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JP7133487B2 - 電源装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電源装置に関する。
下記特許文献1には、この種の電源装置である電池装置(以下、「電源装置」という。)が開示されている。この電源装置は、電池ユニットと、電池ユニットに電気的に接続された回路基板と、回路基板に設けられ電池ユニットにおける電力の入出力のためにオンオフ動作するスイッチ装置と、を備えている。
この電源装置は、車両の発電電動機に接続されるものである。電池ユニットで発電電動機を駆動することで車両が走行し、車両の減速時に発電電動機を発電させて電池ユニットを充電する。そして、この電源装置は、車両始動時と車両停止後において、スイッチ装置を作動させて電池ユニットへの電力の入出力を行うように構成されている。
特開2018-98061号公報
ところで、上記電源装置において、電池ユニットで発電電動機を駆動する車両のモータ走行時には、バスバに流れるリップル電流の影響でバスバの周りに生じる磁界と、スイッチ装置で生じる磁界とが干渉する。これらの磁界の干渉によってスイッチ装置が回路基板とともにリップル電流の周波数で振動することで磁気音が発生する。車両のモータ走行時はエンジン音もなく暗騒音が小さいことから、このような磁気音が車室内で顕在化しやすい。
そこで、この種の電源装置の設計に際しては、電源装置から車室内に向けて放出される磁気音のような音を低減するための技術が求められている。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、電池ユニットをスイッチ装置で制御する電源装置から放出される音を低減するのに有効な技術を提供しようとするものである。
本発明の一態様は、
電池ユニット(10)と、
上記電池ユニットと電気負荷(2)との間の通電経路を形成するバスバ(41)と、
鉄心(34)に巻かれたコイル(33)を有し、上記電池ユニットにおける電力の入出力時に上記コイルへの通電によってオンオフ動作するスイッチ装置(32)と、
を備え、
上記バスバは、上記スイッチ装置と対向する対向通電部(43a)を有し、
上記スイッチ装置は、上記鉄心の軸線(C)が上記バスバの上記対向通電部が延びる方向(Y)に沿って配置されるように構成されている、電源装置(1,101)、
にある。
上記電源装置において、スイッチ装置は、電池ユニットにおける電力の入出力時に、鉄心に巻かれたコイルへの通電によってオンオフ動作するように構成されている。このスイッチ装置では、コイルへの通電によってその軸線に沿って磁界(以下、「コイル磁界」という。)が形成される。このスイッチ装置は、電池ユニットと電気負荷との間の通電経路を形成するバスバの対向通電部と対向するように配置されている。このため、バスバに流れるリップル電流の影響によって、バスバの対向通電部の周りに生じる磁界(以下、「バスバ磁界」という。)とスイッチ装置で生じるコイル磁界とが干渉したとき、スイッチ装置がリップル電流の周波数で振動することで磁気音の発生要因に成り得る。
そこで、この電源装置では、スイッチ装置は、鉄心の軸線がバスバの対向通電部が延びる方向に沿って配置されるように構成されている。即ち、スイッチ装置の鉄心とバスバの対向通電部とが概ね平行に配置されるようになっている。これにより、バスバ磁界が及ぶ範囲内にスイッチ装置が配置されているときでも、バスバ磁界とコイル磁界との干渉によってスイッチ装置が受ける加振力を低く抑えることができる。このため、スイッチ装置の振動によって発生する磁気音を低減することができる。
以上のごとく、上記態様によれば、電池ユニットをスイッチ装置で制御する電源装置から放出される音を低減するのに有効な技術を提供できる。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
実施形態1の電源装置の平面図。 図1のII-II線矢視断面図。 実施形態2について図2に対応した断面図。
以下、電源装置に係る実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
なお、本明細書の図面では、特に断わらない限り、電源装置の幅方向である第1方向を矢印Xで示し、電源装置の奥行方向である第2方向を矢印Yで示し、電源装置の高さ方向である第3方向を矢印Zで示すものとする。この電源装置の配置形態の一例として、第3方向Zが電源装置の鉛直方向に沿って延びるような配置形態が挙げられるが、必要に応じてこの配置形態をその他の配置形態に変更することが可能である。
(実施形態1)
図1に示されるように、電源装置1は、電気自動車やハイブリッド自動車等の車両に搭載されるものである。本実施形態において、電源装置1は、ハイブリッド自動車の床下に搭載されるものであり、いずれも車両における電気負荷である発電電動機2及び鉛蓄電池4のそれぞれに電気的に接続される。
発電電動機2は、車両のエンジン(内燃機関)3に連結されており、エンジン3によって駆動されることによって発電機として機能する。発電電動機2で発電された電力が電源装置1に供給されることによって、この電源装置1の後述の電池ユニット10が充電されるようになっている。また、この発電電動機2は、電源装置1の電池ユニット10から電力が供給されることによって電動機(モータ)として機能し、車両をモータ走行させる。このとき、発電電動機2は、エンジン3とともに駆動源となり得る。
このような発電電動機2は、モータ機能付発電機(モータジェネレータ)であり、一般的に「ISG(Integrated Starter Generator)」と称呼される。
鉛蓄電池4は、電池ユニット10と並列で、発電電動機2に電気的に接続されるバッテリである。この鉛蓄電池4は、電池ユニット10と共に発電電動機2に電力を供給したり、オーディオ装置やナビゲーション装置等の電気負荷に電力を供給したりするように構成されている。また、発電電動機2の発電電力が鉛蓄電池4に供給されることで、この鉛蓄電池4の充電が行われるように構成されている。
電源装置1は、電池ユニット10と、ケース20と、電気回路部30と、バスバモジュール40と、を備えている。この電源装置1は、電池ユニット10を備えるため、「電池装置」とも称呼される。
詳細な説明は省略するが、電池ユニット10は、直列接続された複数の電池セル(図示省略)を、電池セルの厚み方向に積層してなる電池モジュールである。電池セルは、リチウムイオン蓄電池であり、電気絶縁材からなるケース11に収容されている。この電池ユニット10は、充電及び放電が可能な電池を構成するものであり、「電池」或いは「二次電池」とも称呼される。
ケース20は、電池ユニット10の外殻を形成している。このケース20は、回路基板31が固定される金属製のベース21と、ベース21の開口部21aを塞ぐ樹脂製のカバー22(図3参照)と、を備えている。このケース20のベース21にカバー22が取付けられることによって、回路基板31及びスイッチ装置32を収容する収容空間20aが形成される。
なお、図1では、説明の便宜上、ベース21を、このベース21からカバー22(二点鎖線を参照)が取り外された状態にて示している。
ベース21は、第1方向Xの一端側(図1中の左側)が突出した突出部を有し、この突出部には、2つの端子41a,42aが配置されている。このベース21には、電源装置1を車両に締結固定するためのボルト部材(図示省略)を挿通する複数の固定用孔21bと、ボルト部材23が螺合可能なボルト螺合孔21cと、が設けられている。このベース21は、金属材料からなる部材によって構成されている。
カバー22は、ベース21の複数のボルト螺合孔21cのそれぞれにそれぞれが重なり合うように設けられた複数の固定用孔22aを有する。このカバー22は、樹脂材料からなる部材によって構成されている。
電気回路部30は、電池ユニット10に電気的に接続された回路基板31と、複数のスイッチ装置32と、を備えている。以下では、便宜上、1つのスイッチ装置32についてのみ説明する。
回路基板31は、第3方向Zを厚み方向として第1方向Xと第2方向Yとによって規定される平面に沿って延在する板状に形成されている。この回路基板31は、ボルト部材31aによってケース20のベース21に締結固定されている。この回路基板31には、スイッチ装置32と、電池ユニット10の充放電を制御するための充放電制御スイッチ(図示省略)と、を含む複数の電子機器が設けられている。
スイッチ装置32は、機械式のリレーである。図示は省略するが、このスイッチ装置32は、固定接点と、固定接点に接触したり固定接点から離隔したりする可動接点と、可動接点を固定接点から離れる方向に弾性付勢するバネ部材と、円形断面を有する鉄心34と、鉄心34に巻かれており通電状況に応じて一対の固定接点と可動接点との接触状態を変更するためのコイル33(図3参照)と、このコイル33における通電を制御するECU(図示省略)と、を有する。このスイッチ装置32は、電池ユニット10における電力の入出力時に、コイル33への通電により鉄心34が磁化することを利用してオンオフ動作するように構成されている。
バスバモジュール40は、電気回路部30の回路基板31と、電気負荷である発電電動機2及び鉛蓄電池4と、を電気的に接続するためのものである。このバスバモジュール40は、いずれも導電性を有する金属板材からなる第1バスバ41及び第2バスバ42を備えている。バスバ41は、回路基板31を介して電池ユニット10に電気的に接続されており、電池ユニット10と発電電動機2との間の通電経路を形成するように構成されている。バスバ42は、回路基板31に電気的に接続されており、スイッチ装置32への通電経路を形成するように構成されている。
バスバ41は、一方の端子41aが発電電動機2に電気的に接続されており、この端子41aからベース21と回路基板31との間の領域に向けて延在している。第2バスバ42は、一方の端子42aが鉛蓄電池4に電気的に接続されており、この端子42aからバスバ41と同様に、ベース21と回路基板31との間の領域に向けて延在している。このとき、2つのバスバ41,42は、互いに対向して並んで配置されている。これら2つのバスバ41,42とベース21との間には電気絶縁部材(図示省略)が介装されている。なお、ベース21自体を電気絶縁材料によって構成することもできる。
バスバ41は、回路基板31の下方において回路基板31と第3方向Zについて重なるバスバ重なり部43を有する。このバスバ重なり部43には、回路基板31に電気的に接続される端子部(図示省略)が設けられている。
第2バスバ42は、バスバ41と同様に、回路基板31の下方において回路基板31と第3方向Zについて重なるバスバ重なり部44を有する。このバスバ重なり部44には、回路基板31に電気的に接続される端子部が設けられている。また、回路基板31は、電池ユニット10の正極側であるトータルプラス端子に電気的に接続されている。
図2に示されるように、スイッチ装置32は、鉄心34と、この鉄心34に巻かれたコイル33を、前述の固定接点、可動接点及びバネ部材とともに収容して回路基板31に取付けられるケース35を有しており、またコイル33の端子33aにおいて回路基板31に接合されている。これにより、回路基板31にスイッチ装置32が取付けられている。
スイッチ装置32は、鉄心34にコイル33を巻くことによって電磁石を形成するように構成されている。このスイッチ装置32は、ECUによってコイル33が非通電状態に制御されているとき、バネ部材の弾性付勢力によって可動接点が固定接点から離れて係止部に押し付けられる。このとき、スイッチ装置32がオフ状態となる。
これに対して、ECUによってコイル33が通電状態に制御されると、可動接点は、コイル33で生じる電磁力によってバネ部材の弾性付勢力に抗して固定接点側に付勢されて固定接点に押し付けられる。これにより、可動接点と固定接点とが導通し、スイッチ装置32がオン状態となる。スイッチ装置32がオン状態になると、発電電動機2と電池ユニット10とが電気的に接続される。
スイッチ装置32は、回路基板31の板厚方向である第3方向Zについてこの回路基板31を挟んでバスバ41の対向通電部43aとは反対側の位置において回路基板31に取付けられている。即ち、スイッチ装置32とバスバ41との間に回路基板31が配置されている。この場合、スイッチ装置32が回路基板31を介してバスバ41と間接的に対向している。
具体的には、スイッチ装置32は、バスバ42よりもバスバ41に近い位置にあり、バスバ41のうちバスバ重なり部43の一部である対向通電部43aと回路基板31を介して間接的に対向するように配置されている。バスバ41の対向通電部43aは、バスバ重なり部43の中で第2方向Yに沿って直線的に延びる部位である。この対向通電部43aは、スイッチ装置32の鉄心34を通り第3方向Zに延びる仮想直線L上から外れた位置に配置されている。
上述の「スイッチ装置32がバスバ41の対向通電部43aと対向する。」という旨の態様は、スイッチ装置32で生じる磁界(以下、「コイル磁界M1」という。)が、バスバ41に流れるリップル電流の影響でバスバ41の対向通電部43aの周りに生じる磁界(以下、「バスバ磁界M2」という。)と干渉するような範囲内に、スイッチ装置32とバスバ41の対向通電部43aとが配置される態様をいう。
従って、この態様には、スイッチ装置32とバスバ41の対向通電部43aが第3方向Zについて互いに重なるような配置のみならず、第3方向Zとは別の方向について互いに重なるような配置などが包含される。この場合、2つの磁界M1,M2の干渉が起こり得るような配置であれば、スイッチ装置32とバスバ41の対向通電部43aとの間に別部材が介在していても介在していなくてもよい。即ち、スイッチ装置32がバスバ41の対向通電部43aと間接的に対向してもよいし、或いは直接的に対向してもよい。
スイッチ装置32は、鉄心34の軸線Cが第2方向Yに沿うように構成されている。この第2方向Yは、バスバ41の対向通電部43aが延びる方向であって、且つ回路基板31の板厚方向である第3方向Zと直交する方向である。ここで、軸線Cは、鉄心34の円形断面の中心軸を通る仮想直線として定められる。この軸線Cは、コイル33の円形断面の中心部を通る巻軸を通る仮想直線と概ね一致する。
スイッチ装置32で生じるコイル磁界M1は、鉄心34の軸線Cに沿って延びるように形成される磁界である。これに対して、バスバ41の対向通電部43aの周りに生じバスバ磁界M2は、第1方向Xと第3方向Zとで規定される平面において対向通電部43aを中心に同心円状に形成される磁界である。
なお、上記のスイッチ装置32の更なる具体的な構造や、スイッチ装置32に関連する電気回路の詳細については、例えば、特開2018-98060号公報に開示の電池パックについての説明、特開2018-139462号公報に開示の電源装置についての説明が参照される。
次に、上述の実施形態1の作用効果について説明する。
上記電源装置1において、電気回路部30のスイッチ装置32は、電池ユニット10における電力の入出力時に、鉄心34に巻かれたコイル33への通電によってオンオフ動作するように構成されている。このスイッチ装置32では、コイル33への通電によってその軸線Cに沿ってコイル磁界M1が形成される。このスイッチ装置32は、電池ユニット10と電気負荷である発電電動機2との間の通電経路を形成するバスバ41の対向通電部43aと対向するように配置されている。このため、バスバ41に流れるリップル電流の影響によって、バスバ41の対向通電部43aの周りに生じるバスバ磁界M2とスイッチ装置32で生じるコイル磁界M1とが干渉したとき、スイッチ装置32がリップル電流の周波数で振動することで磁気音の発生要因に成り得る。
そこで、この電源装置1では、スイッチ装置32は、鉄心34の軸線Cがバスバ41の対向通電部43aが延びる第2方向Yに沿って配置されるように構成されている。即ち、スイッチ装置32の鉄心34とバスバ41の対向通電部43aとが概ね平行に配置されるようになっている。これにより、バスバ磁界M2が及ぶ範囲内にスイッチ装置32が配置されているときでも、バスバ磁界M2とコイル磁界M1との干渉によってスイッチ装置32が受ける加振力を低く抑えることができる。このため、スイッチ装置32の振動によって発生する磁気音を低減することができる。
従って、実施形態1によれば、電池ユニット10をスイッチ装置32で制御する電源装置1から放出される音を低減するのに有効な技術を提供できる。このため、車両の乗員が車室内で感知する音のレベルを低く抑えることができる。
上記電源装置1によれば、スイッチ装置32とバスバ41との間に回路基板31が配置されているため、回路基板31が振動し易いその板厚方向(第2方向Y)への加振力を抑制することができ、磁気音の更なる低減を図ることができる。
上記電源装置1によれば、バスバ41の対向通電部43aが仮想直線L上から外れた位置に配置されているため、バスバ41とスイッチ装置32の鉄心34との間に所定値を超える距離を確保することが可能になる。
以下、上記の実施形態1に関連する他の実施形態について図面を参照しつつ説明する。他の実施形態において、実施形態1の要素と同一の要素には同一の符号を付しており、当該同一の要素についての説明を省略する。
(実施形態2)
図2に示される、実施形態2の電源装置101は、電気回路部30のスイッチ装置32の構成が実施形態1の電源装置1のものと相違している。
その他については、実施形態1と同様である。
図2に示されるように、この電源装置101のスイッチ装置32は、いずれも鉄心34に巻かれた2つのコイル33をケース35に収容するように構成されている。2つの鉄心34はいずれも、その軸線Cがバスバ41の対向通電部43aが延びる第2方向Yに沿うように配置されている。また、バスバ41の対向通電部43aは、一方の鉄心34を通り第3方向Zに延びる仮想直線L1上から外れた位置であって、且つ他方の鉄心34を通り第3方向Zに延びる仮想直線L2上から外れた位置に配置されている。
上述の実施形態2によれば、電源装置101において2つのコイル33を有するスイッチ装置32の振動によって発生する磁気音を低減することができる。
その他、実施形態1と同様の作用効果を奏する。
本発明は、上述の典型的な実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の応用や変更が考えられる。例えば、上述の実施形態を応用した次の各形態を実施することもできる。
上述の実施形態では、1つのスイッチ装置について例示したが、スイッチ装置32の数はこれに限定されるものではなく、必要に応じてスイッチ装置32の数を2つ以上に変更することもできる。
上述の実施形態では、スイッチ装置32のケース35に収容されるコイル33の数が1つ或いは2つである場合について例示したが、コイル33の数はこれらに限定されるものではなく、必要に応じてコイル33の数を3つ以上に変更することもできる。
1,101 電源装置
2 発電電動機(電気負荷)
10 電池ユニット
31 回路基板
32 スイッチ装置
33 コイル
34 鉄心
41 第1バスバ(バスバ)
43a 対向通電部
C 鉄心の軸線
L,L1,L2 仮想直線
Y 第2方向(バスバの対向通電部が延びる方向)
Z 第3方向(回路基板の板厚方向)

Claims (3)

  1. 電池ユニット(10)と、
    上記電池ユニットと電気負荷(2)との間の通電経路を形成するバスバ(41)と、
    鉄心(34)に巻かれたコイル(33)を有し、上記電池ユニットにおける電力の入出力時に上記コイルへの通電によってオンオフ動作するスイッチ装置(32)と、
    を備え、
    上記バスバは、上記スイッチ装置と対向する対向通電部(43a)を有し、
    上記スイッチ装置は、上記鉄心の軸線(C)が上記バスバの上記対向通電部が延びる方向(Y)に沿うように構成されている、電源装置(1,101)。
  2. 上記電池ユニットに電気的に接続された回路基板(31)を備え、
    上記スイッチ装置は、上記回路基板の板厚方向(Z)について上記回路基板を挟んで上記バスバの上記対向通電部とは反対側の位置において上記回路基板に取付けられている、請求項1に記載の電源装置。
  3. 上記バスバの上記対向通電部は、上記スイッチ装置の上記鉄心を通り上記板厚方向に延びる仮想直線(L)上から外れた位置に配置されている、請求項2に記載の電源装置。
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