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JP7275906B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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JP7275906B2 JP2019118426A JP2019118426A JP7275906B2 JP 7275906 B2 JP7275906 B2 JP 7275906B2 JP 2019118426 A JP2019118426 A JP 2019118426A JP 2019118426 A JP2019118426 A JP 2019118426A JP 7275906 B2 JP7275906 B2 JP 7275906B2
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Description

本開示は、メモリを有する消耗品を装着可能な画像形成装置に関する。
従来、メモリを有する消耗品を装着可能な画像形成装置が知られている(特許文献1参照)。この画像形成装置では、消耗品メモリに、消耗品の寿命に関するデータとしてインク残量データを記憶させている。そして、データを正しく保持できるように、消耗品メモリの2つの領域に同一のデータをそれぞれ記憶させている。
特開2000-218824号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、消耗品の寿命に関するデータを更新するときに、2つの領域のそれぞれのデータを更新するので、各領域に対して消耗品の寿命に関するデータを書き込む回数が増えてしまう。データの書込回数が増えると、消耗品メモリの書き込み回数の上限に達しやすくなる。
そこで、本開示は、消耗品メモリのデータを正しく保持しつつ、消耗品メモリの各領域に対して消耗品の寿命に関するデータを書き込む回数を抑制することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本開示の画像形成装置は、装置本体と、消耗品と、制御部と、本体メモリとを備える。消耗品は、装置本体に対して装着可能であって、消耗品メモリを有する。制御部は、画像形成に伴って増加、または、減少するカウント値であって、消耗品の寿命に関するカウント値をカウント可能である。本体メモリは、制御部によりカウントされたカウント値を記憶する。消耗品メモリは、カウント値を記憶可能な複数のカウント記憶領域と、複数のカウント記憶領域の中から、前回、カウント値が書き込まれたカウント記憶領域を特定する領域特定情報を記憶可能な特定記憶領域とを有する。
制御部は、第1処理と、第2処理と、第3処理とを実行する。第1処理は、特定記憶領域から、領域特定情報を読み出す。第2処理は、読み出された領域特定情報で特定されるカウント記憶領域とは異なるカウント記憶領域に、本体メモリに記憶されたカウント値を書き込む。第3処理は、特定記憶領域に記憶された領域特定情報を、第2処理においてカウント値を書き込んだカウント記憶領域を特定する情報に更新する。
制御部は、カウント値を消耗品メモリから読み出す場合、第4処理と、第5処理とを実行する。第4処理は、特定記憶領域から、領域特定情報を読み出す。第5処理は、領域特定情報によってカウント記憶領域が特定できた場合には、領域特定情報で特定されたカウント記憶領域からカウント値を読み出し、領域特定情報によって領域が特定できない場合には、複数のカウント記憶領域からカウント値を読み出し、読み出した複数のカウント値の中から最も大きい値、または、最も小さい値をカウント値と判定する。
この構成によれば、前回のカウント値が書き込まれたカウント記憶領域と異なるカウント記憶領域に、本体メモリに記憶されたカウント値を書き込むので、消耗品メモリの各領域に対して消耗品の寿命に関するデータを書き込む回数が増えることを抑制することができる。各領域のデータの書込回数を抑制できると、消耗品メモリの各領域の書き込み回数が上限に達するのを抑制できる。そして、カウント値を前回のカウント値が書き込まれたカウント記憶領域と異なるカウント記憶領域に書き込むことで、複数のカウント記憶領域にカウント値が書き込まれる。このため、カウント記憶領域のうちの1つのカウント値が破損しても、他のカウント記憶領域のカウント値が残るので、消耗品のメモリのデータを正しく保持することができる。
前記した構成において、カウント値が画像形成に伴って増加する値である場合において、制御部は、第5処理において、読み出した複数のカウント値の中から最も大きい値をカウント値と判定する構成としてもよい。
前記した構成において、カウント値が画像形成に伴って減少する値である場合において、制御部は、第5処理において、読み出した複数のカウント値の中から最も小さい値をカウント値と判定する構成としてもよい。
前記した構成において、消耗品メモリは、カウント記憶領域として、第1カウント記憶領域と、第2カウント記憶領域の2つを有し、制御部は、第2処理において、カウント値を第1カウント記憶領域および第2カウント記憶領域のいずれか一方に書き込む構成としてもよい。
この構成によれば、制御部が第1カウント記憶領域および第2カウント記憶領域の2つの領域に交互にカウント値を書き込むため、1つのカウント値を消耗品メモリに書き込む回数は1回だけにもかかわらず、カウント値が2つの領域に書き込まれる。このため、1つの領域のカウント値が破損したとしても、もう片方のカウント値が残るので、消耗品のメモリのデータを正しく保持することができる。
前記した構成において、第1カウント記憶領域を特定する値である第1領域情報値と、第2カウント記憶領域を特定する値である第2領域情報値は、2ビット以上のビット数で表され、第1領域情報値と、第2領域情報値とは、同位のビットがすべて互いに異なる値である構成としてもよい。
この構成によれば、第1領域情報値と第2領域情報値は、すべてのビットが異なるため、領域特定情報値にエラーが発生した場合に、偶然、第1領域情報値または第2領域情報値を示してしまう可能性を小さくすることができる。
に更新する場合には、すべてのビットの数値を変更するため、更新途中のデータ破損を判定できる。
前記した構成において、消耗品は、現像ローラと、現像メモリとを有する現像カートリッジであり、カウント値は、現像カートリッジを用いて印刷された現像累積印刷枚数、累積現像ローラ回転数および累積ドットカウントの少なくとも1つである構成としてもよい。
前記した構成において、消耗品は、感光体ドラムと、ドラムメモリとを有するドラムカートリッジであり、カウント値は、ドラムカートリッジを用いて印刷されたドラム累積印刷枚数および累積感光体ドラム回転数の少なくとも1つである構成としてもよい。
前記した構成において、消耗品は、ベルトと、ベルトメモリとを有するベルトユニットであり、カウント値は、ベルトユニットを用いて印刷されたベルト累積印刷枚数および累積ベルト回転数の少なくとも1つである構成としてもよい。
本開示の画像形成装置によれば、消耗品メモリのデータを正しく保持しつつ、消耗品メモリの各領域に対して消耗品の寿命に関するデータを書き込む回数を抑制することができる。
実施形態に係る画像形成装置の断面図である。 装置本体からドラムカートリッジとベルトユニットを取り出した状態を示す図である。 電源ONまたはカバーが閉じられた場合の処理を示すフローチャートである。 カウント値読出処理を示すフローチャートである。 図4のフローチャートの続きである。 画像形成中のカウント値の更新処理を示すフローチャートである。 カウント値書込処理を示すフローチャートである。 図7のフローチャートの続きである。 カウント値を印刷枚数とした場合の消耗品メモリのデータの変化を説明する表である。 カウント値が減少する場合における図5に対応する図である。 カウント値が減少する場合における図8に対応する図である。 カウント値が減少する場合における図9に対応する表である。
次に、本開示の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、画像形成装置1はモノクロ用のレーザプリンタである。画像形成装置1は、装置本体2と、フィーダ部3と、画像形成部4と、制御部100と、本体メモリ110と、ディスプレイ26とを備える。
装置本体2は、中空のケース状である。装置本体2は、左右一対の側壁21と、側壁21を繋ぐ前壁22とを有している。前壁22は、本体開口22Aを有する。前壁22には、本体開口22Aを開閉するカバー23が設けられている。
フィーダ部3は、供給トレイ31と、供給機構32とを備えている。供給トレイ31は、装置本体2の下部に着脱可能に装着される。供給機構32は、供給トレイ31と、供給トレイ31内のシートSを画像形成部4に向けて給紙する。
画像形成部4は、スキャナユニット5と、ベルトユニット6と、定着装置7と、ドラムカートリッジ8と、現像カートリッジ9とを備えている。
スキャナユニット5は、装置本体2内の上部に設けられ、図示しないレーザ発光部、ポリゴンミラー、レンズおよび反射鏡などを備えている。このスキャナユニット5では、レーザビームを、後述する感光体ドラム81の表面上に高速走査にて照射する。
ベルトユニット6は、ベルト61と、駆動ローラ62と、従動ローラ63と、ベルトメモリ65とを有している。ベルトユニット6は、装置本体2に対して着脱可能である(図2参照)。ベルトユニット6は、消耗品の一例である。
ベルト61は、無端状である。駆動ローラ62は、ベルト61を駆動する。従動ローラ63は、ベルト61の駆動に従い回転する。
ベルトメモリ65は、例えば、ICチップなどの情報を記憶する媒体であり、ICチップに限られない。
制御部100は、例えば、CPUである。また、画像形成装置1は、本体メモリ110を有する。本体メモリ110は、例えば、RAM、EEPROMなどを含む。制御部100は、装着されたカートリッジの情報やRAM、ROMなどに記憶されたプログラムやデータなどに基づいて演算処理を行うことによって、印刷制御を実行する。CPUは、RAM、ROM、EEPROM、ベルトメモリ65、ドラムメモリ85および現像メモリ95と電気的に接続されている。
ディスプレイ26は、装置本体2の外表面に位置している。ディスプレイ26は、制御部100の指令に基づいて、各種メッセージを表示する。
ドラムカートリッジ8は、フィーダ部3とスキャナユニット5との間に配置されている。ドラムカートリッジ8は、装置本体2に対して着脱可能である。具体的に、ドラムカートリッジ8は、装置本体2のカバー23で開閉される本体開口22Aを通して、装置本体2に対して着脱可能である。ドラムカートリッジ8は、消耗品の一例である。
図2に示すように、現像カートリッジ9は、装置本体2に装着可能である。本実施形態では、現像カートリッジ9は、ドラムカートリッジ8に対して着脱可能である。現像カートリッジ9は、ドラムカートリッジ8に組み付けられた状態で、装置本体2に装着される。現像カートリッジ9は、消耗品の一例である。
図1に戻り、ドラムカートリッジ8は、フレーム80と、感光体ドラム81と、転写ローラ82と、帯電器83と、ドラムメモリ85とを有している。フレーム80は、現像カートリッジ9を装着可能である。感光体ドラム81および転写ローラ82は、フレーム80に回転可能に支持されている。
ドラムメモリ85は、例えば、ICチップなどの情報を記憶する媒体であり、ICチップに限られない。
現像カートリッジ9は、筐体90と、現像ローラ91と、供給ローラ92と、ブレード93と、現像メモリ95とを有している。筐体90は、内部にトナーを収容可能である。現像ローラ91は感光体ドラム81にトナーを供給する。供給ローラ92は筐体90のトナーを現像ローラ91に供給する。ブレード93は、現像ローラ91に供給されたトナーの層厚を規制する。
現像メモリ95は、例えば、ICチップなどの情報を記憶する媒体であり、ICチップに限られない。
このドラムカートリッジ8では、回転する感光体ドラム81の表面が、帯電器83により一様に帯電された後、スキャナユニット5からのレーザビームの高速走査により露光される。これにより、露光された部分の電位が下がって、感光体ドラム81の表面に画像データに基づく静電潜像が形成される。
次いで、回転駆動される現像ローラ91によって現像カートリッジ9内のトナーが感光体ドラム81の静電潜像に供給されて、感光体ドラム81の表面上にトナー像が形成される。その後、感光体ドラム81と転写ローラ82の間でシートSが搬送されることで、感光体ドラム81の表面に担持されているトナー像がシートS上に転写される。
定着装置7は、加熱ローラ71と、加圧ローラ72とを備えている。加圧ローラ72は、加熱ローラ71と向かいあって位置している。加圧ローラ72は、加熱ローラ71を押圧する。定着装置7は、シートS上に転写されたトナーを、シートSが加熱ローラ71と加圧ローラ72との間を通過する間に熱定着する。
定着装置7で熱定着されたシートSは、定着装置7の下流側に配設される排紙ローラ24に搬送され、この排紙ローラ24から排紙トレイ25上に送り出される。
前述したように、現像カートリッジ9は、消耗品メモリの一例としての現像メモリ95を有している。現像メモリ95には、現像カートリッジ9の寿命に関する情報として、印刷された現像累積印刷枚数、累積現像ローラ回転数および累積ドットカウントの少なくとも1つが記憶される。本実施形態では、現像メモリ95には、現像累積印刷枚数、累積現像ローラ回転数および累積ドットカウントを記憶される。
現像累積印刷枚数は、現在装着されている現像カートリッジ9を使用して印刷した累積枚数である。現像累積印刷枚数は、制御部100でカウントされ、本体メモリ110に記憶される。現像累積印刷枚数は、画像形成に伴って増加するカウント値である。
累積現像ローラ回転数は、現在装着されている現像カートリッジ9の現像ローラ91の累積回転数である。累積現像ローラ回転数は、制御部100でカウントされ、本体メモリ110に記憶される。累積現像ローラ回転数は、画像形成に伴って増加するカウント値である。
累積ドットカウントは、現在装着されている現像カートリッジ9を使用して印刷した累積ドット数である。累積ドットカウントは、制御部100でカウントされ、本体メモリ110に記憶される。累積ドットカウントは、画像形成に伴って増加するカウント値である。
現像メモリ95は、複数のカウント記憶領域と、特定記憶領域とを有する。カウント記憶領域は、カウント値を記憶可能な領域である。本実施形態では、現像メモリ95、カウント記憶領域として、第1カウント記憶領域と、第2カウント記憶領域の2つの記憶領域を有している。特定記憶領域は、領域特定情報を記憶可能な領域である。領域特定情報は、複数のカウント記憶領域の中から、前回、カウント値が書き込まれたカウント記憶領域を特定する情報である。
なお、現像カートリッジ9が未使用の状態では、当然、カウント値が書き込まれていないので、前回カウント値が書き込まれたカウント記憶領域を第2記憶領域として設定し、最初に第1カウント記憶領域にカウント値を書き込むようにしておく。
ここで、第1カウント記憶領域を特定する値を第1領域情報値と呼び、第2カウント記憶領域を特定する値を第2領域情報値と呼ぶこととする。本実施形態では、第1領域情報値と第2領域情報値は、2ビット以上のビット数で表される。第1領域情報値と第2領域情報値は、同位のビットがすべて互いに異なる値である。言い換えると、第2領域情報値は、第1領域情報値のビットを反転した値である。さらに言い換えると、第2領域情報値は、第1領域情報値の1の補数である。
例えば、領域情報値が4ビットの場合、第1領域情報値を「1010」とし、第2領域情報値を「0101」とすればよい。同様に、領域情報値が8ビットの場合、第1領域情報値を「10101010」とし、第2領域情報値を「01010101」とすればよい。
制御部100は、電源ON、または、カバー23が閉じられたことを判定すると、現像カートリッジ9が交換された可能性があるので、カウント値を現像メモリ95から読み出すカウント読出処理を実行する。制御部100は、カウント値読出処理で読み出したカウント値を本体メモリ110に書き込む。
制御部100は、カウント値読出処理として、第4処理と、第5処理とを実行する。
第4処理は、特定記憶領域から、領域特定情報を読み出す処理である。
第5処理は、領域特定情報によってカウント記憶領域が特定できた場合には、領域特定情報で特定されたカウント記憶領域からカウント値を読み出し、領域特定情報によって領域が特定できない場合には、複数のカウント記憶領域からカウント値を読み出し、読み出した複数のカウント値の中から最も大きい値、または、最も小さい値をカウント値と判定する処理である。
前述したように、制御部100は、画像形成に伴って、現像カートリッジ9を使用して印刷された現像累積印刷枚数、累積現像ローラ回転数および累積ドットカウントをカウントする。
制御部100は、カウントしたカウント値が予め設定された条件を満たした場合に、現像メモリ95に書き込む処理を実行する。複数種類のカウント値をカウントしている場合には、制御部100は、複数種類のカウント値をそれぞれ所定のタイミングでそれぞれ書き込むようになっている。
制御部100は、現像累積印刷枚数が更新条件を満たすと、現像累積印刷枚数のカウント値を現像メモリ95に書き込むカウント値書込処理を実行する。この更新条件は、所定枚数が印刷されたことや、所定時間が経過したことなど、適宜決定すればよい。本実施形態では、更新条件は、印刷が1枚完了したこととしている。
制御部100は、累積ドットカウントが更新条件を満たすと、累積ドットカウントのカウント値を現像メモリ95に書き込むカウント値書込処理を実行する。この更新条件は、所定ドット数が印刷されたことなど、適宜決定すればよい。本実施形態では、更新条件を500ドット印刷されたこととしている。
制御部100は、累積現像ローラ回転数が更新条件を満たすと、累積現像ローラ回転数のカウント値を書き込むカウント値書込処理を実行する。この更新条件は、現像ローラが所定回数回転したことなど、適宜決定すればよい。本実施形態では、更新条件を現像ローラが25回転したこととしている。
制御部100は、カウント値書込処理として、第1処理と、第2処理と、第3処理とを実行する。
第1処理は、特定記憶領域から、領域特定情報を読み出す処理である。
第2処理は、読み出された領域特定情報で特定されるカウント記憶領域とは異なるカウント記憶領域に、本体メモリ110に記憶されたカウント値を書き込む処理である。本実施形態では、制御部100は、第2処理において、カウント値を第1カウント記憶領域および第2カウント記憶領域のいずれか一方に書き込む。
第3処理は、特定記憶領域に記憶された領域特定情報を、第2処理においてカウント値を書き込んだカウント記憶領域を特定する情報に更新する処理である。
次に、電源ONまたはカバー23が閉じられた場合に、制御部100が実行する処理の一例について、図3~図5のフローチャートを参照して説明する。
図3に示すように、制御部100は、画像形成装置1の電源ON、または、カバー23が閉じられたかを判定する(S1)。制御部100は、電源ON、または、カバー23が閉じられたと判定しない場合(S1,No)、電源ON、または、カバー23が閉じられるまで待つ。
ステップS1において、制御部100は、電源ON、または、カバー23が閉じられたと判定した場合(S1,Yes)、消耗品が交換されたかもしれないとして、現像メモリ95からカウント値を読み出すカウント値読出処理を実行する(S2)。
図4に示すように、制御部100は、カウント値読出処理として、まず、現像メモリ95から領域特定情報をRAMに読み出す(S21)。そして、制御部100は、読み出した領域特定情報が第1カウント記憶領域を特定する情報であるかを判定する(S22)
ステップS22において、制御部100は、領域特定情報が第1カウント記憶領域を特定する情報である場合(S22,Yes)、第1カウント記憶領域からカウンタ値をRAMに読み出す(S24)。
ステップS22において、制御部100は、領域特定情報が第1カウント記憶領域を特定する情報でない場合(S22,No)、領域特定情報が第2カウント記憶領域を特定する情報であるかを判定する(S23)。
ステップS23において、制御部100は、領域特定情報が第2カウント記憶領域を特定する情報である場合(S23,Yes)、第2カウント記憶領域からカウンタ値をRAMに読み出す(S25)。
ステップS23において、制御部100は、領域特定情報が第2カウント記憶領域を特定する情報でない場合(S23,No)、図5に示すように、第1カウント記憶領域からカウント値を読み出し(S31)、さらに、第2カウント記憶領域からカウント値をRAMに読み出す(S32)。
ステップS32の後、制御部100は、第1カウント記憶領域のカウント値が第2カウント記憶領域のカウント値より大きいかを特定する(S33)。
ステップS33において、制御部100は、第1カウント記憶領域のカウント値が第2カウント記憶領域のカウント値より大きいと判定した場合(S33,Yes)、第1カウント記憶領域のカウント値をカウント値と特定する(S34)。
ステップS33において、制御部100は、第1カウント記憶領域のカウント値が第2カウント記憶領域のカウント値より大きくないと判定した場合(S33,No)、第2カウント記憶領域のカウント値をカウント値と判定する(S35)。
図3に戻り、ステップS2の後、制御部100は、カウント値読出処理で読み出したカウント値を本体メモリ110に書き込む(S3)。
次に、画像形成に伴って、制御部100が実行する処理の一例について、図6~図8のフローチャートを参照して説明する。制御部100は、画像形成装置1がONである間は、ステップS4~S9の処理を繰り返し実行している。
図6に示すように、制御部100は、現像カートリッジ9の現像累積枚数の更新条件を満たすか判定する(S4)。本実施形態では、更新条件を印刷が1枚終了することとしているので、制御部100は印刷が1枚終了すると、更新条件を満たすと判定する。
ステップS4において、制御部100は、現像累積枚数の更新条件を満たすと判定した場合には(S4,Yes)、現像累積枚数のカウント値書込処理を実行する(S5)。
ステップS5の後、または、ステップS4において現像累積枚数の更新条件を満たすと判定しない場合(S4,No)、制御部100は、累積ドットカウントの更新条件を満たすか判定する(S6)。本実施形態では、更新条件を累積ドットカウント500ドット印刷されたこととしているので、制御部100は累積ドットカウントが500ドット印刷されると、更新条件を満たすと判定する。
ステップS6において、制御部100は、累積ドットカウントの更新条件を満たすと判定した場合には(S6,Yes)、累積ドットカウントのカウント値書込処理を実行する(S7)。
ステップS7の後、または、ステップS6において累積現像ローラ回転数の更新条件を満たすと判定しない場合(S6,No)、制御部100は、累積現像ローラ回転数の更新条件を満たすか判定する(S8)。本実施形態では、更新条件を累積現像ローラ回転数25回転したこととしているので、制御部100は累積現像ローラ回転数25回転すると、更新条件を満たすと判定する。
ステップS8において、制御部100は、累積現像ローラ回転数の更新条件を満たすと判定した場合には(S8,Yes)、累積現像ローラ回転数のカウント値書込処理を実行する(S9)。
ステップS9の後、または、ステップS8において累積現像ローラ回転数の更新条件を満たすと判定しない場合(S8,No)、本制御を終了する。
図7に示すように、制御部100は、カウント値書込処理として、まず、現像メモリ95から領域特定情報をRAMに読み出す(S51)。そして、制御部100は、読み出した領域特定情報が第1カウント記憶領域を特定する情報であるかを判定する(S52)本実施形態では、第1カウント記憶領域を特定する情報を「1010」としているので、制御部100は、領域特定情報が「1010」であるとき、領域特定情報が第1カウント記憶領域を特定する情報であると判定する。
ステップS52において、制御部100は、領域特定情報が第1カウント記憶領域を特定する情報であると判定した場合(S52,Yes)、本体メモリ110のカウンタ値を第2カウンタ記憶領域に書き込む(S54)。ステップS54の後、領域特定情報を第2カウンタ記憶領域を特定する情報に更新する(S55)。
ステップS52において、制御部100は、領域特定情報が第1カウント記憶領域を特定する情報でないと判定した場合(S52,No)、領域特定情報が第2カウント記憶領域を特定する情報であるかを判定する(S53)。本実施形態では、第2カウント記憶領域を特定する情報を「0101」としているので、制御部100は、領域特定情報が「0101」であるとき、領域特定情報が第2カウント記憶領域を特定する情報であると判定する。
ステップS53において、制御部100は、領域特定情報が第2カウント記憶領域を特定する情報であると判定した場合(S53,Yes)、本体メモリ110のカウンタ値を第1カウンタ記憶領域に書き込む(S56)。ステップS56の後、領域特定情報を第1カウンタ記憶領域を特定する情報に更新する(S57)。
ステップS53において、制御部100は、領域特定情報が第2カウント記憶領域を特定する情報でないと判定した場合(S53,No)、図8に示すように、第1カウント記憶領域からカウント値を読み出し(S61)、さらに、第2カウント記憶領域からカウント値をRAMに読み出す(S62)。
ステップS62の後、制御部100は、第1カウント記憶領域のカウント値が第2カウント記憶領域のカウント値より大きいかを判定する(S63)。
ステップS63において、制御部100は、第1カウント記憶領域のカウント値が第2カウント記憶領域のカウント値より大きいと判定した場合(S63,Yes)、本体メモリ110のカウンタ値を第2カウンタ記憶領域に書き込む(S64)。ステップS64の後、領域特定情報を第2カウンタ記憶領域を特定する情報に更新する(S65)。
ステップS63において、制御部100は、第1カウント記憶領域のカウント値が第2カウント記憶領域のカウント値より大きくないと判定した場合(S63,No)、本体メモリ110のカウンタ値を第1カウンタ記憶領域に書き込む(S66)。ステップS66の後、領域特定情報を第1カウンタ記憶領域を特定する情報に更新する(S67)。
次に、制御部100が実行する実施例を具体的な数値を用いて説明する。ここでは、未使用状態の現像カートリッジ9を装置本体2に装着した後、制御部100が現像カートリッジ9の累積印刷枚数をカウントして、カウントしたカウント値を本体メモリ110に記憶させ、その後、現像メモリ95にカウント値を書き込む場合を説明する。
制御部100は、電源ON、または、カバー23が閉じられたと判定した場合、カウント値読出処理を実行し、特定記憶領域から特定情報を読み出す。ここでは、図9に示すように、領域特定情報が「0101」となっているので、制御部100は、領域特定情報が第2カウント記憶領域であると判定して、第2カウント記憶領域からカウント値「0」を読み出し、読み出したカウント値「0」を本体メモリ110に書き込む。
制御部100は、カウント値読出処理によって本体メモリ110に書き込まれたカウント値「0」から、画像形成に伴って、累積印刷枚数を「1,2,3,4,5,6,7,・・・」とカウントし、本体メモリ110に記憶させる。現像累積印刷枚数の更新条件は、1枚ごとなので、本体メモリ110のカウント値が「0」から「1」となると、カウント値書込処理を実行する。制御部100は、領域特定情報を読み出す。未使用状態では、領域特定情報が「0101」となっているので(カウント値が0のときの特定記憶領域の値を参照)、制御部100は領域特定情報が第2カウント記憶領域であると判定して、本体メモリ110のカウンタ値「1」を第1カウント記憶領域に書き込む。そして、領域特定情報を第1カウンタ記憶領域を特定する「1010」に更新する。
次に、本体メモリ110のカウント値が「2」となったら、制御部100はカウント値書込処理を実行する。制御部100は、現像メモリ95から領域特定情報をRAMに読み出す。領域特定情報が「1010」となっているので、制御部100は領域特定情報が第1カウント記憶領域であると判定して、本体メモリ110のカウンタ値「2」を第2カウント記憶領域に書き込む。そして、領域特定情報を第2カウンタ記憶領域を特定する「0101」に更新する。
次に、本体メモリ110のカウント値が「3」となったら、制御部100はカウント値書込処理を実行する。制御部100は、現像メモリ95から領域特定情報をRAMに読み出す。領域特定情報が「0101」となっているので、制御部100は領域特定情報が第2カウント記憶領域であると判定して、本体メモリ110のカウンタ値「3」を第1カウント記憶領域に書き込む。そして、領域特定情報を第2カウンタ記憶領域を特定する「1010」に更新する。
制御部100は、このような処理を繰り返し実行する。
仮に、第2カウント記憶領域に「6」を書き込む途中で停電となり、第2カウント記憶領域のカウント値が破損した場合、領域特定情報が1010を示しているはずなので、第1カウント記憶領域からカウント値として「5」を読み込むことができる。
仮に、第1カウント記憶領域に「7」を書き込む途中で停電となり、第1カウント記憶領域のカウント値が破損した場合、領域特定情報が0101を示しているはずなので、第2カウント記憶領域からカウント値として「6」を読み込むことができる。
仮に、特定記憶領域に「1010」を書き込む途中で停電となり、特定記憶領域の第1領域情報値が破損した場合、第1カウント記憶領域および第2カウント記憶領域の両方からカウント値「6」,「7」を読み出し、大きい方のカウンタ値「7」をカウンタ値と判定する。
以上に説明したように、本実施形態の画像形成装置1によれば、次のような効果を奏することができる。
画像形成装置1によれば、前回のカウント値が書き込まれたカウント記憶領域と異なるカウント記憶領域に、本体メモリ110に記憶されたカウント値を書き込むので、消耗品メモリの各領域に対して消耗品の寿命に関するデータを書き込む回数が増えることを抑制することができる。各領域のデータの書込回数を抑制できると、消耗品メモリの各領域の書き込み回数が上限に達するのを抑制できる。そして、カウント値を前回のカウント値が書き込まれたカウント記憶領域と異なるカウント記憶領域に書き込むことで、複数のカウント記憶領域にカウント値が書き込まれる。このため、カウント記憶領域のうちの1つのカウント値が破損しても、他のカウント記憶領域のカウント値が残るので、消耗品のメモリのデータを正しく保持することができる。
また、第1領域情報値と第2領域情報値は、すべてのビットが異なるため、領域特定情報値にエラーが発生した場合に、偶然、第1領域情報値または第2領域情報値を示してしまう可能性を小さくすることができる。
なお、本開示は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。
上述した実施形態においては、カウント値が画像形成に伴って増加する値であったが、カウント値が画像形成に伴って減少する値であってもよい。この場合には、制御部100は、第5処理において、読み出した複数のカウント値の中から最も小さい値をカウント値と判定する。
この場合における制御部100が実行する処理の一例について、前記実施形態と異なる処理のみを図10、図11のフローチャートを参照して説明する。
図10に示すように、ステップS32の後、制御部100は、第1カウント記憶領域のカウント値が第2カウント記憶領域のカウント値より小さいかを判定する(S133)。
ステップS133において、制御部100は、第1カウント記憶領域のカウント値が第2カウント記憶領域のカウント値より小さいと判定した場合(S133,Yes)、第1カウント記憶領域のカウント値をカウント値と判定する(S34)。
ステップS133において、制御部100は、第1カウント記憶領域のカウント値が第2カウント記憶領域のカウント値より小さくないと判定した場合(S133,No)、第2カウント記憶領域のカウント値をカウント値と判定する(S35)。
図11に示すように、ステップS62の後、制御部100は、第1カウント記憶領域のカウント値が第2カウント記憶領域のカウント値より小さいかを判定する(S163)。
ステップS163において、制御部100は、第1カウント記憶領域のカウント値が第2カウント記憶領域のカウント値より小さいと判定した場合(S163,Yes)、本体メモリ110のカウンタ値を第2カウンタ記憶領域に書き込む(S64)。ステップS64の後、領域特定情報を第2カウンタ記憶領域を特定する情報に更新する(S65)。
ステップS163において、制御部100は、第1カウント記憶領域のカウント値が第2カウント記憶領域のカウント値より小さくないと判定した場合(S163,No)、本体メモリ110のカウンタ値を第1カウンタ記憶領域に書き込む(S66)。ステップS66の後、領域特定情報を第1カウンタ記憶領域を特定する情報に更新する(S67)。
次に、画像形成に伴ってカウント値が減少する例として、印刷可能枚数をカウントする場合について説明する。ここでは、制御部100が現像カートリッジ9の印刷可能枚数をカウントして、カウントしたカウント値を本体メモリ110に記憶させ、その後、現像メモリ95にカウント値を書き込む場合を説明する。なお、印刷可能枚数の更新条件は、現像累積枚数の更新条件と同様に、1枚ごとである。
制御部100は、電源ON、または、カバー23が閉じられたと判定した場合、カウント値読出処理を実行し、特定記憶領域から特定情報を読み出す。ここでは、図12に示すように、領域特定情報が「0101」となっているので、制御部100は、領域特定情報が第2カウント記憶領域であると判定して、第2カウント記憶領域からカウント値「10000」を読み出し、読み出したカウント値「10000」を本体メモリ110に書き込む。
制御部100は、カウント値読出処理によって本体メモリ110に書き込まれたカウント値「10000」から、画像形成に伴って、印刷可能枚数を「9999,9998,9997,9996,9995,9994,9993,・・・」とカウントし、本体メモリ110に記憶させる。本体メモリ110のカウント値が「10000」から「9999」となると、カウント値書込処理を実行する。制御部100は、領域特定情報を読み出す。ここでは、未使用状態では、領域特定情報が「0101」となっているので、制御部100は領域特定情報が第2カウント記憶領域であると判定して、本体メモリ110のカウンタ値「9999」を第1カウント記憶領域に書き込む。そして、領域特定情報を第1カウンタ記憶領域を特定する「1010」に更新する。
次に、本体メモリ110のカウント値が「9998」となったら、制御部100はカウント値書込処理を実行する。制御部100は、領域特定情報を読み出す。領域特定情報が「1010」となっているので、制御部100は領域特定情報が第1カウント記憶領域であると判定して、本体メモリ110のカウンタ値「9998」を第2カウント記憶領域に書き込む。そして、領域特定情報を第2カウンタ記憶領域を特定する「0101」に更新する。
次に、本体メモリ110のカウント値が「9997」となったら、制御部100はカウント値書込処理を実行する。制御部100は、領域特定情報を読み出す。領域特定情報が「0101」となっているので、制御部100は領域特定情報が第2カウント記憶領域であると判定して、本体メモリ110のカウンタ値「9997」を第1カウント記憶領域に書き込む。そして、領域特定情報を第2カウンタ記憶領域を特定する「1010」に更新する。
制御部100は、このような処理を繰り返し実行する。
上述した実施形態においては、消耗品メモリがカウント記憶領域として2つの領域を有していたが、カウント記憶領域が3つ以上であってもかまわない。
上述した実施形態においては、消耗品が現像カートリッジ9であったが、消耗品はドラムカートリッジ8であってもよい。この場合には、カウント値は、ドラムメモリ85に書き込まれる。カウント値は、ドラムカートリッジ8を用いて印刷されたドラム累積印刷枚数および累積感光体ドラム回転数の少なくとも1つである。
上述した実施形態においては、消耗品が現像カートリッジ9であったが、消耗品はベルトユニット6であってもよい。この場合には、カウント値は、ベルトメモリ65に書き込まれる。カウント値は、ベルトユニット6を用いて印刷されたベルト累積印刷枚数および累積ベルト回転数の少なくとも1つである。
上述した実施形態においては、現像カートリッジはドラムカートリッジに組み付けられた状態で装置本体に対して着脱可能であったが、現像カートリッジが装置本体に対して装着可能であってもよい。この場合には、現像カートリッジおよびドラムカートリッジは、装置本体に対して、単独で、別個に着脱される。
上述した実施形態においては、現像メモリ、ドラムメモリおよびベルトメモリが第1記憶領域と第2記憶領域を有していたが、各メモリは、第2記憶領域を有さず、第1記憶領域のみを有する構成としてもよい。この場合には、第1記憶領域に識別情報のみならず、累積印刷枚数なども記憶されるようにすればよい。
上述した実施形態においては、画像形成装置として、モノクロ用のレーザプリンタを例示したが、画像形成装置は、カラー用のレーザプリンタであってもよく、コピー機や複合機であってもよい。
上述した実施形態および変形例で説明した各要素を、任意に組み合わせて実施することもできる。
1 画像形成装置
2 装置本体
6 ベルトユニット
8 ドラムカートリッジ
9 現像カートリッジ
61 ベルト
65 ベルトメモリ
81 感光体ドラム
85 ドラムメモリ
91 現像ローラ
95 現像メモリ
100 制御部
110 本体メモリ

Claims (8)

  1. 画像形成装置であって、
    装置本体と、
    前記装置本体に対して装着可能な消耗品であって、消耗品メモリを有する消耗品と、
    画像形成に伴って増加、または、減少するカウント値であって、前記消耗品の寿命に関するカウント値をカウント可能である制御部と、
    前記制御部によりカウントされた前記カウント値を記憶する本体メモリと、
    を備え、
    前記消耗品メモリは、
    前記カウント値を記憶可能な複数のカウント記憶領域と、
    前記複数のカウント記憶領域の中から、前回、前記カウント値が書き込まれたカウント記憶領域を特定する領域特定情報を記憶可能な特定記憶領域と、を有し、
    前記制御部は、
    前記特定記憶領域から、前記領域特定情報を読み出す第1処理と、
    読み出された前記領域特定情報で特定されるカウント記憶領域とは異なるカウント記憶領域に、前記本体メモリに記憶された前記カウント値を書き込む第2処理と、
    前記特定記憶領域に記憶された前記領域特定情報を、前記第2処理において前記カウント値を書き込んだカウント記憶領域を特定する情報に更新する第3処理と、
    前記カウント値を前記消耗品メモリから読み出す場合、
    前記特定記憶領域から、前記領域特定情報を読み出す第4処理と、
    前記領域特定情報によってカウント記憶領域が特定できた場合には、前記領域特定情報で特定されたカウント記憶領域から前記カウント値を読み出し、前記領域特定情報によって領域が特定できない場合には、前記複数のカウント記憶領域から前記カウント値を読み出し、読み出した複数のカウント値の中から最も大きい値、または、最も小さい値をカウント値と判定する第5処理と、を実行することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記カウント値が画像形成に伴って増加する値である場合において、
    前記制御部は、前記第5処理において、読み出した複数のカウント値の中から最も大きい値をカウント値と判定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記カウント値が画像形成に伴って減少する値である場合において、
    前記制御部は、前記第5処理において、読み出した複数のカウント値の中から最も小さい値をカウント値と判定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記消耗品メモリは、前記カウント記憶領域として、第1カウント記憶領域と、第2カウント記憶領域の2つを有し、
    前記制御部は、前記第2処理において、前記カウント値を前記第1カウント記憶領域および前記第2カウント記憶領域のいずれか一方に書き込むことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1カウント記憶領域を特定する値である第1領域情報値と、前記第2カウント記憶領域を特定する値である第2領域情報値は、2ビット以上のビット数で表され、
    前記第1領域情報値と、前記第2領域情報値とは、同位のビットがすべて互いに異なる値であることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記消耗品は、現像ローラと、現像メモリとを有する現像カートリッジであり、
    前記カウント値は、前記現像カートリッジを用いて印刷された現像累積印刷枚数、累積現像ローラ回転数および累積ドットカウントの少なくとも1つであることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記消耗品は、感光体ドラムと、ドラムメモリとを有するドラムカートリッジであり、
    前記カウント値は、前記ドラムカートリッジを用いて印刷されたドラム累積印刷枚数および累積感光体ドラム回転数の少なくとも1つであることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記消耗品は、ベルトと、ベルトメモリとを有するベルトユニットであり、
    前記カウント値は、前記ベルトユニットを用いて印刷されたベルト累積印刷枚数および累積ベルト回転数の少なくとも1つであることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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