JP7296264B2 - 熱交換器および冷凍サイクル装置 - Google Patents
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Description
本願において、X方向、Y方向およびZ方向は、以下のように定義される。Z方向(第1方向)は、第1ヘッダおよび第2ヘッダの中心軸方向(延在方向)である。例えば、Z方向は鉛直方向であり、+Z方向は上方向である。X方向(第2方向)は、熱交換チューブの中心軸方向(延在方向)である。例えば、X方向は水平方向であり、+X方向は第1ヘッダから第2ヘッダに向かう方向である。Y方向は、X方向およびZ方向に垂直な方向である。
図1は、第1の実施形態の冷凍サイクル装置の概略構成図である。
図1に示されるように、冷凍サイクル装置1は、圧縮機2と、四方弁3と、室外熱交換器(熱交換器)4と、膨張装置5と、室内熱交換器(熱交換器)6と、を有する。冷凍サイクル装置1の構成要素は、配管7によって順次接続されている。図1では、冷房運転時の冷媒の流通方向が実線矢印で示され、暖房運転時の冷媒の流通方向が破線矢印で示される。
膨張装置5は、凝縮器から送り込まれる高圧の液体冷媒の圧力を下げ、低温・低圧の気液二相冷媒にする。
蒸発器は、膨張装置5から送り込まれる低温・低圧の気液二相冷媒を、外気から吸熱させて気化させることにより、低圧の気体冷媒にする。
第1ヘッダ10は、アルミニウムやアルミニウム合金等の、熱伝導率が高く比重が小さい材料で形成される。第1ヘッダ10は、筒状に形成され、例えばZ方向に垂直な断面が円形状の円筒状に形成される。第1ヘッダ10の中心軸はZ方向に延びる。第1ヘッダ10のZ方向の両端部は閉塞される。第1ヘッダ10の外周面には、熱交換チューブ30が挿入される複数の貫通孔が形成される。
第2ヘッダ20は、第1ヘッダ10と同様に形成される。第1ヘッダ10および第2ヘッダ20は、X方向に相互に離間して並んで配置される。
図2に示されるように、複数のフィン40が、X方向に間隔をおいて配置される。
図2に示されるように、第1ヘッダ10は、仕切部材15,16を有する。仕切部材15,16は、XY平面と平行に配置され、第1ヘッダ10の内部空間をZ方向に仕切る。仕切部材15,16は、第1ヘッダ10の内部空間を、複数の小室に区分する。図2の例では、2個の仕切部材15,16が、内部空間を3個の小室11,12,13に区分する。2個の仕切部材15,16は、+Z側の第1仕切部材15および-Z側の第2仕切部材16である。3個の小室11,12,13は、+Z側の第1小室11、中央の第2小室12および-Z側の第3小室13である。図2の例では、第1小室11および第3小室13のZ方向の高さは同等であり、第2小室12は第1小室11および第3小室13よりもZ方向の高さが高い。
熱交換チューブ30の+X方向の第2端部は、第2ヘッダ20の内部に開口する。第2ヘッダ20に形成された2個の小室21,22には、それぞれ複数の熱交換チューブ30が開口する。図2の例では、2個の小室21,22に対して、それぞれ同数の熱交換チューブ30が開口する。
図1に示される冷凍サイクル装置1が暖房運転を行うとき、冷媒は上記と逆方向に流通する。つまり、液体冷媒が第2冷媒ポート19から第1ヘッダの第3小室13へ流入し、気液二相冷媒が第1冷媒ポート18から流出する。
図4は、仕切部材の斜視図である。仕切部材50は、一対の端板51,51と、断熱層52と、を有する。
図5に示されるように、第1ヘッダ10には、周壁を貫通する開口10wが形成される。仕切部材50は、第1ヘッダ10の径方向の外側(-X方向)から、開口10wを通って、第1ヘッダ10の内側に挿入される。開口10wのZ方向の高さは、仕切部材50のZ方向の高さと同等である。図6に示されるように、第1ヘッダ10の開口10wは、第1ヘッダ10の中心軸より-X方向に形成される。開口10wは、第1ヘッダ10の周方向の半周にわたって形成される。
これにより、第1小室11を流通する冷媒と、第2小室12を流通する冷媒との間で、仕切部材50を介した熱交換が行われるのを抑制することができる。そのため、冷媒は外気との間で熱交換する。したがって、熱交換器の熱交換量の低下を抑制することができる。
仕切部材50は第1ヘッダ10に当接して、第1ヘッダ10の内部を仕切る。第1ヘッダ10および端板51が同じ材料で形成されるので、両者の電蝕が抑制される。両者の膨張率が同じになるので、ロウ付け時の加熱による隙間の発生が抑制される。両者の融点が同じになるので、ロウ付け時の加熱による端板51の変形が抑制される。
熱交換器4の流入口および流出口が開口する第1小室11および第3小室13は、冷媒が単相の状態で流通する部分である。第1小室11と第2小室12との温度差は大きく、第2小室12と第3小室13との温度差は大きい。仕切部材50は、第1小室11と第2小室12との間および第2小室12と第3小室13との間を仕切る。これにより、仕切部材50を介した熱交換が行われるのを抑制することができる。したがって、熱交換器の熱交換量の低下を抑制することができる。
図7は、第1の実施形態の変形例における仕切部材の周辺の正面断面図である。図7は、図6のF5-F5線に相当する部分における断面図である。変形例の仕切部材150は、断熱層152が固体材料で形成される点で、第1の実施形態とは異なる。第1の実施形態と同様である点についての変形例の説明は省略される。
例えば、断熱層152は、第1の実施形態の断熱層52である空気層に、樹脂パテ剤を充填して硬化させることにより形成される。樹脂パテ剤の充填は、仕切部材150と第1ヘッダ10とをロウ付けにより固定した後に実施される。
変形例の断熱層152は、固体材料で形成される。これにより、断熱層152の両側の端板51に雨水や結露水が付着しないので、仕切部材150の腐食が抑制される。
図8は、第2の実施形態における仕切部材の斜視図である。第2の実施形態の仕切部材250は、連結部258が一対の端板51,51を第1半円部54の外周部において連結する点で、第1の実施形態とは異なる。第1の実施形態と同様である点についての第2の実施形態の説明は省略される。
Claims (5)
- 第1方向に間隔を置いて並列配置された複数の熱交換チューブと、
筒状に形成され、中心軸が前記第1方向に延びるとともに、前記第1方向に直交する第2方向に相互に離間して並んで配置され、前記複数の熱交換チューブの端部が内部に開口する少なくとも2つのヘッダと、
前記ヘッダの少なくとも1つの内部を前記第1方向に仕切り、前記ヘッダの形成材料より熱伝導率の小さい断熱層を有する仕切部材と、を有し、
前記仕切部材は、前記第1方向の両側に備わる一対の端板と、前記一対の端板を連結する連結部と、前記ヘッダの周壁を貫通する孔に挿入される突起と、を備え、
前記断熱層は、前記一対の端板の間に形成され、前記ヘッダの外周面の開口から外部に露出し、
前記断熱層は、前記第1方向における厚みが、前記端板の前記第1方向における厚みよりも大きく形成される、
熱交換器。 - 前記端板は、前記ヘッダの形成材料と同じ材料で形成される、
請求項1に記載の熱交換器。 - 前記断熱層は、固体材料で形成される、
請求項1または2に記載の熱交換器。 - 前記ヘッダの少なくとも1つは、前記熱交換器の外部から冷媒を流入する流入口および前記熱交換器の外部に冷媒を流出する流出口を有し、
前記仕切部材は、前記流入口および前記流出口が開口する前記ヘッダの内部を仕切る、
請求項1から3のいずれか1項に記載の熱交換器。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の熱交換器を有する、
冷凍サイクル装置。
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