JPH04164778A - 紙葉類の搬送折り込み装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は１紙葉類の搬送折り込み装置に関し、さらに
詳しくは、証券などの重刑に毎葉化された被対象紙葉を
、搬送過程において所定の折り込み態様に正確に折り込
むための搬送折り込み装置に係るものである。

［従来の技術］ 従来、この種の証券などの重刑に毎葉化された被対象紙
葉を、搬送過程で所定の折り込み態様に折り込むための
搬送折り込み装置としては、次のような構成のものが知
られている。

すなわち、この搬送折り込み装置は、例えば、両側端の
耳部にフィード穴を有し、かつ所要事項を除く所定のフ
オームを予め印刷することで、いわゆる連続伝票形式に
作成された書類原票を用いて、当該連続された書類原票
をフィード穴により装置内に送り込みながら、各書類原
票毎の既印刷フオームの所定箇所に対し、あらためて所
要事項を印刷させ、かつ各耳部該当のフィード穴部を自
動的に切り落とすと共に、一方では、連続した各書類原
票を順次個々に切り離すことにより、重刑に毎葉化して
該当書類（この発明における被対象紙葉に該当）を完成
させ、また、このように個々に毎葉化されて完成した該
当書類を、装置内における搬送途上にあって、横折り〔
搬送方向に対して直交する方向の折り込み）して折り込
むようにしたもので、この種の装置においては、−射的
な処理手段として、例久ば、当該折り込み後、必要に応
じて完成された各該当書類を、順次かつ個々に封書内に
挿入、封緘することで、郵送などのための発送準備をな
し得るようにするのである。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、前記のように構成される従来の搬送折り
込み装置においては、個々に毎葉化された被対象紙葉を
、その搬送途上において、搬送方向に直交する横折りと
しての折り込みを行なうことこそ可能ではあるが、−旦
、搬送方向に平行な縦折りによる折り込みをなした後に
、あらためて横折りすることができないという決定的な
不都合がある。

こ５で、このように毎葉化された被対象紙葉について、
これを、まず、縦折りした後、ついで、横折りする折り
込み形式の代表的な書類の構成としては、例えば、生命
保険証券類などがこれに該当する。すなわち、当該生命
保険証券類においては、主体となる一片側に証券内容を
告知し、付属する他片側に裏書き事項欄などを有する構
成のものが多く、このような書類形式では、主体片に対
して、付属片を裏側に縦折りした上で、主体片の証券表
示が表面になるように、例えば、多段横桁り、いわゆる
変形三つ折りなどにすることが行なわれる。

一方、このような生命保険証券類の場合には、当該書類
が有している重要性などの性質上の立場から、その縦、
横の各折り込みに関しても、完全な正確さが要求されて
おり、例えば、ｍｍ単位以下の高精度による折り込みを
行なう必要があると共に、縦、横各折り込みの隅角部に
該当する重ね折り部分についても、これを整然と整える
必要があるほか、予め折り込み線などを型打ちして折り
込みし易くしたりすることなどは、当然、避けなければ
ならないもので、結果的には、横折りだけの折り込みの
場合とは異なって、こ＼での縦、横の二重折り込みを、
従来の場合と同様に機械折りするのが極めて困難なもの
であった。

従って、この発明の目的とするところは、重刑に毎葉化
された被対象紙葉の搬送途上にあって、爾後の搬送方向
に直交する横折りを想定して、搬送方向に平行する縦折
りを行い得るようにすること、つまり、広義には、当該
被対象紙葉における縦、横任意の方向の機械折り込みを
正確に行ない得るようにした。この種の紙葉類の搬送折
り込み装置を提供することである。

［課題を解決するための手段］ 前記目的を達成するために、この発明に係る紙葉類の搬
送折り込み装置は、所定方向に搬送される被対象紙葉を
、搬送方向に平行して折り込む紙葉類の搬送折り込み装
置において、被対象紙葉の搬送方向に対して平行に配置
され、少な（とも相互に反対方向に同一、もしくははメ
同一の周速度で回転駆動される１組づＳのロールを用い
た送り込みロール列、および折り込みロール列と、搬送
経路上の被対象紙葉を前記送り込みロール列に送り込む
手段、および前記折り込みロール列によって折り込まれ
た被対象紙葉を搬送経路上に送り出す手段と、前記送り
込みロール列から送り出される被対象紙葉を導入する下
部導入定規板、当該下部導入定規板の導入始端側を除く
部分に対向配置されて被対象紙葉を手直状態のまＳ受け
入れる上部導入定規板、当該上部導入定規板の受け入れ
始端側で前記折り込みロール列に向けて開かれた導入ガ
イド板、および各導入定規板間に導入される被対象紙葉
の導入長さを規制して折り込み位置を設定する折り込み
寸法設定手段のそれぞれを有する折り込み調整ガイド部
とを備え、前記送り込みロール列により送り込まれて、
前記各導入定規板間に導入される被対象紙葉の先端を、
前記折り込み寸法設定手段によって、送り込み作用を受
けたまＳで折り込み設定位置に拘束させると共に、続行
される送り込み作用により被対象紙葉の始端対応部を、
前記導入ガイド板側へ次第に膨出させ、当該送り込み作
用の終段階において、膨出先端の屈曲部分を前記折り込
みロール列に送り込んで折り込み得るようにしたことを
特徴とするものである。

［作　　　用１ 従って、この発明においては、搬送経路上の被対象紙葉
を送り込み手段により、送り込みロール列に送り込むこ
とによって、被対象紙葉を折り込み調整ガイド部へ送り
出し得るもので、当該折り込み調整ガイド部では、まず
、送り込みロール列から送り込まれて、各導入定規板間
に導入される被対象紙葉の先端を、折り込み寸法設定手
段によって、送り込み作用を受けたまＳの状態で折り込
み設定位置に拘束させ、ついで、続行される送り込み作
用により被対象紙葉の始端対応部を、導入ガイド板側へ
次第に膨出させることにより、当該導入ガイド板、なら
びに送り込みロール面に沿わせて膨出先端部を屈曲させ
てゆき、さらに、当該送り込み作用の終段階において、
膨出先端の屈曲部分を折り込みロール列に送り込ませ、
当該折り込みロール列によって、被対象紙葉を当該屈曲
部分で所期通りに折り込み、その後、このようにして搬
送方向に平行に折り込まれた被対象紙葉を送り出し手段
により搬送経路上に送り出し得るのである・ ［実　施　例］ 以下、この発明に係る紙葉類の搬送折り込み装置の一実
施例につき、第１図ないし第６図を参照して詳細に説明
する。

これらの第１図ないし第６図は、この実施例を適用した
搬送折り込み装置の模式的に表わした概要構成を、折り
込み工程順に模式的に示すそれぞれに斜視図である。

これらの実施例各図に示す装置構成において、搬送折り
込み装置は、搬送対象となる単利に毎葉化された紙葉類
（以下、単に°°被対象紙葉−１もしくは°゛紙葉と呼
ぶ）Ａを実質的かつ効果的に搬送し得る程度のピッチ間
隔でそれぞれに組み合せ配置された第１０−ル１１．第
２０−ル１２．および第３０−ル１３を有しており、こ
の実施例構成の場合、被対象紙葉Ａは、その搬送方向ａ
−ｂが、実質的にこれらの各ロール軸方向に平行する方
向に設定されて順次に搬送される。

また、前記各ロール１１．１２．１３は、この実施例構
成の場合、第１０−ル１１の上方に第２０−ル１２が配
置され、かつこれらの送り出し側に対応する第２０−ル
１２の斜め上方に第３０−ル１３が配置されており、こ
＼では、第１０−ル１１と第２０−ル１２とで１組の送
り込みロール列２１を、同様に、第２０−ル１２と第３
０−ル１３とで１組の折り込みロール列３１をそれぞれ
に構成すると共に、これらの各ロール１１．１２．１３
の隣接する相互については、それぞれに相異なる方向に
同一、もしくははｇ同一の周速度で回転駆動し得るよう
に、例えば、図示省略したギヤ列などを介して相互に強
制的に連動回転可能にされている。

しかして、前記送り込みロール列２１の送り込み側にあ
っては、図示しない前段南においてしかるべ（処理され
て、矢印ａ方向から送り込まれる被対象紙葉Ａを、当該
矢印ａ、ひいては送り込みロール列２１を構成する第１
．第２の各ロール１１．１２に亘交する矢印Ｘ方向に送
り込むための送り込みベルト機構２５を有する送り込み
ガイド板２２が設けられる。

また、同送り込みロール列２１の送り出し側にあっては
、当該送り込みロール列２１から送り出される被対象紙
葉Ａを受け入れて折り込み位置を規制すると共に、前記
折り込みロール列３１に送り込むための詳細を後述する
折り込み調整ガイド部４１が配置される。

さらに、同折り込みロール列３１の送り圧し側にあって
は、当該折り込みロール列３１を構成する第２、第３の
各ロール１２．１３により、所期通りに折り込まれて矢
印Ｘ方向とは反対の矢印ｙ方向に送り出されてくる被対
象紙葉Ｂを、当該矢印ｙ方向に直交する矢印す方向、つ
まり、次段階側に送り出すための送り出しベルト機構３
５を有する送り出しガイド板３２が設けられている。

こＳで、前記送り込みロール列２１に対する送り込みガ
イド板２２ば、搬送方向ａ−ｂに対応する一側部の始端
側を入口部２３とし、他側部の終端側に突き当て定規板
２４を起立させると共に、当該突き当て定規板２４側に
近付けて前記送り込みベルト機構２５を配置させである
。そして、この場合、送り込みベルト機構２５としては
、送り込みガイド板２２の一部を切り欠いた開口部に送
り込みベルト２６を露出させたものであってよく、当該
送り込みベルト２６は、前記したように、矢印Ｘに示す
送り込みロール列２１に向って駆動されるのである。

また、前記折り込み調整ガイド部４１は、送り込みロー
ル列２１を構成する第１のロールｌｌ側、つまり、幾分
か下方に偏った位置から送り出し方向に沿わせて延長し
た折り込み位置規制用の下部導入定規板４２と、この下
部定規板４２での受け入れ始端側を除いた部分との間に
被対象紙葉Ａの紙厚ｔよりも僅かに大きくした間隙を十
△ｔを隔て＼対向配設されると共に、当該被対象紙葉Ａ
を可及的に手直状態のま５．つまり、波打たせたり、曲
げたりしない状態のまＳで受け入れ得るようにした上部
導入定規板４３と、この上部導入定規板４３の受け入れ
始端対応側にあって、被対象紙葉Ａを円滑に受け入れる
べく開いた状態で傾斜され、かつ折り込みロール列３Ｉ
を構成する第３０−ル１３側、つまり、幾分か上方に偏
って前端部を位置させた導入ガイド板４４と、これらの
下部、上部の各導入定規板４２．４３間に導入される被
対象紙葉Ａの導入長さ、換言すると、縦折り（後述する
ように被対象紙葉への搬送方向ａ　−ｗ　ｂに平行する
方向の折込みに該当）位置を規制して設定するための折
り込み寸法設定板４５とで構成されている。

そして、前記下部、上部の各導入定規板４２．４３と折
り込み寸法設定板４５とによる縦折り位置規制手段とし
ては、この場合、各導入定規板４２．４３での端部側の
数箇所に共通め切り込み部４２ａ、　４３ａをそれぞれ
に切り込むと共に、これらの各切り込み部４２ａ、　４
３ａを通して折り込み寸法設定板４５の切り起こし部４
６を、その導入方向に沿わせた位置、つまり、折り込み
設定のための位置調節可能に嵌入させたものであってよ
く、こ＼では、これらの下部、上部の各導入定規板４２
．４３間に導入される被対象紙葉Ａの導入長さを、折り
込み寸法設定板４５の切り起こし部４６に突き当てるこ
とによって設定するのである。

さらに、前記折り込みロール列３１に対する送り出しガ
イド板３２は、矢印ｙに示す送り出し方向の終端側に突
き当て定規板３３を起立させると共に、搬送方向ａ−ｂ
に対応する他側部の終端側を出口部３４とし、当該突き
当て定規板３３側に近付けて前記送り出しベルト機構３
５を配置させである。そして、この場合、送り出しベル
ト機構３５としても、前記と同様に、送り出しガイド板
３２の一部を切り欠いた開口部に送り出しベルト３６を
露出させたものであってよく、当該送り出しベルト３６
は、前記したように、矢印す方向に向って駆動されるの
である。

従って、前記構成による実施例装置は、次のように動作
され、矢Ｅｌ］　ａ　−ｂに示す搬送過程において、未
だ折り込まれていない被対象紙！！Ａが、搬送方向に平
行する折り曲げ部Ｃで実質的に縦折りされ、折り込まれ
た被対象紙葉Ｂとされるのである。

すなわち、折り込み調整ガイド部４１での下部。

上部の各導入定規板４２．４３に対して、折り込み寸法
設定板４５による縦折り位置を予め設定させた状態にお
いて、被対象紙葉Ａは、矢印ａ方向の搬送を受けて、第
１図に示されているように、入口部２３側から送り込み
ガイド板２２上に搬送され、当該矢印ａ方向搬送の終期
に、第２図に示されているように、突き当て定規板２４
に突き当てられることにより、折り込み開始位置が規制
される。

次に、前記折り込み開始位置において、被対象紙葉Ａは
、まず、送り込みベルト機構２５により、送り込みロー
ル列２１に向は矢印Ｘ方向へ送り込まれ、第３図に示さ
れているように、当該送り込みロール列２１を構成する
第１．第２の各ロール１１゜１２により、前記折り込み
調整ガイド部４１における下部、上部の各導入定規板４
２．４３間内に送り込まれる。

こＳで、前記下部、上部の各導入定規板４２．４３間内
への被対象紙葉への先端部側からの送り込みの過程にお
いて、当該被対象紙葉Ａは、その紙葉後端部が、未だ、
第１．第２の各ロール１１．１２による送り込み作用を
受けたまＳの状態で、その紙葉先端が、当該各導入定規
板４２．４３間に縦折り位置設定された折り込み寸法設
定板４５に対して、−旦、突き当てられることで、その
折り込み位１が設定されると共に、この時点では、これ
らの各導入定規板４２．４３間内へのより以上の送り込
みが拘束されて不能になる。

ついで、前記状態のまきで、さらに送り込み作用が続行
されると、紙葉先端側で送り込みが拘束された被対象紙
葉Ａは、前記下部、上部の各導入定規板４２．４３のう
ち、上部導入定規板４３の受け入れ始端対応側が、導入
ガイド板４４により上方に開かれ、該当部に空間部を形
成しているために、その紙葉後端側か、送り込み量に対
応して次第に上方へ逃げるように膨出されてゆき、この
送り込み作用の終段階では、当該紙葉後端側か、導入ガ
イド板４４の内面、ならびに上部側の第２のロール１４
の周面に接し、かつ所期の折り曲げ部Ｃに対応する部分
が、はｆ鋭角状に屈曲されかけた状態になると共に、第
４図に示されているように、当該屈曲部分が、次段の折
り込みロール列３１を構成する第２．第３の各ロール１
２．１３間に送り込まれることになるものであり、これ
らの第２．第３の各ロール１２．１３間への送り込み時
点において、被対象紙葉の紙葉先端側が、下部、上部の
各導入定規板４２、４３間から引き出される。また、前
記送り込み時点では、被対象紙葉の紙葉後端、もしくは
紙葉後端部側が、未だ、各ロール１２．１３間にある場
合もあるために、前記したように、送り込み、ならびに
折り込みの各ロール列でのロール周速度を、可及的に同
一、もしくははｆ同一に設定することが望ましいのであ
る。

のって、この場合における折り込み位置（折り曲げ部Ｃ
に対応）の設定は、こＳでの屈曲部分の第２．第３の各
ロール１２．１３間への送り込み時点におけるところの
、当該屈曲部分と、折り込み寸法設定板４５によって拘
束されろ紙葉先端との間隔長さを基準にして行うことに
なる。

そして、前記のように被対象紙葉Ａでの折り曲げ部Ｃに
対応する屈曲部分が、第２．第３の各ロール１２．１３
間に送り込まれると、当該被対象紙葉Ａは、これ以後、
これらの各ロール１２．１３間において、設定寸法通り
正確にきちんと折り込まれて被対象紙葉Ｂとなり、第５
図に示されているように、矢印ｙ方向に送り出され、送
り出しガイド板３２上に移動されて折り込みを終了し、
当該送り出しガイド板３２の突き当て定規板３３に突き
当てられて、搬送の再開位置が規制された上で、第６図
に示されているように、送り出しベルト機構３５により
、矢印す方向へ送り出されるのである。

すなわち、このようにして、搬送過程にある被対象紙葉
Ａは、−旦、搬送経路から引き出された上で、本装置に
よって搬送方向に平行する縦折りが施され、折り込まれ
た被搬送紙葉Ｂとして、再度、搬送経路に戻されるので
ある。

なお、前記寅施例構成における各部１例えば、送り込み
ベルト機構２５．送り出しベルト機構３５゜ならびに、
折り込み調整ガイド部４１での縦折り位置規制手段、つ
まり、下部、上部の各導入定規板４２、４３に対する折
り込み寸法設定板４５の折り込み寸法調節手段などにつ
いては、必ずしも当該構成にのみ限定されるものではな
く、同様な作用を果たし得るものであれば、任意の構成
を採用することができる。

［発明の効果］ 以上詳述したように、この発明によるときは、所定方向
に搬送される被対象紙葉を、搬送方向に平行して折り込
む紙葉類の搬送折り込み装置において、被対象紙葉の搬
送方向に対して平行に配置され、少なくとも相互に反対
方向に同一、もしくははヌ同一の周速度で回転駆動され
る１組づＳのロールを用いた送り込みロール列、および
折り込みロール列と、搬送経路上の被対象紙葉を送り込
みロール列に送り込む手段、および折り込みロール列に
よって折り込まれた被対象紙葉を搬送経路上に送り出す
手段と、送り込みロール列から送り出される被対象紙葉
を導入する下部導入定規板。

下部導入定規板の導入始端側を除く部分に対向配置され
、被対象紙葉を手直状態のまゝ受け入れる上部導入定規
板、上部導入定規板の受け入れ始端側で、折り込みロー
ル列に向けて開かれた導入ガイド板、および各導入定規
板間に導入される被対象紙葉の導入長さを規制して折り
込み位置を設定する折り込み寸法設定手段を有する折り
込み調整ガイド部とを備えて構成したから、送り込み手
段によって、搬送経路上の被対象紙葉を送り込みロール
列に送り込むのみで、被対象紙葉を折り込み調整ガイド
部へ送り出すことができ、かつこのようにして送り込み
ロール列に送り込まれた被対象紙葉は、当該折り込み調
整ガイド部において、まず、送り込みロール列から送り
込まれて、各導入定規板間に導入される被対象紙葉の先
端が、当該送り込みロール列１こよる送り込み作用を受
けたまＳの状態で、折り込み寸法設定手段により折り込
み設定位置に拘束されることになり、ついで、続行され
る送り込み作用により被対象紙葉の始端対応部が、導入
ガイド板側へ次第に膨出されると共に、当該導入ガイド
板、ならびに送り込みロール面に沿い膨出先端部を屈曲
でき、さらに、送り込み作用の終段暗では、膨出先端の
屈曲部分を折り込みロール列に送り込ませて、所要位置
での所期通りに折り込むことができ、かつその後、この
ようにして搬送方向に平行に折り込まれた被対象紙葉を
、送り出し手段によって再度、搬送経路上に送り出し得
るもので、以上の結果、搬送過程にある被対象紙葉を一
旦、搬送経路から引き出して、所期通り搬送方向に平行
する折り込みを施した上で、これを折り込まれた被搬送
紙葉Ｂとして、再度、搬送経路に戻すことが可能になる
のであり、当該折り込み操作を比較的簡単な装置構成に
よって容易に行い得るという優れた特長がある。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第６図はこの発明の一実施例を適用した搬
送折り込み装！の模式的に表わした概要構成を、被対象
紙葉に対する折り込み工程順に示すそれぞれに斜視図で
ある。 Ａ・・・・被対象紙葉（折り込み前）、Ｂ・・・・被対
象紙葉（折り込み後）、Ｃ・・・・折り曲げ部。 １１・・・・第１０−ル。 １２・・・・第１０−ル、 １３・・・・第１０−ル。 ２１・・・・送り込みロール列、 ２２・・・・送り込みガイド板、 ２３・・・・入口部、 ２４・・・・突き当て定規板、 ２５・・・・送り込みベルト機構、 ２６・・・・送り込みベルト。 ３工・・・・折り込みロール列、 ３２・・・・送り出しガイド板、 ３３・・・突き当て定規板、 ３４・・・・出口部、 ３５・・・・送り出しベルト機構、 ３６・・・・送り出しベルト。 ４１・・・・折り込み調整ガイド部、 ４２・・・・下部導入定規板、 ４２ａ・・・・切り込み部、 ４３・・・・上部導入定規板、 ４３ａ・・・・切り込み部、 ４４・・・・導入ガイド板、 ４５・・・・折り込み寸法設定板、 ４６・・・・切り起こし部。 ａ、ｂ・・・・搬送方向、 Ｘ・・・・送り込み方向、 ｙ・・・・送り出し方向。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）所定方向に搬送される被対象紙葉を、搬送方向に
   平行して折り込む紙葉類の搬送折り込み装置であって、 被対象紙葉の搬送方向に対して平行に配置され、少なく
   とも相互に反対方向に同一、もしくはほゞ同一の周速度
   で回転駆動される１組づゝのロールを用いた送り込みロ
   ール列、および折り込みロール列と、 搬送経路上の被対象紙葉を前記送り込みロール列に送り
   込む手段、および前記折り込みロール列によって折り込
   まれた被対象紙葉を搬送経路上に送り出す手段と、 前記送り込みロール列から送り出される被対象紙葉を導
   入する下部導入定規板、当該下部導入定規板の導入始端
   側を除く部分に対向配置されて被対象紙葉を手直状態の
   まゝ受け入れる上部導入定規板、当該上部導入定規板の
   受け入れ始端側で前記折り込みロール列に向けて開かれ
   た導入ガイド板、および各導入定規板間に導入される被
   対象紙葉の導入長さを規制して折り込み位置を設定する
   折り込み寸法設定手段のそれぞれを有する折り込み調整
   ガイド部とを備え、 前記送り込みロール列により送り込まれて、前記各導入
   定規板間に導入される被対象紙葉の先端を、前記折り込
   み寸法設定手段によって、送り込み作用を受けたまゝで
   折り込み設定位置に拘束させると共に、続行される送り
   込み作用により被対象紙葉の始端対応部を、前記導入ガ
   イド板側へ次第に膨出させ、当該送り込み作用の終段階
   において、膨出先端の屈曲部分を前記折り込みロール列
   に送り込んで折り込み得るようにした ことを特徴とする紙葉類の搬送折り込み装置。