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JP7522955B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は貯蔵室に霧化装置を備えた冷蔵庫に関するものである。
特許文献1は、素早くミストを発生させることができるように、放電極に水を供給する供給手段を放電極の冷却により空気中の水分を放電極に氷結させる氷結手段と、氷結した氷を溶解して水を生成する溶解手段とを備えた静電霧化装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第4625267号公報
本開示は、放電極である霧化電極への水の供給を継続して、素早くミストを供給することができる冷蔵庫を提供する。
本開示における冷蔵庫は、冷蔵室に、高電圧を印加して水を霧化させる静電霧化装置を備えた冷蔵庫において、静電霧化装置は、霧化電極と霧化電極に対向する対向電極と霧化電極の冷却を行うペルチェ素子とを有し、静電霧化装置の動作モードは、ペルチェ素子への通電により霧化電極を冷却し空気中の水分を霧化電極に凍結させる凍結モードと、ペルチェ素子への通電を停止して霧化電極に凍結した氷を融解させ水を生成する融解モードと、霧化電極と対向電極との間に高電圧を印加するとともにペルチェ素子への通電を行う霧化モードと、を備える。
本開示における冷蔵庫は、霧化モード時も霧化電極を冷却するので、霧化電極への水の供給を継続して行うことができ、素早くミストを室内に供給することができる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図 同冷蔵庫の縦断面図 同冷蔵庫の冷蔵室上方の断面図 同冷蔵庫の部分拡大図 同冷蔵庫の霧化カバー部材の斜視図 本実施の形態の冷蔵庫の静電霧化装置の第1動作モード時のタイムチャート 本実施の形態の冷蔵庫の静電霧化装置の第2動作モード時のタイムチャート
以下、図面を参照しながら実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(実施の形態1)
図1は冷蔵庫の正面図、図2は縦断面図である。図1、図2を用いて冷蔵庫の全体構成を説明する。
本実施の形態に係る冷蔵庫1は、前方を開口した冷蔵庫本体2を備え、この冷蔵庫本体2は外郭を構成する金属製の外板3と、硬質樹脂製の内板4と、前記外板3および内板4の間に発泡充填された断熱材5とで構成してあり、断熱仕切板6、7、8によって複数の貯蔵室が形成してある。また、冷蔵庫本体2の各貯蔵室は冷蔵庫本体2と同様の断熱構成を採用した回動式の扉9或いは引出し式の扉10、11、12、13で開閉自在としてある。
冷蔵庫本体2内には、最上部に冷蔵室14を有し、冷蔵室14と断熱仕切板6で上下に区画され、断熱仕切板6の下方に設けた温度帯切り替え可能な切替室15と、切替室15の横に断熱区画して設けた製氷室16と、切替室15および製氷室16と断熱仕切板7で上下に区画され、断熱仕切板7の下方に設けた野菜室17と、さらに野菜室17と断熱仕切板8で上下に区画され、断熱仕切板7の下方に設けた冷凍室18を備えている。
そして、冷蔵室14には複数の棚板19が上下複数段となって設けてあり、冷蔵室14の下部には冷蔵室14と冷却温度帯の異なるパーシャル室20が形成されている。
冷蔵室14は、冷蔵保存するための貯蔵室で、具体的には、約2~3℃に設定され冷却される。また、冷蔵室14内に設けたパーシャル室20は微凍結保存に適した約-3℃に設定され、パーシャル室20は1℃前後のチルド温度帯にも温度設定が可能である。
野菜室17は、冷蔵室14より若干高く温度設定される貯蔵室で、具体的には、4~7℃に設定され冷却される。この野菜室17は野菜等の収納食品から発せられる水分により高湿度となるため、局所的に冷えすぎると結露することがある。そのため、比較的高い温度に設定することで冷却量を少なくし、局所的な冷えすぎによる結露発生を抑制している。
冷凍室18は、冷凍温度帯に設定される貯蔵室で、通常約-18℃に設定され冷却されるが、冷凍保存状態向上のため、例えば-30℃や-25℃などの低温に設定され冷却されることもある。
切替室15は、庫内の温度が変更可能な貯蔵室であり、用途に応じて冷蔵温度帯から冷凍温度帯まで切り換えることができるようになっている。
また、野菜室17の背面には冷却室21が設けてあり、この冷却室21には冷気を生成する冷却器22と、冷気を各室に供給する冷却ファン23とが設置してある。そして更に冷却器22の下方にはガラス管ヒータ等で構成した除霜手段24(以下、ヒータと称す)が設けてある。
冷却器22は、圧縮機25と、熱交換器(図示せず)と、各室の開口部の露付きを防止する防露パイプ(図示せず)と、キャピラリーチューブ(図示せず)とを環状に接続して冷凍サイクルを構成しており、圧縮機25によって圧縮された冷媒の循環によって冷却を行う。
また、冷却ファン23は冷却器22の上方に設けてあり、冷却器22で冷却された一部の冷気が冷却ファン23による強制通風によって、その下流側に連通する冷蔵室冷気風路26を通って冷蔵室14に供給され、また冷却器22で冷却された一部の冷気が冷却ファン23の強制通風によって冷凍室冷気風路27を通って冷凍室18に供給され、また冷蔵室14を循環した冷気または冷却器22で冷却された一部の冷気が野菜室冷気風路(図示しない)を通って野菜室17に供給されて、これら各室を冷却するようになっている。
また冷蔵室14と、切替室15および製氷室とを仕切る断熱仕切板6には冷蔵室14への冷気量を調節する冷蔵室ダンパ39が備えられている。
次に冷蔵室14の構成について具体的に説明する。
図3は冷蔵室14上方の要部断面図である。図4は部分拡大図で、図5は霧化カバー部材の斜視図である。
冷蔵室14の内壁を構成する内板4で、その天面部28には、貯蔵室内にナノサイズのマイナスイオンミストを発生させる静電霧化装置29が設けられている。静電霧化装置29は冷蔵室14内の空気中の水分を結露させる霧化部30と霧化部30に高電圧を印加し、後述するペルチェ素子42に電流を流す回路部31とを備えている。
霧化部30はマイナスイオンミストを発生する霧化電極40と、霧化電極40に対向配置した対向電極41とを備えている。霧化電極40に空気中の水分を供給する供給手段としてペルチェ素子42とを備えている。回路部31から熱交換部のペルチェ素子42へ通電を行い、ペルチェ素子42内において熱移動が生じ、吸熱側に接続している冷却部を介して霧化電極40が冷却される。具体的には、冷蔵室14の湿度は約20~30%の低湿度環境のため、霧化電極40は結露しにくい。
このため、ペルチェ素子42による冷却能力を高め、空気中の水分が冷却により霧化電極40に凍結して氷を生成し、次にペルチェ素子42への通電を停止して霧化電極40に凍結した氷を融解して水を生成し、そして最後に霧化電極40と対向電極41との間に回路部31のトランスを介して高電圧を印加するとともに、ペルチェ素子42への通電を行って霧化させ、ミストを発生する構成となっている。
また静電霧化装置29の後方には、冷蔵室14の背面部には冷蔵室冷気風路26が設けられている。冷蔵室冷気風路26は冷蔵室14の下端部から最上部の棚板19よりも上方で天面部28よりも下方の位置まで延在して設けられ、天面部28に向かって開口した最上部の吹出し口26aが複数個備えられている。
天面部28には冷蔵室14内を照明するLEDで構成された照明装置32が設けられ、冷蔵室14の前面開口部側から順に照明装置32、静電霧化装置29が配置している。
静電霧化装置29と冷蔵室冷気風路26の吹出し口26aとの間にはスペース33があり、静電霧化装置29は冷蔵室冷気風路26よりも照明装置32に近づけて配置している。
冷蔵庫の天面壁を構成する外板2に冷蔵庫の運転を制御する制御基板34を収納する制御基板収納部35が形成されており、制御基板収納部35は天面壁に備えた凹み部に制御基板収納部35を配置し制御基板34を収納している。
静電霧化装置29は、冷蔵室14の開口部よりも壁厚が薄くなった制御基板34の下方に配置されている。
また霧化カバー部材37は天面部28から最上部の棚板19に向かって突出して形成され、霧化カバー部材37の側面部37dには上下方向に複数段のミスト放出口37eが形成され、ミストを放出できるように構成されている。また下段へ行くほどミスト放出口37eの位置が霧化部30または回路部31に近づくように段差状に形成され、上下方向の隣り合うミスト放出口37e間にはガイドリブ37fが形成され、霧化カバー部材37の前に食品等を置かれてもミスト放出口37eが塞がれないように構成されている。
したがって、食品等が詰め込まれても、ミスト放出口37eからミストを放出することができ、ミスト中に含まれるOHラジカルが各種の臭い成分を分解して、冷蔵室14内の除菌および脱臭効果を維持することができる。
また霧化カバー部材37の底面部は冷蔵室14の前面開口部に向かって上方に傾斜して配置することで、さらにミスト放出口37eが食品等で塞がれるのを防止することができる。
また、霧化カバー部材37の側面部37dが庫内へ突出して形成され、ミスト放出口37eが庫内空間内に突出して形成されているので、庫内の空気を霧化カバー部材37内に取り込みやすい。
したがって、庫内空気と一緒に、空気に含まれる水分を取り込む取組み口としてミスト放出口37eは機能するので、霧化部30で水が生成された時に霧化カバー部材37内の空気中の水分が減少するが、このミスト放出口37eが霧化カバー部材37内に庫内空気取込み孔として機能し、継続的に庫内空気を送り込んで空気を入れ替えることができやすく、継続的に適度なミストを発生させることができ、ミスト中に含まれるOHラジカルが各種の臭い成分を分解して除菌および脱臭を高めることができる。
また霧化カバー部材37の吹出し口26aに対向する側に形成された開口部37gの開口面積は、吹出し口26aに対向しない側に形成された開口部37hの開口面積よりも小さくなるように構成されており、吹出し口26a近傍の低湿度の冷気が積極的に入らないようになっている。
また実施例の場合、吹出し口26aは冷蔵室冷気風路26の左右幅方向に2つ形成されており、霧化部30は2つの吹出し口26aの延長線の間になるように吹出し口26aは左右両サイドに開口部が振られている。このため霧化部30に吹出し口26aから吹出される低湿度の冷気が直接当たらないように構成されている。
上記のように冷蔵室14に配置された静電霧化装置29について動作を説明する。
図6は静電霧化装置29の動作を行うタイムチャートであり、冷蔵庫1に設置した外気温センサ(図示しない)による検知温度が15℃以上の場合の静電霧化装置29の第1動作モードである。
動作モードは空気中の水分を霧化電極40に凍結させる凍結モード、凍結した氷を融解して水を生成する融解モード、そして生成した水を霧化させる霧化モードの順に動作させ冷蔵室14にミストを噴霧し、各モードについて具体的に説明する。
図6より、圧縮機25がON状態で運転中に冷蔵室ダンパ39が開放されて冷蔵室冷気風路26を通って吹出し口26aから冷蔵室14に冷気を吹出している。
そしてある時点で、冷蔵室14の室内温度センサ(図示しない)が所定温度になると冷蔵室ダンパ39は開状態から閉状態になるように閉信号が入力される。
冷蔵室ダンパ39が開から閉になったことを起点として、静電霧化装置29のペルチェ素子42へ通電を開始して、凍結モードの動作を行う。凍結モードでは、所定時間ペルチェ素子42へ通電して霧化電極40を冷却する。この時、電流値は1.5Aの高電流をペルチェ素子42に通電することで冷却能力を高め、冷蔵室14内の空気中の水分を霧化電極40に凍結させる。
凍結モードでは、冷蔵室ダンパ39を閉じた際に開始するので、吹出し口26aから冷却器22で熱交換された低温で低湿度の冷気が吐出されず、冷蔵室14内で循環し熱交換した比較的湿度の高い空気中の水分を、水分の減少を抑制しながら高電流を通電することで冷却能力を高めて霧化電極40に継続的に凍結させることができる。
また凍結モードの動作時間は、実施例の場合、10分間継続される。この動作時間は変更可能で負荷条件によって変えてもよく、例えば冷蔵室14内に収納物が多い場合、庫内は高湿度になり易いので所定時間を短くしても良い。
凍結モードが所定時間行われた後、次に融解モードの動作が開始する。融解モードの動作時間は実施例の場合、30秒間継続される。融解モードではペルチェ素子42への通電を所定時間停止して、霧化電極40に凍結した氷を融解させて水を生成する。生成した水が乾燥しないように、冷蔵室ダンパ39が閉じた状態で行う方がよい。
融解モードが所定時間経過した後、次に霧化モードの動作が開始する。霧化モードの動作時間は実施例の場合、15分間継続される。霧化モードでは霧化電極40と対向電極41との間に高電圧を印加するとともに、ペルチェ素子42への通電も行う。この時、凍結モード時よりも電流値が低い、0.5Aの低電流を通電することで、霧化を行いながら霧化電極40を冷却して空気中の水分を結露させることができ、霧化モード中、継続して素早くナノサイズのマイナスイオンミストを冷蔵室14へ噴霧することができる。
また、霧化モード中にペルチェ素子42へ通電しない場合、霧化部30の放熱側の熱が吸熱側に熱移動し霧化電極40の温度が上昇し、さらに低湿度の冷蔵室14の環境下によって、融解モードで生成した水の蒸発が促進し、霧化電極40に水を保持することができず、素早くミストを供給できないおそれがある。
また図6のように、静電霧化装置29の凍結モード動作を開始し、次の融解モード動作と、最後の霧化モードの開始時までは冷蔵室ダンパ39が閉じている状態で行う方が、冷蔵室14内の空気から水分を集めやすく継続して素早くミストを発生することができるが、利用者の使用状況により途中で冷蔵室ダンパ39が開放された場合でも、静電霧化装置29の第1動作モードは中断することなく各モード運転を行う。
また、冷蔵室ダンパ39の開閉サイクルに連動して、毎サイクル時に第1動作モードを行ってもよいが、所定サイクル毎に第1動作モードを動作させても良い。実施例の場合、冷蔵室ダンパ39開閉の2サイクル毎に第1動作モードの運転を行い、冷蔵室14内にミストを噴霧し、冷蔵室14内の除菌および脱臭を行っている。
また図7は静電霧化装置29の動作を行うタイムチャートであり、冷蔵庫1に設置した外気温センサ(図示しない)による検知温度が15℃以下の場合の静電霧化装置29の第2動作モードである。
図7より、外気温度が15℃以下の低外気温時では、圧縮機25の運転率が低く、低負荷のため冷蔵室ダンパ39の開度率も低下し、圧縮機25の運転がON状態であっても冷蔵室ダンパ39が開放されず閉状態を継続し、冷蔵室ダンパ39の開閉動作が圧縮機25の運転サイクルに連動しない場合がある。
このため、低外気温時は、冷蔵室ダンパ39の開閉動作に関係なく、圧縮機25がオフからオンになったことを起点として、静電霧化装置29のペルチェ素子42へ通電を開始して、凍結モードを行う。凍結モードではペルチェ素子42へ通電して霧化電極40を冷却する。この時、電流値1.5Aの高電流をペルチェ素子42に通電することで冷却能力を高め、冷蔵室14内の空気中の水分を霧化電極40に凍結させる。
凍結モードでは、冷蔵室ダンパ39の開度率が低下し、閉じた状態が継続する場合が多く、冷蔵室14内で循環し熱交換した空気のため、ペルチェ素子42に高電流を通電して冷却能力を高めて、比較的高湿度の空気中の水分を霧化電極40に凍結させることができる。これによって冷蔵室14内の水分の減少を抑制しながら継続的に凍結を行うことができる。
また凍結モードは第1動作モード時と同様に、所定時間継続運転され、所定時間は変更可能としてもよい。
また融解モードおよび霧化モードは、第1動作モード時と同様に所定時間継続運転される。また使用条件により、第2動作モードの途中で圧縮機25がオフ、または冷蔵室ダンパ39が開放された場合でも、静電霧化装置29の第2動作モードは中断することなく各モードで運転を行う。
また、圧縮機25のオフ/オン動作に連動して、毎サイクル時に第2動作モードを行ってもよいが、所定サイクル毎に第2動作モードを動作させても良い。図7では圧縮機25の運転の2サイクル毎に第2動作モードの運転を行い、冷蔵室14内にミストを噴霧し、冷蔵室14内の除菌および脱臭を行っている。
また、冷蔵室14内に室内の湿度を検知する湿度検知手段45を備えており、湿度検知手段45が所定の湿度以上を検知した場合は、凍結モード時のペルチェ素子42への通電時間を減算して所定時間よりも短くし、霧化電極40に空気中の水分が付着しすぎて凍結し、融解した時に霧化電極40から水滴となって落下するのを抑制することができる。
またさらに湿度検知手段45による検知湿度が高湿度の場合、凍結モードを停止し、霧化モードのみを実行する。したがって素早くミストを室内に供給することができる。
また湿度検知手段45を冷蔵室14内に設置したが、本体2の庫外側に設置し、外気湿度に応じて、凍結モードの動作時間の減算または停止を行ってもよい。
また凍結モード時に冷蔵室扉9が開放されても、ペルチェ素子42への通電を継続し凍結モード動作は運転を続ける。冷蔵室扉9の開放によって外気湿度が庫内に入るので空気中の水分を霧化電極40に集めやすくなる。
また霧化モード時に冷蔵室扉9が開放されると、霧化モード動作を停止、すなわちペルチェ素子42への通電および高電圧の印加を停止する、そして冷蔵室扉9が閉じられると、霧化モード動作を再度開始し、残時間分の運転を行ってミストを冷蔵室14へ噴霧し、室内の除菌や脱臭を高めることができる。
本開示は、霧化モード時も霧化電極を冷却するので、霧化電極への水の供給を継続して行うことができ、素早くミストを室内に供給することができる冷蔵庫に適用可能である。
14 冷蔵室
17 野菜室
26 冷蔵室冷気風路
26a 吹出し口
29 静電霧化装置

Claims (6)

  1. 冷蔵室に、高電圧を印加して水を霧化させる静電霧化装置を備えた冷蔵庫において、前記静電霧化装置は、霧化電極と前記霧化電極に対向する対向電極と前記霧化電極の冷却を行うペルチェ素子とを有し、前記静電霧化装置の動作モードは、前記ペルチェ素子への通電により前記霧化電極を冷却し空気中の水分を前記霧化電極に凍結させる凍結モードと、前記ペルチェ素子への通電を停止して前記霧化電極に凍結した氷を融解させ水を生成する融解モードと、前記霧化電極と前記対向電極との間に高電圧を印加するとともに前記ペルチェ素子への通電を行う霧化モードとを備え、前記静電霧化装置は、前記冷蔵室への冷気量を調節する冷蔵室ダンパの開閉制御に基づいて動作する第1動作モードと、前記冷蔵室ダンパの開閉制御以外に基づいて動作する第2動作モードとを有し、前記第2動作モードの前記凍結モードは前冷蔵室を冷却する圧縮機がオフからオンになったことを起点として、10分程度実行することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記霧化モード時の前記ペルチェ素子への通電電流は、前記凍結モード時よりも低電流であることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記静電霧化装置は、冷蔵庫の外気温度検知手段で検知された外気温度によって、前記第1動作モードと前記第2動作モードの動作モードを切り替えることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の冷蔵庫。
  4. 前記第1動作モードの前記凍結モードは前記冷蔵室ダンパが開から閉になったことを起点として、所定時間実行することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の冷蔵庫。
  5. 前記動作モードは、前記凍結モード、前記融解モード、前記霧化モードの順に動作し、それぞれのモードで所定時間、動作することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の冷蔵庫。
  6. 冷蔵庫の湿度を検知する湿度検知手段を備え、前記静電霧化装置は、前記湿度検知手段の検知した湿度に基づいて、前記凍結モードの動作時間を減算または停止することが可能であることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の冷蔵庫。
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