JP7131368B2 - タイヤ - Google Patents
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Description
図1には、本実施形態のタイヤ1のトレッド部2の展開図が示されている。本実施形態のタイヤ1は、例えば、乗用車用の空気入りタイヤとして好適に使用される。但し、本発明のタイヤ1は、このような使用態様に限定されるものではない。
リム:15×6.0
タイヤ内圧:200kPa
テスト車両:排気量1500cc、前輪駆動車
タイヤ装着位置:全輪
上記テスト車両でドライ路面を走行したときの操縦安定性(旋回時の初期応答性を含む)が、運転者の官能により評価された。結果は、比較例1を100とする評点であり、数値が大きい程、操縦安定性が優れていることを示す。
摩耗エネルギー測定装置が用いられ、トレッド部の摩耗エネルギーが測定された。結果は、比較例1の前記摩耗エネルギーを100とする指数であり、数値が小さい程、摩耗エネルギーが小さく、耐摩耗性に優れていることを示す。
テストの結果が表1に示される。
3 クラウン主溝
4 第1ショルダー主溝
6 第1ミドル陸部
7 第2ミドル陸部
8 第1ショルダー陸部
11 第1横断サイプ
12 第2横断サイプ
31 第1ショルダーサイプ
Te1 第1トレッド端
Claims (11)
- トレッド部を有するタイヤであって、
前記トレッド部は、タイヤ周方向に連続して延びるクラウン主溝と、
前記クラウン主溝と第1トレッド端との間でタイヤ周方向に連続して延びる第1ショルダー主溝と、
前記クラウン主溝と前記第1ショルダー主溝との間に区分された第1ミドル陸部と、
前記クラウン主溝を介して前記第1ミドル陸部と隣り合う第2ミドル陸部と、
前記第1ショルダー主溝を介して前記第1ミドル陸部と隣り合う第1ショルダー陸部とを有し、
前記第1ミドル陸部には、前記第1ミドル陸部を完全に横切る複数の第1横断サイプが設けられており、
前記第2ミドル陸部には、前記第2ミドル陸部を完全に横切る複数の第2横断サイプが設けられており、
前記第1ショルダー陸部には、前記第1ショルダー主溝からタイヤ軸方向外側に延びる複数の第1ショルダーサイプが設けられ、
前記第1横断サイプのそれぞれは、前記第1ショルダー主溝を介して、前記第1ショルダーサイプのそれぞれと滑らかに連続するように配置されており、かつ、前記クラウン主溝を介して前記第2横断サイプのそれぞれとは滑らかに連続しないように配置されている、
タイヤ。 - 前記第1横断サイプは、その長さ方向に沿って前記第1ショルダー陸部側に延長した領域が、前記第1ショルダーサイプの前記第1ショルダー主溝側の端部と重複する、請求項1記載のタイヤ。
- 前記第1横断サイプをその長さ方向に沿って前記第2ミドル陸部側に延長した第1領域と、前記第2横断サイプをその長さ方向に沿って前記第1ミドル陸部側に延長した第2領域とは、前記クラウン主溝内において互いに重複しない、請求項1又は2記載のタイヤ。
- 前記クラウン主溝内において、前記第1領域と前記第2領域とのタイヤ周方向の最小離間距離は、3.0~6.0mmである、請求項3記載のタイヤ。
- 前記第1横断サイプの少なくとも1本は、タイヤ軸方向の両端部を除く位置で底部が隆起した浅底部を有する、請求項1ないし4のいずれかに記載のタイヤ。
- 前記第1ミドル陸部には、前記クラウン主溝から延びかつ前記第1ミドル陸部内で途切れる複数の第1非横断サイプが設けられており、
前記第2ミドル陸部には、前記クラウン主溝から延びかつ前記第2ミドル陸部内で途切れる複数の第2非横断サイプが設けられている、請求項1ないし5のいずれかに記載のタイヤ。 - 前記第1非横断サイプのそれぞれは、前記クラウン主溝を介して前記第2非横断サイプのそれぞれとは滑らかに連続していない、請求項6記載のタイヤ。
- 前記第1非横断サイプをその長さ方向に沿って前記第2ミドル陸部側に延長した第3領域と、前記第2非横断サイプをその長さ方向に沿って前記第1ミドル陸部側に延長した第4領域とは、前記クラウン主溝内において互いに重複しない、請求項7記載のタイヤ。
- 前記クラウン主溝内において、前記第3領域と前記第4領域とのタイヤ周方向の最小離間距離は、1.0~2.0mmである、請求項8記載のタイヤ。
- 前記クラウン主溝と前記第1非横断サイプとの連通部には、面取り部が設けられ、
前記面取り部は、第1ミドル陸部の踏面、前記クラウン主溝の溝壁及び前記第1非横断サイプのサイプ壁のそれぞれと連なる傾斜面を有する、請求項6ないし9のいずれかに記載のタイヤ。 - 前記第1ショルダー陸部には、タイヤ軸方向に延びる第2ショルダーサイプが設けられ、
前記第2ショルダーサイプは、タイヤ軸方向の内端が前記第1ショルダー陸部内で途切れ、
前記第1非横断サイプをその長さ方向に沿って前記第1ショルダー陸部側に延長した領域は、前記第2ショルダーサイプの前記内端と重複する、請求項6ないし10のいずれかに記載のタイヤ。
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