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JP7305640B2 - 扉開閉機構および冷蔵庫 - Google Patents

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JP7305640B2 JP2020530167A JP2020530167A JP7305640B2 JP 7305640 B2 JP7305640 B2 JP 7305640B2 JP 2020530167 A JP2020530167 A JP 2020530167A JP 2020530167 A JP2020530167 A JP 2020530167A JP 7305640 B2 JP7305640 B2 JP 7305640B2
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Description

本発明は、扉を両側より開閉可能にする扉開閉機構および冷蔵庫に関する。
本願出願人は、扉を両側より開閉可能な冷蔵庫を市場に提供している。このような冷蔵庫は、扉を両側より開閉可能にする扉開閉機構を備えている。この扉開閉機構は、扉の両側に、扉と本体の係合および離脱を行うカム機構と、扉を開放する際に把持するハンドルと、前記ハンドルに連動して回動するカムレバーとを備える。カム機構は、ヒンジピンおよび溝カムと、本体に配されたロック外カムおよび扉に配されたスライド外カムとを有している。
扉の閉止状態で両側のカム機構のヒンジピンおよび溝カムが第1係止位置をとる。第1係止位置とは、ヒンジピンが溝カムの途中にあり、ヒンジピンが溝カムの端部に入り込んでいない状態である。
扉を開放する側のハンドルが操作されると、操作されたハンドルに対応するカムレバーが後方に回動してロック外カムを押圧して扉が開放する側に移動し、開放する側とは反対側のカム機構のヒンジピンおよび溝カムが回動自在な第2係止位置をとる。第2係止位置とは、ヒンジピンが溝カムの端部に入り込んだ状態である。
扉を開放する際に初動として必要な、扉をスライド移動させる操作は、ハンドルを把持して扉を開く動作の中で行われるようになっている(例えば、特許文献1)。
日本国特許公報「特許第3761560号明細書」
本願は、扉を両側より開閉可能にする扉開閉機構のさらなる改良を図るものである。上記特許文献1に記載された扉開閉機構の構成では、カムレバーは左右に平行に配置されると共に、扉を開放する際の回動動作における回動初動時にロック外カムを押圧する押圧面は平面に形成されている。
このような構成では、扉を開放する際の初動として必要な開放する側への扉のスライド移動は、カムレバーがロック外カムを後方に押圧する力の反力、つまり正面に向かう力が溝カムにかかり、その力のうち溝カムが延びる方向の成分の力によって行っている。そのため、上記反力の方向と扉をスライド移動させたい方向とが離れている場合に、反力が有効に利用できずにハンドルは重くなることがある。
本発明の一態様は、より軽いハンドル操作にて扉を両側より開閉可能な扉開閉機構および冷蔵庫を実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る扉開閉機構は、扉を両側より開閉可能にする扉開閉機構であって、扉の両側に、扉と本体の係合および離脱を行うカム機構と、扉を開放する際に把持するハンドルと、前記ハンドルに連動して回動するカムレバーと、を備え、前記カム機構は、ヒンジピンおよび溝カムと、本体に配されたロック外カムおよび扉に配されたスライド外カムとを有し、扉の閉止状態で両側の前記カム機構のヒンジピンおよび溝カムが第1係止位置をとり、一方のハンドルが操作されると、操作されたハンドルに対応するカムレバーが後方に回動してロック外カムを押圧して扉が開放する側に移動し、開放する側とは反対側のカム機構のヒンジピンおよび溝カムが回動自在な第2係止位置をとり、前記カムレバーは、扉を開放するための回動動作における少なくとも回動初動時に、前記ロック外カムの前方先端部の開放する側を押圧し、前記カムレバーは、前記ロック外カムを押圧する押圧面に凸部を有し、前記凸部の開放する側とは反対側の傾斜面が前記ロック外カムの前方先端部の開放する側を押圧し、前記カムレバーの先端側の前記押圧面が押圧する方向に隆起していることを特徴とする。
本発明の一態様によれば、より軽いハンドル操作にて扉を両側より開閉可能な扉開閉機構および冷蔵庫を提供することができる。
第1実施形態の扉開閉機構を備えた冷蔵庫を示す正面図である。 図1に示す冷蔵庫の冷蔵室の本体部側の下部に配されるヒンジアングルの右半分を示す正面図である。 図1に示す冷蔵庫の冷蔵室の本体部側の下部に配されるヒンジアングルの右半分を示す上面図である。 図1に示す冷蔵庫の冷蔵室の扉の下端の右側に設けられるスライドカム部材とヒンジアングルとの係合関係を示す平面図である。 図1に示す冷蔵庫の冷蔵室の本体部側の下部に配されるヒンジアングルおよび扉の下面に設けられたローラの側面断面図である。 図1に示す冷蔵庫の冷蔵室の本体部側の下部に配されるヒンジアングルおよび扉の下面に設けられたローラの正面断面図である。 図1に示す冷蔵庫の冷蔵室の扉を右側から開くときのヒンジアングルとスライドカム部の相対位置関係を示した図である。 (a)は図7の右端部分の拡大図であり、カムレバーがロック外カムを押圧し始めたとき(回動初動時)の力のかかり具合を示し、(b)は、従来の扉開閉機構における、カムレバーがロック外カムを押圧し始めたときの力のかかり具合を示している。 図1に示す冷蔵庫の冷蔵室の扉を右側から開くときのヒンジアングルとスライドカム部の相対位置関係を示した図である。 図1に示す冷蔵庫の冷蔵室の扉を右側から開くときのヒンジアングルとスライドカム部の相対位置関係を示した図である。 図1に示す冷蔵庫の冷蔵室の扉を右側から開くときのヒンジアングルとスライドカム部の相対位置関係を示した図である。 第2実施形態の扉開閉機構を備えた冷蔵庫の冷蔵室の扉2aの下端の右側に設けられるスライドカム部とヒンジアングルとの係合関係を示す平面図である。 第2実施形態の扉開閉機構を備えた冷蔵庫の冷蔵室の扉を右側から開くときのヒンジアングルとスライドカム部の相対位置関係を示した図である。 第2実施形態の扉開閉機構を備えた冷蔵庫の冷蔵室の扉を右側から開くときのヒンジアングルとスライドカム部の相対位置関係を示した図である。 第2実施形態の扉開閉機構を備えた冷蔵庫の冷蔵室の扉を右側から開くときのヒンジアングルとスライドカム部の相対位置関係を示した図である。 第2実施形態の扉開閉機構を備えた冷蔵庫の冷蔵室の扉を右側から開くときのヒンジアングルとスライドカム部の相対位置関係を示した図である。
〔第1実施形態〕
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、第1実施形態の扉開閉機構を備えた冷蔵庫を示す正面図である。図1に示すように、冷蔵庫1は、上段に冷蔵室2が設けられ、下段に野菜室3と冷凍室4とが左右に並んで配置される。冷蔵室2は、両側より開閉可能な扉2aにより本体部6(図4参照)の開口部を覆われ、左右に対称に設けられたハンドル5の操作によって左右どちらからでも開閉可能になっている。
図2は、冷蔵室2の本体部6(図4参照)側の下部に配されるヒンジアングル10の右半分を示す正面図であり、図3はその上面図である。ヒンジアングル10は、亜鉛メッキ鋼板等の金属により左右対称に形成され、本体部6にネジ止めされている。ヒンジアングル10にはステンレス等から成るヒンジピン11およびロック外カム12がカシメ止めによって左右対称に設けられている。
ヒンジアングル10の上面には、インサート成形によりヒンジカバー10aが設けられている。ヒンジピン11は扉2aの枢支軸となり、ヒンジピン11と同心の円弧状のリブ13がヒンジカバー10aと一体に形成されている。ロック外カム12は、ヒンジピン11から所定距離離れて配置され、扉2a側に設けられるスライド外カム22(図4参照)と摺動して扉2aを案内する。
図4は、扉2aの下端の右側に設けられるスライドカム部20とヒンジアングル10との係合関係を示す平面図である。スライドカム部20は、扉2aの左右端に対称に設けられる。スライドカム部20の端部には、ヒンジピン11を相対的に摺動案内する略L字型に連続した第1溝カム24および第2溝カム25が凹設されている。第1溝カム24は、ヒンジピン11との係合を離脱する方向へ導く。第2溝カム25は、第1係止位置から第1溝カム24へ、もしくは、ヒンジピン11が回転軸として機能する第2係止位置へと導く。
第2溝カム25の周囲には、リブ13と摺動するボス23が突設されている。第1溝カム24および第2溝カム25の左方には、溝部21が凹設される。溝部21内には、本体部6側のヒンジアングル10に設けられたロック外カム12に対向するスライド外カム22が突設される。これにより、スライドカム部20およびヒンジアングル10は互いに係合して扉2aを案内するカム機構を構成する。同図において、スライドカム部20の上記各構成は下面に設けられるが、便宜上、実線で示している。
スライドカム部20は、扉2aの上面にも左右対称に設けられ、本体部6の上方にはスライドカム部20に係合するヒンジピン11、ロック外カム12およびリブ13が設けられている。
扉2aの下面に配されるスライドカム部20の溝部21内には、カムレバー31が配置されている。カムレバー31はロック外カム12に対向配置されており、シャフト32を回動中心として回動する。シャフト32は、ハンドル5(図1参照)と連結されており、ハンドル5(この場合は右側のハンドル)を前方に引くことによりカムレバー31が後方(本体部6側)に回動し、カムレバー31がロック外カム12を押圧する。これにより、扉2aが冷蔵室2の開口の周囲から離隔される。
そして、本実施形態においては、注目すべき構成として、ロック外カム12を押圧するカムレバー31の押圧面31aに凸部40が設けられている。詳細については後述するが、凸部40は、扉2aを開放する際の初動として必要な扉2aを開放する側にスライド移動させる動作を補助するものである。
また、扉2aの下面の中央部にはヒンジアングル10上を転動するローラ18(図5、図6参照)が設けられる。図5は、ヒンジアングル10および扉2aの下面に設けられたローラ18の側面断面図であり、図6はその正面断面図である。
図5、図6に示すように、ヒンジアングル10の後端部には後方を下方に傾斜する傾斜面10bが設けられ、前端部には前方を下方に傾斜する傾斜面10cが設けられる。傾斜面10bの上端と傾斜面10cの上端との間には水平面10dが設けられる。
扉2aの下面には、回転軸を左右に配した複数のローラ18が軸支される。ローラ18が傾斜面10b上に配されると、扉2aが自重によって閉じる方向に付勢される。また、ローラ18が傾斜面10c上に配されると、扉2aが自重によって開く方向に付勢される。
次に、図7~図11を用いて、扉2aの開放時の各部の動きについて説明する。図7、図9~図11は、扉2aを右側から開くときのヒンジアングル10とスライドカム部20の相対位置関係を示した図である。図8の(a)は図7の右端部分の拡大図であり、カムレバー31がロック外カム12を押圧し始めたとき(回動初動時)の力のかかり具合を示している。図8の(b)は、従来の扉開閉機構(前述した特許文献1に記載された扉開閉機構)における、カムレバー100がロック外カム12を押圧し始めたときの力のかかり具合を示している。カムレバー100は、回動初動時にロック外カム12を押圧する押圧面100aは平面に形成されている。なお、図8の(b)においては、本実施形態の扉開閉機構と同じ機能を有する部材には、便宜上同じ符号を付している。
図7は、扉2aの閉止状態の相対位置関係を示している。ヒンジアングル10と左右のスライドカム部20からなる両側のカム機構はそれぞれ第1係止位置をとっている。左右のスライドカム部20にそれぞれ設けられた第1溝カム24は、各々扉2aの斜め内側の向きとなるよう形成されており、左右の第1溝カム24の両方へ同時にヒンジピン11が摺動案内されない。そのため、閉止状態にある扉2aを左右両側から同時に手前に引いたとしても、扉2aが本体部6から脱落することはない。
図8の(a)に示すように、扉2aの閉止状態において、カムレバー31の押圧面31aに設けられた凸部40の左斜面40aに、ロック外カム12の前方先端部の右側が接触あるいは近接している。ここで、凸部40の左斜面40aは、当該カムレバー31の回動により扉2aが開放する側とは反対側(扉2aの中央側)の傾斜面であり、ロック外カム12の前方先端部の右側は、当該カムレバー31の回動により扉2aが開放する側である。
図7(図8の(a))の状態から、右側のハンドル5(図1参照)を手前に少し引くと、カムレバー31が後方(本体部6側)に回動し、カムレバー31の凸部40の左斜面40aがロック外カム12の前方先端部の右側を後方へ押圧する。図8の(a)の矢印X1が、その際にロック外カム12を介して扉2aにかかる力の方向を示している。
カムレバー31の凸部40の左斜面40aを用いて、ロック外カム12の前方先端部の右側を後方へ押圧することで、ロック外カム12の前方を斜め右側前方から押圧することができる。これにより、その反力として、扉2aには、扉2aを右側前方に移動させるような力が働く(図8の(a)の矢印Y1の力)。その反力のうち、第2溝カム25が延びる方向に沿って扉2aを開放する側である右側に移動させる力を矢印A1にて示す。
矢印Y1にて示す反力を得ることで、扉2aの開放する際の初動として必要な、扉2aをその開放する側にスライド移動させる力(矢印A1)が付与される。その結果、右側のヒンジピン11が右側のスライドカム部20にある第1溝カム24へ移動しやすくなる。また、同時に、左側のスライドカム部20も右側へ引かれるため、左側のヒンジピン11が左側の第2溝カム25に沿って端部へと移動する。
これに対し、特許文献1に記載された扉開閉機構の場合は、図8の(b)に示すように、カムレバー100の押圧面100aがロック外カム12の前方先端部を後方へ押圧することで、扉2aには矢印X2にて示す力がかかり、その反力として矢印Y2にて示す力が得られる。矢印Y2にて示す反力のうちの、第2溝カム25が延びる方向に沿って扉2aを開放する側である右に移動させる力を矢印A2にて示す。
図8の(a)の矢印A1と図8の(b)の矢印A2とを比較するとわかるように、カムレバー31の押圧面31aに凸部40が設けられることで、カムレバー31よりロック外カム12が受ける力(図8の(a)の矢印X1の力)とカムレバー100よりロック外カム12が受ける力(図8の(b)の矢印X2の力)とが同じであっても、そのうちの扉4を開放する側である右に移動させる力の割合を大きくすることができる。
図9は、図7(図8)に示す扉2aの閉止状態から扉2aの右側が0.5°開いた状態を示している。カムレバー31の凸部40の左斜面40aを用いて、ロック外カム12の前方先端部の右側を後方へ押圧することで、扉2aは、前述した特許文献1の扉開閉機構よりも小さい力でスムーズに図9に示す状態に移行する。図9の状態は、右側のスライドカム部20にある第1溝カム24が、右側のヒンジピン11の外周に沿って右斜め前方へ移動し、左側のスライドカム部20の第2溝カム25が、左側のヒンジピン11の外周に沿って右斜め後方へ移動した状態である。
図10は、図9に示す扉2aの状態からハンドル5をさらに手前に引いて、扉2aの右側が1.5°開いた状態を示している。右側のカムレバー31がさらにロック外カム12の前方先端部を後方へ押圧することで、右側のスライドカム部20にある第1溝カム24が、右側のヒンジピン11の外周に沿って右斜め前方へさらに移動する。同時に、左側のスライドカム部20の第2溝カム25も、左側のヒンジピン11の外周に沿って右斜め後方へさらに移動し、左側のスライドカム部20が第2係止位置をとる。また、右側におけるスライド外カム22とロック外カム12とが摺動する。
図11は、図10に示す扉2aの状態からハンドル5をさらに手前に引いて、扉2aの右側が2.0°開いた状態を示している。図10の状態からさらにハンドル5を引くと、右側のカムレバー31がさらにロック外カム12の前方先端部を後方へ押圧することで、右側におけるスライド外カム22とロック外カム12とが摺動する。これにより、扉2aは、第2係止位置をとる左側のスライドカム部20のカム機構のヒンジピン11を支点に前方に回動する。
本実施形態において、図4等に示すように、カムレバー31は、カムレバーの先端側の押圧面31aが押圧する方向に隆起しており、その結果、カムレバーの先端側がより後方に位置するように湾曲している。このような構成とすることで、回動中心(シャフト32の中心)から先端までのカムレバーの長さを同じとした場合、押圧面が平面や押圧する方向とは逆方向に傾斜している構成よりも、同じ回動角で長くロック外カム12を押圧することができる。これにより、前述した扉2aを、下面に設けられたローラ18が水平面10d上、好ましくは自重によって開く方向に付勢される傾斜面10c上に位置するまで、扉2aを移動させることができ、ハンドル5を把持して扉2aを引く力が小さくても、扉2a確実に開放することができる。
このとき、図11のように、カムレバー31の先端側がロック外カム12の前方先端部の開放する側とは反対側(図11では左側)を押圧することがあり、扉2aを右側に移動させる力が弱まることがある。しかしながら、図11に示すように、扉2aの左側のスライドカム部20はすでに第2係止位置をとっており、左側のヒンジピン11を支点に回動可能な状態となっているため、扉2aを右側に移動させる力はもはや必要ない。
以上のように、上記構成によれば、カムレバー31が、扉2aを開放するための回動動作における回動初動時に、ロック外カムの前方先端部の開放する側を押圧するようになっている。具体的には、カムレバー31の押圧面31aに凸部40が形成され、凸部40の開放する側とは反対側の傾斜面である左斜面40aが、回動初動時にロック外カム12の前方先端部の開放する側を押圧する。
これにより、ロック外カム12の前方を、開放する側の斜め前方から押圧することができ、その反力として、扉2aに、扉2aを開放する側前方に移動させるような力が働き、扉開放時の初動として必要な扉2aをその開放する側にスライド移動させる力が付与される。換言すると、カムレバー31による押圧にて扉2aにかかる力の一部の分力が、開放する側のカム機構のヒンジピン11を第1溝カム24へ移動させるとともに、開放する側とは反対側のカム機構のヒンジピン11と第2溝カム25とを第2係止位置へ移動させるように働くことになる。その結果、扉開放時の初動として必要な扉2aのスライド移動が容易かつに確実に行われ、より軽いハンドル操作にて扉を両側より開閉可能な扉開放操作の良好な扉開閉機構を実現することができる。
しかも、上記構成によれば、従来ある構成のカムレバーを上記したカムレバー31に交換するだけで、上記効果を得ることができるといったメリットがある。
〔第2実施形態〕
本発明の第2実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図12は、第2実施形態の扉開閉機構を備えた冷蔵庫の冷蔵室の扉2a’の下端の右側に設けられるスライドカム部20とヒンジアングル10との係合関係を示す平面図である。図12に示すように、カムレバー31に代えてカムレバー42を備えている。カムレバー42は、回動中心となるシャフト32が、ロック外カム12に対して扉2a’の中央側に位置している。そして、ロック外カム12を押圧するカムレバー42の押圧面42aの先端部分に凸部43が設けられている。凸部43は、凸部40と同様に、扉2a’を開放する際の初動として必要な扉2a’を開放する側にスライド移動させる動作を補助するものである。
図13~図16は、扉2a’を右側から開くときのヒンジアングル10とスライドカム部20の相対位置関係を示した図である。
図13は、扉2a’の閉止状態の相対位置関係を示している。図12は、図13の右端部分の拡大図でもある。図12、図13に示すように、扉2a’の閉止状態において、カムレバー42の押圧面42aに設けられた凸部43の左斜面43aに、ロック外カム12の前方先端部の右側が接触あるいは近接している。ここで、凸部43の左斜面43aは、当該カムレバー42の回動により扉2a’が開放する側とは反対側(扉2a’の中央側)の傾斜面であり、ロック外カム12の前方先端部の右側は、当該カムレバー42の回動により扉2a’が開放する側である。
図13(図12)の状態から、右側のハンドル5を手前に少し引くと、カムレバー42が後方(本体部6側)に回動し、カムレバー42の凸部43の左斜面43aがロック外カム12の前方先端部の右側を後方へ押圧する。図12の矢印X1が、その際にロック外カム12を介して扉2a’にかかる力の方向を示しており、その反力(図12の矢印Y1力)のうち、第2溝カム25が延びる方向に沿って扉2a’を開放する側である右側に移動させる力を矢印A1にて示す。
このように、第1実施形態の扉開閉機構のカムレバー31と同様に、カムレバー42は、扉2a’を開放する際の回動動作における回動初動時に、ロック外カム12の前方先端部の開放する側を押圧することで、その反力にて、扉開放時の初動として必要な扉2a’をその開放する側にスライド移動させる力が付与される。その結果、扉開放時の初動として必要な扉2aのスライド移動が容易かつに確実に行われ、より軽いハンドル操作にて扉を両側より開閉可能な扉開放操作の良好な扉開閉機構を実現することができる。
図14は、図13(図12)に示す扉2a’の閉止状態から扉2a’の右側が0.5°開いた状態を示しており、第1実施形態の図9に相当する。図15は、図14に示す扉2a’の状態からハンドル5をさらに手前に引いて、扉2a’の右側が1.5°開いた状態を示しており、第1実施形態の図10に相当する。図16は、図15に示す扉2a’の状態からハンドル5をさらに手前に引いて、扉2a’の右側が2.0°開いた状態を示しており、第1実施形態の図11に相当する。
このような構成では、図13~図15に示すように、カムレバー42は、回動に伴って押圧面42aが先端側へ移動しながら、ロック外カム12の前方先端部の右側を後方へ押圧する。また、押圧面42aに設けられた凸部43により、カムレバー42の回動初動時にロック外カム12の前方先端部の右側を後方へ押圧するようにしている。つまり、カムレバー42の回動初期段階では、常に、その反力に扉2a’を開放する側である右側に移動させる力が含まれるようになる。したがって、扉開放時の初動として必要な扉2a’のスライド移動がさらに容易かつに確実に行われ、より軽いハンドル操作にて扉を両側より開閉可能な扉開放操作の良好な扉開閉機構を実現することができる。
また、図15~図16では、押圧面42aの凸部43の頂部がロック外カム12の前方先端部を後方へ押圧するようにしている。図15の状態は第1実施形態の図10と同様に、左側のスライドカム部20が第2係止位置をとっているため、扉2a’を右側にスライドさせる力は必要なくなっている。このように、カムレバー42の押圧面42aの先端部では、凸部43の左斜面43aではなく頂部がロック外カム12に当接するような形状とすることで、扉開放時の各段階において最適な方向の力をロック外カム12の前方先端部に与えることができる。
本実施形態では、ハンドル5に連動させてカムレバー42を回動させるための機構は第1実施形態の構成よりも大きくなるが、扉開放操作はより良好なものとできるため、例えば、大きく厚く重い扉に好適である。
〔第3実施形態〕
本発明の第3実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
第1実施形態の扉開閉機構においては、カムレバー31の初期位置(扉閉鎖位置)は本体部6の開口面に平行に配置しており、ハンドル5が操作されることでその位置から後方へと回動するように構成している。また、カムレバー31を配置している箇所は扉2aの正面側である。カムレバー31をこのように配置することで、カムレバー31の後方部分に断熱材を十分な厚みで充填することが可能となり、十分な断熱性を確保できる。
但し、断熱性はやや劣るが、カムレバーの回動軸を後方(本体部6側)に移動させてカムレバーの初期位置を本体部6の開口面に対して斜めに配置することで、カムレバー31の押圧面31aに凸部40などを設けなくてもロック外カム12の前方先端部の開放する側を押圧する傾斜面を作り出すことができる。本実施形態の扉開閉機構においてカムレバーは、後方を回動軸として斜めに配置され、扉の端部から中央部に向かうにつれて押圧面が後方から前方に傾斜するような形状を有している。
このような構成では、第1実施形態や第2実施形態の扉開閉機構と同様に、カムレバー31が、扉2aを開放するための回動動作における回動初動時に、ロック外カムの前方先端部の開放する側を押圧するようになっている。また、本実施形態では、カムレバー31が回動するにつれて押圧面31aが本体部6の開口面と平行に近づくため、回動初動時はロック外カムの前方先端部の開放する側を押圧し、回動が進むにつれてロック外カムの前方先端部を後方に押圧するようになるため、扉開放時の各段階において最適な方向の力をロック外カム12の前方先端部に与えることができる。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る扉開閉機構は、扉を両側より開閉可能にする扉開閉機構であって、扉2aの両側に、扉と本体の係合および離脱を行うカム機構と、扉を開放する際に把持するハンドル5と、前記ハンドルに連動して回動するカムレバー31と、を備え、前記カム機構は、ヒンジピン11および溝カム(第1溝カム、第2溝カム)と、本体(本体部6)に配されたロック外カム12および扉に配されたスライド外カム22とを有し、扉の閉止状態で両側の前記カム機構のヒンジピンおよび溝カムが第1係止位置をとり、一方のハンドルが操作されると、操作されたハンドルに対応するカムレバーが後方に回動してロック外カムを押圧して扉が開放する側に移動し、開放する側とは反対側のカム機構のヒンジピンおよび溝カムが回動自在な第2係止位置をとり、前記カムレバーは、扉を開放するための回動動作における少なくとも回動初動時に、前記ロック外カムの前方先端部の開放する側を押圧することを特徴とする。
本発明の態様2に係る扉開閉機構は、態様1において、前記カムレバーは、前記ロック外カムを押圧する押圧面に凸部40を有し、前記凸部の開放する側とは反対側の傾斜面(左斜面40a)が前記ロック外カムの前方先端部の開放する側を押圧する構成とすることもできる。
本発明の態様3に係る扉開閉機構は、態様2において、前記カムレバーの先端側の前記押圧面が押圧する方向に隆起している構成とすることもできる。
本発明の態様4に係る扉開閉機構は、態様2において、前記カムレバーの回動軸が、押圧する前記ロック外カムに対して扉の中央側に位置している構成とすることもできる。
本発明の態様5に係る冷蔵庫は、態様1から4の何れか1項に記載の扉開閉機構を備えることを特徴とする。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 冷蔵庫
2 冷蔵室
3 野菜室
4 冷凍室
5 ハンドル
6 本体部(本体)
10 ヒンジアングル
10a ヒンジカバー
10b、10c 傾斜面
10d 水平面
11 ヒンジピン
12 ロック外カム
13 リブ
18 ローラ
20 スライドカム部
21 溝部
22 スライド外カム
23 ボス
24 第1溝カム
25 第2溝カム
31、42 カムレバー
31a、42a 押圧面
32 シャフト
40、43 凸部
40a、43a 左斜面(傾斜面)

Claims (3)

  1. 扉を両側より開閉可能にする扉開閉機構であって、
    扉の両側に、
    扉と本体の係合および離脱を行うカム機構と、
    扉を開放する際に把持するハンドルと、
    前記ハンドルに連動して回動するカムレバーと、を備え、
    前記カム機構は、ヒンジピンおよび溝カムと、本体に配されたロック外カムおよび扉に配されたスライド外カムとを有し、扉の閉止状態で両側の前記カム機構のヒンジピンおよび溝カムが第1係止位置をとり、一方のハンドルが操作されると、操作されたハンドルに対応するカムレバーが後方に回動してロック外カムを押圧して扉が開放する側に移動し、開放する側とは反対側のカム機構のヒンジピンおよび溝カムが回動自在な第2係止位置をとり、
    前記カムレバーは、扉を開放するための回動動作における少なくとも回動初動時に、前記ロック外カムの前方先端部の開放する側を押圧し、
    前記カムレバーは、前記ロック外カムを押圧する押圧面に凸部を有し、前記凸部の開放する側とは反対側の傾斜面が前記ロック外カムの前方先端部の開放する側を押圧し、
    前記カムレバーの先端側の前記押圧面が押圧する方向に隆起していることを特徴とする扉開閉機構。
  2. 前記カムレバーの回動軸が、押圧する前記ロック外カムに対して扉の中央側に位置していることを特徴とする請求項に記載の扉開閉機構。
  3. 請求項1又は2に記載の扉開閉機構を備えることを特徴とする冷蔵庫。
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