JP7468229B2 - 吸音材用不織布、吸音材、および吸音材用不織布の製造方法 - Google Patents
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Description
<繊度(dtex)、強度(cN/dtex)、伸度(%)、捲縮数(山/25mm)、捲縮度(%)、繊維長(cm)>
(2)前記短繊維Bの繊維断面が、異形度1.0~5.0の多葉扁平断面である、(1)に記載の吸音材用不織布。
(3)目付が、150g/m2以上500g/m2以下であり、厚さが、0.6mm以上4.0mm以下である、(1)または(2)に記載の吸音材用不織布。
(4)密度が、0.07g/cm3以上0.40g/cm3以下である、(1)~(3)のいずれか一つに記載の吸音材用不織布。
(5)前記短繊維Aが、ポリエステル系短繊維である、(1)~(4)のいずれか一つに記載の吸音材用不織布。
(6)前記短繊維Aの引張強度が5cN/dtex以上であり、前記短繊維Aの引張伸度が20~35%である、(1)~(5)のいずれか一つに記載の吸音用不織布。
(7)前記短繊維Bの繊度が、1.1~1.8dtexであり、かつ前記短繊維Aと前記短繊維Bの繊度の比(短繊維Aの繊度/短繊維Bの繊度)が0.30~0.60である、(1)~(6)のいずれかに記載の吸音用不織布。
(8)(1)~(7)のいずれかに記載の吸音材用不織布と、繊維系多孔質体層、発泡体層、または空気層からなる層状物とを、有し、前記層状物は、前記吸音材用不織布の一方の面に積層されており、前記層状物の厚さが、5~50mmである、吸音材。
(9)短繊維Aおよび短繊維Bに開繊処理を施し、短繊維Aおよび短繊維Bの混繊ウェブを得る工程と、前記混繊ウェブがウォータージェットパンチノズルを3回以上通過する工程とを有し、前記短繊維Aの繊度が0.4~0.9dtexであり、前記短繊維Aの下記の式(1)に示す通過係数は15~260の範囲内であり、前記短繊維Bの繊度が1.1~20.0dtexであり、前記短繊維Bの繊維断面の扁平度が2.0~4.0であり、前記混繊ウェブの全体に対し、前記短繊維Aの含有量が30~80質量%であり、前記混繊ウェブの全体に対し、前記短繊維Bの含有量が20~70質量%である、吸音材用不織布の製造方法。
<繊度(dtex)、強度(cN/dtex)、伸度(%)、捲縮数(山/25mm)、捲縮度(%)、繊維長(cm)>
通過係数=(繊度×強度×√伸度×√捲縮数×√捲縮度)/(繊維長) (1)
<繊度(dtex)、強度(cN/dtex)、伸度(%)、捲縮数(山/25mm)、捲縮度(%)、繊維長(cm)>
このような吸音材用不織布(以下、単に「不織布」と称することがある)は、その製造工程におけるカード機などによるカード工程で、短繊維Aの糸切れや短繊維Aの針布への巻き付きの発生が抑制される。そして、短繊維Aの糸切れや短繊維Aの針布への巻き付きの発生が抑制されることで、吸音材用不織布の生産性が優れたものとなるとともに、吸音材用不織布の内部に切れた短繊維Aが繊維塊として発生することも抑制されるので、低周波領域および高周波域の両方で高い吸音性能が得られる。また、吸音材用不織布の内部に切れた短繊維Aが繊維塊として発生することも抑制されるので、吸音材用不織布の品位も優れたものとなるとの効果が得られることを本発明者は見出した。なお、これらの効果を総じて「本発明の効果」と称することがある。本発明の吸音材用不織布が上記の効果を奏することができるのは、短繊維Aの通過係数が15~260の範囲内であるためと推測する。
扁平度 = A/B (2)
また、短繊維Bが、異形度が1.0~5.0の多葉扁平断面であることにより、短繊維Bの表面積が大きくなり、吸音材用不織布の内部における音の粘性損失による吸音作用が向上し、吸音性能が優れたものとなるため好ましい。異形度(C/D)は、前記の多葉扁平形において、凸部と凸部の間にある凹部の大きさを表しており、その値が大きいと凹部が小さく、その値が小さいと凹部は大きいことを意味している。異形度(C/D)が大きくなりすぎると凹部は浅くなることから、異形度を5.0以下とすることで、上記の粘性損失による吸音作用が向上する。一方、異形度を1.0以上とすることで、凹部の増加による短繊維Bの強度低下を抑制でき、カード工程での短繊維Bの糸切れや短繊維Bの針布への巻き付きの発生が抑制される。前記の点で、異形度は1.5~4.5の範囲が好ましく、2.0~4.0の範囲が好ましい。なお、本発明の異形度は図1に示す短繊維Bの断面の、最大凹凸部において隣り合う凸部の頂点間を結ぶ線の長さをC、前記凸部の頂点間を結ぶ線Cから凹部の底点に下ろした垂線の最大の長さをDとするとき、下記の式(3)で示される。
異形度 = C/D (3)
よって、そのような短繊維Bを吸音材用不織布の全質量に対して20質量%以上含有することで、吸音材用不織布全体で発生する糸切れや針布への巻き付き、繊維塊の発生の頻度が低下し、結果として、生産性や品位に優れた吸音材用不織布が得られるものと推測する。一方で、吸音材用不織布を構成する短繊維Bの含有量が多すぎると、吸音材用不織布の多孔質部が粗く大きいものとなり、吸音材用不織布を吸音材として使用する際の吸音性能が低下する傾向にある。したがって、短繊維Bの含有量は吸音材用不織布の全質量に対して70質量%以下である。また、60質量%以下であることが好ましく、55質量%以下であることがさらに好ましい。上記の点で、短繊維Bの含有量は、吸音材用不織布の全質量に対して、25質量%以上であることが好ましく、30%質量以上であることがさらに好ましい。
通過係数=(繊度×強度×√伸度×√捲縮数×√捲縮度)/(繊維長) (式1)
<繊度(dtex)、強度(cN/dtex)、伸度(%)、捲縮数(山/25mm)、捲縮度(%)、繊維長(cm)>
本発明の吸音材用不織布が上記の特徴点2を満たすことで、本発明の効果が得られる。上記のとおり、繊度の小さい短繊維Aは、カード工程において糸切れを起こしたり、針布へ巻き付いたり、吸音材用不織布の内部にて繊維塊を形成し易い傾向がある。しかし、繊度が0.4~0.9dtexの短繊維Aであっても、通過係数が15~260の範囲内である場合には、カード工程における短繊維Aの糸切れ等の発生は抑制される。すなわち、短繊維Aの繊度が0.4~0.9dtexであり、かつ、通過係数が15~260であることで、その短繊維Aを特定の含有量にて含有する吸音材用不織布は、カード工程における短繊維Aの糸切れ等の発生が抑制され、吸音材用不織布は生産性に優れると共に、その吸音材用不織布を用いた吸音材の吸音性能が優れたものとなる。そのメカニズムは以下のとおりと推測する。短繊維Aの特性である、繊度、強度、伸度、捲縮数、捲縮度と、繊維長のバランスを最適化する(すなわち、短繊維Aの通過係数が15~260である)ことで、カード工程における短繊維Aと針布との間の摩擦による糸切れが抑制されたり(このことには、特に、短繊維Aの強度や短繊維Aの伸度の影響が大きいと考えられる)、カード工程における短繊維Aの針布への巻き付きが低減する(このことには、特に、短繊維Aの繊維長の影響が大きいと考える)ものと推測する。そして、カード工程において、不織布の内部で短繊維Aと短繊維Bとが均一に分散、交絡し、吸音材用不織布の内部にて、短繊維Aが繊維塊として発生することも抑制され(このことは、特に、短繊維Aの捲縮数および捲縮度の影響が大きいと考えられる)、吸音材用不織布の品位が向上するとともに、短繊維Aが不織布の内部で均一に分散することで微細な孔を多数有する多孔質部を吸音材用不織布の内部に形成することができ、この不織布を用いた吸音材の吸音性能が優れたものとなる。
(a)短繊維Aと短繊維Bを開繊させる工程
(b)短繊維Aと短繊維Bとをウェブ状にする工程
(c)ニードルまたは水流により短繊維Aと短繊維Bとを交絡し不織布を得る工程
以下、これら(a)~(c)の工程の詳細について説明する。
(1)吸音材用不織布を構成する各短繊維と含有量
JIS L 1030-1:2006「繊維製品の混用率試験方法-第1部:繊維識別」、およびJIS L 1030-2:2005「繊維製品の混用率試験方法-第2部:繊維混用率」に基づいて、正量混用率(標準状態における各短繊維の質量比)を測定し、これを吸音材用不織布を構成する繊維の含有量(質量%)とした。これにより、吸音材用不織布を構成する繊維素材と、その含有量(質量%)を特定した。
上記(1)のJIS L 1030-2:2005「繊維製品の混用率試験方法-第2部:繊維混用率」の6.溶解法における、残留不織布について、その断面を走査型電子顕微鏡(SEM)(日立ハイテク社製S-3500N型)で観察し、無作為に30箇所の観察範囲を抽出し、倍率1,000倍の断面写真を撮影した。さらに断面写真内に存在する全ての繊維について単繊維直径を測定した。また、繊維の断面形状が異形断面形状の場合は、断面写真から繊維の断面積を、プラニメータを用いて測定し、前記の断面積から真円直径に換算することで、繊維の単繊維直径とした。得られた単繊維直径データを、0.1μmの区間毎に峻別し、区間毎の平均単繊維直径と区間毎の繊維本数を集計した。得られた区間毎の平均単繊維直径と、上記(1)にて特定した各短繊維の比重から、下記式(2)により区間毎の繊維の繊度を算出した。
上記の繊維の繊度の内、繊度が0.4~0.9dtexの繊維について、その区間毎の繊度と区間毎の繊維本数、繊維素材の比重から、繊度が0.4~0.9dtexの繊維の含有量(質量%)を算出した。
同様にして、繊度が1.1~20.0dtexの繊維の含有量(質量%)を求めた。
上記(2)にて特定した、繊度が1.1~20.0dtexの繊維について、SEMによる断面写真を用いて、図1に示す繊維断面の、最大長さA、および最大幅Bを測定し、下記の式(4)を用いて扁平度を算出した。
(4)吸音材用不織布を構成する短繊維の異形度
上記(2)にて特定した、繊度が1.1~20.0dtexの繊維について、SEMによる断面写真を用いて、図1に示す繊維断面の、最大凹凸部において隣り合う凸部の頂点間を結ぶ線の長さC、前記凸部の頂点間を結ぶ線Cから凹部の底点に下ろした垂線の最大の長さDを測定し、下記の式(5)を用いて異形度を算出した。
異形度 = C/D (5)
(5)吸音材用不織布を構成する短繊維の繊維長
JIS L 1015:2010 8.4.1 直接法(C法)で単位をcmで測定した。
JIS L 1015(1999)8.7.1に基づき、空間距離20mm、短繊維を一本ずつ区分線に緩く張った状態で両端を接着剤で紙片にはり付けて固着し、区分ごとを1試料とする。試料を引張試験器のつかみに取り付け、上部つかみの近くで紙片を切断し、つかみ間隔20mm、引張速度20mm/分の速度で引っ張り、試料が切断したときの荷重(N)及び伸び(mm)を測定、次の式により引張強度(cN/dtex)及び伸度(%)を算出した。
Tb=SD/F0
Tb:引張強度(cN/dtex)
SD:破断時の荷重(cN)
F0:試料の正量繊度(dtex)
S={(E2-E1)/(L+E1)}×100
S:伸度(%)
E1:緩み(mm)
E2:切断時の伸び(mm)又は最大荷重時の伸び(mm)
L:つかみ間隔(mm)
(7)吸音材用不織布を構成する短繊維の捲縮数
JIS L 1015-8-12-1,2(2010年改正版)の方法に準じて不織布を構成する繊維の捲縮数(山/25mm)を測定した。
JIS L 1015-8-12-1,2(2010年改正版)の方法に準じて不織布を構成する繊維の捲縮率(%)を測定し、これを繊維の捲縮度(%)とした。
使用する短繊維比率に調整し、オープナー工程に処した原綿を20gに計量して、ラボカードマシン(シリンダー回転数300rpm、ドッファー速度10m/min)に投入し、糸切れによるカード工程での落綿や針布に巻き付かずにカードから出てきたウェブの質量(g)を測定する。測定したウェブの質量等を用いて、以下式にてカード工程通過率を求めた。このカード工程通過率の値が大きいほど、カード工程通過率は優れているといえる
カード工程通過率(%)=ウェブ質量(g)/投入量(g)×100。
JIS L 1913:1998 6.2に基づいて測定した。吸音材用不織布の試料から300mm×300mmの試験片を、鋼製定規とかみそり刃とを用いて3枚採取した。標準状態における試験片の質量を測定して、単位面積当たりの質量である目付を次の式によって求め、平均値を算出した。
ms=m/S
ms:単位面積当たりの質量(g/m2)
m:吸音材用不織布の試験片の平均質量(g)
S:吸音材用不織布の試験片の面積(m2)
(11)吸音材用不織布の厚さ
JIS L1913:1998 6.1.2 A法に基づいて測定した。吸音材用不織布の試料から50mm×50mmの試験片を5枚採取した。厚さ測定器(TECLOCK社製定圧厚さ測定器、型式PG11J)を用いて標準状態で試験片に0.36kPaの圧力を10秒間かけて厚さを測定した。測定は各試験片(5枚)について行い、平均値を算出した。
上記(10)の吸音材用積層不織布の目付と、上記(11)の吸音材用積層不織布の厚さから、次の式によって求めた。
(13)吸音材用不織布の細孔径分布
ASTM F316-86に規定される方法によって測定した。測定装置としてはPorous Materials,Inc(米国)社製“パームポロメーター”を用い、測定試薬としてはPMI社製の“ガルヴィック”を用い、シリンダー圧力を100kPaとし、測定モードとしてはWET UP-DRY UPの条件にて細孔径分布(%)を測定し、5μm以上10μm未満、10μm以上15μm未満の細孔径分布(%)を示した。
JIS L 1096-1999 8.27.1 A法(フラジール形法)に準じて測定した。吸音材用不織布の試料から、200mm×200mmの試験片を5枚採取した。フラジール形試験機を用い、円筒の一端(吸気側)に試験片を取り付けた。試験片の取り付けに際し、円筒の上に試験片を置き、試験片上から吸気部分を塞がないように均等に約98N(10kgf)の荷重を加え試験片の取り付け部におけるエアーの漏れを防止した。試験片を取り付けた後、加減抵抗器によって傾斜形気圧計が125Paの圧力を示すように吸込みファンを調整し、そのときの垂直形気圧計の示す圧力と、使用した空気孔の種類とから、試験機に付属の表によって試験片を通過する通気量(cm3/cm2/s)を求め、5枚の試験片についての平均値を算出した。
JIS A 1405(1998)の垂直入射吸音測定法(管内法)に準じて測定した。吸音材用不織布の試料から直径92mmの円形の試験片を3枚採取した。試験装置としては、電子測器株式会社製の自動垂直入射吸音率測定器(型式10041A)を用いた。試験片を、測定用のインピーダンス管の一端に、試験片と金属反射板との間に20mmの厚さの空気層ができるようにスペーサーを設置し、試験片を取り付けた。周波数毎の吸音率は測定で得られた吸音係数を100倍した値を採用した。そして、得られた1000Hzの吸音率の平均値を低周波吸音率(%)とし、得られた2000Hzの吸音率の平均値を高周波吸音率(%)とした。
短繊維Aとして繊度0.56dtex、繊維長3.8cm、強度5.4cN/dtex、伸度23%、捲縮数13.4山/25mm、捲縮度15.3%で通過係数が55のポリエチレンテレフタレート(PET)短繊維を50質量%、短繊維Bとして繊度1.70dtex、繊維長5.1cm、扁平度2.8、異形度2.7、断面形状が8個の凸部を有する多葉扁平断面のポリエチレンテレフタレート(PET)短繊維を50質量%使用し、各短繊維をオープナー工程に処した後、カード工程(シリンダー回転数300rpm、ドッファー速度10m/min)に処した。その後、下記の条件の水流交絡工程(圧力条件:上面8.0MPa、上面10.0MPa、下面13.5MPa、上面16.0MPa、下面13.5MPaの5回通し)に処した後、乾燥工程にて120℃で乾燥し、短繊維Aと短繊維Bの繊度の比0.33、目付200g/m2、厚さ1.3mm、不織布密度0.153g/cm3の吸音材用不織布を得た。
短繊維Aとして実施例1の短繊維Aを用い、短繊維Bとして実施例1の短繊維Bを用い、含有量をそれぞれ35質量%、65質量%に変更した以外は、実施例1と同一の工程、条件で処理し、短繊維Aと短繊維Bの繊度の比0.33、目付200g/m2、厚さ1.4mm、不織布密度0.143g/cm3の吸音材用不織布を得た。
短繊維Aとして実施例1の短繊維Aを用い、短繊維Bとして実施例1の短繊維Bを用い、含有量をそれぞれ65質量%、35質量%に変更した以外は、実施例1と同一の工程、条件で処理し、短繊維Aと短繊維Bの繊度の比0.33、目付200g/m2、厚さ1.3mm、不織布密度0.154g/cm3の吸音材用不織布を得た。
短繊維Aとして実施例1の短繊維Aを用い、短繊維Bとして実施例1の短繊維Bを用い、含有量をそれぞれ75質量%、25質量%に変更した以外は、実施例1と同一の工程、条件で処理し、短繊維Aと短繊維Bの繊度の比0.33、目付200g/m2、厚さ1.4mm、不織布密度0.143g/cm3の吸音材用不織布を得た。
短繊維Aとして実施例1の短繊維Aを50質量%、短繊維Bとして、繊度1.71dtex、繊維長5.1cm、扁平度2.2、異形度2.7、断面形状が8個の凸部を有する多葉扁平断面のポリエチレンテレフタレート(PET)短繊維を50質量%使用した以外は、実施例1と同一の工程、条件で処理し、短繊維Aと短繊維Bの繊度の比0.33、目付200g/m2、厚さ1.3mm、不織布密度0.154g/cm3の吸音材用不織布を得た。
短繊維Aとして実施例1の短繊維Aを50質量%、短繊維Bとして、繊度1.70dtex、繊維長5.1cm、扁平度2.8、異形度5.2、断面形状が8個の凸部を有する多葉扁平断面のポリエチレンテレフタレート(PET)短繊維を50質量%使用した以外は、実施例1と同一の工程、条件で処理し、短繊維Aと短繊維Bの繊度の比0.33、目付200g/m2、厚さ1.3mm、不織布密度0.154g/cm3の吸音材用不織布を得た。
短繊維Aとして繊度0.56dtex、繊維長3.8cm、強度5.4cN/dtex、伸度24%、捲縮数7.5山/25mm、捲縮度9.1%で通過係数が32のポリエチレンテレフタレート(PET)短繊維を50質量%、短繊維Bとして実施例1の短繊維Bを50質量%使用した以外は、実施例1と同一の工程、条件で処理し、短繊維Aと短繊維Bの繊度の比0.33、目付200g/m2、厚さ1.4mm、不織布密度0.143g/cm3の吸音材用不織布を得た。
短繊維Aとして繊度0.56dtex、繊維長3.8cm、強度4.7cN/dtex、伸度24%、捲縮数13.5山/25mm、捲縮度15.2%で通過係数が49のポリエチレンテレフタレート(PET)短繊維を50質量%、短繊維Bとして実施例1の短繊維Bを50質量%使用した以外は、実施例1と同一の工程、条件で処理し、短繊維Aと短繊維Bの繊度の比0.33、目付200g/m2、厚さ1.4mm、不織布密度0.143g/cm3の吸音材用不織布を得た。
短繊維Aとして繊度0.57dtex、繊維長3.8cm、強度6.3cN/dtex、伸度24%、捲縮数13.5山/25mm、捲縮度15.3%で通過係数が67のポリエチレンテレフタレート(PET)短繊維を50質量%、短繊維Bとして実施例1の短繊維Bを50質量%使用した以外は、実施例1と同一の工程、条件で処理し、短繊維Aと短繊維Bの繊度の比0.34、目付200g/m2、厚さ1.3mm、不織布密度0.154g/cm3の吸音材用不織布を得た。
短繊維Aとして実施例1の短繊維Aを50質量%、短繊維Bとして、繊度2.20dtex、繊維長5.1cm、扁平度2.8、異形度2.7、断面形状が8個の凸部を有する多葉扁平断面のポリエチレンテレフタレート(PET)短繊維を50質量%使用した以外は、実施例1と同一の工程、条件で処理し、短繊維Aと短繊維Bの繊度の比0.25、目付200g/m2、厚さ1.3mm、不織布密度0.154g/cm3の吸音材用不織布を得た。
短繊維Aとして繊度0.85dtex、繊維長5.1cm、強度5.3cN/dtex、伸度25%、捲縮数13.3山/25mm、捲縮度15.4%で通過係数が63のポリエチレンテレフタレート(PET)短繊維を50質量%、短繊維Bとして、繊度1.20dtex、繊維長5.1cm、扁平度2.8、異形度2.6、断面形状が8個の凸部を有する多葉扁平断面のポリエチレンテレフタレート(PET)短繊維を50質量%使用した以外は、実施例1と同一の工程、条件で処理し、短繊維Aと短繊維Bの繊度の比0.71、目付200g/m2、厚さ1.3mm、不織布密度0.154g/cm3の吸音材用不織布を得た。
短繊維Aとして実施例1の短繊維Aを50質量%、短繊維Bとして実施例1の短繊維Bを50質量%使用し、実施例1と同一の工程で、目付のみ変更し、他は実施例1と同一の条件で処理し、短繊維Aと短繊維Bの繊度の比0.33、目付140g/m2、厚さ1.1mm、不織布密度0.127g/cm3の吸音材用不織布を得た。
短繊維Aとして実施例1の短繊維Aを50質量%、短繊維Bとして実施例1の短繊維Bを50質量%使用し、実施例1と同一の工程で、水流交絡工程の圧力条件を上面8.0MPa、上面10.0MPa、下面11.0MPa、上面11.0MPa、下面11.0MPaの5回通しに変更し、他は実施例1と同一の条件で処理し、短繊維Aと短繊維Bの繊度の比0.33、目付200g/m2、厚さ4.3mm、不織布密度0.047g/cm3の吸音材用不織布を得た。
短繊維Aとして繊度0.58dtex、繊維長3.8cm、強度3.5cN/dtex、伸度23%、捲縮数13.1山/25mm、捲縮度15.5%で通過係数が37のアクリル短繊維を50質量%、短繊維Bとして実施例1の短繊維Bを50質量%使用した以外は、実施例1と同一の工程、条件で処理し、短繊維Aと短繊維Bの繊度の比0.34、目付200g/m2、厚さ1.3mm、不織布密度0.153g/cm3の吸音材用不織布を得た。
短繊維Aとして実施例1の短繊維Aを用い、短繊維Bとして実施例1の短繊維Bを用い、含有量をそれぞれ20質量%、80質量%に変更した以外は、実施例1と同一の工程、条件で処理し、短繊維Aと短繊維Bの繊度の比0.33、目付200g/m2、厚さ1.4mm、不織布密度0.143g/cm3の吸音材用不織布を得た。
短繊維Aとして実施例1の短繊維Aを用い、短繊維Bとして実施例1の短繊維Bを用い、含有量をそれぞれ90質量%、10質量%に変更した以外は、実施例1と同一の工程、条件で処理し、短繊維Aと短繊維Bの繊度の比0.33、目付200g/m2、厚さ1.3mm、不織布密度0.154g/cm3の吸音材用不織布を得た。
短繊維Aとして実施例1の短繊維Aを50質量%、短繊維Bとして、繊度1.70dtex、繊維長5.1cm、扁平度1.8、異形度2.7、断面形状が8個の凸部を有する多葉扁平断面のポリエチレンテレフタレート(PET)短繊維を50質量%使用した以外は、実施例1と同一の工程、条件で処理し、短繊維Aと短繊維Bの繊度の比0.33、目付200g/m2、厚さ1.3mm、不織布密度0.154g/cm3の吸音材用不織布を得た。
(比較例4)
短繊維Aとして繊度0.34dtex、繊維長3.8cm、強度5.4cN/dtex、伸度23%、捲縮数13.4山/25mm、捲縮度15.3%で通過係数が36のポリエチレンテレフタレート(PET)短繊維を50質量%、短繊維Bとして実施例1の短繊維Bを50質量%使用した以外は、実施例1と同一の工程、条件で処理し、短繊維Aと短繊維Bの繊度の比0.22、目付200g/m2、厚さ1.3mm、不織布密度0.154g/cm3の吸音材用不織布を得た。
短繊維Aとして繊度0.97dtex、繊維長3.8cm、強度5.4cN/dtex、伸度24%、捲縮数13.3山/25mm、捲縮度15.4%で通過係数が97のポリエチレンテレフタレート(PET)短繊維を50質量%、短繊維Bとして実施例1の短繊維Bを50質量%使用した以外は、実施例1と同一の工程、条件で処理し、短繊維Aと短繊維Bの繊度の比0.57、目付200g/m2、厚さ1.3mm、不織布密度0.154g/cm3の吸音材用不織布を得た。
短繊維Aとして繊度0.55dtex、繊維長3.8cm、強度1.5cN/dtex、伸度17%、捲縮数13.5山/25mm、捲縮度15.2%で通過係数が13のポリエチレンテレフタレート(PET)短繊維を50質量%、短繊維Bとして実施例1の短繊維Bを50質量%使用した以外は、実施例1と同一の工程、条件で処理し、短繊維Aと短繊維Bの繊度の比0.32、目付200g/m2、厚さ1.3mm、不織布密度0.154g/cm3の吸音材用不織布を得た。
短繊維Aとして繊度0.56dtex、繊維長3.8cm、強度4.8cN/dtex、伸度21%、捲縮数4.0山/25mm、捲縮度4.5%で通過係数が14のポリエチレンテレフタレート(PET)短繊維を50質量%、短繊維Bとして実施例1の短繊維Bを50質量%使用した以外は、実施例1と同一の工程、条件で処理し、短繊維Aと短繊維Bの繊度の比0.33、目付200g/m2、厚さ1.3mm、不織布密度0.154g/cm3の吸音材用不織布を得た。
B:最大幅
C:最大凹凸部において隣り合う凸部の頂点間を結ぶ線
D:線Cから凹部の底点に下ろした垂線
Claims (9)
- 繊度が0.4~0.9dtexの短繊維Aを30~80質量%含有し、
繊度が1.1~20.0dtexであり、繊維断面の扁平度が2.0~4.0である短繊維Bを20~70質量%含有し、
前記短繊維Aの下記の式(1)に示す通過係数は、15~260の範囲内である、吸音材用不織布。
通過係数=(繊度×強度×√伸度×√捲縮数×√捲縮度)/(繊維長) (1)
<繊度(dtex)、強度(cN/dtex)、伸度(%)、捲縮数(山/25mm)、捲縮度(%)、繊維長(cm)> - 前記短繊維Bの繊維断面が、異形度1.0~5.0の多葉扁平断面である、請求項1に記載の吸音材用不織布。
- 目付が、150g/m2以上500g/m2以下であり、
厚さが、0.6mm以上4.0mm以下である、請求項1または2に記載の吸音材用不織布。 - 密度が、0.07g/cm3以上0.40g/cm3以下である、請求項1~3のいずれか一つに記載の吸音材用不織布。
- 前記短繊維Aが、ポリエステル系短繊維である、請求項1~4のいずれか一つに記載の吸音材用不織布。
- 前記短繊維Aの引張強度が5cN/dtex以上であり、前記短繊維Aの引張伸度が20~35%である、請求項1~5のいずれか一つに記載の吸音用不織布。
- 前記短繊維Bの繊度が、1.1~1.8dtexであり、かつ前記短繊維Aと前記短繊維Bの繊度の比(短繊維Aの繊度/短繊維Bの繊度)が0.30~0.60である、請求項1~6のいずれかに記載の吸音用不織布。
- 請求項1~7のいずれかに記載の吸音材用不織布と、
繊維系多孔質体層、発泡体層、または空気層からなる層状物とを、有し、
前記層状物は、前記吸音材用不織布の一方の面に積層されており、
前記層状物の厚さが、5~50mmである、吸音材。 - 短繊維Aおよび短繊維Bに開繊処理を施し、短繊維Aおよび短繊維Bの混繊ウェブを得る工程と、
前記混繊ウェブがウォータージェットパンチノズルを3回以上通過する工程とを有し、
前記短繊維Aの繊度が0.4~0.9dtexであり、
前記短繊維Aの下記の式(1)に示す通過係数は15~260の範囲内であり、
前記短繊維Bの繊度が1.1~20.0dtexであり、
前記短繊維Bの繊維断面の扁平度が2.0~4.0であり、
前記混繊ウェブの全体に対し、前記短繊維Aの含有量が30~80質量%であり、
前記混繊ウェブの全体に対し、前記短繊維Bの含有量が20~70質量%である、吸音材用不織布の製造方法。
通過係数=(繊度×強度×√伸度×√捲縮数×√捲縮度)/(繊維長) (1)
<繊度(dtex)、強度(cN/dtex)、伸度(%)、捲縮数(山/25mm)、捲縮度(%)、繊維長(cm)>
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