JPH04122127A - 光海底ケーブルシステムの系切替情報転送方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光海底ケーブルシステムの系切替情報転送方式
に関し、特に陸揚局端局装置において冗長構成を有する
システムの系切替情報の転送方式〔従来の技術〕 従来の光海底ケーブルシステムでは、自局側端局装置の
アラーム情報や回線品質の良否を判定する平均エラーレ
ート等を検出し、動作状況情報として伝送路フレームフ
ォーマットの送信用テレメタリービットに入力し、対向
局側端局装置に送信している。また、対向局側端局装置
の動作状況情報を受信用テレメタリービットで検出して
いる。

しかし、信号回路の冗長構成部の系切替情報は送受信し
ていなかった。

〔発明が解決しようとする課題〕

この従来の光海底ケーブルシステムでは、送信側端局装
置の冗長系が障害のために現用系から予備系に切替っな
場合、システムとして回線が一時的であるにしても瞬断
してしまうため、バーストエラーが発生するが、このバ
ーストエラーが系切替によるものであるかどうかの判定
が不可能である。

一方、最近の世界的勤行によると、発生したエラーの程
度により損害賠償する義務を負わせられるため、エラー
発生の原因を正確に把握する必要がある。通常、冗長系
の切替によるバーストエラーは損害賠償の対象外となっ
ている。

しかるに、従来のシステムでは、冗長系の切替によるバ
ーストエラーでもその状態が不明になり、損害賠償しな
ければならないという問題点があった。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の光海底ケーブルシステムの系切替情報転送方式
は、複数の陸揚局端局装置が現用系および予備系の冗長
な信号回路構成を有し、伝送路フレームフォーマットの
テレメタリービットを用いて前記端局装置に関する複数
項目の動作状況情報を送受信している光海底ケーブルシ
ステムの情報転送方式において、前記各端局装置に、自
局側端局装置の動作状況情報を検出しシリアルデータに
変換し前記フレームフォーマットの送信用テレメタリー
ビットに挿入する送信情報インタフェース手段と、受信
した受信用テレメタリービットから対向局側端局装置の
動作状況情報を検出する受信情報インタフェース手段と
、前記信号回路の現用系および予備系間の系切替制御を
行ない系切替が行なわれたことを示す系切替情報を前記
送信情報インタフェース手段に送出する系切替手段とを
備え、前記各端局装置間で前記系切替情報を前記テレメ
タソーピット上の送受信データとする構成である。

〔実施例〕

次に本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。本
実施例の端局装置は、デジタル４次群信号を多重化する
ＭＵＸ回路２と、電気信号から光信号に変換するＥ１０
変換器３と、光信号から電気信号に変換するＯ／Ｅ変換
器４と、多重化されたデジタル４次群信号を分離化する
ＤＭＵＸ回路５と、自局側の複数の動作状況情報をシリ
アルデータに変換しＭＵＸ回路２に送出する送信情報イ
ンタフェース回路１と、ＤＭＵＸ回路５で受信した対向
局側の動作状況情報を検出する受信情報インタフェース
回路６とを備えている。

自局側及び対向局側の端局装置のそれぞれのＥ１０変換
器３及びＯ／Ｅ変換器４は、光ケーブル７及び光海底中
継器８を介して互いに接続されている。

また、ＭＵＸ回路２は３デジタル４次群信号を多重化す
る二重化されたＭＵＸ＠路Ａ２１及びＭＵＸ回路Ｂ２２
と、ＭＵＸ回路Ａ２１．ＭＵＸ回路Ｂ２２の現用、予備
の系切替えを行う切替器２０とを有している。

次に、動作を説明する。

デジタル４次群信号は、ＭＵＸ回路２で多重され、さら
にＥ／○変換器３で電気信号から光信号に変換され、光
ケーブル７及び光海底中継器８を通って対向局へ伝送さ
れる。対向局ではＯ／Ｅ変換器４で電気信号にもどされ
、ＤＭＵＸ回路５で分離化され、デジタル次群信号に再
生される。これが主信号回路の動作である。

自局側の動作状況（アラーム情報やエラーレート情報）
は、送信情報インタフェース回路１で伝送路フレームフ
ォーマットのテレメタリービットに挿入できるようにシ
リアルデータに変換された後、ＭＵＸ回路２に入力され
る。動作状況情報は主信号と一緒にＥ１０変換され、対
向局へ送られ、ＤＭＵＸ回路５で分離される。

ＭＵＸ回路２は二重化されており、ＭＵＸ回路Ａ２１及
びＭＵＸ回路Ｂ２２が切替器２０により相互に現用系ま
たは予備系となり動作する。障害等により現用系から予
備系への切替えがなされたとき、切替器２０は系切替情
報を送信情報インクフェース回路１へ入力している。こ
の系切替情報は、ＭＵＸ回路２を介して主信号とともに
対向局へ伝送され、対向局のＤＭＵＸ回路５でテレメタ
リービットを処理することにより受信情報インタフェー
ス回路６に出力される。

対向局側のＭＵＸ回路２と自局側のＤＭＵＸ回路５にお
いても、上記と同様の処理が行なわれ、対向局側で系切
替えが行なわれたことを自局側で検出することができる
。

受信側は、この系切替えの認識情報を利用することによ
り、切替えにより発生したバーストエラーをキャンセル
することも可能である。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、系切替情報をテレメタリ
ービットに送信でき、対向局側はこれを受信することに
よって、系切替えが発生したことを認識でき、さらに、
系切替えにより発生したバーストエラーをキャンセルす
ることができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。 １・・・送信情報インタフェース回路、２・・・ＭＵＸ
回路、３・・・Ｅ１０変換器、４・・・Ｏ／Ｅ変換器、
５・・・ＤＭＵＸ回路、６・・・受信情報インタフェー
ス回路、７・・・光ケーブル、８・・・光海底中継器、
２ｏ・・・切替器、２１・・・ＭＵＸ回路Ａ、２２・・
・ＭＵＸ回路Ｂ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の陸揚局端局装置が現用系および予備系の冗長な信
   号回路構成を有し、伝送路フレームフォーマットのテレ
   メタリービットを用いて前記端局装置に関する複数項目
   の動作状況情報を送受信している光海底ケーブルシステ
   ムの情報転送方式において、前記各端局装置に、自局側
   端局装置の動作状況情報を検出しシリアルデータに変換
   し前記フレームフォーマットの送信用テレメタリービッ
   トに挿入する送信情報インタフェース手段と、受信した
   受信用テレメタリービットから対向局側端局装置の動作
   状況情報を検出する受信情報インタフェース手段と、前
   記信号回路の現用系および予備系間の系切替制御を行な
   い系切替が行なわれたことを示す系切替情報を前記送信
   情報インタフェース手段に送出する系切替手段とを備え
   、前記各端局装置間で前記系切替情報を前記テレメタリ
   ービット上の送受信データとすることを特徴とする光海
   底ケーブルシステムの系切替情報転送方式。