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JP7445412B2 - 制御装置および制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、制御装置および制御システムに関する。
近年、ユーザの利便性を向上させる目的で、車両を自動で走行させる等の車両の自動制御に関する技術が提案されている。例えば、車両の自動制御に関する技術として、特許文献1に開示されているように、自動で駐車を行う技術が提案されている。このような技術を利用することによって、駐車の際のユーザの利便性の向上が図られる。
特開2019-127132号公報
しかしながら、車両の自動制御に関する従来の技術では、車両の出発の際のユーザの利便性を向上させるための提案が十分にはなされておらず、車両を利用するユーザの利便性を向上させる余地があった。
そこで、本発明は、このような課題に鑑み、車両を利用するユーザの利便性を向上させることが可能な制御装置および制御システムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の制御装置は、会計に用いられる会計端末から会計の際に送信される会計の完了を示す会計完了情報を受信する通信部と、会計完了情報が通信部により受信された場合に、車両の出発の準備に関する準備制御を実行する制御部と、を備え、制御部は、複数種類の準備制御を実行可能であり、複数種類の準備制御の各々の種類を示す情報が、会計が行われる場所と紐づけられて予め登録されており、制御部は、会計が行われた場所と対応する種類の準備制御を実行し、制御部は、準備制御として、車両のナビゲーション装置における目的地を自宅に設定し、目的地を自宅に設定する準備制御を、会計が行われた時刻に応じて許可または禁止する
制御部は、準備制御として、会計が行われた場所に近づくように車両を走行させた後、停車させてもよい。
制御部は、準備制御として、会計完了情報に含まれる人数が少ない場合、人数が多い場合と比べて、車両の座席の利用者の使用可能な空間が拡大されるように、座席の前後位置を変化させてもよい。
制御部は、準備制御として、車両の座席の配置を会計完了情報に含まれる購入品に関する情報に基づいて変化させてもよい。
制御部は、準備制御として、車両の施錠状態を会計完了情報に含まれる購入品に関する情報に基づいて制御してもよい。
制御部は、準備制御として、会計完了情報に含まれる購入品に関する情報に応じた目的地の候補を、車両のナビゲーション装置に表示させてもよい。
制御部は、準備制御として、車両の空調装置を駆動させてもよい。
制御部は、会計が行われた場所に応じて準備制御を許可または禁止してもよい。
上記課題を解決するために、本発明の制御システムは、制御装置が搭載される車両と、会計に用いられ、会計の際に会計の完了を示す会計完了情報を車両に送信する会計端末と、を含み、制御装置は、会計完了情報を受信する通信部と、会計完了情報が通信部により受信された場合に、車両の出発の準備に関する準備制御を実行する制御部と、を備え、制御部は、複数種類の準備制御を実行可能であり、複数種類の準備制御の各々の種類を示す情報が、会計が行われる場所と紐づけられて予め登録されており、制御部は、会計が行われた場所と対応する種類の準備制御を実行し、制御部は、準備制御として、車両のナビゲーション装置における目的地を自宅に設定し、目的地を自宅に設定する準備制御を、会計が行われた時刻に応じて許可または禁止する
本発明によれば、車両を利用するユーザの利便性を向上させることが可能となる。
本発明の実施形態に係る制御システムの概略構成を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る制御装置が行う準備制御に関する処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る車両が準備制御により会計場所である店舗に近づくように走行する様子の一例を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る車両の座席の配置の一例を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る車両が準備制御により開錠される際の車両とユーザとの位置関係の一例を示す模式図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
<制御システムの構成>
図1を参照して、本発明の実施形態に係る制御システム1の構成について説明する。
図1は、制御システム1の概略構成を示す模式図である。
図1に示されるように、制御システム1は、制御装置100が搭載される車両10と、ユーザ端末20と、店舗端末30とを備える。制御システム1は、車両10を利用するユーザが店舗で会計を行った後、ユーザが車両10に乗車するまでに、車両10の出発の準備を事前に行うためのシステムである。
なお、以下では、ユーザ端末20が本発明に係る会計端末(つまり、会計に用いられ、会計の際に会計の完了を示す会計完了情報を車両10に送信する端末)の一例に相当する場合を説明するが、本発明に係る会計端末は、ユーザ端末20以外の他の端末であってもよい。例えば、会計の際に店舗端末30が会計完了情報を車両10に送信してもよく、その場合、店舗端末30が本発明に係る会計端末の一例に相当する。
ユーザ端末20は、車両10のユーザ(具体的には、ドライバ等の乗員)により携帯されるスマートフォンである。ユーザ端末20は、飲食店等の店舗での会計の際に、店舗に設置されている店舗端末30と通信することによって、会計を行うことができる。
例えば、ユーザ端末20には、ユーザのクレジットカード情報が登録されており、会計の際に、当該クレジットカード情報がユーザ端末20から店舗端末30に送信される。そして、店舗端末30が決済業者のサーバと通信することによって、クレジット決済が行われる。なお、ユーザ端末20と店舗端末30との間での通信による会計は、上記の方法に特に限定されず、例えば、ユーザ端末20に予めチャージされた電子マネーを利用して会計が行われてもよい。
ここで、ユーザ端末20には、ユーザの車両10を識別するための識別情報が登録されており、ユーザ端末20は、車両10(具体的には、車両10の制御装置100)に各種情報を送信することができるようになっている。例えば、ユーザ端末20は、車両10のスマートキーとしての機能を有しており、当該機能を実現するためにユーザ端末20に登録されている車両10の識別情報を利用することによって、車両10の制御装置100と適宜通信することができる。ユーザ端末20と車両10の制御装置100とは、例えば、無線の通信ネットワーク9を介して、通信可能である。
上述したように、ユーザ端末20は、本発明に係る会計端末の一例に相当し、会計の際に会計の完了を示す会計完了情報を車両10に送信する。例えば、ユーザ端末20は、店舗端末30との通信結果に基づいて会計が完了したと判断したときに、会計完了情報を車両10に送信する。
会計の際にユーザ端末20から送信される会計完了情報は、会計に関する各種情報を含み得る。例えば、会計完了情報は、会計が行われた場所(以下、会計場所とも呼ぶ)を示す情報、人数に関する情報(具体的には、会計と対応するサービス(例えば、飲食店での飲食の提供)を受けたグループの人数)、購入品に関する情報(例えば、購入品の種類、数および大きさ等)、または会計が行われた時刻(以下、会計時刻とも呼ぶ)を示す情報等を含み得る。
なお、図1では、ユーザ端末20がスマートフォンである例が示されているが、ユーザ端末20は、スマートフォン以外の情報処理端末(例えば、タブレット端末またはスマートキー等)であってもよい。
車両10は、ナビゲーション装置15と、空調装置16と、制御装置100とを備える。なお、ナビゲーション装置15および空調装置16は、後述するように、制御装置100により実行される準備制御(つまり、車両10の出発の準備に関する制御)における制御対象の一例に相当する。
ナビゲーション装置15は、ユーザによる入力操作に応じて車両10の現在位置からユーザが所望する目的地までのルートを案内する装置である。また、ナビゲーション装置15は、情報を視覚的に表示する機能を有し、ルート案内に関する各種情報(例えば、車両10の現在位置、案内の対象となる走行ルート、目的地の位置、車両10の現在位置から目的地までの走行ルート上での距離および目的地までの到達時間等)を表示する。
空調装置16は、車両10の車室内の空気の温度(つまり、車室内の気温)を調整する。具体的には、空調装置16は、車室内への送風を行うことによって、車室内の空気を昇温または冷却する。
制御装置100は、車両10内の各装置の動作を制御する。例えば、制御装置100は、演算処理装置であるCPU(Central Processing Unit)、CPUが使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する記憶素子であるROM(Read Only Memory)、および、CPUの実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する記憶素子であるRAM(Random Access Memory)等を含む。
また、制御装置100は、車両10における各装置と通信を行う。制御装置100と各装置との通信は、例えば、CAN(Controller Area Network)通信を用いて実現される。
なお、本実施形態に係る制御装置100が有する機能は複数の制御装置により部分的に分割されてもよく、複数の機能が1つの制御装置によって実現されてもよい。制御装置100が有する機能が複数の制御装置により部分的に分割される場合、当該複数の制御装置は、CAN等の通信バスを介して、互いに接続されてもよい。
制御装置100は、例えば、図1に示されるように、通信部110と、制御部120とを有する。
通信部110は、ユーザ端末20と通信する。具体的には、通信部110は、ユーザ端末20から送信される会計完了情報を受信し、取得した情報を制御部120に出力する。
制御部120は、車両10内の各種装置に対して制御信号を出力する。それにより、車両10内の各種装置の動作が制御される。具体的には、制御部120は、車両10内の各種装置の動作を制御することによって、車両10の出発の準備に関する準備制御を実行する。
ここで、制御部120は、ユーザ端末20から会計の際に送信される会計完了情報が通信部110により受信された場合に、準備制御を実行する。それにより、車両10を利用するユーザが店舗で会計を行った後に出発のために車両10に乗車するまでに、車両10の出発の準備を事前に行うことができる。ゆえに、例えば、ユーザが会計後に車両10に乗車して出発する際のユーザの手間を低減することができる。よって、車両10を利用するユーザの利便性を向上させることが可能となる。このような、制御装置100により行われる準備制御に関する処理の詳細については、後述する。
<制御装置の動作>
続いて、図2~図5を参照して、本発明の実施形態に係る制御装置100の動作について説明する。
図2は、制御装置100が行う準備制御に関する処理の流れの一例を示すフローチャートである。具体的には、図2に示される制御フローは、車両10が駐車しているときに制御装置100の制御部120によって実行される。
図2に示される制御フローが開始されると、まず、ステップS501において、制御部120は、会計完了情報が通信部110により受信されたか否かを判定する。会計完了情報が受信されたと判定された場合(ステップS501/YES)、ステップS503に進む。一方、会計完了情報が受信されたと判定されなかった場合(ステップS501/NO)、ステップS501の判定処理が繰り返される。
ステップS501でYESと判定された場合、制御部120は、準備制御を実行し、図2に示される制御フローは終了する。
制御部120により実行される準備制御は、車両10の出発の準備に関する制御であればよく、様々な制御が含まれ得る。以下、図3~図5を参照して、準備制御の各種例として、車両10の待機位置の準備制御、座席の配置の準備制御、車両10の施錠状態の準備制御、ナビゲーション装置15の準備制御、および空調装置16の準備制御をこの順に説明する。
[車両の待機位置の準備制御]
車両10の待機位置の準備制御は、会計後にユーザが車両10に乗車するために車両10の待機位置まで歩く手間を低減するための制御である。
制御部120は、車両10の待機位置の準備制御として、具体的には、会計場所に近づくように車両10を走行させた後、停車させる。このように車両10の待機位置を移動させることによって、会計後にユーザが車両10の待機位置まで歩く距離を低減することができる。なお、ユーザが車両10の待機位置まで歩く手間を効果的に低減する観点では、制御部120は、上記準備制御において、会計場所である店舗の入口からできるだけ近い位置まで車両10を走行させることが好ましい。
車両10を走行させて停車させる制御は、具体的には、車両10内の各装置の動作を制御することにより車両10の駆動力、制動力および操舵角を制御することによって実現される。例えば、制御部120は、車両10の駆動源(例えば、駆動用モータまたはエンジン等)の動作を制御することにより車両10の駆動力を制御することができる。また、例えば、制御部120は、車輪に制動力を付与するブレーキ装置におけるブレーキ液圧を調整可能なブレーキ液圧制御ユニットの動作を制御することにより車両10の制動力を制御することができる。また、例えば、制御部120は、車両10のステアリング機構の動作を制御することにより車両10の操舵角を制御することができる。
詳細には、制御装置100は、例えば、GPS(Global Positioning System)信号を取得すること等によって車両10の現在位置を特定することができ、地図データを予め記憶している。そして、上記準備制御における停車目標位置(例えば、後述する図3の例における位置P2等)は地図データ上で会計場所と紐づけられて予め登録されている。それにより、制御部120は、車両10の現在位置と地図データ上での停車目標位置とを参照することによって、車両10を停車目標位置まで走行させることができる。
図3は、車両10が準備制御により会計場所である店舗41に近づくように走行する様子の一例を示す模式図である。
図3に示される例では、店舗41に並設されている駐車場42内の位置P1に車両10が駐車されている状態で、ユーザによる会計が店舗41において行われる。店舗41でのユーザによる会計が行われると、ユーザ端末20から駐車場42内の車両10に会計完了情報が送信される。そして、会計完了情報が通信部110により受信されたことをトリガとして、制御部120は、準備制御として、会計場所である店舗41の入口41aの近傍の位置P2まで車両10を走行させた後、停車させる。
上記の準備制御が実行されることによって、図3で一点鎖線矢印により示されるように、車両10は、駐車場42内の位置P1から店舗41の入口41aの近傍の位置P2まで自動で走行し、位置P2で停車して待機する。それにより、会計後にユーザが車両10に乗車する際の車両10の待機位置を、駐車場42内の位置P1から店舗41の入口41aの近傍の位置P2に移動させることができる。ゆえに、会計後にユーザが車両10の待機位置まで歩く距離を低減することができるので、車両10の待機位置まで歩く手間を低減することができる。
[座席の配置の準備制御]
座席の配置の準備制御は、会計後にユーザが車両10に乗車してから車両10の座席の配置を変更する手間を低減するための制御である。
図4は、車両10の座席11の配置の一例を示す模式図である。なお、図4は、車両10の進行方向を前方向とし、進行方向に対して逆方向を後方向とし、進行方向を向いた状態における左側および右側をそれぞれ左方向および右方向として、示されている。
図4に示される例では、車両10内で6つの座席11が3列に配置されている。1列目(最も前の列)には、座席11aおよび座席11bが左右に隣り合って設けられている。2列目(1列目の後方の列)には、座席11cおよび座席11dが左右に隣り合って設けられている。3列目(最も後の列)には、座席11eおよび座席11fが左右に隣り合って設けられている。ここで、3列目の座席11e,11fの配置は変更可能となっている。具体的には、座席11e,11fを車両10内の左右方向の中央側に設置し、座席11e,11fに人が着席できる状態(つまり、着席可能な状態)にした場合が、図4で実線により示されている。一方、座席11e,11fを折り畳んで車両10内の右端および左端にそれぞれ移動させ、座席11e,11fに人が着席できない状態にした場合が、図4で二点鎖線により示されている。
制御部120は、座席11の配置の準備制御として、例えば、座席11の配置を会計完了情報に含まれる人数に関する情報に基づいて変化させる。例えば、制御部120は、上記準備制御において、会計人数(つまり、会計と対応するサービスを受けたグループの人数)に対して着席可能な状態となっている座席11の数が不足している場合に、着席可能な状態となっている座席11の数が会計人数以上となるように、座席11の配置を変化させる。
例えば、図4に示される例において、会計前に座席11e,11fが二点鎖線で示されるように折り畳まれている場合、着席可能な状態となっている座席11(具体的には、座席11a,11b,11c,11d)の数は4つである。ここで、会計人数が5人であった場合、制御部120は、準備制御として、図4で実線により示されるように、座席11e,11fを車両10内の左右方向の中央側に設置し、着席可能な状態にする。それにより、会計後に着席可能な状態となっている座席11の不足を解消するためにユーザが乗員数に応じて座席11の配置を変更する手間を低減することができる。
なお、上記では、座席11の配置を会計完了情報に含まれる人数に関する情報に基づいて変化させる例として、着席可能な状態となっている座席11の数が会計人数以上となるように座席11の配置を変化させる例を説明したが、制御部120は、例えば、座席11の前後位置を会計人数に応じて変化させてもよい。例えば、会計人数が4人である場合、3列目の座席11e,11fが使われないことが想定されるので、制御部120は、2列目の座席11c,11dを、会計人数が5人である場合の位置よりも後方に移動させる。それにより、2列目の座席11c,11dの利用者の使用可能な空間を拡大することができるので、当該利用者の快適性を向上させることができる。ゆえに、上記のように、準備制御として、座席11の前後位置を会計人数に応じて変化させることによって、会計後に快適性を向上させるためにユーザが乗員数に応じて座席11の配置を変更する手間を低減することができる。
また、制御部120は、座席11の配置の準備制御として、例えば、座席11の配置を会計完了情報に含まれる購入品に関する情報(例えば、購入品の数および大きさの少なくとも一方)に基づいて変化させる。ここで、購入品の数が過度に多い場合や購入品に大型の物品が含まれる場合等には、車両10内で荷室として利用できる空間である荷室スペースが購入品に対して不足する状況が生じ得る。例えば、制御部120は、荷室スペースが購入品に対して不足するか否かを購入品に関する情報に基づいて予想し、荷室スペースが購入品に対して不足すると予想した場合に、荷室スペースが拡大されるように、座席11の配置を変化させる。
例えば、図4に示される例において、会計前に座席11e,11fが実線で示されるように車両10内の左右方向の中央側に設置されている場合、車両10内の後側の荷室スペースは、3列目の座席11e,11fの後方の空間A1となる。ここで、制御部120は、荷室スペースが購入品に対して不足すると予想した場合、図4で二点鎖線により示されるように、座席11e,11fを折り畳んで車両10内の右端および左端にそれぞれ移動させる。それにより、車両10内の後側の荷室スペースを、空間A1に対して座席11e,11fが着席可能な状態で設置されていた空間を加えた空間A2に拡大することができる。ゆえに、会計後に荷室スペースの不足を解消するためにユーザが座席11の配置を変更する手間を低減することができる。
[車両の施錠状態の準備制御]
車両10の施錠状態の準備制御は、会計後にユーザが車両10に乗車する際に車両10の開錠にかかる手間を低減するための制御である。
制御部120は、車両10の施錠状態の準備制御として、具体的には、車両10の施錠状態を会計完了情報に含まれる購入品に関する情報(例えば、購入品の数および大きさの少なくとも一方)に基づいて制御する。ここで、購入品の数が過度に多い場合や購入品に大型の物品が含まれる場合等には、例えばユーザの両手が購入品で塞がれることに起因して、ユーザが開錠操作(例えば、スマートキーを用いた開錠操作や手を車両10のドアに接近させる動作を伴う開錠操作)を行うことが困難な状況が生じ得る。例えば、制御部120は、ユーザが開錠操作を行うことが困難であるか否かを購入品に関する情報に基づいて予想し、ユーザが開錠操作を行うことが困難であると予想される場合に、ユーザによる開錠操作によらずに車両10を開錠する。具体的には、制御部120は、ユーザが開錠操作を行うことが困難であると予想される場合に、車両10から設定距離以内にユーザが近づいたことをトリガとして車両10を開錠する。
図5は、車両10が準備制御により開錠される際の車両10とユーザとの位置関係の一例を示す模式図である。
図5に示される例では、店舗41に並設されている駐車場42内に車両10が駐車されている状態で、ユーザによる会計が店舗41において行われる。店舗41でのユーザによる会計が行われると、ユーザ端末20から駐車場42内の車両10に会計完了情報が送信される。そして、会計完了情報が通信部110により受信されたことをトリガとして、制御部120は、準備制御として、まず、ユーザが開錠操作を行うことが困難であるか否かを購入品に関する情報に基づいて予想する。そして、ユーザが開錠操作を行うことが困難であると予想された場合、制御部120は、車両10から設定距離D1以内にユーザが近づいたとの条件を、車両10を開錠する条件として設定する。
その後、例えば、図5で一点鎖線矢印により示されるように、会計後に店舗41の入口41aから店舗41外に出たユーザが車両10から設定距離D1以内の領域A3内の位置P3まで移動した場合、制御部120は、車両10を開錠する。それにより、例えばユーザの両手が購入品で塞がれることに起因して、ユーザが開錠操作を行うことが困難な状況が生じた場合に、ユーザによる開錠操作によらずに車両10を開錠することができる。ゆえに、会計後における車両10の開錠にかかる手間を低減することができる。
[ナビゲーション装置の準備制御]
ナビゲーション装置15の準備制御は、会計後にユーザが車両10に乗車してからナビゲーション装置15を操作する手間を低減するための制御である。
制御部120は、ナビゲーション装置15の準備制御として、例えば、会計完了情報に含まれる購入品に関する情報(例えば、購入品の種類)に応じた目的地の候補を、ナビゲーション装置15に表示させる。例えば、購入品の種類がスポーツ用品である場合、制御部120は、目的地の候補として、購入したスポーツ用品と対応するスポーツの練習場をナビゲーション装置15に表示させる。なお、この場合、目的地の候補のうち車両10の現在位置から近い候補を優先してナビゲーション装置15に表示させることが好ましい。ここで、会計後において、ユーザは購入品に関する情報(例えば、購入品の種類)に応じた目的地へのナビゲーションを望む場合がある。ゆえに、上記のように、準備制御として、購入品に関する情報に応じた目的地の候補をナビゲーション装置15に表示させることによって、会計後にユーザが車両10に乗車してから、ナビゲーション装置15における目的地を購入品に関する情報に応じた目的地に設定する手間を低減することができる。
また、制御部120は、ナビゲーション装置15の準備制御として、例えば、ナビゲーション装置15における目的地を自宅に設定する。ここで、会計後において、ユーザは帰宅するためにナビゲーション装置15による自宅へのナビゲーションを望む場合がある。ゆえに、上記のように、準備制御として、ナビゲーション装置15における目的地を自宅に設定することによって、会計後にユーザが車両10に乗車してから、ナビゲーション装置15における目的地を自宅に設定する手間を低減することができる。
ここで、ナビゲーション装置15における目的地を自宅に設定する準備制御が不必要に行われることを抑制する観点では、制御部120は、会計時刻に応じて上記準備制御を許可または禁止することが好ましい。例えば、制御部120は、会計時刻が基準時刻以後である場合には上記準備制御を許可し、会計時刻が基準時刻より前である場合には上記準備制御を禁止する。基準時刻は、ユーザにより自宅へのナビゲーションが望まれている可能性が比較的高いと予想される程度に現時刻が遅いか否かを適切に判断し得る時刻に設定される。
[空調装置の準備制御]
空調装置16の準備制御は、会計後にユーザが車両10に乗車した際の快適性を向上させるための制御である。
制御部120は、空調装置16の準備制御として、例えば、空調装置16を駆動させる。具体的には、制御部120は、車室内の気温が予め設定された設定温度に近づくように、空調装置16を駆動させる。なお、設定温度は、車室内の気温が過度に高くなること、および低くなることを適切に抑制し得る温度に設定される。上記のように、準備制御として、空調装置16を駆動させることによって、会計後において、ユーザが車両10に乗車するよりも前に、空調装置16による車室内の気温の調整を開始することができるので、ユーザが車両10に乗車した際の快適性を向上させることができる。
以上、準備制御の各種例について説明したが、準備制御は上記の例に特に限定されず、上記の例以外の他の制御も含み得る。また、制御部120は、準備制御として、上記で説明した制御の全てを実行してもよく、一部の制御のみを実行してもよい。なお、準備制御として複数の制御が実行される場合、当該複数の準備制御は並列的に実行されてもよく、逐次的に実行されてもよい。例えば、制御装置100には、準備制御として実行される制御の数および種類を示す情報が、会計場所と紐づけられて予め登録されている。そして、制御部120は、会計完了情報が通信部110により受信された場合に、会計場所と対応する準備制御を実行する。
ここで、準備制御がユーザの意図に反して不必要に行われることを抑制する観点では、制御部120は、会計場所に応じて準備制御を許可または禁止することが好ましい。例えば、制御装置100には、準備制御が許可される特定の会計場所が予め登録されている。そして、制御部120は、会計場所が上記の特定の会計場所である場合に、準備制御を許可する。一方、制御部120は、会計場所が上記の特定の会計場所ではない場合、準備制御を禁止する(つまり、会計完了情報が通信部110により受信された場合であっても、準備制御が実行されない)。ここで、例えば、会計後に長時間経過した後に車両10を出発させることをユーザが所望する場合に、当該会計に対して準備制御が実行されることはユーザの意図に反する。ゆえに、会計後に長時間経過した後に車両10が出発する可能性が高いと想定される場所を上記の特定の会計場所から除外しておくことによって、準備制御がユーザの意図に反して不必要に行われることを抑制することができる。
<制御装置の効果>
続いて、本発明の実施形態に係る制御装置100の効果について説明する。
本実施形態に係る制御装置100は、会計に用いられる会計端末(例えば、ユーザ端末20)から会計の際に送信される会計の完了を示す会計完了情報を受信する通信部110と、会計完了情報が通信部110により受信された場合に、車両10の出発の準備に関する準備制御を実行する制御部120とを備える。それにより、車両10を利用するユーザが店舗で会計を行った後に出発のために車両10に乗車するまでに、車両10の出発の準備を事前に行うことができる。ゆえに、例えば、ユーザが会計後に車両10に乗車して出発する際のユーザの手間を低減することができる。よって、車両10を利用するユーザの利便性を向上させることができる。
また、本実施形態に係る制御装置100では、制御部120は、準備制御として、会計が行われた場所(つまり、会計場所)に近づくように車両10を走行させた後、停車させることが好ましい。それにより、会計後にユーザが車両10の待機位置まで歩く距離を低減することができるので、車両10の待機位置まで歩く手間を低減することができる。
また、本実施形態に係る制御装置100では、制御部120は、準備制御として、車両10の座席11の配置を会計完了情報に含まれる人数に関する情報に基づいて変化させることが好ましい。それにより、会計後にユーザが乗員数に応じて座席11の配置を変更する手間を低減することができる。
また、本実施形態に係る制御装置100では、制御部120は、準備制御として、車両10の座席11の配置を会計完了情報に含まれる購入品に関する情報に基づいて変化させることが好ましい。それにより、会計後に荷室スペースの不足を解消するためにユーザが座席11の配置を変更する手間を低減することができる。
また、本実施形態に係る制御装置100では、制御部120は、準備制御として、車両10の施錠状態を会計完了情報に含まれる購入品に関する情報に基づいて制御することが好ましい。それにより、ユーザが開錠操作を行うことが困難な状況が生じた場合に、ユーザによる開錠操作によらずに車両10を開錠することができる。ゆえに、会計後における車両10の開錠にかかる手間を低減することができる。
また、本実施形態に係る制御装置100では、制御部120は、準備制御として、会計完了情報に含まれる購入品に関する情報に応じた目的地の候補を、車両10のナビゲーション装置15に表示させることが好ましい。それにより、会計後にユーザが車両10に乗車してから、ナビゲーション装置15における目的地を購入品に関する情報に応じた目的地に設定する手間を低減することができる。
また、本実施形態に係る制御装置100では、制御部120は、準備制御として、車両10のナビゲーション装置15における目的地を自宅に設定することが好ましい。それにより、会計後にユーザが車両10に乗車してから、ナビゲーション装置15における目的地を自宅に設定する手間を低減することができる。
また、本実施形態に係る制御装置100では、制御部120は、準備制御として、車両10の空調装置16を駆動させることが好ましい。それにより、会計後において、ユーザが車両10に乗車するよりも前に、空調装置16による車室内の気温の調整を開始することができるので、ユーザが車両10に乗車した際の快適性を向上させることができる。
また、本実施形態に係る制御装置100では、制御部120は、会計が行われた場所に応じて準備制御を許可または禁止することが好ましい。それにより、例えば、会計後に長時間経過した後に車両10を出発させることをユーザが所望する場合等に、準備制御を適切に禁止することができる。ゆえに、準備制御がユーザの意図に反して不必要に行われることを抑制することができる。
以上、添付図面を参照しつつ本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されないことは勿論であり、特許請求の範囲に記載された範疇における各種の変更例または修正例についても、本発明の技術的範囲に属することは言うまでもない。
例えば、上記では、図1を参照して、車両10の構成について説明したが、本発明に係る車両の構成は、このような例に限定されず、例えば、図1に示される車両10に対して一部の構成要素の削除、追加または変更を加えたものであってもよい。例えば、本発明に係る車両は、図1に示される車両10の構成からナビゲーション装置15が省略されたものであってもよい。
また、例えば、上記では、図4を参照して、車両10の座席11の配置について説明したが、本発明に係る車両の座席の配置は、このような例に限定されない。例えば、本発明に係る車両において、座席が2列に配置されていてもよい。
また、例えば、本明細書においてフローチャートを用いて説明した処理は、必ずしもフローチャートに示された順序で実行されなくてもよい。また、追加的な処理ステップが採用されてもよく、一部の処理ステップが省略されてもよい。
本発明は、制御装置および制御システムに利用できる。
1 制御システム
9 通信ネットワーク
10 車両
11,11a,11b,11c,11d,11e,11f 座席
15 ナビゲーション装置
16 空調装置
20 ユーザ端末(会計端末)
30 店舗端末
41 店舗
41a 入口
42 駐車場
100 制御装置
110 通信部
120 制御部

Claims (9)

  1. 会計に用いられる会計端末から前記会計の際に送信される前記会計の完了を示す会計完了情報を受信する通信部と、
    前記会計完了情報が前記通信部により受信された場合に、車両の出発の準備に関する準備制御を実行する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、複数種類の前記準備制御を実行可能であり、
    前記複数種類の準備制御の各々の種類を示す情報が、前記会計が行われる場所と紐づけられて予め登録されており、
    前記制御部は、前記会計が行われた場所と対応する種類の前記準備制御を実行し、
    前記制御部は、前記準備制御として、前記車両のナビゲーション装置における目的地を自宅に設定し、
    前記目的地を自宅に設定する前記準備制御を、前記会計が行われた時刻に応じて許可または禁止する、
    制御装置。
  2. 前記制御部は、前記準備制御として、前記会計が行われた場所に近づくように前記車両を走行させた後、停車させる、
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記制御部は、前記準備制御として、前記会計完了情報に含まれる人数が少ない場合、前記人数が多い場合と比べて、前記車両の座席の利用者の使用可能な空間が拡大されるように、前記座席の前後位置を変化させる、
    請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 前記制御部は、前記準備制御として、前記車両の座席の配置を前記会計完了情報に含まれる購入品に関する情報に基づいて変化させる、
    請求項1~3のいずれか一項に記載の制御装置。
  5. 前記制御部は、前記準備制御として、前記車両の施錠状態を前記会計完了情報に含まれる購入品に関する情報に基づいて制御する、
    請求項1~4のいずれか一項に記載の制御装置。
  6. 前記制御部は、前記準備制御として、前記会計完了情報に含まれる購入品に関する情報に応じた目的地の候補を、前記車両のナビゲーション装置に表示させる、
    請求項1~5のいずれか一項に記載の制御装置。
  7. 前記制御部は、前記準備制御として、前記車両の空調装置を駆動させる、
    請求項1~のいずれか一項に記載の制御装置。
  8. 前記制御部は、前記会計が行われた場所に応じて前記準備制御を許可または禁止する、
    請求項1~のいずれか一項に記載の制御装置。
  9. 制御装置が搭載される車両と、
    会計に用いられ、前記会計の際に前記会計の完了を示す会計完了情報を前記車両に送信する会計端末と、
    を含み、
    前記制御装置は、
    前記会計完了情報を受信する通信部と、
    前記会計完了情報が前記通信部により受信された場合に、前記車両の出発の準備に関する準備制御を実行する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、複数種類の前記準備制御を実行可能であり、
    前記複数種類の準備制御の各々の種類を示す情報が、前記会計が行われる場所と紐づけられて予め登録されており、
    前記制御部は、前記会計が行われた場所と対応する種類の前記準備制御を実行し、
    前記制御部は、前記準備制御として、前記車両のナビゲーション装置における目的地を自宅に設定し、
    前記目的地を自宅に設定する前記準備制御を、前記会計が行われた時刻に応じて許可または禁止する、
    制御システム。
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