JP7338391B2 - ベーストレッド用組成物及びタイヤ - Google Patents
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Description
従来の破断強度(TB)および破断時伸び(EB)を改善する手法では低燃費性が悪化してしまうが、ジシクロペンタジエン-芳香族化合物共重合樹脂及び/又は水添ジシクロペンタジエン系樹脂を配合すると、組成物の粘度を上昇させる傾向があり、混練中のシリカへのせん断力がよく働き、シリカの分散性を向上でき、低燃費性、破断強度、破断時伸びの総合性能を相乗的に改善できる。
そして、良好な破断強度、破断時伸びが得られるため、隣接部材であるキャップトレッドとの接着性が良好となり、良好な耐トレッドブロック欠け性能が得られる。
更には、ジシクロペンタジエン-芳香族化合物共重合樹脂及び/又は水添ジシクロペンタジエン系樹脂の存在により、隣接部材であるキャップトレッドとの接着性がより良好となり、より良好な耐トレッドブロック欠け性能が得られる。
このような作用効果が得られる理由は必ずしも明らかではないが、以下のように推察される。
上記ベーストレッド用組成物と同様に、キャップトレッド用組成物においても、従来の破断強度(TB)および破断時伸び(EB)を改善する手法では低燃費性が悪化してしまうが、ジシクロペンタジエン-芳香族化合物共重合樹脂及び/又は水添ジシクロペンタジエン系樹脂を配合すると、組成物の粘度を上昇させる傾向があり、混練中のシリカへのせん断力がよく働き、シリカの分散性を向上でき、低燃費性、破断強度、破断時伸びの総合性能を相乗的に改善できる。
良好な破断強度、破断時伸びを得た隣接部材であるベーストレッドに対するキャップトレッドの接着性が良好となることに加えて、キャップトレッド自身の破断強度、破断時伸びが良好となり、相乗的に良好な耐トレッドブロック欠け性能が得られる。
更には、ジシクロペンタジエン-芳香族化合物共重合樹脂及び/又は水添ジシクロペンタジエン系樹脂の存在により、隣接部材であるベーストレッドとの接着性がより良好となり、より良好な耐トレッドブロック欠け性能が得られる。
本明細書において、エラストマー成分とは、組成物の基材となる成分であり、弾性を有するポリマー成分を意味する。
変性SBRとしては、シリカ等の充填剤と相互作用する官能基を有するSBRであればよく、例えば、SBRの少なくとも一方の末端を、上記官能基を有する化合物(変性剤)で変性された末端変性SBR(末端に上記官能基を有する末端変性SBR)や、主鎖に上記官能基を有する主鎖変性SBRや、主鎖及び末端に上記官能基を有する主鎖末端変性SBR(例えば、主鎖に上記官能基を有し、少なくとも一方の末端を上記変性剤で変性された主鎖末端変性SBR)や、分子中に2個以上のエポキシ基を有する多官能化合物により変性(カップリング)され、水酸基やエポキシ基が導入された末端変性SBR等が挙げられる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
また、シス量(シス-1,4-結合ブタジエン単位量)、ビニル量(1,2-結合ブタジエン単位量)は、赤外吸収スペクトル分析法によって測定でき、スチレン量は、1H-NMR測定によって測定できる。
シリカとしては、例えば、乾式法シリカ(無水ケイ酸)、湿式法シリカ(含水ケイ酸)等が挙げられるが、シラノール基が多いという理由から、湿式法シリカが好ましい。
なお、本明細書において、シリカのN2SAは、ASTM D3037-81に準じてBET法で測定される値である。
シランカップリング剤としては、特に限定されず、例えば、ビス(3-トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(2-トリエトキシシリルエチル)テトラスルフィド、ビス(4-トリエトキシシリルブチル)テトラスルフィド、ビス(3-トリメトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(2-トリメトキシシリルエチル)テトラスルフィド、ビス(2-トリエトキシシリルエチル)トリスルフィド、ビス(4-トリメトキシシリルブチル)トリスルフィド、ビス(3-トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド、ビス(2-トリエトキシシリルエチル)ジスルフィド、ビス(4-トリエトキシシリルブチル)ジスルフィド、ビス(3-トリメトキシシリルプロピル)ジスルフィド、ビス(2-トリメトキシシリルエチル)ジスルフィド、ビス(4-トリメトキシシリルブチル)ジスルフィド、3-トリメトキシシリルプロピル-N,N-ジメチルチオカルバモイルテトラスルフィド、2-トリエトキシシリルエチル-N,N-ジメチルチオカルバモイルテトラスルフィド、3-トリエトキシシリルプロピルメタクリレートモノスルフィド、などのスルフィド系、3-メルカプトプロピルトリメトキシシラン、2-メルカプトエチルトリエトキシシランなどのメルカプト系、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシランなどのビニル系、3-アミノプロピルトリエトキシシラン、3-アミノプロピルトリメトキシシランなどのアミノ系、γ-グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、γ-グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、などのグリシドキシ系、3-ニトロプロピルトリメトキシシラン、3-ニトロプロピルトリエトキシシランなどのニトロ系、3-クロロプロピルトリメトキシシラン、3-クロロプロピルトリエトキシシランなどのクロロ系などがあげられる。市販されているものとしては、例えば、デグッサ社、Momentive社、信越シリコーン(株)、東京化成工業(株)、アヅマックス(株)、東レ・ダウコーニング(株)等の製品を使用できる。これらは、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。なかでも、効果がより良好に得られる傾向がある点から、スルフィド系シランカップリング剤、メルカプト系シランカップリング剤が好ましく、メルカプト系シランカップリング剤がより好ましい。
なお、結合単位A、Bの含有量は、結合単位A、Bがシランカップリング剤の末端に位置する場合も含む量である。結合単位A、Bがシランカップリング剤の末端に位置する場合の形態は特に限定されず、結合単位A、Bを示す式(I)、(II)と対応するユニットを形成していればよい。
(CpH2p+1O)3Si-CqH2q-S-CO-CkH2k+1 (III)
(式中、pは1~3の整数、qは1~5の整数、kは5~12の整数である。)
芳香度は、好ましくは2質量%以上、より好ましくは5質量%以上、更に好ましくは8質量%以上であり、好ましくは30質量%以下、より好ましくは20質量%以下、更に好ましくは12質量%以下である。上記範囲内であると、効果がより良好に得られる傾向がある。
ここで、本明細書において、芳香度は、ジシクロペンタジエン-芳香族化合物共重合樹脂100質量%中の芳香族化合物由来単位の含有量を意味する。
ここで、上記化合物中の、アルキル基やアルコキシ基の炭素数としては、1~20が好ましく、1~12がより好ましく、1~8が更に好ましく、1~5が特に好ましく、1~3が最も好ましい。また、上記化合物中の、不飽和炭化水素基の炭素数としては、2~20が好ましく、2~12がより好ましく、2~5が更に好ましい。
なお、上記芳香族化合物は、芳香環上に置換基を1つ有していてもよいし、2つ以上有していてもよく、芳香環上の置換基が2つ以上の場合、それらの置換位置は、o位、m位、p位のいずれであってもよい。更に芳香環上に置換基を有するスチレン誘導体においては、該置換基の置換位置はスチレン由来のビニル基に対してo位であってもよいし、m位、又はp位であってもよい。
これら芳香族化合物は、単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
上記不飽和炭化水素基としては、炭素数2~10のアルケニル基が挙げられる。
本明細書において、ジシクロペンタジエン系樹脂とは、樹脂の骨格(主鎖)を構成する主なモノマー成分として、ジシクロペンタジエンを含む樹脂(ただし、ジシクロペンタジエン-芳香族化合物共重合樹脂は除く)であり、樹脂100質量%中のジシクロペンタジエン由来単位の含有量が、50質量%以上、好ましくは80質量%以上、より好ましくは90質量%以上、更に好ましくは95質量%以上、特に好ましくは98質量%以上、最も好ましくは100質量%である。上記範囲内にすることで、前記効果がより好適に得られる傾向がある。
ジシクロペンタジエン系樹脂としては、例えば、石油のC5留分から抽出されたシクロペンタジエンを二量体化したジシクロペンタジエンを主原料に製造された石油樹脂が挙げられる。
なお、本明細書において、水素添加率(水添率)は、1H-NMRを測定して得られたスペクトルの二重結合部のスペクトル減少率から計算することができる。本明細書において、水素添加率(水添率)とは、二重結合の水素添加率を意味する。
なお、本明細書において、樹脂の軟化点は、JIS K 6220-1:2001に規定される軟化点を環球式軟化点測定装置で測定し、球が降下した温度である。
ジシクロペンタジエン-芳香族化合物共重合樹脂、水添ジシクロペンタジエン系樹脂以外の樹脂としては、特に限定されないが、例えば、固体状のスチレン系樹脂、アルキルフェノール系樹脂、クマロンインデン樹脂、テルペン系樹脂、ロジン系樹脂、アクリル系樹脂、非水添ジシクロペンタジエン系樹脂等が挙げられる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
液状ジエン系重合体の重量平均分子量(Mw)は、好ましくは3.0×103以上、より好ましくは4.0×103以上であり、好ましくは1.0×105以下、より好ましくは1.5×104以下である。上記範囲内であると、効果がより好適に得られる。
なお、ここで言う軟化剤には上記樹脂は含まれない。
カーボンブラックとしては、特に限定されず、N134、N110、N220、N234、N219、N339、N330、N326、N351、N550、N762等が挙げられる。これらは、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
なお、本明細書において、カーボンブラックのN2SAは、JIS K6217-2:2001に準拠して測定される値である。
硫黄としては、ゴム工業において一般的に用いられる粉末硫黄、沈降硫黄、コロイド硫黄、不溶性硫黄、高分散性硫黄、可溶性硫黄などが挙げられる。これらは、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
加硫促進剤としては、2-メルカプトベンゾチアゾール、ジ-2-ベンゾチアゾリルジスルフィド等のチアゾール系加硫促進剤;テトラメチルチウラムジスルフィド(TMTD)、テトラベンジルチウラムジスルフィド(TBzTD)、テトラキス(2-エチルヘキシル)チウラムジスルフィド(TOT-N)等のチウラム系加硫促進剤;N-シクロヘキシル-2-ベンゾチアゾリルスルフェンアミド、N-t-ブチル-2-ベンゾチアゾリルスルフェンアミド、N-オキシエチレン-2-ベンゾチアゾールスルフェンアミド、N,N’-ジイソプロピル-2-ベンゾチアゾールスルフェンアミド等のスルフェンアミド系加硫促進剤;ジフェニルグアニジン、ジオルトトリルグアニジン、オルトトリルビグアニジン等のグアニジン系加硫促進剤を挙げることができる。これらは、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。なかでも、スルフェンアミド系加硫促進剤、グアニジン系加硫促進剤が好ましく、スルフェンアミド系加硫促進剤及びグアニジン系加硫促進剤の併用がより好ましい。
ワックスとしては、特に限定されず、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス等の石油系ワックス;植物系ワックス、動物系ワックス等の天然系ワックス;エチレン、プロピレン等の重合物等の合成ワックスなどが挙げられる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。なかでも、石油系ワックスが好ましく、パラフィンワックスがより好ましい。
老化防止剤としては、例えば、フェニル-α-ナフチルアミン等のナフチルアミン系老化防止剤;オクチル化ジフェニルアミン、4,4′-ビス(α,α′-ジメチルベンジル)ジフェニルアミン等のジフェニルアミン系老化防止剤;N-イソプロピル-N′-フェニル-p-フェニレンジアミン、N-(1,3-ジメチルブチル)-N’-フェニル-p-フェニレンジアミン、N,N′-ジ-2-ナフチル-p-フェニレンジアミン等のp-フェニレンジアミン系老化防止剤;2,2,4-トリメチル-1,2-ジヒドロキノリンの重合物等のキノリン系老化防止剤;2,6-ジ-t-ブチル-4-メチルフェノール、スチレン化フェノール等のモノフェノール系老化防止剤;テトラキス-[メチレン-3-(3′,5′-ジ-t-ブチル-4′-ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン等のビス、トリス、ポリフェノール系老化防止剤などが挙げられる。これらは単独で用いてもよいし、2種類以上を組み合わせて用いてもよい。なかでも、p-フェニレンジアミン系老化防止剤、キノリン系老化防止剤が好ましい。
ステアリン酸としては、従来公知のものを使用でき、例えば、日油(株)、花王(株)、富士フイルム和光純薬(株)、千葉脂肪酸(株)等の製品を使用できる。
酸化亜鉛としては、従来公知のものを使用でき、例えば、三井金属鉱業(株)、東邦亜鉛(株)、ハクスイテック(株)、正同化学工業(株)、堺化学工業(株)等の製品を使用できる。
加工助剤としては、例えば、脂肪酸金属塩、脂肪酸アミド、アミドエステル、シリカ表面活性剤、脂肪酸エステル、脂肪酸金属塩とアミドエステルとの混合物、脂肪酸金属塩と脂肪酸アミドとの混合物等が挙げられる。これらは、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。なかでも、脂肪酸金属塩、アミドエステル、及び脂肪酸金属塩とアミドエステル若しくは脂肪酸アミドとの混合物からなる群より選択される少なくとも1種であることが好ましく、脂肪酸金属塩、脂肪酸金属塩と脂肪酸アミドとの混合物がより好ましい。
リバージョン防止剤としては、特に限定されないが、例えば、1,3-ビス(シトラコンイミドメチル)ベンゼン、脂肪族カルボン酸の亜鉛塩及び芳香族カルボン酸の亜鉛塩の混合物(ストラクトール社製のアクチベーター73Aなど)等が挙げられる。これらは、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。なかでも、1,3-ビス(シトラコンイミドメチル)ベンゼンが好ましい。
本明細書において、キャップトレッドとは、多層構造を有するトレッドの表層部であり、例えば2層構造〔表面層(キャップトレッド)及び内面層(ベーストレッド)〕からなるトレッドでは表面層である。ベーストレッドは、多層構造を有するトレッドの内層部であり、上述の2層構造からなるトレッドでは内面層である。なお、ベーストレッドは、キャップトレッドと接していることが好ましい。
なお、本明細書において、ベーストレッドのタイヤ半径方向の厚みは、トレッドのクラウン部(中央部)におけるベーストレッドのタイヤ半径方向の厚みを意味する。
なお、本明細書において、キャップトレッドのタイヤ半径方向の厚みは、トレッドのクラウン部(中央部)におけるキャップトレッドのタイヤ半径方向の厚みを意味する。
キャップトレッド用組成物においては、上記ベーストレッド用組成物と同様の配合剤を同様の好適な態様で使用できる。以下では、上記ベーストレッド用組成物と異なる特徴的な部分のみを説明し、以下において説明がない場合は上記ベーストレッド用組成物と同様である。
なお、本明細書において、カーボンブラックのN2SAは、JIS K6217-2:2001に準拠して測定される値である。
上記ベーストレッド用組成物は、上記好ましい態様において、イソプレン系ゴムの含有量は、エラストマー成分100質量%中、30質量%以上、80質量%以下であることが好ましい。
上記ベーストレッド用組成物は、上記好ましい態様において、スチレン系熱可塑性エラストマーの含有量は、エラストマー成分100質量%中、10質量%以上、30質量%以下であることが好ましい。
また、上記ベーストレッド用組成物は、上記好ましい態様において、ジシクロペンタジエン-芳香族化合物共重合樹脂、水添ジシクロペンタジエン系樹脂の含有量(ジシクロペンタジエン-芳香族化合物共重合樹脂、水添ジシクロペンタジエン系樹脂の合計含有量)は、エラストマー成分(好ましくはゴム成分)100質量部に対して、好ましくは80質量部以下、より好ましくは60質量部以下、更に好ましくは40質量部以下、特に好ましくは30質量部以下、最も好ましくは20質量部以下である。
また、上記ベーストレッド用組成物は、上記好ましい態様において、ジシクロペンタジエン-芳香族化合物共重合樹脂を含有することが好ましい。
また、上記ベーストレッド用組成物は、上記好ましい態様において、シリカの含有量が、エラストマー成分(好ましくはゴム成分)100質量部に対して、好ましくは100質量部以下、より好ましくは80質量部以下、更に好ましくは50質量部以下である。
上記タイヤにおいて、上記ベーストレッド用組成物は上記好ましい態様であり、かつ、キャップトレッド用組成物は、エラストマー成分として、BR及び/又はSBRを使用することが好ましく、BR及びSBRを使用することが好ましい。この場合のBR、SBRの含有量は上述の通りである。
SBR:ランクセス(株)製のBUNASBR2353(スチレン量:27質量%)
BR:ランクセス(株)製のCB24(Nd系触媒を用いて合成したBR、シス量:96質量%、ビニル量:0.7質量%、Mw:50万)
NR:TSR20(天然ゴム)
熱可塑性エラストマー1:クレイトンポリマー社製のD1161(SIS)
熱可塑性エラストマー2:旭化成(株)製のタフテックP2000(SEBS)
カーボンブラック:キャボットジャパン(株)製のN351(N2SA:71m2/g)
シリカ:デグッサ社製のVN3(N2SA:175m2/g)
シランカップリング剤1:モメンティブ社製 NXT-Z45(結合単位Aと結合単位Bとの共重合体(結合単位A:55モル%、結合単位B:45モル%))
シランカップリング剤2:モメンティブ社製のNXT(上記式(III)で表されるシランカップリング剤において、p=2、q=3、k=7の化合物)
レジン1(ジシクロペンタジエン-芳香族化合物共重合樹脂):Exxon Mobil社製のOppera PR-383(芳香度:9.6質量%、軟化点:103℃、Mw:770)
レジン2(水添ジシクロペンタジエン系樹脂):JXTGエネルギー(株)製のT-REZ OP501(水添DCPD系樹脂、軟化点:140℃、ジシクロペンタジエン由来単位の含有量:100質量%)
レジン3(非水添ジシクロペンタジエン樹脂):東京化成工業(株)製のDCPD樹脂(製品コードDO443、非水添DCPD樹脂、軟化点:140℃、ジシクロペンタジエン由来単位の含有量:100質量%)
オイル:H&R社製のvivatec500(TDAE、Low Polycyclic Aroma Oil、アロマ系プロセスオイル)
老化防止剤1:大内新興化学工業(株)製 ノクラック6C(N-(1,3-ジメチルブチル)-N’-フェニル-p-フェニレンジアミン(6PPD))
老化防止剤2:FLEXSYS(株)製のFLECTOL TMQ(2,2,4-トリメチル-1,2-ジヒドロキノリン重合体)
リバージョン防止剤:フレキシス社製のPERKALINK900(1,3-ビス(シトラコンイミドメチル)ベンゼン)
加工助剤1:ストラクトール社製のWB16(脂肪酸金属塩(脂肪酸カルシウム、構成脂肪酸:炭素数14~20の飽和脂肪酸)と脂肪酸アミドとの混合物)
加工助剤2:ストラクトール社製のEF44(飽和脂肪酸亜鉛塩)
ステアリン酸:日油(株)製 椿
酸化亜鉛:三井金属鉱業(株)製 亜鉛華2種
ワックス:大内新興化学工業(株)製 サンノックN
加硫促進剤1:大内新興化学工業(株)製のノクセラーCZ(N-シクロヘキシル-2-ベンゾチアゾリルスルフェンアミド)
加硫促進剤2:大内新興化学工業(株)製のノクセラーD(N,N’-ジフェニルグアニジン)
不溶性硫黄:日本乾溜工業(株)製のセイミOT(10%オイル含有)
表1、2に示す配合処方にしたがい、バンバリーミキサーを用いて、硫黄及び加硫促進剤以外の薬品を165℃で、4分間混練りし、混練り物を得た。次に、オープンロールを用いて、得られた混練り物に硫黄及び加硫促進剤を添加し、80℃で、4分間練り込み、未加硫ゴム組成物を得た。
得られた未加硫ゴム組成物を170℃の条件下で10分間プレス加硫し、加硫ゴム組成物を得た。
また、得られた未加硫ゴム組成物をベーストレッドの形状に押出し成形し、タイヤ成形機上で他のタイヤ部材(キャップトレッド等)とともに貼り合わせて未加硫タイヤを形成し、150℃の条件下で10分間プレス加硫し、試験用タイヤ(タイヤサイズ:205/55R16)を得た。ここで、各タイヤにおいて、ベーストレッドのタイヤ半径方向の厚みを1mm、キャップトレッドのタイヤ半径方向の厚みを6mmとした。
上記加硫ゴム組成物からなるゴムスラブシート(2mm×130mm×130mm)から測定用試験片を切り出し、粘弾性スペクトロメーターVES((株)岩本製作所製)を用いて、温度50℃、初期歪10%、動歪2%、周波数10Hzの条件下で、測定用試験片のtanδを測定し、基準比較例のtanδ指数を100として、各配合の測定結果を指数表示した。tanδ指数が大きいほど、低燃費性に優れることを示す。
得られた加硫ゴム組成物から、3号ダンベル型試験片を作製し、JIS K 6251「加硫ゴム及び熱可塑性ゴム-引張特性の求め方」に準じて、引張試験を実施し、試験片の破断強度(TB)および破断時伸び(EB)をそれぞれ測定した。そして、基準比較例のTB指数およびEB指数を100とし、以下の計算式により、各配合のTB、EBを指数表示した。なお、TB指数、EB指数ともに、大きいほど、耐久性(破断強度、破断時伸び)に優れる。
(TB指数)=(各配合のTB)/(基準比較例のTB)×100
(EB指数)=(各配合のEB)/(基準比較例のEB)×100
得られた試験用タイヤをJIS規格の最大荷重(最大空気圧条件)に対して140%である荷重オーバーロード条件で、速度80km/hでドラム走行させたときのトレッド部の膨れやブロックの欠けなどの異常が発生するまでの走行距離を測定し、比較例1-1の耐トレッドブロック欠け性能指数を100とし、以下の計算式により、各配合の走行距離を指数表示した。なお、耐トレッドブロック欠け性能指数が大きいほど、耐トレッドブロック欠け性能(耐久性)に優れることを示す。
(耐トレッドブロック欠け性能指数)=(各配合の走行距離)/(比較例1-1の走行距離)×100
Claims (10)
- スチレンブタジエンゴム及びイソプレン系ゴムを含有するエラストマー成分と、シリカと、ジシクロペンタジエン-芳香族化合物共重合樹脂とを含み、
スチレンブタジエンゴムのスチレン量が、3~60質量%であり、
エラストマー成分100質量%中のイソプレン系ゴムの含有量が30~65質量%であり、
エラストマー成分100質量部に対して、ジシクロペンタジエン-芳香族化合物共重合樹脂の含有量が80質量部以下である、ベーストレッド用組成物。 - スチレンブタジエンゴム及びイソプレン系ゴムを含有するエラストマー成分と、シリカと、ジシクロペンタジエン-芳香族化合物共重合樹脂とを含み、
エラストマー成分100質量%中のスチレンブタジエンゴムの含有量が5~60質量%であり、
エラストマー成分100質量%中のイソプレン系ゴムの含有量が30~65質量%であり、
エラストマー成分100質量部に対して、ジシクロペンタジエン-芳香族化合物共重合樹脂の含有量が80質量部以下である、ベーストレッド用組成物。 - スチレンブタジエンゴムを含有するエラストマー成分と、シリカと、カーボンブラックと、ジシクロペンタジエン-芳香族化合物共重合樹脂とを含み、
エラストマー成分100質量%中のスチレンブタジエンゴムの含有量が5~60質量%であり、
エラストマー成分100質量部に対して、カーボンブラックの含有量が10~30質量部であり、
エラストマー成分100質量部に対して、ジシクロペンタジエン-芳香族化合物共重合樹脂の含有量が80質量部以下である、ベーストレッド用組成物。 - スチレンブタジエンゴムを含有するエラストマー成分と、シリカと、カーボンブラックと、ジシクロペンタジエン-芳香族化合物共重合樹脂とを含み、
スチレンブタジエンゴムのスチレン量が、3~60質量%であり、
エラストマー成分100質量部に対して、カーボンブラックの含有量が10~30質量部であり、
エラストマー成分100質量部に対して、ジシクロペンタジエン-芳香族化合物共重合樹脂の含有量が80質量部以下である、ベーストレッド用組成物。 - イソプレン系ゴムを含有するエラストマー成分と、シリカと、カーボンブラックと、ジシクロペンタジエン-芳香族化合物共重合樹脂とを含み、
エラストマー成分100質量%中のイソプレン系ゴムの含有量が30~65質量%であり、
エラストマー成分100質量部に対して、カーボンブラックの含有量が10~30質量部であり、
エラストマー成分100質量部に対して、ジシクロペンタジエン-芳香族化合物共重合樹脂の含有量が80質量部以下である、ベーストレッド用組成物。 - スチレンブタジエンゴムを含有するエラストマー成分と、シリカと、ジシクロペンタジエン-芳香族化合物共重合樹脂とを含み、
エラストマー成分100質量%中のスチレンブタジエンゴムの含有量が5~60質量%であり、
スチレンブタジエンゴムのスチレン量が、3~60質量%であり、
エラストマー成分100質量部に対して、ジシクロペンタジエン-芳香族化合物共重合樹脂の含有量が80質量部以下である、ベーストレッド用組成物。 - メルカプト系シランカップリング剤を含む請求項1~6のいずれかに記載のベーストレッド用組成物。
- 請求項1~7のいずれかに記載の組成物を用いたベーストレッドを有するタイヤ。
- エラストマー成分と、シリカと、ジシクロペンタジエン-芳香族化合物共重合樹脂及び/又は水添ジシクロペンタジエン系樹脂とを含む、キャップトレッド用組成物を用いたキャップトレッドを有する請求項8記載のタイヤ。
- 乗用車用タイヤである請求項8又は9記載のタイヤ。
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