JP7501558B2 - 投影システム、投影方法及びプログラム - Google Patents
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Description
光源を有し、投影面に画像を投影する投影部と、
処理部と、
を備え、
前記処理部は、
前記投影面の周囲の明るさに係る明るさ情報を取得し、
前記光源の全光束、前記画像の色域、及び前記画像の大きさのうち少なくとも1つの項目を選択し、
前記明るさ情報に基づいて、選択された前記項目を調整するように構成されており、
前記処理部は、前記光源の全光束の調整による前記画像の輝度の第1の変動量の予測、及び/又は前記画像の色域の調整による前記画像の輝度の第2の変動量の予測、及び/又は前記画像の大きさの調整による前記画像の輝度の第3の変動量の予測に基づいて、前記画像の輝度が適正輝度以上となるような前記第1の変動量、前記第2の変動量、及び前記第3の変動量の組み合わせを特定し、特定した前記組み合わせに対応する項目を、調整する項目として選択する
ことを特徴とする。
光源を有し、投影面に画像を投影する投影部を備えた投影システムのコンピュータが実行する投影方法であって、
前記投影面の周囲の明るさに係る明るさ情報を取得し、
前記光源の全光束、前記画像の色域、及び前記画像の大きさのうち少なくとも1つの項目を選択し、
前記明るさ情報に基づいて、選択された前記項目を調整し、
前記項目を選択する工程は、前記光源の全光束の調整による前記画像の輝度の第1の変動量の予測、及び/又は前記画像の色域の調整による前記画像の輝度の第2の変動量の予測、及び/又は前記画像の大きさの調整による前記画像の輝度の第3の変動量の予測に基づいて、前記画像の輝度が適正輝度以上となるような前記第1の変動量、前記第2の変動量、及び前記第3の変動量の組み合わせを特定し、特定した前記組み合わせに対応する項目を、調整する項目として選択する工程を含む
ことを特徴とする。
光源を有し、投影面に画像を投影する投影部を備えた投影システムのコンピュータに、
前記投影面の周囲の明るさに係る明るさ情報を取得させ、
前記光源の全光束、前記画像の色域、及び前記画像の大きさのうち少なくとも1つの項目を選択させ、
前記明るさ情報に基づいて、選択された前記項目を調整させ、
前記項目を選択させる処理は、前記光源の全光束の調整による前記画像の輝度の第1の変動量の予測、及び/又は前記画像の色域の調整による前記画像の輝度の第2の変動量の予測、及び/又は前記画像の大きさの調整による前記画像の輝度の第3の変動量の予測に基づいて、前記画像の輝度が適正輝度以上となるような前記第1の変動量、前記第2の変動量、及び前記第3の変動量の組み合わせを特定し、特定した前記組み合わせに対応する項目を、調整する項目として選択させる処理を含む
ことを特徴とする。
図1は、本実施形態の投影システム1を示す図である。
投影システム1は、プロジェクタ10、ミラー装置20及びモニタ装置30を備える。投影システム1は、例えば商業施設や公共施設などの建物の内部又は外部に設けられる。投影システム1は、行き先の案内や施設の運営状況などの情報を含む画像40を投影面2に投影することにより、投影面2の周囲にいる人P(施設の利用者等)に対して情報を提供する。本実施形態の投影システム1は、エレベーターホールに設けられており、エレベーターを待っている人Pに対して案内を行うための画像40を床の投影面2に投影するものとする。投影システム1の設置場所は、上述の施設等に限られず、例えば住宅内などに設けられてもよい。一例を挙げると、キッチンに設けた投影システム1によりレシピ等の情報を含む画像40を投影面2に投影してもよい。
図2は、プロジェクタ10、ミラー装置20及びモニタ装置30の機能構成を示すブロック図である。
プロジェクタ10は、CPU11(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)12と、記憶部13と、投影部14と、通信I/F15などを備え、これらの各部はバス16により接続されている。
投影部14は、第1発光素子としてのレーザーダイオード(LD1411)と、第2発光素子としての発光ダイオード(LED1412)とを有するハイブリッドタイプの光源141を備え、LD1411及びLED1412を光源としてRGBの光を出射する。LD1411は、青色の波長帯域の光(以下、「青色光」と記す)を発する。ここでは、例えば、TO-CAN型のLD1411が4個並んでおり、平行に光を出射する。LED1412は、赤色の波長帯域の光(以下、「赤色光」と記す)を発する。緑色波長帯域の光(以下、「緑色光」と記す)は、青色光を蛍光体ホイール144の蛍光体層に照射することにより得られる。図3において、青色光の光経路を実線で示し、緑色光の光経路を一点鎖線で示し、赤色光の光経路を破線で示す。光源141の全光束は、LD1411及びLED1412に供給される駆動電流を増減させることにより調整することができる。光源141の全光束の調整は、CPU11の制御により行われる。
図4は、蛍光体ホイール144の構成を示す図である。
蛍光体ホイール144は、円盤状の金属板であるホイール板1442と、ホイール板1442に積層された蛍光体層1444とを有する。ホイール板1442には、蛍光体ホイール144の円周方向について約1/3の範囲にわたって、光を透過させる開口部1443が設けられている。開口部1443には、透過光を拡散させる光透過性の部材が設けられていてもよい。また、ホイール板1442には、蛍光体ホイール144の円周方向について、開口部1443の形成範囲を除いた約2/3の範囲にわたって、蛍光体層1444が設けられている。なお、開口部1443の形成範囲は必ずしも円周方向について1/3でなくてもよく、例えば1/4程度であってもよい。この場合には、残りの約3/4の範囲に蛍光体層1444が設けられてもよい。
図5の表における3つの列は、それぞれフィールドシーケンシャル方式の表示動作における特定の色の表示期間を表している。色重視モードでは、赤色光のみが表示に用いられるR期間、緑色光のみが表示に用いられるG期間、及び青色光のみが表示に用いられるB期間が繰り返されて画像40が形成される。R期間では、赤色光が表示に用いられ(ON)、緑色光及び青色光は用いられない(OFF)。G期間では、緑色光が表示に用いられ(ON)、赤色光及び青色光は用いられない(OFF)。B期間では、青色光が表示に用いられ(ON)、赤色光及び緑色光は用いられない(OFF)。色重視モードでは、上述のように、蛍光体ホイール144の1/3(蛍光体層1444の1/2)を使用して緑色光を生成して表示素子146に入射させる。
図6に示す輝度重視モードでは、赤色光及び緑色光を重ね合わせたイエロー光が表示に用いられるY期間、及び赤色光及び青色光を重ね合わせたマゼンタ光が表示に用いられるM期間が繰り返されて画像40が形成される。Y期間では、赤色光及び緑色光が表示に用いられ(ON)、青色光は用いられない(OFF)。M期間では、赤色光及び青色光が表示に用いられ(ON)、緑色光は用いられない(OFF)。輝度重視モードでは、より高い輝度が得られるよう、蛍光体ホイール144の2/3(蛍光体層1444の全体)を使用して緑色光を生成して表示素子146に入射させる。すなわち、Y期間のDuty比(画像40の投影期間のうちY期間が占める割合)は2/3であり、M期間のDuty比は1/3である。
また、図6の輝度重視モードでは、緑色光が使用されるY期間のDuty比(2/3)が、色重視モードにおける緑色光の使用期間のDuty比(1/3)の2倍となる。このため、図6の輝度重視モードにおける緑色光の光量は、色重視モードの2倍となる。
また、図6の輝度重視モードでは、青色光が使用されるM期間のDuty比(1/3)が、色重視モードにおける青色光の使用期間のDuty比(1/3)と同一であるため、青色光の光量は、色重視モードと同一となる。
このように、図6の輝度重視モードでは、表示可能な色がイエロー及びマゼンタの重ね合わせによる色に限られることで表示可能な色域が色重視モードよりも狭くなる反面、赤色光及び緑色光の光量が増大するため、色重視モードよりも輝度の最大値を高めることができる。すなわち、本実施形態の投影システム1において、表示可能な色域の広さと、画像40の輝度との間には、負の相関がある。
図7は、輝度重視モードにおける投影部14の動作の他の例を説明する図である。
図7に示す輝度重視モードでは、赤色光のみが表示に用いられるR期間、赤色光及び緑色光を組み合わせたイエロー光が表示に用いられるY期間、及び赤色光及び青色光を組み合わせたマゼンタ光が表示に用いられるM期間が繰り返されて画像40が形成される。図7の輝度重視モードでは、蛍光体ホイール144の1/3(蛍光体層1444の半分)を使用して緑色光を生成して表示素子146に入射させる。
また、図7の輝度重視モードでは、緑色光が使用されるY期間のDuty比(1/3)が、色重視モードにおける緑色光の使用期間のDuty比(1/3)と同一であるため、緑色光の光量は、色重視モードと同一となる。
また、図7の輝度重視モードでは、青色光が使用されるM期間のDuty比(1/3)が、色重視モードにおける青色光の使用期間のDuty比(1/3)と同一であるため、青色光の光量は、色重視モードと同一となる。
図7の輝度重視モードでは、赤、イエロー及びマゼンタの重ね合わせによる色を表示可能であるため、画像40の色域は、色重視モードより狭く、図6の輝度重視モードより広い。また、赤色光の光量が増大するため、輝度の最大値は、図6の輝度重視モードと比較すると低いものの、色重視モードよりも高くなる。
次に、投影システム1の動作について説明する。
投影システム1では、プロジェクタ10による画像40の投影と並行して、定期的に、又はリアルタイムで、モニタ装置30による撮影と明るさの検出が行われる。このうちモニタ装置30による撮影画像からは、投影面2の周囲における人Pの位置(画像40と人Pとの位置関係)、人Pの顔の向き、及び人Pの数などに係る情報(以下、「移動体情報」と記す)を取得することができる。人Pは、「移動体」の一態様である。取得された移動体情報は、プロジェクタ10の記憶部13に移動体データ1331として記憶される。また、モニタ装置30による明るさの検出結果からは、投影面2の周囲における明るさに係る情報(以下、「明るさ情報」と記す)を取得することができる。取得された明るさ情報は、プロジェクタ10の記憶部13に明るさデータ1332として記憶される。移動体情報及び明るさ情報は、投影面2の周囲の環境に係る「環境情報」の一態様である。ここで、「投影面2の周囲」の範囲は、適宜定めることができるが、例えば、画像40を視認可能な範囲としてもよいし、画像40から所定の距離範囲内としてもよい。あるいは、モニタ装置30の撮像部34により、画像40が中心となるように投影面2を撮影したときの撮影可能範囲内(画角の範囲内)としてもよい。
移動体情報が取得されて移動体データ1331が生成されると、当該移動体データ1331に基づいて、画像40と人Pとの位置関係が所定の適正条件を満たしているか否かが判別される。本実施形態では、画像40と人Pとが重なっているか、又は画像40と人Pとの距離が所定の基準距離未満である場合に、適正条件が満たされていないと判別される。ただし、これは例示であり、適正条件は、画像40の使用目的などに応じて適宜定めることができる。
図10では、ズームレンズ147の焦点距離を16mmとした「広角状態」、及び焦点距離を31mmとした「望遠状態」における、ズームレンズ147の「Fno.」、「画像40の大きさ」、及び画像40の「輝度(単位面積当たりの明るさ)」が示されている。このうち「Fno.」は、ズームレンズ147の焦点距離を入射瞳径で除した値であり、小さいほど明るいレンズであることを示す。また、輝度については、広角状態における輝度を「1」としたときの相対値で、望遠状態における画像40の輝度が表されている。
図12は、望遠状態のズームレンズ147を介して投影された縮小画像40aの例を示す図である。
図11に示す広角状態における画像40は、エレベーターホールでエレベーターを待っている人Pへの案内を行うためのものであり、5階-20階行きの上りのエレベーターが来る旨の表示と、6階において実施されている「ABC展」の案内表示と、が含まれている。
次に、明るさ情報に基づく画像の投影態様の調整動作について説明する。
投影されている画像40の輝度が一定である状態で投影面2の周囲の明るさが増大すると、相対的に画像40の視認性が低下する。このため、モニタ装置30の検出結果に基づいて明るさ情報が取得され、明るさデータ1332が生成されると、当該明るさデータ1332に基づいて、画像40の輝度が、投影面2の周囲の明るさに応じた適正輝度以上であるか否かが判別され、画像40の輝度が適正輝度未満であると判別されると、画像40の輝度を増大させる調整が行われる。すなわち、明るさ情報から特定される投影面2の周囲の明るさが増大するに従って画像40の輝度が高くなるように、画像の輝度が調整される。
第1の方法は、光源141に供給する電力(LD1411及びLED1412に流す駆動電流)を増大させて、光源141の全光束を増大させる方法である。光源141の全光束を増大させることにより、表示素子146に入射する光束が増大する。これにより、表示素子146からの反射光により形成される光像の輝度が増大し、投影される画像40の輝度が増大する。
第2の方法は、ズームレンズ147の焦点距離を増大させて画像40を縮小する方法である。図10を用いて説明したとおり、画像40を縮小することで画像40の輝度が増大する。
第3の方法は、投影部14の動作モードを、色重視モードから輝度重視モードに切り替える方法である。上述のとおり、投影部14の表示モードを切り替えると表示可能な色域が変動し、色域の増大に応じて輝度が低減するように画像40の輝度が変動する。
なお、第1~第3の方法のうち2つ以上を組み合わせてもよい。
また、画像40の明るさを低減させる場合には、上記とは逆の制御を行えばよい。
次に、画像40の投影態様の調整処理を含む画像投影処理の制御手順について説明する。
画像投影処理は、投影システム1による画像40の投影を開始する場合に実行される。
画像投影処理が開始されると、プロジェクタ10のCPU11は、モニタ装置30に制御信号を送信して、明るさ検出部35により明るさの検出を行わせる。そして、CPU11は、明るさ検出部35による検出結果を取得し、投影面2の周囲における明るさに係る明るさ情報を取得する(ステップS101)。また、CPU11は、当該明るさ情報を含む明るさデータ1332を記憶部13に記憶させる。
投影調整処理が呼び出されると、CPU11は、移動体データ1331に基づいて、画像40と、移動体としての人Pとの位置関係が上述の適正条件を満たすか否かを判別する(ステップS201)。適正条件を満たさないと判別された場合には(ステップS201で“NO”)、CPU11は、移動体データ1331に基づいて、画像40の投影位置、画像40の大きさ、及び画像40の内容のうち、適正条件を充足させるために調整する項目を選択する(ステップS202)。ここでは、調整対象の項目として1つの項目が選択されてもよいし、2以上の項目が選択されてもよい。ただし、3つの項目のうち画像の内容は、画像40の大きさを変更する場合に、付随的に選択され得る。調整対象の項目は、画像40と人Pとの位置関係に基づいて、選択した項目の総合的な調整結果により適正条件が充足されるように選択される。例えば、画像40と人Pとの位置関係の変化について、画像40の投影位置の調整による第1の変化と、画像40の大きさの調整による第2の変化とを予測し、画像40と人Pとの位置関係が適正条件を満たすような第1の変化及び第2の変化の組み合わせ(第1の変化及び第2の変化の少なくとも一方)を特定し、特定した組み合わせに対応する項目を、調整する項目として選択する。また、項目の選択には、さらに人Pの数が所定数未満であるか否かが考慮されてもよい。
また、ステップS211~S218における光源141の全光束、投影部14の動作モード、画像40の大きさ、及び画像40の内容の調整順序は、図14に示した順序に限られず、適宜入れ替えてもよいし、2以上の項目の調整を並行して行ってもよい。
上記の投影調整処理によれば、例えば、画像40の投影位置を変更せずに画像40の大きさを変更する制御が行われ得る。また、画像40の大きさを調整することで画像40の輝度を調整する制御が行われ得る。
次に、上記実施形態の変形例1について説明する。本変形例は、移動体としての人Pの移動方向を推定して画像の投影位置を調整する点で上記実施形態と異なる。以下では、上記実施形態との相違点について説明し、上記実施形態と共通する点については説明を省略する。
本変形例では、異なる2以上の時点においてモニタ装置30による撮影が行われ、撮影が行われた時点ごとに、撮影画像に基づいて、投影面2の周囲における移動体としての人Pの位置、人Pの顔の向きを含む移動体情報が取得されて移動体データ1331に記憶される。そして、各時点における人Pの位置の変化に基づいて、人Pの移動方向が推定され、推定された移動方向に基づいて画像の投影位置が調整される。人Pの移動方向の推定には、互いに異なる位置に設けられた複数のモニタ装置30による撮影画像が用いられてもよい。
また、人Pを所定の誘導方向に誘導するために画像50を投影する場合には、人Pの顔の向きに基づいて調整された画像の投影位置を、さらに誘導方向にずらしてもよい。これにより、人Pに対し、直感的に分かりやすく誘導方向を認識させることができる。
変形例1に係る投影調整処理が開始されると、CPU11は、モニタ装置30に、異なる2以上の時点で投影面2の周囲の撮影画像を撮影させる。そして、得られた複数の撮影画像から、各時点における移動体としての人Pの位置及び顔の向きを特定し、特定結果を移動体データ1331に記憶させる(ステップS301)。なお、投影調整処理の開始前から定期的にモニタ装置30による撮影を実行させておき、ステップS301の開始時点において既に撮影されている複数の撮影画像に基づいて人Pの位置及び顔の向きを特定してもよい。
ステップS306が終了すると、CPU11は、投影調整処理を終了させる。
次に、上記実施形態の変形例2について説明する。本変形例は、移動体としての人Pの位置及び向き、並びに画像を投影する時刻に基づいて画像の内容、投影位置、及び向きのうちの少なくとも1つを調整する点で上記実施形態と異なる。以下では、上記実施形態との相違点について説明し、上記実施形態と共通する点については説明を省略する。変形例2は、変形例1と組み合わせてもよい。
本変形例では、モニタ装置30による撮影画像に基づいて、投影面2の周囲における移動体としての人Pの位置、及び向きを含む移動体情報が取得されて移動体データ1331に記憶される。そして、取得された人Pの位置及び向きと、画像60を投影する時刻と、に基づいて、その時刻における適切な内容の画像60が、人Pの位置及び向きに応じた位置に投影される。時刻は、各種公知の方法により取得することができる。例えば、プロジェクタ10に、クロック信号を分周した所定周波数の信号を計数して現在日時を計数、保持する計時回路を設け、CPU11が、この計時回路から時刻を取得できるようにしてもよい。
変形例2に係る投影調整処理が開始されると、CPU11は、移動体データ1331から、投影面2の周囲にいる移動体としての人Pの位置及び向きを取得する(ステップS401)。人Pが集団を形成している場合には、当該集団に含まれる複数の人Pの平均の位置及び向きを導出してもよい。また、CPU11は、現在時刻を取得する(ステップS402)。
ステップS404が終了すると、CPU11は、投影調整処理を終了させる。
例えば、図16において、明るさ情報(及び/または画像40の内容)に基づく画像の投影態様の調整(ステップS306)を、ステップS301~S305の前に実行してもよく、テップS301~S305のみを実行してもよい。また、図16の投影調整処理において、図14のステップS201~S208のうち少なくとも一部の処理を併せて実行してもよい。一例を挙げると、画像40と人Pとの位置関係(人Pの現在の位置に基づく位置関係、又は推定した移動方向における人Pの予測の位置に基づく位置関係)が適正条件を満たさないと判別された場合に(ステップS201で“NO”)、ミラー25の角度の変更により、画像40と人Pとの最短距離(現在の位置に基づく最短距離、又は上記の予測の位置に基づく最短距離)が増大するように画像40の投影位置を調整する処理(ステップS204)、及び、画像40と人Pとの最短距離(現在の位置に基づく最短距離、又は上記の予測の位置に基づく最短距離)が増大するように画像40の大きさを調整する処理(ステップS206)の少なくとも一方を行ってもよい。
また、図19において、明るさ情報(及び/または画像40の内容)に基づく画像の投影態様の調整(ステップS404)を、ステップS401~S403の前に実行してもよく、テップS401~S403のみを実行してもよい。また、図19の投影調整処理において、図14のステップS201~S208のうち少なくとも一部の処理を併せて実行してもよい。一例を挙げると、画像40と人Pとの位置関係が適正条件を満たさないと判別された場合に(ステップS201で“NO”)、ミラー25の角度の変更により、画像40と人Pとの最短距離が増大するように画像40の投影位置を調整する処理(ステップS204)、及び、画像40と人Pとの最短距離が増大するように画像40の大きさを調整する処理(ステップS206)の少なくとも一方を行ってもよい。
以上のように、本実施形態に係る投影システム1は、光源141を有し、投影面2に画像40を投影する投影部14と、処理部としてのCPU11と、を備え、CPU11は、投影面2の周囲の明るさに係る明るさデータ1332(明るさ情報)を取得し、光源141の全光束、画像40の色域、及び画像40の大きさのうち少なくとも1つの項目を選択し、明るさデータ1332に基づいて、選択された項目を調整する。これにより、投影面2の周囲の明るさに応じて画像40の投影態様を柔軟に調整することができる。よって、より視認しやすい態様で画像40を投影することができ、画像40の投影によってより分かりやすく情報を伝えることができる。
なお、上記実施形態における記述は、本発明に係る情報処理装置、プログラム及び情報処理方法の一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、処理部として、プロジェクタ10のCPU11を例示し、当該CPU11によりミラー装置20及びモニタ装置30の動作が制御される例を用いて説明したが、これに限られない。例えば、プロジェクタ10とは別個の情報処理装置(例えば、パーソナルコンピュータ)に処理部を設けて、当該処理部がプロジェクタ10、ミラー装置20及びモニタ装置30を制御してもよい。また、処理部は、ミラー装置20又はモニタ装置30に設けられてもよい。さらに一実施形態では、プロジェクタ10とは別個の情報処理装置に複数のプロセッサのうちの少なくとも1つが設けられていてもよい。この場合、処理部は、プロジェクタ10に設けられた少なくとも1つのプロセッサと、情報処理装置に設けられた少なくとも1つのプロセッサとを含む。また、投影部14は、上述した実施形態に限定されない。例えば、少なくとも一種類の光源と、回転するカラーホイールと、蛍光体などによってRGBの光を出射するように構成されていてもよく、光源と液晶パネルを用いてRGBの光を出射する液晶型のプロジェクタの一部であってもよい。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
光源を有し、投影面に画像を投影する投影部と、
処理部と、
を備え、
前記処理部は、
前記投影面の周囲の明るさに係る明るさ情報を取得し、
前記光源の全光束、前記画像の色域、及び前記画像の大きさのうち少なくとも1つの項目を選択し、
前記明るさ情報に基づいて、選択された前記項目を調整する、
ことを特徴とする投影システム。
<請求項2>
前記処理部は、前記明るさ情報から特定される前記投影面の周囲の明るさが増大するに従って前記画像の輝度が高くなるように、前記光源の全光束、前記画像の色域、及び前記画像の大きさのうち少なくとも1つの前記項目を選択し、選択された前記項目を調整することを特徴とする請求項1に記載の投影システム。
<請求項3>
前記投影部は、前記光源が出力する互いに異なる3色の光の組み合わせを用いて前記画像を投影し、
前記処理部は、
前記画像を投影中の任意の時点において前記3色の光のうち1色の光が用いられる第1モード、及び、前記画像を投影中の少なくとも一部の期間において前記3色の光のうち2色の光が同時に用いられ、前記画像の輝度の最大値が前記第1モードよりも高い第2モードで前記投影部を動作させることが可能であり、
選択された前記項目が前記画像の色域である場合に、前記投影部の動作モードを前記第1モードと前記第2モードとの間で切り替える制御により前記画像の色域を調整することを特徴とする請求項1又は2に記載の投影システム。
<請求項4>
前記3色の光は、赤色光、緑色光及び青色光であり、
前記第2モードで前記投影部が動作している期間は、前記赤色光及び前記緑色光が同時に用いられる期間と、前記赤色光及び前記青色光が同時に用いられる期間と、を含むことを特徴とする請求項3に記載の投影システム。
<請求項5>
前記処理部は、
前記投影面の周囲の移動体に係る移動体情報をさらに取得し、
前記取得した移動体情報に基づいて、前記画像と、前記投影面の周囲における移動体との最短距離が増大するように前記画像の投影位置及び前記画像の大きさの少なくとも一方を調整することを特徴とする、請求項1~4のいずれか一項に記載の投影システム。
<請求項6>
前記処理部は、前記投影面の周囲の移動体に係る移動体情報をさらに取得し、
前記移動体情報は、前記投影面の周囲の移動体の、異なる2以上の時点における位置に係る情報を含み、
前記処理部は、
前記取得した移動体情報から特定される、前記投影面の周囲にいる移動体の位置の変化に基づいて、前記投影面の周囲にいる移動体の移動方向を推定し、
前記推定した移動方向に基づいて前記画像の投影位置を調整することを特徴とする、請求項1~5のいずれか一項に記載の投影システム。
<請求項7>
前記処理部は、前記投影面の周囲の移動体に係る移動体情報をさらに取得し、
前記移動体は、人であり、
前記移動体情報は、前記投影面の周囲における人の位置及び人の顔の向きに係る情報を含み、
前記処理部は、前記取得した移動体情報から特定される前記人の顔の向きに基づいて前記画像の投影位置を調整することを特徴とする、請求項1~6のいずれか一項に記載の投影システム。
<請求項8>
前記処理部は、前記投影面の周囲の移動体に係る移動体情報をさらに取得し、
前記移動体情報は、前記投影面の周囲の移動体の位置及び移動体の向きに係る情報を含み、
前記処理部は、前記取得した移動体情報から特定される前記移動体の位置及び向きと、前記画像を投影する時刻と、に基づいて、前記画像の投影位置、向き及び内容のうちの少なくとも1つを調整することを特徴とする、請求項1~7のいずれか一項に記載の投影システム。
<請求項9>
前記投影部から出射された、前記画像を構成する光を反射させて前記投影面に導くミラーを備え、
前記ミラーは、光の反射面の角度を変更可能に設けられており、
前記処理部は、前記ミラーの前記反射面の角度を変更する制御により前記画像の投影位置を調整することを特徴とする、請求項5~8のいずれか一項に記載の投影システム。
<請求項10>
前記投影部は、前記画像を構成する光を所定方向に導く、焦点距離を調整可能なズームレンズを有し、
前記処理部は、選択された前記項目が前記画像の大きさである場合に、前記ズームレンズの焦点距離を変更する制御により前記画像の大きさを調整することを特徴とする請求項1~9のいずれか一項に記載の投影システム。
<請求項11>
前記処理部は、選択された前記項目が前記画像の大きさであり、前記画像の大きさを変更する場合に、前記画像の大きさの減少に応じて当該画像に含まれる情報の量が低減するように前記画像の内容を変更することを特徴とする請求項1~10のいずれか一項に記載の投影システム。
<請求項12>
前記処理部は、前記画像の内容に応じて前記画像の色域を変更することを特徴とする請求項1~11のいずれか一項に記載の投影システム。
<請求項13>
前記処理部は、
前記画像に含まれる情報量の多さに係る情報量条件が満たされているか否かを判別し、
前記情報量条件が満たされていると判別された場合には、前記光源の全光束を調整し、
前記情報量条件が満たされていないと判別された場合には、前記画像の色域、及び前記画像の大きさのうち少なくとも一方を調整することを特徴とする請求項1~12のいずれか一項に記載の投影システム。
<請求項14>
光源を有し、投影面に画像を投影する投影部を備えた投影システムのコンピュータが実行する投影方法であって、
前記投影面の周囲の明るさに係る明るさ情報を取得し、
前記光源の全光束、前記画像の色域、及び前記画像の大きさのうち少なくとも1つの項目を選択し、
前記明るさ情報に基づいて、選択された前記項目を調整する、
ことを特徴とする投影方法。
<請求項15>
光源を有し、投影面に画像を投影する投影部を備えた投影システムのコンピュータに、
前記投影面の周囲の明るさに係る明るさ情報を取得させ、
前記光源の全光束、前記画像の色域、及び前記画像の大きさのうち少なくとも1つの項目を選択させ、
前記明るさ情報に基づいて、選択された前記項目を調整させる、
ことを特徴とするプログラム。
2 投影面
10 プロジェクタ
11 CPU(処理部)
12 RAM
13 記憶部
131 プログラム
132 画像データ
133 環境データ(環境情報)
1331 移動体データ(移動体情報、環境情報)
1332 明るさデータ(明るさ情報、環境情報)
14 投影部
141 光源
144 蛍光体ホイール
1441 モーター
1442 ホイール板
1443 開口部
1444 蛍光体層
146 表示素子
147 ズームレンズ
148 光学系駆動部
15 通信I/F
16 バス
20 ミラー装置
21 CPU
24 ミラー駆動部
25 ミラー
30 モニタ装置
31 CPU
34 撮像部
35 明るさ検出部
40、50、60 画像
40a 縮小画像
71、72 通路
L 予測線
P、P1~P4 人(移動体)
Claims (13)
- 光源を有し、投影面に画像を投影する投影部と、
処理部と、
を備え、
前記処理部は、
前記投影面の周囲の明るさに係る明るさ情報を取得し、
前記光源の全光束、前記画像の色域、及び前記画像の大きさのうち少なくとも1つの項目を選択し、
前記明るさ情報に基づいて、選択された前記項目を調整するように構成されており、
前記処理部は、前記光源の全光束の調整による前記画像の輝度の第1の変動量の予測、及び/又は前記画像の色域の調整による前記画像の輝度の第2の変動量の予測、及び/又は前記画像の大きさの調整による前記画像の輝度の第3の変動量の予測に基づいて、前記画像の輝度が適正輝度以上となるような前記第1の変動量、前記第2の変動量、及び前記第3の変動量の組み合わせを特定し、特定した前記組み合わせに対応する項目を、調整する項目として選択する
ことを特徴とする投影システム。 - 前記投影部は、前記光源が出力する互いに異なる3色の光の組み合わせを用いて前記画像を投影し、
前記処理部は、
前記画像を投影中の任意の時点において前記3色の光のうち1色の光が用いられる第1モード、及び、前記画像を投影中の少なくとも一部の期間において前記3色の光のうち2色の光が同時に用いられ、前記画像の輝度の最大値が前記第1モードよりも高い第2モードで前記投影部を動作させることが可能であり、
選択された前記項目が前記画像の色域である場合に、前記投影部の動作モードを前記第1モードと前記第2モードとの間で切り替える制御により前記画像の色域を調整することを特徴とする請求項1に記載の投影システム。 - 前記3色の光は、赤色光、緑色光及び青色光であり、
前記第2モードで前記投影部が動作している期間は、前記赤色光及び前記緑色光が同時に用いられる期間と、前記赤色光及び前記青色光が同時に用いられる期間と、を含むことを特徴とする請求項2に記載の投影システム。 - 前記処理部は、
前記投影面の周囲の移動体に係る移動体情報をさらに取得し、
前記取得した移動体情報に基づいて、前記画像と、前記投影面の周囲における移動体との最短距離が増大するように前記画像の投影位置及び前記画像の大きさの少なくとも一方を調整することを特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載の投影システム。 - 前記処理部は、前記投影面の周囲の移動体に係る移動体情報をさらに取得し、
前記移動体情報は、前記投影面の周囲の移動体の、異なる2以上の時点における位置に係る情報を含み、
前記処理部は、
前記取得した移動体情報から特定される、前記投影面の周囲にいる移動体の位置の変化に基づいて、前記投影面の周囲にいる移動体の移動方向を推定し、
前記推定した移動方向に基づいて前記画像の投影位置を調整することを特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載の投影システム。 - 前記処理部は、前記投影面の周囲の移動体に係る移動体情報をさらに取得し、
前記移動体は、人であり、
前記移動体情報は、前記投影面の周囲における人の位置及び人の顔の向きに係る情報を含み、
前記処理部は、前記取得した移動体情報から特定される前記人の顔の向きに基づいて前記画像の投影位置を調整することを特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載の投影システム。 - 前記処理部は、前記投影面の周囲の移動体に係る移動体情報をさらに取得し、
前記移動体情報は、前記投影面の周囲の移動体の位置及び移動体の向きに係る情報を含み、
前記処理部は、前記取得した移動体情報から特定される前記移動体の位置及び向きと、前記画像を投影する時刻と、に基づいて、前記画像の投影位置、向き及び内容のうちの少なくとも1つを調整することを特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載の投影システム。 - 前記投影部から出射された、前記画像を構成する光を反射させて前記投影面に導くミラーを備え、
前記ミラーは、光の反射面の角度を変更可能に設けられており、
前記処理部は、前記ミラーの前記反射面の角度を変更する制御により前記画像の投影位置を調整することを特徴とする、請求項4~7のいずれか一項に記載の投影システム。 - 前記投影部は、前記画像を構成する光を所定方向に導く、焦点距離を調整可能なズームレンズを有し、
前記処理部は、選択された前記項目が前記画像の大きさである場合に、前記ズームレンズの焦点距離を変更する制御により前記画像の大きさを調整することを特徴とする請求項1~8のいずれか一項に記載の投影システム。 - 前記処理部は、選択された前記項目が前記画像の大きさであり、前記画像の大きさを変更する場合に、前記画像の大きさの減少に応じて当該画像に含まれる情報の量が低減するように前記画像の内容を変更することを特徴とする請求項1~9のいずれか一項に記載の投影システム。
- 前記処理部は、前記画像の内容に応じて前記画像の色域を変更することを特徴とする請求項1~10のいずれか一項に記載の投影システム。
- 光源を有し、投影面に画像を投影する投影部を備えた投影システムのコンピュータが実行する投影方法であって、
前記投影面の周囲の明るさに係る明るさ情報を取得し、
前記光源の全光束、前記画像の色域、及び前記画像の大きさのうち少なくとも1つの項目を選択し、
前記明るさ情報に基づいて、選択された前記項目を調整し、
前記項目を選択する工程は、前記光源の全光束の調整による前記画像の輝度の第1の変動量の予測、及び/又は前記画像の色域の調整による前記画像の輝度の第2の変動量の予測、及び/又は前記画像の大きさの調整による前記画像の輝度の第3の変動量の予測に基づいて、前記画像の輝度が適正輝度以上となるような前記第1の変動量、前記第2の変動量、及び前記第3の変動量の組み合わせを特定し、特定した前記組み合わせに対応する項目を、調整する項目として選択する工程を含む
ことを特徴とする投影方法。 - 光源を有し、投影面に画像を投影する投影部を備えた投影システムのコンピュータに、
前記投影面の周囲の明るさに係る明るさ情報を取得させ、
前記光源の全光束、前記画像の色域、及び前記画像の大きさのうち少なくとも1つの項目を選択させ、
前記明るさ情報に基づいて、選択された前記項目を調整させ、
前記項目を選択させる処理は、前記光源の全光束の調整による前記画像の輝度の第1の変動量の予測、及び/又は前記画像の色域の調整による前記画像の輝度の第2の変動量の予測、及び/又は前記画像の大きさの調整による前記画像の輝度の第3の変動量の予測に基づいて、前記画像の輝度が適正輝度以上となるような前記第1の変動量、前記第2の変動量、及び前記第3の変動量の組み合わせを特定し、特定した前記組み合わせに対応する項目を、調整する項目として選択させる処理を含む
ことを特徴とするプログラム。
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