JPH04211590A - ノイズ除去回路 - Google Patents
ノイズ除去回路Info
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- JPH04211590A JPH04211590A JP3010183A JP1018391A JPH04211590A JP H04211590 A JPH04211590 A JP H04211590A JP 3010183 A JP3010183 A JP 3010183A JP 1018391 A JP1018391 A JP 1018391A JP H04211590 A JPH04211590 A JP H04211590A
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- noise
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- noise reduction
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- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 101000582320 Homo sapiens Neurogenic differentiation factor 6 Proteins 0.000 description 1
- 102100030589 Neurogenic differentiation factor 6 Human genes 0.000 description 1
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 1
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、VTR等の記録再生装
置におけるノイズ除去回路に関する。
置におけるノイズ除去回路に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開昭57−211885号(
H04N5/93)には、いわゆるリカーシブタイプの
ノイズ除去回路について開示がある。これはnH遅延線
(例えば1H遅延線、ここでHは映像信号の水平期間)
を用いて、輝度信号を巡回させて、垂直相関のないノイ
ズ成分を除去するものである。
H04N5/93)には、いわゆるリカーシブタイプの
ノイズ除去回路について開示がある。これはnH遅延線
(例えば1H遅延線、ここでHは映像信号の水平期間)
を用いて、輝度信号を巡回させて、垂直相関のないノイ
ズ成分を除去するものである。
【0003】この形式のノイズ除去回路では、ノイズ低
減効果を大きくすると、垂直方向における解像度が劣化
し、またノイズのうちライン相関のある成分のみが強調
され縦方向に尾を引く、いわゆる雨降りノイズが目立つ
という欠点がある(前述の公報第3ページ右上欄参照)
。
減効果を大きくすると、垂直方向における解像度が劣化
し、またノイズのうちライン相関のある成分のみが強調
され縦方向に尾を引く、いわゆる雨降りノイズが目立つ
という欠点がある(前述の公報第3ページ右上欄参照)
。
【0004】また、VHS−HQ方式のVTRでは、画
質向上のため、記録時には輝度信号に対して垂直方向の
エンファシスをかけ、再生側では前記垂直エンファシス
にディエンファシスとノイズ除去を同時に行うリカーシ
ブタイプのノイズ除去回路を配する構成が採用されてい
る。
質向上のため、記録時には輝度信号に対して垂直方向の
エンファシスをかけ、再生側では前記垂直エンファシス
にディエンファシスとノイズ除去を同時に行うリカーシ
ブタイプのノイズ除去回路を配する構成が採用されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、VHS−H
Q方式のVTRでは、リカーシブタイプのノイズ除去回
路でディエンファシスとノイズ除去の両方の動作を行う
ので、どうしても、ノイズの低減率が大きなものとなる
。従って、前述のように再生信号の垂直方向の解像度の
劣化や、雨降りノイズが目立つという欠点がある。
Q方式のVTRでは、リカーシブタイプのノイズ除去回
路でディエンファシスとノイズ除去の両方の動作を行う
ので、どうしても、ノイズの低減率が大きなものとなる
。従って、前述のように再生信号の垂直方向の解像度の
劣化や、雨降りノイズが目立つという欠点がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では再生
側の回路構成を、リカーシブタイプとノンリカーシブタ
イプのノイズ除去回路の組み合せで実現する。
側の回路構成を、リカーシブタイプとノンリカーシブタ
イプのノイズ除去回路の組み合せで実現する。
【0007】
【作用】そして、リカーシブタイプのノイズ除去回路に
は、垂直エンファシスに対応したディエンファシス特性
をもたせ、組み合わされるノンリカーシブタイプのノイ
ズ除去回路によりノイズの除去を行う。
は、垂直エンファシスに対応したディエンファシス特性
をもたせ、組み合わされるノンリカーシブタイプのノイ
ズ除去回路によりノイズの除去を行う。
【0008】ノンリカーシブタイプのノイズ除去回路で
は垂直解像度の劣化や雨降りノイズの増加は生じないの
で、従来技術の様な問題は生じない。
は垂直解像度の劣化や雨降りノイズの増加は生じないの
で、従来技術の様な問題は生じない。
【0009】
【実施例】以下、図面に従い、本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の実施例を示すブロック図、図2は本
発明の実施例の構成を説明するための特性図、図3は本
発明の第2実施例を示すブロック図である。
る。図1は本発明の実施例を示すブロック図、図2は本
発明の実施例の構成を説明するための特性図、図3は本
発明の第2実施例を示すブロック図である。
【0010】図1において、1は記録輝度信号の入力端
子、2は第1(nH)遅延線(CCD遅延線)、3は第
1加算器、4は第1リミッタ、5は第1乗算器、6は第
2加算器であり、以上で記録時の垂直エンファシス回路
が構成される。7は変復調及び記録再生が実行される構
成を代表するブロックである。
子、2は第1(nH)遅延線(CCD遅延線)、3は第
1加算器、4は第1リミッタ、5は第1乗算器、6は第
2加算器であり、以上で記録時の垂直エンファシス回路
が構成される。7は変復調及び記録再生が実行される構
成を代表するブロックである。
【0011】8は第3加算器、9は第2リミッタ、10
は第2乗算器、11は第4加算器、12は第2(nH)
遅延線であり、以上で再生側リカーシブタイプノイズ除
去回路が構成される。
は第2乗算器、11は第4加算器、12は第2(nH)
遅延線であり、以上で再生側リカーシブタイプノイズ除
去回路が構成される。
【0012】13は第5加算器、14は第3リミッタ、
15は第3乗算器、16は第6加算器であり、以上の構
成と前記第2(nH)遅延線12とでノンリカーシブタ
イプのノイズ除去回路が構成されている。また、17は
復調された輝度信号の出力端子である。
15は第3乗算器、16は第6加算器であり、以上の構
成と前記第2(nH)遅延線12とでノンリカーシブタ
イプのノイズ除去回路が構成されている。また、17は
復調された輝度信号の出力端子である。
【0013】即ち、記録時には、従来と同様にノンリカ
ーシブタイプのエンファシスン回路により、輝度信号に
対して垂直方向のエンファシスが与えられる。入力端子
1から第2加算器6までの伝達関数は、次の式で表せる
。
ーシブタイプのエンファシスン回路により、輝度信号に
対して垂直方向のエンファシスが与えられる。入力端子
1から第2加算器6までの伝達関数は、次の式で表せる
。
【0014】
【数1】
【0015】であるから、
【0016】
【数2】
【0017】なお、V6は第2加算器6の出力、V1は
入力輝度信号、K1は第1乗算器5の係数である。
入力輝度信号、K1は第1乗算器5の係数である。
【0018】再生側では、伝達関数は垂直エンファシス
ンに対応するディエンファシスを行うリカーシブ部とラ
インノイズキャンセルを行うノンリカーシブ部とで別に
求める。
ンに対応するディエンファシスを行うリカーシブ部とラ
インノイズキャンセルを行うノンリカーシブ部とで別に
求める。
【0019】ブロック7から第4加算器までの伝達関数
は次のように定まる。
は次のように定まる。
【0020】
【数3】
【0021】であるから、
【0022】
【数4】
【0023】ここで、V11は第4加算器11の出力、
V7はブロック7の再生出力信号であり、K2は第2乗
算器10の係数である。
V7はブロック7の再生出力信号であり、K2は第2乗
算器10の係数である。
【0024】第4加算器11から出力端子17までの伝
達関数は次のように定まる。
達関数は次のように定まる。
【0025】
【数5】
【0026】であるから、
【0027】
【数6】
【0028】ここで、V17は最終的な出力、K3は第
3乗算器15の係数である。記録時の垂直エンファシス
と再生側のリカーシブタイプのノイズ除去回路とで特性
が相補的となるためにはK1とK2とをH6(ω)*H
11≒1となるように定めればよい。即ち、次の式の様
になる。
3乗算器15の係数である。記録時の垂直エンファシス
と再生側のリカーシブタイプのノイズ除去回路とで特性
が相補的となるためにはK1とK2とをH6(ω)*H
11≒1となるように定めればよい。即ち、次の式の様
になる。
【0029】
【数7】
【0030】このように定めることにより、リカーシブ
タイプによる垂直解像度の劣化や雨降りノイズの増加を
押えることが出来る。そして、次に接続された、ノンリ
カーシブタイプのノイズ除去回路(ラインノイズキャン
セラ)により(1/2)fHだけ周波数のずれた成分を
キャンセルすることが出来る。
タイプによる垂直解像度の劣化や雨降りノイズの増加を
押えることが出来る。そして、次に接続された、ノンリ
カーシブタイプのノイズ除去回路(ラインノイズキャン
セラ)により(1/2)fHだけ周波数のずれた成分を
キャンセルすることが出来る。
【0031】図2は図1の構成において K1=0.5
、K2=0.33、K3=0.164とした場合の周波
数−振幅特性を従来の構成の特性と比較したものである
。ここで従来の構成ではすでに説明したように、図1に
おいて13から16の構成要素がなく、本願の図2と同
等の効果を奏するには、K1=0.5、K2=0.5に
設定されることが想到できる。また、この従来例では、
K1≦K2/(1−K2)であるから、エンファシス量
よりもディエンファシス量の方が大きくなっている。
、K2=0.33、K3=0.164とした場合の周波
数−振幅特性を従来の構成の特性と比較したものである
。ここで従来の構成ではすでに説明したように、図1に
おいて13から16の構成要素がなく、本願の図2と同
等の効果を奏するには、K1=0.5、K2=0.5に
設定されることが想到できる。また、この従来例では、
K1≦K2/(1−K2)であるから、エンファシス量
よりもディエンファシス量の方が大きくなっている。
【0032】図2から明らかなように(図中aの破線が
本実施例を、bの実線が従来例を表している)、(1/
2)fH離れた周波数においての減衰量を同一とした場
合、実施例によれば、通過帯域がより広がっており、本
来の輝度信号をより通過させることが出来る。即ち、リ
カーシブタイプのノイズ除去回路のノイズ低減量を大き
くしなくても、ノンリカーシブタイプのノイズ除去回路
で不要成分は除去することが出来るので、前述の様な従
来技術の問題点(垂直解像度と雨降りノイズ)を解決で
きる。
本実施例を、bの実線が従来例を表している)、(1/
2)fH離れた周波数においての減衰量を同一とした場
合、実施例によれば、通過帯域がより広がっており、本
来の輝度信号をより通過させることが出来る。即ち、リ
カーシブタイプのノイズ除去回路のノイズ低減量を大き
くしなくても、ノンリカーシブタイプのノイズ除去回路
で不要成分は除去することが出来るので、前述の様な従
来技術の問題点(垂直解像度と雨降りノイズ)を解決で
きる。
【0033】また、図1の実施例では、リカーシブタイ
プの垂直ディエンファシス回路と、ノンリカーシブタイ
プのノイズ除去回路とで、1H遅延線12を共用してい
るため、全体としての回路構成を簡素化している。
プの垂直ディエンファシス回路と、ノンリカーシブタイ
プのノイズ除去回路とで、1H遅延線12を共用してい
るため、全体としての回路構成を簡素化している。
【0034】次に、図3は、本発明の第2実施例を示す
概略ブロック図である。図3で変復調及び記録再生ブロ
ック7の前段における記録時の垂直エンファシス回路(
図1の要素1ないし6)の図示を省略し、またその説明
も省略する。
概略ブロック図である。図3で変復調及び記録再生ブロ
ック7の前段における記録時の垂直エンファシス回路(
図1の要素1ないし6)の図示を省略し、またその説明
も省略する。
【0035】図3に示した第2実施例は、基本的には図
1の実施例と同様に、前段のリカーシブタイプの垂直デ
ィエンファシス回路と、後段のノンリカーシブタイプの
ノイズ除去回路とから構成されるが、図1の実施例と異
なるのは、主に図1の加算器8及び13として、1つの
加算器を共用するように構成している点である。
1の実施例と同様に、前段のリカーシブタイプの垂直デ
ィエンファシス回路と、後段のノンリカーシブタイプの
ノイズ除去回路とから構成されるが、図1の実施例と異
なるのは、主に図1の加算器8及び13として、1つの
加算器を共用するように構成している点である。
【0036】図3を参照すると、再生時に、変復調及び
記録再生ブロック7から供給される、垂直エンファシス
が施されかつノイズを含む輝度信号は、第7加算器21
に与えられると共に、遅延イコライザ27を介して第8
加算器25に与えられる。第7加算器21は、再生輝度
信号から第3(nH)遅延線26の出力を減算してライ
ン相関性のない成分を取出す。この取出された成分には
、記録時の周波数インターリーブに基づくクロマ信号成
分が残存している。このため、再生時には、第3(nH
)遅延線26による位相ずれ等により、前段のリカーシ
ブタイプの垂直ディエンファシス回路及び後段のノンリ
カーシブタイプのノイズ除去回路で前記残存しているク
ロマ信号成分が強調される可能性がある。
記録再生ブロック7から供給される、垂直エンファシス
が施されかつノイズを含む輝度信号は、第7加算器21
に与えられると共に、遅延イコライザ27を介して第8
加算器25に与えられる。第7加算器21は、再生輝度
信号から第3(nH)遅延線26の出力を減算してライ
ン相関性のない成分を取出す。この取出された成分には
、記録時の周波数インターリーブに基づくクロマ信号成
分が残存している。このため、再生時には、第3(nH
)遅延線26による位相ずれ等により、前段のリカーシ
ブタイプの垂直ディエンファシス回路及び後段のノンリ
カーシブタイプのノイズ除去回路で前記残存しているク
ロマ信号成分が強調される可能性がある。
【0037】従って、再生時は、この取出された成分か
らクロマ信号のサブキャリア周波数fsc(3.58M
Hz)の信号をトラップするトラップ回路22によって
、クロマキャリアが除去される。これにより、ノンリカ
ーシブタイプのノイズ除去回路に起因するクロマ信号の
強調が防止される。また、前述の遅延イコライザ27は
、このトラップ回路22による時間遅れを調整するため
に設けられている。
らクロマ信号のサブキャリア周波数fsc(3.58M
Hz)の信号をトラップするトラップ回路22によって
、クロマキャリアが除去される。これにより、ノンリカ
ーシブタイプのノイズ除去回路に起因するクロマ信号の
強調が防止される。また、前述の遅延イコライザ27は
、このトラップ回路22による時間遅れを調整するため
に設けられている。
【0038】トラップ回路22から出力されたライン相
関性のない成分は、第4リミッタ23を介して係数K2
’の第4乗算器24に与えられ、そのレベルが減衰され
る。そして、減衰された成分はその後、第8加算器25
に与えられる。一方、第8加算器25には、変復調及び
記録再生ブロック7からの再生輝度信号が与えられてお
り、この結果、第8加算器25は、現在の再生輝度信号
からライン相関性のない成分を減算する。このようにし
て、ライン相関性のない成分が低減された再生輝度信号
が、第9加算器30に与えられるとともに、第3(nH
)遅延線26に与えられる。そして、以後、前述の一連
の動作が繰返される。以上のように、第7加算器21、
トラップ回路22、第4リミッタ23、第4乗算器24
、第8加算器25、第3(nH)遅延線26及び遅延イ
コライザ27は、リカーシブタイプのノイズ除去回路(
垂直ディエンファシス回路)を構成する。
関性のない成分は、第4リミッタ23を介して係数K2
’の第4乗算器24に与えられ、そのレベルが減衰され
る。そして、減衰された成分はその後、第8加算器25
に与えられる。一方、第8加算器25には、変復調及び
記録再生ブロック7からの再生輝度信号が与えられてお
り、この結果、第8加算器25は、現在の再生輝度信号
からライン相関性のない成分を減算する。このようにし
て、ライン相関性のない成分が低減された再生輝度信号
が、第9加算器30に与えられるとともに、第3(nH
)遅延線26に与えられる。そして、以後、前述の一連
の動作が繰返される。以上のように、第7加算器21、
トラップ回路22、第4リミッタ23、第4乗算器24
、第8加算器25、第3(nH)遅延線26及び遅延イ
コライザ27は、リカーシブタイプのノイズ除去回路(
垂直ディエンファシス回路)を構成する。
【0039】一方、トラップ回路22から出力されるラ
イン相関性のない成分は、第5リミッタ28を介して第
5乗算器29に与えられ、そのレベルが減衰される。減
衰された成分はその後、第9加算器30に与えられる。 一方、第9加算器30には、第8加算器25からの再生
輝度信号が与えられており、この結果、第9加算器30
は、垂直ディエンファシスの施された再生輝度信号から
ノイズ成分を減算する。このように、第3(nH)遅延
線26、第7加算器21、トラップ回路22、第5リミ
ッタ28、第5乗算器29及び第9加算器30は、ノン
リカーシブタイプのノイズ除去回路を構成する。
イン相関性のない成分は、第5リミッタ28を介して第
5乗算器29に与えられ、そのレベルが減衰される。減
衰された成分はその後、第9加算器30に与えられる。 一方、第9加算器30には、第8加算器25からの再生
輝度信号が与えられており、この結果、第9加算器30
は、垂直ディエンファシスの施された再生輝度信号から
ノイズ成分を減算する。このように、第3(nH)遅延
線26、第7加算器21、トラップ回路22、第5リミ
ッタ28、第5乗算器29及び第9加算器30は、ノン
リカーシブタイプのノイズ除去回路を構成する。
【0040】この第2実施例において、第4乗算器24
の係数K2’は、K2’<1.0が好ましく、特に、通
常はK2’≦0.5に設定される。また、第5乗算器2
9の係数K3’は、K3’≦0.5に設定される。さら
に、第2実施例の第5乗算器29の係数K3’は、第1
実施例の第3乗算器15の係数K3と異なり、第5乗算
器29がリカーシブタイプのノイズ除去回路から取出さ
れたノイズ成分を入力としており、このため、第2実施
例では第1実施例に比較して、後段のノンリカーシブタ
イプのノイズ除去回路に入力されるノイズ成分の量が増
加する。従って、第2実施例の第5乗算器29の係数K
3’は、第1実施例の第3乗算器15の係数K3より小
さく設定される。例えば、第1実施例の第3乗算器15
の係数K3を0.164に設定した場合に相当する第2
実施例の第5乗算器29に最適な係数K3’は、0.1
64以下になる。
の係数K2’は、K2’<1.0が好ましく、特に、通
常はK2’≦0.5に設定される。また、第5乗算器2
9の係数K3’は、K3’≦0.5に設定される。さら
に、第2実施例の第5乗算器29の係数K3’は、第1
実施例の第3乗算器15の係数K3と異なり、第5乗算
器29がリカーシブタイプのノイズ除去回路から取出さ
れたノイズ成分を入力としており、このため、第2実施
例では第1実施例に比較して、後段のノンリカーシブタ
イプのノイズ除去回路に入力されるノイズ成分の量が増
加する。従って、第2実施例の第5乗算器29の係数K
3’は、第1実施例の第3乗算器15の係数K3より小
さく設定される。例えば、第1実施例の第3乗算器15
の係数K3を0.164に設定した場合に相当する第2
実施例の第5乗算器29に最適な係数K3’は、0.1
64以下になる。
【0041】なお、第1及び第2実施例において、リカ
ーシブタイプの垂直ディエンファシス回路及びノンリカ
ーシブタイプのノイズ除去回路は夫々リミッタと乗算器
を含むが、リカーシブタイプの垂直ディエンファシス回
路とノンリカーシブタイプのノイズ除去回路との順序を
逆に構成することも可能である。
ーシブタイプの垂直ディエンファシス回路及びノンリカ
ーシブタイプのノイズ除去回路は夫々リミッタと乗算器
を含むが、リカーシブタイプの垂直ディエンファシス回
路とノンリカーシブタイプのノイズ除去回路との順序を
逆に構成することも可能である。
【0042】また、記録側のノイズ除去回路と再生側の
ノイズ除去回路の構成とはほとんど同一の構成なので、
共通の部品で構成することも出来る。この場合、必要な
遅延線の数も一つでよく、全体の回路構成を小さく出来
るのでIC化に適している。
ノイズ除去回路の構成とはほとんど同一の構成なので、
共通の部品で構成することも出来る。この場合、必要な
遅延線の数も一つでよく、全体の回路構成を小さく出来
るのでIC化に適している。
【0043】また、実施例における遅延線は(nH)遅
延線としているが、1H(n:自然数)遅延線であって
もよい。
延線としているが、1H(n:自然数)遅延線であって
もよい。
【0044】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、記録
時に映像信号に垂直エンファシスをかける記録再生装置
において、再生側でリカーシブタイプとノンリカーシブ
タイプのノイズ除去回路を組み合せてノイズ除去を行う
ので、従来例のような垂直解像度の劣化や雨降りノイズ
が増加生ずることなく、再生信号の不要なノイズを除去
することが出来るので、画質改善に効果が有る。
時に映像信号に垂直エンファシスをかける記録再生装置
において、再生側でリカーシブタイプとノンリカーシブ
タイプのノイズ除去回路を組み合せてノイズ除去を行う
ので、従来例のような垂直解像度の劣化や雨降りノイズ
が増加生ずることなく、再生信号の不要なノイズを除去
することが出来るので、画質改善に効果が有る。
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例の構成を説明するための特性図
である。
である。
【図3】本発明の第2実施例を示すブロック図である。
8 第3加算器
9 第2リミッタ
10 第2乗算器
11 第4加算器
12 第2(nH)遅延線
13 第5加算器
14 第3リミッタ
15 第3乗算器
16 第6加算器
21 第7加算器
22 トラップ回路
23 第4リミッタ
24 第4乗算器
25 第8加算器
26 第3(nH)遅延線
27 遅延イコライザ
28 第5リミッタ
29 第5乗算器
30 第9加算器
Claims (2)
- 【請求項1】 記録時に映像信号に垂直エンファシス
を施す磁気記録再生装置のノイズ除去回路において、リ
カーシブタイプのノイズ除去回路とノンリカーシブタイ
プのノイズ除去回路を組み合せて再生側のノイズ除去回
路を構成し、前記リカーシブタイプのノイズ除去回路の
特性を前記垂直エンファシスの特性とほぼ等しくしてな
ることを特徴とするノイズ除去回路。 - 【請求項2】 請求項1のノンリカーシブタイプのノ
イズ除去回路は、リカーシブタイプのノイズ除去回路よ
り抽出されたノイズ成分を入力してなることを特徴とす
る請求項1のノイズ除去回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3010183A JP2731037B2 (ja) | 1990-01-31 | 1991-01-30 | ノイズ除去回路 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2-22362 | 1990-01-31 | ||
JP2236290 | 1990-01-31 | ||
JP3010183A JP2731037B2 (ja) | 1990-01-31 | 1991-01-30 | ノイズ除去回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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-
1991
- 1991-01-30 JP JP3010183A patent/JP2731037B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
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JPS641380A (en) * | 1987-06-24 | 1989-01-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Luminance signal processing circuit |
JPS6449387A (en) * | 1987-08-19 | 1989-02-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Luminance signal processing circuit |
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