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JPH0415228B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0415228B2
JPH0415228B2 JP1308839A JP30883989A JPH0415228B2 JP H0415228 B2 JPH0415228 B2 JP H0415228B2 JP 1308839 A JP1308839 A JP 1308839A JP 30883989 A JP30883989 A JP 30883989A JP H0415228 B2 JPH0415228 B2 JP H0415228B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trifluoromethyl
methyl
compound
halo
trifluoromethoxy
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1308839A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02184680A (ja
Inventor
Hoosuto Aruto Jehaado
Gerii Fuiritsupusu Uenderu
Kenedei Puratsuto Jon
Hanna Suroji Gaburieru
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Monsanto Co
Original Assignee
Monsanto Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Monsanto Co filed Critical Monsanto Co
Publication of JPH02184680A publication Critical patent/JPH02184680A/ja
Publication of JPH0415228B2 publication Critical patent/JPH0415228B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D277/00Heterocyclic compounds containing 1,3-thiazole or hydrogenated 1,3-thiazole rings
    • C07D277/02Heterocyclic compounds containing 1,3-thiazole or hydrogenated 1,3-thiazole rings not condensed with other rings
    • C07D277/20Heterocyclic compounds containing 1,3-thiazole or hydrogenated 1,3-thiazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D277/22Heterocyclic compounds containing 1,3-thiazole or hydrogenated 1,3-thiazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with only hydrogen atoms, hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D277/30Radicals substituted by carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D277/00Heterocyclic compounds containing 1,3-thiazole or hydrogenated 1,3-thiazole rings
    • C07D277/02Heterocyclic compounds containing 1,3-thiazole or hydrogenated 1,3-thiazole rings not condensed with other rings
    • C07D277/20Heterocyclic compounds containing 1,3-thiazole or hydrogenated 1,3-thiazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D277/32Heterocyclic compounds containing 1,3-thiazole or hydrogenated 1,3-thiazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D277/56Carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/72Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with nitrogen atoms and oxygen or sulfur atoms as ring hetero atoms
    • A01N43/74Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with nitrogen atoms and oxygen or sulfur atoms as ring hetero atoms five-membered rings with one nitrogen atom and either one oxygen atom or one sulfur atom in positions 1,3
    • A01N43/781,3-Thiazoles; Hydrogenated 1,3-thiazoles

Landscapes

  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Agronomy & Crop Science (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Plant Pathology (AREA)
  • Pest Control & Pesticides (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Thiazole And Isothizaole Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
  • Float Valves (AREA)
  • Prostheses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
発明の分野 本発明は、ある種の置換5−カルボキサニリド
チアゾールおよび殺菌剤としてのそれらの使用に
関する。 発明の背景 従来技術において、殺菌剤として、様々な置換
カルボキサニリドチアゾールが知られている。既
知の殺菌剤である2−アミノ−4−メチル−5−
(カルボキシアニリド)チアゾールが、seedvax
という商標で販売されている。欧州特許
(publication)第0276177号は、2−メチル−4
−トリフルオロメチル−5−(N−[1,1,3−
トリメチルインダン−4−イル]−カルボキサミ
ド)チアゾールを含む、殺菌剤として、ある種の
N−(インダニル)カルボキサミドチアゾールを
開示している。しかしながらこの分野において、
費用の節約のため、および環境に対する農薬散布
量を少なくするように、低い施用量で効果的であ
り、かつ作物に対して安全であるという利点を有
する殺菌剤が依然として必要とされている。 発明の概要 本発明は、ある種の置換5−カルボキサニリド
チアゾール、および植物の菌による病気
(fungusdiseases)、例えば担子菌
(Basidiomycetes)を抑制するためのそれらの使
用に関する。本発明のカルボキサニリドチアゾー
ルは、チアゾール環上で下記のように置換される
(硫黄原子は1位である):()チアゾール環上
の2位において、C1〜C2ハロアルキルまたは低
級アルキル置換基、好ましくはC1〜C2アルキル、
および最も好ましくはメチル置換基;()チア
ゾール環上の4位において、低級アルキル、例え
ばC1〜C2アルキルまたはC1〜C2ハロアルキル、
好ましくはハロメチル、より好ましくはペルハロ
メチル、最も好ましくはトリフルオロメチル、但
し、この際、チアゾール環は少なくとも1つの
C1〜C2ハロアルキル置換基、好ましくはハロメ
チル置換基を2位または4位に有する;および
()チアゾール環上の5位において、独特にも
フエニル環上に少なくとも1つの電子求引性基、
好ましくは2〜4個の電子求引性基、および最も
好ましくは3〜4個の電子求引性基を有するカル
ボキサニリド置換基。電子求引性基は、好ましく
はハロ[好ましくはクロロ(塩素原子)、ヨード
(沃素原子)またはブロモ(臭素原子)]、低級ハ
ロアルキル(好ましくはハロC1〜C2アルキル、
より好ましくはペルハロメチルまたはトリフルオ
ロメチル)または低級ハロアルコキシ(好ましく
はハロC1〜C2アルコキシ、より好ましくはペル
ハロメトキシまたはトリフルオロメトキシ)から
選ばれる。本発明の化合物のその他の適切な電子
求引性環置換基としては、ニトロ、シアノ、ペン
タハロ硫黄、好ましくはペンタフルオロ硫黄、ハ
ロメチルチオ、ハロエチルチオ、(C1〜C2アルキ
ルまたはC1〜C2ハロアルキル)スルフイニルま
たは(C1〜C2アルキルまたはC1〜C2ハロアルキ
ル)スルホニルを挙げうる。ハロエチル、ハロエ
トキシ、ハロエチルチオ、ハロエチルスルフイニ
ルおよびハロエチルスルホニル電子求引性環置換
基は、好ましくは1−炭素原子上に少なくとも1
つのハロ置換基、最も好ましくは1−炭素原子上
に2つのハロ置換基を有する。好ましくは電子求
引性置換基は、オルトまたはパラ位、最も好まし
くはオルト位に位置する。パラ置換基はまた、も
し存在するならば、好ましくは親油性を有する。
ニトロおよびシアノ置換基は、パラ装置基として
最適ではない。 フエニル環上の未置換の位置(open position)
およびカルボキサニリド基のN原子も、分子の殺
菌活性を許容できない程度には妨げない、水素原
子(ヒドリド)以外は別の様々な置換基によつて
置換されてもよい。そのような置換基は好ましく
はメタ位に存在し、低級アルキル、低級アルコキ
シ、低級アルキルチオ、低級アルキルカルボニ
ル、低級アルコキシカルボニル等を例示しうる。
その他のタイプの適切な置換基も、当業者には知
られている。 カルボキサニリド基のフエニル環上の置換の程
度は1〜5の様々なものがあるが、不安定な分
子、例えばトリニトロ置換またはテトラあるいは
ペンタヨード置換を伴う分子は、本発明の範囲外
である。本発明の化合物は、特に担子菌に対して
低い施用量で良好な殺菌活性を有し、一般に宿主
植物および例えば使用中に化合物が接触すること
もある魚のように動物を含む環境に対して一般に
安全である。下記の詳細な説明において、本発明
のより十分な開示を行なう。 詳細な説明 本発明は、ある種の置換5−カルボキサニリド
チアゾール、および植物の菌により病気例えば担
子菌、例えばリゾクトニア属(Rhizoctonia)、
スクレロチウム属(Sclerotium)およびコルチ
シウム属(Corticium)の抑制におけるそれらの
使用に関する。 本発明の独特な種類の5−カルボキサニリドチ
アゾールの好ましい実施態様には、下記例によ
つて表わされる化合物、および農学的に許容しう
るそれらの塩類が含まれる: (式中、各々のRは独立にハロ、ハロメチル、1
−ハロエチル、ハロメトキシ、1−ハロエトキ
シ、ハロメチル、1−ハロエチルチオ、ペンタフ
ルオロ硫黄、ハロメチルスルフイニル、1−ハロ
エチルスルフイニル、ハロメチルスルホニルまた
は1−ハロエチルスルホニルであり:R1および
R2は、独立にメチル、エチルまたはハロメチル
であるが、但しR1あるいはR2の少なくとも1つ
はハロメチルである;nは1〜5である)。好ま
しくはRは、クロロ、ブロモ、ヨード、トリハロ
メチル(最も好ましくは、トリフルオロメチル)、
またはトリハロメトキシ(最も好ましくは、トリ
フルオロメトキシ)から選ばれる。好ましくは、
nは2〜5、より好ましくはnは3〜5、最も好
ましくは、nは3〜4である。置換基Rは、好ま
しくはオルトおよび/またはパラ位にあり、好ま
しくはどちらのオルト位も置換基Rを有する。あ
る好ましい種類の化合物においては、R1がメチ
ルであり、R2がペルハロメチル、最も好ましく
はトリフルオロメチルである。別の好ましい種類
の化合物においては、R1およびR2は、各々ペル
ハロメチルであり、最も好ましくはトリフルオロ
メチルである。別の好ましい種類においては、
R1はジフルオロメチルであり、R2はトリフルオ
ロメチルである。 「カルボキサニリド」という用語は、
C6H5NHCO−の意味である。「1−ハロエチル」
という用語は、CXcH3-C−CXdH2-d(式中Xはハ
ロであり、cは0〜3、dは1〜2である)を意
味する。「1−ハロエトキシ」という用語は、1
−ハロエチル−O−という意味である。「1−ハ
ロエチルスルホニル」は1−ハロエチル−SO2
を意味する。「低級アルキル」という用語は、C1
〜C5のアルキルを意味する。 置換基Rは有しない、式のフエニル環上の未
置換の位置は、分子の活性を強化するか、あるい
は許容できない程度には活性を防げないような他
の置換基によつて置換されてもよい。そのような
置換基を有する分子は、ここで特許請求された化
合物と均等物ということができる。そのような置
換基としては、ニトロ、シアノ、低級アルキルチ
オ、C1〜C2アルキルスルフイニル、C1〜C2アル
キルスルホニル、低級アルキル、低級アルコキ
シ、低級アルキルカルボニルまたは低級アルコキ
シカルボニルを挙げうる。 当業者なら、その他の型の適切な置換基を選ぶ
ことができるのであろう。 本発明の特異な種類の5−カルボキサニドチア
ゾールのもう1つの好ましい実施態様には、下記
式によつて表わされる化合物および農学的に許
容しうるそれらの塩類が含まれる: (式中、Xはハロ、トリハロメチルまたはトリハ
ロメトキシであり;Yは、ハロ、トリハロメチ
ル、トリハロメトキシ、ニトロまたはシアノであ
り;各々のZは独立にハロ、トリハロメチル、ト
リハロメトキシ、ニトロまたはシアノであり;n
は0〜3である。 好ましくはX、YおよびZは、特にパラZ置換
基について、独立してハロ、トリフルオロメチル
またはトリフルオロメトキシである。X、Yおよ
びZについての好ましいハロゲンは、クロロ、ブ
ロモまたはヨードであり、nは好ましくは1また
は2である。 Z置換基を有しない、式のフエニル環上の未
置換の位置は、分子の活性を強化するか、あるい
は許容できない程度には活性を防げないような他
の置換基、例えば本明細書中に記載した電気陰性
置換基、あるいは低級アルキル、低級アルコキ
シ、低級アルキルチオ、低級アルキルカルボニ
ル、または低級アルコキシカルボニルのような置
換基によつて置換されてもよい。そのような置換
基を有する化合物は、ここで特許請求している化
合物と均等のものということができる。 本発明の特異な種類の5−カルボキサニリドチ
アゾールのもう1つの好ましい実施態様には、下
記式によつて表わされる化合物および農学的に
許容しうるそれらの塩類が含まれる: (式中、各々のAの独立に、ハロ、トリフルオロ
メチルまたはトリフルオロメトキシから選ばれ
る)。ハロとしてのAは、好ましくはクロロ、ブ
ロモ、またはヨードである。 式のフエニル環上の未置換の位置は、分子の
活性を強化するか、あるいは許容できない程度に
は活性を妨げないような他の置換基、例えば本明
細書中に記載した電気陰性置換基、あるいは低級
アルキル、低級アルコキシ、低級アルキルチオ、
低級アルキルカルボニル、または低級アルコキシ
カルボニルのような置換基によつて置換されても
よい。そのような置換基を有する化合物は、ここ
で特許請求している化合物と均等物とみなすこと
ができる。 本発明の独特な種類の5−カルボキサニリドチ
アゾールのもう1つの好ましい実施態様には、下
記式によつて表わされる化合物および農学的に
許容しうるそれらの塩類が含まれる: (式中、各々のBの独立に、ハロ、トリフルオロ
メチルまたはトリフルオロメトキシである)。ハ
ロとしてのBは、好ましくはクロロまたはブロモ
である。 式のフエニル環上の未置換の位置は、分子の
活性を強化するか、あるいは許容できない程度に
は活性を防げないような他の置換基、例えばここ
に記載された電気陰性置換基、あるいは低級アル
キル、低級アルコキシ、低級アルキルチオ、低級
アルキルカルボニル、または低級アルコキシカル
ボニルのような置換基によつて置換されてもよ
い。そのような置換基を有する化合物は、ここで
特許請求している化合物と均等物とみなすことが
できる。 本発明の農学的に許容しうる塩類には、アルカ
リ塩、アルカリ土類塩、酸付加塩、塩基付加塩お
よびアルキル化塩類が含まれる。 以下に記載の手順は、この分野において知られ
ている、および/または市場で容易に入手しうる
化合物から、既知の化学的方法によつて本発明の
化合物が調整されうる適切な方法を説明してい
る。下記のこれらの手順は、例証的なものにすぎ
ず、当業者なら、本発明の化合物を製造するため
に使用するのに適した、様々なその他の方法を知
つているであろう。 本発明の化合物は、5−カルボニルクロライド
置換基を有する、適切に置換されたチアゾール
と、適切に置換されたアニリンとを、適切な溶媒
中で、高い温度(elevated temperature)で反
応させることによつて調製されうる。適切な溶媒
には、キシレン、THE、トルエン、クロロベン
ゼン、コリジン、および2,6−ジ−t−ブチル
−4−メチルピリジンが含まれる。いくつかの場
合、酸受容体、例えば第三アミンおよびピリジン
を、反応速度を加速させるために使用しうる。 適切に置換されたアニリンは、市場で入手きる
るか、あるいは標準的な化学的手順によつて調製
されうる。例えばハロ置換アニリンは、標準的手
法を用いて、アニリンのハロゲン化によつて調製
されうる。 チアゾールは、4,4,4−トリフルオロ−2
−クロロアセト酢酸エチルと、チオアセトアミド
とを、適切な溶媒、好ましくはDMF中で反応さ
せて、2−メチル−4−トリフルオロメチル−5
−チアゾールカルボン酸エチルを形成させ、これ
を、遂次、塩基での加水分解および塩化チオニル
との反応により、対応する酸塩化物に変換して簡
便に調製される。 2−ハロアルキルチアゾールは、下記の一連の
反応によつて好適に調製される:()容易に入
手しうるアミドと、例えばローソン
(Lawesson)試薬とを反応させ、対応するチオ
アミドを得る。このチオアミドは不安定である可
能性があり、これを冷蔵し、かつ数日間以内に使
用するのが一般に最良である;()チオアミド
と、4,4,4−トリフルオロメチル−2−クロ
ロアセト酢酸エチルとを、適切な溶媒、例えば
DMFまたはTHF中で、塩基、例えば炭酸水素ナ
トリウムまたは炭酸カリウムの存在下に反応さ
せ、2−ハロアルキル−4−トリフルオロメチル
−5−チアゾール−カルボン酸エチルを形成す
る;()前記生成物を、水酸化ナトリウムでの
鹸化、ついで塩化オキザリルとの反応によつて酸
に交換する。 下記の実施例1〜2は、本発明のいくつかの化
合物の調製方法を詳細に説明するものである。こ
れらの詳細な調製方法は、前記のより一般的に記
載された方法の範囲内にあり、これらの方法の実
施例となるものである。これらの実施例は単に例
証のために示すものであつて、本発明の範囲を限
定するものではない。 実施例 1 2−メチル−4−トリフルオロメチル−5−
(2′,6′−ジブロモ−4′−トリフルオロメトキシ
カルボキサニリド)チアゾール (a) 21.8g(0.1モル)のエチル4,4,4−ト
リフルオロ−2−クロロ−アセトアセテートと
7.5g(0.1モル)のチオアセトアミドとを200
mlのDMF中で合し、一晩還流した。ついで混
合物を水と混合し、エーテル抽出した。エーテ
ル抽出部を水およびブラインで洗浄し、硫酸マ
グネシウムで乾燥し、シリカゲルを通して過
し、回転蒸発させ、留出させ(kugelrohr)、
9.0g(38%)の黄褐色固体、2−メチル−4
−トリフルオロメチル−5−エトキシカルボニ
ルチアゾールを得た。 (b) 9.0g(0.038モル)の工程(a)のエステルを、
50mlの水中で1.6g(0.04モル)の水酸化ナト
リウムと共に一晩撹拌した。この混合物を氷水
で冷却し、10%HCclをPH1になるまで1滴ず
つ添加した。この混合物をエーテル抽出した。
エーテルを水およびブラインで洗浄し、硫酸マ
グネシウムで乾燥し、回転蒸発させて、7.5g
(93.5%)の白色固体の2−メチル−4−トリ
フルオロメチル−5チアゾールカルボン酸を得
た。 (c) 7.5g(0.0355モル)工程(b)の生成物を30ml
の塩化チオニルと合わせ、一晩加熱した。混合
物を冷却し、回転蒸発させ、過剰の塩化チオニ
ルを除去し、留出させ(kugelrohr)、5g
(61%)の黄色油の2−メチル−4−トリフル
オロメチル−5−クロロカルボニルチアゾール
[b.p.50〜52℃(0.05モル)]を得た。 (d) 8.85g(0.05モル)の4−トリフルオロメト
キシアニリンを8.4g(0.10モル)の酢酸ナト
リウム、90mlの氷酢酸および16g(0.10モル)
の臭素と合わせ、60℃で2時間加熱した。 混合物を室温で一晩撹拌した。混合物に水を
添加し、混合物を過して、16.0gのオフホワ
イトの結晶固体[m.p.65〜67℃]の2,6−ジ
ブロモ−4−トリフルオロメトキシアニリンを
得た。 (e) 2.07g(0.009モル)の工程(c)の生成物を2.68
g(0.008モル)の工程(d)の生成物と100mlのキ
シレン中で合わせ、24時間還流させた。ついで
混合物を順次10%Hclと水で抽出し、硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、真空下濃縮し、固体を生じ
た。固体を酢酸エチル/シクロヘキサンから再
結晶させると、2.54g(35%)の白色固体[m.
p.172〜173℃]を得た。 元素分析(C13H6N2O2SF6Br2 計算値 29.57 1.15 5.30 実測値 29.50 1.15 5.26 実測例 2 2−メチル−4−トリフルオロメチル−5−
(2′,4′,6′−トリブロモ−3′−ニトロカルボキ
サニリド)チアゾール (a) 120mlの氷酢酸中6.9g(0.05モル)のm−ニ
トロアニリン、12.6g(0.15モル)の酢酸ナト
リウム、24.0g(0.15モル)の臭素を、6時間
還流加熱させた。ついで混合物を水に添加し、
過すると、15.1gの薄黄色固体の2,4,6
−トリブロモ−3−ニトロアニリン[m.p.101
〜103℃]を得た。 (b) 3.75g(0.008モル)の工程(a)の生成物を2.3
g(0.01モル)の2−メチル−4−トリフルオ
ロメチル−5−クロロカルボニルチアゾールお
よび2.05g(0.01モル)の2,6−ジ−t−ブ
チル−4−メチルピリジンと合わせ、2時間撹
拌しながら加熱した。ついで混合物を酢酸エチ
ルに溶解し、10%Hclおよび水で抽出し、硫酸
マグネシウムで乾燥し、回転蒸発させて、酢酸
エチルを徐去した。固体を酢酸エチル/ヘキサ
ンから再結晶させると、3.5g(77%)の黄褐
色固体[m.p.244〜246℃]を得た。 元素分析(C12H5N3O3SF3Br3 計算値 25.38 0.89 7.40 実測値 25.46 0.92 7.37 前記に詳細に示した手順と同様の手順を用い
て、本発明にその他の化合物を調製した。これら
を下記表に示す。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 イネ葉鞘枯れ病に対する活性についての予備テス
ト Rhizoctonia solaniを、実験室の暗闇で室温に
おいて米粒接種物上で培養する。接種物は、一部
米粒(rice grain)と一部切刻んだ米粒と一部水
とを混合することによつて調製する。混合物を使
用前に2度オートクレーブする。各フラスコに菌
核に添加する。接種物はRhizoctonia solaniの菌
系体が媒質全体に枝分れし、新しい菌核が形成さ
れた時(一般に約4〜8週間後)に使用可能な状
態になる。 イネ植物種子16〜18個を7.62cm2の植木鉢の中央
部に植え、蒸気滅菌土(シルトローム、赤色土お
よびosmocote)をかぶせる。この植木鉢を、25
〜30℃、14時間の光照射の温室に置く。約11〜15
日後、植物は第二〜第三葉段階になり、テスト可
能な状態になる。 テスト化合物をアセトン中1重量%溶液になる
まで希釈する。施用に先立ち、テスト溶液を、40
%アセトン、0.4% Tween−20および59.6%水
の配合割合の、0.5、0.1および0.02mg/mlの濃度
で準備する。 第二〜第三葉段階の時、植物にスプレーする。 2mlの配合物を植木鉢の土の上にドレンチ
(drenched)し、次にDevilbiss 152噴霧器を用い
て約1.5ml/鉢を葉に施用する。処理から処理の
間に、噴霧器をアセトンですすぎ洗いする。 温室に戻される前に、イネ植物を室温で空気乾
燥する。植木鉢を、特別に作られたプラスチツク
のフラツドトレーに置く。水がその装置内に保持
されるように、トレーの中に排水孔はない。 植木鉢全部をフラツドトレーに入れておく。こ
れらのトレーには接種前に土の線まで水が満たさ
れている。2日後、各植木鉢のイネのかたまりの
根元に、ほぼ2gの接種物を施用する。ついでト
レーを、100%相対湿度、25℃の暗い成長室に入
れる。少なくとも24時間暗くした後、12時間の光
サイクルで照光する。植物を4〜7日間放置し、
ついで病気抑制について評価する。病気抑制は、
対照植木鉢と比較して、葉鞘枯れ病(Sheath
Blight)の存在およびひどさについて評価され
る。各処理(4つの植木鉢)に対して1つの評定
を行なう。 下記の評定スケールを使用する: 0=活性なし 1=低活性 2=中活性 3=高活性 表に、本発明化合物の殺菌活性を測定するた
めに実施されたテスト結果を要約して示す。
【表】
【表】 イネの葉鞘枯れ病に対する活性についての本テス
ト 宿主種子を植え、前記のようにR.solaniを培養
する。植物に第三葉段階で接種を行なう。植物に
接種を行なうために、接種物をフラスコから取除
き、小片または個々の穀果に砕き、少量(1cm3
をイネ植物の各かたまりの根元に加える。接種
後、植物を25℃で湿度(fog)がセツトされた暗
い成長室に移す。24時間暗くした後、12時間の
昼/夜サイクルに戻す。 テスト溶液は、予備テストと同様に調製され
る。 葉への施用のために、第三葉は十分に伸びてい
るが第四葉が発生しないうちに植物にスプレーす
る。全部の植木鉢の表面は、化学物質施用前に、
バーミキユライト層がかぶせられている。これ
は、すべての葉へのスプレーテストのために施用
された後直ちに取除かれる。化合物は、
Devilbissエアブラシ噴霧器を用いて施用される。
2ml/鉢容積が施用されるが、この量は植物の全
表面にわたつて湿らすのに十分であるが、その物
質が葉からしたたるには十分ではない量である。
植物は、スプレー後、乾燥室(非常に弱い光条
件)に移され、3〜4時間後、温室の台に移され
る。植物が「0」日に植えられるならば、その場
合は典型的には化学物質が14日目に施用され、病
原体接種が16日目に行なわれる。病気の評価は26
〜30日目に行なわれる。病気は、症状が一面に現
われている茎組織の量、水浸度、クロロシスおよ
びネクローシスを評価することによつて判定さ
れ、対照群と比較して配合物処理群を評価する。 土壌ドレンチ保護テストについてのプロトコー
ルは、化学物質の施用方法以外は葉の保護テスト
と同様である。化学物質テスト溶液を調製し、ピ
ペツトで土表面に施用する(1ml/鉢)。植物を
処理の30分以内に温室に移す。直ちに、植木鉢の
一番上まで満たすのに十分な水を植物にかけ、2
日間土を飽和させたままにする。接種、インキユ
ベーシヨンおよび評価は、葉の保護テストと同じ
スケジユールでかつ同じ方法で行なわれる。 表に、本発明化合物の殺菌活性を測定するた
めに実施されたテスト結果を要約して示す。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 褐色斑に対する活性テスト 6週間の間、コヌカグサを温室において12.7cm
の直径のプラスチツク植木鉢で育てた。テスト開
始の1日前に、芝をほぼ1インチの高さまで刈つ
た。テスト化合物を、流動性があるように配合し
た。配合物質を適量の水に溶解し、活性成分1,
0.2および0.04mg/mlの濃度を有する最終テスト
溶液を作つた。 5mlのテスト溶液が与えられる各テスト鉢を用
いた各処理に対して、4つの植木鉢を使用した。
処理はDevilbiss型噴霧器を用いて芝の葉に適用
された。植木鉢は、28℃、95%の湿度、400uE/
m2で12時間の光照射の成長室に入れられた。 テスト病原体のRhizoctonia solaniを、テスト
開始の3週間前滅菌されたモロコシ種子上で培養
した。化学処理の2日後、各種木鉢に10個の
Rhizoctoniaが繁殖したモロコシ種子を配置し
て、植木鉢に接種を行なつた。接種された植木鉢
を成長室に戻し、日照時間を8時間に減らして、
Rhizoctoniaの繁殖および褐色斑症状を促進させ
た。 接種の10日後、テスト植木鉢を成長室から取除
き、病気および殺草性について評価した。
Rhizoctonia褐色斑繁殖のパーセントを、各植木
鉢において評価した。 テスト結果を表に示す。
【表】 ピーナツツホワイトモールドに対する活性の温室
テスト テスト病原体Sclerotium rolfsiiを、21日間滅
菌されたオート麦種子上で培養した。菌/オート
麦種子混合物を培養フラスコから取除き、3日間
空気乾燥し、使用まで室温で貯蔵した(30日以
内)。前記の実験室手順の後、ピーナツツ植物を
各々12〜14日間、7.62cm2の植木鉢で育てる。つい
でアセトン、水およびTween−20中2mlのテス
ト化合物溶液を、各植木鉢の茎の下部、葉および
土表面に施用する。24時間後、2gのオート麦種
子接種物を、各植木鉢の土表面の上に置く。つい
で成長室において、25〜28℃、100%の湿度で、
12時間の光/12時間の暗闇の光周期で10日間イン
キユベートする。各植物について病気の度合いを
評価し、下記のように評定する。: 1 病気なし 2 軽度の病気−わずかな菌糸体−病変なし 3 中程度の病気−菌糸体あり−小さい病変 4 中程度/重症の病気−菌糸体および病変あり 5 重症の病気−病気による植物の崩壊
【表】 * 2回以上のテスト結果の平均値
前記のデータから見られるように、本発明の化
合物は良好な殺菌活性を有する。本発明の化合物
のいくつかは、コストの節約および環境に対して
農薬負担が少なくなるように、低い施用率で高い
殺菌活性を有する(実施例1、2、8、19および
36)。本発明化合物は一般に、植物損傷が全くな
いかあるいはわずかな一時的損傷を伴なつて良好
な殺菌管理を示す。これらの化合物はまた、動物
例えば化合物の使用中に接触することもある魚に
対する安全性をも示す。 施用の先立つて希釈が必要な濃縮物を含む本発
明の殺菌組成物は、少なくとも1つの活性成分お
よび液体または固体形態の補助剤を含んでいても
よい。組成物は、活性成分と組成物を微粒子固
体、グラニユール、ペレツト、溶液、分散液また
は乳濁液の形態で提供するための希釈剤、増量
剤、キヤリアおよび調質(conditioning)剤等の
補助剤とを混合することによつて調製される。こ
のようにして、活性成分は、補助剤例えば微細な
固体、有機液体、水、湿潤剤、分散剤、乳化剤あ
るいはこれらのものの適切な組合せと共に使用し
うると考えられる。 適切な湿潤剤には、アルキルベンゼンおよびア
ルキルナフタレンスルホネート、硫酸化脂肪アル
コール、アミンまたは酸アミド、ナトリウムイソ
チオネートの長鎖酸エステル、ナトリウムスルホ
スクシネートのエステル、硫酸化またはスルホン
化脂肪酸エステル、石油スルホネート、スルホン
化植物油、ジ第三アセチレングリコール、アルキ
ルフエノール(特にイソオクチルフエノールおよ
びノニルフエノール)のポリオキシエチレン誘導
体およびヘキシトール無水物のモノ〜高級脂肪酸
エステルのポリオキシエチレン誘導体(例えばソ
ルビタン)が含まれる。 適切な分散剤は、メチル、セルロース、ポリビ
ニルアルコール、ナトリウムリグニンスルホネー
ト、ポリマーアルキルナフタレンスルホネート、
ナトリウムナフタレンスルホネート、ポリメチレ
ンビスナフタレンスルホネートおよびポリエチレ
ンオキサイド−ポリプロピレンオキサイドコポリ
マーである。 水和剤は、1つまたはそれ以上の活性成分、不
活性固体増量剤および1つまたはそれ以上の湿潤
剤および分散剤を含む水分散しうる組成物であ
る。不活性固体増量剤は、通常鉱物起源のもので
あり、例えば天然粘土、珪藻土およびシリカ等に
由来する合成鉱物である。そのような増量剤の例
には、カオリナイト、アタパルジヤイト粘土およ
び合成ケイ酸マグネシウムが含まれる。本発明の
水和剤組成物は、通常、活性成分0.5〜60部(好
ましくは5〜20部)、湿潤剤約0.25〜25部(好ま
しくは1〜15部)、分散剤約0.25〜25部(好まし
くは1.0〜15部)および不活性固体増量剤5〜約
95部(好ましくは5〜50部)を含む。これらの部
は組成物の全重量に対する重量で表わされてい
る。必要な場合は、不活性固体増量剤0.1〜2.0部
を、腐蝕防止剤または消泡剤、あるいはその両方
と代えることもできる。 その他の配合物には、適切な増量剤に活性成分
0.1〜60重量%を含むダスト濃縮物が含まれる。
これらのダストは、約0.1〜10重量%の範囲の濃
度に、施用のために希釈されてもよい。 水性懸濁液または乳濁液は、水に不溶な活性成
分の非水性溶液および乳化剤を水と共に均質にな
るまで撹拌し、ついで均質化して非常に微細な粒
子の安定な乳濁液を生成することにより調製され
てもよい。生成した濃縮水性懸濁液は、その極端
に小さい粒子サイズを特徴とし、従つて希釈さ
れ、スプレーされた時には、被度が非常に均一で
ある。適切な濃度のこれらの配合物は、活性成分
約0.1〜60重量%、好ましくは5〜50重量%を含
み、上限は溶媒中の活性成分の溶解度限界によつ
て決定される。 濃縮物は、界面活性剤と共に、水に混和できな
い、あるいは一部水に混和できない溶媒中の活性
成分の溶液である。本発明の活性成分に適切な溶
媒には、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホ
キシド、N−メチルピロリドン、炭化水素、およ
び水に混和できないエーテル、エステルまたはケ
トンが含まれる。しかしながら、その他の高張力
液体濃縮物は、活性成分を溶媒中に溶解し、つい
で例えばケロシンでスプレー濃度まで希釈するこ
とによつて配合されてもよい。 ここでの濃縮物組成物は一般に、活性成分約
0.1〜95部(好ましくは5〜60部)、界面活性剤約
0.25〜50部(好ましくは1〜25部)および必要な
場合は、溶媒約4〜約94部を含む。これらの部は
すべて、乳化しうる油の総重量に基づいた重量で
表わされている。 グラニユールは、不活性の微粒子増量剤の基本
的マトリツクスに固着したあるいはその中に分散
された活性成分を含む、物理的に安定な微粒子組
成物である。活性成分の微粒子増量剤からの浸出
を助けるために、界面活性剤例えば上に挙げられ
たようなものが組成物中に存在してもよい。天然
粘度、ピロフイライト、イライトおよびバーミキ
ユライトは、使用しうる種類の微粒子鉱物増量剤
の例として挙げられる。好ましい増量剤は、多孔
性、吸収性の予備成形された粒子、例えば予備成
形されかつスクリーニングされた微粒子アタパル
ジヤイト、あるいは熱膨張させられた微粒子バー
ミキユライト、および細かく分割された粘土、例
えばカオリン粘土、水和アタパルジヤイトまたは
ベントナイト粘土である。これらの増量剤を活性
成分と共にスプレーするかあるいはブレンドし
て、除草グラニユールを形成する。 本発明のグラニユール組成物は、粘土100重量
部あたり活性成分約0.1〜約30重量部および微粒
子粘土100重量部あたり界面活性剤0〜約5重量
部を含んでいてもよい。 適切な型の配合物は、乳化しうる濃縮物、流動
性のある水和剤、ダストおよびグラニユールであ
る。適切な流動性配合(3lb/gal)(0.35Kg/)
は、下記のとおりである。:成 分 重量% 実施例9の化合物 31.14 キサンタンガム 1.25 酸化プロピレン・酸化エチレンのブロツクコポリ
マー 2.50 ケイ酸マグネシウムアルミニウムリグノスルホネ
ート 1.00 分散剤 2.00 消泡剤 0.25 水 61.86 100.00 本発明の化合物は一般に、葉へのスプレーとし
て施用された時に最大の活性を示すようである。 本発明の組成物はまた、補助剤として、または
前記補助剤のどれかと組合わせて用いられて、そ
の他の付加物、例えばその他の殺菌剤、肥料、殺
虫剤、除草剤、その他の農薬、毒性緩和剤等を含
んでいてもよい。本発明の活性成分と組合わせて
使用しうる殺菌剤には、例えば下記のものがあ
る: トリシクラゾール ピロキロン クロロタロニル トリアジメノール フエンプロピモーフ カルベンダジン トリアジメフオン フルシラゾール メタラキシル その他の適切な殺菌剤も当業者には知られてい
るであろう。 本発明に従つて操作を行なう時、本発明の有効
量の化合物は、葉または栄養分体に施用される
か、あるいは土壌または葉のまわりの水に、なん
らかの便利な方法で組込まれてもよい。土壌への
液体および微粒子固体組成物の施用は、通常の方
法、例えばパワーダスター、ブームおよびハンド
噴霧器およびスプレーダスターによつて実施され
てもよい。組成物はまた、低用量で効果的である
ので、飛行機から、ダストまたはスプレーとして
施用されてもよい。 使用される活性成分の正確な量は、植物種およ
び植物の発達段階および病気、土壌の種類および
条件、雨量および使用される化合物の種類を含む
様々な要因による。選択的な葉への適用において
は、約30〜約500g/ha、好ましくは約60〜約
250g/ha、の用量が通常使用される。土壌への
適用においては、約100〜約1000g/ha、好まし
くは約250〜約500g/haの用量が通常使用され
る。これよりも低い、あるいは高い率が必要とさ
れる場合もある。当業者ならば、前記実施例をも
含むこの明細書から、特別な場合に適用される最
適の率を容易に決定することができよう。 本発明は特殊な修正に関して記載されてはいる
が、その詳細は限定的なものと考えられるべきで
はない。これは、この発明の精神および範囲から
逸脱することなく、様々な実施態様、変更および
修正が行なわれてもよいからであり、そのような
同等の実施態様は、この発明の範囲内に含まれう
ると理解されるからである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記式によつて表わされる化合物: (式中、各々のRは独立にハロ、ハロメチル、1
    −ハロエチル、ハロメトキシ、1−ハロエトキ
    シ、ハロメチルチオ、1−ハロエチルチオ、ペン
    タフルオロ硫黄、ハロメチルスルフイニル、1−
    ハロエチルスルフイニル、ハロメチルスルホニル
    または1−ハロエチルスルホニルであり;R1
    よびR2は、独立にメチル、エチルまたはフルオ
    ロメチルであるが、但し少なくともR1あるいは
    R2はジフルオロメチル又はトリフルオロメチル
    である;nは3〜5の整数である)、または農学
    的に許容しうるその塩。 2 R1がメチルである、請求項1の化合物。 3 R2がトリフルオロメチルである、請求項2
    の化合物。 4 各々のRがハロ、ハロメチルまたはハロメト
    キシである、請求項3の化合物。 5 各々のRがクロロ、ブロモ、ヨード、トリハ
    ロメチルまたはトリハロメトキシである、請求項
    4の化合物。 6 各々のRがクロロ、ブロモ、トリフルオロメ
    チルまたはトリフルオロメトキシである、請求項
    4の化合物。 7 nが3〜4である、請求項5の化合物。 8 2−メチル−4−トリフルオロメチル−5−
    (2′,6′−ジブロモ−4′−トリフルオロメトキシカ
    ルボキシアニリド)チアゾールである請求項1の
    化合物。 9 下記式によつて表わされる化合物: (式中、Xはハロ、トリハロメチルまたはトリハ
    ロメトキシであり;Yはハロ、トリハロメチル、
    トリハロメトキシ、ニトロまたはシアノであり;
    各々のZは独立にハロ、トリハロメチル、トリハ
    ロメトキシ、ニトロまたはシアノであり;nは1
    〜3の整数である)、または農学的に許容しうる
    その塩。 10 Xがハロ、トリフルオロメチルまたはトリ
    フルオロメトキシであり;Yがハロ、トリフルオ
    ロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトロまたは
    シアノであり;各々のZは独立にハロ、トリフル
    オロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトロまた
    はシアノである、請求項9の化合物。 11 nが1〜2である、請求項10の化合物。 12 下記式によつて表わされる化合物: (式中、各々のAは独立にハロ、トリフルオロメ
    チルまたはトリフルオロメトキシである)、また
    は農学的に許容しうるその塩。 13 下記式によつて表わされる化合物: (式中、各々のBは独立してハロ、トリフルオロ
    メチルまたはトリフルオロメトキシである)、ま
    たは農学的に許容しうるその塩。 14 下記式によつて表わされる化合物: (式中、各々のRは独立にハロ、ハロメチル、1
    −ハロエチル、ハロメトキシ、1−ハロエトキ
    シ、ペンタフルオロ硫黄、ハロメチルスルフイニ
    ル、1−ハロエチルスルフイニル、ハロメチルス
    ルホニル、1−ハロエチルスルホニル、ニトロ、
    シアノ、ハロメチルチオ、1−ハロエチルチオ、
    メチルスルフイニル、エチルスルフイニル、メチ
    ルスルホニル、エチルスルホニル、低級アルキル
    カルボニルまたは低級アルコキシカルボニルであ
    り;R1はメチルまたはエチルであり;R2はジフ
    ルオロメチル又はトリフルオロメチルである;n
    は3〜5の整数である)、または農学的に許容し
    うるその塩。 15 殺菌剤として有効な量の、下記式によつて
    表わされる化合物: (式中、各々のRは独立にハロ、ハロメチル、1
    −ハロエチル、ハロメトキシ、1−ハロエトキ
    シ、ハロメチルチオ、1−ハロエチルチオ、ペン
    タフルオロ硫黄、ハロメチルスルフイニル、1−
    ハロエチルスルフイニル、ハロメチルスルホニル
    または1−ハロエチルスルホニルであり;R1
    よびR2は、独立にメチル、エチルまたはフルオ
    ロメチルであるが、但し少なくともR1あるいは
    R2はジフルオロメチル又はトリフルオロメチル
    である;nは3〜5の整数である)、または農学
    的に許容しうるその塩を含む組成物。 16 R1がメチルである、請求項15の組成物。 17 R2がトリフルオロメチルである、請求項
    16の組成物。 18 Rがクロロ、ブロモ、トリフルオロメチル
    またはトリフルオロメトキシである、請求項17
    の組成物。 19 nが3または4である、請求項18の組成
    物。 20 化合物が、2−メチル−4−トリフルオロ
    メチル−5−(2′6′−ジブロモ−4′−トリフルオロ
    メトキシカルボキシアニリド)チアゾールである
    請求項15の組成物。 21 下記式によつて表わされる化合物: (式中、各々のRは独立にハロ、ハロメチル、1
    −ハロエチル、ハロメトキシ、1−ハロエトキ
    シ、ハロメチルチオ、1−ハロエチルチオ、ペン
    タフルオロ硫黄、ハロメチルスルフイニル、1−
    ハロエチルスルフイニル、ハロメチルスルホニル
    または1−ハロエチルスルホニルであり;R1
    よびR2は、独立にメチル、エチルまたはフルオ
    ロメチルであるが、但し少なくともR1あるいは
    R2はジフルオロメチル又はトリフルオロメチル
    である;nは3〜5の整数である)、または農学
    的に許容しうるその塩の有効量を、植物に施用す
    ることからなる、植物における菌による病気の進
    行の抑制方法。 22 R1がメチルである、請求項21の方法。 23 R2がトリフルオロメチルである、請求項
    22の方法。 24 Rがクロロ、ブロモ、トリフルオロメチル
    またはトリフルオロメトキシである、請求項23
    の方法。 25 nが3または4である、請求項24の方
    法。 26 化合物が、2−メチル−4−トリフルオロ
    メチル−5−(2′6′−ジブロモ−4′−トリフルオロ
    メトキシカルボキシアニリド)チアゾールである
    請求項21の方法。
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