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JPH0425323Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0425323Y2
JPH0425323Y2 JP7942286U JP7942286U JPH0425323Y2 JP H0425323 Y2 JPH0425323 Y2 JP H0425323Y2 JP 7942286 U JP7942286 U JP 7942286U JP 7942286 U JP7942286 U JP 7942286U JP H0425323 Y2 JPH0425323 Y2 JP H0425323Y2
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JP
Japan
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ethylene
resin
lid material
resin layer
heat
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Application number
JP7942286U
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Japanese (ja)
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JPS62191428U (en
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Publication date
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Priority to JP7942286U priority Critical patent/JPH0425323Y2/ja
Publication of JPS62191428U publication Critical patent/JPS62191428U/ja
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Publication of JPH0425323Y2 publication Critical patent/JPH0425323Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】[Detailed explanation of the idea]

〔産業上の利用分野〕 本考案はジヤム、コーヒー粉末、粉末状クリー
ム、ジュース等が内填されているガラス容器を封
緘するための蓋材に関するものである。 〔従来の技術〕 各種容器の口縁部に蓋材を熱溶着、固定して密
封容器を得る方法は、ガラス容器やプラスチツク
容器の密封容器を得る方法として広く利用されて
いる方法である。 然して、前記容器の口縁部に熱溶着、固着され
る蓋材には、熱溶着工程での加熱治具に前記蓋材
が接触した場合に該加熱治具に蓋材の接触部分が
粘着してしまうようなことの無い耐熱性層と、容
器口縁部に対する熱溶着性能を発揮する熱溶着性
層との両層がそなえられていることが要求され、
例えば、アルミニウム箔からなる耐熱性層と熱可
塑性樹脂による熱溶着性層との積層材が蓋材の最
も一般的なものとして使用されている。 〔考案が解決しようとする問題点〕 ところで、前記従来の積層材からなる蓋材にお
いては、該蓋材における熱可塑性樹脂層(熱溶着
性層)の耐水溶着性が十分ではないため、特に容
器口縁部に対する蓋材の密接性が悪いガラス容器
の場合には、密封容器が例えば倒立常態となる等
して内填物中の水分と蓋材とが接する状態とされ
たり、あるいは密封容器が高湿度雰囲気にさらさ
れたりすると、ガラス容器口縁部と蓋材との界面
に水が〓透し、通常数日以内でガラス容器口縁部
と蓋材との間の熱溶着部の剥離がはじまり、密封
容器の機能が損なわれるという欠点を有してい
る。 このため、前記蓋材における熱可塑性樹脂層の
耐水溶着性を改良する目的で、前記熱可塑性樹脂
挿を、熱可塑性樹脂の有機溶剤溶液中にシランカ
ツプリング剤を混合したコーテイング剤を利用し
て形成したり、あるいはシランカツプリング剤が
混合されている熱可塑性樹脂を利用して形成する
等が考えられるが、前記方法による熱可塑性樹脂
層(熱溶着性層)の形成は、該熱可塑性樹脂層を
形成する工程でポリマーの架橋化が生じたり空気
中の水分とシランカツプリング剤のシラノール基
との反応が進んだりするため、得られる熱可塑性
樹脂層の耐水溶着性の向上が不十分であるばかり
でなく、前記熱可塑性樹脂層を形成する工程がス
ムーズでない等の欠点を伴うものである。 これに対して本考案のガラス容器用の蓋材は耐
水溶着性に優れた性質を奏するものであり、しか
もその製造を容易に行ない得る等の特徴を有する
ものである。 〔問題点を解決するための手段〕 本考案のガラス容器用の蓋材は、耐熱性基材層
と該耐熱性基材層に積層させているオレフイン樹
脂層と前記オレフイン系樹脂層に積層されている
エチレン系樹脂層とで構成されているものであ
り、前記オレフイン系樹脂層がメルトインデツク
ス15以下のオレフイン系樹脂で形成されてお
り、またエチレン系樹脂層が、エチレン・酢酸ビ
ニル共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体、
エチレン・アクリル酸エステル共重合体の中から
積択されるエチレン系樹脂または前記エチレン系
樹脂を主成分とする混合樹脂によるメルトインデ
ツクス20以上の樹脂で形成されているものであ
る。 前記構成から成る本考案のガラス容器用の蓋材
において、蓋材における熱可塑性樹脂層(熱溶着
性層)が形成される耐熱性基材シート部材は、蓋
材をガラス容器の口縁部に熱溶着する際の加熱治
具が接当する部分であり、通常200℃以上のヒー
トシール温度に耐え得る材料、例えば、紙、アル
ミニウム箔、二軸延伸ポリエステルフイルム、更
にはこれらの複合体が好適で、例えばアルミニウ
ム箔簡単の場合には耐熱性の観点から厚さ30〜
50μ程度のものが好ましい。 熱溶着性層は、前記耐熱性基材シートに形成さ
れるオレフイン系樹脂層と該オレフイン系樹脂層
の表面に形成されるエチレン系樹脂層との2層か
らなるもので、オレフイン系樹脂層は例えば、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、エチレン・酢酸ビ
ニル共重合体、エチレン・アクリレート共重合
体、エチレン・アクリル酢共重合体、無水マレイ
ン酸変性ポリエチレン、アイオノマー等によつて
形成されるものが好適である。 また、前記オレフイン系樹脂層の表面に形成さ
れるエチレン系樹脂層は、溶融粘度の低い樹脂で
構成される表面積であり、前記オレフイン系樹脂
層とガラス壜口縁部との両者に対する熱溶着能が
良好で、しかも共重合体の比率を変えることによ
り容易に所定の低溶融粘度のものが得られるとい
う理由で、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチ
レン・アクリル酸共重合体、エチレン・アクリル
酸エステル共重合体の中から選択されるエチレン
系樹脂または前記エチレン系樹脂を主成分とする
混合樹脂で形成されるものである。 特に、前記エチレン系樹脂を主成分とする混合
樹脂の場合には、前記エチレン系樹脂に対して混
合される混合樹脂がグラフト重合されている塩化
ビニル・酢酸ビニル共重合体樹脂や、ビニル系シ
ランカツプリング剤がグラフト重合されているエ
チレン・酢酸ビニル共重合体、エレチン・アクリ
ル酸共重合体、エチレン・アクリル酸エステル共
重合体の中から選択されるグラフト重合エチレン
系樹脂の場合には、耐水溶着性の極めて優れた蓋
材となるので、例えばジユースや酒等を充填する
容器のように蓋材とガラス容器口縁部との間に極
めて優れた耐水溶着強度が要求される場合の蓋材
として好適である。 尚、前記エチレン系樹脂に対して混合されるグ
ラフト重合されている塩化ビニル酢酸ビニル共重
合体樹脂やビニル系シランカツプリング剤がグラ
フト重合されているエチレン・酢酸ビニル共重合
体、エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン・
アクリル酸エステル共重合体の中から選択される
グラフト重合エチレン系樹脂等の混合量は、前記
エチレン系樹脂の2重量%以上、好ましくは5〜
20重量%の範囲内で極めて良好な耐水溶着性が発
揮される。また、混合樹脂として使用されるアミ
ノ系シランカツプリング剤がグラフト重合されて
いる塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体樹脂は、塩
化ビニルの共重合比率が10〜80%、融点100℃以
下の塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体にアミノ系
シランカツプリング剤をグラフト重合したものが
好ましく、例えば、N−(2−アミノエチル)3
−アミノプロピルメチルジメトキシシランや3−
アミノプロピルトリエトキシシラン等からなるカ
ツプリング剤のアミノ基を前記塩化ビニル・酢酸
ビニル共重合体に反応させることによつて容易に
得られるものである。更に同じく混合樹脂として
使用される前記グラフト重合エチレン系樹脂は、
エチレンの共重合比率が7〜35%、融点90℃以下
のエチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・ア
クリル酢共重合体、エチレン・アクリル酸エステ
ル共重合体に、例えば、ビニルトリメトキシシラ
ン、ビニルトリエトキシシラン、3・メタクリロ
キシプロピルトリメトキシシラン等のビニル系シ
ランカツプリング剤を反応させて得られるところ
のアルコキシシランを側鎖に有するグラフト重合
体が好適である。 更に、前記エチレン系樹脂層には、該樹脂層の
加工性を向上させる目的で、ロジン誘導体、テル
ペン樹脂、クマロンインデン樹脂、石油樹脂等の
粘着性付与ポリマーを混合したり、また、プロツ
キング防止性を付与する目的でパラフインワツク
ス、マイクロクリスタリンワツクス、ポリエチレ
ンワツクス等を添加しても良い。 前記メルトインデツクスが15以下のオレフイン
系樹脂で形成されているオレフイン系樹脂層と、
エチレン系樹脂またはエチレン系樹脂を主成分と
する混合樹脂によるメルトインデツクス20以上
の樹脂で形成されているエチレン系樹脂層との2
層からなる熱溶着性層において、前記オレフイン
系樹脂層は蓋材に良好なる熱溶着シール性能をも
たらすものであり、エチレン系樹脂層は、その溶
融粘度が十分に低いことにより熱溶着の際にガラ
ス容器口縁部表面の凹凸を十分に埋めるものであ
り、蓋材の耐水溶着性を高めるものであるが、ガ
ラス容器口縁部の表面の凹凸と該表面における硬
度とのため、前記熱溶着性層の厚さが20μ未満の
場合には蓋材をガラス容器口縁部に熱溶着して封
緘したときにその密封性が悪くなるし、また、エ
チレン系樹脂またはエチレン系樹脂を主成分とす
る混合樹脂でメルトインデツクスが20以上の溶融
粘度の低い樹脂で形成されているエチレン系樹脂
層の厚みが大きくなると、蓋材をガラス容器口縁
部に熱溶着する工程でこのエチレン系樹脂が溶着
部から外に流れ出そうとする傾向が強く、良好な
シール性能が損なわれることとなるので、オレフ
イン系樹脂層を20〜50μ程度、エチレン系樹脂層
を3〜20μ程度とするのが好ましい。 〔実施例〕 以下本考案のガラス容器用の蓋材の具体的な構
成を実施例を以つて説明し、併せ、該蓋材の物性
について言及する。 実施例 1 厚さ50μのアルミニウム箔からなる耐熱性基材
シートに、Znタイプアイオノマー樹脂〔A〕〔密
度:0.94g/cm3、M.I.:5.0,M.P.99℃;三井デユ
ポンポリケミカル社製、登録商標:ハイミラン
1652〕を溶融押出法にて厚さ40μに積層してオレ
フイン系樹脂層を形成し、次いで、前記オレフイ
ン系樹脂層の表面に、エチレン・酢酸ビニル共重
合樹脂〔B〕〔密度:0.95,M.I.:150、酢酸ビニ
ル含有量:25重量%;三井デユポンポリケミカル
社製、登録商標:エバフレツクス320〕をグラビ
ヤ版による加熱溶融塗布法で厚さ10μに塗布し、
オレフイン系樹脂層を形成することにより、図示
される本考案の1実施例品たるガラス容器用の蓋
材1、すなわち、耐熱性基材層2と、該基材層2
に積層されているオレフイン系樹脂層3と、該オ
レフイン系樹脂層3に積層されているエチレン系
樹脂層4とで構成されているガラス容器用の蓋材
1を得た。 実施例 2 厚さ50μのアルミニユウム箔からなる耐熱性基
材シートに、前述のZnタイプアイオノマー樹脂
Aを溶融押出法にて厚さ40μに積層してオレフイ
ン系樹脂層を形成し、次いで前記オレフイン系樹
脂層の表面に、同じく前述のエチレン・酢酸ビニ
ル共重合体樹脂B90重量部と、3・アミノプロピ
ルトリエトキシシランがグラフト重合されている
塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体樹脂C10重量
部との混合樹脂〔M.I.40〕をグラビア版による加
熱溶融塗布法で厚さ10μに塗布し、本考案の別の
実施例品たるガラス容器用の蓋材を得た。 尚、前記塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体樹脂
Cは、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体〔塩化ビ
ニル86重量%、酢酸ビニル14重量%:米国ユニオ
ンカーバイド社(UCC)製(VYHH)100重量
部と3・アミノプロピルトリエトキシシラン10重
量部との混合物を60℃で1時間混練して得られた
シランカツプリング剤のグラフト重合体である。 実施例 3 厚さ50μのアルミニウム箔からなる耐熱性基材
シートに、前述のZnタイプアイオノマー樹脂A
を溶融押出法にて厚さ40μに積層してオレフイン
系樹脂層を形成し、次いで前記オレフイン系樹脂
層の表面に、同じく前述のエチレン・酢酸ビニル
共重合体樹脂B80重量部とビニルトリメトキシシ
ランがグラフト重合されているエチレン・酢酸ビ
ニル共重合体樹脂D20重量部との混合樹脂〔M.
I.40〕をグラビア版による加熱溶融塗布法で厚さ
10μに塗布し、本考案の更に別の実施例品たるガ
ラス容器用の蓋材を得た。 尚、前記エチレン・酢酸ビニル共重合体樹脂D
は、前述のエチレン・酢酸ビニル共重合体B100
重量部とビニルトリメトキシシラン6重量部とブ
チルパーオキサイド(BPO)1.5重量部との混合
物を90℃で5時間混練して得られたグラフト重合
体である。 比較例 1 厚さ50μのアルミニユウム箔からなる耐熱性基
材シートに前述のZnタイプアイオノマー樹脂A
を溶融押出法にて厚さ40μに積層してオレフイン
系樹脂層を形成し、比較のためのガラス容器用の
蓋材を得た。 前記各実施例及び比較例で得られた各ガラス容
器用の蓋材を、容量100ccの清酒用ガラス容器の
口縁部に220℃、3Kg/cm2、2秒間の熱溶着条件
で溶着した後、更にこれを開封し、15mm幅当たり
の開封強度(溶着強度)を測定した。結果を第1
表に示す。 更にまた、前記清酒用のガラス容器に該容器の
容量の約半分の水を充填し、次いで前記熱溶着条
件と同一条件にて前述の各ガラス容器用の蓋材を
溶着した後、得られたガラス密封容器を倒立状態
で放置し、水漏れが発生するまでの日数を測定す
ることにより前記ガラス容器用の蓋材の耐水溶着
性の良、否を判断した。結果を第1表に併記す
る。
[Industrial Application Field] The present invention relates to a lid material for sealing a glass container filled with jam, coffee powder, powdered cream, juice, etc. [Prior Art] A method of obtaining a sealed container by thermally welding and fixing a lid material to the mouth edge of various containers is a method widely used as a method of obtaining a sealed container of a glass container or a plastic container. However, when the lid material that is heat-welded and fixed to the mouth edge of the container comes into contact with a heating jig during the heat welding process, the contact portion of the lid material may stick to the heating jig. It is required that the container has both a heat-resistant layer that does not cause any damage, and a heat-weldable layer that exhibits heat-welding performance to the rim of the container.
For example, a laminated material consisting of a heat-resistant layer made of aluminum foil and a heat-fusible layer made of thermoplastic resin is most commonly used as a lid material. [Problems to be solved by the invention] By the way, in the lid material made of the conventional laminated material, the thermoplastic resin layer (heat-fusible layer) in the lid material does not have sufficient water-resistant welding properties, so In the case of a glass container where the lid material does not fit tightly to the mouth edge, the sealed container may be inverted, for example, so that the moisture in the filling comes into contact with the lid material, or the sealed container may be in contact with the lid material. If exposed to a high humidity atmosphere, water will seep through the interface between the edge of the glass container and the lid, and the heat-welded part between the edge of the glass container and the lid will usually peel off within a few days. First, it has the disadvantage that the function of the sealed container is impaired. Therefore, in order to improve the water welding resistance of the thermoplastic resin layer in the lid material, the thermoplastic resin insert is coated with a coating agent in which a silane coupling agent is mixed in an organic solvent solution of the thermoplastic resin. Formation of a thermoplastic resin layer (heat-fusible layer) by the method described above may be performed using a thermoplastic resin mixed with a silane coupling agent. In the process of forming the layer, crosslinking of the polymer occurs and the reaction between moisture in the air and the silanol groups of the silane coupling agent progresses, resulting in insufficient improvement in the water welding resistance of the resulting thermoplastic resin layer. Not only that, but there are also disadvantages such as the process of forming the thermoplastic resin layer is not smooth. On the other hand, the lid material for glass containers of the present invention exhibits excellent water welding resistance and is also characterized by being easy to manufacture. [Means for solving the problem] The lid material for a glass container of the present invention includes a heat-resistant base material layer, an olefin resin layer laminated on the heat-resistant base material layer, and a layer laminated on the olefin resin layer. The olefin resin layer is made of an olefin resin having a melt index of 15 or less, and the ethylene resin layer is made of an ethylene-vinyl acetate copolymer. Coalescence, ethylene/acrylic acid copolymer,
It is made of an ethylene resin selected from ethylene/acrylic acid ester copolymers or a mixed resin having the above-mentioned ethylene resin as a main component, and has a melt index of 20 or more. In the lid material for a glass container of the present invention having the above structure, the heat-resistant base sheet member on which the thermoplastic resin layer (heat-fusible layer) in the lid material is formed is such that the lid material is attached to the mouth edge of the glass container. This is the part that comes into contact with the heating jig during heat welding, and materials that can withstand heat sealing temperatures of 200°C or higher are suitable, such as paper, aluminum foil, biaxially stretched polyester film, and composites of these. For example, in the case of simple aluminum foil, the thickness should be 30~ from the viewpoint of heat resistance.
A thickness of about 50μ is preferable. The heat-fusible layer consists of two layers: an olefin resin layer formed on the heat-resistant base sheet and an ethylene resin layer formed on the surface of the olefin resin layer. For example, those formed from polyethylene, polypropylene, ethylene/vinyl acetate copolymer, ethylene/acrylate copolymer, ethylene/acrylic vinegar copolymer, maleic anhydride-modified polyethylene, ionomer, etc. are suitable. Further, the ethylene resin layer formed on the surface of the olefin resin layer has a surface area made of a resin with low melt viscosity, and has thermal welding ability for both the olefin resin layer and the edge of the glass bottle mouth. Ethylene/vinyl acetate copolymer, ethylene/acrylic acid copolymer, ethylene/acrylic acid copolymer, etc. It is formed from an ethylene resin selected from ester copolymers or a mixed resin containing the above-mentioned ethylene resin as a main component. In particular, in the case of a mixed resin whose main component is the ethylene resin, the mixed resin mixed with the ethylene resin may be a vinyl chloride/vinyl acetate copolymer resin or a vinyl silane copolymer resin that has been graft polymerized. In the case of graft-polymerized ethylene resins selected from ethylene/vinyl acetate copolymers, eletin/acrylic acid copolymers, and ethylene/acrylic acid ester copolymers to which the coupling agent is graft-polymerized, water-resistant Since it is a lid material with extremely excellent weldability, it is suitable for use in cases where extremely high water-resistant welding strength is required between the lid material and the edge of the glass container, such as containers filled with youth or alcoholic beverages. It is suitable as Incidentally, a vinyl chloride-vinyl acetate copolymer resin that has been graft-polymerized to be mixed with the ethylene-based resin, an ethylene-vinyl acetate copolymer that has been graft-polymerized with a vinyl-based silane coupling agent, and ethylene-acrylic acid. copolymer, ethylene/
The amount of the graft polymerized ethylene resin selected from the acrylic ester copolymer is 2% by weight or more, preferably 5 to 5% by weight of the ethylene resin.
Extremely good water welding resistance is exhibited within the range of 20% by weight. In addition, vinyl chloride/vinyl acetate copolymer resin, which is graft-polymerized with an amino-based silane coupling agent used as a mixed resin, has a vinyl chloride copolymerization ratio of 10 to 80% and a melting point of 100°C or less. - A vinyl acetate copolymer graft-polymerized with an amino-based silane coupling agent is preferable, for example, N-(2-aminoethyl)3
-Aminopropylmethyldimethoxysilane and 3-
It can be easily obtained by reacting the amino group of a coupling agent such as aminopropyltriethoxysilane with the vinyl chloride/vinyl acetate copolymer. Furthermore, the graft polymerized ethylene resin used as the mixed resin is
Ethylene/vinyl acetate copolymer, ethylene/acrylic vinegar copolymer, ethylene/acrylic acid ester copolymer with an ethylene copolymerization ratio of 7 to 35% and a melting point of 90°C or less, such as vinyltrimethoxysilane, vinyl A graft polymer having an alkoxysilane in its side chain, which is obtained by reacting a vinyl silane coupling agent such as triethoxysilane or 3-methacryloxypropyltrimethoxysilane, is suitable. Furthermore, in order to improve the processability of the resin layer, tackifying polymers such as rosin derivatives, terpene resins, coumaron indene resins, petroleum resins, etc. may be mixed into the ethylene resin layer, and tackifying polymers such as rosin derivatives, terpene resins, coumaron indene resins, petroleum resins, etc. For the purpose of imparting properties, paraffin wax, microcrystalline wax, polyethylene wax, etc. may be added. an olefin resin layer formed of an olefin resin having a melt index of 15 or less;
2. With an ethylene resin layer formed of a resin with a melt index of 20 or more made of ethylene resin or a mixed resin containing ethylene resin as the main component.
In the heat-fusible layer consisting of layers, the olefin-based resin layer provides good heat-welding sealing performance to the lid material, and the ethylene-based resin layer has a sufficiently low melt viscosity that makes it difficult to heat-weld. This sufficiently fills in the irregularities on the surface of the rim of the glass container and improves the water-resistant welding properties of the lid material, but due to the unevenness of the surface of the rim of the glass container and the hardness of the surface, If the thickness of the adhesive layer is less than 20μ, the sealing performance will be poor when the lid material is heat-welded to the rim of the glass container to seal it. When the thickness of the ethylene resin layer, which is made of a mixed resin with a low melt viscosity and a melt index of 20 or more, becomes thicker, the ethylene resin is removed during the process of heat welding the lid material to the rim of the glass container. Since there is a strong tendency to flow out from the welded portion and good sealing performance is impaired, it is preferable that the olefin resin layer has a thickness of about 20 to 50 μm and the ethylene resin layer has a thickness of about 3 to 20 μm. [Example] Hereinafter, the specific structure of the lid material for a glass container of the present invention will be explained using Examples, and the physical properties of the lid material will also be mentioned. Example 1 Zn type ionomer resin [A] [density: 0.94 g/cm 3 , MI: 5.0, MP99°C; manufactured by Mitsui Dupont Polychemical Co., Ltd., registered trademark] was applied to a heat-resistant base sheet made of aluminum foil with a thickness of 50 μm. : Heimiran
1652] was laminated to a thickness of 40μ using a melt extrusion method to form an olefin resin layer, and then, on the surface of the olefin resin layer, ethylene/vinyl acetate copolymer resin [B] [density: 0.95, MI : 150, vinyl acetate content: 25% by weight; manufactured by Mitsui Dupont Polychemical Co., Ltd., registered trademark: EVAFLEX 320] was applied to a thickness of 10 μm using a hot melt coating method using a gravure plate.
By forming an olefin resin layer, a lid material 1 for a glass container, which is an embodiment of the present invention shown in the drawings, that is, a heat-resistant base material layer 2, and a heat-resistant base material layer 2 are formed.
A lid material 1 for a glass container was obtained, which was composed of an olefin resin layer 3 laminated on the olefin resin layer 3 and an ethylene resin layer 4 laminated on the olefin resin layer 3. Example 2 The aforementioned Zn type ionomer resin A was laminated to a thickness of 40 μm by melt extrusion on a heat-resistant base sheet made of aluminum foil with a thickness of 50 μm to form an olefin resin layer, and then the olefin resin layer was laminated to a thickness of 40 μm. On the surface of the resin layer, 90 parts by weight of the ethylene/vinyl acetate copolymer resin B, also described above, and 10 parts by weight of the vinyl chloride/vinyl acetate copolymer resin C, which has been graft-polymerized with 3-aminopropyltriethoxysilane, are mixed. Resin [MI40] was applied to a thickness of 10 μm using a hot-melt coating method using a gravure plate to obtain a lid material for a glass container, which is another example of the present invention. The vinyl chloride/vinyl acetate copolymer resin C is a vinyl chloride/vinyl acetate copolymer [vinyl chloride 86% by weight, vinyl acetate 14% by weight: 100 parts by weight (VYHH) manufactured by Union Carbide Company (UCC) in the United States. This is a graft polymer of a silane coupling agent obtained by kneading a mixture of silane and 10 parts by weight of 3-aminopropyltriethoxysilane at 60°C for 1 hour. Example 3 The above-mentioned Zn type ionomer resin A was applied to a heat-resistant base sheet made of aluminum foil with a thickness of 50μ.
were laminated to a thickness of 40μ by melt extrusion to form an olefin resin layer, and then 80 parts by weight of the ethylene/vinyl acetate copolymer resin B and vinyltrimethoxysilane were applied to the surface of the olefin resin layer. Mixed resin with 20 parts by weight of ethylene/vinyl acetate copolymer resin D [M.
I.40] using a hot melt coating method using a gravure plate.
It was coated to a thickness of 10 μm to obtain a lid material for a glass container, which is yet another example of the present invention. In addition, the ethylene/vinyl acetate copolymer resin D
is the aforementioned ethylene/vinyl acetate copolymer B100.
This is a graft polymer obtained by kneading a mixture of 6 parts by weight of vinyltrimethoxysilane and 1.5 parts by weight of butyl peroxide (BPO) at 90°C for 5 hours. Comparative Example 1 The above-mentioned Zn type ionomer resin A was applied to a heat-resistant base sheet made of aluminum foil with a thickness of 50μ.
were laminated to a thickness of 40 μm using a melt extrusion method to form an olefin resin layer, and a lid material for a glass container was obtained for comparison. After welding the lid material for each glass container obtained in each of the above Examples and Comparative Examples to the rim of a sake glass container with a capacity of 100 cc under heat welding conditions of 220 ° C., 3 Kg/cm 2 , and 2 seconds. Furthermore, this was opened and the opening strength (welding strength) per 15 mm width was measured. Results first
Shown in the table. Furthermore, the glass container for sake was filled with water to approximately half the capacity of the container, and then the lid material for each of the glass containers described above was welded under the same conditions as the heat welding conditions. The water-resistant welding property of the lid material for the glass container was determined by standing the glass sealed container in an inverted state and measuring the number of days until water leakage occurred. The results are also listed in Table 1.

〔考案の作用及び効果〕[Functions and effects of the invention]

本考案のガラス容器用の蓋材は、耐熱性基材層
と、該耐熱性基材層に積層させているメルトイン
デツクス15以下のオレフイン系樹脂によるオレ
フイン系樹脂層と、該オレフイン系樹脂層に積層
されているエチレン・酢酸ビニル共重合体、エチ
レン・アクリル酸共重合体、エチレン・アクリル
酸エステル共重合体の中から選択されるメルトイ
ンデツクス20以上のエチレン系樹脂または前記
共重合体を主成分とするメルトインデツクス20
以上の混合樹脂によるエチレン系樹脂層とからな
るものであり、耐水溶着性に優れた作用を奏する
熱溶着性層を具備するガラス容器用の蓋材で、し
かもガラス容器の口縁部表面に対して優れた密接
性を発揮するものである。
The lid material for a glass container of the present invention includes a heat-resistant base material layer, an olefin-based resin layer made of an olefin-based resin having a melt index of 15 or less and laminated on the heat-resistant base material layer, and the olefin-based resin layer. An ethylene resin with a melt index of 20 or more selected from ethylene/vinyl acetate copolymer, ethylene/acrylic acid copolymer, ethylene/acrylic acid ester copolymer or the above copolymer laminated on the Melt index 20 as main component
It is a lid material for glass containers that is composed of an ethylene resin layer made of the above mixed resin and a heat-fusible layer that exhibits excellent water-proof welding properties. It provides excellent closeness.

【図面の簡単な説明】[Brief explanation of the drawing]

図は本考案のガラス容器用の蓋材の1実施例品
を示す断面模型図である。 1……蓋材、2……耐熱性基材層、3……オレ
フイン系樹脂層、4……エチレン系樹脂層。
The figure is a cross-sectional model diagram showing one embodiment of the lid material for a glass container of the present invention. 1... Lid material, 2... Heat resistant base material layer, 3... Olefin resin layer, 4... Ethylene resin layer.

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】 (1) 耐熱性基材層と該耐熱性基材層に積層されて
いるオレフイン系樹脂層と前記オレフイン系樹
脂層に積層されているエチレン系樹脂層とで構
成されているガラス容器用の蓋材において、前
記オレフイン系樹脂層がメルトインデツクス1
5以下のオレフイン系樹脂で形成されており、
またエチレン系樹脂層が、エチレン・酢酸ビニ
ル共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体、
エチレン・アクリル酸エステル共重合体の中か
ら選択されるエチレン系樹脂または前記エチレ
ン系樹脂を主成分とする混合樹脂によるメルト
インデツクス20以上の樹脂で形成されている
ことを特徴とするガラス容器用の蓋材。 (2) エチレン系樹脂を主成分とする混合樹脂が、
アミノ系シランカツプリング剤がグラフト重合
させている塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体樹
脂を含む混合樹脂である実用新案登録請求の範
囲第1項記載のガラス容器用の蓋材。 (3) エチレン系樹脂を主成分とする混合樹脂が、
ビニル系シランカツプリング剤がグラフト重合
されているエチレン・酢酸ビニル共重合体、エ
チレン・アクリル酸共重合体、エチレン・アク
リル酸エステル共重合体の中から選択されるグ
ラフト重合エチレン系樹脂を含む混合樹脂であ
る実用新案登録請求の範囲第1項記載のガラス
容器用の蓋材。
[Claims for Utility Model Registration] (1) Consists of a heat-resistant base material layer, an olefin resin layer laminated on the heat-resistant base material layer, and an ethylene resin layer laminated on the olefin resin layer. In the lid material for glass containers, the olefin resin layer has a melt index of 1.
It is made of olefin resin of 5 or less,
In addition, the ethylene resin layer is made of ethylene/vinyl acetate copolymer, ethylene/acrylic acid copolymer,
For glass containers, characterized in that it is formed of an ethylene resin selected from ethylene/acrylic acid ester copolymers or a mixed resin having a melt index of 20 or more made of a mixed resin containing the ethylene resin as a main component. lid material. (2) A mixed resin whose main component is ethylene resin is
The lid material for a glass container according to claim 1, which is a mixed resin containing a vinyl chloride/vinyl acetate copolymer resin graft-polymerized with an amino-based silane coupling agent. (3) A mixed resin whose main component is ethylene resin is
A mixture containing a graft polymerized ethylene resin selected from ethylene/vinyl acetate copolymer, ethylene/acrylic acid copolymer, and ethylene/acrylic acid ester copolymer to which a vinyl silane coupling agent is graft polymerized. A lid material for a glass container according to claim 1 of the utility model registration claim, which is a resin.
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