JP7302337B2 - ディスクロータ - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態のディスクロータ100の正面図であり、図2は、図1のII-II断面図である。図1,2に示されるように、ディスクロータ100は、有底筒10と、ディスク20と、かしめピン30と、可動接続機構40と、を有している。
図4は、第1実施形態の第1変形例のディスクロータ100Aの、図3と同等位置での断面図である。図4に示されるように、本変形例の可動接続機構40Aにあっては、ディスク20Aの内側部位21の第一内縁21bには、突出部21cが設けられず、有底筒10Aの挟持部としての突端12a1および根元部12a2が、内側部位21の第一内縁21bそのものを挟持している。このような構成によっても、上記第1実施形態と同様の作用および効果が得られる。また、突出部21cの加工が不要となる分、ディスクロータ100Aの製造の手間およびコストをより低減することができる。本変形例では、第一内縁21bは、被挟持部とも称されうる。
図5は、第1実施形態の第2変形例のディスクロータ100Bの、図3と同等位置での断面図である。図5に示されるように、本変形例の可動接続機構40Bにあっては、有底筒10Bの端部12aに、径方向外方に向けて突出する突出部12a3が設けられ、ディスク20Bの内側部位21の第一内縁21bに、突出部12a3が挿入される凹部21b1が設けられている。言い換えると、凹部21b1に対して車幅方向の両側に隣接した側部21b2が、突出部12a3を挟持している。二つの側部21b2は、挟持部の一例である。すなわち、本変形例では、第一内縁21b(一方)に設けられた側部21b2が、端部12a(他方)に設けられた突出部12a3を、軸方向への相対移動を制限し、かつ径方向への相対移動を許容した状態で、軸方向に挟持している。突出部12a3は、被挟持部とも称されうる。
図6は、本実施形態のディスクロータ100Cの正面図であり、図7は、図3と同等位置での断面図である。図6,7に示されるように、本変形例の可動接続機構40Cにあっては、突出部21cがディスク20C中の一部位として設けられるのではなく、ディスク20Cに取り付けられた接続部材41によって突出部21cが形成されている。接続部材41は、例えば、内側部位21に設けられ周方向に延びる凹溝21d内に嵌合されかつ装着されている。
Claims (6)
- 円板状の底壁と、当該底壁の外縁から前記底壁と交差した第一方向に延びた筒状の周壁と、当該周壁から前記周壁の径方向外方に張り出した外向きフランジと、を有した有底筒と、
少なくとも部分的に前記外向きフランジと前記周壁の軸方向に重なる内側部位と、当該内側部位に対して前記周壁の径方向外方に位置された外側部位と、を有し、前記周壁の軸方向と交差した環状のディスクと、
前記周壁の周方向に並び、前記外向きフランジと前記ディスクとを、前記周方向への相対移動を制限するとともに前記周壁の径方向への相対移動を許容した状態で、前記周壁の軸方向に結合した、複数の結合具と、
前記ディスクの内縁と前記周壁の前記第一方向の端部とを、前記軸方向への相対移動を制限するとともに前記径方向への相対移動を可能に接続し、前記内縁および前記端部のうち一方に設けられ前記内縁および前記端部のうち他方を前記軸方向に挟む挟持部を有した可動接続機構と、
を備え、
前記挟持部は、前記周壁に沿った円環状の形状を有した、ディスクロータ。 - 円板状の底壁と、当該底壁の外縁から前記底壁と交差した第一方向に延びた筒状の周壁と、当該周壁から前記周壁の径方向外方に張り出した外向きフランジと、を有した有底筒と、
少なくとも部分的に前記外向きフランジと前記周壁の軸方向に重なる内側部位と、当該内側部位に対して前記周壁の径方向外方に位置された外側部位と、を有し、前記周壁の軸方向と交差した環状のディスクと、
前記周壁の周方向に並び、前記外向きフランジと前記ディスクとを、前記周方向への相対移動を制限するとともに前記周壁の径方向への相対移動を許容した状態で、前記周壁の軸方向に結合した、複数の結合具と、
前記ディスクの内縁と前記周壁の前記第一方向の端部とを、前記軸方向への相対移動を制限するとともに前記径方向への相対移動を可能に接続し、前記内縁および前記端部のうち一方に固定され、前記内縁および前記端部のうち他方との前記軸方向の相対移動を制限するとともに前記他方との前記径方向への相対移動を可能に接続する接続部材を有した可動接続機構と、
を備えた、ディスクロータ。 - 前記接続部材は、弾性材料で作られ、前記内縁および前記端部のうち一方および前記内縁および前記端部のうち他方のうち少なくとも一方に、弾性変形を伴って装着された、請求項2に記載のディスクロータ。
- 前記内側部位は、複数の内向きフランジを有し、
前記結合具は、前記複数の内向きフランジのそれぞれと前記外向きフランジとを結合し、
前記可動接続機構は、前記複数の内向きフランジのそれぞれの前記内縁と前記端部とを接続した、請求項1~3のうちいずれか一つに記載のディスクロータ。 - 円板状の底壁と、当該底壁の外縁から前記底壁と交差した第一方向に延びた筒状の周壁と、当該周壁から前記周壁の径方向外方に張り出した外向きフランジと、を有した有底筒と、
少なくとも部分的に前記外向きフランジと前記周壁の軸方向に重なる内側部位と、当該内側部位に対して前記周壁の径方向外方に位置された外側部位と、を有し、前記周壁の軸方向と交差した環状のディスクと、
前記周壁の周方向に並び、前記外向きフランジと前記ディスクとを、前記周方向への相対移動を制限するとともに前記周壁の径方向への相対移動を許容した状態で、前記周壁の軸方向に結合した、複数の結合具と、
前記ディスクの内縁と前記周壁の前記第一方向の端部とを、前記軸方向への相対移動を制限するとともに前記径方向への相対移動を可能に接続した可動接続機構と、
を備え、
前記内側部位は、複数の内向きフランジを有し、
前記結合具は、前記複数の内向きフランジのそれぞれと前記外向きフランジとを結合し、
前記可動接続機構は、前記複数の内向きフランジのそれぞれの前記内縁と前記端部とを接続した、ディスクロータ。 - 前記可動接続機構は、前記内縁および前記端部のうち一方に設けられ前記内縁および前記端部のうち他方を前記軸方向に挟む挟持部を有した、請求項5に記載のディスクロータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019121349A JP7302337B2 (ja) | 2019-06-28 | 2019-06-28 | ディスクロータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019121349A JP7302337B2 (ja) | 2019-06-28 | 2019-06-28 | ディスクロータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021008889A JP2021008889A (ja) | 2021-01-28 |
JP7302337B2 true JP7302337B2 (ja) | 2023-07-04 |
Family
ID=74199895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019121349A Active JP7302337B2 (ja) | 2019-06-28 | 2019-06-28 | ディスクロータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7302337B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63259227A (ja) * | 1987-04-15 | 1988-10-26 | Yutaka Giken:Kk | ブレ−キデイスク |
IT1271250B (it) * | 1994-10-07 | 1997-05-27 | Freni Brembo Spa | Disco di un freno a disco autoventilato |
-
2019
- 2019-06-28 JP JP2019121349A patent/JP7302337B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021008889A (ja) | 2021-01-28 |
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