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JP7284253B2 - 情報処理方法、情報処理サーバ、プログラムおよび情報処理システム - Google Patents

情報処理方法、情報処理サーバ、プログラムおよび情報処理システム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理方法、情報処理サーバ、プログラムおよび情報処理システムに関する。
従来、移動体の保険料を設定するために、移動体に対するメンテナンス状態を考慮する移動体保険料算出方法が知られている(特許文献1)。特許文献1は、移動体に対するメンテナンス状態が所定のメンテナンス条件を充足した場合に、基本保険料から所定の額の割引額を割り引いて保険料を算出する技術を開示している。
特開2018-60247号公報
しかしながら、特許文献1で開示される移動体保険料算出方法は、メンテナンス状態に応じた保険料の割引を提供することを開示するにすぎない。すなわち、蓄積した信用力を車両(移動体)の維持管理用途(移動体の貸与等)で利用可能にすることは考慮されていない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、運転者の信用力を車両の維持管理用途に利用するために、運転者の運転の質に対する動機付けを与える技術を提供することである。
本発明によれば、
各工程を情報処理サーバによって実行する情報処理方法であって、
車両を運転する運転者を評価するための評価情報を外部装置から取得する取得工程と、
前記評価情報に基づいて、運転者の信用力を算出する信用力算出工程と、
前記算出された信用力を、前記車両の貸与費用の支払いに利用可能な取引単位における額に換算して、換算した額を前記運転者に付与する付与工程と、を含み、
前記評価情報は、前記運転者の労働の効率、労働量、及び労働の規則性の少なくとも1つと、前記運転者の前記貸与費用の支払い状況とを含む情報処理方法が提供される。
本発明によれば、運転者の信用力を車両の維持管理用途に利用するために、運転者の運転の質に対する動機付けを与える技術を提供可能になる。
本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面を参照とした以下の説明により明らかになるであろう。なお、添付図面においては、同じ若しくは同様の構成には、同じ参照番号を付す。
添付図面は明細書に含まれ、その一部を構成し、本発明の実施の形態を示し、その記述と共に本発明の原理を説明するために用いられる。
本発明の本実施形態に係る情報処理システムの一例を示す図 本実施形態に係る情報処理サーバの機能構成例を示すブロック図 本実施形態に係る情報処理サーバのソフトウェア構成の一例を示すブロック図 本実施形態に係る信用力換算処理の一連の動作を示すフローチャート 本実施形態に係る車両の機能構成例を示すブロック図 本実施形態に係る走行データから信用力を算出するためのテーブルの一例を示す図 本実施形態に係る定性的な評価情報を入力する操作画面の一例を示す図
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでするものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴うち二つ以上の特徴が任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
[システム概要]
図1は、本実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。本実施形態に係る情報処理システム10は、情報処理サーバ100と車両101とから構成される。更に、情報処理システム10は、運転者102の用いる通信装置103と、客104の用いる通信装置105との少なくともいずれかを更に含んでもよい。
運転者102は車両101を運転する運転者であり、例えば賃金の支払いを受けて客104を乗せ、目的地まで車両101を運転する。すなわち、以下の説明では、車両101の運転が仕事として行われる場合を例に説明する。但し、当該運転が業務としてなされるものであってもよい。また仕事や業務以外のためであってもよい。車両101は、例えば、車両のリースサービスを提供する会社から運転者102に貸与されており、運転者102はリースサービスに対して所定の期間ごとに貸与の対価(貸与費用)を支払う。なお、本実施形態では、車両101が二輪である場合を例に説明するが車両101は四輪であってもよい。
情報処理サーバ100は、車両のリースサービスに用いられるサーバであり、運転者の運転を評価して運転者に対する信用力を管理する。運転者に対する信用力は、運転者が車両をより多く且つ適切に運転するほど運転者の信用力が蓄積するように管理される。情報処理サーバ100はまた、運転者の信用力に応じて運転者にポイントを付与する。ポイントは、リースサービスの会社によって発行される。ポイントは、所定の支払いに使用可能な取引の単位であり、サービスを行っている国の通貨に換算することができるが、そのものではない。このポイントは、例えば、上記リースサービスの貸与費用の支払いに利用可能となっている。また、ポイントは、車両の貸与費用だけでなく、車両のメンテナンス費用に充当することもできる。あるいは、車両を買い取ることが可能な場合には、買い取り費用に充当できるようにしてもよい。このように、信用力に応じてポイントを付与することにより、適切な車両の運転に対する動機付けを運転者に与えることができる。
車両101は、情報処理サーバ100と通信が可能であり、車両101のセンサで収集された加速度等のデータ(走行データともいう)を随時あるいは所定のタイミングで情報処理サーバに送信する。走行データについては後述する。走行データは車両101を運転する運転者102を評価するための評価情報を構成する。情報処理サーバ100は、運転者の信用力を算出するために取得した走行データを用いる。
通信装置105は、客104が保有する通信端末であり、通信ネットワークを介して情報処理サーバと通信することができる。客104は、通信装置105を用いて、運転者102に対する運転の評価を入力し、当該評価に関する情報を情報処理サーバ100に送信することができる。また、客104は通信装置105を用いて運賃の支払いを行うことができる。通信装置105は、例えば、不図示のオンライン決済用のサーバなどと通信したり、メッセージサービスを利用したりして代金の決済を行うことができる。
なお、本実施形態では、客104が通信装置105を介して情報処理サーバ100に評価に関する情報を送信することを想定しているが、評価に関する情報は、運転者102の保有する通信装置103から入力されて、情報処理サーバ100に送信されてもよい。この場合、例えば運転者102が客104にヒアリングを行って、聞き取った内容を通信装置103に入力する。通信装置103は情報処理サーバ100と通信して、入力された評価に関する情報を情報処理サーバ100に送信する。
[情報処理サーバの機能構成例]
図2は、情報処理サーバ100の機能構成例を示すブロック図である。制御部200は、1つ以上のCPU(Central Processing Unit)201と、HDD(Hard Disc Drive)202と、RAM(Random Access Memory)203とを含んで構成される。CPU201は、HDD202に格納されたプログラムを読み出して実行することにより、以下に示す各種処理を制御する。HDD202は、不揮発性の記憶領域であり、各種処理に対応するプログラムが格納される。なお、HDDの代わりに半導体メモリが用いられてもよい。RAM203は、揮発性の記憶領域であり、例えば、ワークメモリなどとして利用される。なお、制御部200は、GPU(Graphics Processing Unit)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、あるいは専用回路などから構成されてもよい。また、制御部200の各構成要素が仮想化された構成であってもよい。
電源部204は、情報処理サーバ100に外部からの電源を供給する部位である。通信部205は、通信ネットワークを介して車両101や通信装置105等と通信を行うための部位であり、通信方式や通信プロトコルなどは特に限定するものではない。
[情報処理サーバのソフトウェア構成]
図3は、本実施形態に係る情報処理サーバ100のソフトウェア構成の例を示す図である。本実施形態において、各処理部はCPU201がHDD202等に格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。また、各DB(データベース)は、HDD202に構成される。なお、ソフトウェア構成は本実施形態の実施に必要な構成例のみを示しており、ファームウェア、OS、ミドルウェア、ウェブサービス用モジュールなどの各ソフトウェア構成は省略している。
評価情報取得部301は、車両101および通信装置105からの評価情報を通信処理部303を介して取得する。評価情報取得部301は車両101からアップロードされる走行データを取得する制御を行うほか、ウェブアプリケーションの動作を制御して通信装置105のWebブラウザやアプリケーションで入力される定性的な評価データを取得する制御を行う。評価情報管理部302は、評価情報取得部301が取得した走行データと定性的な評価情報とをそれぞれ関連付けて評価情報DB310に格納し、評価情報を管理する。評価情報DB310は、運転者ごとの評価情報を格納するデータベースである。
通信処理部303は、運転者102の運転する車両101又は客104の用いる通信装置105との間の各種通信プロトコルを制御する。信用情報管理部304は、評価情報DB310の評価情報から、運転者ごとの信用力のスコア(信用情報)を算出して、信用情報DB311に格納する。本実施形態における信用力のスコアの算出方法については後述する。信用情報DB311は運転者ごとの信用力のスコア(信用情報)を格納するデータベースである。
ポイント付与部305は、信用情報DB311に格納された運転者の信用力のスコアを、貸与費用の支払いやメンテナンス費用の支払いに利用可能ポイント数に換算し、換算されたポイント数を運転者に付与する。ポイント付与部305は、付与したポイントを運転者ごとにポイントDB312に格納する。支払処理部306は、運転者が貸与費用やメンテナンス費用の支払いに付与されたポイントを使用することを望む場合、当該支払いに付与されたポイントを反映して支払処理を行う。
支払いに利用可能なポイントとして、例えばリース会社が発行、管理する仮想通貨が用いられてもよい。この場合、運転者は貸与費用やメンテナンス費用の支払いを、付与された仮想通貨で決済することができる。仮想通貨は例えば通常の取引に使われる通貨とその価値が連動しないものであってよい。もちろん、上記仮想通貨以外の汎用的な仮想通貨を用いてもよいし、仮想通貨に限らず、通常の取引に用いられる通貨と固定比率で換金可能なポイントを用いてもよい。
[評価情報]
評価情報管理部302は、評価情報取得部301によって取得された評価情報を評価情報DB310に格納する。評価情報DB310に格納される評価情報は、運転者ごとに管理され、運転者ごとの評価情報は、更に、客104を乗せて運賃の支払いを受けた運転(各運転を単に乗客運転という)ごとに管理される。すなわち、評価情報は、運転者ごとに、1つ以上の乗客運転ごとの評価情報が存在する。各乗客運転の評価情報には、当該乗客運転における走行データと、当該乗客運転における定性的な評価情報とが関連付けられている。走行データには、当該乗客運転の開始時刻、終了時刻、開始から終了時刻までの間の車両の位置の推移を示す時系列データ、当該時刻間の車両の速度の推移を示す時系列データ、当該時刻間の車両の加速度の推移を示す時系列データが含まれる。また、走行データには、当該車両の走行が然るべき期間にメンテナンスがなされていない状態で走行したものか否かを示す情報が付加されてもよい。また、乗客運転を識別する乗客運転ID,運転者を識別する運転者ID等の識別子も付加されてよい。一方、定性的な評価情報は、例えば、運転者のマナーや事故の有無、信号無視の有無を評価値として点数化した情報を含む。具体的には、運転者の態度(例えば1~5点)、運転者の接し方(例えば1~5点)、運転者の素行(例えば1~5点)、運転者がヘルメットを装着していたか(例えば0または1点)、運転者が運転において事故を起こしたか(例えば0または1点)を含む。また、運転者が運転において信号を無視して走行したか(例えば0または1点)を更に含んでよい。なお、運転手が信号を無視したか否かの情報は定性的な評価情報として得られる例を説明しているが、車両の撮像部で撮影した動画を走行データとして情報処理サーバ100に送信し、情報処理サーバにおける画像解析によって信号を無視したか否かを判定するようにしてもよい。
[信用力スコアの算出]
本実施形態では、上述した評価情報に基づいて、運転者の信用力を算出する。本実施形態では、例えば、乗客運転ごとの走行データと定性的評価情報とをそれぞれ数値化した信用力(信用力スコアという)に変換して合算する。図6は、乗客運転ごとの走行データから信用力スコアを算出するための変換テーブルの一例を示している。例えば、運転者102が客104を乗せて1回の乗客運転を終了し、当該乗客運転の走行データが情報処理サーバ100にアップロードされた状況を例に考える。このとき、この乗客運転では車両は10km(単位距離はkm)の距離を移動したものとする。
情報処理サーバ100は、まず、走行データから、所定の速度閾値を超える速度超過が発生した数を算出する。単位距離(例えば1km)を走行するごとに当該速度超過が発生したかを判定し、図6に示すテーブルに基づく点数を合算する。例えば、10kmの走行のうち、最初の1kmで速度超過が発生したが他の区間では速度超過が発生していない場合、速度超過に関する点数は、列601に基づき、1点*1(最初の1km)+3点*9(残り9km)=28点となる。急加速および急減速についても同様に、単位距離(例えば1km)を走行するごとに当該急加速/急減速が発生したかを判定し、列602/603に基づき、点数を算出する。そして、情報処理サーバ100は、速度超過と急加速と急減速とに対してそれぞれ算出した点数を合算して、当該乗客運転における走行データからの信用力スコアとする。また、メンテナンス期間を過ぎてもメンテナンスされていない場合、所定の点数を信用力スコアから差し引いてもよい。
次に、定性的な評価情報からの信用力スコアの算出について説明する。定性的な評価情報は、例えば図7に示すような画面700を用いて入力可能である。例えば、項目は任意であってよいが、例えば「運転者の接客態度」、「運転者の接し方」、「運転者の素行」、「運転者がヘルメットを着用していたか」、「運転者が運転において事故を起こしたか」などの項目について客が評価を付与する。例えば「運転者の接客態度」、「運転者の接し方」、「運転者の素行」については、選択された評価(例えば5点を最高評価とする1~5点)に対して予め信用力スコアの点数(5点を最高とする1~5点)を割り当てておく。また、「運転者がヘルメットを着用していたか」について「着用」であれば5点、「着用せず」であれば-10点などとする。また、「運転者が運転において事故を起こしたか」については、「無」であれば5点、「有」であれば-10点などとしてもよい。情報処理サーバ100は、各項目の点数を例えば単位距離あたりの点数として、乗客運転に対する信用力スコアを計算する。
情報処理サーバ100は、走行データからの信用力スコアと定性的な評価情報からの信用力スコアとを合算して乗客運転に対する信用力スコアとする。そして、対象の運転者の過去の乗客運転から算出されている信用力スコアに、最新の乗客運転から算出された信用力スコアを合算し、当該運転者に対する最新の信用力スコアを算出する。
上記例では、走行データの信用力スコアと定性的な評価情報からの信用力スコアとを単に合算する場合を例に説明したが、2つの信用力スコアに重み付けして合算してもよい。また、加重平均を求めるようにしてもよい。走行データと定性的評価情報とを数値化した信用力に変換できればこれらの方法に限らず他の方法を用いてもよい。また、上記例では、乗客運転に対する信用力スコアの計算を評価情報の内容に基づいて計算する場合を例に説明した。しかし、運転者の信用力を他の情報を用いて算出するようにしてもよい。すなわち、評価情報の入力の精度や頻度を用いてもよい。例えば、評価情報を第三者がレビューするなどして精度を入力し、第三者によるレビュー結果が精度の高さを示すほど高い信用力を与えることができる。また、評価情報の頻度が高いほど高い信用力を与えることができる。更に、運転者の貸与費用の支払い状況を加味してもよい。例えば、貸与費用が遅延なく支払われている場合や支払いが滞っていない場合に信用力を与えることができる。更に、運転手の労働の効率が高いほど或いは労働量が多いほど高い信用力を与えてもよい。労働の効率や労働量は所定期間における乗客運転の数を算出することにより求めることができる。また、労働の規則性に基づいて信用力を与えてもよい。所定の労働時間の間に所定の割合の乗客運転数が含まれるかに応じて、信用力を与えるようにしてもよい。
[車両の機能構成例]
次に、車両101の機能構成例について説明する。図5は、車両101の機能構成例を示すブロック図である。制御部510は、1つ以上のCPU511と、HDD512と、RAM513とを含んで構成される。CPU511は、HDD512に格納されたプログラムを読み出して実行することにより、車両における各種処理を制御する。HDD512は、不揮発性の記憶領域であり、各種処理に対応するプログラムが格納される。なお、HDDの代わりに半導体メモリが用いられてもよい。RAM513は、揮発性の記憶領域であり、例えば、ワークメモリなどとして利用される。なお、制御部510は、GPUやASIC、あるいは専用回路などから構成されてもよい。
更に、本実施形態に係る車両101は、外部との情報のインターフェースとなる各種部位を備える。以下に示す各部位は、制御部510による制御に基づいて動作する。操作部514は、車両に対する各種操作を受け付ける部位であり、例えば、スイッチやタッチパネルなどが含まれる。操作部514は、本実施形態では例えば、乗客運転の開始および終了を入力する操作やナビゲーションの操作を受け付ける。撮像部515は、周辺の画像情報を取得する部位であり、例えば、ドライブレコーダ用のカメラなどが含まれる。本実施形態では例えば、車両が走行する前方の景色を撮影した画像を取得する。運転者の様子を撮影した撮影画像を更に取得してもよい。
電源部516は、車両101の電源を供給する部位であり、バッテリーに相当する。表示部517は、操作メニュー、ナビゲーション用の地図データ、乗客運転の費用などの各種情報を出力するための部位であり、ディスプレイなどが含まれる。表示部517と操作部514は、例えば、タッチパネルディスプレイとしてまとめて構成されてもよい。
駆動部521は、車両を走行させる部位であり、例えば、アクチュエーターやタイヤ、モーター、エンジンなどが含まれていてよい。センサ部522は、車両の速度および加速度を取得するための各種センサを含む。センサとしては、例えば、速度センサ、加速度センサ、赤外線センサ、画像センサなどが含まれてよく、取得すべき情報に応じてセンサが設けられてよい。また、撮像部515がセンサ部522に含まれてもよい。通信部523は、ネットワークを介して外部装置(例えば情報処理サーバ100)と通信を行うための部位であり、通信方式や通信プロトコルなどは特に限定するものではない。通信部523は、例えば、取得された走行データや画像情報を情報処理サーバ100に送信したり、不図示のナビゲーションサーバから地図データを受信したりする。また、通信部523には、自身の位置情報を検知するためのGPS(Global Positioning System)が含まれてもよい。
[通信装置105の構成]
通信装置105については図示していないが、通信装置105は、1つ以上のCPUと、HDDと、RAMとを含む制御部を有し、通信装置105のCPUは、HDDに格納されたプログラムを読み出して実行することにより、図7に示した画面700の表示を制御する。また通信装置105の制御部は客104によって入力された運転者の評価を情報処理サーバ100に送信する。
[ポイント換算処理の一連の動作]
図4は、本実施形態に係る情報処理サーバ100のポイント換算処理の一連の動作を示すフローチャートである。本実施形態において、本処理は、情報処理サーバ100のCPU201がHDD202に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。各処理工程は、例えば、図2の部位や図3の処理部が協働して実現されるが、ここでは説明を簡略化するために、処理主体を情報処理サーバ100として包括的に説明する。なお、本処理は、運転者102が客104を乗せて目的地に到着した(すなわち1つの乗客運転が終了した)状況において、車両101から走行データのアップロードが行われるところから開始される。
S401において、情報処理サーバ100は、評価情報である乗客運転に係る走行データを、車両101から取得する。上述したように、走行データには、当該乗客運転の開始時刻、終了時刻、開始から終了時刻までの間の車両の位置の推移、速度の推移、加速度の推移を示す時系列データが含まれる。情報処理サーバ100は、取得した走行データを、乗客運転ID及び運転者IDと関連付けて評価情報DBに格納する。
S402において、情報処理サーバ100は、評価情報である定性的な評価情報を、通信装置105から取得する。上述のように、定性的な評価情報は、例えば、図7に示した画面700に示す項目についての評価情報が客104によって入力され、通信装置105から情報処理サーバ100に送信される。情報処理サーバ100は、定性的な評価情報を取得すると、取得した定性的な評価情報を同じ乗客運転の走行データと関連付けて、評価情報DBに格納する。
S403において、情報処理サーバ100は、評価情報に基づいて、運転者に対する信用力を算出する。情報処理サーバ100は、処理対象の乗客運転の走行データを解析して、単位距離ごとに、閾値速度を超える速度の超過があったか、閾値加速度を超える急加速があったか、閾値減速度を超える急減速があったかを判定し、図6を参照して上述した方法で信用力スコアを算出する。また、同一の乗客運転の定性的な評価情報に基づき、上述のように、信用力スコアを算出して、走行データに基づく信用力スコアと合算する。情報処理サーバ100は、過去の乗客運転に基づいて算出され、蓄積されている運転者の信用力スコアに新たに算出した乗客運転の信用力スコアを合算する(すなわち最新の信用力スコアを更新する)。新たな信用力スコアは信用情報DBに格納されてよい。
S404において、情報処理サーバ100は、運転者の信用力スコアが所定値以上になったかを判定する。本ステップにおける所定値は、運転者に一定以上の信用力が蓄積されたかを判定するための閾値であり、優良な運転者が数年程度の営業実績を積んで到達するような経験的あるいは統計的な数値を設定してもよい。複数の運転者に対して同一の閾値を設定してもよいし、運転者の属す会社や属性、リース会社との関係に応じて、閾値を運転者ごとに異ならせてもよい。このようにすれば、運転者ごとに異なるタイミングでポイントによる支払いを利用可能にすることができる。情報処理サーバ100は、運転者の信用力スコアが所定値以上であると判定した場合にはS405に進み、そうでない場合にはS401に進む。
S405において、情報処理サーバ100は、運転者の信用力スコアをポイントの額に換算して、運転者に付与する。ここで、ポイントが例えばリース会社が発行、管理する仮想通貨である場合、予め定められた信用力とポイント(仮想通貨)の変換割合に基づいて、運転者に付与するポイントに換算する。なお、蓄積された信用力スコアのどれだけの量をポイントに換算することができるかについては、予め設定しておけばよい。情報処理サーバ100は、運転者に付与されるポイントをポイントDB312に格納する。また、情報処理サーバ100は、信用力が所定値を超えてポイントが付与されたことを、運転者102の通信装置103に通知してもよい。また、当該通知は、付与されたポイントの量を含み、当該ポイントが貸与費用またはメンテナンス費用に充当することができることを示してもよい。
S406において、情報処理サーバ100は、運転者102の通信装置103から、ポイントの使用方法を示す情報を受信する。ポイントの使用方法を示す情報には、運転者に付与されたポイントのうち、何ポイントを費用の支払いに充当するか、どの費用の支払いに充当するか等の情報が含まれてよい。
S407において、情報処理サーバ100は、S406で受信した情報に基づき、ポイントが車両の貸与費用の支払いに充当されるのかを判定する。情報処理サーバ100は、ポイントが車両の貸与費用の支払いに充当されると判定した場合、処理をS408に進め、そうでない場合には、S409に処理を進める。
S408において、情報処理サーバ100は、S406で受信した情報に示されるポイント数を貸与費用の支払いに反映する。情報処理サーバ100は、更に、反映された貸与費用により貸与費用の決済を処理してもよい。情報処理サーバ100は、貸与費用の決済がリース会社が管理する仮想通貨を用いて行われる場合、当該仮想通貨を用いた決済処理を実行する。
S409において、情報処理サーバ100は、S406で受信した情報に基づき、ポイントが車両のメンテナンス費用の支払いに充当されるのかを判定する。情報処理サーバ100は、ポイントが車両のメンテナンス費用の支払いに充当されると判定した場合、処理をS410に進め、そうでない場合には、本一連の処理を終了する。
S410において、情報処理サーバ100は、S406で受信した情報に基づき、或いは、貸与費用に充当した後の指定されたポイント数を、メンテナンス費用の支払いに反映する。情報処理サーバ100は、更に、反映されたメンテナンス費用により、メンテナンス費用の決済を処理してもよい。情報処理サーバ100は、メンテナンス費用の決済がリース会社が管理する仮想通貨を用いて行われる場合、当該仮想通貨を用いた決済処理を実行し、その後、本一連の処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態では、運転者を評価する評価情報を取得して、運転者の信用力を算出し、信用力が蓄積すると、算出された信用力を、車両の貸与費用の支払いに利用可能なポイントの額に換算して、換算した額を当該運転者に付与するようにした。このようにすることで、運転者は適切な運転をすることで貸与費用等の所望の費用の支払いに利用可能なポイントを得ることができ、適切な運転に対する動機付けがなされる。
<実施形態のまとめ>
1.上記実施形態の情報処理方法(例えば図4)は、
車両を運転する運転者を評価するための評価情報を外部装置から取得する取得工程(S401、S402)と、
前記評価情報に基づいて、運転者の信用力を算出する信用力算出工程(S403)と、
前記算出された信用力を、前記車両の貸与費用の支払いに利用可能な取引単位における額に換算して、換算した額を前記運転者に付与する付与工程(S405)と、を含む。
この実施形態によれば、運転者の信用力を車両の維持管理用途に利用するために、運転者の運転の質に対する動機付けを与えることができる。
2.上記実施形態の情報処理方法では、
前記付与された額を、前記運転者による前記貸与費用の支払いに反映する第1反映工程を更に含む。
この実施形態によれば、蓄積した信用力に基づいて貸与費用を支払うことができる。
3.上記実施形態の情報処理方法では、
前記付与された額は、更に前記運転者による前記車両のメンテナンス費用の支払いに利用可能であり、
前記情報処理方法は、前記付与された額を、前記運転者による前記車両のメンテナンス費用の支払いに反映する第2反映工程を更に含む。
この実施形態によれば、蓄積した信用力に基づいて貸与費用に加えてメンテナンス費用を支払うことができる。
4.上記実施形態の情報処理方法では、
前記評価情報は、前記運転者が前記車両を運転したときに前記車両のセンサから得られる走行データと当該運転者に対する定性的な評価との少なくともいずれかを含む。
この実施形態によれば、走行データによる定量的な評価と、定性的な評価との両方の観点の評価データを用いて運転者を評価することができる。
5.上記実施形態の情報処理方法では、
前記定性的な評価は、前記運転者の態度、前記運転者の接し方、前記運転者の素行、前記運転者がヘルメットを着用していたか、及び運転者が運転において事故を起こしたか、の少なくともいずれかについて評価する評価値(例えば302、図7)に基づき、該評価値は、前記車両に同乗した同乗者によって提供される(例えば105)
この実施形態によれば、運転者以外の者から定性的な評価を信用力に反映することができる。
6.上記実施形態の情報処理方法では、
前記同乗者は、運賃を支払って前記車両に同乗した者である
この実施形態によれば、タクシーサービス等の、対価を取得して客を同乗させるサービスにおいて、運転者による運転の質に対するモチベーションを向上させることができる。
7.上記実施形態の情報処理方法では、
前記車両の貸与費用の支払いに利用可能な取引単位は、所定の仮想通貨である。
この実施形態によれば、通常使用する通貨とは別に管理、運用される通貨を用いて貸与費用の支払い等を行うことが可能になる。
8.上記実施形態の情報処理サーバ(例えば100)は、
車両を運転する運転者を評価するための評価情報を外部装置から取得する取得手段と、
前記評価情報に基づいて、運転者の信用力を算出する信用力算出手段と、
前記算出された信用力を、前記車両の貸与費用の支払いに利用可能な取引単位における額に換算して、換算した額を前記運転者に付与する付与手段と、を含む。
この実施形態によれば、運転者の信用力を車両の維持管理用途に利用するために、運転者の運転の質に対する動機付けを与えることができる。
9.上記実施形態のプログラムは、
1つ以上のプロセッサによって実行されると、前記1つ以上のプロセッサに、
車両を運転する運転者を評価するための評価情報を外部装置から取得させ(S401、S402)、
前記評価情報に基づいて、運転者の信用力を算出させ(S403)、
前記算出された信用力を、前記車両の貸与費用の支払いに利用可能な取引単位における額に換算して、換算した額を前記運転者に付与させる(S405)、命令を含む。
この実施形態によれば、運転者の信用力を車両の維持管理用途に利用するために、運転者の運転の質に対する動機付けを与えることができる。
10.上記実施形態の情報処理システムは、
情報処理サーバ(例えば100)と、車両(例えば101)とを含む情報処理システム(例えば10)であって、
前記車両は、
前記車両を運転する運転者を評価するための評価情報を前記情報処理サーバに送信する送信手段(例えば523)を含み、
前記情報処理サーバは、
前記運転者による車両の運転を評価する前記評価情報を前記車両から取得する取得手段(例えば301)と、
前記評価情報に基づいて、運転者の信用力を算出する信用力算出手段(例えば304)と、
前記算出された信用力を、前記車両の貸与費用の支払いに利用可能な取引単位における額に換算して、換算した額を前記運転者に付与する付与手段(例えば305)と、を含む。
この実施形態によれば、運転者の信用力を車両の維持管理用途に利用するために、運転者の運転の質に対する動機付けを与えることができる。
発明は上記の実施形態に制限されるものではなく、発明の要旨の範囲内で、種々の変形・変更が可能である。

Claims (11)

  1. 各工程を情報処理サーバによって実行する情報処理方法であって、
    車両を運転する運転者を評価するための評価情報を外部装置から取得する取得工程と、
    前記評価情報に基づいて、運転者の信用力を算出する信用力算出工程と、
    前記算出された信用力を、前記車両の貸与費用の支払いに利用可能な取引単位における額に換算して、換算した額を前記運転者に付与する付与工程と、を含み、
    前記評価情報は、前記運転者の労働の効率、労働量、及び労働の規則性の少なくとも1つと、前記運転者の前記貸与費用の支払い状況とを含む、ことを特徴とする情報処理方法。
  2. 前記付与された額を、前記運転者による前記貸与費用の支払いに反映する第1反映工程を更に含む、請求項1に記載の情報処理方法。
  3. 前記付与された額は、更に前記運転者による前記車両のメンテナンス費用の支払いに利用可能であり、
    前記情報処理方法は、前記付与された額を、前記運転者による前記車両のメンテナンス費用の支払いに反映する第2反映工程を更に含む、ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理方法。
  4. 前記評価情報は、前記運転者が前記車両を運転したときに前記車両のセンサから得られる走行データと当該運転者に対する定性的な評価との少なくともいずれかを含む、ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理方法。
  5. 前記定性的な評価は、前記運転者の態度、前記運転者の接し方、前記運転者の素行、前記運転者がヘルメットを着用していたか、及び運転者が運転において事故を起こしたか、の少なくともいずれかについて評価する評価値に基づき、該評価値は、前記車両に同乗した同乗者によって提供される、ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理方法。
  6. 前記同乗者は、運賃を支払って前記車両に同乗した者である、ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理方法。
  7. 前記車両の貸与費用の支払いに利用可能な取引単位は、所定の仮想通貨である、ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の情報処理方法。
  8. 情報処理サーバであって、
    車両を運転する運転者を評価するための評価情報を外部装置から取得する取得手段と、
    前記評価情報に基づいて、運転者の信用力を算出する信用力算出手段と、
    前記算出された信用力を、前記車両の貸与費用の支払いに利用可能な取引単位における額に換算して、換算した額を前記運転者に付与する付与手段と、を含み、
    前記評価情報は、前記運転者の労働の効率、労働量、及び労働の規則性の少なくとも1つと、前記運転者の前記貸与費用の支払い状況を含む、ことを特徴とする情報処理サーバ。
  9. プログラムであって、
    1つ以上のプロセッサによって実行されると、前記1つ以上のプロセッサに、
    車両を運転する運転者を評価するための評価情報を外部装置から取得させ、
    前記評価情報に基づいて、運転者の信用力を算出させ、
    前記算出された信用力を、前記車両の貸与費用の支払いに利用可能な取引単位における額に換算して、換算した額を前記運転者に付与させる、命令を含み、
    前記評価情報は、前記運転者の労働の効率、労働量、及び労働の規則性の少なくとも1つと、前記運転者の前記貸与費用の支払い状況を含む、ことを特徴とするプログラム。
  10. 情報処理サーバと、車両とを含む情報処理システムであって、
    前記車両は、
    前記車両を運転する運転者を評価するための評価情報を前記情報処理サーバに送信する送信手段を含み、
    前記情報処理サーバは、
    前記運転者による車両の運転を評価する前記評価情報を前記車両から取得する取得手段と、
    前記評価情報に基づいて、運転者の信用力を算出する信用力算出手段と、
    前記算出された信用力を、前記車両の貸与費用の支払いに利用可能な取引単位における額に換算して、換算した額を前記運転者に付与する付与手段と、を含み、
    前記評価情報は、前記運転者の労働の効率、労働量、及び労働の規則性の少なくとも1つと、前記運転者の前記貸与費用の支払い状況を含む、
    ことを特徴とする情報処理システム。
  11. 前記換算した額は、前記運転者による前記車両の買い取り費用の支払いにも利用可能である、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
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