方向とは逆方向となり、
前記遠心力F1により刃物台9a,9bが移動してピニ
オン5が回転しようとしても、アイドルピニオン10a
,10bに作用する前記F2×yのトルクが対抗力とし
て作用する。従って、適当な重量のバランスウェイト1
2a,12bを設定することによりピニオン5即ち送り
軸4の回転を阻止することができる。
【0010】また、回転スリーブ2に対する送り軸4の
回転位相差を生じさせ、刃物台9a,9bを回転中心方
向に移動させ互いに接近させると、刃物台9a,9bに
作用する遠心力は小さくなる。この時、ピニオン5の回
転がラック部材8a,8bを介して伝わってアイドルピ
ニオン10a,10bが回転し、偏心ピン13a,13
bの直線xに対する偏心量yが少なくなることにより前
記したバランスウェイト12a,12bの発揮する対抗
力も小さくなる。つまり、回転駆動中に送り軸4を回転
スリーブ2と非同期に回転して、刃物台9a,9bを刃
物台ユニット1上の任意の位置に位置決めした場合、遠
心力が作用して刃物台9a,9bが移動するのを阻止す
る対抗力が一定の比率で、バランスウェイト12a,1
2bにより発揮される。従って、刃物台9a,9bの位
置に応じて作用する遠心力及び前記F2×yの対抗力等
を設定し、これらを見込んだ刃物台9a,9bの位置決
め制御をすることにより、刃物台9a,9bの径方向の
移動を阻止し加工誤差を可及的に少なくすることができ
る。
回転位相差を生じさせ、刃物台9a,9bを回転中心方
向に移動させ互いに接近させると、刃物台9a,9bに
作用する遠心力は小さくなる。この時、ピニオン5の回
転がラック部材8a,8bを介して伝わってアイドルピ
ニオン10a,10bが回転し、偏心ピン13a,13
bの直線xに対する偏心量yが少なくなることにより前
記したバランスウェイト12a,12bの発揮する対抗
力も小さくなる。つまり、回転駆動中に送り軸4を回転
スリーブ2と非同期に回転して、刃物台9a,9bを刃
物台ユニット1上の任意の位置に位置決めした場合、遠
心力が作用して刃物台9a,9bが移動するのを阻止す
る対抗力が一定の比率で、バランスウェイト12a,1
2bにより発揮される。従って、刃物台9a,9bの位
置に応じて作用する遠心力及び前記F2×yの対抗力等
を設定し、これらを見込んだ刃物台9a,9bの位置決
め制御をすることにより、刃物台9a,9bの径方向の
移動を阻止し加工誤差を可及的に少なくすることができ
る。
【0011】上記実施例では円形のアイドルピニオンを
用いたが、非円形例えば楕円形のアイドルピニオンを用
いることにより、さらに精密に前記対抗力を設定するこ
とができ、刃物台の送りの直線性(リニアリティ)を高
めることが可能となる。
用いたが、非円形例えば楕円形のアイドルピニオンを用
いることにより、さらに精密に前記対抗力を設定するこ
とができ、刃物台の送りの直線性(リニアリティ)を高
めることが可能となる。
【0012】
【発明の効果】本発明は上記構成を有し、回転駆動時遠
心力による刃物台の径方向移動を、作用する遠心力に基
づいてバランスウェイトが発揮する対抗力により阻止す
るから、高速回転が可能となるとともに、刃物台の送り
移動量を高精度に制御できるフェーシングユニットを提
供することができるという優れた効果がある。
心力による刃物台の径方向移動を、作用する遠心力に基
づいてバランスウェイトが発揮する対抗力により阻止す
るから、高速回転が可能となるとともに、刃物台の送り
移動量を高精度に制御できるフェーシングユニットを提
供することができるという優れた効果がある。
【図1】カバーを省略した刃物台ユニットの正面図であ
る。
る。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】従来例の断面図である。
【図4】従来例の刃物台ユニットの正面図である。
1...刃物台ユニット、 2...回転スリーブ、
3...面板、 4...送り軸、5...ピニ
オン、 9a,9b...刃物台、 10a,10
b...アイドルピニオン、 12a,12b...
バランスウェイト、 13a,13b...偏心ピン
。
3...面板、 4...送り軸、5...ピニ
オン、 9a,9b...刃物台、 10a,10
b...アイドルピニオン、 12a,12b...
バランスウェイト、 13a,13b...偏心ピン
。
Claims (1)
- 【請求項1】 回転駆動される回転スリーブと、該回
転スリーブの端部の面板に設置した刃物台ユニットと、
前記回転スリーブに挿通してその回転と同期して回転駆
動されるとともに、前記回転スリーブに対する回転位相
が変化する送り軸と、前記刃物台ユニットに前記面板の
径方向に摺動可能に保持した刃物台と、前記送り軸の回
転を伝達して前記刃物台の径方向位置を変化させるピニ
オンラック機構とからなるフェーシングユニットにおい
て、回転駆動時に遠心力による前記刃物台の径方向移動
を阻止するための対抗力を、作用する遠心力に基づいて
発揮するバランスウェイトを前記刃物台ユニットに配設
したことを特徴とするフェーシングユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4609691A JPH04261701A (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | フェーシングユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4609691A JPH04261701A (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | フェーシングユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04261701A true JPH04261701A (ja) | 1992-09-17 |
Family
ID=12737460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4609691A Pending JPH04261701A (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | フェーシングユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04261701A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7260877B2 (en) * | 2001-10-18 | 2007-08-28 | Dorries Scharmann Technologie Gmbh | Boring and turning mill |
US20110303059A1 (en) * | 2009-02-25 | 2011-12-15 | Starragheckert Gmbh | Device for Machining Workpieces |
-
1991
- 1991-02-18 JP JP4609691A patent/JPH04261701A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7260877B2 (en) * | 2001-10-18 | 2007-08-28 | Dorries Scharmann Technologie Gmbh | Boring and turning mill |
US20110303059A1 (en) * | 2009-02-25 | 2011-12-15 | Starragheckert Gmbh | Device for Machining Workpieces |
US9056356B2 (en) * | 2009-02-25 | 2015-06-16 | Heckert Gmbh | Device for machining workpieces |
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