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JP7256867B2 - 制御装置、制御方法及びプログラム - Google Patents

制御装置、制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、制御装置、制御方法及びプログラムに関する。
車両を遠隔地に存在するオペレータが操作する遠隔運転技術が知られている。遠隔運転では、遠隔運転を実行するオペレータ用のオペレータ装置と、車両に搭載されているユーザ端末との間の通信遅延が十分に抑制されることが、要求される要素の1つとして挙げられる。特許文献1では、車両の周囲の環境の3次元マップデータの差分情報を送信することによって、通信量を低減する。
特開2013-115803号公報
車両と遠隔運転装置との間の通信量を低減したとしても、これらの装置の間の通信品質は、他の原因(例えば、通信システムの輻輳等)によって低下しうる。通信品質次第では、車両は遠隔運転機能や他の機能を満足に実行できない。車両に限らず、他の移動体でも同様である。そこで、本発明の一部の側面は、移動体が移動する予定経路上で機能を実行できるかどうかを判断できるようにするための技術を提供する。
上記課題に鑑みて、通信を使用する機能を実行可能な移動体の制御装置であって、前記移動体の移動予定経路上の通信品質を取得する取得手段と、前記取得された通信品質に基づいて、前記移動予定経路が、前記機能の実行に要求される通信品質を満たさない位置を含むかどうかを判定する判定手段と、を備え、前記機能によって通信されるデータは、複数のデータ項目を含み、前記機能の実行に要求される通信品質は、前記複数のデータ項目のうち前記機能の実行に必須のデータ項目に要求される通信品質に基づく、制御装置が提供される。
上記手段により、移動体が移動する予定経路上で機能を実行できるかどうかを判断できるようになる。
実施形態に係る車両の構成例を説明するブロック図。 実施形態に係る遠隔運転装置の構成例を説明するブロック図。 実施形態に係る遠隔運転のコンソール例を説明する模式図。 実施形態に係る車両の動作の概要を説明する模式図。 実施形態に係る要求品質テーブルの例を説明する図。 実施形態に係る車両の制御方法例を説明するフロー図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴が任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
車両1は、車両1を制御する車両用制御装置2(以下、単に制御装置2と呼ぶ)を含む。制御装置2は車内ネットワークにより通信可能に接続された複数のECU20~29を含む。各ECUは、CPUに代表されるプロセッサ、半導体メモリ等のメモリ、外部デバイスとのインタフェース等を含む。メモリにはプロセッサが実行するプログラムやプロセッサが処理に使用するデータ等が格納される。各ECUはプロセッサ、メモリおよびインタフェース等を複数備えていてもよい。例えば、ECU20は、プロセッサ20aとメモリ20bとを備える。メモリ20bに格納されたプログラムが含む命令をプロセッサ20aが実行することによって、ECU20による処理が実行される。これに代えて、ECU20は、ECU20による処理を実行するためのASIC等の専用の集積回路を備えてもよい。他のECUについても同様である。
以下、各ECU20~29が担当する機能等について説明する。なお、ECUの数や、担当する機能については適宜設計可能であり、本実施形態よりも細分化したり、統合したりすることが可能である。
ECU20は、車両1の自動運転機能及び遠隔運転機能に関わる走行制御を実行する。この走行制御において、ECU20は、車両1の操舵及び/又は加減速を自動制御する。自動運転機能とは、ECU20が車両1の走行経路を計画し、この走行経路に基づいて車両1の操舵及び/又は加減速を制御する機能のことである。遠隔運転機能とは、ECU20が車両1の外部のオペレータからの指示に従って車両1の操舵及び/又は加減速を制御する機能のことである。外部のオペレータは人間であってもよいし、AI(人工知能)であってもよい。ECU20は、自動運転機能と遠隔運転機能とを組み合わせて実行することも可能である。例えば、ECU20は、オペレータからの指示がない間に走行経路を計画して走行制御を行い、オペレータからの指示があった場合にその指示に従って走行制御を行ってもよい。
ECU21は、電動パワーステアリング装置3を制御する。電動パワーステアリング装置3は、ステアリングホイール31に対する運転者の運転操作(操舵操作)に応じて前輪を操舵する機構を含む。また、電動パワーステアリング装置3は操舵操作をアシストしたり、前輪を自動操舵したりするための駆動力を発揮するモータや、操舵角を検知するセンサ等を含む。車両1の運転状態が自動運転状態の場合、ECU21は、ECU20からの指示に対応して電動パワーステアリング装置3を自動制御し、車両1の進行方向を制御する。
ECU22および23は、車両の外界の状況を検知する検知ユニット41~43の制御および検知結果の情報処理を行う。検知ユニット41は、車両1の前方を撮影するカメラであり(以下、カメラ41と表記する場合がある。)、本実施形態の場合、車両1のルーフ前部でフロントウィンドウの車室内側に取り付けられる。カメラ41が撮影した画像の解析により、物標の輪郭抽出や、道路上の車線の区画線(白線等)を抽出可能である。
検知ユニット42は、ライダ(Light Detection and Ranging)であり(以下、ライダ42と表記する場合がある)、車両1の周囲の物標を検知したり、物標との距離を測距したりする。本実施形態の場合、ライダ42は5つ設けられており、車両1の前部の各隅部に1つずつ、後部中央に1つ、後部各側方に1つずつ設けられている。検知ユニット43は、ミリ波レーダであり(以下、レーダ43と表記する場合がある)、車両1の周囲の物標を検知したり、物標との距離を測距したりする。本実施形態の場合、レーダ43は5つ設けられており、車両1の前部中央に1つ、前部各隅部に1つずつ、後部各隅部に一つずつ設けられている。
ECU22は、一方のカメラ41と、各ライダ42の制御および検知結果の情報処理を行う。ECU23は、他方のカメラ41と、各レーダ43の制御および検知結果の情報処理を行う。車両の周囲状況を検知する装置を二組備えたことで、検知結果の信頼性を向上でき、また、カメラ、ライダ、レーダといった種類の異なる検知ユニットを備えたことで、車両の周辺環境の解析を多面的に行うことができる。
ECU24は、ジャイロセンサ5、GPSセンサ24b、通信装置24cの制御および検知結果あるいは通信結果の情報処理を行う。ジャイロセンサ5は車両1の回転運動を検知する。ジャイロセンサ5の検知結果や、車輪速等により車両1の進路を判定することができる。GPSセンサ24bは、車両1の現在位置を検知する。通信装置24cは、地図情報や交通情報を提供するサーバと無線通信を行い、これらの情報を取得する。ECU24は、メモリに構築された地図情報のデータベース24aにアクセス可能であり、ECU24は現在地から目的地へのルート探索等を行う。ECU24、地図データベース24a、GPSセンサ24bは、いわゆるナビゲーション装置を構成している。
ECU25は、車車間通信用の通信装置25aを備える。通信装置25aは、周辺の他車両と無線通信を行い、車両間での情報交換を行う。通信装置25aは、車両1の外部のオペレータとの通信にも使用される。
ECU26は、パワープラント6を制御する。パワープラント6は車両1の駆動輪を回転させる駆動力を出力する機構であり、例えば、エンジンと変速機とを含む。ECU26は、例えば、アクセルペダル7Aに設けた操作検知センサ7aにより検知した運転者の運転操作(アクセル操作あるいは加速操作)に対応してエンジンの出力を制御したり、車速センサ7cが検知した車速等の情報に基づいて変速機の変速段を切り替えたりする。車両1の運転状態が自動運転状態の場合、ECU26は、ECU20からの指示に対応してパワープラント6を自動制御し、車両1の加減速を制御する。
ECU27は、方向指示器(ウィンカー)を含む照明装置8(ヘッドライト、テールライト等の灯火器)を制御する。図1の例の場合、照明装置8は車両1の前部、ドアミラーおよび後部に設けられている。ECU27はさらに、クラクションのホーンを含む、車外に向けた音響装置11を制御する。照明装置8、音響装置11又はその組み合わせは、車両1の外界に対して情報を提供する機能を有する。
ECU28は、入出力装置9の制御を行う。入出力装置9は運転者に対する情報の出力と、運転者からの情報の入力の受け付けを行う。音出力装置91は運転者に対して音声により情報を報知する。表示装置92は運転者に対して画像の表示により情報を報知する。表示装置92は例えば運転席表面に配置され、インストルメントパネル等を構成する。なお、ここでは、音声と表示を例示したが振動や光により情報を報知してもよい。また、音声、表示、振動または光のうちの複数を組み合わせて情報を報知してもよい。更に、報知すべき情報のレベル(例えば緊急度)に応じて、組み合わせを異ならせたり、報知態様を異ならせたりしてもよい。入力装置93は運転者が操作可能な位置に配置され、車両1に対する指示を行うスイッチ群であるが、音入力装置も含まれてもよい。ECU28は、ECU20の走行制御に関する案内を実施可能である。案内の詳細については後述する。入力装置93は、ECU20による走行制御の動作を制御するために用いられるスイッチを含んでもよい。入力装置93は、運転者の視線方向を検知するためのカメラを含んでもよい。
ECU29は、ブレーキ装置10やパーキングブレーキ(不図示)を制御する。ブレーキ装置10は例えばディスクブレーキ装置であり、車両1の各車輪に設けられ、車輪の回転に抵抗を加えることで車両1を減速あるいは停止させる。ECU29は、例えば、ブレーキペダル7Bに設けた操作検知センサ7bにより検知した運転者の運転操作(ブレーキ操作)に対応してブレーキ装置10の作動を制御する。車両1の運転状態が自動運転状態の場合、ECU29は、ECU20からの指示に対応してブレーキ装置10を自動制御し、車両1の減速および停止を制御する。ブレーキ装置10やパーキングブレーキは車両1の停止状態を維持するために作動することもできる。また、パワープラント6の変速機がパーキングロック機構を備える場合、これを車両1の停止状態を維持するために作動することもできる。
図2のブロック図を参照して、本発明の一部の実施形態に係る遠隔運転装置200の構成について説明する。遠隔運転装置200は、遠隔運転機能を有する車両に対して遠隔運転サービスを提供するための装置である。遠隔運転装置200は、サービス提供対象の車両から遠隔に位置する。
遠隔運転装置200は、複数の動作モードで遠隔運転サービスを提供可能であってもよい。遠隔運転サービスの複数の動作モードは、主導モードと支援モードとを含んでもよい。主導モードとは、遠隔運転装置200のオペレータが車両の制御量(例えば、操舵角やアクセルペダル開度、ブレーキペダル開度、ウィンカーレバーの位置、ライトのオン・オフなど)を指定する動作モードのことである。支援モードとは、遠隔運転装置200のオペレータが指定した経路計画に従って車両(具体的にはECU20)が車両の制御量を決定する動作モードのことである。支援モードにおいて、遠隔運転装置200のオペレータは、自ら経路計画を生成して指定してもよいし、車両から提案された経路計画を採用することによって経路計画を指定してもよい。
遠隔運転装置200は、図2に示す各構成要素を有する。プロセッサ201は、遠隔運転装置200全体の動作を制御する。プロセッサ201は、例えばCPUとして機能する。メモリ202は、遠隔運転装置200の動作に用いられるプログラムや一時データなどを記憶する。メモリ202は、例えばROMやRAMなどにより実現される。入力部203は、遠隔運転装置200の使用者が遠隔運転装置200への入力を行うために用いられる。遠隔運転装置200の使用者とは、人間が操作主体である場合にこの人間であり、AIが操作主体である場合にAIの動作を監視する人間(監視者)である。出力部204は、遠隔運転装置200から使用者に向けて情報を出力するために用いられる。記憶部205は、遠隔運転装置200の動作に用いられるデータを記憶する。記憶部205は、ディスクドライブ(例えば、HDDやSDD)などの記憶装置で実現される。通信部206は、遠隔運転装置200が他の装置(例えば、遠隔運転対象の車両)と通信する機能を提供し、例えばネットワークカードやアンテナなどで実現される。
図3の概略図を参照して、遠隔運転装置200の入力部203及び出力部204の構成例について説明する。この構成例では、表示装置310及び音響装置320によって出力部204が構成され、ステアリングホイール330、アクセルペダル340、ブレーキペダル350、マイク360及び複数のスイッチ370によって入力部203が構成される。
表示装置310は、遠隔運転サービスを提供するための視覚情報を出力する装置である。音響装置320は、遠隔運転サービスを提供するための聴覚情報を出力する装置である。表示装置310に表示される画面は、1つのメイン領域311と、複数のサブ領域312とを含む。メイン領域311には、遠隔運転サービスの提供対象の複数の車両のうちの制御対象車両に関する情報が表示される。制御対象車両とは、遠隔運転装置200からの指示が送信される車両のことである。各サブ領域312には、遠隔運転サービスの提供対象の複数の車両のうちの制御対象車両以外の車両に関する情報が表示される。制御対象車両以外の車両は、監視対象車両と呼ばれることもある。1台の遠隔運転装置200によって複数台の車両に遠隔運転サービスを提供する場合に、オペレータは、メイン領域311に表示する車両(すなわち、制御対象車両)を適宜切り替える。メイン領域311及びサブ領域312に表示される情報は、車両の周囲の交通状況、車両の速度などを含む。
ステアリングホイール330は、主導モードにおいて制御対象車両の操舵量を制御するために用いられる。アクセルペダル340は、主導モードにおいて制御対象車両のアクセルペダル開度を制御するために用いられる。ブレーキペダル350は、主導モードにおいて制御対象車両のブレーキペダル開度を制御するために用いられる。マイク360は、音声情報を入力するために用いられる。マイク360に入力された音声情報は、制御対象車両へ送信され、その車内で再生されてもよい。
複数のスイッチ370は、遠隔運転サービスを提供するための様々な入力を行うために用いられる。例えば、複数のスイッチ370は、制御対象車両を切り替えるためのスイッチ、支援モードにおけるオペレータの判断結果を指示するためのスイッチ、複数の動作モードを切り替えるためのスイッチなどを含む。
図2及び図3で説明した遠隔運転装置200は、主導モードと支援モードとの両方を提供可能である。これに代えて、遠隔運転装置200は、主導モードと支援モードと一方のみを提供可能であってもよい。主導モードを提供しない場合に、ステアリングホイール330、アクセルペダル340及びブレーキペダル350は省略可能である。また、複数の遠隔運転装置200が協働して遠隔運転サービスを提供してもよい。この場合に、遠隔運転装置200は、サービス提供対象の車両を別の遠隔運転装置200に引継ぎ可能であってもよい。
図4を参照して、本発明の一部の実施形態の概要について説明する。図4は、車両1が存在する実際の環境を示す。車両1は、道路上を予定経路401に沿って走行する。予定経路401とは、車両1が走行(移動)を予定している経路のことである。予定経路401は、例えば車両1のナビゲーション装置が推奨した経路であってもよいし、車両1の運転者や遠隔運転装置200のオペレータが設定した経路であってもよい。目的地が設定されていない場合に、予定経路は、車両1の進行方向の道なりに沿った経路であってもよい。
車両1の予定経路401の各地理的位置(以下、単に位置と呼ぶ)は、様々な通信品質を有する。図4の実施形態では、「高品質」、「中品質」及び「低品質」の3段階で通信品質を分類する。通信品質は、スループットで規定されてもよし、遅延で規定されてもよいし、これらの組み合わせで規定されてもよい。図4の破線402の外側の領域で通信品質が「高品質」であり、破線402と破線403との間の領域で通信品質が「中品質」であり、破線403の内側の領域で通信品質が「低品質」であるとする。
車両1は、上述の自動運転機能及び遠隔運転機能の他に、様々な機能を実行可能である。車両1が実行可能な機能は、例えば手動運転機能及びIVI(車載インフォテインメント)機能を有してもよい。手動運転機能とは、車両1の運転者が手動で加減速及び操舵を制御することによって走行を行う機能である。手動運転中に運転支援機能が並行して動作してもよい。IVI機能とは、音楽や動画のようなエンターテインメント関連のデータを車内に提供する機能のことである。遠隔運転機能、自動運転機能、手動運転機能及びIVI機能はいずれも、車両1の外部の装置との通信を使用する機能の一例である。遠隔運転機能で、車両1は例えば遠隔運転装置200へ車両及びその周囲の物標のデータを送信し遠隔運転装置200から操作指示を受信する。自動運転機能で、車両1は例えば道路監視カメラのようなインフラに設置された装置から車両1の周囲の物標のデータを受信する。インフラに設置された装置からのデータは、手動運転機能においても利用可能である。IVI機能では、配信サービスを提供する装置から音楽及び/又は動画のデータを受信する。
車外の装置との通信を使用する機能は、この装置と車両1との通信の品質によっては満足に動作できない場合がある。そこで、車両1は、移動先での通信品質が、機能の実行に要求される通信品質を満たさない場合に、この機能の実行を制限する。各機能の実行に要求される品質は、例えば図5に示すような要求品質テーブル500で管理される。要求品質テーブル500は、事前に運転者や自動車メーカなどによって作成され、例えば車両1のメモリ20bに格納されている。
図5の要求品質テーブル500について説明する。カラム501は、通信を使用する機能を示す。遠隔運転機能では、車両1の予定経路の状況及び動作モードによって要求される通信品質及び必須データ項目が異なる。そこで、遠隔運転機能の各項目は、それぞれの場合について個別に規定される。
上述のように、主導モードの遠隔運転サービスでは、遠隔運転装置200のオペレータが車両1の制御量を指定する。そのため、主導モードの遠隔運転サービスを利用中に、制御装置2は、遠隔運転装置200が決定した制御量に従って車両1の走行制御を行う動作モード(車両1の主導モードと呼ぶ)で動作する。一方、支援モードの遠隔運転サービスでは、遠隔運転装置200のオペレータが指定した経路計画に従って車両1が車両1の制御量を決定する。そのため、支援モードの遠隔運転サービスを利用中に、制御装置2は、遠隔操作装置200が指示した挙動を行うように制御装置2が決定した制御量に従って車両1の走行制御を行う動作モード(車両1の支援モードと呼ぶ)で動作する。
車両1の予定経路の状況は、例えば道路の種類、交通参加者の種類、混雑度合いを含む。以下では、予定経路の状況として、道路の種類を扱う。道路の種類は、高速道と、一般有料道路と、一般道とを含んでもよい。一般有料道路は高速道と同様に扱ってもよいため、以下では道路の種類として一般道及び高速道を扱う。一般道は、歩行者の立ち入りが許可された道路の一例であり、高速道は、歩行者の立ち入りが禁止された道路の一例である。
カラム502は、機能の実行に要求される通信品質を示す。カラム503は、機能の実行に使用されるデータ項目のうち、機能の実行に必須のデータ項目を示す。カラム504は、機能の実行に使用されるデータ項目のうち、機能の実行に必須ではない(すなわち、補助的な)データ項目を示す。
車両1が高速道を走行中の状況で主導モードで遠隔運転機能を実行する場合について説明する。この状況及び動作モードで遠隔運転機能を実行する場合の必須データ項目は、自車の情報の送信、前方の物標の情報の送信、及び操作指示の受信である。これらの何れかが欠けた場合に、車両1は遠隔運転機能を実行できない。この状況及び動作モードで遠隔運転機能を実行する場合の補助データ項目は、側方及び後方の物標の情報の送信及びインフラ装置からのデータの受信である。これらの何れかが欠けた場合でも、車両1は、それらの情報を使用しない範囲で遠隔運転機能を実行可能である。例えば、側方及び後方の物標の情報を欠く場合に、車両1は、遠隔運転装置200の操作者から加減速の制御だけを受け付け、操舵を自動運転機能で行う。車両1が高速道を走行中に主導モードで遠隔運転機能を実行する場合には、必須データ項目を高品質で通信できることが要求される。
車両1が一般道を走行中の環境で主導モードで遠隔運転機能を実行する場合について説明する。高速道の場合と比較して、歩行者が存在する可能性があるため、側方及び後方の物標の情報の送信が必須データ項目となっている。支援モードで遠隔運転機能を実行する場合に、必須データ項目を中品質で通信できることが要求される。支援モードでは、自動運転機能によって走行を維持できるため、車両1と遠隔運転装置200との通信には、主導モードよりも大きな遅延が許容される。また、主導モードと支援モードとのどちらにおいても、車両1が高速道にある場合に遠隔運転機能の実行に必須のデータ項目の個数は、車両1が一般道(又は一般有料道路)にある場合に遠隔運転機能の実行に必須のデータ項目よりも少ない。
自動運転機能及び手動運転機能では、通信を使用しなくても走行を維持できるため、必須データ項目はなく、それに応じて要求品質も規定されない。IVI機能では、動画及び音楽が必須データ項目であり、遅延が大きくても走行に影響しないため要求品質は低品質である。
図6を参照して、車両1の制御方法の一例について説明する。この方法は、車両1のプロセッサ(例えば、プロセッサ20a)がメモリ(例えば、メモリ20b)に格納されたプログラムを実行することによって行われてもよい。これに代えて、方法の一部又は全部の工程が、ASIC(特定用途向け集積回路)のような専用回路で実行されてもよい。前者の場合に、プロセッサが特定の動作のための構成要素となり、後者の場合に、専用回路が特定の動作のための構成要素となる。図6の制御方法は、車両1の動作中に反復して実行される。
ステップS601で、車両1は、車両1の予定経路を取得する。車両1の予定経路については図4で説明したとおりである。ステップS602で、車両1は、予定経路上の複数の位置(例えば、100mごとの位置)における通信品質を取得する。通信品質は、ステップS602の実行時点の通信品質であってもよいし、各位置への車両1の到着予定時刻における通信品質であってもよい。通信品質は、車両1と通信相手との間の通信品質であってもよい。機能ごとに通信相手が異なる場合に、車両1は、それぞれの通信相手について通信品質を取得してもよい。これに代えて、車両1は、車両1とサービング無線基地局との間の通信品質を、すべての機能に対する通信品質として取得してもよい。車両1は、通信品質を取得するために、通信相手との間でテストデータを送受信してもよいし、車両1が利用中の通信規格(3G、4G、5Gなど)を特定してもよい。また、車両1は、通信品質を取得するために、各位置における通信品質を通信ネットワークに問い合わせてもよい。通信ネットワークは、各位置にある端末装置に通信品質を問い合わせ、その結果に基づいて車両1に応答してもよい。
ステップS603で、車両1は、ステップS602で取得した通信品質に基づいて、車両の予定経路401が、要求品質テーブル500に規定される要求品質(カラム502)を満たさない位置を含むかどうかを判定する。この判定は、複数の機能(例えば、カラム501に規定される機能)のそれぞれについて実行されてもよい。1つの機能が予定経路の状況(一例では、一般道又は高速道)に基づく場合に、それぞれの状況について判定が行われてもよい。1つの機能が複数の動作モード(一例では、主導モード又は支援モード)に基づく場合に、それぞれの動作モードについて判定が行われてもよい。
車両1は、予定経路401が要求品質を満たさない位置を含むと判定された場合(ステップS603で「YES」)に、処理をステップS604に遷移し、それ以外の場合(ステップS603で「NO」)に、処理を終了する。以下、要求品質を満たさない位置を、品質不足位置と呼び、要求品質を満たす位置を、品質充足位置と呼ぶ。上述のように、要求品質(カラム502)は、必須データ項目(カラム503)について規定される。そのため、必須データ項目を要求品質で通信できない場合に、機能の実行に要求される通信品質を満たさないと判定される。
具体的に、車両1は、メモリ20bに格納された要求品質テーブル500を参照して、各機能の要求品質(カラム502)を特定する。車両1は、この要求品質と、予定経路401上の各位置の通信位置とを比較することによって、各位置において要求品質を満たすかどうかを判定する。すべての位置において要求品質を満たす場合に、車両1は、予定経路401が品質不足位置を含まないと判定する。少なくとも一部の位置において要求品質を満たす場合に、車両1は、予定経路401が品質不足位置を含むと判定する。この処理において、車両1は、予定経路401のうち、品質不足位置も特定できる。
ステップS604で、車両1は、予定経路401が品質不足位置を含むことを通知する。車両1は、品質不足位置を通知してもよい。例えば、車両1は、予定経路401のうち、品質不足位置を地図上に表示してもよい。要求品質テーブル500の例で、主導モードの遠隔運転機能の要求品質は高品質であるため、図4の破線402の内側で要求品質を満たさない。そこで、車両1は、予定経路401のうち破線402の内側の区間で主導モードの遠隔運転機能の要求品質を満たさないことを通知する。これに代えて又はこれに加えて、車両1は、予定経路401のうち破線402の外側の区間で主導モードの遠隔運転機能の要求品質を満たすことを通知してもよい。この通知に基づいて、車両1の運転者は予定経路401を変更してもよい。
要求品質を満たさないことの通知相手は、車両1の運転者であってもよいし、機能に関係する人であってもよい。例えば、車両1は、遠隔運転機能の要求品質を満たさないことを、車両1の運転者に加えて又はこれに代えて、遠隔運転装置200のオペレータに通知してもよい。
ステップS605で、車両1は、品質不足位置が車両1の現在位置から近いかどうかを判定する。例えば、車両1は、品質不足位置と車両1との現在位置との距離が閾値距離以下の場合に近いと判定してもよいし、品質不足位置への予想到着時間が閾値時間以下の場合に近いと判定してもよい。車両1は、品質不足位置に近いと判定された場合(ステップS605で「YES」)に、処理をステップS606に遷移し、それ以外の場合(ステップS605で「YES」)に、処理を終了する。
ステップS606で、車両1は、品質不足位置に車両1が到達する前に、車両1による機能の実行を制限する。車両1は、機能が起動中であればその機能を終了し、機能が未起動であればその機能を起動できなくする。時間の経過によって又は車両1の移動によって機能を実行できる通信品質になった場合に、車両1は当該機能を起動可能にする。車両1は、機能の終了に伴って、他の機能を起動してもよい。例えば、車両1は、遠隔運転機能を終了する場合に、自動運転機能を起動することによって走行を継続してもよい。
上述の例では、ステップS606で、機能を実行できなくなる前に機能の実行を制限した。これに代えて、このステップを省略してもよい。また、ステップS604で予定経路が品質不足位置を含むことを通知したが、このステップを省略してもよい。上述の例では、車両1が図6の制御方法の各工程を実行した。これに代えて、車両1の外部の装置(例えば、遠隔運転装置200や、外部のサーバ)がこの制御方法の各工程を実行してもよい。
<実施形態のまとめ>
<構成1>
通信を使用する機能を実行可能な移動体(1)の制御装置(2、200)であって、
前記移動体の移動予定経路(401)上の通信品質を取得する取得手段(S601)と、
前記取得された通信品質に基づいて、前記移動予定経路が、前記機能の実行に要求される通信品質(502)を満たさない位置を含むかどうかを判定する判定手段(S603)と、
を備える、制御装置。
この構成によれば、移動体が移動する予定経路上で機能を実行できるかどうかを判断できる。
<構成2>
前記移動予定経路のうち、前記機能の実行に要求される通信品質を満たさない位置を通知する通知手段(S604)を更に備える、構成1に記載の制御装置。
この構成によれば、機能が実行できない位置を事前に知ることができる。
<構成3>
前記通信品質を満たさない位置に前記移動体が到達する前に、前記移動体による前記機能の実行を制限する制限手段(S606)を更に備える、構成2に記載の制御装置。
この構成によれば、機能が実行できなくなる前に安全に機能の実行を制限できる。
<構成4>
前記移動体は、通信を使用する複数の機能(501)を実行可能であり、
前記判定手段は、前記複数の機能のそれぞれについて、前記移動予定経路が、前記通信品質を満たさない位置を含むかどうかを判定する、構成1乃至3の何れか1つに記載の制御装置。
この構成によれば、複数の機能のそれぞれについて実行できるかどうかを判定できる。
<構成5>
前記機能は、複数の動作モード(501)を有し、
前記判定手段は、前記複数の動作モードのそれぞれについて、前記移動予定経路が、前記通信品質を満たさない位置を含むかどうかを判定する、構成1乃至4の何れか1つに記載の制御装置。
この構成によれば、動作モードに応じて機能を実行できるかを判定できる。
<構成6>
前記複数の動作モードは、前記移動体に遠隔操作サービスを提供する遠隔操作装置が決定した制御量に従って移動体の移動制御を行う第1モードと、前記遠隔操作装置が指示した挙動を行うように前記制御装置が決定した制御量に従って前記移動体の移動制御を行う第2モードとを含み、
前記第1モードで要求される通信品質は、前記第2モードで要求される通信品質よりも高い、構成5に記載の制御装置。
この構成によれば、遠隔操作サービスを受けるための動作モードに応じて機能を実行できるかを判定できる。
<構成7>
前記機能によって通信されるデータは、複数のデータ項目(503、504)を含み、
前記機能の実行に要求される通信品質は、前記複数のデータ項目のうち前記機能の実行に必須のデータ項目(503)に要求される通信品質に基づく、構成1乃至6の何れか1つに記載の制御装置。
この構成によれば、機能の実行を必要以上に制限しなくて済む。
<構成8>
前記判定手段は、前記必須のデータ項目を所定の通信品質で通信できない場合に、前記機能の実行に要求される通信品質を満たさないと判定する、構成7に記載の制御装置。
この構成によれば、機能の実行を必要以上に制限しなくて済む。
<構成9>
前記機能の実行に要求される通信品質は、前記移動予定経路の道路の種類(501)に基づく、構成1乃至8の何れか1つに記載の制御装置。
この構成によれば、予定経路の道路の種類に応じて機能を実行できるかを判定できる。
<構成10>
前記道路の種類は、高速道と、一般有料道路と、一般道とを含み、
前記移動体が高速道又は一般有料道路にある場合に前記機能の実行に必須のデータ項目は、前記移動体が一般道にある場合に前記機能の実行に必須のデータ項目よりも少ない、構成9に記載の制御装置。
この構成によれば、高速道と、一般有料道路と、一般道予定経路との何れかであるかに応じて機能を実行できるかを判定できる。
<構成11>
コンピュータを構成1乃至10の何れか1つに記載の制御装置の各手段として機能させるためのプログラム。
この構成によれば、プログラムの形態で上記構成を実現できる。
<構成12>
通信を使用する機能を実行可能な移動体(1)の制御方法であって、
前記移動体の移動予定経路(401)上の通信品質を取得する取得工程(S601)と、
前記取得された通信品質に基づいて、前記移動予定経路が、前記機能の実行に要求される通信品質(502)を満たさない位置を含むかどうかを判定する判定工程(S603)と、
を有する、制御方法。
この構成によれば、移動体が移動する予定経路上で機能を実行できるかどうかを判断できる。
本発明は上記実施の形態に制限されるものではなく、本発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、本発明の範囲を公にするために、以下の請求項を添付する。

Claims (9)

  1. 通信を使用する機能を実行可能な移動体の制御装置であって、
    前記移動体の移動予定経路上の通信品質を取得する取得手段と、
    前記取得された通信品質に基づいて、前記移動予定経路が、前記機能の実行に要求される通信品質を満たさない位置を含むかどうかを判定する判定手段と、
    を備え、
    前記機能によって通信されるデータは、複数のデータ項目を含み、
    前記機能の実行に要求される通信品質は、前記複数のデータ項目のうち前記機能の実行に必須のデータ項目に要求される通信品質に基づく、制御装置。
  2. 前記判定手段は、前記必須のデータ項目を所定の通信品質で通信できない場合に、前記機能の実行に要求される通信品質を満たさないと判定する、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記移動予定経路のうち、前記機能の実行に要求される通信品質を満たさない位置を通知する通知手段を更に備える、請求項1又は2に記載の制御装置。
  4. 前記通信品質を満たさない位置に前記移動体が到達する前に、前記移動体による前記機能の実行を制限する制限手段を更に備える、請求項に記載の制御装置。
  5. 前記移動体は、通信を使用する複数の機能を実行可能であり、
    前記判定手段は、前記複数の機能のそれぞれについて、前記移動予定経路が、前記通信品質を満たさない位置を含むかどうかを判定する、請求項1乃至の何れか1項に記載の制御装置。
  6. 前記機能は、複数の動作モードを有し、
    前記判定手段は、前記複数の動作モードのそれぞれについて、前記移動予定経路が、前記通信品質を満たさない位置を含むかどうかを判定する、請求項1乃至の何れか1項に記載の制御装置。
  7. 前記複数の動作モードは、前記移動体に遠隔操作サービスを提供する遠隔操作装置が決定した制御量に従って移動体の移動制御を行う第1モードと、前記遠隔操作装置が指示した挙動を行うように前記制御装置が決定した制御量に従って前記移動体の移動制御を行う第2モードとを含み、
    前記第1モードで要求される通信品質は、前記第2モードで要求される通信品質よりも高い、請求項に記載の制御装置。
  8. コンピュータを請求項1乃至の何れか1項に記載の制御装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  9. 通信を使用する機能を実行可能な移動体の制御方法であって、
    前記移動体の移動予定経路上の通信品質を取得する取得工程と、
    前記取得された通信品質に基づいて、前記移動予定経路が、前記機能の実行に要求される通信品質を満たさない位置を含むかどうかを判定する判定工程と、
    を有し、
    前記機能によって通信されるデータは、複数のデータ項目を含み、
    前記機能の実行に要求される通信品質は、前記複数のデータ項目のうち前記機能の実行に必須のデータ項目に要求される通信品質に基づく、制御方法。
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