JP7331618B2 - ガラスの検査装置、ガラスの検査方法 - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態に係る検査装置の一例を示す模式図である。図1を参照すると、検査装置1は、HUDユニットを用いずに、HUDユニットと組み合わせて用いられるガラスの検査が可能な検査装置であり、画像表示器10と、撮像器20と、制御部30と、検査結果出力部40とを有する。検査装置1は、HUDユニットと組み合わせて用いられるガラスの品質に関連するデータを算出可能である。
図4は、本実施形態に係る検査装置を用いた検査方法を示すフローチャートの一例である。まず、ステップS101では、WS50をセッティングする。実使用時のWS50とHUDユニットとの位置関係は車種ごとに設定されているので、ここでは、WS50と画像表示器10との位置関係が実使用時の設定に対応するように、WS50を所定位置にセッティングする。WS50は、例えば、ベルトコンベアーに搭載されて運ばれ、ロボットを用いて所定位置にセッティングできるが、これには限定されない。
10 画像表示器
10x X座標線画像
10y Y座標線画像
20 撮像器
30 制御部
31 CPU
32 ROM
33 RAM
34 I/F
35 バスライン
40 検査結果出力部
50 ウィンドシールド(WS)
60、60x、60y 虚像
70 凹面鏡
80 光源
310 表示器位置決め部
320 表示器制御部
330 撮像器制御部
340 画像処理部
341 第1XY座標算出部
342 第2XY座標算出部
343 光路特定部
344 データ算出部
600 虚像表示領域
Claims (8)
- ヘッドアップディスプレイユニットと組み合わせて用いられるガラスの検査装置であって、
画像表示器と、
前記画像表示器に表示された検査用画像が前記ガラスに投影されて生成された虚像を撮像する撮像器と、
前記撮像器が撮像した前記虚像の画像データを処理する画像処理部と、
前記ヘッドアップディスプレイユニットの光学系の設計データを予め記憶している記憶部と、を有し、
重力方向をZ方向とし、前記Z方向と交差する平面内で互いに交差するX方向及びY方向を規定したときに、前記画像表示器は少なくとも第1位置及び前記第1位置とはZ方向の座標が異なる第2位置に移動可能に構成され、
前記画像処理部は、
前記画像表示器が前記第1位置にあるときに、前記虚像の任意の点を形成するための元となる光線が出射される前記検査用画像の点の第1XY座標を求める第1XY座標算出部と、
前記画像表示器が前記第2位置にあるときに、前記虚像の任意の点を形成するための元となる光線が出射される前記検査用画像の点の第2XY座標を求める第2XY座標算出部と、
前記虚像の同一の点を形成する際の元となる光線が出射される前記第1XY座標と前記第2XY座標を特定することで、前記虚像の表示領域全体の各点を形成するための元となる光線の光路を特定する光路特定部と、
前記光路特定部が特定した前記光路に基づいて、前記ガラスの品質に関連するデータを算出するデータ算出部と、を有し、
前記虚像は、主像と二重像を含み、
前記第1XY座標算出部は、前記画像表示器が前記第1位置にあるときに、前記主像の任意の点を形成するための元となる主像光線が出射される前記検査用画像の点の主像第1XY座標を求めると共に、前記二重像の任意の点を形成するための元となる二重像光線が出射される前記検査用画像の点の二重像第1XY座標を求め、
前記第2XY座標算出部は、前記画像表示器が前記第2位置にあるときに、前記主像の任意の点を形成するための元となる主像光線が出射される前記検査用画像の点の主像第2XY座標を求めると共に、前記二重像の任意の点を形成するための元となる二重像光線が出射される前記検査用画像の点の二重像第2XY座標を求め、
前記光路特定部は、前記主像の同一の点を形成する際の元となる主像光線が出射される前記主像第1XY座標と前記主像第2XY座標を特定することで、前記主像の表示領域全体の各点を形成するための元となる主像光線の光路を特定すると共に、前記二重像の同一の点を形成する際の元となる二重像光線が出射される二重像第1XY座標と二重像第2XY座標を特定することで、前記二重像の表示領域全体の各点を形成するための元となる二重像光線の光路を特定し、さらに前記記憶部から読み出した前記設計データに基づいて、前記ヘッドアップディスプレイユニットの凹面鏡及び光源の位置を特定し、前記凹面鏡及び前記光源の位置と前記主像光線の光路とに基づいて、前記主像光線の光路に光を出射する前記光源の出射位置を特定するガラスの検査装置。 - 前記記憶部は、前記ガラスの設計データを予め記憶しており、
前記データ算出部は、
前記光源の同じ出射位置から出射した前記主像光線が前記記憶部から読み出した前記ガラスの設計データを用いた場合に形成する主像の位置と、測定対象となる前記ガラスを用い場合に形成する主像の位置とを比較し、両者の差分に基づいて主像歪みを算出する請求項1に記載のガラスの検査装置。 - 前記光路特定部は、
前記凹面鏡及び前記光源の位置と前記二重像光線の光路とに基づいて、前記二重像光線の光路に光線を出射する前記光源の出射位置を特定する請求項1又は2に記載のガラスの検査装置。 - 前記データ算出部は、
前記光源の同じ出射位置から出射した前記主像光線が生成する主像の位置と、前記光源の同じ出射位置から出射した前記二重像光線が生成する二重像の位置とを比較し、両者の差分に基づいて二重像歪みを算出する請求項3に記載のガラスの検査装置。 - 前記データ算出部は、前記主像光線の光路、及び前記二重像光線の光路に基づいて、前記ガラスの厚さのデータ、前記ガラスの楔角のデータ、前記ガラスの面形状のデータの何れか1つ以上を算出する請求項1乃至4の何れか一項に記載のガラスの検査装置。
- 前記検査用画像は、光学系を介さずに前記ガラスに直接投影される請求項1乃至5の何れか一項に記載のガラスの検査装置。
- 前記ガラスは、車両用のウィンドシールドである請求項1乃至6の何れか一項に記載のガラスの検査装置。
- ヘッドアップディスプレイユニットと組み合わせて用いられるガラスの検査方法であって、
画像表示器に表示された検査用画像が前記ガラスに投影されて生成された虚像を撮像する撮像ステップと、
前記撮像ステップで撮像した前記虚像の画像データを処理する画像処理ステップと、を有し、
重力方向をZ方向とし、前記Z方向と交差する平面内で互いに交差するX方向及びY方向を規定したときに、前記画像表示器は少なくとも第1位置及び前記第1位置とはZ方向の座標が異なる第2位置に移動可能に構成され、
前記画像処理ステップは、
前記画像表示器が前記第1位置にあるときに、前記虚像の任意の点を形成するための元となる光線が出射される前記検査用画像の点の第1XY座標を求める第1XY座標算出ステップと、
前記画像表示器が前記第2位置にあるときに、前記虚像の任意の点を形成するための元となる光線が出射される前記検査用画像の点の第2XY座標を求める第2XY座標算出ステップと、
前記虚像の同一の点を形成する際の元となる光線が出射される前記第1XY座標と前記第2XY座標を特定することで、前記虚像の表示領域全体の各点を形成するための元となる光線の光路を特定する光路特定ステップと、
前記光路特定ステップで特定した前記光路に基づいて、前記ガラスの品質に関連するデータを算出するデータ算出ステップと、を有し、
前記虚像は、主像と二重像を含み、
前記第1XY座標算出ステップでは、前記画像表示器が前記第1位置にあるときに、前記主像の任意の点を形成するための元となる主像光線が出射される前記検査用画像の点の主像第1XY座標を求めると共に、前記二重像の任意の点を形成するための元となる二重像光線が出射される前記検査用画像の点の二重像第1XY座標を求め、
前記第2XY座標算出ステップでは、前記画像表示器が前記第2位置にあるときに、前記主像の任意の点を形成するための元となる主像光線が出射される前記検査用画像の点の主像第2XY座標を求めると共に、前記二重像の任意の点を形成するための元となる二重像光線が出射される前記検査用画像の点の二重像第2XY座標を求め、
前記光路特定ステップでは、前記主像の同一の点を形成する際の元となる主像光線が出射される前記主像第1XY座標と前記主像第2XY座標を特定することで、前記主像の表示領域全体の各点を形成するための元となる主像光線の光路を特定すると共に、前記二重像の同一の点を形成する際の元となる二重像光線が出射される二重像第1XY座標と二重像第2XY座標を特定することで、前記二重像の表示領域全体の各点を形成するための元となる二重像光線の光路を特定し、さらに前記ヘッドアップディスプレイユニットの光学系の設計データを予め記憶している記憶部から読み出した前記設計データに基づいて、前記ヘッドアップディスプレイユニットの凹面鏡及び光源の位置を特定し、前記凹面鏡及び前記光源の位置と前記主像光線の光路とに基づいて、前記主像光線の光路に光を出射する前記光源の出射位置を特定するガラスの検査方法。
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WO2017179453A1 (ja) | 2016-04-14 | 2017-10-19 | 旭硝子株式会社 | 検査装置、検査方法 |
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