JP7291400B2 - 包装袋の製造方法 - Google Patents
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Description
上記構成によれば、下部接着部における側部接着部との境界部分が密着することにより、側部接着部における下部接着部との境界部分において側面シート同士が密着しやすくなる。
まず、本実施形態の製造方法により製造される包装袋について説明する。
図1及び図2に示すように、包装袋10は、折り目Mが上方を向くように二つ折りにされた横長の略長方形状の底面シート11と、その底面シート11を挟み込むように対向配置された一対の縦長の長方形状の側面シート12とから構成されている。そして、二つ折りにされた底面シート11全体を挟んで一対の側面シート12を重ね合わせた状態として、側面シート12の左右両側及び下側の各縁部がそれぞれ接着されて、上方に開口を有する袋状に形成されている。
本実施形態の包装袋の製造方法は、複数のシート材を重ねた積層体を形成する積層工程と、積層体を袋状に接着する接着工程とを備えている。
接着工程において、第1接着工程として、積層体20における下部接着部13となる範囲である第1領域R1を接着するとともに、第2接着工程として、積層体20における側部接着部14となる範囲である第2領域R2を接着している。
(1)包装袋10の製造方法は、二つ折りにされた底面シート21を挟んで、一対の側面シート22が積層された積層体20を形成する積層工程と、積層体20の側面シート22及び底面シート21を接着する接着工程とを備える。接着工程は、積層体20の底面シート21が位置する部分を加熱及び加圧して、下部接着部13を接着する第1接着工程と、積層体20の底面シート21が位置しない部分を加熱及び加圧して側部接着部14を接着する第2接着工程と、積層体20の底面シート21が位置しない部分における底面シート21が位置する部分との境界部分を加熱及び加圧して、側部接着部14における下部接着部13との境界部分を接着する第3接着工程とを備える。
・第3接着工程を行うタイミングは、上記実施形態に限定されない。例えば、第2接着工程の前に第3接着工程を行ってもよいし、第2接着工程の前後の両方のタイミングにて第3接着工程を行ってもよい。また、第1接着工程の前に第2接着工程を行ってもよい。
・第2領域R2は、突出部15を含む範囲であってもよい。この場合、第3領域R3は、突出部15を含まない範囲とすることもできる。
・突出部15の形状を変更してもよい。例えば、上下方向において突出長さが等しい突出部15としてもよいし、下側ほど突出長さが短い突出部15としてもよい。また、突出部15における重なり部13a1に接する部分の先端は、重なり部13a1の中央側の端部13bに位置していなくてもよい。ただし、内部に収容した内容物を包装袋10の上縁部の開口から取り出す際に、内容物が突出部15に引っ掛かることを抑制する観点から、突出部15における重なり部13a1に接する部分の先端は、重なり部13a1の中央側の端部13bよりも包装袋10の側縁側に位置していることが好ましい。
・本発明の製造方法を、側部接着部14に突出部15を有さない包装袋10の製造方法に適用してもよい。
(イ)前記接着工程は、前記積層体の前記底面シートが位置する部分を含む第1領域を加熱及び加圧して、前記下部接着部を接着する第1接着工程と、前記積層体の前記底面シートが位置しない部分を含む第2領域を加熱及び加圧して、前記側部接着部を接着する第2接着工程と、前記第2接着工程の前後の少なくとも一方のタイミングで行われ、前記積層体の前記底面シートが位置しない部分における前記底面シートが位置する部分との境界部分であって、前記第2領域と重なる部分を含む第3領域を加熱及び加圧して、前記側部接着部における前記下部接着部との境界部分を接着する第3接着工程とを備える前記包装袋の製造方法。
10…包装袋
11,21…底面シート
12,22…側面シート
13…下部接着部
14…側部接着部
15…突出部
20…積層体
Claims (3)
- 対向して配置される一対の側面シートと、二つ折りの状態で前記側面シートの間に配置される底面シートとが接着されることにより袋状をなし、前記側面シートの下部と前記底面シートとが接着された下部接着部及び前記側面シートの側部同士が接着された側部接着部を備える包装袋を連続的に製造する包装袋の製造方法であって、
幅方向を前記包装袋の上下方向とする長尺状のシート材であって、一方の主面側に熱溶着性のシール層が形成されるとともに、他方の主面側に非熱溶着性の非シール層が形成された前記側面シートを形成するための長尺側面シート及び前記底面シートを形成するための長尺底面シートを用い、前記シール層により構成される主面が外側を向くように二つ折りにされた前記長尺底面シートを挟んで、前記シール層により構成される主面が対向するように一対の前記長尺側面シートが積層された積層体を形成する積層工程と、
前記積層体の前記長尺側面シート及び前記長尺底面シートを接着する接着工程と、
接着された前記積層体を幅方向に延びる切断線にて切断する工程とを備え、
前記接着工程は、
第1金型を押し当てて、前記積層体の前記長尺底面シートが位置する部分を加熱及び加圧して、前記下部接着部を接着する第1接着工程と、
第2金型を押し当てて、前記積層体の前記長尺底面シートが位置しない部分を加熱及び加圧して、前記側部接着部を接着する第2接着工程と、
第3金型を押し当てて、前記第2接着工程の前後の少なくとも一方のタイミングで行われ、前記積層体の前記長尺底面シートが位置しない部分における前記長尺底面シートが位置する部分との境界部分を加熱及び加圧して、前記側部接着部における前記下部接着部との境界部分を接着する第3接着工程とを備え、
前記第1金型、前記第2金型、及び前記第3金型の各々の下方位置を通過するように、一つの前記包装袋の幅に相当する長さずつ、連続的に送り出される前記積層体に対して、前記第1接着工程、前記第2接着工程、及び前記第3接着工程が行われ、
前記第1金型は、一つの前記包装袋の前記下部接着部を接着するものであるとともに、前記積層体を送り出す方向において前記積層体における前記切断線を跨ぐ領域を接着することを特徴とする包装袋の製造方法。 - 前記第3接着工程は、前記積層体の前記底面シートが位置する部分及び前記積層体の前記底面シートが位置しない部分に跨る範囲を加熱及び加圧する請求項1に記載の包装袋の製造方法。
- 前記包装袋の前記側部接着部は、中央側に突出するとともに前記底面シートの折り目に位置する縁を有する突出部を備え、
前記第3接着工程は、前記突出部となる範囲を加熱及び加圧する請求項1又は請求項2に記載の包装袋の製造方法。
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