JP7323781B2 - 多電極サブマージアーク溶接方法 - Google Patents
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Description
特許文献1には、多電極サブマージアーク溶接による高速溶接において、最終電極と直前の電極の極間距離を近づけ、且つ、最終電極に矩形波交流の電流と電圧を供給することで最終電極のアーク切れを防止して溶接欠陥の無い溶接継手が得られる方法が開示されている。
特許文献2には、片面の多電極サブマージアーク溶接において第1電極と第2電極の電極間距離を規定範囲とし、第1電極を後退角に第2電極を前進角に傾斜させて溶接を行うことで、高速の片面溶接を可能にする安定した裏ビードが得られる溶接方法が提案されている。
特許文献3には、2電極のサブマージアーク溶接において、電極間距離を接近させ、各電極の電流と電圧を規定範囲とすることで、スラグ巻き込みを抑制した健全な溶接ビードが得られるとされている。
特許文献4には、3電極以上の多電極サブマージアーク溶接方法において第1電極と第2電極に細径の溶接ワイヤを使用して電流密度を高くすることで、従来と同等の溶け込みを確保しながら溶接入熱を低減し、且つ、電極間距離を規定範囲にすることで高電流密度化に伴うアーク圧力上昇によって生じる溶融池内の乱流を抑制することで溶接欠陥が発生しない溶接方法が開示されている。
また、上記特許文献2では、健全で且つ安定した裏ビードを確保するのが目的であり、溶着効率については何ら検討が為されていない。
また、上記特許文献3では、極厚鋼板を狭開先にて多層盛り溶接した際にスラグ巻き込みを発生しないことを目的としており、溶着効率については何ら検討されていない。
さらに、上記特許文献4では、主に第1電極と第2電極の電流密度を高めるために細径ワイヤを使用しているが、その結果、ワイヤの溶融量は減少するため、溶着効率は高くない。
一般的に溶着量はワイヤ溶融によって得られ、その溶融量は入熱量(電流×電圧/溶接速度)に比例する。一方で電流または電圧を上げれば溶融量も増加するが、母材に投入される熱量も同時に大きくなるため、溶接熱影響部の組織が粗大化して靱性は劣化する。従って、入熱量を上げる以外でワイヤの溶融を増加する手段が求められる。入熱量を上げずにワイヤの溶融を促進する方法の一つとして、溶接ワイヤを事前に通電にて加熱して供給することで溶融速度を上げる方法が知られている。
これは、ワイヤ溶融量が増加する電極間距離よりも短い範囲では、2つの電極から発生するアークが1つのアークドームを形成し、互いのアークから発生している輻射熱がワイヤを加熱することで溶融を促進していると考えられる。そこで、輻射熱を吸収しやすいワイヤの表面状態及び本発明に好適なワイヤ径を検討した。その結果、従来、サブマージアーク溶接で使用される銅めっきを施したワイヤではなく、銅めっきのないワイヤ、またはワイヤ表面を黒色処理したワイヤを用いれば、さらにワイヤ溶融量が増加するという知見が得られた。
隣り合って配置されたいずれか2本の電極の電極間距離を8~24mmとし、少なくとも一方の電極にワイヤ径が2.5~6.5mmの銅めっきを施していないワイヤを消耗電極として使用することを特徴とする。
隣り合って配置されたいずれか2本の電極の電極間距離を8~24mmとし、少なくとも一方の電極にワイヤ径が2.5~6.5mmで、かつ表面に黒色処理が施されたワイヤを消耗電極として使用することを特徴とする。
隣り合って配置されたいずれか2本の電極の電極間距離を8~24mmとし、少なくとも一方の電極にワイヤ径が2.5~6.5mmの銅めっきを施していないワイヤを消耗電極として使用して鋼板を溶接することを特徴とする。
また、本発明の溶接継手の製造方法は、複数の電極を使用してサブマージアーク溶接を行う多電極サブマージアーク溶接により溶接継手を製造する溶接継手の製造方法であって、
隣り合って配置されたいずれか2本の電極の電極間距離を8~24mmとし、少なくとも一方の電極にワイヤ径が2.5~6.5mmで、かつ表面に黒色処理が施されたワイヤを消耗電極として使用して鋼板を溶接することを特徴とする。
図1に示すように、本実施の形態では、2本の電極4,6を使用してサブマージアーク溶接を行う。しかし、本発明では、電極は2本以上で複数あればよく、溶接部に沿って直線状に配置される。電極の数は多いほどワイヤの溶融量を多くすることができるが、多くても4本以下とすることが好ましい。
電極間距離、ワイヤ径及びワイヤの種類(表面状態)については以下に示すとおりであるが、これら以外の事項について、従来から常用されているサブマージアーク溶接と同様の条件を適用すればよい。例えば、隣り合って配置された2本の電極のうち、一方の電極については、サブマージアーク溶接の消耗電極として常用されている銅めっきを施したワイヤを消耗電極として使用することができる。
図1において、符号1は溶接される鋼板、2は溶接フラックスを示す。
図1に示すように、隣り合って配置された2本の電極4,6の電極間距離Dを8~24mmとしている。電極4,6はそれぞれワイヤ4,6であり、当該ワイヤ4,6は溶接トーチ3,5に保持されている。なお、溶接トーチ3が先行極の溶接トーチ、ワイヤ4が先行極の溶接ワイヤであり、溶接トーチ5が後行極の溶接トーチ、ワイヤ6が後行極の溶接ワイヤである。なお、図1(a)中、白抜矢印は溶接の方向を示している。
本実施の形態において、アーク輻射熱によるワイヤ加熱効果を得るには、隣り合って配置された2本の電極4,6の少なくとも一方の電極4(または6)にワイヤ径が2.5~6.5mmであるワイヤを使用することが必要である。
このように、本実施の形態では、隣り合って配置された2本の電極(ワイヤ)4,6の電極間距離を8~24mmとし、少なくとも一方の電極4(または6)にワイヤ径が2.5~6.5mmの銅めっきを施していないワイヤを消耗電極として使用して鋼板1を溶接する。
しかしながら、どちらか1本のワイヤ径が2.5~6.5mmであっても効果は得られる。すなわち、2本ワイヤ4,6のうち、先行するワイヤ4にワイヤ径が2.5~6.5mmのものを使用し、後行するワイヤ6にワイヤ径が2.5~6.5mmから外れるものを使用した場合、先行ワイヤ4は後行ワイヤ6から発生するアークの輻射熱を受けて先行ワイヤの溶融促進効果が得られるが、後行ワイヤ6の溶融促進効果は不十分となる。よって、本発明の効果を十分に得るには隣り合って配置された2本のワイヤ4,6両方のワイヤ径を2.5~6.5mmとするのが好ましい。
すなわち、サブマージアーク溶接に使用されるワイヤは、通常、通電性や耐錆性を確保するために銅めっきが施される。ワイヤ表面がアーク光を吸収し、それが輻射熱となってワイヤを加熱するには、ワイヤ表面のアーク光の吸収率が重要となる。銅めっきのアーク光の吸収率は大きくないため、効率的にアーク光を吸収するためには、溶接ワイヤ4,6に銅めっきを施していないワイヤを消耗電極として使用することが必要である。ワイヤ4,6をいわゆる裸ままとすることで銅めっきを施したワイヤに比べてアーク光の吸収率が約6倍大きくなるため、大きなワイヤ加熱を得ることができる。なお、ワイヤの送給性や耐錆性を確保するために、表面に潤滑油などの塗布を行ったとしても本発明の効果に何ら影響を及ぼさない。
すなわち、ワイヤ4,6の表面に銅めっきを施さない代わりに、ワイヤ4,6の表面を表面処理して黒色化(黒色処理)してもよい。黒色処理としては、黒色クロムめっき、黒色亜鉛めっき、黒色アルマイト処理、黒色酸化被膜処理、黒色塗装などが挙げられる。一般的に黒色の物質はアーク光の吸収率が0.50以上あり、銅めっきの吸収率の約10倍に相当する。そのため、黒色処理を行ったワイヤ4,6を使用することで、より大きなワイヤ溶融促進効果を得ることができる。ワイヤ表面が黒色化していればよいので、ワイヤ4,6は銅めっきが施されていないワイヤに黒色処理をしたものに限られず、銅めっきが施されたワイヤ4,6に黒色処理をしたものであってもよい。
そして、本実施の形態では、隣り合って配置された2本の電極(ワイヤ)4,6の電極間距離を8~24mmとし、少なくとも一方の電極4(または6)にワイヤ径が2.5~6.5mmで、かつ表面に黒色処理が施されたワイヤを消耗電極として使用して鋼板1を溶接する。
(実施例)
板厚36mmの溶接構造物用圧延鋼板(600mm×1500mm)を用意し、図1に示すように、開先深さ20mm、ルート間隔10mm、開先角度60°のV型の溝開先加工を行ったものを使用してサブマージアーク溶接を行った。溶接材料には汎用鋼用サブマージアーク溶接用の溶接ワイヤ4,6として、Y-D(日鐵住金溶接工業(株)製)を用い、溶接フラックス2として、YF-15(日鐵住金溶接工業(株)製)を用いた。
ただし、同溶接ワイヤには銅めっきが施されているため、サンドペーパーでワイヤ表面を磨いて銅めっきを除去し、銅めっきの無い溶接ワイヤ(裸ままワイヤ)を別途作製して使用した。また、黒色処理が施された溶接ワイヤは、上記溶接ワイヤの銅めっき上に黒色クロム処理を行うことで作製した。
RI=(T1+T2)/(M1+M2) ・・・(式2)
2 溶接フラックス
3 先行極の溶接トーチ
4 先行極の溶接ワイヤ
5 後行極の溶接トーチ
6 後行極の溶接ワイヤ
D 電極間距離:電極のワイヤ先端断面中心点から下した垂線と平面が交わる点の交点間距離
L ワイヤ突出し長さ
H 溶接フラックス高さ
Claims (2)
- 複数の電極を使用してサブマージアーク溶接を行う多電極サブマージアーク溶接方法であって、
隣り合って配置されたいずれか2本の電極の電極間距離を8~24mmとし、少なくとも一方の電極にワイヤ径が2.5~6.5mmで、かつ表面に黒色処理が施されたワイヤを消耗電極として使用し、前記電極の極性をDCまたはAC、前記電極に供給する電流を400~1500A、電圧を32~46V、溶接速度を50~70cm/minとすることを特徴とする多電極サブマージアーク溶接方法。 - 複数の電極を使用してサブマージアーク溶接を行う多電極サブマージアーク溶接により溶接継手を製造する溶接継手の製造方法であって、
隣り合って配置されたいずれか2本の電極の電極間距離を8~24mmとし、少なくとも一方の電極にワイヤ径が2.5~6.5mmで、かつ表面に黒色処理が施されたワイヤを消耗電極として使用し、前記電極の極性をDCまたはAC、前記電極に供給する電流を400~1500A、電圧を32~46V、溶接速度を50~70cm/minして鋼板を溶接することを特徴とする溶接継手の製造方法。
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