JP7377627B2 - 物体検出装置、物体把持システム、物体検出方法及び物体検出プログラム - Google Patents
物体検出装置、物体把持システム、物体検出方法及び物体検出プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP7377627B2 JP7377627B2 JP2019104518A JP2019104518A JP7377627B2 JP 7377627 B2 JP7377627 B2 JP 7377627B2 JP 2019104518 A JP2019104518 A JP 2019104518A JP 2019104518 A JP2019104518 A JP 2019104518A JP 7377627 B2 JP7377627 B2 JP 7377627B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- workpiece
- picking point
- image
- object detection
- picking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 title claims description 59
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 33
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 15
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 14
- 238000013135 deep learning Methods 0.000 claims description 6
- 238000010801 machine learning Methods 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000013527 convolutional neural network Methods 0.000 description 5
- 230000006870 function Effects 0.000 description 5
- 235000009508 confectionery Nutrition 0.000 description 3
- 230000003746 surface roughness Effects 0.000 description 3
- 238000013528 artificial neural network Methods 0.000 description 2
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 2
- 238000013434 data augmentation Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Manipulator (AREA)
- Image Analysis (AREA)
Description
まず、図1及び2を用いて、実施形態1におけるワークの検出手法の概要について説明する。本実施形態では、検出対象であるワークの二次元画像に対して、少なくとも当該ワークの位置及び回転角度がラベル情報(正解データ)として付されたデータセットにより機械学習された推論モデルを用いる。すなわち、図1に示すように、ワークWの外周に沿うように、バウンディングボックスBBの中心に対して適宜回転させた矩形のバウンディングボックスBBを設定し、このバウンディングボックスBBの位置及び回転角度を学習用プログラムに学習させる。このとき、回転角度の基準となる方向(0°方向)も同時に学習させる。そして、このように機械学習させた推論モデルを用いて、ワークWの二次元画像から当該ワークWの位置及び回転角度を出力する。すなわち、図2に示すように、ワークWの外周に沿うように、バウンディングボックスBBの中心に対して適宜回転した矩形のバウンディングボックスBBの位置及び回転角度が、当該ワークWの位置及び回転角度として、推論モデルによって推定されることとなる。したがって、ワークWの回転角度によらず、バウンディングボックスBB中の余白を小さくすることができる。すなわち、非特許文献1に記載の手法に比べて、ワークWが存在する領域にバウンディングボックスBBをより一致させることができるため、ワークWが存在する領域をより正確に検出することが可能となる。また、実際にはワークWが重なっていない場合において、検出したバウンディングボックスBBが重なり合ってしまう可能性を低減できることから、ワークWの重なりをより正確に検知することが可能となる。もちろん、二次元画像に写っているワークWの数も検出可能である。
次に、図4を用いて、本実施形態の物体把持システムの全体構成について説明する。図4に示すように、本実施形態の物体把持システム1は、ワークWを撮像する撮像部2と、撮像部2で取得されたワークWの画像に基づいてワークWの位置、回転角度等を検出する物体検出装置3と、物体検出装置3の検出結果に基づいてロボット5を制御する制御部としての制御装置4と、制御装置4の制御信号に基づいて動作し、ワークWを把持する把持部51を備えるロボット5と、を備えている。撮像部2は、物体検出装置3と通信可能に接続され、物体検出装置3は、制御装置4と通信可能に接続され、制御装置4は、ロボット5と通信可能に接続されている。本実施形態では、図4に示すように、一方のかご6a内にバラ積みされた複数の種類を含む複数のワークWを一つずつ把持部51で掴んで取り出し、他方のかご6b内に移し替える。
次に、図7を用いて、物体検出装置3の構成について更に説明する。図7に示すように、物体検出装置3は、一般的なパーソナルコンピューター相当の機能を有する情報処理装置から構成され、制御部10及び記憶部20を備えている。
次に、物体把持システム1におけるワークの把持及び移動方法について説明する。まず、図6に示したように、物体検出装置3によって検出されたかご6a内の1以上のワークWの中から、制御装置4が、ロボット5の把持部51で把持する一つのワークWを決定する。より具体的には、制御装置4は、推定部12によって出力された、ワーク全体の信頼度と、ワークWのピッキングポイントPP及びその信頼度と、算出部13によって出力された、各ピッキングポイントPPにおけるワークWの傾き及び面の荒れ具合と、各ピッキングポイントまでの距離とに基づいて、物体検出装置3によって検出された1以上のワークWの中から、把持対象となる一つのワークWを決定する。把持対象となるワークWとしては、ワーク全体の信頼度が高く、ピッキングポイントPPの数が多く、ピッキングポイントPPの信頼度が高く、各ピッキングポイントPPにおけるワークWの傾き及び面の荒れ具合が小さく、各ピッキングポイントまでの距離が近いものが好ましい。特に、より上方に位置するワークWの方が把持しやすいことから、制御装置4は、検出されたピッキングポイントPPの数が多いワークWを優先的に把持対象とする。同様の観点から、制御装置4は、検出されたピッキングポイントPPまでの距離の平均が小さいワークWを優先的に把持対象としてもよい。また、把持部51の具体的な構成や、ピッキングポイントPPの場所や信頼度、その他の情報から、各ピッキングポイントPPに優先順位をあらかじめ設定してもよく、その場合、制御装置4が、優先順位が高いピッキングポイントPPが検出されたワークWを優先的に把持対象としてもよい。
次に、図8を用いて、物体把持システム1で行われる物体検出処理及びピッキング処理の手順について説明する。
2:撮像部
3:物体検出装置
4:制御装置(制御部)
5:ロボット
6a、6b:かご
10:制御部
11:画像入力部
12:推定部
13:算出部
14:出力部
20:記憶部
21:推論モデル
51:把持部
51a:吸着パッド
52:アーム部
53:土台部
W:ワーク
BB:バウンディングボックス
PP:ピッキングポイント
Claims (11)
- 検出対象の物体の画像に対して、少なくとも当該物体の位置及び回転角度並びに当該物体を掴むための位置であるピッキングポイントがラベル情報として付されたデータセットにより機械学習された推論モデルを用いて、検出対象の物体の画像から当該物体の位置、回転角度及びピッキングポイントを出力する推定部と、
前記物体の深度画像から、前記推定部により出力された前記ピッキングポイントにおける前記物体の傾きと前記ピッキングポイントを含む所定領域内において3D点群データを最小二乗法で面に近似したときの外れ値の割合を算出する算出部と、
を備えることを特徴とする物体検出装置。 - 前記ラベル情報には、前記物体の種類が更に含まれ、
前記推定部は、前記物体の種類を更に出力する
ことを特徴とする請求項1記載の物体検出装置。 - 前記物体は、表面と、前記表面と外観が異なる裏面とを有し、
前記ラベル情報には、前記物体の前記表面及び前記裏面のうちのいずれかの面が撮像されているかを示す表裏情報が更に含まれ、
前記推定部は、前記物体の表裏情報を更に出力する
ことを特徴とする請求項1又は2記載の物体検出装置。 - 前記物体は、側面を有し、
前記ラベル情報には、前記物体の前記側面が撮像されているかを示す側面情報が更に含まれ、
前記推定部は、前記物体の側面情報を更に出力する
ことを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の物体検出装置。 - 前記推論モデルは、深層学習を適用した学習用プログラムにより機械学習されたものであることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の物体検出装置。
- 前記推論モデルは、Single Shot Multibox Detectorを利用した学習用プログラムにより機械学習されたものである
ことを特徴とする請求項5記載の物体検出装置。 - 請求項1~6のいずれかに記載の物体検出装置と、
前記物体としてのワークの画像を撮像する撮像部と、
ワークを把持するための把持部と、
前記推定部から出力されたワークの位置、回転角度及びピッキングポイントに基づいて、前記把持部によりワークを把持させるように前記把持部を制御する制御部と、
を備えることを特徴とする物体把持システム。 - 前記推定部は、前記ピッキングポイントの信頼度を更に出力する
ことを特徴とする請求項7記載の物体把持システム。 - ワークが複数存在し、
前記推定部は、各ワークのピッキングポイントを出力し、
前記制御部は、前記複数のワークのうち、前記推定部により出力されたピッキングポイントの数が相対的に多いワークを優先して前記把持部により把持させる
ことを特徴とする請求項7又は8記載の物体把持システム。 - 検出対象の物体の画像に対して、少なくとも当該物体の位置及び回転角度並びに当該物体を掴むための位置であるピッキングポイントがラベル情報として付されたデータセットにより機械学習された推論モデルを用いて、検出対象の物体の画像から当該物体の位置、回転角度及びピッキングポイントを出力する推定ステップと、
前記物体の深度画像から、前記推定ステップにより出力された前記ピッキングポイントにおける前記物体の傾きと前記ピッキングポイントを含む所定領域内において3D点群データを最小二乗法で面に近似したときの外れ値の割合を算出する算出ステップと、
を含むことを特徴とする物体検出方法。 - 検出対象の物体の画像に対して、少なくとも当該物体の位置及び回転角度並びに当該物体を掴むための位置であるピッキングポイントがラベル情報として付されたデータセットにより機械学習された推論モデルを用いて、検出対象の物体の画像から当該物体の位置、回転角度及びピッキングポイントを出力する推定処理と、
前記物体の深度画像から、前記推定処理により出力された前記ピッキングポイントにおける前記物体の傾きと前記ピッキングポイントを含む所定領域内において3D点群データを最小二乗法で面に近似したときの外れ値の割合を算出する算出処理と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする物体検出プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019104518A JP7377627B2 (ja) | 2019-06-04 | 2019-06-04 | 物体検出装置、物体把持システム、物体検出方法及び物体検出プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019104518A JP7377627B2 (ja) | 2019-06-04 | 2019-06-04 | 物体検出装置、物体把持システム、物体検出方法及び物体検出プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020197978A JP2020197978A (ja) | 2020-12-10 |
JP7377627B2 true JP7377627B2 (ja) | 2023-11-10 |
Family
ID=73649196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019104518A Active JP7377627B2 (ja) | 2019-06-04 | 2019-06-04 | 物体検出装置、物体把持システム、物体検出方法及び物体検出プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7377627B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112975985B (zh) * | 2021-03-22 | 2022-09-27 | 梅卡曼德(北京)机器人科技有限公司 | 抓取机器人及其控制方法和定位模型训练方法 |
CN117836101A (zh) * | 2021-08-27 | 2024-04-05 | 京瓷株式会社 | 训练模型生成方法、训练模型生成设备、训练模型和握持模式推理设备 |
CN116175541B (zh) * | 2021-11-28 | 2023-11-10 | 梅卡曼德(北京)机器人科技有限公司 | 抓取控制方法、装置、电子设备和存储介质 |
JP2023098304A (ja) | 2021-12-28 | 2023-07-10 | 川崎重工業株式会社 | 教師データ生成装置および教師データ生成プログラム |
JP2024094664A (ja) * | 2022-12-28 | 2024-07-10 | 川崎重工業株式会社 | 物体検出装置、ロボットシステム及び物体検出方法 |
CN115841571B (zh) * | 2023-02-23 | 2023-05-23 | 青岛创新奇智科技集团股份有限公司 | 物品陈列图像方向识别方法、装置、电子设备及存储介质 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018158439A (ja) | 2018-03-15 | 2018-10-11 | 株式会社東芝 | 物体ハンドリング装置、制御装置、および較正方法 |
JP2018202550A (ja) | 2017-06-05 | 2018-12-27 | 株式会社日立製作所 | 機械学習装置、機械学習方法、および機械学習プログラム |
JP2019057250A (ja) | 2017-09-22 | 2019-04-11 | Ntn株式会社 | ワーク情報処理装置およびワークの認識方法 |
US20190126471A1 (en) | 2017-11-02 | 2019-05-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Information processing apparatus, grasping system, and information processing method |
-
2019
- 2019-06-04 JP JP2019104518A patent/JP7377627B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018202550A (ja) | 2017-06-05 | 2018-12-27 | 株式会社日立製作所 | 機械学習装置、機械学習方法、および機械学習プログラム |
JP2019057250A (ja) | 2017-09-22 | 2019-04-11 | Ntn株式会社 | ワーク情報処理装置およびワークの認識方法 |
US20190126471A1 (en) | 2017-11-02 | 2019-05-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Information processing apparatus, grasping system, and information processing method |
JP2018158439A (ja) | 2018-03-15 | 2018-10-11 | 株式会社東芝 | 物体ハンドリング装置、制御装置、および較正方法 |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
川西 亮輔,複腕ロボットシステムによる多品種商品のばら積みピッキング,画像ラボ 第29巻 第5号,日本,日本工業出版株式会社,2018年,第29巻 第5号,p.9-p.17 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020197978A (ja) | 2020-12-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7377627B2 (ja) | 物体検出装置、物体把持システム、物体検出方法及び物体検出プログラム | |
US11724400B2 (en) | Information processing apparatus for determining interference between object and grasping unit, information processing method, and storage medium | |
US10124489B2 (en) | Locating, separating, and picking boxes with a sensor-guided robot | |
US11400598B2 (en) | Information processing apparatus, method, and robot system | |
US11794343B2 (en) | System and method for height-map-based grasp execution | |
JP5282717B2 (ja) | ロボットシステム | |
JP4004899B2 (ja) | 物品の位置姿勢検出装置及び物品取出し装置 | |
JP2011175477A (ja) | 3次元計測装置、処理方法及びプログラム | |
JP2019155535A (ja) | ワークピッキング装置及びワークピッキング方法 | |
JP6632656B2 (ja) | 干渉判定装置、干渉判定方法、コンピュータプログラム | |
WO2023092519A1 (zh) | 抓取控制方法、装置、电子设备和存储介质 | |
WO2022021156A1 (zh) | 用于机器人抓取三维物体的方法和装置 | |
JP2016196077A (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム | |
JP7264247B2 (ja) | 情報処理装置及び情報処理方法 | |
JP6040264B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム | |
JP7066671B2 (ja) | 干渉判定装置、干渉判定方法、プログラム及びシステム | |
JP2014053018A (ja) | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラム | |
US20230286165A1 (en) | Systems and methods for robotic system with object handling | |
Luo et al. | Vision-based 3-D object pick-and-place tasks of industrial manipulator | |
CN116188559A (zh) | 图像数据处理方法、装置、电子设备和存储介质 | |
CN116175542A (zh) | 抓取控制方法、装置、电子设备和存储介质 | |
JP7395451B2 (ja) | ハンドリング装置、処理装置、コントローラ及びプログラム | |
CN115194751A (zh) | 机器人系统、控制方法、图像处理装置及方法和产品制造方法 | |
JP7556983B2 (ja) | 機械学習装置、及び機械学習方法 | |
US20230415349A1 (en) | Method for controlling a robot for manipulating, in particular picking up, an object |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220414 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230310 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230425 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230623 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230816 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20231002 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231017 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231030 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7377627 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |