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JP7132953B2 - パワー半導体モジュール - Google Patents

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Description

発明の分野
本発明は、パワー半導体モジュールに関する。
発明の背景
半導体モジュールは、1つ以上のパワー半導体チップを収容する。このパワー半導体チップは、パワー半導体モジュールのハウジング上に設けられた端子に電気的に接続され得る。パワー端子を使用して、パワー半導体モジュールの負荷電流を流す導体を相互接続する。補助端子(通常、パワー端子よりも遥かに定格電流が低い)を使用して、ゲート信号の供給、センサ信号へのアクセス等を行なう。
あるパワー半導体モジュールは、補助端子が設けられたプリント回路基板を有する。プリント回路基板はパワー半導体モジュールの内部に電気的に接続され、補助端子はプリント回路基板にはんだ付けされている場合もある。補助端子は、プリント回路基板の上方のモジュールカバーを貫通して突出する場合もあるし、ナット上に曲がってモジュールカバー内に収まる場合もある。
例えば、ゲートドライバ基板からのエミッタ、コレクタ、およびゲート信号が補助端子を介してプリント回路基板に接続され、このプリント回路基板が、1つ以上のパワー半導体チップが取り付けられた基板に上記信号を分配する場合もある。
曲がっていない状態のプリント回路基板に、補助端子をはんだ付けしてもよい。その後、ハウジングの一部であるグリッド上にプリント回路基板を接着してもよい。次いで、プリント回路基板から基板へのワイヤボンド接続部を取り付けてもよい。次の工程では、ハウジングの上部にモジュールカバーを装着してもよい。モジュールカバーは、曲げていない補助端子を通すための細穴を有してもよい。カバー内にナットを取り付けた後、曲げ工程により、ナット上に補助端子を曲げてもよい。実装時、使用時、または衝撃及び振動試験時において、プリント回路基板への補助端子のはんだ接合部に非常に大きな力がかかる場合がある。補助端子がモジュールカバーによって案内され得るので、はんだ接合部にかかるいくらかの力は低減され得る。しかしながら、高応力によってはんだに亀裂が生じる虞が依然としてある。
US 2003 015 778 A1は、制御端子が外部から引き込まれた半導体デバイスを示す。制御端子は、制御端子ブロック内でインサート成形されており、独立した部品を構成するものである。
EP 0 696 881 A1は、パワーモジュールの端子用の開口部を有するプラスチックハウジングに関するものである。これは、パワーモジュールと内側ハウジング表面との間の弾性要素によって封止されている。
US 2008/158 823 A1は、補助端子を示す。補助端子は、その一端において、パワーモジュールのプリント回路基板に差し込まれるプレスフィット接続部を有する。他端は、パワーモジュールのハウジングから突出する。
US 2012/320 545 A1は、出力端子として使用され得る突出部を含むプレスフィット部を示す。プレスフィット部は、パワーモジュールの回路基板に挿入される。
US 2015/351 276 A1は、パワーモジュールの電極の下に設けられたナットボックスを示す。
発明の説明
本発明の目的は、ナット上に曲がった補助端子を有しており、信頼性が高く、可撓性があり、かつ経済的なパワー半導体モジュールを提供することである。
本目的は、独立請求項の主題によって達成される。さらなる例示的実施形態は、従属請求項および以下の説明から明白である。
本発明は、パワー半導体モジュールに関する。半導体モジュールは、1つ以上の半導体チップ、それらの電気的および機械的な相互接続部、ならびにそれらの部品のためのハウジングからなる如何なるデバイスであってもよい。本明細書における「パワー」という用語は、100Vを超える、および/または10Aを超える電流を処理するように構成されたモジュールおよび/または半導体チップを意味し得る。
本発明の一実施形態によれば、パワー半導体モジュールは、少なくとも1つのパワー半導体チップを含むパワー回路を収容するハウジングを備える。このハウジングは、少なくとも2つのパワー端子を提供する。例えば、ハウジングはプラスチック製であってもよく、1つ以上のパワー半導体チップが取り付けられたベースプレートを含んでもよい。ベースプレートには1つ以上の基板が接合されてもよく、この1つ以上の基板には1つ以上のパワー半導体チップが接合されてもよい。ハウジングのプラスチック材料は、ガラス繊維強化熱可塑性プラスチック材料であってもよい。
ベースプレートは、1つ以上のパワー半導体チップが接合された金属被覆層を含んでもよい。導体(例えば、ケーブル)が螺合され得るナットが収容されるハウジングの開口部によって、パワー端子を設けることができる。
例えば、パワー半導体モジュールは、パワー回路が2つの直列接続されたパワー半導体スイッチを含むハーフブリッジモジュールであってもよい。この直列接続の中間点および終点が、パワー端子に電気的に接続されてもよい。通常、パワー半導体モジュールは、2つ以上のパワー半導体チップを含み得る。
パワー半導体モジュールはさらに、ハウジングに実装され、パワー回路に電気的に接続されて補助信号を分配するプリント回路基板と、プレスフィット接続部によってプリント回路基板に実装された少なくとも1つの補助端子とを備える。プレスフィット接続部は、補助端子の本体によって提供される。補助端子は、場合によっては曲がった金属片であってもよく、および/または銅製であってもよい。
プリント回路基板は、ハウジング内部のパワー回路および/またはセンサに電気的に接続され得る、制御および/または測定信号分配のための内部プリント回路基板と考えてもよい。例えば、補助端子をパワー半導体チップのゲートに電気的に接続してもよい。さらに、補助端子を本発明のパワー半導体チップのコレクタに接続して、補助コレクタ接続を提供してもよい。また、補助端子をパワー半導体モジュールのハウジング内部のセンサ(例えば、温度センサ)に接続することも可能である。
ハウジングによって提供された特定のプラスチックフレームおよび/または支持構造に、プリント回路基板を接続してもよい。プリント回路基板は、例えばガラス強化エポキシ材料などのプラスチック材料をベースにしたものであってもよい。
1つ以上の補助端子を内部プリント回路基板に実装してもよい。各補助端子の一端(すなわち本体)は、プリント回路基板内にプレスフィットされる。パワー半導体モジュール内部においてプレスフィット接続を使用することにより、はんだ付けよりも信頼性が向上し得る。
パワー半導体モジュールはさらに、プリント回路基板に実装された少なくとも1つの端子支持体を備え、端子支持体は、補助端子の本体を案内する支持溝を有する。補助端子の他端(すなわち頭部)は、ケーブルなどの導体を電気的に接続するために端子支持体から突出してもよい。
端子支持体(プラスチック部品であってもよい)は、補助端子を機械的に支持する。端子支持体は、例えば、熱可塑性プラスチック材料またはエポキシ材料などのプラスチック材料からなってもよい。端子支持体は、プリント回路基板に実装されてもよく、および/または、補助端子の本体を少なくとも部分的に取り囲んでもよい。補助端子の本体は、支持溝内に案内され得る。支持溝内には、本体が完全に、または少なくとも部分的にはめ込まれる。
端子支持体は、プリント回路基板の穴に差し込まれる少なくとも1つのピンを有する。端子支持体は、プリント回路基板のスルーホールに入れられる2つ以上のピンを有してもよい。端子支持体とプリント回路基板との間のこのような接続構造により、トルク力を引き受けることができる。トルク力は、例えばゲートドライバ基板を実装する時など、補助端子の頭部を別の導体に接続する時に発生する。
さらに、補助端子の頭部は曲がっていてもよく、および/または、端子支持体に置かれていてもよい。端子支持体を補助端子のプレスフィット接続部と組み合わせることによって、補助端子の電気的接続をさらに強固にすることができる。
本発明の一実施形態によれば、端子支持体は、ナットを収容する開口部を有する。例えば、ナットのための開口部は、補助端子の本体を支持するための支持溝に略平行に配置されている。ナットは、補助端子が端子支持体内に入れられる前に端子支持体内に挿入および/または圧入されてもよい。
本発明の一実施形態によれば、補助端子の頭部がナット上に張り出すように、補助端子が曲がっている。例えば、本体がプリント回路基板に略垂直に配置されてもよく、および/または、頭部がプリント回路基板に略平行に配置されてもよい。補助端子の頭部は1つの屈曲部とねじ穴とを有してもよい。頭部は、ねじ穴の下方に配置されてもよい。これにより、予め曲げ加工された補助端子を使用することが可能になる。パワー半導体モジュールの組み付けの際に、追加の曲げ加工が不要になる。
本発明の一実施形態によれば、補助端子は、別のプリント回路基板用の第2のプレスフィット接続部を有する頭部を含む。例えば、この頭部も、別のプリント回路基板が接続され得る1つ以上のプレスフィットピンを有するプレスフィット接続部を含んでもよい。このような別のプリント回路基板は、ゲートドライバ基板であってもよい。
本発明の一実施形態によれば、補助端子の本体は、補助端子を端子支持体および/または支持溝に固定するためのとげ状構造を有する。補助端子の本体は、補助端子と端子支持体のプラスチック材料との間の強固な機械的接続を確実にするために、「のこぎり状の歯」構造、および/または別の粗面を有してもよい。これにより、補助端子が端子支持体から引き抜かれることを防止することができる。例えば、端子支持体をプリント回路基板に実装する前、または後に、補助端子を端子支持体内に押し込んでもよい。
本発明の一実施形態によれば、補助端子は、端子支持体内でインサート成形されたものである。
本発明の一実施形態によれば、補助端子の本体は、当該本体に平行に配置された2つのプレスフィットピンを有する。このようなプレスフィットピン(アイレットを有する出っ張ったピンであってもよい)を、金属被覆層で覆われたプリント回路基板における対応するスルーホールに押し込むことができる。
本発明の一実施形態によれば、端子支持体のピンは、端子支持体をプリント回路基板に固定するように変形している。例えば、ピンの頭部が対応のスルーホールよりも厚くなるように、超音波溶接によってピンを変形させてもよい。例えば、変形対象のピンは、他のピンよりも長くてもよい。このピンを、その端部がプリント回路基板よりも上に位置するように、プリント回路基板のスルーホールに入れる。次いで、このような相対的に長いピンを熱処理(例えば、超音波溶接または類似の熱による成形処理)によって変形させることにより、端子支持体をプリント回路基板に機械的に取り付けることができる。変形したピンは、外部からのすべての押圧力および引張力に耐え、および/または、補助端子のプレスフィット接続部をプリント回路基板に確実に固定することができる。
追加的または代替的に、端子支持体部分は、回転を係止し、実装時のトルクをプリント回路基板に伝達するために、プリント回路基板のスルーホールに入れられるピンを有してもよい。このようなピンは、プリント回路基板の表面と同じ高さであってもよい。
本発明の一実施形態によれば、プリント回路基板は、プレスフィット接続部においてSnにより被覆されている。プリント回路基板は、その面のうちの1つ以上に1つ以上の金属被覆層を有してもよく、プレスフィット穴の位置において選択的にSnにより被覆されていてもよい。これにより腐食を防止することができるので、より強固なプレスフィット接続部を得ることができる。このことは、Sn-Sn接続が気密湯境(gas-tight cold shut)を形成し得るという事実によるものである。
本発明の一実施形態によれば、パワー半導体モジュールのハウジングは充填材で充填され、充填材に補助端子のプレスフィット接続部が埋め込まれている。パワー半導体モジュールは、プリント回路基板よりも上の高さまで、シリコーンゲルで充填されてもよい。こうすることにより、プレスフィット接続部(すなわち、補助端子の本体の一部、プレスフィットピン、およびプレスフィットピンが押し込まれるスルーホール)は、完全に充填材に埋め込まれる。ゲルを使用することにより、その中に埋め込まれる部品を電気的に絶縁することができる。
本発明の一実施形態によれば、パワー半導体モジュールは、プリント回路基板の上方においてハウジングに取り付けられたモジュールカバーをさらに備え、モジュールカバーは、端子支持体を案内するための開口部を有する。言い換えれば、補助端子の頭部、および/または端子支持体は、モジュールカバーの開口部を通って案内され得る。モジュールカバーも、プラスチック材料(例えば、パワー半導体モジュールのハウジングと同じ材料)からなってもよい。例えば、モジュールカバーの開口部を端子支持体と同じ形状とすることにより、モジュールカバー穴の下方の空間を封止することができる。プリント回路基板をパワー回路および/または1つ以上のセンサに電気的に接続する処理の後、パワー半導体モジュールをモジュールカバーで覆ってもよい。
本発明の一実施形態によれば、プリント回路基板は、ワイヤボンド部を介してパワー回路に接続されている。パワー半導体モジュールの内部へのプリント回路基板の電気的接続は、ワイヤボンディングによってなされ得る。例えば、プリント回路基板は、これらのワイヤボンド部をプリント回路基板の下方に案内する開口部を有してもよい。プリント回路基板の下方には、パワー半導体モジュールの1つ以上の半導体チップが配置されている。
本発明の一実施形態によれば、プリント回路基板は、ワイヤボンド部がプリント回路基板に取り付けられている場所において、NiまたはAuのうちの少なくとも1つにより被覆されている。プリント回路基板、特にその金属被覆層は、ワイヤボンド部が接続されている場所において、選択的にNiおよび/またはAuにより被覆されてもよい。こうすることにより、特定の目的のためのボンドパッドをプリント回路基板上に提供することができる。
本発明の一実施形態によれば、パワー半導体モジュールのプリント回路基板とハウジングとの間にゴム要素が設けられる。このようなゴム要素(ゴムの細片であってもよい)によって、ワイヤボンド部の超音波溶接中に発生する振動を減衰させることができる。振動の低減によって、超音波溶接ボンド接続の質を高めることができる。
例えば、ゴム要素は、プリント回路基板と、当該プリント回路基板が設けられるハウジングの支持構造との間に設けられてもよい。ゴム要素は、シリコーン系ゴム材料、または類似の材料からなってもよい。例えば、ゴム材料のショアA値は、10~90、例えば約30であってもよい。ゴム要素は、ハウジングと一体化された一部であってもよく、それは、例えば二成分射出成形によって製造されてもよい。
本発明の一実施形態によれば、ゴム要素は、プリント回路基板に取り付けられたワイヤボンド部の下方に設けられている。例えば、プリント回路基板のすべてのワイヤボンド接続部および/またはボンドパッドをプリント回路基板の一方の面に設け、その下方にゴム要素を配置してもよい。プリント回路基板の他方の面は、当該プリント回路基板が設けられるハウジングが提供する支持構造に直接載置されてもよい。
本発明の一実施形態によれば、プリント回路基板は、パワー半導体モジュールのハウジングから突出するボルトを受け入れるための穴を有する。パワー半導体モジュールのハウジングの支持構造は、パワー半導体モジュールが取り付けられる固定ボルトを有してもよい。
本発明の一実施形態によれば、ゴム要素は、ボルトを案内する開口部を有する。ゴム要素は、ボルトのハウジングの支持構造に固定されてもよい。さらに、少なくとも1つのボンドパッドが、2つの固定ボルトを結ぶ線の近傍に位置してもよい。
本発明の一実施形態によれば、ボルトのうちの少なくとも1つは、回路基板における対応する開口部よりも直径が大きい止め部を含む。ゴム要素は、プリント回路基板がハウジングに押し付けられることによって圧縮されている。このような止め部は、基板の一部が基部において拡径することによって形成されてもよい。すなわち、基板の先端部または頭部は、その基部よりも小さくてもよい。このような止め部を実現することによって、プリント回路基板とハウジングの支持構造との間に隙間を設けることができる。プリント回路基板が止め部に押し付けられると、この隙間内でゴム要素が圧縮される。
ゴム要素の当初の厚みは、上記隙間および/または止め部よりも厚くてもよい。例えば、ゴム要素の当初の厚みは0.5mm~2mm、例えば、約1mmであってもよい。ゴム要素の圧縮は、5%~40%の範囲、例えば約20%であってもよい。
本発明の一実施形態によれば、少なくとも1つのボルトの頭部が変形してキャップ部を形成することによって、プリント回路基板をハウジングに固定している。こうすることにより、接着剤を要することなく、プリント回路基板をハウジングの支持構造に固定することができる。接着剤の硬化を要する時間のかかる処理工程を回避することができる。変形した1つ以上のボルトによって、プリント回路基板を継続的にゴム要素に押し付けることができる。すなわち、1つ以上のキャップ部によって、プリント回路基板がゴム要素に押し付けられた状態を保つことができる。キャップ部を形成するために、例えば、振動溶接および/または熱によって1つ以上のボルトを変形させてもよい。
本発明の上記および他の態様は、以下に説明される実施形態から明らかになり、これらの実施形態を参照することによって明確になるであろう。
以下の本文において、添付図面に示された例示的な実施形態を参照して、本発明の主題をより詳細に説明する。
本発明の一実施形態に係るパワー半導体モジュール用のプリント回路基板の斜視図である。 端子支持体を含む、図1のプリント回路基板の一部を示す図である。 図2の端子支持体の断面図である。 図2の端子支持体の別の断面図である。 第1の製造工程の際の、本発明の一実施形態に係るパワー半導体モジュールの斜視図である。 第1の製造工程の際の、図5のパワー半導体モジュールの一部を通る断面を概略的に示す図である。 第2の製造工程の際の、図5のパワー半導体モジュールの斜視図である。 第2の製造工程の際の、図7のパワー半導体モジュールの一部を通る断面を概略的に示す図である。 本発明の一実施形態に係るパワー半導体モジュールの一部の、別の断面図である。
図面で使用する参照符号およびそれらの意味は、参照符号のリストにまとめた形で列挙している。原則として、図中の同一の部分には同じ参照符号を付している。
例示的な実施形態の詳細な説明
図1は、略平面状のプラスチック本体12を備えるプリント回路基板10を示す。プラスチック本体12には、1つ以上の構造化された金属被覆層14が設けられる。例えば、2つの金属被覆層14をプリント回路基板10の両面にそれぞれ設けてもよい。プラスチック本体12には数個(ここでは6個)の補助端子16が配置されており、これらの補助端子16は1つ以上の金属被覆層14に電気的に接続されている。各補助端子16は、プリント回路基板10のプラスチック本体12に機械的に接続されるプラスチック部品である端子支持体18によって、機械的に支持されている。プリント回路基板10は、図5および図7に示すパワー半導体モジュールに実装可能である。
プリント回路基板10は、当該プリント回路基板10をパワー半導体モジュールのハウジングに接続するために用いる数個のスルーホール20を有する。平面状のプラスチック本体12には、プリント回路基板10をパワー半導体モジュールにおける他の電気部品にワイヤボンディングするために用いるボンディング領域すなわちボンドパッド22が設けられる。すべてのボンドパッド22は、プリント回路基板10の一方の面に配置される。さらに、プラスチック本体12には、ボンドパッド22に取り付けられたワイヤボンド部を案内するための開口部23が設けられる。ボンドパッド22は、NiまたはAuにより被覆されてもよい。
図2は、補助端子16と端子支持体18とを含むプリント回路基板10の一部の斜視図である。図3および図4は、図2に示す部分の断面図である。
補助端子16は、プレスフィット接続部26により押圧される本体24を含む、曲がった金属片である。プレスフィット接続部26は、プリント回路基板10における2つの対応するスルーホール30内に入る2つのプレスフィットピン28を有する。プリント回路基板10および/または金属被覆層14は、プレスフィット接続部26においてSnにより被覆されていてもよい。
補助端子16は、他端部において頭部32を有する。頭部32は、本体24に対して略垂直に配置されるように、キンクを介して本体24に接続されている。頭部32は、端子支持体18内に収容されたナット36に螺合可能なねじを通すための開口部34を有する。
端子支持体18は3つのピン38、40を有しており、これらのピン38、40は、プリント回路基板10における対応する穴に差し込まれる。ピン38は、ピン40よりも小さい直径を有してもよい。通常、端子支持体18は、ねじり力を受けるために少なくとも2つのピン38、40を有し得る。1つ以上のピン38、40が、図示とは異なる形状であってもよい。例えば、ピンは非円形の断面を有してもよく、および/または、長穴に入るように細長い断面を有してもよい。
さらに、ピン40はピン38よりも長く、かつ、端子支持体18をプリント回路基板10に固定するキャップ部42に変形されていてもよい。ピン40と共に、ピン38は、端子支持体18がプリント回路基板10に対して移動および回転することを防止する。
さらに、端子支持体18は、補助端子16の本体24が配置される支持溝44を有する。本体24が支持溝44内で移動および/または湾曲することを防止するために、支持溝44は本体24と略等しい断面を有してもよい。図4に示すように、本体24は、その側面にとげ状構造46を有してもよい。このとげ状構造46は、本体24を支持溝44に固定する。とげ状構造46は、支持溝44の側壁とかみ合うのこぎり状の歯を有してもよい。
なお、補助端子16の本体24は、支持溝44に差し込まれてもよいし、または、端子支持体18内で成形してもよい。
ナット36は、端子支持体18の開口部48に収容されており、この開口部48の少なくとも上部は、ナット36と等しい断面を有してもよい。これにより、ナット36が開口部48内で回転することが防止される。ナット36および開口部48は、補助端子16の頭部32の下方に配置される。
図3および図4はさらに、モジュールカバー50を示す。モジュールカバー50は、プリント回路基板10の上方に取り付けられる。また、モジュールカバー50は、補助端子16の頭部32と端子支持体18の上部とを突出させるための開口部52を有する。端子支持体18は、縁部54を有してもよい。縁部54は、パワー半導体モジュールの内部を封止するように、開口部52の内部に適合されている。
図3はさらに、プリント回路基板10が支持構造56に実装可能であることを示す。支持構造56は、図5に示すパワー半導体モジュール60のハウジング58の一部であってもよい。
ハウジング58は、プラスチック本体を含み得る。プラスチック本体は、例えば、少なくとも1つのパワー半導体チップ64を含むパワー回路62が取け付けられたベースプレート66に、例えば基板を介して取り付けられる。ベースプレート66とは反対の面において、ハウジングは数個のパワー端子68を提供する。これらのパワー端子68は、パワー回路62に電気的に接続される。
同じ面において、ハウジング58は、内部に支持構造56が配置される開口部70を有する。図5は、プリント回路基板10が取り付けられていない製造工程におけるパワー半導体モジュール10を示す。その後、開口部70はモジュールカバー50によって覆われ得る。
支持構造56は、プリント回路基板10のスルーホール20内に入るように適合された固定ボルト72を備える。支持構造56の一方の面には、支持構造56とプリント回路基板10との間に配置されることになるゴム要素74が設けられる。プリント回路基板10を支持構造56に実装する際に、ゴム要素74によって、ボンドパッド22への超音波溶接ワイヤボンドによって生じる振動を減衰させることができる。したがって、ゴム要素74は、後にその上方にボンドパッド22が配置される支持構造56の面のみに設けられる。
図6は、ボルト72のうちの1つにおける支持構造56を、より詳細に示す。固定基板72は、その基部に止め部76を有する。止め部76は、ボルト72の一部であり、ボルト72の頭部よりも大きい直径を有し得る。ゴム要素74は、直径が止め部76と略等しい開口部78を有する。
図7は、プリント回路基板10を支持構造56に取り付けた後のパワー半導体モジュール60を示す。固定ボルト72をスルーホール20に通すことによって、プリント回路基板10を位置合わせする。図8に示すように、固定ボルト72をキャップ部80に変形することによって、プリント回路基板10を止め部76に押し付け、支持構造56に固定する。例えば、キャップ部80を形成するために、温度または超音波振動を加えることによって固定ボルト72の先端部を変形させてもよい。
プリント回路基板10と支持構造56との間の距離は、止め部76の高さによって規定される。図6に示すように、圧縮されていない状態のゴム要素74の高さは、止め部76よりも高い。したがって、プリント回路基板10が支持構造56に押し付けられたると、ゴム要素74も所定の方法で圧縮される。組み付けの後も、プリント回路基板10は固定ボルト72のキャップ部80によって押し付けられたままである。
また、図7は、プリント回路基板10、特にボンドパッド22が、ハウジング58の内部に入り込むワイヤボンド部82に接続されることによって、プリント回路基板10および補助端子16をパワー回路62、またはハウジング58内の他の部品(例えば、センサ)に電気的に接続し得ることも示す。
図1および図7は、プリント回路基板10上のボンドパッド22が固定ボルト72の近傍、および/または2つの固定ボルト72間の線近くに位置することを示す。これにより、ボンドパッド22の下方において、プリント回路基板10とゴム要素74との間の所定の接続を確実にすることができる。望ましくない振動を効率的に減衰させ、ワイヤボンディング工程を安定化することができる。また、接合工具がプリント回路基板10を押圧したときに、プリント回路基板10が変形しないようにすることができる。
最後に、図3および図4に示すように、パワー半導体モジュール60のハウジング58は充填材84で充填されてもよい。充填材84(例えば、シリコーンゲル)にプリント回路基板10と補助端子16および端子支持体18の下部とが埋め込まれることにより、電気的絶縁が可能である。例えば、プレスフィット接続部26および/またはプレスフィットピン28は、充填材84内に完全に埋め込まれてもよい。
図9は、他の実施形態のパワー半導体モジュール60の一部を示す。図9は図4に類似しているが、補助端子16が異なる態様で設計されている。図4とは異なり、補助端子16は頭部32′を有する。頭部32′は、別のプリント回路基板86用のプレスフィットピン28′を備える第2のプレスフィット接続部26′を有する。プレスフィットピン28′は、プレスフィットピン28とは反対の方向に向けて、補助端子16の本体24から突出する。例えば、別のプリント回路基板86は、プレスフィット接続部28′と、補助端子16と、プレスフィット接続部28とを介してパワー半導体モジュール60の1つ以上のパワー半導体チップ64に電気的に接続されるゲートドライバ回路を有するゲートドライバ基板であってもよい。
図面および上記の説明において本発明を詳細に図示し説明してきたが、このような図示および説明は限定ではなく、例証または例示であると考えるべきである。本発明は、開示の実施形態に限定されない。請求される発明を実施する当業者であれば、図面、開示内容、および添付の特許請求の範囲を検討することにより、開示の実施形態の他の変形例を理解し、実現することが可能である。特許請求の範囲において、「含む/有する/備える」(comprising)という語は、他の要素または工程を除外するものではなく、不定冠詞「a」または「an」は、複数形を除外するものではない。単一のプロセッサ、コントローラ、または他のユニットが、請求項に記載されるいくつかの項目の機能を果たすこともある。単に、ある手段が互いに異なる従属請求項に記載されているからといって、それらの手段の組合せが利用できないというわけではない。特許請求の範囲における如何なる参照符号も、範囲を限定するものとして解釈すべきでない。
参照符号のリスト
10 プリント回路基板、12 プラスチック本体、14 金属被覆層、16 補助端子、18 端子支持体、20 スルーホール、22 ボンドパッド、23 開口部、24 本体、26 プレスフィット接続部、28 プレスフィットピン、30 スルーホール、32 頭部、34 開口部、36 ナット、38 ピン、40 ピン、42 キャップ部、44 支持溝、46 とげ状構造、48 開口部、50 モジュールカバー、52 開口部、54 縁部、56 支持構造、58 ハウジング、60 パワー半導体モジュール、62 パワー回路、64 パワー半導体チップ、66 ベースプレート、68 パワー端子、70 開口部、72 固定ボルト、74 ゴム要素、76 止め部、78 開口部、80 キャップ部、82 ワイヤボンド部、84 充填材、26′ プレスフィット接続部、28′ プレスフィットピン、32′ 頭部、86 ゲートドライバ基板。

Claims (15)

  1. パワー半導体モジュール(60)であって、
    少なくとも1つのパワー半導体チップ(64)を含むパワー回路(62)を収容するハウジング(58)を備え、前記ハウジングは少なくとも2つのパワー端子(68)を提供し、前記パワー半導体モジュール(60)はさらに、
    前記ハウジング(58)に実装され、前記パワー回路(62)に電気的に接続されて補助信号を分配するプリント回路基板(10)と、
    プレスフィット接続部(26)によって前記プリント回路基板(10)に実装された少なくとも1つの補助端子(16)とを備え、前記プレスフィット接続部(26)は、前記補助端子(16)の本体(24)によって提供され、前記パワー半導体モジュール(60)はさらに、
    前記プリント回路基板(10)に実装された少なくとも1つの端子支持体(18)を備え、前記端子支持体(18)は、前記補助端子(16)の本体(24)を案内する支持溝(44)を有し、
    前記端子支持体(18)は、前記プリント回路基板(10)の少なくとも1つの穴に差し込まれる少なくとも1つのピン(38、40)を有する、パワー半導体モジュール(60)。
  2. 前記端子支持体(18)は、ナット(36)を収容する開口部(48)を有し、
    前記補助端子(16)の頭部(32)が前記ナット(36)上に張り出すように、前記補助端子(16)が曲がっている、請求項1に記載のパワー半導体モジュール(60)。
  3. 前記補助端子(16)の前記本体(24)は、前記補助端子(16)を前記端子支持体(18)に固定するためのとげ状構造(46)を有する、請求項1または2に記載のパワー半導体モジュール(60)。
  4. 前記補助端子(16)は、前記端子支持体(18)内でインサート成形されたものである、請求項1~3のいずれか1項に記載のパワー半導体モジュール(60)。
  5. 前記端子支持体(18)のピン(40)は、前記端子支持体(18)を前記プリント回路基板(10)に固定するように変形している、請求項1~4のいずれか1項に記載のパワー半導体モジュール(60)。
  6. 前記補助端子(16)の前記本体(24)は、前記本体(24)に平行に配置された2つのプレスフィットピン(28)を有する、請求項1~5のいずれか1項に記載のパワー半導体モジュール(60)。
  7. 前記補助端子(16)は、別のプリント回路基板(86)用の第2のプレスフィット接続部を有する頭部(32′)を含む、請求項1~6のいずれか1項に記載のパワー半導体モジュール(60)。
  8. 前記プリント回路基板(10)は、前記プレスフィット接続部(26)においてSnにより被覆されている、請求項1~7のいずれか1項に記載のパワー半導体モジュール(60)。
  9. 前記パワー半導体モジュール(60)の前記ハウジング(58)は充填材(84)で充填され、前記充填材(84)に前記補助端子(16)の前記プレスフィット接続部(26)が埋め込まれている、請求項1~8のいずれか1項に記載のパワー半導体モジュール(60)。
  10. 前記プリント回路基板(10)の上方において前記ハウジング(58)に取り付けられたモジュールカバー(50)をさらに備え、
    前記モジュールカバー(50)は、前記端子支持体(18)を案内するための開口部(52)を有する、請求項1~9のいずれか1項に記載のパワー半導体モジュール(60)。
  11. 前記プリント回路基板(10)は、ワイヤボンド部(82)を介して前記パワー回路(62)に接続されており、
    前記プリント回路基板(10)は、ワイヤボンド部(82)が前記プリント回路基板(10)に取り付けられている場所において、NiまたはAuのうちの少なくとも1つにより被覆されている、請求項1~10のいずれか1項に記載のパワー半導体モジュール(60)。
  12. 前記パワー半導体モジュール(60)の前記プリント回路基板(10)と前記ハウジング(58)との間にゴム要素(74)が設けられ、
    前記ゴム要素(74)は、前記プリント回路基板(10)に取り付けられたワイヤボンド部(82)の下方に設けられている、請求項1~11のいずれか1項に記載のパワー半導体モジュール(60)。
  13. 前記プリント回路基板(10)は、前記パワー半導体モジュール(60)の前記ハウジング(58)から突出するボルト(72)を受け入れるための穴(20)を有し、
    前記ゴム要素(74)は、前記ボルト(72)を案内する開口部(78)を有する、請求項12に記載のパワー半導体モジュール(60)。
  14. 前記ボルト(72)のうちの少なくとも1つは、前記プリント回路基板(10)における対応する前記(20)よりも直径が大きい止め部(76)を含み、
    前記ゴム要素(74)は、前記プリント回路基板(10)が前記止め部(76)に押し付けられることによって圧縮されている、請求項13に記載のパワー半導体モジュール(60)。
  15. 少なくとも1つのボルト(72)が変形してキャップ部(80)を形成することによって、前記プリント回路基板(10)を前記ハウジング(58)に固定している、請求項13または14のいずれか1項に記載のパワー半導体モジュール(60)。
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