JP7404850B2 - スライド装置 - Google Patents
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Description
すなわち、当該構成要件は、乗物に対して固定される固定レール(11)であって、多数の係合穴(11A)が長手方向に沿って直列に設けられた固定レール(11)と、乗物用シートが固定されるとともに、固定レール(11)に対してスライド可能な可動レール(12)と、可動レール(12)に一体化され、当該可動レール(12)を固定レール(11)に対してスライドさせるための駆動ユニット(14)と、駆動ユニット(14)の一部を構成する無端状のベルト(18)であって、多数の係合穴(11A)に着脱自在に嵌り込む複数の突起部(以下、駆動突起部(18B)という。)が外周面に設けられたベルト(18)と、ベルト(18)の内周面に設けられた凹凸と噛み合う平歯車状の第1駆動プーリ(20A)であって、ベルト(18)を回転駆動するための第1駆動プーリ(20A)と、駆動ユニット(14)の一部を構成するとともに、ベルト(18)の内周側に配置されてベルト(18)と連動して回転する回転体(20C)であって、外周に複数の突起部(以下、補強突起部(20D)という。)が設けられた回転体(20C)とを備え、ベルト(18)の内周面のうち複数の駆動突起部(18B)それぞれに対応する部位には、外
面側に陥没した穴部(18C)であって、複数の補強突起部(20D)のいずれかが着脱自在に嵌り込み可能な穴部(18C)が複数設けられていることである。
すなわち、第1駆動プーリ(20A)と同軸上に配置された第2駆動プーリ(20B)であって、第1駆動プーリ(20A)と一体的に回転する第2駆動プーリ(20B)を備え、さらに、回転体(20C)は、第1駆動プーリ(20A)と第2駆動プーリ(20B)との間において当該第1駆動プーリ(20A)と同軸上に配置され、かつ、第1駆動プーリ(20A)と一体的に回転することが望ましい。
ベルト(18)の内周面と滑り接触することにより、係合穴(11A)に嵌り込んだ駆動突起部(18B)が当該係合穴(11A)から離間することを規制するための規制部(23)を備え、回転ガイド部(23B、23C)は、規制部(23)に設けられていることが望ましい。これにより、複数の駆動突起部(18B)が確実に複数の係合穴(11A)に嵌まり込み得るので、高負荷時であっても、スライド装置が確実に作動し得る。
因みに、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的構成等との対応関係を示す一例であり、本開示は上記括弧内の符号に示された具体的構成等に限定されない。
<1.乗物用シート装置の概要>
乗物用シート装置は、乗物用シート(図示せず。)及びスライド装置10(図1参照)等を少なくとも備える。乗物用シートは、乗物を利用する者が着座可能な座席である。当該乗物用シートは、少なくともシートクッションを有する。シートクッションは、着席者の臀部を支持するための部位である。
<2.1 スライド装置の概要>
2つのスライド装置は略左右対称な構成である。以下の説明は、シート幅方向左端側に配置されたスライド装置10の説明である。スライド装置10は、図1に示されるように、固定レール11、可動レール12及び駆動ユニット14等を少なくとも備える。
駆動ユニット14は、可動レール12を固定レール11に対してスライドさせるための駆動装置である。当該駆動ユニット14は、直接的又は間接的に可動レール12に固定されている。このため、駆動ユニット14は可動レール12と一体的に変位する。
無限軌道17は、図4に示されるように、ベルト18、少なくとも1つ(本実施形態では、2つ)の駆動プーリユニット19、20、及びハウジング21、22等を少なくとも有して構成されている。
ベルト18は、図5~図7に示されるように、内周面に凹凸18Aが設けられた歯付きベルトにて構成されている。当該ベルト18の外周面には、複数の突起部18B(以下、駆動突起部18Bという。)が設けられている。
2つの駆動プーリユニット19、20は、同一構造である。各駆動プーリユニット19、20は、図10に示されるように、少なくとも1つ(本実施形態では、2つ)の駆動プーリ19A、19B、20A、20B及び回転体19C、20C等を有する。
ハウジング21、22は、駆動プーリユニット19、20を回転可能に支持した状態で、駆動プーリユニット19、20及びベルト18を収納する。ハウジング21、22は、図4に示されるように、軸線方向から駆動プーリユニット19、20及びベルト18を挟み込んだ状態で、それら18~20を収納する。
ベルト18の内周面のうち複数の駆動突起部18Bそれぞれに対応する部位には、外周面側に陥没した穴部18Cであって、複数の補強突起部19D、20Dのいずれかが着脱自在に嵌り込み可能な穴部18Cが複数設けられている(図6参照)。
上述の実施形態に係るスライド装置10では、2つの駆動プーリユニット19、20を備えていた。しかし、本開示はこれに限定されない。すなわち、当該開示は、例えば、2つの駆動プーリユニット19、20のうちいずれか一方の駆動プーリユニット、及び従動プーリユニットを備える構成であってもよい。
12… 可動レール 14… 駆動ユニット 15… 動力部
16… 減速機構 17… 無限軌道 18… ベルト
18A… 凹凸 18B… 駆動突起部 18C… 穴部
18D… 溝部 19、20… 駆動プーリユニット
19A、19B、20A、20B… 駆動プーリ
19C、20C… 回転体 19D、20D… 補強突起部
19E、20E… 隙間
Claims (6)
- 乗物用シートをスライド可能に支持するスライド装置において、
乗物に対して固定される固定レールであって、多数の係合穴が長手方向に沿って直列に設けられた固定レールと、
乗物用シートが固定されるとともに、前記固定レールに対してスライド可能な可動レールと、
前記可動レールに一体化され、当該可動レールを前記固定レールに対してスライドさせるための駆動ユニットと、
前記駆動ユニットの一部を構成する無端状のベルトと、
前記ベルトに設けられ、前記多数の係合穴に着脱自在に嵌り込む複数の突起部であって、当該ベルトの回転に伴って前記多数の係合穴のいずれかに嵌り込むとともに、当該ベルトの回転が更に進行すると、当該当該係合穴から離脱する突起部と、
前記ベルトの内周面に設けられた凹凸と噛み合う平歯車状の第1駆動プーリであって、前記ベルトを回転駆動するための第1駆動プーリと、
前記駆動ユニットの一部を構成するとともに、前記ベルトの内周側に配置されて前記ベルトと連動して回転する回転体であって、外周に複数の突起部が設けられた回転体と、
前記第1駆動プーリと同軸上に配置され、当該第1駆動プーリと一体的に回転する第2駆動プーリとを備え、
前記ベルトに設けられた複数の突起部それぞれを駆動突起部とし、前記回転体に設けられた複数の突起部それぞれを補強突起部としたとき、
前記ベルトの内周面のうち複数の前記駆動突起部それぞれに対応する部位には、外周面側に陥没した穴部であって、複数の前記補強突起部のいずれかが着脱自在に嵌り込み可能な穴部が複数設けられ、
さらに、前記回転体は、前記第1駆動プーリと前記第2駆動プーリとの間において当該第1駆動プーリと同軸上に配置され、かつ、前記第1駆動プーリと一体的に回転するスライド装置。 - 前記第1駆動プーリの幅方向一端から前記第2駆動プーリの幅方向他端に至るまでの寸法は、前記ベルトの幅寸法以下である請求項1に記載のスライド装置。
- 前記ベルトに発生する張力が予め決められた張力以下の場合には、前記穴部に嵌まり込んだ前記補強突起部と当該穴部の内壁との間に隙間が存在する請求項1又は2に記載のスライド装置。
- 前記ベルトの内周面には、当該ベルトの周方向に沿って延びる無端状の溝部が設けられ、
前記溝部と嵌合した状態で当該溝部の内壁と滑り接触可能な回転ガイド部を備え、
前記回転体の回転軸線と平行な方向を軸線方向としたとき、
前記回転ガイド部は、前記溝部に嵌合した状態で当該溝部の内壁と滑り接触したときに、前記ベルトが軸線方向に予め決められた寸法を超えて変位することを規制する請求項1ないし3いずれか1項に記載のスライド装置。 - 前記ベルトの内周面と滑り接触することにより、前記係合穴に嵌り込んだ前記駆動突起部が当該係合穴から離間することを規制するための規制部を備え、
前記回転ガイド部は、前記規制部に設けられている請求項4に記載のスライド装置。 - 前記ベルト及び複数の前記駆動突起部は、樹脂又はゴム製である請求項1ないし5のいずれか1項に記載のスライド装置。
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