JP7233299B2 - 運転挙動制御方法及び運転挙動制御装置 - Google Patents
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Description
本発明は、自律走行車両の運転挙動を、運転状況と乗員の好みに応じて設定することを目的とする。
(構成)
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、各図面は模式的なものであって、現実のものとは異なる場合がある。また、以下に示す本発明の実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の構造、配置等を下記のものに特定するものではない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
走行制御は、例えば自動操舵、自動ブレーキ、先行車追従制御、定速走行制御、車線維持制御、合流支援制御などであってよい。
また、運転支援は、自律走行制御や走行制御のほか、運転者に操舵操作、加速操作、減速操作を促す情報(メッセージ)の出力を含んでよい。
図面において、地図データベースを「地図DB」と表記し、ユーザインタフェース装置を「ユーザI/F装置」と表記する。
例えば、高精度地図は車線単位の情報として、車線基準線(例えば車線内の中央の線)上の基準点を示す車線ノードの情報と、車線ノード間の車線の区間態様を示す車線リンクの情報を含む。
道路リンクの情報は、その道路リンクの識別番号、道路規格、リンク長、車線数、道路の幅員、制限速度を含む。
周囲環境センサ13は、レーザレンジファインダ(LRF)やレーダなどの測距装置や、カメラを備えてよい。カメラは、例えばステレオカメラであってよい。カメラは、単眼カメラであってもよく、単眼カメラにより複数の視点で同一の物体を撮影して、物体までの距離を計算してもよい。また、撮像画像から検出された物体の接地位置に基づいて、物体までの距離を計算してもよい。
ユーザインタフェース装置16は、乗員との間で情報を授受するヒューマン・マシン・インターフェイス(HMI:Human Machine Interface)であり、異なる複数のモダリティ(modality:経路)で情報を授受する。ユーザインタフェース装置16は、運転支援装置10とは別体の情報端末(例えば、スマートフォンやタブレット装置)であってもよい。なお、乗員には、運転者が含まれるほか、自車両1の自律走行制御に関する操作指示権限を有する乗員や同乗者が含まれる。
また、ユーザインタフェース装置16は、乗員の表情、顔の向き、姿勢、手の動きを撮影するカメラを備えてもよい。ユーザインタフェース装置16は、乗員の姿勢や手の動き、心拍数などの健康指標を検出するセンサを備えてもよい。
またナビゲーションシステム17は、設定した走行経路の情報をコントローラ18へ出力する。自律走行制御時にコントローラ18は、ナビゲーションシステム17が設定した走行経路に沿って自律走行するように第1車両を自動で運転する。
コントローラ18は、プロセッサ20と、記憶装置21等の周辺部品とを含む。プロセッサ20は、例えばCPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro-Processing Unit)であってよい。
記憶装置21は、半導体記憶装置や、磁気記憶装置、光学記憶装置等を備えてよい。記憶装置21は、レジスタ、キャッシュメモリ、主記憶装置として使用されるROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等のメモリを含んでよい。
以下に説明するコントローラ18の機能は、例えばプロセッサ20が、記憶装置21に格納されたコンピュータプログラムを実行することにより実現される。
例えば、コントローラ18は、汎用の半導体集積回路中に設定される機能的な論理回路を備えてもよい。例えばコントローラ18はフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA:Field-Programmable Gate Array)等のプログラマブル・ロジック・デバイス(PLD:Programmable Logic Device)等を有していてもよい。
例えば、コントローラ18は、予定進路として自車両1が走行すべき目標走行軌道を設定する。コントローラ18は、決定した予定進路に基づいて自車両1の自律走行制御や運転支援制御を行い、アクチュエータ19を駆動して自車両1の走行を制御する。
運転挙動は、目標操舵角や目標車速の上限の大小、操舵速度、加減速の緩急、車間距離、車間時間、回避開始衝突余裕時間などのパラメータなどにより特徴付けられる運転操作の特性を表す指標である。
運転挙動は、運転操作を評価する様々な観点により分類分けすることができる。
例えば、運転挙動の分類を「非常に安全」、「安全」、「普通」、「活動的」及び「非常に活動的」の5段階に分類してよい。これらの運転挙動の分類の種類や数は予め定められていてよい。
反対に「活動的(Aggressive)」とは、車速や効率、操作速度を優先する運転特性を意味し、比較的急な運転操作を行ったり、車間距離、車間時間、回避開始衝突余裕時間を最小限に抑えたり、平均的な周囲車両よりも高い速度で走行する運転特性である。
例えばコントローラ18は、「非常に安全」な運転挙動、「安全」な運転挙動、「普通」の運転挙動、「活動的」な運転挙動及び「非常に活動的」な運転挙動の順で目標車速の上限値を低く設定する。
また例えば、「非常に安全」な運転挙動、「安全」な運転挙動、「普通」の運転挙動、「活動的」な運転挙動及び「非常に活動的」な運転挙動の順で、目標操舵角の上限値を小さく設定する。また例えば、「非常に安全」な運転挙動、「安全」な運転挙動、「普通」の運転挙動、「活動的」な運転挙動及び「非常に活動的」な運転挙動の順で、加減速度や操舵速度の上限値を小さく設定する。また例えば、「非常に安全」な運転挙動、「安全」な運転挙動、「普通」の運転挙動、「活動的」な運転挙動及び「非常に活動的」な運転挙動の順で、車間距離、車間時間、回避開始衝突余裕時間を長く設定する。
図2A及び図2Bに運転状況の例を示す。出発地点から目的地までの1回の乗車において複数の運転状況A~Dが発生している。例えば、最初の運転状況Aは通常難易度の外部条件でT字路30を通過する運転状況であり、次の運転状況Bは通常難易度の外部条件で合流区間32を通過する運転状況である。次の運転状況Cは通常難易度の外部条件で工事区間33を通過する運転状況であり、最後の運転状況Dは、高い難易度の外部条件でT字路31を通過する運転状況である。
例えばコントローラ18は、各運転状況に応じて自律走行の不確実性を算出し、自律走行の不確実性に基づいて運転挙動の規定値を設定する。ここで「自律走行の不確実性」は、運転状況の途中で自律走行を中止して手動運転に切り替える可能性を表す。
図2Bの例では、運転状況A、B及びCにおいて「通常難易度の外部条件」に応じて自律走行の不確実性が「高い」と算出し、「安全」な運転挙動を設定する。運転状況Dにおいて「高難易度の外部条件」に応じて自律走行の不確実性が「非常に高い」と算出し、「非常に安全」な運転挙動を設定する。
なお、コントローラ18は、外部条件に加えて又は代えて、自車両1の内部条件(各センサの健全性、測位精度、コントローラ18のプロセッサの負荷、ネットワーク状態、アルゴリズムのバグ、コントローラ18の温度など)に基づいて自律走行の不確実性を算出してよい。
そこで、コントローラ18は、特定の運転状況において設定した運転挙動に対する乗員のフィードバックを検出し、検出したフィードバックに応じて、特定の運転状況またはこれに類する特定の運転状況に再び遭遇した際に設定すべき運転挙動を調整する。
マップ生成部41は、周囲環境情報と、高精度地図と、物体認識部40による予測結果に基づいて、自車両1の周辺の経路や物体の有無を表現する経路空間マップと、走行場の危険度を数値化したリスクマップを生成する。
運転行動計画とは、自車両を走行させるレーン(車線)と、このレーンを走行させるのに要する運転行動とを定めた、中長距離の範囲におけるレーンレベル(車線レベル)での運転行動の計画である。
運転行動計画は、例えば、前方に存在する交差点を右折するシーンにおいて、交差点の手前何m地点で右折レーンに車線変更するか等の運転行動の計画であってよい。
走行軌道生成部43は、運転行動決定部42が生成した運転行動計画、自車両1の運動特性、経路空間マップに基づいて自車両1を走行させる走行軌道及び速度プロファイルの候補を生成する。
走行制御部44は、走行軌道生成部43が生成した目標速度プロファイルに従う速度で自車両1が目標走行軌道を走行するように、アクチュエータ19を駆動する。
不確実性判定部45は、自車両1の運転の難易度を定める上記の外部条件及び/又は内部条件に基づいて、自律走行の不確実性を判定する。
これらの判断基準には、定性的な判断基準と定量的な判断基準が含まれる。定性的な判断基準の例は、走行シーン、目標走行軌道、交通信号機や一時停止標識の有無、障害物の有無、天候、交通量、特定イベントの有無などである。定量的な判断基準の例は、レーン数、速度制限、時刻などである。
運転挙動設定部46は、定量的な判断基準を複数のカテゴリや値範囲に分類分けし、定量的な判断基準が属するカテゴリや値範囲が一致するか否かに基づいて、運転状況の同一性や類似性を判定する。
運転挙動設定部46は、複数の判断基準のうち所定割合以上の判断基準が一致した場合に運転状況が類似すると判定する。例えば、複数の判断基準のうちいくつかの優先度の高い判断基準のうち所定割合(例えば80%以上)が一致した場合に運転状況が類似すると判定してよい。
例えば、交差点を走行する運転状況においては、目標走行軌道、交通標識(交通信号機、一時停止標識、YIELD標識)の有無、自車両1の視界を遮る障害物の有無、交通量、天候を、優先度の高い判断基準として用いて運転状況の類似性を判定してよい。
例えば、レーン変更を行う運転状況においては、レーン数、制限速度、交通量、路面状況(車線区分線が明瞭であるか否か等)、天候を、優先度の高い判断基準として用いて運転状況の類似性を判定してよい。
例えば、不確実性が「非常に高い」、「高い」、「通常」、「低い」及び「非常に低い」場合に、それぞれ対応する規定値である「非常に安全」な、「安全」な、「通常」の、「活動的」な、「非常に活動的」な運転挙動を設定する。
また、運転挙動設定部46は、過去に同一又は類似の運転状況に対応した他車両の運転挙動の情報を、通信装置15によりクラウドデータベースから取得して、この情報に応じて規定値の運転挙動を決定してもよい。
また、自車両1の周囲で現在の運転状況に対応する他車両の運転挙動の情報を取得し、この情報に応じて規定値の運転挙動を決定してもよい。他車両の運転挙動の情報は、例えば車車間通信により取得してもよく、周囲環境センサ13による他車両の検出結果に基づいて推定してもよい。
パラメータ設定部47は、設定したパラメータを走行軌道生成部43に出力する。走行軌道生成部43は、これらのパラメータに従って目標走行軌道及び目標速度プロファイルを設定する。
フィードバック検出部48は、車両挙動が発生した時の乗員のフィードバックをユーザインタフェース装置16により検出し、運転挙動に対する乗員のフィードバックとして取得する。
例えば、フィードバック検出部48は、ユーザインタフェース装置16のスピーカから、運転挙動に対する乗員の意見や、印象、感想を問う音声メッセージを出力してよい。
フィードバック検出部48は、これに対する音声応答をフィードバックとしてマイクロフォンで検出してよい。また、ユーザインタフェース装置16のキーボード、ボタン、ダイヤル、スライダ、マウス、タッチパネル、レバー、ジョイスティック、タッチパッドの物理的操作をフィードバックとして検出してよい。
また、カメラにより撮影した乗員の表情、顔の向き、姿勢、手の動きや、センサによって検出した乗員の姿勢や手の動き、心拍数などの健康指標に基づいて、乗員が運転挙動に満足したか否かを推定し、フィードバックとして検出してもよい。
運転挙動設定部46は、自車両1の運転状況に応じて運転挙動を設定すると、このときの運転挙動を運転挙動に対する乗員のフィードバックに応じて調整し、この運転状況と同一又は類似の運転状況に再び遭遇した場合に設定すべき運転挙動として記憶する。これにより、この運転状況と同一又は類似の運転状況に再び遭遇した場合の運転挙動を定めるパラメータを変更する。
乗員が運転挙動に満足せず過度に活動的な運転挙動であると感じた場合には、より安全な運転挙動を、同一又は類似の運転状況に再び遭遇した場合に設定すべき運転挙動として記憶する。
一方で、乗員が運転挙動に満足した場合には、運転挙動設定部46は、設定した運転挙動を、この運転状況において乗員に好適な運転挙動として記憶する。
パラメータ設定部47は、設定した運転挙動に基づいてパラメータを設定する。走行軌道生成部43及び走行制御部44は、これらのパラメータに従って自車両1を運転する。
一方で、設定された運転挙動が、好適な運転挙動として記憶された運転挙動でなかった場合は、運転挙動設定部46は、運転挙動に対する乗員のフィードバックをフィードバック検出部48から取得する。
このようにして運転挙動設定部46は、特定運転状況における乗員に好適な運転挙動が定まるまで、特定運転状況における運転挙動(すなわち当該運転挙動を定めるパラメータ)を乗員のフィードバックに応じて変更する。
異常イベントや突発イベントは、例えば、交通規則を無視して横断する歩行者や、事故、救急車や警察車両との遭遇であってよい。
複数回のフィードバックに応じて運転挙動を変更したり、異常イベントや突発イベントのようなノイズを除くことにより、運転挙動を適切に設定できる。
反対に、自律走行の不確実性が低い運転状況(YIELD標識や一時停止標識のある交差点、合流区間、障害物の追い越し)では、自律走行制御による運転の難易度が高く、運転挙動に対する嗜好性の個人差が大きい。
また、運転挙動設定部46は、乗員毎に異なる運転挙動を設定してもよい。運転挙動設定部46は、乗員のID入力や、顔認証、指紋認証等の生体認証に基づいて乗員を識別してよい。
次に、実施形態における異常状態通知方法の一例を説明する。図4は、実施形態の運転挙動制御方法の一例のフローチャートである。
ステップS1では運転挙動設定部46は、自車両1の現在の運転状況を判定する。
ステップS2において運転挙動設定部46は、現在の運転状況に最初に遭遇した(すなわち、現在の運転状況と同一又は類似の運転状況と遭遇したことがない)か否かを判断する。
ステップS3において不確実性判定部45は、自律走行の不確実性を判定する。
ステップS4において運転挙動設定部46は、ステップS3で判定した自律走行の不確実性に基づいて規定値の運転挙動を設定する。パラメータ設定部47は、設定した運転挙動に基づいてパラメータを設定する。走行軌道生成部43及び走行制御部44は、これらのパラメータに従って自車両1を運転する。
ステップS7において運転挙動設定部46は、検出したフィードバックに基づいて乗員が運転挙動に満足したか否かを判断する。乗員が運転挙動に満足した場合(ステップS7:Y)に処理はステップS8に進む。乗員が運転挙動に満足しない場合(ステップS7:N)に処理はステップS9に進む。
ステップS9において運転挙動設定部46は、ステップS6で検出されたフィードバックにおいて乗員が過度に安全な運転挙動であると感じたか否かを判定する。過度に安全な運転挙動であると感じた場合(ステップS9:Y)に、処理はステップS10に進む。
ステップS10において運転挙動設定部46は、ステップS4で設定した運転挙動をより活動的な運転挙動へ変更する。そして、ステップS1で判定した運転状況と同一又は類似の運転状況に再び遭遇した場合の運転挙動として記憶する。その後に処理はステップS16へ進む。
ステップS11において運転挙動設定部46は、ステップS4で設定した運転挙動をより安全な運転挙動へ変更する。そして、ステップS1で判定した運転状況と同一又は類似の運転状況に再び遭遇した場合の運転挙動として記憶する。その後に処理はステップS16へ進む。
その後のステップS6においてフィードバック検出部48は、運転挙動に対する乗員のフィードバックを検出し、ステップS7において運転挙動設定部46は、乗員が運転挙動に満足したか否かを判断する。
乗員が運転挙動に満足しない場合(ステップS7:N)に運転挙動設定部46は、ステップS14で設定した運転挙動を乗員のフィードバックに応じて調整し、特定運転状況と同一又は類似の運転状況に再び遭遇した場合の運転挙動として記憶する(ステップS9~S11)。その後に処理はステップS16へ進む。
(1)運転挙動設定部46及びパラメータ設定部47は、自車両1の運転挙動を定めるパラメータを特定の運転状況に応じて設定する。フィードバック検出部48は、パラメータにより生じた運転挙動に対する乗員のフィードバックを検出する。運転挙動設定部46、パラメータ設定部47、走行軌道生成部43は、フィードバックに応じて変更されたパラメータに基づいて、自車両1が特定の運転状況又は特定の運転状況に類似する運転状況に再び遭遇した際の運転挙動を定める。
例えば、出発地点から目的地までの間には様々な運転状況が存在しても、これらの運転状況のそれぞれに適合するように運転挙動を変更できる。また、運転状況に応じて運転挙動を定める様々なパラメータを変更できる。さらに、乗員の好みに応じて運転挙動を変更できる。
(3)運転挙動設定部46及びパラメータ設定部47は、特定の運転状況における乗員に好適な運転挙動が定まるまで、特定の運転状況における運転挙動を定めるパラメータをフィードバックに応じて変更する。これにより、特定の運転状況における乗員に好適な運転挙動を設定できる。
(6)運転挙動設定部46及びパラメータ設定部47は、特定の運転状況に最初に遭遇した場合に、特定の運転状況における自律走行の継続の不確実性に基づいてパラメータを設定する。これにより個々の運転状況における運転の難易度に応じて運転挙動を設定できる。
(8)運転挙動設定部46は、特定の運転状況における自律走行の継続の不確実性に基づいて、特定の運転状況における運転挙動を定めるパラメータをフィードバックに応じて変更するか否かを決定する。これにより、例えば、自律走行の継続の不確実性が高く運転挙動に対する嗜好性の個人差が少ない場合に、乗員のフィードバックによる運転挙動の調整を省略できる。
Claims (7)
- コントローラが、
自律走行車両の自律走行制御による運転操作の特性である運転挙動を定めるパラメータを特定の運転状況に応じて設定し、
前記パラメータにより生じた前記運転挙動に対する乗員のフィードバックを検出し、
前記フィードバックに応じて変更された前記パラメータに基づいて、前記自律走行車両が前記特定の運転状況又は前記特定の運転状況に類似する運転状況に再び遭遇した際の運転挙動を定め、
特定の運転状況に最初に遭遇した場合に、複数の分類に分類分けされた前記運転挙動のいずれかの分類を、前記特定の運転状況における自律走行の継続の不確実性に基づいて選択し、
選択された前記いずれかの分類に基づいて前記パラメータを設定する、
ことを特徴とする運転挙動制御方法。 - 前記コントローラは、前記特定の運転状況における前記乗員に好適な運転挙動が定まるまで、前記特定の運転状況における運転挙動を定めるパラメータを前記フィードバックに応じて変更する、ことを特徴とする請求項1に記載の運転挙動制御方法。
- 前記コントローラは、
複数回の前記フィードバックを検出し、
前記複数回の前記フィードバックから、異常イベントが発生したときのフィードバックを除いて前記パラメータを変更する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の運転挙動制御方法。 - 前記コントローラは、前記自律走行車両の走行シーンに応じて優先度が定められた複数の判断基準に基づいて、運転状況が類似するか否かを判定する、ことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の運転挙動制御方法。
- 前記コントローラは、前記特定の運転状況に最初に遭遇した場合に、更に、前記特定の運転状況に対して決定した運転計画、前記特定の運転状況における他車両の運転挙動の少なくとも一方に基づいて前記パラメータを設定する、ことを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の運転挙動制御方法。
- 前記コントローラは、前記特定の運転状況における自律走行の継続の不確実性に基づいて、前記特定の運転状況における運転挙動を定めるパラメータを前記フィードバックに応じて変更するか否かを決定する、ことを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載の運転挙動制御方法。
- 自律走行車両の自律走行制御による運転操作の特性である運転挙動を制御するコントローラを備える運転挙動制御装置であって、
前記コントローラは、
前記自律走行車両の運転挙動を定めるパラメータを特定の運転状況に応じて設定し、
前記パラメータにより生じた前記運転挙動に対する乗員のフィードバックを検出し、
前記フィードバックに応じて変更された前記パラメータに基づいて、前記自律走行車両が前記特定の運転状況又は前記特定の運転状況に類似する運転状況に再び遭遇した際の運転挙動を定め、
特定の運転状況に最初に遭遇した場合に、複数の分類に分類分けされた前記運転挙動のいずれかの分類を、前記特定の運転状況における自律走行の継続の不確実性に基づいて選択し、
選択された前記いずれかの分類に基づいて前記パラメータを設定する、
ことを特徴とする運転挙動制御装置。
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