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JPH04206766A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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Publication number
JPH04206766A
JPH04206766A JP33709790A JP33709790A JPH04206766A JP H04206766 A JPH04206766 A JP H04206766A JP 33709790 A JP33709790 A JP 33709790A JP 33709790 A JP33709790 A JP 33709790A JP H04206766 A JPH04206766 A JP H04206766A
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JP
Japan
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crystal silicon
single crystal
substrate
layer
oxide film
Prior art date
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Pending
Application number
JP33709790A
Other languages
English (en)
Inventor
Kikuo Kusukawa
喜久雄 楠川
Osamu Okura
理 大倉
Masahiro Shigeniwa
昌弘 茂庭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

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  • Thin Film Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は絶縁膜上の超薄膜単結晶シリコン膜を能動領域
とする電気特性の良好な半導体素子を有する半導体装置
の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、絶縁膜上の超薄膜の単結晶シリコン層を能動領域
とするMOSトランジスタの単結晶シリコン薄膜の形成
法は、3つに大別できる。1つめの方法は、液相成長、
固相成長、及び選択エピタキシーを用いた絶縁膜上への
シリコンのオーバー成長等の結晶成長を用いた単結晶シ
リコン層を酸化とエツチングあるいは研磨等により薄膜
化する方法である。2つめの方法は、単結晶シリコン基
板に酸素イオン打ち込みを行うことにより基板表面の単
結晶層を基板から分離するSIMOX[エレクトロニク
ス レターズ 14.ナンバー18(1978年)第5
93頁から第594頁(Electronics Le
tters 14 NO,18(1978)PP593
−594)]である、3つめの方法は、単結晶基板を貼
り合わせた後に片方の基板を研磨等により薄膜化する貼
り合わせ法(特開平1−215041)である。
〔発明が解決しようとする課題〕
超薄膜単結晶シリコン層に形成したMOSトランジスタ
は、従来の絶縁膜上の単結晶シリコン層に形成したMO
Sトランジスタ特性のキング効果を抑制すると共に、サ
ブスレッシミルド特性を改善することができるので、高
電界効果移動度を得ることが可能である。しかし、超薄
膜単結晶シリコン層に形成したMOSトランジスタは、
シリコン層の全てが空乏化し、閾値電圧が単結晶シリコ
ン層の厚さの関数となるため、精密な膜厚制御が必要と
なる。
従来の各種の形成法を用いた超薄膜単結晶シリコン層は
、次のような特徴がある。
(1)結晶成長法を用いる場合、単結晶シリコン層の形
成は結晶成長条件から通常0.5μm以上の膜厚で行な
い、超薄膜MOSトランジスタの薄膜効果を得るために
単結晶シリコン層を0.1μm以下にしなければならな
い。これら結晶成長法で形成した単結晶シリコン層の酸
化膜界面側には結晶欠陥が多く、薄膜化するとこの結晶
欠陥が表出するため十分な電気特性が得られない。
(2)SIMOX法を用いる場合、単結晶シリコン層は
酸素イオン打ち込みを用いて基板表面のみを分離して形
成するため、膜厚制御がイオン打ち込みの均一性ででき
るので膜厚制御は良好である。また、単結晶基板を用い
るため結晶成長法に比べ結晶性が良い。それでも、SI
MOX基板では単結晶シリコン基板に高濃度の酸素イオ
ン打ち込みを行って酸化膜を形成するため得られる単結
晶シリコン層には10’個/Cm2以上の結晶欠陥が生
じてしまう。
(3)貼り合わせ法を用いる場合、結晶欠陥に関しては
、あまり考えなくても良い。その反面、貼り合わせる単
結晶シリコンは機械的強度を要するため、数百μm以上
のものを用いる必要があり、単結晶シリコン層の薄膜化
後の膜厚分布が課題である。
以上のように、従来法では結晶性の優れた超薄膜単結晶
シリコン層の形成技術は確立されていなしAo 〔課題を解決するための手段〕 絶縁膜上に結晶性の良い超薄膜の単結晶シリコン層を形
成する方法として、結晶性の良い貼り合わせ法と膜厚制
御の容易なSIMOX法を組み合わせる方法を考案した
。SIMOXでは、単結晶シリコン基板に酸素イオン打
ち込みを用いることによって酸化膜層を単結晶シリコン
基板内に形成するため、酸素原子を取り入れた酸化膜領
域とその界面近傍の単結晶シリコン部に結晶歪が発生し
、その後にSIMOX工程で不可欠である高温熱処理(
1200℃)を行うため結晶歪が結晶欠陥に成長する。
従って、この熱処理温度を酸素イオン打ち込み層が酸化
膜に変化できるのに必要なだけの温度にすることによっ
て単結晶シリコン層に生じる結晶欠陥を低減する。さら
に、SIMOXの酸素イオン打ち込み層とその界面近傍
の単結晶シリコン部を除去することによって結晶性の良
い超薄膜の単結晶シリコン膜が得られる。この超薄膜単
結晶シリコン膜を基板に接着する方法として、結晶欠陥
の無い貼り合わせ法を用いる。
〔作用〕
単結晶シリコン基板表面層は、酸素イオン打ち込み後の
高温熱処理を行うことによって酸化膜層との界面近傍部
の結晶歪が結晶欠陥になるため、この熱処理温度を酸素
イオン打ち込み層が酸化膜に変化できるのに必要なだけ
の温度にすることによって単結晶シリコン層に生じる結
晶欠陥を低減し、裏面からの基板エツチングのエツチン
グストップ層に用いる。そして、基板エツチング後に酸
素イオン打ち込み層とその周辺部の単結晶シリコン層を
エツチングすることによって、超薄膜の単結晶シリコン
膜を形成するため、この単結晶シリコン膜には欠陥が内
在しない。また、単結晶シリコン層の膜厚制御に関して
は、単結晶シリコン基板に形成した酸素イオン打ち込み
層を基板エツチングのエツチングストップ層に用いるた
め、イオン打ち込みの深さ分布の膜厚バラツキしか生じ
ないので、超薄膜の単結晶シリコン層が制御よく形成で
きる。
従って、貼り合わせ基板の片側にSIMOX基板を用い
ることにより膜厚の制御が図れると共に、SIMOX基
板の基板シリコン側を除去することによって、単結晶シ
リコン層と酸化膜層界面を表面側に持ってきて酸化、除
去できるので結晶欠陥を取り除くことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の詳細な説明する。
〈実施例1〉 第1図の如く、型単結晶シリコン(100)基板1を1
000℃の酸素雰囲気中で熱処理することにより約20
nmの酸化膜2を形成した。次に、酸素イオン打ち込み
(0”、150KeV、2XIQ”am−2)及び熱処
理(900℃、2時間)を行い、酸化膜層3を形成した
。この酸素イオン打ち込みで形成した酸化膜層3によっ
て単結晶シリコン基板1の表面が基板と分離され、約2
00nmの単結晶シリコン薄膜4が形成された(第1図
C参照)。
次に、p型単結晶シリコン(100)基板5を1000
℃の酸素雰囲気中で熱処理することにより約500nm
の酸化膜層6を形成した。そして、単結晶基板5に単結
晶シリコン薄膜4表面を圧着・加熱(950℃)するこ
とによって貼り合わせた(第1図す参照)。
次に、酸素イオン打ち込みを行った単結晶基板1をアル
ミナ研磨剤を用いたラッピングにより約50μmまで除
去した。その後、エチレンジアミン・ピテカテコールを
化学液に用いるメカニカル・ケミカルボリジングで残り
の50μmを除去した。このメカニカル・ケミカルボリ
ジングでは単結晶基板1の加工速度が酸化膜層3に比べ
て4桁以上大きいため、ラッピングで生じた残膜厚の不
拘−及び加工面歪を除去することができた。さらに、酸
化膜層3を弗酸水溶液処理によって除去した(第1図C
参照)。
その後、試料を酸化(rI!素雰素気囲気000℃。
145nm)および弗酸水溶液処理することにより20
0nmの単結晶シリコン薄膜4を約1100nに薄膜化
した。さらに、単結晶シリコン薄膜4内に形成する素子
の分離のため、通常のホト・エツチング工程により素子
形成領域以外の単結晶シリコン薄膜を選択的に除去した
(第1図C参照)。
以後の工程は1通常の多結晶シリコンゲートMO8)−
ランジスタの形成プロセスを用いて超薄膜MOSトラン
ジスタを形成した。素子のゲート酸化膜8は15nm、
ドレイン9およびソース10の形成は砒素(As)イオ
ン打ち込み(80k e V 、 5 X 10”(!
m−”)を用いた(第1図C参照)。上記のように形成
した超薄膜nチャネルMO8)−ランジスタ(単結晶シ
リコン層=90nm、ゲート長=2μm、ゲート幅=2
μm)の電界効果移動度は約800aj/v−5であり
、従来のバルクMOSトランジスタの電界効果移動度(
約600d/v−5)の1.3倍の値が得られた。これ
は、超薄膜単結晶シリコン層の効果によるものである。
〈実施例2〉 第2図の如く、実施例1と同様な工程で、P型単結晶シ
リコン(100)基板1を1000℃の酸素雰囲気中で
熱処理することにより約20nmの酸化膜2を形成した
。次に、酸素イオン打ち込み(0”、 90 K e 
V、 2 X 10”CI!l−”)及び熱処理(90
0℃、2時間)を行い、酸化膜層3を形成した。この酸
素イオン打ち込みで形成した酸化膜層3によって単結晶
シリコン基板1の表面が基板と分離され、約1100n
の単結晶シリコン薄膜4が形成された(第1図C参照)
その後、単結晶シリコン薄膜4を活性領域、ポリシリコ
ンをゲート7とするnチャネルMOSトランジスタを形
成した。素子のゲート酸化膜8は15nm、ドレイン9
およびソース10の形成は砒素(As)イオン打ち込み
(80keV、5X10”m−”)を用いた(第2図す
参照)。
次に、p型単結晶シリコン(100)基板5を1000
℃の酸素雰囲気中で熱処理することにより約500nm
の酸化膜層6を形成した。そして、単結晶基板5表面と
上記nチャネルMO8)−ランジスタを対向させてエポ
キシ系の接着剤11によって貼り合わせた(第2図C参
照)。
次に、酸素イオン打ち込みを行った単結晶基板1を約5
0μmまでアルミナ研磨剤を用いたラッピングにより除
去した。その後、エチレンジアミン・ピテカテコールを
化学液に用いるメカニカル・ケミカルボリジングで残り
の50μmを除去した。このメカニカル・ケミカルボリ
ジングでは単結晶基板1の加工速度が酸化膜層3に比べ
て4桁以上大きいため、ラッピングで生じた残膜厚の不
拘−及び加工面歪を除去することができた(第2図C参
照)。
次に、酸化膜層3に電極配線用のコンタクトホール12
及びアルミ配$13を形成した(第2図C参照)。上記
のように形成したnチャネルMOSトランジスタ(単結
晶シリコン層:90nm、ゲート長:2μm、ゲートf
ftA:2μm)の電界効果移動度は、約700d/v
−8であり、従来のバルクMOSトランジスタの電界効
果移動度(約600al/V−s )の1.2倍の値が
得られた。
この電界効果移動度は、実施例1より1割程度小さい値
であったが、この結果はデバイスと基板5との貼り付け
に接着剤11を用いたため配線工程を低温で行ったため
である。
〈実施例3〉 実施例2と同様な工程で、第3図の如く、p、型単結晶
シリコン(100)基板1表面層を酸素イオン打ち込み
による酸化膜3で分離して形成した単結晶シリコン薄膜
4を活性領域、ポリシリコンをゲート7とするnチャネ
ルMO8)−ランジスタを形成した。その後、眉間絶縁
膜として被着したCVD酸化膜3に電極配線用のコンタ
クトホール12及びアルミ配線13を形成した(第3図
C参照)。
次に、n型単結晶シリコン(100)基板15表面にp
型シリコン層16及びポリシリコン・ゲート17とする
pチャネルMOSトランジスタを形成した。このn型単
結晶基板15表面に形成したpMOSトランジスタに上
記n M OS トランジスタをエポキシ系の接着剤1
1によって貼り合わせた(第3図す参照)。
次に、酸素イオン打ち込みを行った単結晶シリコン基板
1の裏面側からアルミナ研磨剤を用いたラッピングとエ
チレンジアミン・ピテカテコールを化学液に用いるメカ
ニカル・ケミカルボリジングで単結晶シリコン基板1を
除去した(第3図C参照)。
上記のように形成したnチャネルMoSトランジスタ(
ゲート長=2μm、ゲート幅:2μm)の電界効果移動
度は約700d/v−8であり、従来のバルクnMOS
トランジスタの電界効果移動度(約600d/V−5)
の1.2倍の値が得られた。また、n型単結晶シリコン
基板15表面に形成したpチャネルMOSトランジスタ
の電界効果移動度については、基板の貼り合わせ前後に
おいて差異が生じなかった。
なお、この実施例3のように、デバイス層を接着してい
く単結晶基板15表面のpチャネルMOSトランジスタ
及び積み上げた゛nチャネルMOSトランジスタがデバ
イス形成後に高温熱処理を受けない。従って、実施例2
の場合、デバイス層の上にアルミ配線13を設けた状態
で基板の貼り合わせを行うことによって、デバイス層の
上下に配線13および配線18を設置することが可能と
なる(第4図C参照)。また、アルミ配線を形成した超
薄膜デバイス層を積層することも可能である(第4図す
参照)。その場合、層間に導電性の柱を設け、上下デバ
イス間のアライメントを行うことにより、例えば本実施
例3ではCMO5が形成できる。また、2層以上の各デ
バイス層に配線を設けて、複雑な回路のレイアウトを単
純化することも可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、超薄膜単結晶シリコン膜を能動領域と
するMOSトランジスタにおいて、結晶性が良好であり
、かっ膜厚が均一な超薄膜単結晶シリコン層を用いたM
oSトランジスタの製造が可能となる。さらに、本発明
の効果は、単体MOSトランジスタ及びCMO8の製造
のみに限らず。
dRAM、sRAMの高集積メモリー、高速演算回路等
を合わせ持った半導体装置の製造にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図及び第4図は、本発明の製造工
程を示す断面図である。 1・・・P型車結晶シリコン基板、2・・・熱酸化膜、
3・・・酸化膜層(酸素イオン打ち込み層)、4・・・
単結晶シリコン薄膜、5・・・P型車結晶シリコン基板
(支持基板)、6・・・酸化膜層、7・・・ポリシリコ
ン・ゲート、8・・・ゲート酸化膜、9・・・ドレイン
、10・・・ソース、11・・・エポキシ系接着剤、1
2・・・コンタクトホール、13・・・アルミ配線、1
4・・・CVD酸化膜、15・・・n型単結晶シリコン
基板(支持基板)、16・・・p型シリコン層、17・
・・ポリシリコン・ゲート、18・・・アルミ配線2.
19(e) tC)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、絶縁膜上の超薄膜単結晶シリコン層を能動領域とす
    る半導体装置の製造において、(1)単結晶シリコン基
    板に酸素イオン打ち込みを行い単結晶シリコン基板表面
    層を酸化膜で分離することにより単結晶シリコン薄膜を
    形成する工程、(2)上記(1)により形成した単結晶
    シリコン基板表面を支持基板に貼り合わせる工程、(3
    )貼り合わせて形成した基板の酸素イオン打込みを行っ
    た基板の裏面側からシリコン、酸化膜及び単結晶シリコ
    ン薄膜の表面層を除去する工程、(4)支持基板表面の
    単結晶シリコン薄膜を能動領域とする半導体素子を形成
    する工程を具備することを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
JP33709790A 1990-11-30 1990-11-30 半導体装置の製造方法 Pending JPH04206766A (ja)

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