JP7227482B2 - 発光装置 - Google Patents
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Description
さらに以下は、本発明の技術思想を具体化するための発光装置を例示するものであって、本発明を以下に限定するものではない。構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限り、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、例示することを意図したものである。また、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、理解を容易にする等のために誇張している場合がある。
(Sr,Ca)AlSiN3:Eu(1)
式(1)で表される組成を有する赤色蛍光体を用いることで、発光装置の演色性と光取り出しの双方を向上させることができる。第1蛍光体61の含有量は、例えば、第1透光性部材15の全重量に対して9重量%~57重量%である。第1透光性部材15内の第1蛍光体61の含有量は各第1透光性部材15で同じでもよく、異なっていてもよい。
封止部材40は、複数の第1発光素子10、複数の第2発光素子20および複数の第1透光性部材15を被覆し、第2蛍光体62を含む。封止部材40は、発光素子等を外力や埃、水分などから保護する役割を有する。
第2蛍光体62は、1種の蛍光体であってもよく、また複数種の蛍光体であってもよい。第2蛍光体62として複数種の蛍光体を用いることで、例えば、発光装置100の演色性を向上させることができる。第2蛍光体62として、(Y,Lu,Gd)3(Al,Ga)5O12:Ceを用いることが好ましく、さらに、(Y,Lu,Gd)3(Al,Ga)5O12:Ceと(Sr,Ca)AlSiN3:Euとを混合したものを用いることがさらに好ましい。これにより、演色性の高い発光装置とすることができる。
発光装置100は、凹部2を有するパッケージ50を備えることができる。パッケージ50は、発光素子を配置するための基台である。図1Aおよび図1Bで示すパッケージ50は、第1リード51および第2リード52と、第1リード51および第2リード52を保持する樹脂部30とを備えている。パッケージ50は凹部2を有し、凹部2の底面において、第1リード51および第2リード52の上面の一部が位置している。
第1発光素子10および第2発光素子20には、発光ダイオード素子などを用いることができ、可視域の発光が可能な窒化物半導体(InxAlyGa1-x-yN、0≦x、0≦y、x+y≦1)を好適に用いることができる。第1発光素子10および第2発光素子20のそれぞれの個数は目的や用途に応じて変更可能である。各発光素子は、正負電極を有する電極形成面を上側にして載置される発光素子でもよく、または、電極形成面を下側にして載置される発光素子でもよい。複数の発光素子は直列、並列または直列と並列の組み合わせで電気的に接続される。
第1透光性部材15および封止部材40は、樹脂材料を固体化した樹脂部材等を用いることができる。樹脂材料としては、熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂を用いることができる。具体的には、エポキシ樹脂組成物、シリコーン樹脂組成物、シリコーン変性エポキシ樹脂などの変性エポキシ樹脂組成物、エポキシ変性シリコーン樹脂などの変性シリコーン樹脂組成物、変成シリコーン樹脂組成物、不飽和ポリエステル樹脂、飽和ポリエステル樹脂、ポリイミド樹脂組成物、変性ポリイミド樹脂組成物等の硬化体、ポリフタルアミド(PPA)、ポリカーボネート樹脂、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、液晶ポリマー(LCP)、ABS樹脂、フェノール樹脂、アクリル樹脂、PBT樹脂等の樹脂を用いることができる。特に、第1透光性部材15および封止部材40の樹脂材料として、耐熱性および耐光性に優れたシリコーン樹脂組成物の熱硬化性樹脂を用いることが好ましい。第1透光性部材15および封止部材40の全てが、シリコーン樹脂組成物からなることが好ましい。これにより、第1透光性部材15および封止部材40の耐光性が高くなるため、発光素子からの光による光劣化を効果的に抑制することができ、信頼性の高い発光装置とすることができる。
第1透光性部材15は第1蛍光体61を含み、封止部材40は第2蛍光体62を含む。第1蛍光体61および第2蛍光体62は、1種の蛍光体であってもよく、また複数種の蛍光体であってもよい。第1蛍光体61および第2蛍光体62は、発光素子の光で励起する蛍光体であればよい。第1蛍光体61および第2蛍光体62は、例えば、(Ca,Sr,Ba)5(PO4)3(Cl,Br):Eu、(Sr,Ca,Ba)4Al14O25:Eu、(Ca,Sr,Ba)8MgSi4O16(F,Cl,Br)2:Eu、(Y,Lu,Gd)3(Al,Ga)5O12:Ce、(Sr,Ca)AlSiN3:Eu、3.5MgO・0.5MgF2・GeO2:Mn、(x-s)MgO・(s/2)Sc2O3・yMgF2・uCaF2・(1-t)GeO2・(t/2)Mt 2O3:zMn、Ca3Sc2Si3O12:Ce、CaSc2O4:Ce、(La,Y)3Si6N11:Ce、(Ca,Sr,Ba)3Si6O9N4:Eu、(Ca,Sr,Ba)3Si6O12N2:Eu、(Ba,Sr,Ca)Si2O2N2:Eu、(Ca,Sr,Ba)2Si5N8:Eu、(Ca,Sr,Ba)S:Eu、(Ba,Sr,Ca)Ga2S4:Eu、K2(Si,Ti,Ge)F6:Mnの蛍光体を用いることができる。
樹脂部30は、母材となる樹脂材料として、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂を用いることができる。具体的には、エポキシ樹脂組成物、シリコーン樹脂組成物、シリコーン変性エポキシ樹脂などの変性エポキシ樹脂組成物、エポキシ変性シリコーン樹脂などの変性シリコーン樹脂組成物、変成シリコーン樹脂組成物、不飽和ポリエステル樹脂、飽和ポリエステル樹脂、ポリイミド樹脂組成物、変性ポリイミド樹脂組成物等の硬化体、ポリフタルアミド(PPA)、ポリカーボネート樹脂、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、液晶ポリマー(LCP)、ABS樹脂、フェノール樹脂、アクリル樹脂、PBT樹脂等の樹脂を用いることができる。特に、樹脂部30の樹脂材料として、耐熱性および耐光性に優れたエポキシ樹脂組成物やシリコーン樹脂組成物の熱硬化性樹脂を用いることが好ましい。
第1リード51および第2リード52は、導電性を有し、発光素子に給電するための電極として機能する。第1リード51および第2リード52は、母材として、例えば、銅、アルミニウム、金、銀、鉄、ニッケル、又はこれらの合金、燐青銅、鉄入り銅などの金属を用いることができる。これらは単層であってもよいし、積層構造(例えば、クラッド材)であってもよい。特に、母材には安価で放熱性が高い銅を用いることが好ましい。また、第1リード51および第2リード52は、表面に銀含有層を備えることができる。また、第1リード51および第2リード52は、母材と銀含有層との間に中間層を有することができる。中間層は、例えば、アルミニウム、ニッケル、パラジウム、ロジウム、金、銅、又はこれらの合金などを含む。なお、銀含有層または中間層は、第1リード51および第2リード52の全面に設けられていてもよく、また部分的に設けられていてもよい。また、リードの上面側に形成される銀含有層または中間層は、リードの下面側に形成される銀含有層または中間層よりも厚くすることができる。
50 パッケージ
10 第1発光素子
10a 第1素子群
20 第2発光素子
20a 第2素子群
15 第1透光性部材
2 凹部
30 樹脂部
51 第1リード
52 第2リード
61 第1蛍光体
62 第2蛍光体
80a 上面
80b 下面
81 第1外側面
82 第2外側面
83 第3外側面
84 第4外側面
9 凸部
Claims (11)
- 複数の第1発光素子と、
前記第1発光素子の上面上に位置し、前記第1発光素子の側面を露出し、第1蛍光体を含む樹脂からなる第1透光性部材と、
前記複数の第1発光素子の個数より少なく、上面上に前記第1透光性部材が位置しない複数の第2発光素子と、
前記複数の第1発光素子、前記複数の第2発光素子および前記複数の第1透光性部材を被覆し、前記第1蛍光体が発する光よりも短波長の光を発する第2蛍光体を含む封止部材と、を備え、
前記封止部材の上面は、前記第1透光性部材の上方において凸部を有し、前記第2発光素子の上方において凸部を有さない発光装置。 - 前記第1蛍光体の含有量は、前記第1透光性部材の全重量に対して9重量%~57重量%である、請求項1に記載の発光装置。
- 前記第1発光素子および前記第2発光素子のそれぞれは、発光ピーク波長が430nm~480nmの発光素子である、請求項1または2に記載の発光装置。
- 前記発光装置は、第1方向に2つ以上の前記第1発光素子が配列された2つの第1素子群と、前記第1方向に2つ以上の前記第2発光素子が配列された第2素子群とを有し、前記第2素子群は、前記2つの第1素子群の間に配置されている、請求項1~3のいずれか1項に記載の発光装置。
- 前記発光装置は、上側から見た外形が矩形状であり、凹部を有するパッケージを備え、
前記複数の第1発光素子および前記複数の第2発光素子は、前記凹部の底面に配置されている、請求項1~4のいずれか1項に記載の発光装置。 - 前記第1発光素子および前記第2発光素子のそれぞれは、上側から見た外形が矩形状であり、
前記第1発光素子および前記第2発光素子は、上面視において、前記第1発光素子および前記第2発光素子それぞれの辺が前記凹部の一の内側面に対して傾斜して配置されている、請求項5に記載の発光装置。 - 前記第1発光素子の発光ピーク波長と前記第2発光素子の発光ピーク波長との波長差は5nmより大きい、請求項1~6のいずれか1項に記載の発光装置。
- 前記第1発光素子と前記第2発光素子との離隔距離は、隣接する前記第1発光素子間の離隔距離および隣接する前記第2発光素子間の離隔距離よりも大きい、請求項1~7のいずれか1項に記載の発光装置。
- 前記複数の第1発光素子の個数は、前記複数の第2発光素子の個数の1.2倍以上の整数で表される個数である、請求項1~8のいずれか1項に記載の発光装置。
- 前記第1透光性部材の上面は、湾曲面である、請求項1~9のいずれか1項に記載の発光装置。
- 前記封止部材の母材となる樹脂材料の屈折率は、前記第1透光性部材の母材となる樹脂材料の屈折率よりも高く、
前記封止部材の母材となる樹脂材料の屈折率と、前記第1透光性部材の母材となる樹脂材料の屈折率と、の屈折率差は0より大きく0.2以下である、請求項1~10のいずれか1項に記載の発光装置。
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