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JP7291400B2 - 包装袋の製造方法 - Google Patents

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JP7291400B2 JP2020089094A JP2020089094A JP7291400B2 JP 7291400 B2 JP7291400 B2 JP 7291400B2 JP 2020089094 A JP2020089094 A JP 2020089094A JP 2020089094 A JP2020089094 A JP 2020089094A JP 7291400 B2 JP7291400 B2 JP 7291400B2
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Description

本発明は、包装袋の製造方法に関する。
特許文献1に開示される包装袋は、対向して配置される一対の側面シートと、上下二つ折りの状態で側面シートの間に配置される底面シートとが接着されることにより袋状をなしている。包装袋は、その側部において、側面シートの内面同士が接着された側部接着部と、その下部において、側面シートの内面と底面シートとが接着された下部接着部とを備えている。
特開2003-191964号公報
上記包装袋を製造する方法としては、熱溶着性のシール層を有するシート材からなる側面シート及び底面シートを積層した積層体を形成し、その積層体の一部を加熱及び加圧して、側面シート同士及び側面シートと底面シートとを接着する方法が挙げられる。この製造方法により製造された包装袋には、液状物を収容したときに、底面シートの折り目が位置する下部接着部と側部接着部との境界部分に液状物が浸入する場合があった。上記境界部分への液状物の浸入は、包装袋からの液漏れの原因になるおそれがある。
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、液漏れが抑制された包装袋の製造方法を提供することにある。
上記課題を解決する包装袋の製造方法は、対向して配置される一対の側面シートと、二つ折りの状態で前記側面シートの間に配置される底面シートとが接着されることにより袋状をなし、前記側面シートの下部と前記底面シートとが接着された下部接着部及び前記側面シートの側部同士が接着された側部接着部を備える包装袋の製造方法であって、一方の主面側に熱溶着性のシール層が形成されるとともに、他方の主面側に非熱溶着性の非シール層が形成された前記側面シート及び前記底面シートを用い、前記シール層により構成される主面が外側を向くように二つ折りにされた前記底面シートを挟んで、前記シール層により構成される主面が対向するように一対の前記側面シートが積層された積層体を形成する積層工程と、前記積層体の前記側面シート及び前記底面シートを接着する接着工程とを備え、前記接着工程は、前記積層体の前記底面シートが位置する部分を加熱及び加圧して、前記下部接着部を接着する第1接着工程と、前記積層体の前記底面シートが位置しない部分を加熱及び加圧して、前記側部接着部を接着する第2接着工程と、前記第2接着工程の前後の少なくとも一方のタイミングで行われ、前記積層体の前記底面シートが位置しない部分における前記底面シートが位置する部分との境界部分を加熱及び加圧して、前記側部接着部における前記下部接着部との境界部分を接着する第3接着工程とを備える。
本発明者は、包装袋における下部接着部と側部接着との境界部分に液状物が浸入する原因が、包装袋の製造過程にあることを見出した。すなわち、側面シートと底面シートとを積層した積層体は、二つ折りの底面シートが位置する部分と底面シートが位置しない部分との間でシートの層数が異なっている。そのため、側部接着部を形成するために積層体を加熱及び加圧した際に、底面シートが位置する部分と底面シートが位置しない部分との間に段差が生じ、この段差によって、側部接着部における段差の近傍の接着が不十分になる場合がある。この場合、包装袋の側部接着部における下部接着部との境界部分に液状物が浸入しやすくなる。
上記構成によれば、側部接着部となる範囲を加熱及び加圧する第2接着工程とは別に、側部接着部となる底面シートが位置しない部分における底面シートが位置する部分との境界部分を加熱及び加圧する第3接着工程を行っている。これにより、側部接着部における下部接着部との境界部分の接着をより確実なものにできる。その結果、上記境界部分への液状物の浸入に起因する液漏れが抑制された包装袋が得られる。
前記第3接着工程は、前記積層体の前記底面シートが位置する部分及び前記積層体の前記底面シートが位置しない部分に跨る範囲を加熱及び加圧することが好ましい。
上記構成によれば、下部接着部における側部接着部との境界部分が密着することにより、側部接着部における下部接着部との境界部分において側面シート同士が密着しやすくなる。
前記包装袋の前記側部接着部は、中央側に突出するとともに前記底面シートの折り目に位置する縁を有する突出部を備え、前記第3接着工程は、前記突出部となる範囲を加熱及び加圧することが好ましい。
上記構成によれば、突出部が設けられて、側部接着部における下部接着部との境界部分の幅が広くなる。これにより、側部接着部における下部接着部との境界部分が接着しやすくなる。
上記課題を解決する包装袋は、対向して配置される一対の側面シートと、二つ折りの状態で前記側面シートの間に配置される底面シートとが接着されることにより袋状をなす包装袋であって、前記側面シート及び前記底面シートは、一方の主面側に熱溶着性のシール層が形成されるとともに、他方の主面側に非熱溶着性の非シール層が形成されたシート材からなり、前記側面シートの下部と前記底面シートとが接着された下部接着部と、前記側面シートの側部同士が接着された側部接着部とを備え、前記側部接着部は、中央側に突出するとともに前記底面シートの折り目に位置する縁を有する突出部を備える。
本発明の包装袋の製造方法及び包装袋によれば、液漏れを抑制できる。
包装袋の斜視図。 包装袋の平面図。 積層工程の説明図。 (a)~(c)は、接着工程の説明図。 (a)~(c)は、接着工程の説明図。 接着工程後の積層体の部分拡大図。 (a)~(c)は、第1領域~第3領域の説明図。
以下、本発明の包装袋の製造方法の一実施形態について説明する。
まず、本実施形態の製造方法により製造される包装袋について説明する。
図1及び図2に示すように、包装袋10は、折り目Mが上方を向くように二つ折りにされた横長の略長方形状の底面シート11と、その底面シート11を挟み込むように対向配置された一対の縦長の長方形状の側面シート12とから構成されている。そして、二つ折りにされた底面シート11全体を挟んで一対の側面シート12を重ね合わせた状態として、側面シート12の左右両側及び下側の各縁部がそれぞれ接着されて、上方に開口を有する袋状に形成されている。
図2に示すように、包装袋10は、包装袋10を構成するシート同士が接着された下部接着部13及び側部接着部14を備えている。下部接着部13は、底面シート11の折り目Mから下の4層構造の部分において、各側面シート12の下部と底面シート11とが接着された部分であり、包装袋10の一方の側縁から他方の側縁に延びる上縁13aと包装袋10の下縁との間の全域に形成される。
下部接着部13の上縁13aは、幅方向の両側の端部から底面シート11の折り目Mに重なって幅方向に延びる重なり部13a1と、中央部分が下側に弓なりに凹んだ弧状をなし、重なり部13a1同士を接続する弧部13a2とを有する。
側部接着部14は、底面シート11の折り目Mから上の2層構造の部分において、側面シート12の側部同士が接着された部分であり、底面シート11の折り目Mから側面シート12の側縁上端まで、側面シート12の側縁に沿って形成される。
側部接着部14の下端部には、中央側に突出する突出部15が設けられている。突出部15は、下部接着部13の上縁13aの重なり部13a1に接する縁、即ち、底面シート11の折り目Mに位置する縁を有するとともに、上側ほど突出長さが短くなる三角形状に形成されている。また、突出部15における重なり部13a1に接する部分の先端は、重なり部13a1の中央側の端部13bに位置している。
次に、包装袋10の製造方法について説明する。ここでは、複数の包装袋10を連続的に製造する場合について説明する。
本実施形態の包装袋の製造方法は、複数のシート材を重ねた積層体を形成する積層工程と、積層体を袋状に接着する接着工程とを備えている。
図3に示すように、積層工程は、底面シート21及び一対の側面シート22を重ねることにより積層体20を形成する工程である。底面シート21及び側面シート22としては、一方の主面側にシール層が形成されるとともに、他方の主面側に非シール層が形成された多層構造のシート材が用いられる。
上記シール層は、熱溶着性の樹脂材により構成される層である。上記シール層を構成する熱溶着性の樹脂材としては、例えば、ポリエチレン、未延伸ポリプロピレン、エチレン-酢酸ビニル共重合体が挙げられる。
上記非シール層は、上記シール層を形成する樹脂材よりも熱溶着性の低い樹脂材、又は熱溶着性を有さない材料により構成される層である。上記シール層を形成する樹脂材よりも熱溶着性の低い樹脂材としては、例えば、延伸ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリ塩化ビニル、セロハン、ポリスチレンが挙げられる。
一対の側面シート22は、長尺状のシート材であり、積層工程において、シール層により構成される主面が互いに対向するように積層される。本実施形態では、側面シート22の幅方向に二つの包装袋10を形成するために、側面シート22の幅Hを包装袋10の上下方向長さの2倍に設定している。
底面シート21は、シール層により構成される主面が外側を向くように二つ折りにされた長尺状のシート材である。積層工程において、底面シート21は、折り目Mを側面シート22の幅方向中央側に向けるとともに、折り目Mの反対側の縁を側面シート22の幅方向の両側の縁に揃えるようにして、一対の側面シート22の間に積層される。
本実施形態では、側面シート22の幅方向に二つの包装袋10を形成するために、一対の側面シート22の間に、二つの底面シート21を積層している。一方の底面シート21は、側面シート22の幅方向の一方側の縁に揃えるように積層されるとともに、他方の底面シート21は、側面シート22の幅方向の他方の縁に揃えるように積層されている。
側面シート22及び底面シート21は、ロールに巻き取られた状態から連続的に送り出されるとともに、その途中にて互いに積層されることにより積層体20とされて、続く接着工程へと送り出される。
図4及び図5に示すように、接着工程は、積層体20に対して、加熱されたシール用金型を押し当てて、押し当てられた部分のシール層同士を熱溶着させる工程である。本実施形態では、シール用金型として、それぞれ形状の異なる第1金型31、第2金型32、及び第3金型33を用いる。接着工程では、第1金型31を用いた第1接着工程、第2金型32を用いた第2接着工程、及び第3金型33を用いた第3接着工程が順に行われる。
図4(a)及び図4(b)に示すように、第1接着工程においては、積層体20が第1金型31の下方位置に送られる。そして、積層体20の幅方向(図4の上下方向)の両側にて底面シート11が位置している4層部分20aに対して、加熱された第1金型31が積層方向に押し当てられる。
積層体20における第1金型31により加熱及び加圧される範囲である第1領域R1を図6に示す。また、一つの包装袋10として見た場合の第1領域R1を図7(a)に示す。図6及び図7(a)に示すように、第1領域R1は、包装袋10の下部接着部13となる範囲であり、第1接着工程によって底面シート21と側面シート22とが熱溶着により接着されて下部接着部13が形成される。
図4(c)に示すように、第2接着工程においては、第1接着工程を経た積層体20が第2金型32の下方位置に送られる。そして、積層体20における底面シート11が位置している4層部分20a及び底面シート11が位置していない2層部分20bに対して、幅方向に延びる加熱された第2金型32が積層方向に押し当てられる。
積層体20における第2金型32により加熱及び加圧される範囲である第2領域R2を図6に示す。また、一つの包装袋10として見た場合の第2領域R2を図7(b)に示す。図6及び図7(b)に示すように、第2領域R2は、突出部15を除いた側部接着部14となる範囲を含んで、積層体20の幅方向の一端から他端へ延びる特定幅の領域であり、積層体20の幅方向の両端部が第1領域R1と重なっている。第2接着工程によって、側面シート12同士が熱溶着により接着されて、突出部15を除く側部接着部14が形成される。
図5(a)に示すように、第3接着工程においては、第2接着工程を経た積層体20が第3金型33の下方位置に送られる。そして、積層体20における底面シート11が位置している4層部分20a及び底面シート11が位置していない2層部分20bに対して、加熱された第3金型33が積層方向に押し当てられる。
積層体20における第3金型33により加熱及び加圧される範囲である第3領域R3を図6に示す。また、一つの包装袋10として見た場合の第3領域R3を図7(c)に示す。図6及び図7(c)に示すように、第3領域R3は、底面シート11が位置している4層部分20aと底面シート11が位置していない2層部分20bとの境界及びその周囲の領域であり、その一部が第1領域R1及び第2領域R2と重なっている。また、第3領域R3には、側部接着部14の突出部15となる部分が含まれている。
第3接着工程によって、第2領域R2における第3領域R3と重なる部分、即ち、既に接着された2層部分20bにおける4層部分20aとの境界部分が再度、加熱及び加圧されて、より確実に接着される。また、第3接着工程によって、側面シート12同士が熱溶着により接着されて、側部接着部14の突出部15が形成される。
図4(a)~(c)及び図5(a)~図5(b)に示すように、第1金型31、第2金型32、及び第3金型33の下方位置を順に通過するように連続的に送り出される積層体20に対して、第1接着工程、第2接着工程、及び第3接着工程が順に行われることにより、第1~3領域R1~R3が接着された積層体20が得られる。なお、第2接着工程及び第3接着工程については、積層体20における包装袋10の両側部となる部分に対してそれぞれ行われる。
図5(c)及び図6に示すように、第1~3領域R1~R3が接着された積層体20に対して、所定の切断線34にて切断する処理が施されることにより、目的の包装袋10が得られる。
次に、本実施形態の作用について説明する。
接着工程において、第1接着工程として、積層体20における下部接着部13となる範囲である第1領域R1を接着するとともに、第2接着工程として、積層体20における側部接着部14となる範囲である第2領域R2を接着している。
ここで、積層体20は、二つ折りの底面シート21が位置する4層部分20aと、底面シート21が位置しない2層部分20bとの間でシートの層数が異なっている。そのため、第2接着工程において、積層体20に第2金型32を押し当てた際に、底面シート21が位置する4層部分20aと底面シート21が位置しない2層部分20bとの間、即ち、折り目Mが位置する部分に段差が生じる。この段差によって、2層部分20bにおける段差の近傍では側面シート22同士が十分に密着せずに、側面シート22同士の接着が不十分になる場合がある。
そこで、本実施形態では、第2接着工程の後に、第3接着工程として、側部接着部14となる2層部分20bにおける4層部分20aとの境界部分、即ち、段差となる折り目Mの近傍を再度、加熱及び加圧する処理を行っている。これにより、側部接着部14における下部接着部13との境界部分をより確実に接着できる。
次に、本実施形態の効果について記載する。
(1)包装袋10の製造方法は、二つ折りにされた底面シート21を挟んで、一対の側面シート22が積層された積層体20を形成する積層工程と、積層体20の側面シート22及び底面シート21を接着する接着工程とを備える。接着工程は、積層体20の底面シート21が位置する部分を加熱及び加圧して、下部接着部13を接着する第1接着工程と、積層体20の底面シート21が位置しない部分を加熱及び加圧して側部接着部14を接着する第2接着工程と、積層体20の底面シート21が位置しない部分における底面シート21が位置する部分との境界部分を加熱及び加圧して、側部接着部14における下部接着部13との境界部分を接着する第3接着工程とを備える。
上記構成によれば、側部接着部14における下部接着部13との境界部分をより確実に接着できる。その結果、側部接着部14における下部接着部13との境界部分への液状物の浸入に起因する液漏れが抑制された包装袋10が得られる。
(2)第3接着工程では、積層体20の底面シート21が位置する4層部分20a及び積層体20の底面シート21が位置しない2層部分20bに跨る範囲を加熱及び加圧する。
上記構成によれば、下部接着部13における側部接着部14との境界部分が密着することにより、側部接着部14における下部接着部13との境界部分において側面シート22同士が密着しやすくなる。
(3)包装袋10の側部接着部14は、中央側に突出するとともに底面シート11の折り目Mに位置する縁を有する突出部15を備えている。第3接着工程は、突出部15となる範囲を含む領域を加熱及び加圧している。
上記構成によれば、突出部15が設けられて、側部接着部14における下部接着部13との境界部分の幅が広くなることにより、上記境界部分の接着を更に確実なものとすることができる。
なお、本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・第3接着工程を行うタイミングは、上記実施形態に限定されない。例えば、第2接着工程の前に第3接着工程を行ってもよいし、第2接着工程の前後の両方のタイミングにて第3接着工程を行ってもよい。また、第1接着工程の前に第2接着工程を行ってもよい。
・第1領域R1及び第2領域R2を同時に加熱及び加圧できる金型を用いる等して、第1接着工程及び第2接着工程を同時に行ってもよい。
・第2領域R2は、突出部15を含む範囲であってもよい。この場合、第3領域R3は、突出部15を含まない範囲とすることもできる。
・第3領域R3は、積層体20の底面シート21が位置する4層部分20aを含まない範囲であってもよい。
・突出部15の形状を変更してもよい。例えば、上下方向において突出長さが等しい突出部15としてもよいし、下側ほど突出長さが短い突出部15としてもよい。また、突出部15における重なり部13a1に接する部分の先端は、重なり部13a1の中央側の端部13bに位置していなくてもよい。ただし、内部に収容した内容物を包装袋10の上縁部の開口から取り出す際に、内容物が突出部15に引っ掛かることを抑制する観点から、突出部15における重なり部13a1に接する部分の先端は、重なり部13a1の中央側の端部13bよりも包装袋10の側縁側に位置していることが好ましい。
・上記実施形態では、複数の包装袋10を連続的に製造する場合について説明したが、包装袋10を一つずつ製造する場合に本発明の製造方法を適用してもよい。
・本発明の製造方法を、側部接着部14に突出部15を有さない包装袋10の製造方法に適用してもよい。
次に、上記実施形態及び変更例から把握できる技術的思想を以下に記載する。
(イ)前記接着工程は、前記積層体の前記底面シートが位置する部分を含む第1領域を加熱及び加圧して、前記下部接着部を接着する第1接着工程と、前記積層体の前記底面シートが位置しない部分を含む第2領域を加熱及び加圧して、前記側部接着部を接着する第2接着工程と、前記第2接着工程の前後の少なくとも一方のタイミングで行われ、前記積層体の前記底面シートが位置しない部分における前記底面シートが位置する部分との境界部分であって、前記第2領域と重なる部分を含む第3領域を加熱及び加圧して、前記側部接着部における前記下部接着部との境界部分を接着する第3接着工程とを備える前記包装袋の製造方法。
M…折り目
10…包装袋
11,21…底面シート
12,22…側面シート
13…下部接着部
14…側部接着部
15…突出部
20…積層体

Claims (3)

  1. 対向して配置される一対の側面シートと、二つ折りの状態で前記側面シートの間に配置される底面シートとが接着されることにより袋状をなし、前記側面シートの下部と前記底面シートとが接着された下部接着部及び前記側面シートの側部同士が接着された側部接着部を備える包装袋を連続的に製造する包装袋の製造方法であって、
    幅方向を前記包装袋の上下方向とする長尺状のシート材であって、一方の主面側に熱溶着性のシール層が形成されるとともに、他方の主面側に非熱溶着性の非シール層が形成された前記側面シートを形成するための長尺側面シート及び前記底面シートを形成するための長尺底面シートを用い、前記シール層により構成される主面が外側を向くように二つ折りにされた前記長尺底面シートを挟んで、前記シール層により構成される主面が対向するように一対の前記長尺側面シートが積層された積層体を形成する積層工程と、
    前記積層体の前記長尺側面シート及び前記長尺底面シートを接着する接着工程と
    接着された前記積層体を幅方向に延びる切断線にて切断する工程とを備え、
    前記接着工程は、
    第1金型を押し当てて、前記積層体の前記長尺底面シートが位置する部分を加熱及び加圧して、前記下部接着部を接着する第1接着工程と、
    第2金型を押し当てて、前記積層体の前記長尺底面シートが位置しない部分を加熱及び加圧して、前記側部接着部を接着する第2接着工程と、
    第3金型を押し当てて、前記第2接着工程の前後の少なくとも一方のタイミングで行われ、前記積層体の前記長尺底面シートが位置しない部分における前記長尺底面シートが位置する部分との境界部分を加熱及び加圧して、前記側部接着部における前記下部接着部との境界部分を接着する第3接着工程とを備え
    前記第1金型、前記第2金型、及び前記第3金型の各々の下方位置を通過するように、一つの前記包装袋の幅に相当する長さずつ、連続的に送り出される前記積層体に対して、前記第1接着工程、前記第2接着工程、及び前記第3接着工程が行われ、
    前記第1金型は、一つの前記包装袋の前記下部接着部を接着するものであるとともに、前記積層体を送り出す方向において前記積層体における前記切断線を跨ぐ領域を接着することを特徴とする包装袋の製造方法。
  2. 前記第3接着工程は、前記積層体の前記底面シートが位置する部分及び前記積層体の前記底面シートが位置しない部分に跨る範囲を加熱及び加圧する請求項1に記載の包装袋の製造方法。
  3. 前記包装袋の前記側部接着部は、中央側に突出するとともに前記底面シートの折り目に位置する縁を有する突出部を備え、
    前記第3接着工程は、前記突出部となる範囲を加熱及び加圧する請求項1又は請求項2に記載の包装袋の製造方法
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