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JP7457014B2 - 非地上系ネットワーク(ntn)における距離依存ランダムアクセスチャネル(rach)プリアンブル選択のための方法、装置、システム、および手順 - Google Patents

非地上系ネットワーク(ntn)における距離依存ランダムアクセスチャネル(rach)プリアンブル選択のための方法、装置、システム、および手順 Download PDF

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Description

本明細書において開示される実施形態は、一般に、無線通信に関し、例えばNTNにおける距離依存RACHプリアンブル選択のための方法、装置、およびシステムに関する。
関連出願の相互参照
本出願は、その内容が参照によって本明細書に組み込まれる、2018年10月30日に出願された米国特許仮出願第62/752453号に基づく優先権を主張する。
NTNにおける距離依存RACHプリアンブル選択のための方法、装置、およびシステムを提供する。
方法、装置、およびシステムが、開示される。1つの代表的な実施形態においては、方法は、無線送受信ユニット(WTRU)によって、ネットワークアクセスポイント(NAP)を介した通信のために実施することができる。方法は、WTRUが、NAPから、プリアンブルおよび対応する伝搬遅延関連しきい値のセットを受信し、WTRUとNAPとの間の距離、またはNAPのカバレッジにおけるロケーションと関連付けられた、伝搬遅延関連情報を決定するステップを含むことができる。方法は、決定された伝搬遅延関連情報に基づいて、プリアンブルのセットから、プリアンブルのサブセットを選択するステップと、プリアンブルの選択されたサブセットから、プリアンブルをランダムに選択するステップと、ランダムに選択されたプリアンブルを、NAPに送信するステップとをさらに含むことができる。
より詳細な理解は、本明細書に添付された図面と併せて、例として与えられる、以下の詳細な説明から得ることができる。説明における図は、例である。そのため、図および詳細な説明は、限定的と見なされるべきではなく、他の等しく有効な例が、可能であり、存在する可能性が高い。さらに、図における同様の参照番号は、同様の要素を示す。
1つまたは複数の開示される実施形態をその中で実施できる、例示的な通信システムを示す図である。 実施形態の図1Aの通信システム内で使用できる、例示的な無線送受信ユニット(WTRU)を示す図である。 実施形態の図1Aの通信システム内で使用できる、例示的無線アクセスネットワーク(RAN)およびコアネットワーク(CN)示す図である。 実施形態の図1Aの通信システム内で使用できる、さらなる例示的RANおよびCNを示す図である。 代表的な無線リソース制御(RRC)接続確立手順を例示する図である。 スポットビーム内における伝搬遅延の差異を例示する図である。 代表的なタイミングアドバンス手順を例示する図である。 NTN直下点および/または伝搬遅延差に関する位置推定を示す図である。 NTNでの距離依存RACHプリアンブルの選択の代表的手順を示す全体フローチャートである。 RACH手順を実行する代表的手順を例示するフローチャートである。 伝搬遅延関連パラメータ/情報に基づいたRACHプリアンブルの選択の別の代表的手順を示すフローチャートである。 伝搬遅延関連パラメータ/情報の関数として、伝搬遅延関連パラメータ/情報を含む、または導出される、ランダムアクセス無線ネットワーク一時識別子を使用する、別の代表的手順を示すフローチャートである。
実施形態の実施のための例示的なネットワーク
先に述べられたように、実施形態は、WTRU、ロボット車両、自動車、IoTギア、移動する任意のデバイス、または他の通信デバイスにおいて実施することができ、それらは、今度は、通信ネットワーク内において使用することができる。以下のセクションは、いくつかの例示的なWTRUおよび/または他の通信デバイス、ならびにそれらを含むことができるネットワークについての説明を提供する。
図1Aは、1つまたは複数の開示される実施形態を実施することができる、例示的な通信システム100を例示する図である。通信システム100は、音声、データ、ビデオ、メッセージング、放送などのコンテンツを複数の無線ユーザに提供する、多元接続システムであることができる。通信システム100は、複数の無線ユーザが、無線帯域幅を含むシステムリソースの共用を通して、そのようなコンテンツにアクセスすることを可能にすることができる。例えば、通信システム100は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交FDMA(OFDMA)、シングルキャリアFDMA(SC-FDMA)、ゼロテールユニークワードDFT拡散OFDM(ZT UW DTS-s OFDM)、ユニークワードOFDM(UW-OFDM)、リソースブロックフィルタードOFDM、およびフィルタバンクマルチキャリア(FBMC)など、1つまたは複数のチャネルアクセス方法を利用することができる。
図1Aに示されるように、通信システム100は、無線送受信ユニット(WTRU)102a、102b、102c、102dと、RAN104/113と、CN106/115と、公衆交換電話網(PSTN)108と、インターネット110と、他のネットワーク112とを含むことができるが、開示される実施形態は、任意の数のWTRU、基地局、ネットワーク、および/またはネットワーク要素を企図していることが理解されよう。WTRU102a、102b、102c、102dの各々は、無線環境において動作および/または通信するように構成された任意のタイプのデバイスであることができる。例として、それのどれもが、「局」および/または「STA」と呼ばれることがある、WTRU102a、102b、102c、102dは、無線信号を送信および/または受信するように構成することができ、ユーザ機器(UE)、移動局、固定または移動加入者ユニット、サブスクリプションベースのユニット、ページャ、セルラ電話、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、スマートフォン、ラップトップ、ネットブック、パーソナルコンピュータ、無線センサ、ホットスポットまたはMi-Fiデバイス、モノのインターネット(IoT)デバイス、ウォッチまたは他のウェアラブル、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)、乗物、ドローン、医療用デバイスおよびアプリケーション(例えば、遠隔手術)、工業用デバイスおよびアプリケーション(例えば、工業用および/または自動化された処理チェーン状況において動作するロボットおよび/または他の無線デバイス)、家電デバイス、ならびに商業用および/または工業用無線ネットワーク上において動作するデバイスなどを含むことができる。WTRU102a、102b、102c、102dのいずれも、交換可能に、UEと呼ばれることがある。
通信システム100は、基地局114aおよび/または基地局114bも含むことができる。基地局114a、114bの各々は、CN106/115、インターネット110、および/または他のネットワーク112など、1つまたは複数の通信ネットワークへのアクセスを容易にするために、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの少なくとも1つと無線でインターフェースをとるように構成された任意のタイプのデバイスであることができる。例として、基地局114a、114bは、基地送受信機局(BTS)、ノードB、eノードB(eNB)、ホームノードB(HNB)、ホームeノードB(HeNB)、gNB、NRノードB、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、および無線ルータなどであることができる。基地局114a、114bは、各々が、単一の要素として描かれているが、基地局114a、114bは、任意の数の相互接続された基地局および/またはネットワーク要素を含むことができることが理解されよう。
基地局114aは、RAN104/113の一部であることができ、RAN104/113は、他の基地局、および/または基地局コントローラ(BSC)、無線ネットワークコントローラ(RNC)、中継ノードなどのネットワーク要素(図示せず)も含むことができる。基地局114aおよび/または基地局114bは、セル(図示せず)と呼ばれることがある、1つまたは複数のキャリア周波数上において、無線信号を送信および/または受信するように構成することができる。これらの周波数は、免許要スペクトル、免許不要スペクトル、または免許要スペクトルと免許不要スペクトルとの組み合わせの中にあることができる。セルは、相対的に一定であることができる、または時間とともに変化することができる特定の地理的エリアに、無線サービス用のカバレージを提供することができる。セルは、さらに、セルセクタに分割することができる。例えば、基地局114aと関連付けられたセルは、3つのセクタに分割することができる。したがって、一実施形態においては、基地局114aは、送受信機を3つ、例えば、セルの各セクタに対して1つずつ含むことができる。実施形態においては、基地局114aは、多入力多出力(MIMO)技術を利用することができ、セルの各セクタに対して複数の送受信機を利用することができる。例えば、所望の空間方向において信号を送信および/または受信するために、ビームフォーミングを使用することができる。
基地局114a、114bは、エアインターフェース116上において、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つまたは複数と通信することができ、エアインターフェース116は、任意の適切な無線通信リンク(例えば、無線周波(RF)、マイクロ波、センチメートル波、マイクロメートル波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光など)であることができる。エアインターフェース116は、任意の適切な無線アクセス技術(RAT)を使用して、確立することができる。
より具体的には、上で言及されたように、通信システム100は、多元接続システムであることができ、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、およびSC-FDMAなど、1つまたは複数のチャネルアクセス方式を利用することができる。例えば、RAN104/113内の基地局114aと、WTRU102a、102b、102cは、広帯域CDMA(WCDMA)を使用して、エアインターフェース116を確立することができる、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)地上無線アクセス(UTRA)などの無線技術を実施することができる。WCDMAは、高速パケットアクセス(HSPA)および/または進化型HSPA(HSPA+)などの通信プロトコルを含むことができる。HSPAは、高速ダウンリンク(DL)パケットアクセス(HSDPA)、および/または高速ULパケットアクセス(HSUPA)を含むことができる。
実施形態においては、基地局114aと、WTRU102a、102b、102cは、ロングタームエボリューション(LTE)、および/またはLTEアドバンスト(LTE-A)、および/またはLTEアドバンストプロ(LTE-A Pro)を使用して、エアインターフェース116を確立することができる、進化型UMTS地上無線アクセス(E-UTRA)などの無線技術を実施することができる。
実施形態においては、基地局114aと、WTRU102a、102b、102cは、ニューラジオ(NR)を使用して、エアインターフェース116を確立することができる、NR無線アクセスなどの無線技術を実施することができる。
実施形態においては、基地局114aと、WTRU102a、102b、102cは、複数の無線アクセス技術を実施することができる。例えば、基地局114aと、WTRU102a、102b、102cは、例えば、デュアルコネクティビティ(DC)原理を使用して、LTE無線アクセスと、NR無線アクセスとを一緒に実施することができる。したがって、WTRU102a、102b、102cによって利用されるエアインターフェースは、複数のタイプの無線アクセス技術、ならびに/または複数のタイプの基地局(例えば、eNBおよびgNB)に/から送信される送信によって特徴付けることができる。
他の実施形態においては、基地局114aと、WTRU102a、102b、102cは、IEEE802.11(例えばワイヤレスフィデリティ(WiFi))、IEEE802.16(例えば、マイクロ波アクセス用世界的相互運用性(WiMAX))、CDMA2000、CDMA2000 1X、CDMA2000 EV-DO、暫定標準2000(IS-2000)、暫定標準95(IS-95)、暫定標準856(IS-856)、移動体通信用グローバルシステム(GSM)、GSMエボリューション用高速データレート(EDGE)、およびGSM EDGE(GERAN)などの無線技術を実施することができる。
図1Aにおける基地局114bは、例えば、無線ルータ、ホームノードB、ホームeノードB、またはアクセスポイントであることができ、事業所、自宅、乗物、キャンパス、産業用施設、(例えば、ドローンによって使用される)エアコリド、および車道など、局所化されたエリアにおける無線接続性を容易にするために、任意の適切なRATを利用することができる。一実施形態においては、基地局114bと、WTRU102c、102dは、IEEE802.11などの無線技術を実施して、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)を確立することができる。実施形態においては、基地局114bと、WTRU102c、102dは、IEEE802.15などの無線技術を実施して、無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)を確立することができる。また別の実施形態においては、基地局114bと、WTRU102c、102dは、セルラベースのRAT(例えば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、NRなど)を利用して、ピコセルまたはフェムトセルを確立することができる。図1Aに示されるように、基地局114bは、インターネット110への直接的な接続を有することができる。したがって、基地局114bは、CN106/115を介してインターネット110にアクセスする必要がないことがある。
RAN104/113は、CN106/115と通信することができ、CN106/115は、音声、データ、アプリケーション、および/またはボイスオーバインターネットプロトコル(VoIP)サービスを、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つまたは複数に提供するように構成された任意のタイプのネットワークであることができる。データは、異なるスループット要件、遅延要件、エラー耐性要件、信頼性要件、データスループット要件、およびモビリティ要件など、様々なサービス品質(QoS)要件を有することができる。CN106/115は、呼制御、ビリングサービス、モバイルロケーションベースのサービス、プリペイド発呼、インターネット接続性、ビデオ配信などを提供することができ、および/またはユーザ認証など、高レベルセキュリティ機能を実行することができる。図1Aには示されていないが、RAN104/113および/またはCN106/115は、RAN104/113と同じRATまたは異なるRATを利用する他のRANと直接的または間接的通信を行うことができることが理解されよう。例えば、NR無線技術を利用していることがあるRAN104/113に接続されていることに加えて、CN106/115は、GSM、UMTS、CDMA2000、WiMAX、E-UTRA、またはWiFi無線技術を利用する別のRAN(図示せず)とも通信することができる。
CN106/115は、WTRU102a、102b、102c、102dが、PSTN108、インターネット110、および/または他のネットワーク112にアクセスするためのゲートウェイとしての役割も果たすことができる。PSTN108は、基本電話サービス(POTS)を提供する、回線交換電話網を含むことができる。インターネット110は、TCP/IPインターネットプロトコルスイート内の伝送制御プロトコル(TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)、および/またはインターネットプロトコル(IP)など、共通の通信プロトコルを使用する、相互接続されたコンピュータネットワークおよびデバイスからなる地球規模のシステムを含むことができる。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有および/または運営される、有線および/または無線通信ネットワークを含むことができる。例えば、ネットワーク112は、RAN104/113と同じRATまたは異なるRATを利用することができる1つまたは複数のRANに接続された、別のCNを含むことができる。
通信システム100内のWTRU102a、102b、102c、102dのうちのいくつかまたはすべては、マルチモード機能を含むことができる(例えば、WTRU102a、102b、102c、102dは、異なる無線リンク上において、異なる無線ネットワークと通信するための、複数の送受信機を含むことができる)。例えば、図1Aに示されるWTRU102cは、セルラベースの無線技術を利用することができる基地局114aと通信するように、またIEEE802無線技術を利用することができる基地局114bと通信するように構成することができる。
図1Bは、例示的なWTRU102を例示するシステム図である。図1Bに示されるように、WTRU102は、とりわけ、プロセッサ118、送受信機120、送信/受信要素122、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、ディスプレイ/タッチパッド128、非リムーバブルメモリ130、リムーバブルメモリ132、電源134、全地球測位システム(GPS)チップセット136、および/または他の周辺機器138を含むことができる。WTRU102は、実施形態との整合性を保ちながら、上記の要素の任意のサブコンビネーションを含むことができることが理解されよう。
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来型プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路、他の任意のタイプの集積回路(IC)、および状態機械などであることができる。プロセッサ118は、信号符号化、データ処理、電力制御、入力/出力処理、および/またはWTRU102が無線環境において動作することを可能にする他の任意の機能性を実行することができる。プロセッサ118は、送受信機120に結合することができ、送受信機120は、送信/受信要素122に結合することができる。図1Bは、プロセッサ118と送受信機120を別個の構成要素として描いているが、プロセッサ118と送受信機120は、電子パッケージまたはチップ内に一緒に統合することができることが理解されよう。
送信/受信要素122は、エアインターフェース116上において、基地局(例えば、基地局114a)に信号を送信し、または基地局から信号を受信するように構成することができる。例えば、一実施形態においては、送信/受信要素122は、RF信号を送信および/または受信するように構成されたアンテナであることができる。実施形態においては、送信/受信要素122は、例えば、IR、UV、または可視光信号を送信および/または受信するように構成された放射器/検出器であることができる。また別の実施形態においては、送信/受信要素122は、RF信号および光信号の両方を送信および/または受信するように構成することができる。送信/受信要素122は、無線信号の任意の組み合わせを送信および/または受信するように構成することができることが理解されよう。
図1Bにおいては、送信/受信要素122は、単一の要素として描かれているが、WTRU102は、任意の数の送信/受信要素122を含むことができる。より具体的には、WTRU102は、MIMO技術を利用することができる。したがって、一実施形態においては、WTRU102は、エアインターフェース116上において無線信号を送信および受信するための2つ以上の送信/受信要素122(例えば、複数のアンテナ)を含むことができる。
送受信機120は、送信/受信要素122によって送信されることになる信号を変調し、送信/受信要素122によって受信された信号を復調するように構成することができる。上で言及されたように、WTRU102は、マルチモード機能を有することができる。したがって、送受信機120は、WTRU102が、例えば、NRおよびIEEE802.11など、複数のRATを介して通信することを可能にするための、複数の送受信機を含むことができる。
WTRU102のプロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128(例えば、液晶表示(LCD)ディスプレイユニットもしくは有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイユニット)に結合することができ、それらからユーザ入力データを受信することができる。プロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128にユーザデータを出力することもできる。加えて、プロセッサ118は、非リムーバブルメモリ130および/またはリムーバブルメモリ132など、任意のタイプの適切なメモリから情報を入手することができ、それらにデータを記憶することができる。非リムーバブルメモリ130は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、ハードディスク、または他の任意のタイプのメモリ記憶デバイスを含むことができる。リムーバブルメモリ132は、加入者識別モジュール(SIM)カード、メモリスティック、およびセキュアデジタル(SD)メモリカードなどを含むことができる。他の実施形態においては、プロセッサ118は、サーバまたはホームコンピュータ(図示せず)上などに配置された、WTRU102上に物理的に配置されていないメモリから情報を入手することができ、それらにデータを記憶することができる。
プロセッサ118は、電源134から電力を受け取ることができ、WTRU102内の他の構成要素に電力を分配するように、および/またはそれらへの電力を制御するように構成することができる。電源134は、WTRU102に給電するための任意の適切なデバイスであることができる。例えば、電源134は、1つまたは複数の乾電池(例えば、ニッケル-カドミウム(NiCd)、ニッケル-亜鉛(NiZn)、ニッケル水素(NiMH)、リチウム-イオン(Li-ion)など)、太陽電池、および燃料電池などを含むことができる。
プロセッサ118は、GPSチップセット136にも結合することができ、GPSチップセット136は、WTRU102の現在ロケーションに関するロケーション情報(例えば、経度および緯度)を提供するように構成することができる。GPSチップセット136からの情報に加えて、またはそれの代わりに、WTRU102は、基地局(例えば、基地局114a、114b)からエアインターフェース116上においてロケーション情報を受信することができ、および/または2つ以上の近くの基地局から受信している信号のタイミングに基づいて、自らのロケーションを決定することができる。WTRU102は、実施形態との整合性を保ちながら、任意の適切なロケーション決定方法を用いて、ロケーション情報を獲得することができることが理解されよう。
プロセッサ118は、さらに他の周辺機器138に結合することができ、他の周辺機器138は、追加の特徴、機能性、および/または有線もしくは無線接続性を提供する、1つまたは複数のソフトウェアモジュールおよび/またはハードウェアモジュールを含むことができる。例えば、周辺機器138は、加速度計、eコンパス、衛星送受信機、(写真および/またはビデオ用の)デジタルカメラ、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート、バイブレーションデバイス、テレビ送受信機、ハンズフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)ラジオユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザ、仮想現実および/または拡張現実(VR/AR)デバイス、ならびにアクティビティトラッカなどを含むことができる。周辺機器138は、1つまたは複数のセンサを含むことができ、センサは、ジャイロスコープ、加速度計、ホール効果センサ、方位センサ、近接センサ、温度センサ、時間センサ、ジオロケーションセンサ、高度計、光センサ、タッチセンサ、磁力計、気圧計、ジェスチャセンサ、バイオメトリックセンサ、および/または湿度センサのうちの1つまたは複数であることができる。
WTRU102のプロセッサ118は、本明細書において開示される代表的な実施形態を実施するために、例えば、1つまたは複数の加速度計、1つまたは複数のジャイロスコープ、USBポート、他の通信インターフェース/ポート、ディスプレイおよび/または他の視覚/可聴インジケータのうちのいずれかを含む、様々な周辺機器138と動作可能に通信することができる。
WTRU102は、(例えば、(例えば、送信用の)ULと(例えば、受信用の)ダウンリンクの両方のための特定のサブフレームと関連付けられた)信号のいくつかまたはすべての送信および受信が、並列および/または同時であることができる、全二重無線を含むことができる。全二重無線は、ハードウェア(例えば、チョーク)を介して、またはプロセッサ(例えば、別個のプロセッサ(図示せず)もしくはプロセッサ118)を介する信号処理を介して、自己干渉を低減させ、および/または実質的に除去するために、干渉管理ユニットを含むことができる。実施形態においては、WTRU102は、(例えば、(例えば、送信用の)ULまたは(例えば、受信用の)ダウンリンクのどちらかのための特定のサブフレームと関連付けられた)信号のいくつかまたはすべての送信および受信のための、半二重無線を含むことができる。
図1Cは、実施形態に従った、RAN104およびCN106を例示するシステム図である。上で言及されたように、RAN104は、E-UTRA無線技術を利用して、エアインターフェース116上において、WTRU102a、102b、102cと通信することができる。RAN104は、CN106とも通信することができる。
RAN104は、eノードB160a、160b、160cを含むことができるが、RAN104は、実施形態との整合性を保ちながら、任意の数のeノードBを含むことができることが理解されよう。eノードB160a、160b、160cは、各々が、エアインターフェース116上においてWTRU102a、102b、102cと通信するための、1つまたは複数の送受信機を含むことができる。一実施形態においては、eノードB160a、160b、160cは、MIMO技術を実施することができる。したがって、eノードB160aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aに無線信号を送信し、および/またはWTRU102aから無線信号を受信することができる。
eノードB160a、160b、160cの各々は、特定のセル(図示せず)と関連付けることができ、無線リソース管理決定、ハンドオーバ決定、ならびにULおよび/またはDLにおけるユーザのスケジューリングなどを処理するように構成することができる。図1Cに示されるように、eノードB160a、160b、160cは、X2インターフェース上において、互いに通信することができる。
図1Cに示されるCN106は、モビリティ管理エンティティ(MME)162と、サービングゲートウェイ(SGW)164と、パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(またはPGW)166とを含むことができる。上記の要素の各々は、CN106の部分として描かれているが、これらの要素のうちのいずれも、CNオペレータとは異なるエンティティによって所有および/または運営することができることが理解されよう。
MME162は、S1インターフェースを介して、RAN104内のeノードB160a、160b、160cの各々に接続することができ、制御ノードとしての役割を果たすことができる。例えば、MME162は、WTRU102a、102b、102cのユーザを認証すること、ベアラアクティブ化/非アクティブ化、およびWTRU102a、102b、102cの初期アタッチ中に特定のサービングゲートウェイを選択することなどを担うことができる。MME162は、RAN104と、GSMおよび/またはWCDMAなどの他の無線技術を利用する他のRAN(図示せず)との間における交換のためのコントロールプレーン機能を提供することができる。
SGW164は、S1インターフェースを介して、RAN104内のeノードB160a、160b、160cの各々に接続することができる。SGW164は、一般に、ユーザデータパケットをWTRU102a、102b、102cに/からルーティングおよび転送することができる。SGW164は、eノードB間ハンドオーバ中にユーザプレーンをアンカリングすること、DLデータがWTRU102a、102b、102cに利用可能なときにページングをトリガすること、ならびにWTRU102a、102b、102cのコンテキストを管理および記憶することなど、他の機能を実行することができる。
SGW164は、PGW166に接続することができ、PGW166は、インターネット110など、パケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にすることができる。
CN106は、他のネットワークとの通信を容易にすることができる。例えば、CN106は、PSTN108など、回線交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cと従来の固定電話回線通信デバイスとの間の通信を容易にすることができる。例えば、CN106は、CN106とPSTN108との間のインターフェースとしての役割を果たすIPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IMS)サーバ)を含むことができ、またはそれと通信することができる。加えて、CN106は、他のネットワーク112へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができ、他のネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有および/または運営される他の有線および/または無線ネットワークを含むことができる。
図1A~図1Dにおいては、WTRUは、無線端末として説明されるが、ある代表的な実施形態においては、そのような端末は、通信ネットワークとの有線通信インターフェースを(例えば、一時的または永続的に)使用することができることが企図されている。
代表的な実施形態においては、他のネットワーク112は、WLANであり得る。
インフラストラクチャ基本サービスセット(BSS)モードにあるWLANは、BSSのためのアクセスポイント(AP)と、APと関連付けられた1つまたは複数の局(STA)とを有することができる。APは、トラフィックをBSS内および/またはBSS外に搬送する、ディストリビューションシステム(DS)または別のタイプの有線/無線ネットワークへのアクセスまたはインターフェースを有することができる。BSS外部から発信されたSTAへのトラフィックは、APを通して到着することができ、STAに配送することができる。STAからBSS外部の送信先に発信されたトラフィックは、それぞれの送信先に配送するために、APに送信することができる。BSS内のSTA間のトラフィックは、APを通して送信することができ、例えば、送信元STAは、トラフィックをAPに送信することができ、APは、トラフィックを送信先STAに配送することができる。BSS内のSTA間のトラフィックは、ピアツーピアトラフィックと見なすことができ、および/またはピアツーピアトラフィックと呼ばれることがある。ピアツーピアトラフィックは、直接リンクセットアップ(DLS)を用いて、送信元STAと送信先STAとの間で(例えば、直接的に)送信することができる。ある代表的な実施形態においては、DLSは、802.11e DLSまたは802.11zトンネルDLS(TDLS)を使用することができる。独立BSS(IBSS)モードを使用するWLANは、APを有さないことがあり、IBSS内の、またはIBSSを使用するSTA(例えば、STAのすべて)は、互いに直接的に通信することができる。IBSSモードの通信は、本明細書においては、ときに「アドホック」モードの通信と呼ばれることがある。
802.11acインフラストラクチャモードの動作または類似したモードの動作を使用するとき、APは、プライマリチャネルなどの固定されたチャネル上において、ビーコンを送信することができる。プライマリチャネルは、固定された幅(例えば、20MHz幅帯域幅)、またはシグナリングを介して動的に設定された幅であることができる。プライマリチャネルは、BSSの動作チャネルであることができ、APとの接続を確立するために、STAによって使用することができる。ある代表的な実施形態においては、例えば、802.11システムにおいては、キャリアセンス多重アクセス/衝突回避(CSMA/CA)を実施することができる。CSMA/CAの場合、APを含むSTA(例えば、あらゆるSTA)は、プライマリチャネルをセンスすることができる。プライマリチャネルが、特定のSTAによってセンス/検出され、および/またはビジーであると決定された場合、特定のSTAは、バックオフすることができる。与えられたBSS内においては、任意の与えられた時間に、1つのSTA(例えば、ただ1つのステーション)が、送信することができる。
高スループット(HT)STAは、例えば、プライマリ20MHzチャネルを隣接または非隣接20MHzチャネルと組み合わせて、40MHz幅のチャネルを形成することを介して、通信のために40MHz幅チャネルを使用することができる。
超高スループット(VHT)STAは、20MHz、40MHz、80MHz、および/または160MHz幅チャネルをサポートすることができる。40MHzおよび/または80MHzチャネルは、連続する20MHzチャネルを組み合わせることによって形成することができる。160MHzチャネルは、8つの連続する20MHzチャネルを組み合わせることによって形成することができ、または2つの非連続な80MHzチャネルを組み合わせることによって形成することができ、これは、80+80構成と呼ばれることがある。80+80構成の場合、データは、チャネルエンコーディングの後、データを2つのストリームに分割することができるセグメントパーサを通過することができる。各ストリームに対して別々に、逆高速フーリエ変換(IFFT)処理、および時間領域処理を行うことができる。ストリームは、2つの80MHzチャネル上にマッピングすることができ、データは、送信STAによって送信することができる。受信STAの受信機においては、80+80構成のための上で説明された動作を逆転することができ、組み合わされたデータは、媒体アクセス制御(MAC)に送信することができる。
サブ1GHzモードの動作は、802.11afおよび802.11ahによってサポートされる。チャネル動作帯域幅およびキャリアは、802.11nおよび802.11acにおいて使用されるそれらと比べて、802.11afおよび802.11ahにおいては低減させられる。802.11afは、TVホワイトスペース(TVWS)スペクトルにおいて、5MHz、10MHz、および20MHz帯域幅をサポートし、802.11ahは、非TVWSスペクトルを使用して、1MHz、2MHz、4MHz、8MHz、および16MHz帯域幅をサポートする。代表的な実施形態に従うと、802.11ahは、マクロカバレージエリアにおけるMTCデバイスなど、メータタイプ制御/マシンタイプコミュニケーションをサポートすることができる。MTCデバイスは、一定の機能を、例えば、一定の帯域幅および/または限られた帯域幅のサポート(例えば、それらのサポートだけ)を含む限られた機能を有することができる。MTCデバイスは、(例えば、非常に長いバッテリ寿命を維持するために)閾値を上回るバッテリ寿命を有するバッテリを含むことができる。
802.11n、802.11ac、802.11af、および802.11ahなど、複数のチャネルおよびチャネル帯域幅をサポートすることができる、WLANシステムは、プライマリチャネルとして指定することができるチャネルを含む。プライマリチャネルは、BSS内のすべてのSTAによってサポートされる最大の共通動作帯域幅に等しい帯域幅を有することができる。プライマリチャネルの帯域幅は、BSS内において動作するすべてのSTAの中の、最小帯域幅動作モードをサポートするSTAによって設定および/または制限することができる。802.11ahの例においては、BSS内のAPおよび他のSTAが、2MHz、4MHz、8MHz、16MHz、および/または他のチャネル帯域幅動作モードをサポートする場合であっても、1MHzモードをサポートする(例えば、それだけをサポートする)STA(例えば、MTCタイプデバイス)のために、プライマリチャネルは、1MHz幅であることができる。キャリアセンシングおよび/またはネットワークアロケーションベクトル(NAV)設定は、プライマリチャネルのステータスに依存することができる。例えば、(1MHz動作モードだけをサポートする)STAが、APに送信しているせいで、プライマリチャネルが、ビジーである場合、利用可能な周波数バンドの大部分が、アイドルのままであり、利用可能であることができるとしても、利用可能な周波数バンド全体をビジーと見なすことができる。
米国においては、802.11ahによって使用することができる利用可能な周波数バンドは、902MHzから928MHzである。韓国においては、利用可能な周波数バンドは、917.5MHzから923.5MHzである。日本においては、利用可能な周波数バンドは、916.5MHzから927.5MHzである。802.11ahのために利用可能な合計帯域幅は、国の規則に応じて、6MHzから26MHzである。
図1Dは、実施形態に従った、RAN113およびCN115を示すシステム図である。上で言及されたように、RAN113は、NR無線技術を利用して、エアインターフェース116上において、WTRU102a、102b、102cと通信することができる。RAN113は、CN115とも通信することができる。
RAN113は、gNB180a、180b、180cを含むことができるが、RAN113は、実施形態との整合性を保ちながら、任意の数のgNBを含むことができることが理解されよう。gNB180a、180b、180cは、各々が、エアインターフェース116上においてWTRU102a、102b、102cと通信するための、1つまたは複数の送受信機を含むことができる。一実施形態においては、gNB180a、180b、180cは、MIMO技術を実施することができる。例えば、gNB180a、108bは、ビームフォーミングを利用して、gNB180a、180b、180cに信号を送信し、および/またはgNB180a、180b、180cから信号を受信することができる。したがって、gNB180aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aに無線信号を送信し、および/またはWTRU102aから無線信号を受信することができる。実施形態においては、gNB180a、180b、180cは、キャリアアグリゲーション技術を実施することができる。例えば、gNB180aは、WTRU102aに複数のコンポーネントキャリアを送信することができる(図示せず)。これらのコンポーネントキャリアのサブセットは、免許不要スペクトル上にあることができるが、残りのコンポーネントキャリアは、免許要スペクトル上にあることができる。実施形態においては、gNB180a、180b、180cは、多地点協調(CoMP)技術を実施することができる。例えば、WTRU102aは、gNB180aとgNB180b(および/またはgNB180c)から調整された送信を受信することができる。
WTRU102a、102b、102cは、スケーラブルなヌメロロジと関連付けられた送信を使用して、gNB180a、180b、180cと通信することができる。例えば、OFDMシンボル間隔、および/またはOFDMサブキャリア間隔は、異なる送信、異なるセル、および/または無線送信スペクトルの異なる部分ごとに様々であることができる。WTRU102a、102b、102cは、(例えば、様々な数のOFDMシンボルを含む、および/または様々な長さの絶対時間だけ持続する)様々なまたはスケーラブルな長さのサブフレームまたは送信時間間隔(TTI)を使用して、gNB180a、180b、180cと通信することができる。
gNB180a、180b、180cは、スタンドアロン構成および/または非スタンドアロン構成で、WTRU102a、102b、102cと通信するように構成することができる。スタンドアロン構成においては、WTRU102a、102b、102cは、(例えば、eノードB160a、160b、160cなどの)他のRANにアクセスすることもなしに、gNB180a、180b、180cと通信することができる。スタンドアロン構成においては、WTRU102a、102b、102cは、gNB180a、180b、180cのうちの1つまたは複数を、モビリティアンカポイントとして利用することができる。スタンドアロン構成においては、WTRU102a、102b、102cは、免許不要バンド内において信号を使用して、gNB180a、180b、180cと通信することができる。非スタンドアロン構成においては、WTRU102a、102b、102cは、eノードB160a、160b、160cなどの別のRANとも通信し/別のRANにも接続しながら、gNB180a、180b、180cと通信し/gNB180a、180b、180cに接続することができる。例えば、WTRU102a、102b、102cは、DC原理を実施して、1つまたは複数のgNB180a、180b、180c、および1つまたは複数のeノードB160a、160b、160cと実質的に同時に通信することができる。非スタンドアロン構成においては、eノードB160a、160b、160cは、WTRU102a、102b、102cのためのモビリティアンカとしての役割を果たすことができ、gNB180a、180b、180cは、WTRU102a、102b、102cにサービスするための追加のカバレージおよび/またはスループットを提供することができる。
gNB180a、180b、180cの各々は、特定のセル(図示せず)と関連付けることができ、無線リソース管理決定、ハンドオーバ決定、ULおよび/またはDLにおけるユーザのスケジューリング、ネットワークスライシングのサポート、デュアルコネクティビティ、NRとE-UTRAとの間のインターワーキング、ユーザプレーンデータのユーザプレーン機能(UPF)184a、184bへのルーティング、ならびにコントロールプレーン情報のアクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)182a、182bへのルーティングなどを処理するように構成することができる。図1Dに示されるように、gNB180a、180b、180cは、Xnインターフェース上において、互いに通信することができる。
図1Dに示されるCN115は、少なくとも1つのAMF182a、182bと、少なくとも1つのUPF184a、184bと、少なくとも1つのセッション管理機能(SMF)183a、183bと、おそらくは、データネットワーク(DN)185a、185bとを含むことができる。上記の要素の各々は、CN115の部分として描かれているが、これらの要素のうちのいずれも、CNオペレータとは異なるエンティティによって所有および/または運営することができることが理解されよう。
AMF182a、182bは、N2インターフェースを介して、RAN113内のgNB180a、180b、180cのうちの1つまたは複数に接続することができ、制御ノードとしての役割を果たすことができる。例えば、AMF182a、182bは、WTRU102a、102b、102cのユーザを認証すること、ネットワークスライシングのサポート(例えば、異なる要件を有する異なるプロトコルデータユニット(PDU)セッションの処理)、特定のSMF183a、183bを選択すること、レジストレーションエリアの管理、非アクセス層(NAS)シグナリングの終了、およびモビリティ管理などを担うことができる。ネットワークスライシングは、WTRU102a、102b、102cによって利用されるサービスのタイプに基づいて、WTRU102a、102b、102cに対するCNサポートをカスタマイズするために、AMF182a、182bによって使用することができる。例えば、超高信頼低遅延通信(URLLC)アクセスに依存するサービス、高速モバイル(例えば、大容量モバイル)ブロードバンド(eMBB)アクセスに依存するサービス、および/またはマシンタイプコミュニケーション(MTC)アクセスのためのサービスなど、異なる使用事例のために、異なるネットワークスライスを確立することができる。AMF162は、RAN113と、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、および/またはWiFiのような非3GPPアクセス技術など、他の無線技術を利用する他のRAN(図示せず)との間の交換のためのコントロールプレーン機能を提供することができる。
SMF183a、183bは、N11インターフェースを介して、CN115内のAMF182a、182bに接続することができる。SMF183a、183bは、N4インターフェースを介して、CN115内のUPF184a、184bに接続することもできる。SMF183a、183bは、UPF184a、184bを選択および制御し、UPF184a、184bを通したトラフィックのルーティングを構成することができる。SMF183a、183bは、WTRU/UE IPアドレスの管理および割り当てを行うこと、PDUセッションを管理すること、ポリシ実施およびQoSを制御すること、ならびにダウンリンクデータ通知を提供することなど、他の機能を実行することができる。PDUセッションタイプは、IPベース、非IPベース、およびイーサネットベースなどであることができる。
UPF184a、184bは、N3インターフェースを介して、RAN113内のgNB180a、180b、180cのうちの1つまたは複数に接続することができ、それらは、インターネット110など、パケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にすることができる。UPF184a、184bは、パケットをルーティングおよび転送すること、ユーザプレーンポリシを実施すること、マルチホーミングPDUセッションをサポートすること、ユーザプレーンQoSを処理すること、ダウンリンクパケットをバッファすること、ならびにモビリティアンカリングを提供することなど、他の機能を実行することができる。
CN115は、他のネットワークとの通信を容易にすることができる。例えば、CN115は、CN115とPSTN108との間のインターフェースとしての役割を果たすIPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IMS)サーバ)を含むことができ、またはそれと通信することができる。加えて、CN115は、他のネットワーク112へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができ、他のネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有および/または運営される他の有線および/または無線ネットワークを含むことができる。一実施形態においては、WTRU102a、102b、102cは、UPF184a、184bへのN3インターフェース、およびUPF184a、184bとDN185a、185bとの間のN6インターフェースを介して、UPF184a、184bを通して、ローカルデータネットワーク(DN)185a、185bに接続することができる。
図1A~図1D、および図1A~図1Dについての対応する説明に鑑みて、WTRU102a~d、基地局114a~b、eノードB160a~c、MME162、SGW164、PGW166、gNB180a~c、AMF182a~b、UPF184a~b、SMF183a~b、DN185a~b、および/または本明細書において説明される他の任意のデバイスのうちの1つまたは複数に関する、本明細書において説明される機能の1つもしくは複数またはすべては、1つまたは複数のエミュレーションデバイス(図示せず)によって実行することができる。エミュレーションデバイスは、本明細書において説明される機能の1つもしくは複数またはすべてをエミュレートするように構成された、1つまたは複数のデバイスであることができる。例えば、エミュレーションデバイスは、他のデバイスをテストするために、ならびに/またはネットワークおよび/もしくはWTRU機能をシミュレートするために、使用することができる。
エミュレーションデバイスは、実験室環境において、および/またはオペレータネットワーク環境において、他のデバイスの1つまたは複数のテストを実施するように設計することができる。例えば、1つまたは複数のエミュレーションデバイスは、通信ネットワーク内の他のデバイスをテストするために、有線および/または無線通信ネットワークの一部として、完全または部分的に実施および/または展開されながら、1つもしくは複数またはすべての機能を実行することができる。1つまたは複数のエミュレーションデバイスは、有線および/または無線通信ネットワークの一部として、一時的に実施/展開されながら、1つもしくは複数またはすべての機能を実行することができる。エミュレーションデバイスは、テストを行う目的で、別のデバイスに直接的に結合することができ、および/またはオーバザエア無線通信を使用してテストを実行することができる。
1つまたは複数のエミュレーションデバイスは、有線および/または無線通信ネットワークの一部として実施/展開されずに、すべての機能を含む1つまたは複数の機能を実行することができる。例えば、エミュレーションデバイスは、1つまたは複数の構成要素のテストを実施するために、テスト実験室ならびに/または展開されていない(例えば、テスト)有線および/もしくは無線通信ネットワークにおける、テストシナリオにおいて利用することができる。1つまたは複数のエミュレーションデバイスは、テスト機器であることができる。データを送信および/または受信するために、直接RF結合、および/または(例えば、1つもしくは複数のアンテナを含むことができる)RF回路を介した無線通信を、エミュレーションデバイスによって使用することができる。
ある代表的な実施形態においては、方法、システム、装置、動作、機能、および/または手順は、(例えば、とりわけ、伝搬遅延関連情報(例えば、(1)絶対伝搬遅延、(2)例えば、直下点に対する伝搬遅延差であることができる、相対伝搬遅延、(3)WTRUからそれのNAPまでの距離、および/または(4)WTRUから直下点もしくはNAPまでの距離)を使用して)、距離依存RACHプリアンブルグルーピングを可能にするように実施することができる。
ある代表的な実施形態においては、方法、システム、装置、動作、機能、および/または手順は、(例えば、とりわけ、伝搬遅延関連情報(例えば、(1)絶対伝搬遅延、(2)例えば、直下点に対する伝搬遅延差であることができる、相対伝搬遅延、(3)WTRUからそれのNAPまでの距離、および/または(4)WTRUから直下点もしくはNAPまでの距離)を使用して)、RACHプリアンブルを決定するためのRACHルートシーケンスの選択を可能にするように実施することができる。
ある代表的な実施形態においては、方法、システム、装置、動作、機能、および/または手順は、伝搬遅延関連情報の関数としての、伝搬遅延関連情報から導出される、または伝搬遅延関連情報を含む、RA-RNTIを可能にするように実施することができる。
距離依存ランダムアクセス応答(RAR)デコーディングのための代表的な手順
衛星システムは、例えば、ファイバケーブルまたは地上WTRUテレフォニの最後の1マイルが、実行不可能な場所において、通信を可能にする際に、役割(例えば、非常に有益な役割)を果たす。衛星サービスは、地上セルラおよび陸上通信システムを補完するものと見なすことができる。衛星サービスは、これまで、テレビなどの放送アプリケーションを円滑化し、海上石油掘削リグおよび海運業に緊急性のある不可欠なサービスを提供してきた。人工衛星は、地上ユーザに、ブロードバンド(例えば、真のブロードバンド)接続を提供して、陸上WTRUおよび固定無線システムを補完することができる。衛星ベースのサービスを利用するユーザの数は、サービスを受ける余裕がある、または他の代替手段を有さない人たち(例えば、そういう人たちだけ)に限られている。人工衛星が、普及した実行可能な技術になるためには、サポートを受けることができるユーザの数が、増加すべきであり、既存のブロードキャストサービスに加えて、ユニキャストサービスが、より広く行き渡るべきである。ユーザ数の増加に伴い、サービス可能なデータ量は、ほぼ直線的に増加することができる。
人工衛星は、いくつかの軌道クラスのうちの1つを占めることができる。低高度地球軌道(LEO)クラスにおいては、人工衛星は、一般に、約400から2000キロメートルの高度にあり、一般的な高度は、約700キロメートルである。中高度地球軌道(MEO)クラスにおいては、人工衛星は、一般に、約2000から32000キロメートルの高度にあり、一般的な高度は、約20000キロメートルである。対地同期軌道(GSO)または対地静止軌道(GEO)においては、人工衛星は、約36000キロメートルにおいて、準固定することができる。より高い高度を用いると、伝搬遅延および電力バジェットが、問題(例えば、主な問題)となることがあり、一方、より低い高度を用いると、ドップラおよびモビリティが、問題(例えば、主な問題)となることがある。より低い軌道を用いると、人工衛星は、大気抵抗を経験し、惑星運動のケプラの法則によって、軌道高度が、低いほど、人工衛星の角速度が、高くなる。
良好および/または許容可能なリンクバジェットを有するシステムを構築するために、商業通信衛星は、中期的には、非常に高い頻度で、LEOまたはMEOのどちらかであることがある可能性が高い。非常に高速度な人工衛星を用いると、ドップラは、非常に大きくなることがあり、これは、同期および時間の修正についての問題を引き起こすことがある。通信中に発生することがある雨および/または他の大気異常を克服するために、高いリンクマージンを有する、衛星リンクバジェットを提供する(例えば、構築する)ことができる。これにもかかわらず、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上において経験および/または測定される、信号対干渉雑音比(SINR)は、低い(例えば、十分に低い)ので、例えば衛星リンクにおいて利用される最高の変調符号化スキームは、地上システムにおける比較可能なものよりも、数桁低いことがある。衛星リンクに関する長い伝搬遅延は、地上システムにおいて観測されるよりも数桁大きいことがある。長い伝搬遅延は、効率的な電力制御ループを強要する問題を引き起こすことがあり、これは、衛星端末および地上局が、誤って設定された動作点を用いて動作することを引き起こすことがある。
衛星リンクは、信頼性は高いが、高い待ち時間に悩まされることがある。トランスポート層としてTCPを使用するサービスは、待ち時間の影響を受けやすい(例えば、特に受けやすい)ことがあり、性能が、相応に低下することがある。
-アイドルからのRRC接続確立のための代表的な手順-
図2は、代表的なRRC接続確立手順を例示する図である。図2を参照すると、RRC接続手順200において、WTRU102は、情報の4ウェイシグナリング交換の後、RRC接続状態に入ることができる。例えば、220において、(例えば、一括して、ネットワークアクセスポイント(NAP)210と呼ばれる)eノードB、gNB180、人工衛星S、基地局(BS)、地上局310Bから、システム情報をブロードキャストすることができる。230において、WTRU102は、DL同期を実行することができ、マスタ情報ブロックおよび/またはシステム情報ブロックを読んで、システムの実行可能性を決定することができる。WTRU102は、候補セルの基準信号またはパイロット信号受信電力、および広告されたDL送信電力を測定した後、使用されるおよび/または必要とされるオープンループ送信電力を推定することができる。240において、WTRU102は、NAP210に、(例えば、ランダムアクセス無線ネットワーク一時識別子(RA-RNTI)を使用し、それによってマスクおよび/またはスクランブルされた)RACHプリアンブルを含むことができる、メッセージ1(MSG1)を送信することができる。250において、NAP210は、RACHプリアンブルを検出することができ、タイミングアドバンス(TA)推定を決定することができる。260において、NAPは、WTRU102に、メッセージ2(MSG2)を送信することができる。MSG2は、とりわけ、TA、電力補正、ULグラント、および/または一時的なセル無線ネットワーク一時識別子(T-CRNTI)を含むことができ、または示すことができる。270において、WTRU102は、NAP210に、メッセージ3(MSG3)を送信することができる。MSG3は、RRC接続要求、およびWTRU IDを含むことができ、または示すことができる。280において、NAP210は、WTRU102に、メッセージ4(MSG4)を送信することができる。MSG4は、競合解決(例えば、競合解決インジケーション)を含むことができる。
ある代表的な実施形態においては、RA-RNTIは、伝搬遅延関連パラメータもしくは伝搬遅延関連情報の関数として確立すること、伝搬遅延関連パラメータもしくは伝搬遅延関連情報から導出することができ、または伝搬遅延関連パラメータもしくは伝搬遅延関連情報を含むことができる。
ある代表的な実施形態においては、MSG1で送信されるプリアンブルは、伝搬遅延関連パラメータまたは伝搬遅延関連情報に基づいて、選択することができる。
例えば、NAP210は、CAZACルートシーケンスインデックス、およびセルにおいて適用することができる任意のサイクリックシフト制限をブロードキャストすることができる。WTRU102は、例えば、セルにおいて適用することができるサイクリックシフト制限に応じて、CAZACルートシーケンスおよび/または追加のCAZACルートシーケンスを使用して、複数のプリアンブル(例えば、64個のプリアンブル)を生成することができる。WTRU102は、利用可能なプリアンブルのスーパーセットの中から、1つのプリアンブルを選択することができ、オープンループ設定によって決定される(例えば、オープンループ推定に基づいた)電力レベルにおいて、(例えば、MSG1で)シーケンスを送信することができる。NAP210が、プリアンブルを正しく受信し、推定した場合、NAP210は、受信されたプリアンブルにおけるシフトの量、および関連付けられた伝搬遅延を決定することができる。NAP210は、伝搬遅延をTAに変換することができ、WTRU102が、何らかの電力補正を実行する必要があるか、および/または実行すべきかを決定することができる。
図3は、スポットビーム内における伝搬遅延の差異を示す代表的なNTNを例示する図である。
図3を参照すると、NTN300について、NAP210は、地球上空の数百から数千キロメートル(km)の軌道上にあることができる。例えば、NTN NAP210が、地球上空3000kmの円軌道上にあると決定された場合、片道伝搬遅延は、地球上の直下点まで約10ミリ秒である。図3においては、DAは、3000kmに等しいことができ、直下点までの距離を表すことができ、端末A(例えば、WTRU102Aおよび/または地上局310A)は、直下点に配置することができる。端末Aは、約10msの片道伝搬遅延を経験することができる。最小のサービス可能仰角が、45度であり、端末B(例えば、別のWTRU102Bおよび/または地上局310B)が、スポットビーム320のエッジに存在し、仰角θ(例えば、45度の仰角θ)に対応する場合、ピタゴラスの定理を使用すると、端末A102A/310Aと端末B102B/310Bは、3000kmだけ隔たっていることができる。この例については、地球の曲率は、計算に入れられて(例えば、考慮されて)おらず、地球は、平面であると仮定することができる。端末B102B/310BとNAP210との間の距離DBは、4242.6kmに等しいことができ、距離DB上の片道伝搬遅延は、約14.14ミリ秒に等しい。スポットビーム320内における伝搬遅延には、(例えば、図3に示される例については、10msから14.14msの間の範囲の)大きな変動が、存在することができる。この差異は、最小仰角が、減少するにつれて、増大することができる。一般に、人工衛星/NTN NAP210は、例えば、約10度の、低いサービス可能仰角を有することができる。
図4は、代表的なTA手順を例示する図である。
図4を参照すると、TA手順400は、WTRU102が、ネットワークアクセス(例えば、任意のネットワークアクセス)を実行する前に、BSおよび/またはNAP210とのダウンリンク同期を実行する(例えば、最初に実行する)ことを含むことができる。例えば、アップリンクおよびダウンリンク無線フレームは、伝搬遅延に基づいて、同期させることができる。WTRU102のためのTAは、2×伝搬遅延になるように設定することができる。
例えば、アップリンク上において、BS/NAP210は、図4に示されるように時間的に揃えられた、特定の間隔(例えば、送信時間間隔(TTI))の間に、スケジュールされたWTRU102(例えば、すべてのスケジュールされたWTRU102)からのすべての送信を受信することを予期することができる。カバレッジエリア(例えば、スポットカバレッジエリア)内における様々なWTRU102についての伝搬時間の差異を補償するために、BS/NAP210は、WTRU102(例えば、各WTRU102)に、タイミングアドバンス(TA)情報(例えば、TA値)を通知することができる。TA値は、WTRU102が、それのアップリンクフレームが、他のWTRU102からの他のアップリンク送信と時間的に揃えられて到着するように、それのアップリンク送信をそれだけ早める、時間ユニットであることができる。スポットビーム320内における伝搬遅延の変動(例えば、大きな変動、および/またはしきい値を上回る変動)は、NAP210(例えば、人工衛星、または他の空中デバイス)が、受信されたプリアンブルを誤検出する原因となることがある。この誤検出に対処するための代表的な手順は、サイクリックシフト制限を適用することによって、実現することができる。そのような手順は、BS/NAP210において、処理負荷を増加させることがある。
ある代表的な実施形態においては、方法、システム、装置、動作、機能、および/または手順は、例えば、NTN BS/NAP210について、信頼性をもってTAを推定することができるように、そのようなスポットビーム320に存在する伝搬遅延差異をなくすように実施することができる。
-距離依存RACHプリアンブルグルーピングのための代表的な手順-
図5は、NTNの直下点に関する位置推定を例示する図である。
図5を参照すると、NTN500においては、スポットビーム510(例えば、円形または離心率の低い楕円形)は、いくつかの同心円状に囲われたサブスポットビーム520、530、540に分割することができる。スポットビームの中心は、人工衛星の直下点(例えば、BS/NAP210の真下)である。スポットビーム510内における、人工衛星/BS/NAP210とWTRU102/地上局310との間の最小伝搬遅延は、スポットビーム510の中心(例えば、直下点N)において(例えば、(Sに配置された)人工衛星/NAP210の直下点Nにおいて)発生する。
図5における最小仰角θ1は、設計パラメータであることができ、人工衛星/NAP210、およびスポットビーム510内のWTRU102に知られることができる。最小仰角は、エアインターフェース上において、例えば、システム情報上において、またはシステム情報を介して、WTRU102に伝達することができる。人工衛星の位置Sは、システム情報でブロードキャストされた情報に基づいて、WTRU102によって推定することができる。例えば、それがその中で送信される{SFN,SF}に対応する特定のシステム情報ブロックの絶対送信時間は、協定世界時(UTC)としてシステム情報に含まれることができる。受信タイムスタンプと送信タイムスタンプとの間の差に基づいて、WTRU102は、位置Sにいる間の人工衛星/NAP210までの伝搬遅延を推定することができることが企図されている。位置S(t)、S(t+△t)、S(t+2△t)、...S(t+2n△t)(例えば、nは整数)にいる間の人工衛星/NAP210からの2つ以上のそのような送信から、WTRU102は、そのような情報の周期的な受信に基づいて、人工衛星/NAP210の距離および/または軌道を決定することができる。ある代表的な実施形態においては、人工衛星/NAP210は、例えば、システム情報の一部として周期的に、それのGNSS座標をブロードキャストすることができる。
スポットビーム510内の任意の位置AにいるWTRU102は、人工衛星(例えば、NAP210)の位置S、ならびに人工衛星/NAP210の位置Sまでの距離DA、および/またはWTRU102が人工衛星/NAP210となす対応する内角θ2を推定することができる。点Nは、人工衛星/NAP210の直下点である(例えば、それは、点Sから点Nまでの垂線を指す)ので、補角θ3を決定することができる。点Aが、Sおよび(伝搬距離であることができる)斜辺DAとで形成する、角度θ2および/またはθ3が決定されると、点AとNとの間の距離
Figure 0007457014000001
および/またはSからNの距離
Figure 0007457014000002
を決定することができる。距離Dminおよび/またはDAをカバーするための関連付けられた伝搬遅延を決定することができる。
例えば、距離Dminと距離Dmaxとの間の値(例えば、すべての連続した値)について、片道伝搬遅延の変動が、存在することができることが企図されている。一方は点Nに、他方は点Bにいる、2つのWTRU102が、同じようにシフトされたCAZACサイクリックシーケンスを(例えば、一様かつランダムな選択手順を介して)選び、送信した場合、位置SにいるNAP210は、これらの距離(例えば、距離Dminと距離Dmaxと)の間の大きな差異のせいで、プリアンブルの一方を誤検出することがある。一方がスポットビーム510内の第1の位置(例えば、位置N)に、他方がスポットビーム510内のいずれか任意の位置Aにいる、いずれか2つのWTRU102についても、同じ結果が、当てはまることがある。一般性を失うことなく、スポットビーム510内の任意の位置A、A1などにいる任意の2つ以上のWTRU102について、大きさが変化する(例えば、伝搬遅延タイミングが変化する)問題が、存在することがある。A、A1間の距離が、相対的に短い(例えば、伝搬遅延のしきい値差よりも小さい)ときは、問題は、あまり強調されないことがあり、A、A1間の距離が、相対的に大きい(例えば、伝搬遅延のしきい値差よりも大きい)ときは、問題が、より強調されることがある。
ある代表的な実施形態においては、位置AにいるWTRU102に、点Nまでのそれの相対距離を決定するように命令することができ、点Nまでの距離に応じて、WTRU102は、利用可能なプリアンブルのサブセットから選択することができる(例えば、選択するように強要されることができる)。例えば、最小伝搬遅延Dminと比較した、点AにいるWTRU102についての伝搬遅延差δAは、式1に示すことができ、以下の通りである。
Figure 0007457014000003
スポットビーム510において利用可能なプリアンブルの総合的セット{P}は、以下のような、式2および式3に示される特性に従って、T個の直交セットに分割することができる。
{P1},{P2},...,{PT}|{PI}∩{PJ}={φ};(I,J)∈{1,2,...,T}、I≠J (2)
{p1}∪{p2}∪{...}∪{pT}={p1}⊂{p} (3)
各サブセットのサイズは、異なることができ、等しいこと、または等しくないことがある(例えば、1つのサブセットPI内のプリアンブルの数は、PJに等しいこと、またはそれより多いもしくは少ないことがある)。
1は、Pのサブセットまたは真のサブセットであることが企図されており、例えば、サブセットのいくつかは、BS/NAP210が選んだ/決定した場合は、BS/NAP210によって使用されないことがあり、および/または特定の目的で使用するために予約することができる。WTRU102には、式4に示される定式に基づいて、特定のサブセットPI、I∈{1,2,...,T}からプリアンブルを選ぶ/決定するように伝達することができる。
Figure 0007457014000004
WTRU102は、曖昧さ(例えば、どんなの曖昧さも)なしに、距離Dminおよび/または距離DAを推定することができる。伝搬遅延差δAは、式1から推定することができる。伝搬遅延差δAのしきい値に応じて、WTRU102は、式4を使用して、プリアンブルを選択することができ、NTN(例えば、NAP210)に、プリアンブルを送信することができる。ある代表的な実施形態においては、NTNは、WTRU102が、直下点(例えば、点N)までのそれの相対位置に基づいて、プリアンブルのサブセットからプリアンブルを(例えば、スポットビーム510内におけるWTRU102の位置Aと関連付けられた、与えられたプリアンブルのサブセットだけから、ランダムに選択されるプリアンブルを)選ぶべきであることを知っているので、受信されたシフトされたシーケンスにおける差分伝搬遅延の影響についての混乱は、存在しない。
一実施形態においては、gNB180/NAP210(例えば、ネットワークエンティティ)によって、明示的に伝達されない場合、WTRU102は、プリアンブルサブセット、および関連付けられた伝搬遅延差しきい値を自動的に決定するように事前構成することができる。例えば、WTRU102が、モバイル機器(ME)および/または汎用加入者識別モジュール(USIM)内に事前構成されたプリアンブルサブセットおよび関連付けられたしきい値を有することを可能にするような、手順を実施することができる。手順は、いずれかの通信媒体上のアプリケーション層を介して、ネットワークエンティティ(例えば、gNB180および/またはNAP210)によって、WTRU102が、(例えば、WTRU102において)構成されることを可能にすることができる。gNB180は、システム情報を介して、またはWTRU102への専用シグナリングを介して、パラメータ、例えば、PREAMBLESET_INDICATORを伝達することができる。PREAMBLESET_INDICATORは、プリアンブルサブセットおよび関連付けられたしきい値をどのように決定するかについて、WTRU102に命令することができる。PREAMBLESET_INDICATORは、例えば、整数またはビットストリングをエンコードするスカラ値であることができるが、他のフォーマットも可能であり、排除されない。
一例として、PREAMBLESET_INDICATOR=1は、WTRU102に、それの記憶メモリ内のProcedure#{1}を選択するように示すことができる。Procedure#{1}は、64個のプリアンブルを、各々が8個のプリアンブルからなる8個の等しいセット{P1,P2,...P8}に分割することを事前定義することができる。Procedure#{1}は、{P1,P2,...P8}を、しきい値{THR1=500μs,THR2=900μs,...THR8=4800μs}にマッピングすることができる。Procedure#{1}に含まれる、および/または包含される定義は、WTRU102およびgNB180/NAP210において事前に知られていることができる。WTRU102は、U個の手順(例えば、U個の異なる手順)Procedure#{1,2,...U}を用いるように、事前構成することができ、各Procedure#{I}、I∈{1,2,...,U}は、プリアンブルセットを形成し、対応する遅延差しきい値を導出する、特定の方法を表す。ある代表的な実施形態においては、しきい値のために選択される値は、直下点NからのWTRU102の距離に対応することができる。いずれのしきい値THR1、THR2...THRNも、スポットビーム内に配置されたWTRUと関連付けられた伝搬遅延範囲に従って設定された値に対応することができることを、当業者は理解する。しきい値THR1、THR2...THRNは、人工衛星/NAP軌道/地表上空の空中経路、およびビームカバレッジに基づいて、変化することができる。
-距離依存RACHルートシーケンスの選択のための代表的な手順-
ある代表的な実施形態においては、gNB180/NAP210は、WTRU102のロケーションに基づいて、異なるRACHルートシーケンスをWTRU102に適用することを選ぶ、および/または決定することができる。gNB180/NAP210が、ルートシーケンスインデックス{R1,R2,...,RT}を有する、T個のRACHルートシーケンスを操作することを選んだ/決定した場合、式5に示される定式に基づいて、ルートシーケンスインデックスRI、I∈Tを選ぶ/選択するように、WTRU102に伝達することができる。
Figure 0007457014000005
WTRU102は、距離Dmin、距離DA、および/または伝搬遅延(例えば、伝搬遅延差)δAを推定することができる。伝搬遅延差δAのしきい値に応じて、WTRU102は、式5を使用して、RACHルートシーケンスインデックスを選択することができる。
ルートシーケンスインデックスの選択に続いて、WTRU102は、長さQのCAZACシーケンスを生成することができる。例えば、NRおよび/またはLTEについては、Qは、837に設定することができる。WTRU102は、与えられたルートを用いて、64個のサイクリックシフトされたプリアンブルを生成することができる。WTRU102は、プリアンブルを一様かつランダムに選択することができ、NTN300/500に、選択されたプリアンブルを送信することができる。WTRU102は、64個のプリアンブルから、特定の目的で使用するために予約された、いくつかのプリアンブルを除外することができる。特定の目的で使用するために予約されたプリアンブルは、例えば、システム情報で、またはRRC専用シグナリングを介して、gNB180/NAP210によって、WTRU102に伝達することができる。gNB180/NAP210は、様々な代表的な実施形態について、適切な場合には、サイクリックシフト制限を適用することを決定する、および/または選ぶことができる。
ある代表的な実施形態においては、例えば、式5において選択された、プライマリRACHルートシーケンスインデックスRI、I∈Tに基づいて、追加のルートシーケンスインデックスを決定することができる。例えば、gNB180/NAP210によって、明示的に伝達されない場合、WTRU102は、RACHルートシーケンスセット、および関連付けられた伝搬遅延差しきい値を自動的に決定するように事前構成することができる。プライマリRACHルートシーケンスインデックスは、WTRU102に伝達する(例えば、常に伝達する)ことができる。WTRU102は、RACHルートシーケンスセットおよび/または関連付けられたしきい値をどのように決定するかについて、手順を用いて、ME/USIM内に事前に構成する(例えば、事前構成する)ことができる。手順は、いずれかの通信媒体上のアプリケーション層を介して、ネットワークによって、WTRU102において構成することができる。gNB180/NAP210は、システム情報を介して、および/またはWTRU102への専用シグナリングを介して、パラメータ、例えば、RSISET_INDICATORを伝達することができる。RSISET_INDICATORパラメータは、RACHルートシーケンスセットおよび/または関連付けられたしきい値をどのように決定するかについて、WTRU102に命令することができる。RSISET_INDICATORパラメータは、例えば、整数またはビットストリングをエンコードするスカラ値であることができるが、他のフォーマットも可能であり、排除されない。
一例として、RSISET_INDICATOR=1は、WTRU102が、WTRU102の記憶メモリ内のProcedure#{1}を選択すべきであることを示すことができる。Procedure#{1}は、以下のように、すなわち、{R1,R1+A,R1+B,R1+C}のように、4つのRACHルートインデックスからなるセットを形成することを事前定義することができ、ここで、R1は、gNB180/NAP210によって、システム情報を介して伝達された、プライマリRACHルートシーケンスインデックスであり、整数{A、B、C}は、Procedure#{1}のために事前定義される。Procedure#{1}は、{R1,R2,R3,R4}を、しきい値{THR1=500μs,THR2=900μs,...THR4=2000μs}にマッピングすることができる。Procedure#{1}に含まれる、および/または包含される定義は、WTRU102およびgNB180/NAP210(例えば、BS)において事前に知られていることができる。WTRU102は、U個の手順(例えば、U個の異なる手順)Procedure#{1,2,...U}を用いるように、事前構成することができ、各Procedure#{I}、I∈{1,2,...,U}は、RACHルートシーケンスセットを形成し、および/または対応する遅延差しきい値を導出する、特定の方法を表す。
-サブスポットビームの決定のための代表的な手順-
(例えば、年輪状の)サブスポットビーム520、530、540は、例えば、式1における式を使用して(ならびに/または地球の曲率および/もしくはWTRU102の高度も考慮した式を使用して)推定される、差分伝搬遅延δによって定義され、および/またはそれに基づいて設定することができる。正確な差分伝搬遅延δ、および/または関連付けられたしきい値設定に応じて、WTRU102は、RACHプリアンブルセット、および/またはRACHルートシーケンスを選択することができる。
ある代表的な実施形態においては、人工衛星/NAP210は、差分距離しきい値Ψを利用することができる。例えば、WTRU102Aは、それが、座標平面上におけるそれの位置(XA,YA)を推定することを可能にする、GNSS受信機を有することができる(例えば、ここで、(X,Y)は、緯度および経度を指す)。人工衛星/NAP210の直下点は、本明細書において説明される手順を使用して、(例えば、ロケーションAにいる)WTRU102Aによって、(XN,YN)と推定することができる。距離
Figure 0007457014000006
は、WTRU102Aと人工衛星/NAP210の直下点Nとの間の距離を指す。人工衛星/NAP210は、基準として直下点Nを使用する、差分距離に基づいて、サブスポットビーム520、530、540を定義することを選ぶ、および/または決定することができる。このケースにおいては、式4は、以下のように示される、式6に変更することができる。
Figure 0007457014000007
ここで、特定のサブセットPI、I∈{1,2,...,T}は、前もって定義され、DistTHRI、I∈{1,2,...,T}は、直下点に関する距離しきい値である。例えば、人工衛星が、サブスポットビーム(例えば、サブスポットビーム520、530、540)に、異なるルートシーケンスを割り当てることを選んだ、および/または決定した場合、式5は、以下のように示される、式7に変更することができる。
Figure 0007457014000008
図6は、NTNにおける距離依存RACHプリアンブルの選択のための代表的な手順を例示する全体的なフローチャートである。本明細書において説明されるある手順は、この代表的な手順600の部分を使用する。図6を参照すると、代表的な手順は、ブロック605において、WTRU102が、プリアンブルサブセット、ルートシーケンスセット、伝搬遅延しきい値(例えば、伝搬遅延差しきい値)を、そのような情報が、伝達されるSIおよび/またはRRCでブロードキャストされることを条件として、MEおよび/またはUSIMから獲得することを含むことができる。あるいは、ブロック610において、WTRU102は、そのような情報が、伝達されるSIおよび/またはRRCでブロードキャストされないことを条件として、プリアンブルサブセット、ルートシーケンスセット、伝搬遅延しきい値と関連付けられたデフォルト/事前決定された情報を使用することができる。
ブロック615において、WTRUは、UTCでのSIの絶対送信(TX)時間を読み取ることができる。ブロック620において、WTRU102は、人工衛星/NAP210の位置、および/または人工衛星/NAP210の直下点を決定することができる。ブロック625において、WTRU102は、WTRU102の現在位置を決定することができる。ブロック630において、WTRU102は、(1)人工衛星/NAP210と関連付けられた(例えば、WTRU102から人工衛星/NAP210までの、もしくはWTRU102から直下点Nまでの)相対距離、および/または(2)絶対TX時間に基づいた人工衛星/NAP210と関連付けられた相対伝搬遅延のうちのいずれかを決定することができる。ブロック635において、WTRU102が、相対遅延を決定することを条件として、WTRU102は、差分伝搬遅延を決定することができる。ブロック640において、WTRU102が、相対位置を決定することを条件として、WTRU102は、直下点までの距離を決定することができる。ブロック645において、WTRU102は、プリアンブルサブセットを選択するか、それともルートシーケンスセットを選択するかを決定することができる。ブロック645において、プリアンブルサブセットが、選択されたことを条件として、ブロック650において、WTRU102は、(1)決定された伝搬遅延もしくは差分伝搬遅延を伝搬遅延しきい値と、および/または(2)決定された相対距離を距離しきい値と比較することができる。この比較に基づいて、WTRU102は、プリアンブルサブセットを選択することができる。WTRU102は、選択されたプリアンブルサブセットから、プリアンブルをランダムに選択することができる。
ブロック645において、ルートシーケンスセットが、選択されたことを条件として、ブロック655において、WTRU102は、(1)決定された伝搬遅延もしくは決定された差分伝搬遅延を伝搬遅延しきい値と、および/または(2)決定された相対距離を距離しきい値と比較することができる。この比較に基づいて、WTRU102は、ルートシーケンスセットを選択することができる。WTRU102は、(1)選択されたルートシーケンスセットから、プリアンブルをランダムに選択すること、または(2)プリアンブルセットの定義されたサブセット(定義されたサブセットは、例えば、伝搬遅延関連情報に基づいて選択される)から、プリアンブルをランダムに選択することができる。ブロック660において、WTRU102は、RACH手順を開始することができ、接続モードに入ることができる。ブロック665において、WTRU102は、RRCシグナリングを受信することができる。処理は、605に移行して、1つまたは複数のさらなる接続を確立することができる。
-相対距離(例えば直下点までの距離)に基づいた物理RACH(PRACH)マスキングの代表的な手順-
gNB180/NAP210は、デューティサイクル当たり、いくつかのRACHオケージョンを利用することができる。例えば、gNB180/NAP210は、デューティサイクルごとに(例えば、20msごとに、20msのデューティサイクル内において均等にまたは不均等に分散した)合計でR個のRACH機会を利用することができる。ある実施形態においては、gNB180/NAP210は、スポットビーム510内の特定の地理的場所にいるWTRU102のアクセスを、すべての可能なR個のRACH機会ではない、1つまたは複数のRACH機会に制限することができる。より一般には、gNB180/NAP210は、特定の地理的場所にいるWTRU102のアクセスを、(例えば、伝搬遅延(例えば、式1におけるような計算されたδ)に基づいて、またはスポットビーム内における直下点Nまでの距離に基づいて)すべての可能なR個のRACHリソースのうちの1つまたは複数のRACHリソースに制限するように構成することができる。
例えば、gNB180/NAP210は、直下点からDistTHR1の距離内にいるWTRU102は、デューティサイクル内において、第1のRACH機会(例えば、第1のRACH機会だけ)を使用することができ、直下点からDistTHR2の距離内におり、直下点からDistTHR1よりも遠いWTRU102は、デューティサイクル内において、第2のRACH機会(例えば、第2のRACH機会だけ)を使用することができ、以降も同様であると決定することができる。別の例では、gNB180/NAP210は、直下点からDistTHR1の距離内にいるWTRU102は、特定の周波数領域態様(例えば、特定のPRBアロケーション、特定のf_id、および/または特定の帯域幅パート)を有する、与えられたRACHリソースを使用することができ、直下点からDistTHR2の距離内におり、直下点からDistTHR1よりも遠いWTRU102は、異なる周波数領域態様を有する、RACHリソースを使用することができ、以降も同様であると決定することができる。本開示における先の詳細と同様に、gNB180/NAP210は、距離しきい値Ψ(例えば、差分または絶対距離しきい値)を利用することができる。WTRU102Aは、WTRU102Aが、座標平面上におけるそれの位置(XA,YA)を推定することを可能にする、GNSS受信機を有することができ、ここで、(XA,YA)は、WTRU102Aの緯度および経度を指す。人工衛星S/NAP210の直下点は、本明細書において説明される手順を使用して、WTRU102Aによって、(XN,YN)と推定することができる。距離
Figure 0007457014000009
は、WTRU102Aと人工衛星/NAP210の直下点Nとの間の距離を指す。
gNB180/NAP210は、1つまたは複数のPRACHマスクをデューティサイクルに適用することができ、マスク(例えば、各マスク)を、距離しきい値(例えば、距離しきい値範囲)にマッピングすることができ、SI、RRCシグナリング、および/またはマルチキャスティングを介して、距離しきい値範囲を伝達することができる。WTRU102Aは、直下点に関するWTRU102Aの距離ΨAに基づいて、RACH機会を選択することができる。例は、式8に示され、以下の通りである。
Figure 0007457014000010
あるいは、RACH機会は、式9に示すことができ、以下の通りである。
Figure 0007457014000011
-相対距離(例えば直下点までの距離)に基づいたRARをデコードする代表的手順-
ある代表的な実施形態においては、RA-RNTIは、伝搬遅延関連パラメータ/情報、例えば、WTRU102から直下点までの距離に依存させる(例えば、基づかせる)ことができる。RA-RNTI式の計算は、計算の一部として、距離または差分距離を考慮すること(例えば、それを含むこと、および/またはそれの関数であること)ができる。例えば、セルのRA-RNTIは、tid(サブフレームのインデックス、0≦tid≦10)、fid(そのサブフレーム内における指定されたPRACHのインデックス、0≦fid<6)、差分伝搬遅延δA、および/または差分距離(ΨA)の関数であることができる。例示的な割り当ては、
RA-RNTI=f(tid,fid,δA,ΨA
であることができ、ここで、fは、任意の関数である。
例においては、RA-RNTIは、以下の式10または式11のように、定式化する(例えば、より一般に、定式化する)ことができる。
Figure 0007457014000012
Figure 0007457014000013
WTRU102は、適切なRA-RNTIを使用して、RARをデコードすることができる。RA-RNTIの一部として、距離をエンコードすることは、プリアンブルの衝突が、起こったときに、例えば、2つ以上のサブスポットビーム520、530、540において、同じプリアンブル/プリアンブルセットが、提供されたときに、gNB180/NAP210が、与えられたWTRU102にアドレスするために役立つことがある。
図5に戻って参照すると、最も内側のサブスポットまたはリング540内にいる任意のWTRU102(例えば、位置Nまたは直下点の近傍にいるWTRU102)は、位置NにいるWTRU102の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)が、RNTI1によってスクランブルされていることを予期することができ、最も外側のサブスポットまたはリング520内にいる任意のWTRU102(例えば、位置Bまたは位置Bの近傍にいるWTRU102)は、位置BにいるWTRU102のPDCCHが、RNTI2によってスクランブルされていることを予期することができ、ここで、RNTI1≠RNTI2である。最も内側のサブスポット/リング540内にいるWTRU102は、RNTI1を使用して、それのPDCCHをデコードすることができ、最も外側のサブスポット/リング520内にいるWTRU102は、RNTI2を使用して、それのPDCCHをデコードすることができる。この手法は、異なるリング内にいるWTRU102によって、異なるプリアンブルシーケンスおよび/または異なるプリアンブルセットが使用されることを必要としないことが企図されている。ある代表的な実施形態においては、シーケンスのセットは、(例えば、地上セルにいるWTRU102によって、それが共用されるのと同様に)WTRU102(例えば、スポットビーム内にいるWTRU102のすべて)によって、共用することができる。他の代表的な実施形態においては、シーケンスのセットは、スポットビーム510の様々な部分について、異なることができる。あるスキームにおいては、どのRA-RNTIをWTRU102が使用することができるか、および/または使用する必要があるかを知る/決定するために、伝搬遅延もしくは(式1におけるような)差分伝搬遅延δA、または距離もしくは差分距離ΨAを決定する(例えば、それだけを決定する)ことを、WTRU102に求めることができる。そのようなスキームは、例えば、衝突を避けるために、異なるリング/環内にいるWTRU102については、異なるRNTIによって、PDCCHをスクランブルすることができるので、衝突のせいで浪費される時間を減少させることができる。
スポットビーム510のエリアは、異なるリング、環として、サブスポット520、530、540に分割されるが、区分されたリングなど、他の分割が、可能である。例えば、最も外側のサブスポット520は、任意の数の区域(例えば、とりわけ、半分の区域、4分の1の区域、または6分の1の区域)にさらに分割することができる。特定の区域に配置されたWTRUのPDCCHをスクランブルするために、異なるRNTIを使用することができる。スポットビーム510の分割は、特定の分割についての推定されるWTRUの数に基づくことができ、ブロードキャスト情報および/またはRRCシグナリングを介して、半静的または動的に調整することができる。
ある代表的な実施形態においては、WTRU102は、RARの内容に基づいて、RAR(例えば、MSG2)送信が適用可能であるかどうかを決定することができる。例えば、RARの内容は、与えられた距離または差分距離を含むことができ、そのような地理的エリア内に含まれるWTRU102は、適用可能と見なすことができる。これは、スポットビーム510のカバレッジのサブセット内にいるあるWTRU102をターゲットにしながら、RA-RNTIフォーマットを変更することの代替であることができる。
-差分伝搬遅延/距離の誤推定を訂正するための代表的なRACH手順-
WTRU102が、伝搬遅延/距離(例えば、差分伝搬遅延/距離)(δA,ΨA)を誤って計算した、および/または誤って決定した場合、誤ったプリアンブルシーケンスが、選ばれる、および/または選択されることがある。例えば、WTRU102は、WTRU102が、第2のプリアンブルセットから、第2のプリアンブルを選択すべきである(例えば、WTRU102が、第2のプリアンブルセットに対応する異なる地理的領域など、第1のパーティションと異なる第2のパーティション(例えば、スポットビーム510の第2の領域530)にいる)ときに、伝搬遅延/距離(例えば、差分伝搬遅延/距離)の誤計算のせいで、第1のパーティション(例えば、スポットビーム510の第1の領域540)に属する、および/または対応する、第1のプリアンブルセット(および/または第1のルートシーケンス)から、プリアンブルを選択することがある。RA-RNTIは、伝搬遅延/距離(例えば、差分伝搬遅延/距離)に依存することができるので、WTRU102によって、以下のうちのいずれかを実行することができる。
1)RARウィンドウ内において、(第1のプリアンブルセットから送信されたRACHシーケンスに対応する)RARを待つことなく、WTRU102は、正しいプリアンブルセットからの(例えば、第2のプリアンブルセットからの)シーケンスを用いて、MSG1を再送することができ、
2)WTRU102は、第1のプリアンブルセットに対応するRNTIを使用して受信することができたRARを無視することができ、(i)直下点までの距離/伝搬遅延が誤推定された、選択されたプリアンブル(および/もしくはRA-RNTI)についてのPDCCHの監視、および/もしくは(ii)そのプリアンブル送信のためのMSG3の送信を開始しないことができ、ならびに/または
3)WTRU102は、第2のプリアンブルセットから選ばれたシーケンス(例えば、正しいプリアンブルセットからのシーケンス)に対応するRARを監視することができ、MSG2をひとたび受信すると、MSG3、およびMSG4を開始することができる。(例えば、ある実施形態においては、WTRU102によって、MSG1/MSG3を同時または本質的に同時に送信することができ、WTRU102によって、MSG2/MSG4を同時にまたは本質的に同時に受信することができる、2ステップRACHが、可能であることができる)。この手順は、とりわけ、正しいプリアンブルセット(例えば、第2のプリアンブルセット)から選択されたプリアンブルを使用して、正常に進行することができる。例えば、2ステップRACHについては、WTRU102は、第2のプリアンブルセットのMSG1+MSG3を送信することができ、第1のプリアンブルセットのMSG2+MSG4を無視することができる。WTRUは、代わりに、第2プリアンブルセットのMSG2+MSG4を待つことができる。
WTRU102は、最初のプリアンブル(例えば、直下点までの距離および/または伝搬遅延が誤推定されたプリアンブル)が送信された瞬間以降、ある期間(またはタイマ)が満了していないならば、上記のうちのいずれかを実行することができる。
ある代表的な実施形態においては、WTRU102は、最小サービス可能仰角を受信することができる。
ある代表的な実施形態においては、WTRU102は、それの現在位置を参照して、人工衛星までの/からの伝搬遅延を推定することができる。
ある代表的な実施形態においては、WTRU102は、それの現在位置を参照して、人工衛星Sおよび/またはNAP210の位置を推定することができる。
ある代表的な実施形態においては、WTRU102は、人工衛星Sの直下点における基準伝搬遅延を推定することができる。
ある代表的な実施形態においては、WTRU102は、人工衛星Sから人工衛星の現在位置までの伝搬遅延、および/または人工衛星Sから人工衛星Sの直下点までの伝搬遅延の間の差を決定することができる。
ある代表的な実施形態においては、WTRU102は、システム情報を介して、プリアンブルセットおよび/または関連付けられた伝搬遅延差しきい値の数を受信することができる。
ある代表的な実施形態においては、WTRU102は、専用RRCシグナリングを介して、プリアンブルセットおよび/または関連付けられた伝搬遅延差しきい値の数を受信することができる。
ある代表的な実施形態においては、プリアンブルセットおよび/または関連付けられた伝搬遅延差しきい値の数は、システム情報(SI)を介して受信されたときと、専用シグナリングを介して受信されたときとで、異なることがある。
ある代表的な実施形態においては、WTRU102は、(1)アイドルモード(例えば、アイドルモードにあるときだけ)、(2)接続モード、または(3)両方のうちのいずれかにおける使用に適用可能なプリアンブルセットおよび/または関連付けられた伝搬遅延差しきい値を受信することができる。
ある代表的な実施形態においては、WTRU102は、プリアンブルセット、および/または関連付けられた伝搬遅延差マッピング構成が、SIを介して、および/または専用シグナリングを介して、受信されない場合、デフォルトのプリアンブルセット、および/または関連付けられた伝搬遅延差マッピング構成を適用することができる。
ある代表的な実施形態においては、WTRU102は、デフォルトのプリアンブルセット、および/または関連付けられた伝搬遅延差マップを適用するかどうかを決定するように、MEおよび/またはUSIMにおいて構成することができる。
ある代表的な実施形態においては、WTRU102は、デフォルトのプリアンブルセット、および/またはデフォルトの関連付けられた伝搬遅延差マップを適用するかどうかを、SIを介して、伝達されることができる。
ある代表的な実施形態においては、WTRU102は、デフォルトのプリアンブルセット、および/または関連付けられた伝搬遅延差マップを決定するためのスキームを実行するために、MEにおいて、および/またはUSIMにおいて、1つまたは複数の手順を構成することができる。
ある代表的な実施形態においては、WTRU102は、デフォルトのプリアンブルセット、および/または関連付けられた伝搬遅延差マップを決定するために実行する、事前構成された手順を決定するために、SIを介して、および/または専用シグナリングを介して、パラメータ(例えば、PREAMBLESET_INDICATORパラメータ)を受信することができる。
ある代表的な実施形態においては、WTRU102は、例えば、推定された伝搬遅延差を、gNB180/NAP210によって伝達された伝搬遅延しきい値と比較することによって、プリアンブルサブセットを選択することができる。
ある代表的な実施形態においては、WTRU102は、例えば、推定された伝搬遅延差を、ME/USIMからデフォルトによって提供された伝搬遅延しきい値と比較することによって、プリアンブルサブセットを選択することができる。
ある代表的な実施形態においては、WTRU102は、1つもしくは複数のルートシーケンスインデックス、および/もしくは関連付けられた伝搬遅延差しきい値からなる、またはそれらを含む、RACHルートシーケンスセットを、SIを介して、受信することができる。
ある代表的な実施形態においては、WTRU102は、1つもしくは複数のルートシーケンスインデックス、および/もしくは関連付けられた伝搬遅延差しきい値からなる、またはそれらを含む、RACHルートシーケンスセットを、専用RRCシグナリングを介して、受信することができる。
ある代表的な実施形態においては、1つもしくは複数のルートシーケンスインデックス、および関連付けられた伝搬遅延差しきい値からなる、またはそれらを含む、RACHルートシーケンスセットは、SIを介して受信されたときと、専用シグナリングを介して受信されたときとで、異なることがある。
ある代表的な実施形態においては、WTRU102は、アイドルモードにあるときだけの使用、接続モードにあるときだけの使用、または両方における使用に適用可能な、1つもしくは複数のルートシーケンスインデックス、および/もしくは関連付けられた伝搬遅延差しきい値からなる、またはそれらを含む、RACHルートシーケンスセットを受信することができる。
ある代表的な実施形態においては、WTRU102は、SIを介して受信されない場合、1つもしくは複数のルートシーケンスインデックス、および/もしくは関連付けられた伝搬遅延差マッピング構成からなる、またはそれらを含む、デフォルトのRACHルートシーケンスセットを適用することができる。
ある代表的な実施形態においては、WTRU102は、1つもしくは複数のルートシーケンスインデックス、および/もしくは関連付けられた伝搬遅延差マップからなる、またはそれらを含む、デフォルトRACHルートシーケンスセットを適用するかどうかを決定するように、例えば、MEおよび/またはUSIMを使用して、構成することができる。ある代表的な実施形態においては、WTRU102は、1つもしくは複数のルートシーケンスインデックス、および/もしくは関連付けられた伝搬遅延差マップからなる、またはそれらを含む、デフォルトRACHルートシーケンスセットを適用するかどうかを、SIを介して、伝達されることができる。
ある代表的な実施形態においては、WTRU102は、RACHルートシーケンスセット、および/または関連付けられた伝搬遅延差マップを決定するためのスキームを実行するために、MEもしくはUSIMを使用する、またはMEもしくはUSIMにおける、1つまたは複数の手順を用いるように構成することができる。
ある代表的な実施形態においては、WTRU102は、1つもしくは複数のルートシーケンスインデックスからなる、またはそれらを含む、デフォルトRACHルートシーケンスセットを生成するために、1つまたは複数の手順を用いるように構成することができる。
ある代表的な実施形態においては、WTRU102は、例えば、推定された伝搬遅延差を、gNBによって伝達された伝搬遅延しきい値と比較することによって、RACHルートシーケンスセットから、RACHルートシーケンスインデックスを選択することができる。ある代表的な実施形態においては、WTRU102は、例えば、推定された伝搬遅延差を、ME/USIMからのデフォルト設定された伝搬遅延しきい値と比較することによって、RACHルートシーケンスセットから、RACHルートシーケンスインデックスを選択することができる。
-空中WTRUのための代表的なRACH手順-
前述された実施形態は、当然ながら、航空機(例えば、無人航空機/ドローン)のケースに拡張される。より一般的なケースにおいては、直下点Nは、(先に説明されたように)地球の表面上にある必要はなく、任意の高度にあることができ、後者は、gNB180/NAP210によって伝達され、および/またはUSIMに事前設定することができる。例えば、1つまたは複数の伝達される高度は、システムにおいて、ドローンが動作することができる最大の高さ、および/またはドローンが現在動作している高さを表すことができる。1つまたは複数の伝達される高度に基づいて、先に説明されたように、人工衛星Sの位置が、ひとたび知られると、パラメータDminを計算することができる。ある代表的な実施形態においては、いずれのWTRU102(空中/地上)も、δを計算するために、式(1)を実施することができるように、gNB180/NAP210は、1つもしくは複数のSIメッセージを通して、および/または他の手段を介して、Dminを伝達することができる。プリアンブル選択のための手順の残りは、先に説明された、式4または式5におけるのと同様の技法に従う。
図7は、RACHを実行するための代表的な手順を例示するフローチャートである。
図7を参照すると、代表的な手順700は、ブロック710において、WTRU102が、差分伝搬遅延しきい値と関連付けられたプリアンブルセットまたはルートシーケンスを受信することを含むことができる。ブロック720において、WTRU102は、WTRU102とNAP210との間の伝搬遅延を決定することができる。ブロック730において、WTRU102は、決定した伝搬遅延を、差分伝搬遅延しきい値と比較することができる。ブロック740において、WTRU102は、適切なプリアンブルセットまたはルートシーケンスを選択することができる。ブロック750において、WTRU102は、RACH手順を実行することができる。
図8は、伝搬遅延関連パラメータ/情報に基づいたRACHプリアンブルの選択のための別の代表的な手順を例示するフローチャートである。
図8を参照すると、代表的な手順800は、ブロック810において、WTRU102が、NAP210から、プリアンブルおよび対応する伝搬遅延関連しきい値のセットを受信することを含むことができる。ブロック820において、WTRU102は、WTRUとNAPとの間の距離、またはNAP210のカバレッジにおけるロケーションと関連付けられた、伝搬遅延関連情報を決定することができる。ブロック830において、WTRU102は、決定された伝搬遅延関連情報に基づいて、プリアンブルのセットから、プリアンブルのサブセットを選択することができる。ブロック840において、WTRU102は、プリアンブルの選択されたサブセットから、プリアンブルをランダムに選択することができる。ブロック850において、WTRU102は、ランダムに選択されたプリアンブルを、NAPに送信することができる。
ある代表的な実施形態においては、WTRU102は、ルートシーケンスを選ぶことができ、プリアンブルのサブセットを選択することは、選ばれたルートシーケンスに従って、プリアンブルのサブセットを選択することを含む。
ある代表的な実施形態においては、WTRU102は、NAPから、ネットワークアクセス情報を受信することができ、ネットワークアクセス情報を使用して、ネットワークアクセスを開始することができる。
ある代表的な実施形態においては、WTRU102は、少なくとも、伝搬遅延関連情報の関数であるか、伝搬遅延関連情報から導出されるか、または伝搬遅延関連情報を含む、ランダムアクセス無線ネットワーク一時識別子(RA-RNTI)を決定することができ、決定されたRA-RNTIを使用して、ランダムアクセス応答(RAR)に含まれるネットワークアクセス情報をデコードすることができる。
ある代表的な実施形態においては、NAP210は、人工衛星内に含まれることができ、および/または非地上系ネットワークの一部であることができる。
ある代表的な実施形態においては、伝搬遅延関連情報は、(1)WTRU102からNAP210までの距離、(2)WTRU102からNAP210の直下点Nまでの距離、(3)WTRU102とNAP210との間に延びる直線と、NAP210の直下点NとNAP210との間に延びる直線との間の角度、または(4)WTRU102とNAP210との間で送信される信号の伝搬遅延もしくは差分伝搬遅延のうちのいずれかを含むことができる。
ある代表的な実施形態においては、WTRU102は、ブロードキャスト情報または専用シグナリングを介して、伝搬遅延関連しきい値のセット、および(1)NAP210のロケーションを示すロケーション情報、または(2)NAP210が辿る経路を示す経路情報のうちのいずれかを含むランダムアクセス構成を受信することができる。
ある代表的な実施形態においては、WTRU102は、NAP210のカバレッジの特定の部分に対応する、プリアンブルのセットの1つの直交サブセットを選択することができる。
ある代表的な実施形態においては、NAP210のカバレッジの各部分は、プリアンブルのセットのそれぞれ異なるサブセットに対応することができる。
ある代表的な実施形態においては、プリアンブルのセットの各直交サブセットは、(1)対応する伝搬遅延関連しきい値を用いて事前構成されるか、または(2)NAP210によって明示的に伝達されるかのいずれかであることができる。
ある代表的な実施形態においては、プリアンブルのセットの選択されたサブセットは、カバレッジエリアの環状もしくは楕円リング形状領域、または環状もしくは楕円リング形状領域の部分に対応することができる。NAPのカバレッジは、一般にカバレッジエリアを定義する、地球表面(例えば、地表)に対応することができる、カバレッジ量であることが企図されている。
ある代表的な実施形態においては、WTRU102は、NAP210のカバレッジエリアのサブ領域を決定することができ、例えば、(1)伝搬遅延関連情報の決定された値を、1つもしくは複数の伝搬遅延関連しきい値と比較するか、または(2)伝搬遅延関連情報の決定された値と関連付けられたルックアップテーブルを介してかのいずれかによって、カバレッジエリアのサブ領域と関連付けられた、プリアンブルのサブセットを選択することができる。
ある代表的な実施形態においては、WTRU102は、NAP210から、システム情報を介して、(1)GNSS座標を周期的に受信するか、または(2)NAP210のサービス可能仰角を受信するかのいずれかを行うことができる。
ある代表的な実施形態においては、WTRU102は、NAP210から、制限情報を受信することができ、制限情報に従って、(1)ランダムに選択されたプリアンブルをNAP210に送信するための1つもしくは複数のRACHオケージョン、または(2)WTRU102によって使用されるRACHルートシーケンスの関連付けられたサイクリックシフトの数のうちのいずれかを制限することができる。
ある代表的な実施形態においては、WTRU102が、(1)NAP210の第1のカバレッジエリア、(2)NAP210の直下点Nまでの距離の第1の範囲、(3)NAP210までの距離の第1の範囲、または(4)NAP210までの伝搬遅延の第1の範囲のうちのいずれかに存在するという条件において、WTRU102は、ランダムに選択されたプリアンブルを、第1のRACHオケージョン、またはRACHオケージョンの第1のセットに制限することができる。
ある代表的な実施形態においては、WTRU102が、(1)NAP210の第2のカバレッジエリア、(2)NAP210の直下点Nまでの距離の第2の範囲、(3)NAP210までの距離の第2の範囲、または(4)NAP210までの伝搬遅延の第2の範囲のうちのいずれかに存在するという条件において、WTRU102は、ランダムに選択されたプリアンブルを、第2のRACHオケージョン、またはRACHオケージョンの第2のセットに制限することができる。
ある代表的な実施形態においては、WTRU102は、伝搬遅延関連情報が、決定された高度にさらに基づくことができるように、WTRUの高度を決定することができる。
ある代表的な実施形態においては、WTRU102は、WTRU102の高度を決定することができ、決定された高度が、しきい値を超えることを条件として、決定された高度の関数として、伝搬遅延関連情報を決定することができる。
ある代表的な実施形態においては、WTRU102は、WTRU102のタイプを決定することができ、決定されたタイプが、WTRU102の第1のタイプであることを条件として、WTRU102の高度に基づいて、伝搬遅延関連情報を決定することができる。例えば、第1のタイプのWTRU102は、空中ドローン、および/または空中デバイスであることができる。
ある代表的な実施形態においては、プリアンブルの選択されたサブセットの各プリアンブルは、(1)CAZACルートシーケンスの循環的にシフトされたバージョンであることができる。
ある代表的な実施形態においては、選択されたプリアンブルは、RAPメッセージで送信される、ランダムアクセスプリアンブル(RAP)であることができ、受信されるネットワークアクセス情報は、RAPメッセージに応答した、ランダムアクセス応答(RAR)メッセージで受信することができる。
ある代表的な実施形態においては、ネットワークアクセス情報は、WTRU102のためのタイミングアドバンス、および/またはWTRU102のための電力コマンドを含むことができる。
図9は、伝搬遅延関連パラメータ/情報の関数としての、伝搬遅延関連パラメータ/情報を含む、または伝搬遅延関連パラメータ/情報から導出される、ランダムアクセス無線ネットワーク一時識別子(RA-RNTI)を使用する、別の代表的な手順を例示するフローチャートである。
図9を参照すると、代表的な手順900は、ブロック910において、WTRU102が、WTRU102とNAP210との間の距離、またはNAP210のカバレッジにおけるロケーションと関連付けられた伝搬遅延関連情報を決定することを含むことができる。ブロック920において、WTRU102は、少なくとも、決定された伝搬遅延関連情報の関数であるか、決定された伝搬遅延関連情報から導出されるか、または決定された伝搬遅延関連情報を含む、ランダムアクセス無線ネットワーク一時識別子(RA-RNTI)を用いてマスクされた、ランダムアクセス応答(RAR)を受信することができる。ブロック930において、WTRU102は、決定された伝搬遅延関連情報に基づいて、RA-RNTIを決定することができる。ブロック940において、WTRU102は、決定されたRA-RNTIを使用して、RARをデコードすることができる。
ある代表的な実施形態においては、WTRU102は、ネットワークエンティティ(例えば、NAP210)に、RARによって示された情報に基づいて導出された、タイミングアドバンスおよび電力レベルを用いて、メッセージを送信することができる。
ある代表的な実施形態においては、WTRU102は、ネットワークエンティティ210に、WTRU102と関連付けられたRA-RNTIを示すことができる、ランダムアクセスプリアンブル(RAP)を送信することができる。
ある代表的な実施形態においては、WTRU102は、決定された伝搬遅延関連情報に基づいて、RAPのセットから、RAPのサブセットを選択することができ、選択されたRAPのサブセットから、RAPをランダムに選択することができる。
ある代表的な実施形態においては、RARは、RA-RNTIを用いてマスクまたはスクランブルすることができ、RA-RNTIは、伝搬遅延または差分伝搬遅延の、および(1)サブフレームインデックス、または(2)物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)リソースインデックスのうちのいずれかの関数であることができる。
ある代表的な実施形態においては、WTRU102は、受信されたRARと関連付けられたRA-RNTIを、決定された伝搬遅延関連情報に基づいて決定されたRA-RNTIと比較して、RA-RNTI比較結果とすることができ、RA-RNTI比較結果を使用して、受信されたRARが、WTRU102宛てであるかどうかを決定することができる。
ある代表的な実施形態においては、RARが、WTRU102は、RA-RNTI比較結果に従って、WTRU102宛てであることを条件として、受信されたRARをデコードすることができる。
ある代表的な実施形態においては、伝搬遅延関連情報は、(1)WTRU102からNAP210までの距離、(2)WTRU102からNAP210の直下点Nまでの距離、(3)WTRU102とNAP210との間に延びる直線と、NAP210の直下点NとNAP210との間に延びる直線との間の角度、または(4)WTRU102とNAP210との間で送信される信号の伝搬遅延のうちのいずれかを含む。
「差分伝搬遅延」および「伝搬遅延差」という用語は、本明細書においては、交換可能に使用することができ、一般に、(例えば、スポットビームの直下点Nと関連付けられた)最小伝搬遅延を超えることができる、スポットビーム内にいるWTRUと関連付けられた伝搬遅延、または(例えば、サブスポットビームの境界と関連付けられた)事前確立もしくは伝達された伝搬遅延を指す。
本開示は、プリアンブルおよびルートシーケンス選択のための伝搬遅延差の使用を例示しているが、そのような選択のために、任意の伝搬遅延関連情報/パラメータを使用することができることを当業者は理解する。
本開示は、RA-RNTI導出のための伝搬遅延差の使用を例示しているが、そのような導出のために、任意の伝搬遅延関連情報/パラメータを使用することができることを当業者は理解する。
代表的な実施形態に従って、データを処理するためのシステムおよび方法は、メモリデバイスに含まれる命令のシーケンスを実行する、1つまたは複数のプロセッサによって実行することができる。そのような命令は、2次データ記憶デバイスなどの他のコンピュータ可読媒体から、メモリデバイス内に読み込むことができる。メモリデバイス内に含まれた命令のシーケンスの実行は、例えば、上で説明されたように、プロセッサを動作させる。代替的な実施形態においては、本発明を実施するために、ソフトウェア命令の代わりに、またはソフトウェア命令と組み合わせて、ハードワイヤ回路を使用することができる。そのようなソフトウェアは、ロボット支援/装置(RAA)および/または別のモバイルデバイス内にリモートに収容されたプロセッサ上において、動作することができる。後者のケースにおいては、センサを含む、RAAまたは他のモバイルデバイスと、上で説明されたようなスケール推定および補償を実行するソフトウェアを実行するプロセッサを含む、リモートデバイスとの間で、有線または無線を介して、データを転送することができる。他の代表的な実施形態に従うと、ロケーション特定に関して上で説明された処理のいくつかは、センサ/カメラを含むデバイスにおいて実行することができ、一方、処理の残りは、センサ/カメラを含むデバイスから、部分的に処理されたデータを受信した後、第2デバイスにおいて実行することができる。
特徴および要素が、上では特定の組み合わせで説明されたが、各特徴または要素は、単独で、または他の特徴および要素との任意の組み合わせで使用することができることを、当業者は理解されよう。加えて、本明細書において説明される方法は、コンピュータまたはプロセッサによる実行のために、コンピュータ可読媒体内に含まれた、コンピュータプログラム、ソフトウェア、またはファームウェアで実施することができる。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体の例は、リードオンリメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、内蔵ハードディスクおよびリムーバブルディスクなどの磁気媒体、光磁気媒体、ならびにCD-ROMディスクおよびデジタル多用途ディスク(DVD)などの光媒体を含むが、それらに限定されない。ソフトウェアと関連付けられたプロセッサを使用して、WTRU、UE、端末、基地局、RNC、または任意のホストコンピュータにおいて使用するための、無線周波数送受信機を実施することができる。
さらに、上で説明された実施形態においては、処理プラットフォーム、コンピューティングシステム、コントローラ、およびプロセッサを含む他のデバイスについて述べた。これらのデバイスは、少なくとも1つの中央処理ユニット(「CPU」)と、メモリとを含むことができる。コンピュータプログラミングの分野における当業者の慣行に従って、行為、および操作または命令のシンボル表現に対する言及は、様々なCPUおよびメモリによって実行することができる。そのような行為、および操作または命令は、「実行される」、「コンピュータで実行される」または「CPUで実行される」と言われることがある。
行為、およびシンボリックに表現された操作または命令が、CPUによる電気信号の操作を含むことを、当業者は理解されよう。電気システムは、データビットを表し、それは、結果として生じる電気信号の変換または低減、およびメモリシステム内のメモリロケーションにおけるデータビットの維持を引き起こすことができ、それによって、CPUの動作、および信号の他の処理を再構成し、またはさもなければ変更する。データビットが維持されるメモリロケーションは、データビットに対応する、またはデータビットを表す、特定の電気的、磁気的、光学的、または有機的特性を有する、物理的なロケーションである。代表的な実施形態は、上で言及されたプラットフォームまたはCPUに限定されず、他のプラットフォームおよびCPUが、提供される方法をサポートすることができることが理解されるべきである。
データビットは、CPUによって可読な、磁気ディスク、光ディスク、および他の任意の揮発性(例えば、ランダムアクセスメモリ(「RAM」))または不揮発性(例えば、リードオンリメモリ(「ROM」))大容量記憶システムを含む、コンピュータ可読媒体上に維持することもできる。コンピュータ可読媒体は、協調的な、または相互接続されたコンピュータ可読媒体を含むことができ、それらは、処理システム上に排他的に存在し、または処理システムに対してローカルもしくはリモートであることができる、複数の相互接続された処理システム間に分散される。代表的な実施形態は、上で言及されたメモリに限定されず、他のプラットフォームおよびメモリが、説明される方法をサポートすることができることが理解される。代表的な実施形態は、上述されたプラットフォームまたはCPUに限定されず、他のプラットフォームおよびCPUが、提供される方法をサポートすることができることを理解されたい。
説明的な実施形態においては、本明細書において説明される動作、プロセスなどのいずれも、コンピュータ可読媒体上に記憶されたコンピュータ可読命令として実施することができる。コンピュータ可読命令は、モバイルユニット、ネットワーク要素、および/または他の任意のコンピューティングデバイスのプロセッサによって実行することができる。
システムの態様のハードウェア実施とソフトウェア実施との間に残る差異は、僅かしか存在しない。ハードウェアを使用するか、それともソフトウェアを使用するかは、一般に(しかし、ある状況においては、ハードウェアとソフトウェアとの間における選択が、重要になることがあるので、常にではないが)、コスト対効率のトレードオフを表す、設計上の選択である。本明細書において説明されるプロセスおよび/もしくはシステム、ならびに/または他の技術が、それによって影響されることがある、様々な手段(例えば、ハードウェア、ソフトウェア、および/またはファームウェア)が、存在することができ、好ましい手段は、プロセスおよび/もしくはシステム、ならびに/または他の技術が展開される状況とともに、変化することがある。例えば、実施者が、スピードおよび精度が、最優先であると決定した場合、実施者は、主にハードウェアおよび/またはファームウェア手段を選択することができる。柔軟性が、最優先である場合、実施者は、主にソフトウェア実施を選択することができる。あるいは、実施者は、ハードウェア、ソフトウェア、および/またはファームウェアの何らかの組み合わせを選択することができる。
上述の詳細な説明は、ブロック図、フローチャート、および/または例の使用を介して、デバイスおよび/またはプロセスの様々な実施形態を説明した。そのようなブロック図、フローチャート、および/または例が、1つまたは複数の機能および/または動作を含む限り、そのようなブロック図、フローチャート、または例内における各機能および/または動作は、広範囲のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、または実質的にそれらの任意の組み合わせによって、個別に、および/または集団で、実施することができることが、当業者によって理解されよう。適切なプロセッサは、例として、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来型プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと関連付けられた1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け標準製品(ASSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路、他の任意のタイプの集積回路(IC)、および/または状態機械を含む。
特徴および要素が、上では特定の組み合わせで提供されたが、各特徴または要素は、単独で、または他の特徴および要素との任意の組み合わせで使用することができることを、当業者は理解されよう。本開示は、様々な態様の例示として意図された、本出願において説明される特定の実施形態に関して、限定されるべきではない。当業者に明らかであるように、それの主旨および範囲から逸脱することなく、多くの変更および変形を行うことができる。本出願の説明において使用される要素、行為、または命令は、明示的にそのようなものとして提供されない限り、本発明にとって重要または必須であると解釈されるべきではない。本明細書において列挙されたものに加えて、本開示の範囲内の機能的に同等の方法および装置が、上述の説明から当業者には明らかであろう。そのような変更および変形は、添付の特許請求の範囲内に包含されることが意図される。本開示は、そのような特許請求の範囲がそれを含む資格がある均等物の全範囲とともに、添付の特許請求の範囲の請求項だけによって限定されるべきである。本開示は、特定の方法またはシステムに限定されないことが理解されるべきである。
本明細書において使用される用語は、特定の実施形態を説明することを目的としているにすぎず、限定的であることは意図されていないことも理解されるべきである。本明細書において使用される場合、本明細書において言及されるとき、「局」およびそれの略語「STA」、「ユーザ機器」およびそれの略語「UE」という用語は、(i)以下で説明されるような、無線送信および/もしくは受信ユニット(WTRU)、(ii)以下で説明されるような、WTRUの数々の実施形態のいずれか、(iii)以下で説明されるような、とりわけ、WTRUのいくつかもしくはすべての構造および機能性を用いるように構成された、無線対応および/もしくは有線対応の(例えば、接続可能な)デバイス、(iv)以下で説明されるような、WTRUのすべてよりも少ない構造および機能性を用いるように構成された、無線対応および/もしくは有線対応のデバイス、または(v)類似したものを意味することができる。本明細書において列挙される任意のUEを代表することができる、例示的なWTRUの詳細は、例えば、図1A~図1Dに関して提供された。
ある代表的な実施形態においては、本明細書において説明される本発明のいくつかの部分は、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、および/または他の統合された構成を介して、実施することができる。しかしながら、当業者は、本明細書において開示される実施形態のいくつかの態様が、全体的または部分的に、集積回路で、1つもしくは複数のコンピュータ上において動作する1つもしくは複数のコンピュータプログラムとして(例えば、1つもしくは複数のコンピュータシステム上において動作する1つもしくは複数のプログラムとして)、1つもしくは複数のプロセッサ上において動作する1つもしくは複数のプログラムとして(例えば、1つもしくは複数のマイクロプロセッサ上において動作する1つもしくは複数のプログラムとして)、ファームウェアとして、または実質的にそれらの任意の組み合わせとして、同等に実施することができること、また回路を設計すること、ならびに/またはソフトウェアおよび/もしくはファームウェアのためのコードを書くことが、本開示を踏まえて、十分に当業者の技能の範囲内にあることを認識されよう。加えて、当業者は、本明細書において説明される本発明のメカニズムは、プログラム製品として、様々な形態で配布することができること、また実際に配布を実施するために使用される特定のタイプの信号保持媒体にかかわりなく、本明細書において説明される本発明の説明的な実施形態が、妥当することを理解されよう。信号保持媒体の例は、以下を、すなわち、フロッピーディスク、ハードディスクドライブ、CD、DVD、デジタルテープ、コンピュータメモリなどの記録可能タイプ媒体、ならびにデジタルおよび/またはアナログ通信媒体(例えば、光ファイバケーブル、導波路、有線通信リンク、無線通信リンクなど)などの伝送タイプ媒体を含むが、それらに限定されない。
本明細書において説明される本発明は、他の異なる構成要素内に含まれる、またはそれらと接続される、異なる構成要素をときには例示する。そのような描写されるアーキテクチャは、単なる例にすぎず、実際には、同じ機能性を達成する、他の多くのアーキテクチャを実施することができることが理解されるべきである。概念的な意味では、同じ機能性を達成するための構成要素のいずれの配置も、所望の機能性を達成することができるように、効果的に「関連付け」られる。したがって、特定の機能性を達成するために組み合わされる、本明細書における任意の2つの構成要素は、アーキテクチャまたは介在構成要素に関係なく、所望の機能性が達成されるように、互いに「関連付けられた」ものとして見ることができる。同様に、そのように関連付けられた任意の2つの構成要素は、所望の機能性を達成するために、互いに「動作可能に接続された」または「動作可能に結合された」ものと見なすこともでき、そのように関連付けることが可能な任意の2つの構成要素も、所望の機能性を達成するために、互いに「動作可能に結合可能である」と見なすことができる。動作可能に結合可能な特定の例は、物理的に対にすることが可能な、および/もしくは物理的に対話する構成要素、ならびに/または無線で対話可能な、および/もしくは無線で対話する構成要素、ならびに/または論理的に対話する、および/もしくは論理的に対話可能な構成要素を含むが、それらに限定されない。
本明細書における実質的にいずれの複数形および/または単数形の用語の使用に関しても、当業者は、状況または用途に適するように、複数形から単数形に、および/または単数形から複数形に転換することができる。明確にするために、様々な単数形/複数形の置換が、本明細書において明示的に説明されることがある。
一般に、本明細書において、特に、添付の特許請求の範囲(例えば、添付の特許請求の範囲の本文)において使用される用語は、一般に「オープン」タームとして意図されていることが、当業者によって理解されよう(例えば、「含む(including)」という用語は、「含むが、~に限定されない」と解釈されるべきであり、「有する(having)」という用語は、「少なくとも、~を有する」と解釈されるべきであり、「含む(includes)」という用語は、「含むが、~に限定されない」と解釈されるべきであるなど)。導入される請求項列挙物の具体的な数が、意図される場合、そのような意図は、請求項において明示的に記述され、そのような記述がないときは、そのような意図が存在しないことが、当業者によってさらに理解されよう。例えば、ただ1つのアイテムが、意図される場合、「単一」という用語、または類似の言葉を使用することができる。理解の助けとして、以下の添付の特許請求の範囲、および/または本明細書における説明は、請求項列挙物を導入するために、導入句「少なくとも1つ」および「1つまたは複数」の使用を含むことができる。しかしながら、そのような句の使用は、同じ請求項が、導入句「1つまたは複数」または「少なくとも1つ」、および「a」または「an」などの不定冠詞を含むときであっても、不定冠詞「a」または「an」による請求項列挙物の導入が、そのような導入される請求項列挙物を含む任意の特定の請求項を、そのような列挙物をただ1つ含む実施形態に限定することを暗示すると解釈されるべきではない(例えば、「a」および/または「an」は、「少なくとも1つ」または「1つまたは複数」を意味すると解釈されるべきである)。同じことが、請求項列挙物を導入するために使用される定冠詞の使用に対して当てはまる。加えて、導入される請求項列挙物の具体的な数が、明示的に記述される場合であっても、そのような記述は、少なくとも記述された数を意味すると解釈されるべきであることを、当業者は認識されよう(例えば、他の修飾語句を伴わない「2つの列挙物」の無修飾の列挙は、少なくとも2つの列挙物、または2つ以上の列挙物を意味する)。さらに、「A、B、およびCなどのうちの少なくとも1つ」に類似した従来表現が、使用される場合、一般に、そのような構文は、当業者が従来表現を理解する意味で意図されている(例えば、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つを有するシステム」は、Aだけを、Bだけを、Cだけを、AとBを一緒に、AとCを一緒に、BとCを一緒に、および/またはA、B、Cを一緒に有するシステムなどを含むが、それらに限定されない)。「A、B、またはCなどのうちの少なくとも1つ」に類似した従来表現が、使用される場合、一般に、そのような構文は、当業者が従来表現を理解する意味で意図されている(例えば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つを有するシステム」は、Aだけを、Bだけを、Cだけを、AとBを一緒に、AとCを一緒に、BとCを一緒に、および/またはA、B、Cを一緒に有するシステムなどを含むが、それらに限定されない)。説明内であろうと、特許請求の範囲内であろうと、または図面内であろうと、2つ以上の代替項を提示する、実質的にいずれの選言的な語および/または句も、項の1つ、項のどちらか、または項の両方を含む可能性を企図していると理解されるべきであることが、当業者によってさらに理解されよう。例えば、「AまたはB」という句は、「A」、または「B」、または「AおよびB」の可能性を含むと理解される。さらに、本明細書において使用される場合、複数のアイテムおよび/またはアイテムの複数のカテゴリのリストが後続する「~のうちのいずれか」という用語は、アイテムおよび/またはアイテムのカテゴリ「のうちのいずれか」、「の任意の組み合わせ」、「のうちの任意の複数」、および/または「のうちの複数の任意の組み合わせ」を、個々に、または他のアイテムおよび/もしくはアイテムの他のカテゴリと併せて、含むことが意図される。さらに、本明細書において使用される場合、「セット」または「グループ」という用語は、ゼロを含む、任意の数のアイテムを含むことが意図される。加えて、本明細書において使用される場合、「数」という用語は、ゼロを含む、任意の数を含むことが意図される。
加えて、本開示の特徴または態様が、マーカッシュ群に関して説明される場合、本開示も、それによって、マーカッシュ群のいずれか個々のメンバまたはメンバのサブグループに関して説明されることを当業者は認識されよう。
当業者によって理解されるように、書かれた説明を提供することに関してなど、ありとあらゆる目的のために、本明細書において開示されるすべての範囲は、ありとあらゆる可能なサブ範囲、およびそれのサブ範囲の組み合わせも包含する。いずれの記載される範囲も、少なくとも等しい半分、3分の1、4分の1、5分の1、10分の1などに分解された同じ範囲を十分に記述し、可能にするものとして、容易に認識することができる。非限定的な例として、本明細書において説明される各範囲は、下方3分の1、中央3分の1、および上方3分の1などに簡単に分解することができる。やはり当業者によって理解されるように、「最大で」、「少なくとも」、「より大きい」、および「より小さい」などのすべての言葉は、記述された数を含み、上で説明されたように、後でサブ範囲に分割することができる範囲を指す。最後に、当業者によって理解されるように、範囲は、各個々のメンバを含む。したがって、例えば、1~3個のセルを有するグループは、1個、2個、または3個のセルを有するグループを指す。同様に、1~5個のセルを有するグループは、1個、2個、3個、4個、または5個のセルを有するグループを指し、その他についても同様である。
さらに、特許請求の範囲は、その趣旨で述べられない限り、提供された順序または要素に限定されるものとして読まれるべきではない。加えて、いずれかの請求項における「~のための手段」という用語の使用は、米国特許法第112条第6段落、またはミーンズプラスファンクションクレーム形式を行使することが意図され、「~のための手段」という用語を伴わないいずれの請求項も、そのようなものとして意図されない。
ソフトウェアと関連付けられたプロセッサを使用して、無線送信受信ユニット(WTRU)、ユーザ機器(UE)、端末、基地局、モビリティ管理エンティティ(MME)もしくは進化型パケットコア(EPC)、または任意のホストコンピュータにおいて使用するための、無線周波数送受信機を実施することができる。WTRUは、ハードウェア、および/またはソフトウェア無線(SDR)を含む、ソフトウェアで実施されるモジュール、ならびにカメラ、ビデオカメラモジュール、ビデオフォン、スピーカフォン、バイブレーションデバイス、スピーカ、マイクロフォン、テレビ送受信機、ハンズフリーヘッドセット、キーボード、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)ラジオユニット、近距離無線通信(NFC)モジュール、液晶表示(LCD)ディスプレイユニット、有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザ、および/または無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)もしくは超広帯域(UWB)モジュールなどの、他の構成要素と併せて、使用することができる。
本開示を通して、ある代表的な実施形態を、他の代表的な実施形態と選択的に、または他の代表的な実施形態と組み合わせて、使用することができることを、当業者は理解する。

Claims (20)

  1. 無線送受信ユニット(WTRU)によって実施される方法であって、
    前記WTRUによって、ネットワークアクセスポイント(NAP)から、プリアンブルのセットおよび対応する伝搬遅延関連しきい値を示している構成情報を受信するステップと、
    前記WTRUと前記NAPとの間の距離、または前記NAPのカバレッジエリアにおけるロケーションと関連付けられた、伝搬遅延関連情報を決定するステップと、
    前記決定された伝搬遅延関連情報に基づいて、プリアンブルの前記セットから、プリアンブルのサブセットを選択するステップと、
    プリアンブルの前記選択されたサブセットから、プリアンブルをランダムに選択するステップと、
    前記ランダムに選択されたプリアンブルを、前記NAPに送信するステップと
    を備える方法。
  2. リアンブルの前記サブセットを選択する前記ステップは、前記決定された伝搬遅延関連情報を使用してルートシーケンスを選択するステップを含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記WTRUによって、前記NAPから、ネットワークアクセス情報を受信するステップと、
    前記WTRUによって、前記ネットワークアクセス情報を使用して、ネットワークアクセスを開始するステップと、
    前記WTRUによって、少なくとも、前記決定された伝搬遅延関連情報の関数であるか、前記決定された伝搬遅延関連情報から導出されるか、または前記決定された伝搬遅延関連情報を含む、ランダムアクセス無線ネットワーク一時識別子(RA-RNTI)を決定するステップと、
    前記WTRUによって、前記決定されたRA-RNTIを使用して、ランダムアクセス応答(RAR)に含まれる前記ネットワークアクセス情報をデコードするステップと
    をさらに備える請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記NAPは、人工衛星内に含まれ、非地上系ネットワークの一部であり、
    前記WTRUによって、前記NAPから、システム情報を介して、(1)GNSS座標を周期的に受信するか、または(2)前記NAPのサービス可能仰角を受信するかのいずれかを行うステップと、
    前記WTRUの高度を決定するステップをさらに備え、
    前記伝搬遅延関連情報を決定する前記ステップは、前記決定された高度および前記受信されたシステム情報にさらに基づいている請求項1乃至3いずれかに記載の方法。
  5. 無線送受信ユニット(WTRU)であって、
    ネットワークアクセスポイント(NAP)から、プリアンブルのセットおよび対応する伝搬遅延関連しきい値を示している構成情報を受信するように構成された送受信ユニットと、
    前記WTRUと前記NAPとの間の距離、または前記NAPのカバレッジエリアにおけるロケーションと関連付けられた、伝搬遅延関連情報を決定し、
    前記決定された伝搬遅延関連情報に基づいて、プリアンブルの前記セットから、プリアンブルのサブセットを選択し、
    プリアンブルの前記選択されたサブセットから、プリアンブルをランダムに選択する
    ように構成されたプロセッサと
    を備え、
    前記送受信ユニットは、前記ランダムに選択されたプリアンブルを、前記NAPに送信するように構成されたWTRU。
  6. 前記プロセッサは、
    決定された伝搬遅延関連情報を使用して、ルートシーケンスを選択することによって、プリアンブルの前記セットを選択する
    ように構成された請求項5に記載のWTRU。
  7. 前記送受信ユニットは、前記NAPから、ネットワークアクセス情報を受信するように構成され、
    前記プロセッサは、
    前記ネットワークアクセス情報を使用して、ネットワークアクセスを開始し、
    少なくとも、前記伝搬遅延関連情報の関数であるか、前記伝搬遅延関連情報から導出されるか、または前記伝搬遅延関連情報を含む、ランダムアクセス無線ネットワーク一時識別子(RA-RNTI)を決定し、
    前記決定されたRA-RNTIを使用して、ランダムアクセス応答(RAR)に含まれる前記ネットワークアクセス情報をデコードする
    よう構成された請求項5または6に記載のWTRU。
  8. 前記送受信ユニットは、ブロードキャスト情報または専用シグナリングを介して、前記伝搬遅延関連しきい値、並びに、(1)前記NAPのロケーションを示すロケーション情報、もしくは(2)前記NAPが辿る経路を示す経路情報のうちのいずれかを含む、ランダムアクセス構成を受信するように構成された請求項5乃至7いずれかに記載のWTRU。
  9. 前記伝搬遅延関連情報は、(1)前記WTRUから前記NAPまでの距離、(2)前記WTRUから前記NAPの直下点までの距離、(3)前記WTRUと前記NAPとの間に延びる直線と、前記NAPの前記直下点と前記NAPとの間に延びる直線との間の角度、または(4)前記WTRUと前記NAPとの間で送信される信号の伝搬遅延もしくは差分伝搬遅延のうちのいずれかを含む請求項1乃至4いずれかに記載の方法。
  10. 前記伝搬遅延関連情報は、(1)前記WTRUから前記NAPまでの距離、(2)前記WTRUから前記NAPの直下点までの距離、(3)前記WTRUと前記NAPとの間に延びる直線と、前記NAPの前記直下点と前記NAPとの間に延びる直線との間の角度、または(4)前記WTRUと前記NAPとの間で送信される信号の伝搬遅延もしくは差分伝搬遅延のうちのいずれかを含む請求項5乃至8いずれかに記載のWTRU。
  11. プリアンブルの前記セットから、プリアンブルの前記サブセットを選択する前記ステップは、前記NAPの前記カバレッジエリアの特定の部分に対応する、プリアンブルの前記セットの1つの直交サブセットを選択するステップを含み、
    前記NAPの前記カバレッジエリアの各部分は、プリアンブルの前記セットの異なるサブセットに対応し、
    プリアンブルの前記セットの各直交サブセットは、(1)対応する伝搬遅延関連しきい値を用いて事前構成されるか、または(2)前記NAPによって明示的にシグナリングされるかのいずれかである請求項1乃至4または9いずれかに記載の方法。
  12. 前記プロセッサは、前記NAPの前記カバレッジエリアの特定の部分に対応する、プリアンブルの前記セットの1つの直交サブセットを選択するように構成され、
    前記NAPの前記カバレッジエリアの各部分は、プリアンブルの前記セットの異なるサブセットに対応し、
    プリアンブルの前記セットの各直交サブセットは、(1)対応する伝搬遅延関連しきい値を用いて事前構成されるか、または(2)前記NAPによって明示的にシグナリングされるかのいずれかである請求項5乃至8または10いずれかに記載のWTRU。
  13. 前記NAPの前記カバレッジエリアのサブ領域が決定され、
    前記カバレッジエリアの前記サブ領域と関連付けられた、プリアンブルの前記サブセットは、(1)前記伝搬遅延関連情報の決定された値を、1つもしくは複数の伝搬遅延関連しきい値と比較するか、または(2)前記伝搬遅延関連情報の前記決定された値と関連付けられたルックアップテーブルを介してかのいずれかによって選択される請求項1乃至4、9または11いずれかに記載の方法。
  14. 前記NAPの前記カバレッジエリアのサブ領域が決定され、
    前記カバレッジエリアの前記サブ領域と関連付けられた、プリアンブルの前記サブセットは、(1)前記伝搬遅延関連情報の決定された値を、1つもしくは複数の伝搬遅延関連しきい値と比較するか、または(2)前記伝搬遅延関連情報の前記決定された値と関連付けられたルックアップテーブルを介してかのいずれかによって選択される請求項5乃至8、10または12いずれかに記載のWTRU。
  15. 前記伝搬遅延関連情報は、(1)前記NAPのロケーションを示すロケーション情報、または(2)前記NAPが辿る経路を示す経路情報のうちのいずれかに従って決定される請求項1乃至4、9、11または13いずれかに記載の方法。
  16. 前記伝搬遅延関連情報は、(1)前記NAPのロケーションを示すロケーション情報、または(2)前記NAPが辿る経路を示す経路情報のうちのいずれかに従って決定される請求項5乃至8、10、12または14いずれかに記載のWTRU。
  17. 前記NAPから、制限情報が受信され、
    前記制限情報にしたがって、前記WTRUは、(1)前記ランダムに選択されたプリアンブルを前記NAPに送信するための1つもしくは複数のRACHオケージョン、または(2)前記WTRUによって使用されるRACHルートシーケンスの関連付けられたサイクリックシフトの数のうちのいずれかに制限される請求項1乃至4、9、11、13または15いずれかに記載の方法。
  18. 前記NAPから、制限情報が受信され、
    前記制限情報にしたがって、前記WTRUは、(1)前記ランダムに選択されたプリアンブルを前記NAPに送信するための1つもしくは複数のRACHオケージョン、または(2)前記WTRUによって使用されるRACHルートシーケンスの関連付けられたサイクリックシフトの数のうちのいずれかに制限される請求項5乃至8、10、12、14または16いずれかに記載のWTRU。
  19. 前記WTRUが、(1)前記NAPの第1のカバレッジエリア、(2)前記NAPの直下点までの距離の第1の範囲、(3)前記NAPまでの距離の第1の範囲、または(4)前記NAPまでの伝搬遅延の第1の範囲のうちのいずれかに存在する条件で、前記ランダムに選択されたプリアンブルは、第1のRACHオケージョン、またはRACHオケージョンの第1のセットに制限され、
    前記WTRUが、(1)前記NAPの第2のカバレッジエリア、(2)前記NAPの直下点までの距離の第2の範囲、(3)前記NAPまでの距離の第2の範囲、または(4)前記NAPまでの伝搬遅延の第2の範囲のうちのいずれかに存在する条件で、前記ランダムに選択されたプリアンブルは、第2のRACHオケージョン、またはRACHオケージョンの第2のセットに制限される請求項1乃至4、9、11、13、15または17いずれかに記載の方法。
  20. 前記WTRUが、(1)前記NAPの第1のカバレッジエリア、(2)前記NAPの直下点までの距離の第1の範囲、(3)前記NAPまでの距離の第1の範囲、または(4)前記NAPまでの伝搬遅延の第1の範囲のうちのいずれかに存在する条件で、前記ランダムに選択されたプリアンブルは、第1のRACHオケージョン、またはRACHオケージョンの第1のセットに制限され、
    前記WTRUが、(1)前記NAPの第2のカバレッジエリア、(2)前記NAPの直下点までの距離の第2の範囲、(3)前記NAPまでの距離の第2の範囲、または(4)前記NAPまでの伝搬遅延の第2の範囲のうちのいずれかに存在する条件で、前記ランダムに選択されたプリアンブルは、第2のRACHオケージョン、またはRACHオケージョンの第2のセットに制限される請求項5乃至8、10、12、14、16または18いずれかに記載のWTRU。
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