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JPH04131198U - ワイヤレス・リニアエンコーダ装置 - Google Patents

ワイヤレス・リニアエンコーダ装置

Info

Publication number
JPH04131198U
JPH04131198U JP1991046026U JP4602691U JPH04131198U JP H04131198 U JPH04131198 U JP H04131198U JP 1991046026 U JP1991046026 U JP 1991046026U JP 4602691 U JP4602691 U JP 4602691U JP H04131198 U JPH04131198 U JP H04131198U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
position signal
encoder
signal
traveling body
drive circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1991046026U
Other languages
English (en)
Inventor
眞司 西野
剛 戎
和幸 王野
康司 宮本
克己 北内
Original Assignee
田淵電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 田淵電機株式会社 filed Critical 田淵電機株式会社
Priority to JP1991046026U priority Critical patent/JPH04131198U/ja
Publication of JPH04131198U publication Critical patent/JPH04131198U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送機などに利用されるリニアモータにおい
て、走行体の位置信号を無線で送信して走行体の制御を
行うことにより、位置信号伝達用のワイヤを不要にし
て、ワイヤによる走行範囲の制約をなくする。 【構成】 レール2上を走行する走行体5に、走行体5
の位置を示す第1の位置信号aを発生するエンコーダE
と、第1の位置信号aを受けて無線の第2の位置信号b
を送出する送信器15とを取り付け、支持台1側に、第
2の位置信号bを受信する受信器18と、受信された第
2の位置信号bに基づいて支持台1側の固定コイル4へ
の通電を制御することにより走行体5を駆動する駆動回
路21とを設ける。走行体5の位置は無線で駆動回路2
1に伝送されるので、伝送用のワイヤが不要になる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、たとえば精密工作機械のバイト送りなどの各種の搬送機に利用さ れるリニアモータにおいて、走行体の位置を示す位置信号をワイヤレス方式で送 信して、走行体の駆動制御を行なわせるリニアエンコーダ装置に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来のリニアエンコーダ装置では、リニアモータの走行子を形成する 磁石を有する走行体に、この走行体の位置を検出するエンコーダを取り付ける一 方、固定側には駆動回路を設け、上記エンコーダで生成された位置信号を、ワイ ヤ(電線)を介して駆動回路に伝達し、この位置信号に基づいた駆動制御を行な わせている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のようなワイヤ方式の従来のリニアエンコーダ装置においては、エンコー ダで生成された位置信号を伝達するためのワイヤが必要なので、長い走行距離に 対応する長いワイヤの電気的な処理が面倒であり、しかも、頻繁な伸縮動作によ ってワイヤの耐久性が低下する。さらに、エンコーダの駆動範囲を広くすればす るほどワイヤが長くなって、その処理が一層複雑になるので、エンコーダの駆動 範囲も自ずと制約されるという問題もあった。
【0004】 この考案は上記実状に鑑みてなされたもので、複雑な配線処理等を要すること なく、エンコーダの駆動範囲を十分に広くとることができるワイヤレス・リニア エンコーダ装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案に係るワイヤレス・リニアエンコーダ装 置は、レールとリニアモータの固定子を形成する固定コイルとこの固定コイルに 通電する駆動回路とを有する支持台と、リニアモータの走行子を形成する磁石を 有し、上記レール上を走行する走行体とを備え、上記走行体に、走行体の位置に 対応した第1の位置信号を発生するエンコーダと、上記エンコーダからの第1の 位置信号を受けて無線の第2の位置信号を送出する送信器と、上記エンコーダお よび送信器に給電する電源とが取り付けられ、上記支持台側に、上記第2の位置 信号を受信する受信器と、受信された第2の位置信号に基づいて、固定コイルへ の通電を制御することにより走行体を駆動する駆動回路とが設けられてなるもの である。
【0006】
【作用】
この考案によれば、リニアモータの走行体が支持台側のレール上を走行すると き、この走行体に取り付けられたエンコーダが走行体の位置に対応した第1の位 置信号を発生するとともに、この第1の位置信号が同じく走行体に取り付けられ た送信器に供給されて、この送信器から無線の第2の位置信号が送出される。こ の無線の第2の位置信号は支持台側に設けられた受信器により受信され、その受 信された第2の位置信号に基づいて、固定コイルへの通電が制御されて走行体の 駆動が制御される。このように、エンコーダで生成された走行体の位置信号を、 走行体の駆動回路へ無線で伝送することにより、エンコーダの走行範囲を自由に 広くとることが可能となる。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1はこの考案に係るリニアモータ用のワイヤレス・リニアエンコーダ装置の 概略平面図、図2は図1の概略正面図を示す。図1において、1は支持台で、そ の幅方向の両側部にレール2,2が固定されているとともに、図2に示すように 、両レール2,2間の上面部に,ヨ−ク3を介してリニアモータの固定子を形成 する固定コイル4が固着されている。
【0008】 5は走行体で、上記レール2,2上を走行する。この走行体5には、上記左右 の両レール2,2に接触して回転する左右一対の車輪6、6が装着されていると ともに、上記固定コイル4に対応する下面部に、リニアモータの走行子を形成す る磁石7がヨ−ク8を介して取り付けられている。
【0009】 9はエンコーダEのセンサ部で、上記走行体5の一側方に突出して配置され、 ステ−10を介して走行体5に取り付けられており、2つの光センサ91,92 を有する。このセンサ部9は、図3の側面図に示すように、図1の支持台1の側 方に配設されたスリット11a付きのリニアスケ−ル11上を走行する。
【0010】 上記走行体5には送信側ユニット16が取り付けられている。この送信側ユニ ット16は、図4に明示するように、バッテリ(電源)12と、上記センサ部9 における2つの光センサ91,92で検出された信号を波形整形してA,B2相 のパルス信号を出力する信号出力回路13と、その信号出力回路13から出力さ れるA,B2相の信号の組合せから走行体5の位置に対応した第1の位置信号a 、すなわち、走行体5の走行方向と位置の両方を示すパルス信号を出力するアッ プ・ダウン弁別回路14とを内蔵しており、これら各部12〜14と上記センサ 部9とにより、エンコーダEが構成されている。上記送信側ユニット16はさら に、上記アップ・ダウン弁別回路14からの第1の位置信号aを受けて、それに 同期した光信号である第2の位置信号bを送出する発光ダイオ−ド(送信器で、 以下、LEDと称す)15を内蔵している。
【0011】 17は受信側ユニットで、この受信側ユニット17は、図4に明示するように 、上記LED15から送出される光信号を受けて動作するフォトトランジスタ( 受信器)18と、その受信信号からノイズを除去するロ−パスフィルタ(以下、 LPFと称す)19と、ノイズ除去後のパルス信号を出力する出力端子20とを 備えている。
【0012】 21は駆動回路で、上記受信側ユニット17の出力端子20から出力されるパ ルス信号に基づいて、図1の固定コイル4への通電を制御して上記走行体5の駆 動をコントロ−ルする。この駆動回路21および上記受信側ユニット17は、上 記レール2,2の一端側に設置されている。
【0013】 上記構成のワイヤレス・リニアエンコーダ装置においては、図1の固定コイル 4に通電して走行体5を駆動することにより、この走行体5が左右の車輪6、6 を介して左右のレール2,2上を直線的に走行する。この走行体5の走行にとも なって、センサ部9がリニアスケ−ル11上を走行して、2つの光センサ91, 92がスリット11aを検出し、その検出信号に基づいて、図4の信号出力回路 13からA,B2相のパルス信号を出力する。
【0014】 このA,B2相のパルス信号はアップ・ダウン弁別回路14に入力されて、そ の2相のパルス信号の組合せから走行体5の走行方向(例えば前進がアップ、後 退がダウン)と位置を示す第1の位置信号aが出力されるとともに、この第1の 位置信号aに同期した光信号である第2の位置信号bがLED15から送出され る。ここで、上記第1の位置信号aとして、アップのときパルス幅を大に、ダウ ンのときパルス幅を小にするようなパルス幅変調を行なった信号を用いることに より、1つのLED15のみを用いた1伝送系にて、2つの走行方向と位置とを 送信可能としている。
【0015】 このようにして、LED15から送出された第2の位置信号bは、受信側ユニ ット17のフォトトランジスタ18により受信され、その受信信号はLPF19 に通されてノイズが除去されたのち、出力端子20から出力され駆動回路21に 入力される。この駆動回路21では、上記端子20から出力されるパルス信号に 基づいて、図1の上記固定コイル4への通電が制御され、これにより、上記走行 体5の駆動がコントロ−ルされる。
【0016】 以上のように、センサ部9による走行体5の位置検出信号を駆動回路21に光 伝送することにより、電線ワイヤの配設が不要となる。つまり、ワイヤレス化が 可能となる。したがって、センサ部9の移動範囲を十分に大きくとることができ 、リニアモータを利用したリニア移送装置の移送距離を長くすることができる。
【0017】 なお、上記実施例では、1つのLED15のみを用いた1伝送系にて送信を行 なったが、これとは異なり、アップ信号用とダウン信号用のLEDを別々に用意 し、両者の距離を離して設置するか、または互いに異なる周波数の信号を用いる ようにして、2伝送系で送信すれば、一層高速の信号伝送を実現することができ る。
【0018】 また、上記実施例では、無線信号として光信号を利用する場合について説明し たが、電磁波や超音波などの無線信号であってもよい。
【0019】 さらに、エンコーダEおよびLED(送信器)15への給電用の電源としては 、一次電池、二次電池のほかに、太陽電池を併用してもよい。特に、二次電池を 使用する場合は、図1の仮想線で示すように、走行体5の初期停止位置に充電器 22を設置し、この充電器22の接点23と、走行体5にその側方へ突出させて 設けた充電用接点24とを、上記の初期停止位置で接触させるように構成するこ とにより、走行体5が初期位置に戻るたびに、自動的に充電がなされる。また、 その充電手段としては、接点方式に代えて電磁誘導方式を採用してもよい。
【0020】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、走行体に取り付けられて、この走行体の位 置に対応した信号を発生するエンコーダから、その位置信号に基づいて固定コイ ルへの通電を制御して走行体を駆動する駆動回路への信号の伝送を無線で行なう ように構成したので、ワイヤを使用する場合のような複雑な配線処理が不要にな り、ワイヤの耐久性低下という問題もなくなる。また、エンコーダの駆動範囲、 ひいてはリニアモータによる移送装置の移送距離を十分に長くとることができて 、適用性の拡大を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るワイヤレス・リニアエンコーダ
装置の概略平面図である。
【図2】図1の概略正面図である。
【図3】図1の側面図である。
【図4】要部のブロック図である。
【符号の説明】
1…支持台、2…レール、4…固定コイル、5…走行
体、7…磁石、12…バッテリ(電源)、15…LED
(送信器)、18…フォトトランジスタ(受信器)、2
1…駆動回路。
フロントページの続き (72)考案者 王野 和幸 大阪市西淀川区御幣島1丁目12番22号 田 淵電機株式会社内 (72)考案者 宮本 康司 大阪市西淀川区御幣島1丁目12番22号 田 淵電機株式会社内 (72)考案者 北内 克己 大阪市西淀川区御幣島1丁目12番22号 田 淵電機株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レールとリニアモ−タの固定子を形成す
    る固定コイルとこの固定コイルに通電する駆動回路とを
    有する支持台と、リニアモ−タの走行子を形成する磁石
    を有し、上記レール上を走行する走行体とを備え、上記
    走行体に、走行体の位置に対応した第1の位置信号を発
    生するエンコーダと、上記エンコーダからの第1の位置
    信号を受けて無線の第2の位置信号を送出する送信器
    と、上記エンコーダおよび送信器に給電する電源とが取
    り付けられ、上記支持台側に、上記第2の位置信号を受
    信する受信器と、受信された第2の位置信号に基づい
    て、固定コイルへの通電を制御することにより走行体を
    駆動する駆動回路とが設けられてなるワイヤレス・リニ
    アエンコーダ装置。
JP1991046026U 1991-05-21 1991-05-21 ワイヤレス・リニアエンコーダ装置 Pending JPH04131198U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9346371B2 (en) 2009-01-23 2016-05-24 Magnemotion, Inc. Transport system powered by short block linear synchronous motors
US9771000B2 (en) 2009-01-23 2017-09-26 Magnemotion, Inc. Short block linear synchronous motors and switching mechanisms
US9802507B2 (en) 2013-09-21 2017-10-31 Magnemotion, Inc. Linear motor transport for packaging and other uses

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