JP7131038B2 - 腹水濾過用の中空糸膜 - Google Patents
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Description
(1) 体腔液を濾過することにより有用タンパク成分を回収するための中空糸膜であって、総タンパク濃度6.0g/dl、白血球1000/μl、赤血球6000/μlの擬似腹水溶液を全量濾過した際に、溶血が発生せず、膜間圧力差が300mmHgまで上昇するまでに得られる濾液量が4L/m2以上であり、膜壁部分の最大孔径が0.01μm以上0.2μm以下、内表面の孔の深さは3μm以上10μm以下、平均孔径が5μm以上30μm以下である、腹水濾過用の中空糸膜。
(2) 前記中空糸膜は、疎水性高分子と親水性高分子からなる、(1)に記載の中空糸膜。
(3) 前記疎水性高分子は、ポリスルホン系樹脂であり、前記親水性高分子は、ポリビニルピロリドンである、(2)に記載の中空糸膜。
(4) (1)~(3)のいずれかに記載の中空糸膜を収納した腹水濾過器であって、中空糸膜の内腔に連通する2以上のヘッダーおよび中空糸膜の外腔に連通する2以上のポートを有する、腹水濾過器。
(5) (4)に記載の腹水濾過器と、前記腹水濾過器で濾過された濾過液を濃縮する腹水濃縮器と、を少なくとも備え、前記腹水濾過器において内圧濾過によって腹水が処理される、腹水処理システム。
本発明の中空糸膜の製造方法は、公知の手段を用いることができるが、乾湿式紡糸法を用いるのが好ましい。具体的には、ポリスルホン系樹脂、PVP、ポリスルホン系樹脂およびPVPの共通溶媒、必要に応じてポリスルホン系樹脂の非溶媒を混練、溶解した製膜溶液を二重管ノズルのスリット部から吐出し、中心部から芯液を同時に吐出し、エアギャップを経て外部凝固液に浸漬することで中空糸膜を得ることができる。
中空糸膜を約30cmの長さに切断し、ポリエチレンフィルムで巻いて中空糸膜束とした。この中空糸膜束を円筒型のポリカーボネート製筒状容器に挿入し、両末端をウレタンポッティング剤で固めた。端部を切断して、両末端が開口した腹水濾過器を得た。中空糸膜の本数は、適宜設定した。なお、円筒状の筒状容器は円筒面2箇所にポートを設け、中空糸膜の外面を流体が灌流できるようにし、両末端にはヘッダーを装着して、中空糸膜の内面を流体が灌流できるようにした。
中空糸膜を約40cmの長さに切断し、ループ型に束ね、端部をパラフィンフィルムで固定した。このループ型中空糸膜束の端部をパイプ(スリーブ)に挿入し、ウレタンポッティング剤で固めた。端部を切断して、端部がスリーブで固定されたループ型ミニモジュールを得た。中空糸膜の本数は、適宜設定した。
腹水濾過器の膜面積は中空糸膜の内径を基準として求めた。次式[1]によって腹水濾過器の膜面積が計算できる。
A=n×π×d×L [1]
ここで、nは中空糸膜の本数、πは円周率、dは中空糸膜の内径[m]、Lは腹水濾過器における中空糸膜の有効長[m]である。
ループ型ミニモジュール全体を十分な量の2-プロパノール(以下iPAと略記する)に3分間浸漬して、内腔、膜壁部分にiPAを行き渡らせた。ループ型モジュールの中空糸膜部分全体がiPAに浸った状態で、スリーブを圧力計を装着して加圧圧力がモニターできるようにした窒素ラインに接続し、加圧した。中空糸膜の膜壁部分からコンスタントに気泡が出始めたポイントをバブルポイントP[Pa]として記録した。1サンプルにつき3回の測定を実施し、バブルポイントの測定値の平均値をそのサンプルのバブルポイントとした。さらに、次式[2]により、iPAで測定したバブルポイント(P[bar])から算出される最大孔径を得た。
最大孔径[μm]=4γCOSθ/P [2]
γは、溶媒の表面張力(N/m)を示す。また、θは、膜素材と溶媒との接触角(°)を示す。Pは、バブルポイント圧力(Pa)を示す。iPAの表面張力γ=20.8、接触角0°よりCOSθ=1で計算される。
総タンパク質濃度を6.0±0.5g/dlに調整した牛血漿に、牛全血を遠心分離した際に得られるバフィー層を添加し、多項目血球分析装置(sysmex poch-100iV Diff)により白血球1000/μl、赤血球6000/μlに調整した。これを擬似腹水とした。調整した擬似腹水をローラーポンプにより50ml/minの定速で腹水濾過器に送液した。このとき、腹水濾過器の中空糸膜内側出口は閉鎖状態で、濾液排出口は開放状態とした。中空糸膜内外にかかる圧力差(以下、TMPと略記する)が300mmHgに上昇するまでに得られる濾液量を測定した。
総タンパク質濃度を6.0±0.5g/dl、ヘマトクリット32±2%に調整した牛全血を使用し、腹水濾過器の中空糸膜内側に200ml/min×3.5分送液した。その時に濾液側に出てきた液をサンプリングした(0分値)。サンプリング後、濾液側から濾過をかけ、濾液流量が100ml/minになるように調整し、30分循環後の濾液をサンプリングした(30分値)。牛全血原液、0分値、30分値のヘモグロビン濃度を多項目血球分析装置(sysmex poch-100iV Diff)を用いて分析した。各分析値より溶血率を次式[3]により算出した。溶血率が0.2%以下であれば、溶血がないと判定する。
溶血率=(30分値-0分値)/元の牛全血 [3]
中空糸膜内表面の孔の平均深さと平均孔径は、中空糸膜を剃刀で割腹し、レーザー顕微鏡(KEYENCE、VK-8500)によって倍率150倍で観察し、KEYENCE、VK ANALYZERによって測定した。
PES(BASF社製、6020P)17.0重量%、PVP(BASF社製、コリドン(登録商標)K30)10.0重量%、NMP(三菱化学社製)32.85重量%、TEG(三菱化学社製)40.15重量%を混合、溶解し製膜溶液を得た。一方、NMP37.8重量%、TEG46.2重量%、RO水16.0重量%の混合液を調製し、この溶液を芯液とした。二重管ノズルの環状部から前記製膜溶液を、中心部から前記芯液を吐出し、エアギャップを通過させた後、NMP26.1重量%、TEG31.9重量%、RO水42.0重量%の混合液からなる外部凝固液に導いた。この際、ノズル温度は67℃、外部凝固液温度は63℃に設定した。さらに、外部凝固液から中空糸膜を引き出し、60℃の水洗工程を通過させ、25m/minの紡速で綛に捲き上げた。得られた中空糸膜6720本の束を長さ43cmに切断し、ガーゼを巻いた後、80℃のRO水で水洗し、熱風乾燥機にて60℃で乾燥させた。得られた乾燥中空糸膜の内径は250μm、膜厚は75μmであった。
PES(BASF社製、6020P)17.3重量%、PVP(BASF社製、コリドン(登録商標)K30)10.0重量%、NMP(三菱化学社製)32.715重量%、TEG(三菱化学社製)39.985重量%を混合、溶解し製膜溶液を得た。得られた製膜溶液を用いて実施例1と同様にして中空糸膜を作製した。得られた乾燥中空糸膜の内径は250μm、膜厚は75μmであった。
PES(BASF社製、6020P)16.7重量%、PVP(BASF社製、コリドン(登録商標)K30)10.0重量%、NMP(三菱化学社製)32.985重量%、TEG(三菱化学社製)40.315重量%を混合、溶解し製膜溶液を得た。得られた製膜溶液を用いて実施例1と同様にして中空糸膜を作製した。得られた乾燥中空糸膜の内径は250μm、膜厚は75μmであった。
NMP36.9重量%、TEG45.1重量%、RO水18.0重量%の混合液を芯液として用いた以外は実施例1と同様にして中空糸膜を作製した。得られた乾燥中空糸膜の内径は250μm、膜厚は75μmであった。
NMP38.7重量%、TEG47.3重量%、RO水14.0重量%の混合液を芯液として用いた以外は実施例1と同様にして中空糸膜を作製した。得られた乾燥中空糸膜の内径は250μm、膜厚は75μmであった。
ノズル温度を62℃とした以外は実施例1と同様にして中空糸膜を作製した。得られた乾燥中空糸膜の内径は250μm、膜厚は75μmであった。
ノズル温度を72℃とした以外は実施例1と同様にして中空糸膜を作製した。得られた乾燥中空糸膜の内径は250μm、膜厚は75μmであった。
ノズル温度を75℃とした以外は実施例3と同様にして中空糸膜を作製した。得られた乾燥中空糸膜の内径は250μm、膜厚は75μmであった。
ノズル温度を57℃とした以外は実施例2と同様にして中空糸膜を作製した。得られた乾燥中空糸膜の内径は250μm、膜厚は75μmであった。
ポリエチレンおよびエチレンビニルアルコール共重合体からなる中空糸膜を内挿した腹水濾過器(AHF(登録商標)-MOW、旭化成メディカル社)を用いて実施例1と同様の実験を行った。
2 筒状容器
3 中空糸膜
6a、6b ヘッダー
7a、7b ポート
8 ポッティング剤
11 腹水処理システム
12 腹水バッグ
13 腹水濃縮器
14 濃縮腹水バッグ
15 第1の流路
16 第2の流路
17 第3の流路
18、19 ローラーポンプ
Claims (5)
- 体腔液を濾過することにより有用タンパク成分を回収するための中空糸膜であって、総タンパク濃度6.0g/dl、白血球1000/μl、赤血球6000/μlの擬似腹水溶液を全量濾過した際に、溶血が発生せず、膜間圧力差が300mmHgまで上昇するまでに得られる濾液量が4L/m2以上であり、膜壁部分の最大孔径が0.01μm以上0.2μm以下、内表面の孔の深さは3μm以上10μm以下、平均孔径が5μm以上30μm以下である、腹水濾過用の中空糸膜。
- 前記中空糸膜は、疎水性高分子と親水性高分子からなる、請求項1に記載の中空糸膜。
- 前記疎水性高分子は、ポリスルホン系樹脂であり、前記親水性高分子は、ポリビニルピロリドンである、請求項2に記載の中空糸膜。
- 請求項1~3のいずれかに記載の中空糸膜を収納した腹水濾過器であって、中空糸膜の内腔に連通する2以上のヘッダーおよび中空糸膜の外腔に連通する2以上のポートを有する、腹水濾過器。
- 請求項4に記載の腹水濾過器と、前記腹水濾過器で濾過された濾過液を濃縮する腹水濃縮器と、を少なくとも備え、前記腹水濾過器において内圧濾過によって腹水が処理される、腹水処理システム。
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