JP7112989B2 - Radioactivity evaluation method, radioactivity measurement method and radioactivity measurement device - Google Patents
Radioactivity evaluation method, radioactivity measurement method and radioactivity measurement device Download PDFInfo
- Publication number
- JP7112989B2 JP7112989B2 JP2019097757A JP2019097757A JP7112989B2 JP 7112989 B2 JP7112989 B2 JP 7112989B2 JP 2019097757 A JP2019097757 A JP 2019097757A JP 2019097757 A JP2019097757 A JP 2019097757A JP 7112989 B2 JP7112989 B2 JP 7112989B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radioactivity
- radiation
- measuring
- storage container
- rectangular storage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Measurement Of Radiation (AREA)
Description
本発明は、放射能評価方法、放射能測定方法および放射能測定装置に関する。 TECHNICAL FIELD The present invention relates to a radioactivity evaluation method, a radioactivity measurement method, and a radioactivity measurement device.
例えば、特許文献1および特許文献2には、収納容器に収納された放射性廃棄物の放射能量を測定する技術が示されている。特許文献1は、角型収納容器に収納された放射性廃棄物に密度分布や偏在がある場合でも、放射能濃度を高精度に評価することを目的としている。また、特許文献2は、直方体の角型収納容器に収納された放射性廃棄物の放射能量を精度良く測定することを目的としている。
For example,
しかしながら、特許文献1では、密度分布や偏在がある場合でも放射能濃度を高精度に評価するため、収納パターンを登録する必要があり、当該登録に労力を要する問題、および収納パターンの登録のない収納容器において高精度の評価が行えない問題がある。また、特許文献2では、放射能量の算出時にスペクトルの形状を利用した補正を行うことで、測定対象中の密度偏在や線源偏在の影響を緩和することが示されているが、密度偏在や線源偏在をより考慮した放射能量の評価が望まれている。また、放射能を測定する装置においては、小型化や運転時間の短縮化が望まれている。
However, in
本発明は、上述した課題を解決するものであり、角型収納容器に収納された放射性廃棄物の放射能量を密度偏在や線源偏在を考慮しつつ簡便に評価することのできる放射能評価方法を提供することを目的とする。また、本発明は、上述した課題を解決するものであり、角型収納容器に収納された放射性廃棄物の放射能量を測定する運転時間の短縮化および装置の小型化を図ることのできる放射能測定方法および放射能測定装置を提供することを目的とする。 The present invention solves the above-mentioned problems, and is a radioactivity evaluation method that can easily evaluate the amount of radioactivity in radioactive waste stored in a rectangular storage container while considering uneven distribution of density and uneven distribution of radiation sources. intended to provide In addition, the present invention is intended to solve the above-mentioned problems, and is a radioactivity measuring device capable of shortening the operation time and miniaturizing the device for measuring the radioactivity amount of radioactive waste stored in a rectangular storage container. An object of the present invention is to provide a measuring method and a radioactivity measuring device.
上述の目的を達成するために、本発明の一態様に係る放射能評価方法は、角型収納容器に収納された放射性廃棄物の放射能を評価する放射能評価方法であって、放射線を検出する工程と、内部汚染の偏在に基づく第一安全率を求める工程と、線源の偏在に基づく第二安全率を求める工程と、前記第一安全率および前記第二安全率を用いて検出された放射線の放射能量を求める工程と、を含む。 To achieve the above object, a radioactivity evaluation method according to one aspect of the present invention is a radioactivity evaluation method for evaluating the radioactivity of radioactive waste stored in a rectangular storage container, wherein radiation is detected a step of obtaining a first safety factor based on uneven distribution of internal contamination; a step of obtaining a second safety factor based on uneven distribution of radiation sources; and determining the amount of radioactivity of the radiation.
上述の目的を達成するために、本発明の一態様に係る放射能測定方法は、角型収納容器に収納された放射性廃棄物の放射線を測定する放射能測定方法であって、前記角型収納容器の表面汚染を測定するスミア測定部、および前記放射性廃棄物の放射線を測定する放射線測定部が一体に設けられた測定部を前記角型収納容器の外面に沿って移動させて放射線を測定する工程を含む。 In order to achieve the above object, a radioactivity measuring method according to one aspect of the present invention is a radioactivity measuring method for measuring radiation of radioactive waste stored in a rectangular storage container, A measurement unit integrally provided with a smear measurement unit for measuring surface contamination of the container and a radiation measurement unit for measuring the radiation of the radioactive waste is moved along the outer surface of the rectangular storage container to measure the radiation. Including process.
上述の目的を達成するために、本発明の一態様に係る放射能測定装置は、角型収納容器に収納された放射性廃棄物の放射線を測定する放射能測定装置であって、前記角型収納容器の表面汚染を測定するスミア測定部、および前記放射性廃棄物の放射線を測定する放射線測定部が一体に設けられた測定部と、前記角型収納容器の外面に沿って前記測定部を移動させる移動部と、を備える。 In order to achieve the above object, a radioactivity measuring device according to one aspect of the present invention is a radioactivity measuring device for measuring radiation of radioactive waste stored in a rectangular storage container, A measurement unit integrally provided with a smear measurement unit for measuring surface contamination of the container and a radiation measurement unit for measuring the radiation of the radioactive waste, and the measurement unit is moved along the outer surface of the square storage container. and a moving part.
本発明の放射能評価方法によれば、角型収納容器に収納された放射性廃棄物の放射能量を密度偏在や線源偏在を考慮しつつ簡便に評価できる。また、本発明の放射能測定方法および放射能測定装置によれば、角型収納容器に収納された放射性廃棄物の放射能量を測定する運転時間の短縮化および装置の小型化を図れる。 According to the radioactivity evaluation method of the present invention, the amount of radioactivity in radioactive waste stored in a rectangular storage container can be easily evaluated while considering uneven distribution of density and uneven distribution of radiation sources. Moreover, according to the radioactivity measuring method and the radioactivity measuring apparatus of the present invention, it is possible to shorten the operation time for measuring the amount of radioactivity in the radioactive waste stored in the rectangular storage container and to reduce the size of the apparatus.
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。 EMBODIMENT OF THE INVENTION Below, embodiment which concerns on this invention is described in detail based on drawing. In addition, this invention is not limited by this embodiment. In addition, components in the following embodiments include components that can be easily replaced by those skilled in the art, or components that are substantially the same.
[放射能測定装置および放射能測定方法]
図1は、本実施形態に係る放射能測定装置の第一ユニットの概略平面図である。図2は、本実施形態に係る放射能測定装置の第一ユニットの概略側面図である。図3は、本実施形態に係る放射能測定装置の第一ユニットの概略正面図である。図4は、本実施形態に係る放射能測定装置の測定部の概略図である。図5は、本実施形態に係る放射能測定装置の第二ユニットの概略平面図である。図6は、本実施形態に係る放射能測定装置の第一ユニットの概略側面図である。
[Radioactivity measuring device and radioactivity measuring method]
FIG. 1 is a schematic plan view of the first unit of the radioactivity measuring device according to this embodiment. FIG. 2 is a schematic side view of the first unit of the radioactivity measuring device according to this embodiment. FIG. 3 is a schematic front view of the first unit of the radioactivity measuring device according to this embodiment. FIG. 4 is a schematic diagram of the measuring section of the radioactivity measuring apparatus according to this embodiment. FIG. 5 is a schematic plan view of the second unit of the radioactivity measuring device according to this embodiment. FIG. 6 is a schematic side view of the first unit of the radioactivity measuring device according to this embodiment.
本実施形態の放射能測定装置は、図1から図6に一点鎖線で示す角型収納容器100に収納された放射性廃棄物の放射能を測定するものである。角型収納容器100は、直方体であり、例えば、1辺が1.6mの立方体で厚さが0.05mとされている。角型収納容器100は、放射性廃棄物が収納され、モルタルが充填される。角型収納容器100は、円柱形状のドラム缶型の収納容器と比較して、隙間無く置くことができ輸送や配置の効率化を図ることができる。
The radioactivity measuring apparatus of this embodiment measures the radioactivity of radioactive waste stored in a
本実施形態の放射能測定装置は、図1から図3に示す第一測定ユニット11と、図5および図6に示す第二測定ユニット21と、を備える。また、第一測定ユニット11および第二測定ユニット21は、図4に示す測定部31と、図1に示す制御部41および放射能量算出部42と、を備える。
The radioactivity measuring device of this embodiment includes a
先ず、第一測定ユニット11は、図1から図3に示すように、床110に設置される基台12に設けられており、角型収納容器100を載置する載置部13と、測定部31と、測定部31を移動させる移動部14と、を備える。なお、図1から図3において、水平方向において互いに直交する方向を符号XとYで示し、鉛直方向を符号Zで示している。
First, as shown in FIGS. 1 to 3, the
基台12は、X方向に延びてY方向で平行に並ぶ2つの側部12Aと、各側部12Aの間に設けられた中央部12Bと、を有する。
The
載置部13は、基台12の中央部12Bに配置されている。載置部13は、角型収納容器100を載置する載置台13aと、載置台13aを鉛直な回転軸Cの廻りに回転させる回転機構13bと、を有する。従って、載置部13に載置された角型収納容器100は、鉛直な回転軸Cの廻りに回転移動される。載置台13aは、角型収納容器100の上外面を水平に沿うように載置する。回転機構13bは、角型収納容器100を回転移動させ、角型収納容器100の相反する方向に向く2つの側外面をX方向に沿う位置で停止する。回転機構13bは、駆動源として、例えばモータを有し、このモータが制御部41により制御される。載置部13は、重量測定部13cを含む。重量測定部13cは、載置台13aに載置された角型収納容器100の重量を計測する。計測された重量のデータは、制御部41の記憶装置に記憶され、放射能量算出部42に出力される。
The mounting
移動部14は、基台12の側部12Aに配置されている。移動部14は、基台12の側部12Aにおいて、X方向に延びて設けられたレール14aと、レール14aに沿ってX方向に移動する移動体14bと、を有する。また、図には明示しないが、移動部14は、移動体14bをレール14aに沿ってX方向に移動させる移動機構を有する。移動機構は、駆動源として、例えばモータを有し、このモータが制御部41により制御される。移動体14bは、測定部31が取り付けられる。従って、測定部31は、移動部14によりX方向に移動可能に設けられる。
The moving
測定部31は、図4に示すように、スミア測定部32と、放射線測定部33と、放射線量検出部34と、を有する。
The
スミア測定部32は、角型収納容器100の表面汚染を測定する。スミア測定部32は、濾布32aが巻き付けられた第一ロール32bと、濾布32aを巻き取る第二ロール32cと、第一ロール32bから引き出されて第二ロール32cに巻き取られる間の濾布32aを案内する複数の案内ローラ32dと、により濾布32aを送る。また、スミア測定部32は、第一ロール32bから引き出されて第二ロール32cに巻き取られる間の濾布32aを角型収納容器100の外面に押し付ける押付機構32eを有する。また、スミア測定部32は、第一ロール32bから引き出されて第二ロール32cに巻き取られる間であって押付機構32eにより角型収納容器100の外面に押し付けられた後の濾布32aに付着した汚れ(試料)の放射線を検出する汚染検出器32fを有する。汚染検出器32fは、例えば、プラスチックシンチレータ検出器が用いられる。また、スミア測定部32は、第一ロール32b、第二ロール32c、案内ローラ32d、押付機構32e、および汚染検出器32fを支持するフレーム32gを有する。汚染検出器32fで検出された結果は、制御部41の記憶装置に記憶され、放射能量算出部42に出力される。
The
放射線測定部33は、放射線を検出する。本実施形態では、例えば、測定対象をγ線とし、NaIシンチレーション検出器などが用いられる。放射線測定部33は、ケーシング35に収容されている。放射線測定部33で検出された結果は、制御部41の記憶装置に記憶され、放射能量算出部42に出力される。
The
放射線量検出部34は、放射線量を検出する。本実施形態では、例えば、測定対象をγ線とし、Si半導体検出器などが用いられる。放射線量検出部34は、放射線測定部33と共にケーシング35に収容されている。放射線量検出部34で検出された結果は、制御部41の記憶装置に記憶され、放射能量算出部42に出力される。なお、放射線測定部33を、角型収納容器100の全外面に対して設置できる場合は、放射線測定部33により線量測定が兼用できるため、放射線量検出部34を設けなくてもよい。
The radiation
放射線測定部33や放射線量検出部34を収容するケーシング35は、スミア測定部32のフレーム32gが取り付けられている。即ち、測定部31は、スミア測定部32と、放射線測定部33と、放射線量検出部34と、が一体に設けられている。スミア測定部32のフレーム32gは、ケーシング35に対し、レール36を介して取り付けられている。レール36は、スミア測定部32において第一ロール32bから第二ロール32cに濾布32aを送る方向に対して交差(直交)する方向であって濾布32aの幅方向である図4のA方向に延びて設けられている。スミア測定部32は、このレール36の延びるA方向に沿って移動可能に設けられている。図には明示しないが、スミア測定部32は、レール36に沿って移動するための移動機構が設けられている。移動機構は、駆動源として、例えばモータを有し、このモータが制御部41により制御される。そして、ケーシング35は、移動部14の移動体14bに取り付けられている。従って、測定部31は、移動部14の移動体14bに取り付けられている。
A
第一測定ユニット11において、移動体14bは、載置部13に載置された角型収納容器100の上外面および側外面に沿ってX方向に移動できるように、角型収納容器100をZ方向およびY方向で囲む門型に構成され、両下端がレール14aに支持されている。この移動体14bに対し、測定部31は、図1から図3に示すように、角型収納容器100の上外面に対向する門型の上部と、角型収納容器100の側外面に対向する門型の側部と、に配置されている。測定部31は、移動体14bが移動するX方向に図4で示すB方向を一致して配置されている。
In the
移動体14bの門型の上部に配置された測定部31は、スミア測定部32が押付機構32eにより濾布32aを下方に押し付けるように配置される。スミア測定部32は、その移動方向である上述したレール36の延びるA方向がY方向と一致して配置される。また、スミア測定部32は、Y方向と一致する移動方向であるA方向において複数(本実施形態では2つ)配置されている。
The
また、移動体14bの門型の上部に配置された測定部31は、図1に示すように、放射線測定部33が検出器を下方に向けて配置される。また、放射線測定部33は、検出器がY方向に複数(本実施形態では6つ)配置されている。
Moreover, as shown in FIG. 1, the
従って、移動体14bの門型の上部に配置された測定部31は、移動体14bと共にX方向に移動することで、角型収納容器100の上外面に沿って移動する。これにより、測定部31は、角型収納容器100の上外面に沿ってX方向に移動して角型収納容器100の上外面の汚染を測定でき、角型収納容器100の上外面から透過する放射線を検出できる。また、スミア測定部32がY方向に移動すること、およびスミア測定部32がY方向に複数配置されていることで、角型収納容器100の上外面のY方向の広範囲の汚染を測定できる。また、放射線測定部33がY方向に複数配置されていることで、角型収納容器100の上外面のY方向の広範囲の放射線を検出できる。
Therefore, the measuring
一方、移動体14bの門型の側部に配置された測定部31は、スミア測定部32が押付機構32eにより濾布32aを側方(Y方向)に押し付けるように配置される。スミア測定部32は、その移動方向である上述したレール36の延びるA方向がZ方向と一致して配置される。また、スミア測定部32は、Z方向と一致する移動方向であるA方向において複数(本実施形態では2つ)配置されている。
On the other hand, the
また、移動体14bの門型の側部に配置された測定部31は、図2に示すように、放射線測定部33が検出器を側方(Y方向)に向けて配置される。また、放射線測定部33は、検出器がZ方向に複数(本実施形態では6つ)配置されている。
In addition, as shown in FIG. 2, the measuring
従って、移動体14bの門型の側部に配置された測定部31は、移動体14bと共にX方向に移動することで、角型収納容器100の側外面に沿って移動する。これにより、測定部31は、角型収納容器100の側外面に沿ってX方向に移動して角型収納容器100の側外面の汚染を測定でき、角型収納容器100の側外面から透過する放射線を検出できる。また、スミア測定部32がZ方向に移動すること、およびスミア測定部32がZ方向に複数配置されていることで、角型収納容器100の側外面のZ方向の広範囲の汚染を測定できる。また、放射線測定部33がZ方向に複数配置されていることで、角型収納容器100の側外面のZ方向の広範囲の放射線を検出できる。
Therefore, the measuring
また、第一測定ユニット11は、載置部13において角型収納容器100を回転移動させる。従って、角型収納容器100を90度回転させることで、移動体14bの門型の側部に配置された測定部31は、角型収納容器100の他の側外面に沿ってX方向に移動する。これにより、測定部31は、角型収納容器100の側外面に沿ってX方向に移動して角型収納容器100の他の側外面の汚染を測定でき、角型収納容器100の他の側外面から透過する放射線を検出できる。
Also, the
なお、測定部31は、移動体14bの門型の両側部に配置されていてもよく、これにより、測定部31は、角型収納容器100の相反する2つの側外面に沿ってX方向に移動して角型収納容器100の相反する2つの側外面の汚染を測定でき、角型収納容器100の相反する2つの側外面から透過する放射線を検出できる。
Note that the measuring
次に、第二測定ユニット21は、図5および図6に示すように、床110に設置される基台22に設けられており、角型収納容器100を載置する載置部23と、測定部31と、測定部31を移動させる移動部24と、を備える。なお、図5および図6において、水平方向において互いに直交する方向を符号XとYで示し、鉛直方向を符号Zで示している。
Next, as shown in FIGS. 5 and 6, the
基台22は、X方向に延びてY方向で平行に並ぶ2つの側部22Aを有する。
The
載置部23は、基台22の両側部22Aの間に配置されている。載置部23は、角型収納容器100の下外面の周縁を支持するように枠型に構成されている。即ち、載置部23は、角型収納容器100の下外面を開放するようにして角型収納容器100を載置する。
The mounting
移動部24は、基台22の両側部22Aに配置されている。移動部24は、基台22の両側部22Aにおいて、X方向に延びて設けられたレール24aと、レール24aに沿ってX方向に移動する移動体24bと、を有する。また、図には明示しないが、移動部24は、移動体24bをレール24aに沿ってX方向に移動させる移動機構を有する。移動機構は、駆動源として、例えばモータを有し、このモータが制御部41により制御される。移動体24bは、測定部31が取り付けられる。従って、測定部31は、移動部24によりX方向に移動可能に設けられる。測定部31は、移動体24bが移動するX方向に図4で示すB方向を一致して配置されている。
The moving
測定部31は、図6に示すように、スミア測定部32が押付機構32eにより濾布32aを上方に押し付けるように配置される。スミア測定部32は、その移動方向である上述したレール36の延びるA方向がY方向と一致して配置される。また、スミア測定部32は、Y方向と一致する移動方向であるA方向において複数(本実施形態では2つ)配置されている。
As shown in FIG. 6, the measuring
また、測定部31は、図5に示すように、放射線測定部33が検出器を上方に向けて配置される。また、放射線測定部33は、検出器がY方向に複数(本実施形態では4つ)配置されている。
Moreover, as shown in FIG. 5, the
測定部31は、移動体24bと共にX方向に移動することで、角型収納容器100の下方をくぐるように下外面に沿って移動する。これにより、測定部31は、角型収納容器100の下外面に沿ってX方向に移動して角型収納容器100の下外面の汚染を測定でき、角型収納容器100の下外面から透過する放射線を検出できる。また、スミア測定部32がY方向に移動すること、およびスミア測定部32がY方向に複数配置されていることで、角型収納容器100の下外面のY方向の広範囲の汚染を測定できる。また、放射線測定部33がY方向に複数配置されていることで、角型収納容器100の下外面のY方向の広範囲の放射線を検出できる。
By moving in the X direction together with the moving
上述した実施形態に係る放射能測定装置は、制御部41および放射能量算出部42を有する。制御部41は、CPU(Central Processing Unit)および記憶装置などを備えた演算装置であり、第一測定ユニット11における載置部13(回転機構13b,重量測定部13c)、移動部14および測定部31と、第二測定ユニット21における移動部24および測定部31と、放射能量算出部42と、の動作を制御する。放射能測定装置は、制御部41と放射能量算出部42を1つの演算装置としても、つまりハードウェアを共有させてもよい。つまり、それぞれの処理を1つのCPUで並列処理するようにしてもよい。
The radioactivity measurement device according to the above-described embodiment has a
上述した実施形態に係る放射能測定装置の動作を説明する。図7は、本発明の実施形態に係る放射能測定装置の動作を示すフローチャートである。 The operation of the radioactivity measuring device according to the above embodiment will be described. FIG. 7 is a flow chart showing the operation of the radioactivity measuring device according to the embodiment of the present invention.
図7に示す処理は、制御部41が各部の動作を制御することで実現することができる。最初に、クレーンなどにより角型収納容器100を第一測定ユニット11における載置部13の載置台13aに置く(ステップS1)。制御部41は、角型収納容器100が載置台13aに置かれたことを重量測定部13cによる重量の検出にて検出する。制御部41は、重量測定部13cにより角型収納容器100の重量を測定する(ステップS2)。
The processing shown in FIG. 7 can be realized by the
その後、制御部41は、第一測定ユニット11における移動部14により測定部31を移動し、角型収納容器100の上外面および側外面の放射線を測定する(ステップS3)。さらに、制御部41は、第一測定ユニット11における載置部13の回転機構13bにより角型収納容器100を回転移動させる(ステップS4)。具体的には、載置部13の回転機構13bにより角型収納容器100を90度回転移動させる。その後、制御部41は、第一測定ユニット11における移動部14により測定部31を移動し、角型収納容器100の他の側外面の放射線を測定する(ステップS5)。このステップS4およびステップS5の動作により、角型収納容器100の側外面の4面の放射線を測定する。
After that, the
その後、クレーンなどにより角型収納容器100を第二測定ユニット21における載置部23に置く(ステップS6)。制御部41は、オペレータによって入力された角型収納容器100を置いたことを示す操作を検出した場合、角型収納容器100が載置部23に置かれたことを検出する。その後、制御部41は、第二測定ユニット21における移動部24により測定部31を移動し、角型収納容器100の下外面の放射線を測定する(ステップS7)。これにより、角型収納容器100の6面全ての放射線を測定する。
After that, the
このように、上述した本実施形態の放射能測定装置の第一測定ユニット11は、角型収納容器100に収納された放射性廃棄物の放射線を測定する放射能測定装置であって、角型収納容器100の表面汚染を測定するスミア測定部32、および放射性廃棄物の放射線を測定する放射線測定部33が一体に設けられた測定部31と、角型収納容器100の外面に沿って測定部31を移動させる移動部14と、を備える。
As described above, the
また、本実施形態の放射能測定装置の第一測定ユニット11による放射能測定方法は、角型収納容器100に収納された放射性廃棄物の放射線を測定する放射能測定方法であって、角型収納容器100の表面汚染を測定するスミア測定部32、および放射性廃棄物の放射線を測定する放射線測定部33が一体に設けられた測定部31を角型収納容器100の外面に沿って移動させて放射線を測定する工程を含む。
Further, the radioactivity measuring method by the
角型収納容器100は、ドラム缶型の収納容器のように回転させながら測定することができない。従って、本実施形態の放射能測定装置の第一測定ユニット11、および本実施形態の放射能測定装置の第一測定ユニット11による放射能測定方法によれば、角型収納容器100の表面汚染を測定するスミア測定部32、および放射性廃棄物の放射線を測定する放射線測定部33が一体に設けられた測定部31を角型収納容器100の外面に沿って測定部31を移動させて放射線を測定するため、複数の測定を同時にでき、角型収納容器100の測定における運転時間(測定時間)を最小化できる。また、角型収納容器100の表面汚染を測定するスミア測定部32、および放射性廃棄物の放射線を測定する放射線測定部33が一体に設けられた測定部31を角型収納容器100の外面に沿って測定部31を移動させて放射線を測定するため、角型収納容器100を複数の測定位置に移動させることと比較して、装置の小型化を図れる。
The
また、本実施形態の放射能測定装置の第一測定ユニット11では、測定部31は、放射線量検出部34を含む。
Moreover, in the
従って、放射線量検出部34により放射線量の検出も同時に行うことができる。
Therefore, the radiation dose can also be detected by the radiation
また、本実施形態の放射能測定装置の第一測定ユニット11では、角型収納容器100を載置して垂直な回転軸Cの廻りに回転させる載置部13をさらに備える。また、本実施形態の放射能測定装置の第一測定ユニット11による放射能測定方法では、角型収納容器100を垂直な回転軸Cの廻りに回転移動させた後、測定部31を移動させて放射線を測定する工程を含む。
In addition, the
従って、角型収納容器100を回転させることで、測定部31は、角型収納容器100の多数の外面に沿って移動でき、角型収納容器100の多数の外面の放射線を測定できる。
Therefore, by rotating the
また、本実施形態の放射能測定装置の第二測定ユニット21は、角型収納容器100に収納された放射性廃棄物の放射線を測定する放射能測定装置であって、角型収納容器100の表面汚染を測定するスミア測定部32、および放射性廃棄物の放射線を測定する放射線測定部33が一体に設けられた測定部31と、角型収納容器100の外面に沿って測定部31を移動させる移動部14と、を備える。
In addition, the
また、本実施形態の放射能測定装置の第二測定ユニット21による放射能測定方法は、角型収納容器100に収納された放射性廃棄物の放射線を測定する放射能測定方法であって、角型収納容器100の表面汚染を測定するスミア測定部32、および放射性廃棄物の放射線を測定する放射線測定部33が一体に設けられた測定部31を角型収納容器100の外面に沿って移動させて放射線を測定する工程を含む。
Further, the radioactivity measuring method by the
従って、本実施形態の放射能測定装置の第二測定ユニット21、および本実施形態の放射能測定装置の第二測定ユニット21による放射能測定方法によれば、角型収納容器100の表面汚染を測定するスミア測定部32、および放射性廃棄物の放射線を測定する放射線測定部33が一体に設けられた測定部31を角型収納容器100の外面に沿って測定部31を移動させて放射線を測定するため、複数の測定を同時にでき、角型収納容器100の測定における運転時間(測定時間)を最小化できる。また、角型収納容器100の表面汚染を測定するスミア測定部32、および放射性廃棄物の放射線を測定する放射線測定部33が一体に設けられた測定部31を角型収納容器100の外面に沿って測定部31を移動させて放射線を測定するため、角型収納容器100を複数の測定位置に移動させることと比較して、装置の小型化を図れる。
Therefore, according to the
また、本実施形態の放射能測定装置の第二測定ユニット21では、測定部31は、放射線量検出部34を含む。
Moreover, in the
従って、放射線量検出部34により放射線量の検出も同時に行うことができる。
Therefore, the radiation dose can also be detected by the radiation
また、本実施形態の放射能測定装置は、角型収納容器100を載置して垂直な回転軸Cの廻りに回転させる載置部13を有して、載置部13に載置された角型収納容器の上外面および各側外面に沿って測定部31を移動させる第一測定ユニット11と、角型収納容器100の下外面に沿って測定部31を移動させる第二測定ユニット21と、を含む。
Further, the radioactivity measuring apparatus of the present embodiment has a mounting
従って、角型収納容器の上外面および各側外面に沿って測定部31を移動させる第一測定ユニット11と、角型収納容器100の下外面に沿って測定部31を移動させる第二測定ユニット21と、により、角型収納容器100の6面全ての外面の放射線の測定ができる。
Therefore, the
[放射能評価方法]
図8は、本実施形態に係る放射能評価方法を示すフローチャートである。図9は、放射線測定結果の一例を示すグラフである。図10は、本実施形態に係る放射能評価方法の第二安全率の設定における線源偏在の補正曲線の一例を示すグラフである。
[Radioactivity evaluation method]
FIG. 8 is a flow chart showing the radioactivity evaluation method according to this embodiment. FIG. 9 is a graph showing an example of radiation measurement results. FIG. 10 is a graph showing an example of a correction curve for radiation source uneven distribution in setting the second safety factor of the radioactivity evaluation method according to the present embodiment.
本実施形態の放射能評価方法は、図8に示す処置により行われる。この図8に示す処置は、上述した放射能測定装置で検出した結果に基づいて、放射能量算出部42で演算を実行することで実現することができる。
The radioactivity evaluation method of this embodiment is performed by the treatment shown in FIG. The treatment shown in FIG. 8 can be realized by executing calculations in the
放射能量算出部42は、各測定部31の放射線測定部33ごとにスペクトルを取得し(ステップS11)、各外面ごとにスペクトルを合算し6面分のスペクトルを算出する(ステップS12)。つまり、放射能量算出部42は、外面6面の計測結果を解析し、それぞれの外面のスペクトルを検出する。
The
次に、放射能量算出部42は、6面分のスペクトルを検出したら、6面分のスペクトルを平均し1つのスペクトルを得る(ステップS13)。つまり、放射能量算出部42は、ステップS12で取得した放射線のスペクトルの検出結果から外面6面の平均のスペクトルを算出する。
Next, when the
次に、放射能量算出部42は、6面の平均のスペクトルに基づいて、対象の放射性物質(Cs-137、Co-60、Co-58)の平均計数率nを算出する(ステップS14)。具体的には、放射能量算出部42は、Cs-137の、バックグラウンド、0.662MeVの正味のピーク計数率、バンド計数率を算出する。また、放射能量算出部42は、Co-60の1.17MeVのバックグラウンド、1.17MeVの正味のピーク計数率、1.33MeVのバックグラウンド、1.33MeVの正味のピーク計数率、バンド領域計数率を算出する。また、放射能量算出部42は、Co-58の、バックグラウンド、0.811MeVの正味のピーク計数率を算出する。
Next, the
次に、放射能量算出部42は、ステップS14で算出した値を用い、補正係数εを設定する(ステップS15)。補正係数εは、コンプトン散乱成分とピーク計数の比から導き出される。本実施形態では、図9に示すように、Co-60の1.17MeVのγ線コンプトン端から1.33MeVのγ線ピーク端までをピーク計数とした。これは、角型収納容器100は、従前のドラム缶型と比較して大きく計数が得られないことが予想されるため、ピーク領域は計数誤差を最小化するためである。なお、Co-60の1.17MeVのコンプトン端は理論値で1.074MeVとし、放射線測定部33のNaIシンチレーション検出器のCs-137のピーク上端は実績例で0.72MeVとした。そして、例えば、Co-60について、バンド/ピーク比(B/P比=バンド領域計数率/1.33MeVのピーク計数率)を観測する。続いて、図10に示すように、観測されたB/P比と事前に決めた相関曲線とにより、ピーク領域の計数から自己遮蔽効果を加味したピーク計数を算出する。相関曲線のピークが換算係数CFを設定した計数であり、この相関曲線のピークの計数に対して自己遮蔽効果を加味して補正する補正量に相当するのが補正係数εである。つまり、ピーク領域とコンプトン領域の比率をとって、比率によって自己遮蔽効果を補正係数εにより補正する。換算係数CFは、放射能廃棄物の平均密度と収納高さを用いて、あらかじめ整備(実機を用いた模擬対象物の測定による)した換算係数テーブルを補間することで算出することができる(ステップS16)。従って、ステップS14で算出した平均計数率nに補正係数εと換算係数CFを乗じる(ステップS17)。
Next, the
さらに、ステップS17に対し、第一安全率SF1を乗じ(ステップS18)、さらに第二安全率SF2を乗じて(ステップS19)、放射能量Aを算出して、放射能評価を行う(ステップS20)。即ち、放射能量Aは、下記式(1)により求められる。 Further, step S17 is multiplied by the first safety factor SF1 (step S18) and further multiplied by the second safety factor SF2 (step S19) to calculate the amount of radioactivity A and perform radioactivity evaluation (step S20). . That is, the amount of radioactivity A is obtained by the following formula (1).
放射能量A=計数率n×換算係数CF×第一安全率SF1×第二安全率SF2×補正係数ε・・・(1) Radioactivity A = Counting rate n x Conversion factor CF x First safety factor SF1 x Second safety factor SF2 x Correction factor ε (1)
放射能量A:角型収納容器100の内部の放射能量(Bq)
計数率n:放射線測定部33の検出器全体の平均計数率(cps)
換算係数CF:放射能換算係数(Bq/cps)
第一安全率SF1:密度偏在(角型収納容器100の内部汚染の偏在)に対する安全率
第二安全率SF2:線源偏在に対する安全率
補正係数ε:自己遮蔽効果を補正する係数
Amount of radioactivity A: Amount of radioactivity (Bq) inside
Count rate n: average count rate (cps) of the entire detector of the
Conversion factor CF: Radioactivity conversion factor (Bq/cps)
First safety factor SF1: Safety factor against uneven distribution of density (uneven distribution of contamination inside the rectangular storage container 100) Second safety factor SF2: Safety factor against uneven distribution of radiation sources Correction factor ε: Factor for correcting the self-shielding effect
以下、第一安全率SF1および第二安全率SF2について説明する。図11は、本実施形態に係る放射能評価方法の第一安全率の設定を示すフローチャートである。図12は、本実施形態に係る放射能評価方法の第一安全率の設定における角型収納容器のモデル図である。図13は、本実施形態に係る放射能評価方法の第一安全率の設定における第一放射線透過率のモデル図である。図14は、本実施形態に係る放射能評価方法の第一安全率の設定における第二放射線透過率のモデル図である。図15は、本実施形態に係る放射能評価方法の第二安全率の設定における線源偏在の一例を示すグラフである。図16は、本実施形態に係る放射能評価方法の第二安全率の設定における解析結果の一例を示すグラフである。 The first safety factor SF1 and the second safety factor SF2 will be described below. FIG. 11 is a flow chart showing the setting of the first safety factor in the radioactivity evaluation method according to this embodiment. FIG. 12 is a model diagram of a rectangular storage container in setting the first safety factor of the radioactivity evaluation method according to this embodiment. FIG. 13 is a model diagram of the first radiation transmittance in setting the first safety factor in the radioactivity evaluation method according to this embodiment. FIG. 14 is a model diagram of the second radiation transmittance in setting the first safety factor in the radioactivity evaluation method according to this embodiment. FIG. 15 is a graph showing an example of uneven radiation source distribution in setting the second safety factor in the radioactivity evaluation method according to this embodiment. FIG. 16 is a graph showing an example of analysis results in setting the second safety factor in the radioactivity evaluation method according to this embodiment.
第一安全率SF1は、内部汚染の偏在であって密度偏在に基づく安全率である。第一安全率SF1の設定は、図11に示すように、まず、角型収納容器100の内容物重量およびモルタル重量を取得する(ステップS31)。内容物重量およびモルタル重量は、管理されており、既知の値である。密度偏在は、図12のモデルに示すように、角型収納容器100の厚み(0.05m)を除き、モルタル重量を差し引いた内容物重量の全量であって、内容物である金属層Mが、角型収納容器100の内面に沿って内張り遮へいのように存在し、モルタル層Cの全周を囲むように存在すると仮定する。この仮定において、金属層Mの厚さTMを、角型収納容器100の相似形で、下記式(2)により算出する(ステップS32)。
The first safety factor SF1 is a safety factor based on uneven distribution of internal contamination and density uneven distribution. To set the first safety factor SF1, as shown in FIG. 11, first, the weight of the contents of the
TM={L-(V-WM/ρM)(1/3)}・・・(2) T M = {L-(V-W M /ρ M ) (1/3) } (2)
L:角型収納容器の内寸
V:角型収納容器の容積
WM:金属層重量
ρM:金属層密度
L: Inner dimension of square storage container V: Volume of square storage container W M : Weight of metal layer ρ M : Density of metal layer
また、モルタル層Cの厚さTCを、下記式(3)により算出する(ステップS33)。 Also, the thickness TC of the mortar layer C is calculated by the following formula (3) (step S33).
TC=(L-2・TM)・・・(3) T C =(L−2·T M ) (3)
次に、角型収納容器100内に線源が均一分布しているとして図13に示すように近似モデル化し、当該近似モデルに透過する平行ビーム状のγ線に対する第一放射線透過率Raを下記式(4)により算出する(ステップS34)。図13において「×」で示した部分は、第一放射線透過率Raの評価点である。
Next, assuming that the radiation source is uniformly distributed in the
μM:金属層における線減衰係数
μC:モルタル層における線減衰係数
μ M : Linear attenuation coefficient in metal layer μ C : Linear attenuation coefficient in mortar layer
次に、図14に示すモデルのように嵩密度(金属層Mとモルタル層Cの混合層)で点線源の場合での第二放射線透過率Rbを下記式(5)により算出する(ステップS35)。図14において「×」で示した部分は、第二放射線透過率Rbの評価点である。 Next, as in the model shown in FIG. 14, the bulk density (mixed layer of metal layer M and mortar layer C) and the second radiation transmittance R b in the case of a point radiation source are calculated by the following formula (5) (step S35). The part indicated by "x" in FIG. 14 is the evaluation point of the second radiation transmittance Rb .
μB:金属層およびモルタル層の混合層における線減衰係数 μ B : linear attenuation coefficient in mixed layer of metal layer and mortar layer
そして、第一放射線透過率Raおよび第二放射線透過率Rbにより第一安全率SF1を下記式(6)により算出する(ステップS36)。 Then, the first safety factor SF1 is calculated by the following formula (6) from the first radiation transmittance Ra and the second radiation transmittance Rb (step S36).
SF1=Rb/Ra・・・(6) SF1=R b /R a (6)
第二安全率SF2は、図15に示すように角型収納容器100の均質な内部に線源a,bが偏在する場合であって、図16に示すように2つ以上の線源が存在し、様々な線源位置パターンでの誤差解析結果から過小評価しないよう固定値4.2とする。なお、ここで誤差解析は、各検出器の応答シミュレーションで得られた値から[0064]段落に記載の評価方法で得られた放射能量と設定した放射能量との差を誤差として求めている。
The second safety factor SF2 is the case where the radiation sources a and b are unevenly distributed in the homogeneous inside of the
このように、本実施形態の放射能評価方法は、角型収納容器100に収納された放射性廃棄物の放射能を評価する放射能評価方法であって、放射線を検出する工程と、内部汚染の偏在(密度偏在)に基づく第一安全率SF1を求める工程と、線源の偏在に基づく第二安全率SF2を求める工程と、第一安全率SF1および第二安全率SF2を用いて検出された放射線の放射能量を求める工程と、を含む。
As described above, the radioactivity evaluation method of the present embodiment is a radioactivity evaluation method for evaluating the radioactivity of the radioactive waste stored in the
従って、内部汚染の偏在に基づく第一安全率SF1と、線源の偏在に基づく第二安全率SF2を用いて検出された放射能量を求めることで、角型収納容器100に収納された放射性廃棄物の放射能量を密度偏在や線源偏在を考慮しつつ簡便に評価できる。
Therefore, by obtaining the amount of radioactivity detected using the first safety factor SF1 based on the uneven distribution of internal contamination and the second safety factor SF2 based on the uneven distribution of the radiation source, radioactive waste stored in the
また、本実施形態の放射能評価方法では、第一安全率SF1は、角型収納容器100の内面に内張状に放射性廃棄物(金属層M)が設置されたモデルでの第一放射線透過率Raと、嵩密度で均質な場合の放射能均一分布での第二放射線透過率Rbとの透過率比から決定できる。
In addition, in the radioactivity evaluation method of the present embodiment, the first safety factor SF1 is the first radiation penetration in the model in which the radioactive waste (metal layer M) is installed on the inner surface of the
また、本実施形態の放射能評価方法では、第二安全率SF2は、密度の偏在がない体系で線源の偏在パターンの解析結果から求めた固定値である。 Moreover, in the radioactivity evaluation method of the present embodiment, the second safety factor SF2 is a fixed value obtained from the analysis result of the uneven distribution pattern of the radiation source in a system without uneven distribution of density.
ところで、放射能評価方法において、放射線が検出されなかった場合、即ち、放射線が検出限界以下の場合では、検出限界値である検出下限放射能量ALを算出する。 By the way, in the radioactivity evaluation method, when no radiation is detected, that is, when the radiation is below the detection limit, the lower limit of detection radioactivity AL , which is the detection limit value, is calculated.
図17は、本実施形態に係る放射能評価方法の検出限界以下の場合における放射能評価方法を示すフローチャートである。図18は、本実施形態に係る放射能評価方法の検出限界以下の場合における角型収納容器のモデル図である。図19は、本実施形態に係る放射能評価方法の検出限界以下の場合に想定される線源の一例のモデル図である。図20は、本実施形態に係る放射能評価方法の検出限界以下の場合に想定される線源の一例のモデル図である。図21は、本実施形態に係る放射能評価方法の検出限界以下の場合に想定される線源の一例のモデル図である。図22は、本実施形態に係る放射能評価方法の検出限界以下の場合に想定される線源の一例のモデル図である。図23は、本実施形態に係る放射能評価方法の検出限界以下の場合における均一線源モデルと面線源モデルとを比較した表である。図24は、本実施形態に係る放射能評価方法の検出限界以下の場合における換算係数を設定する近似曲線の一例のグラフである。 FIG. 17 is a flow chart showing the radioactivity evaluation method when the radioactivity evaluation method according to the present embodiment is below the detection limit. FIG. 18 is a model diagram of a rectangular storage container in the case of below the detection limit of the radioactivity evaluation method according to this embodiment. FIG. 19 is a model diagram of an example of a radiation source assumed to be below the detection limit of the radioactivity evaluation method according to this embodiment. FIG. 20 is a model diagram of an example of a radiation source assumed in the case of below the detection limit of the radioactivity evaluation method according to this embodiment. FIG. 21 is a model diagram of an example of a radiation source assumed in the case of below the detection limit of the radioactivity evaluation method according to this embodiment. FIG. 22 is a model diagram of an example of a radiation source assumed to be below the detection limit of the radioactivity evaluation method according to this embodiment. FIG. 23 is a table comparing the uniform radiation source model and the plane radiation source model in the case of below the detection limit of the radioactivity evaluation method according to this embodiment. FIG. 24 is a graph of an example of an approximation curve for setting a conversion factor in the case of below the detection limit of the radioactivity evaluation method according to this embodiment.
図17に示すように、まず、評価モデルを設定する(ステップS41)。基本とする評価モデルは、上述したような均質に分布した嵩密度モデルであるが、放射線が検出限界以下の場合では、検出から有意な応答が得られないため、線源分布の補正ができない。よって、保守側に評価する場合は、角型収納容器100の中心に点線源が存在するモデルとなり、過度に保守的な放射能量の換算となる。そこで、本実施形態では、過剰な保守性を排除する。
As shown in FIG. 17, first, an evaluation model is set (step S41). The basic evaluation model is a homogeneously distributed bulk density model as described above, but when the radiation is below the detection limit, no significant response is obtained from the detection, so the radiation source distribution cannot be corrected. Therefore, when evaluating on the maintenance side, a model in which a point radiation source exists in the center of the
嵩密度モデルでは、放射能量の換算が非安全側となるケースは、密度偏在が存在する状態であると考えられる。多少の密度分布の偏りは、放射線測定部33の各計測値を平均化することから、嵩密度モデルで吸収することができる。しかし、検出限界以下の場合では、図18に示すような、密度偏在が著しく、金属塊が著しく偏っている収納状態であり、放射線測定部33の各計測値を平均化できず、嵩密度モデルで吸収できない。このため、そのような収納状態を評価モデルとする。具体的には、図18に示すように、角型収納容器100の厚み(0.05m)を除き、内容物である金属層(金属塊)Mが、角型収納容器100の1つの内面にのみ沿って配置され、他はモルタル層Cが存在する。
In the bulk density model, the case where the radioactivity conversion is on the non-safe side is considered to be the state where density unevenness exists. Since each measurement value of the
また、線源として次の種類がある。
(1)金属塊の中央に存在する点線源
(2)放射化され均一の放射能が分布する均一線源
(3)表面のみ汚染されている面線源
(4)貫通したピンホールが汚染されている線線源
In addition, there are the following types of radiation sources.
(1) A point radiation source that exists in the center of a metal mass (2) A uniform radiation source that is activated and uniformly distributed (3) A plane radiation source that only the surface is contaminated (4) A penetrating pinhole is contaminated radiation source
ここで、原子力発電所に設置されている機器で、金属塊のような解体廃棄物を想定した場合、図19から図22に示す形状のものが考えられる。図19は、貫通した穴の内面が汚染された形態を示す。図20は、全体が放射化した容器の一部で内面が汚染した形態を示す。図21は、全体が放射化され、板同士が部分的に接合された隙間が汚染した形態を示す。図22は、容器の一部で内面が汚染した形態を示す。 Here, when assuming dismantling waste such as metal lumps among the equipment installed in the nuclear power plant, the shapes shown in FIGS. 19 to 22 are conceivable. FIG. 19 shows a morphology in which the inner surface of the through hole is contaminated. FIG. 20 shows a morphology in which the inner surface is contaminated with a portion of a fully activated container. FIG. 21 shows a morphology in which the entirety is activated and the gap where the plates are partially joined together is contaminated. FIG. 22 shows a morphology in which the inner surface of a portion of the container is contaminated.
上記(1)および(4)は、原子力発電所に設置されている機器で、金属塊のような解体廃棄物を想定した場合の対象物として考えにくいため排除する。 The above (1) and (4) are the equipment installed in the nuclear power plant, and are excluded because they are unlikely to be objects when assuming dismantling waste such as metal lumps.
一方、上記(2)および(3)について、(2)の均一線源は、図19に示すように、汚染が一様な分布となっている形態や、図20に示すように、表面汚染を均一線源と見なせば保守側である形態や、図21に示すように、原子炉内部に設置されている機器であり、放射化が汚染よりも優位であるため、均一線源として見なせる形態がある。また、(3)の面線源は、図22に示すように、例えば、厚みが厚い容器の一部であり内面が汚染した形態がある。 On the other hand, regarding the above (2) and (3), the uniform radiation source of (2) has a uniform distribution of contamination as shown in FIG. If is regarded as a uniform radiation source, it is a form that is on the maintenance side, and as shown in Fig. 21, it is equipment installed inside the nuclear reactor, and since activation is superior to contamination, it can be regarded as a uniform radiation source. there is a form. In addition, as shown in FIG. 22, the surface radiation source of (3) is, for example, a part of a thick container with a contaminated inner surface.
これら、均一線源と面線源については、図23に示す簡易計算例(収納重量約8t、モルタル密度2g/cm3)に示すように、均一線源よりも面線源とすることが感度が低く、自己遮蔽が大きいため保守側である。従って、検出限界の換算評価において線源は、図18に示すように、面線源である汚染面Rが容器内側に向く形態とした面線源モデルを設定する。なお、図23において線束(P点)は、図18に示すように、金属層(金属塊)Mの汚染面Rとy方向で一致する点である。 Regarding these uniform radiation sources and surface radiation sources , as shown in the simple calculation example shown in FIG. It is on the conservative side due to its low , and high self-shielding. Therefore, in the conversion evaluation of the detection limit, as shown in FIG. 18, for the radiation source, a surface radiation source model is set in which the contaminated surface R, which is a surface radiation source, faces the inside of the container. 23, the ray bundle (point P) is a point that coincides with the contaminated surface R of the metal layer (metal lump) M in the y direction, as shown in FIG.
面線源モデルを設定したら(ステップS41)、図17に示すように、角型収納容器100の内容物重量およびモルタル重量を取得し(ステップS42)、金属層の大きさを算出する(ステップS43)。内容物重量およびモルタル重量は、管理されており、既知の値である。金属層の大きさは、上述した式(2)により算出する。その後、換算係数CFNDを設定する(ステップS44)。換算係数CFNDは、事前に解析または試験により金属塊重量に応じた換算係数CFNDのデータベースまたは図24に示すような近似曲線から設定する。その後、検出下限放射能量ALを下記式(7)により算出する(ステップS45)。
After the plane source model is set (step S41), as shown in FIG. 17, the weight of the contents of the
検出下限放射能量AL=検出限界計数率nd×換算係数CFND・・・(7) Detection limit radioactivity amount A L = detection limit count rate nd × conversion factor CF ND (7)
検出限界計数率ndは、ピーク領域の計数でなく、全グロス計数率を採用する。 The detection limit count rate nd employs the total gross count rate instead of peak area counts.
このように、本実施形態の放射能評価方法では、放射線が検出されなかった場合、金属塊が偏在して角型収納容器100の内側に向く金属塊の表面が汚染面Rである面線源モデルを設定し、検出下限放射能量ALを算出する工程を含む。
As described above, in the radioactivity evaluation method of the present embodiment, when no radiation is detected, the metal lumps are unevenly distributed, and the surface of the metal lumps facing the inside of the
従って、面線源モデルを設定して検出下限放射能量ALを算出することで、過剰な保守性を排除できる。 Therefore, excessive conservativeness can be eliminated by setting the plane source model and calculating the lower detection limit of radioactivity AL .
なお、放射線が検出されなかった場合の放射能評価方法は、上述したように第一安全率SF1および第二安全率SF2を設定する方法への適用に限定されるものではなく、放射線を検出するその他の放射能評価方法においても適用できる。 In addition, the radioactivity evaluation method when radiation is not detected is not limited to the method of setting the first safety factor SF1 and the second safety factor SF2 as described above. It can also be applied to other radioactivity evaluation methods.
11 第一測定ユニット
13 載置部
14 移動部
21 第二測定ユニット
23 載置部
24 移動部
31 測定部
32 スミア測定部
33 放射線測定部
34 放射線量検出部
41 制御部
42 放射能量算出部
100 角型収納容器
A 放射能量
AL 検出下限放射能量
Ra 第一放射線透過率
Rb 第二放射線透過率
SF1 第一安全率
SF2 第二安全率
11
Claims (11)
内部汚染の偏在に基づく第一安全率を求める工程と、
線源の偏在に基づく第二安全率を求める工程と、
前記第一安全率および前記第二安全率を用いて検出された放射線の放射能量を求める工程と、
を含む、放射能評価方法。 A radioactivity evaluation method for evaluating the radioactivity of radioactive waste stored in a rectangular storage container, comprising the steps of detecting radiation;
A step of obtaining a first safety factor based on uneven distribution of internal contamination;
A step of obtaining a second safety factor based on the uneven distribution of the radiation source;
A step of determining the amount of radioactivity of the detected radiation using the first safety factor and the second safety factor;
Radioactivity evaluation method, including
金属塊が偏在して前記角型収納容器の内側に向く前記金属塊の表面が汚染した面線源モデルを設定し放射線の検出下限放射能量を算出する工程を含む、請求項1から3のいずれか1つに記載の放射能評価方法。 If no radiation was detected,
4. The method according to any one of claims 1 to 3, further comprising the step of setting a surface radiation source model in which metal lumps are unevenly distributed and the surfaces of said metal lumps facing the inside of said rectangular storage container are contaminated, and calculating a lower detection limit radioactivity amount of radiation. Or radioactivity evaluation method according to one.
放射線が検出されなかった場合、
金属塊が偏在して前記角型収納容器の内側に向く前記金属塊の表面が汚染した面線源モデルを設定し放射線の検出下限放射能量を算出する工程を含む、放射能評価方法。 A radioactivity evaluation method for evaluating the radioactivity of radioactive waste stored in a rectangular storage container, comprising a step of detecting radiation,
If no radiation was detected,
A radioactivity evaluation method, comprising the step of setting a surface radiation source model in which metal lumps are unevenly distributed and the surfaces of the metal lumps facing the inside of the rectangular storage container are contaminated, and calculating a lower detection limit radioactivity amount of radiation.
前記角型収納容器の表面汚染を測定するスミア測定部、および前記放射性廃棄物の放射線を測定する放射線測定部が一体に設けられた測定部を前記角型収納容器の外面に沿って移動させて放射線を測定する工程を含む、放射能測定方法。 A radioactivity measuring method for measuring the radiation of radioactive waste stored in a rectangular storage container,
A measurement unit integrally provided with a smear measurement unit for measuring surface contamination of the square storage container and a radiation measurement unit for measuring the radiation of the radioactive waste is moved along the outer surface of the square storage container. A method for measuring radioactivity, comprising the step of measuring radiation.
前記角型収納容器の表面汚染を測定するスミア測定部、および前記放射性廃棄物の放射線を測定する放射線測定部が一体に設けられた測定部と、
前記角型収納容器の外面に沿って前記測定部を移動させる移動部と、
を備える、放射能測定装置。 A radioactivity measuring device for measuring the radiation of radioactive waste stored in a rectangular storage container,
a measurement unit integrally provided with a smear measurement unit for measuring surface contamination of the rectangular storage container and a radiation measurement unit for measuring radiation of the radioactive waste;
a moving unit that moves the measuring unit along the outer surface of the rectangular storage container;
A radioactivity measuring device.
前記角型収納容器の下外面に沿って前記測定部を移動させる第二測定ユニットと、
を含む、請求項8または9に記載の放射能測定装置。 having a mounting portion for mounting the rectangular storage container and rotating it around a vertical rotation axis, along the upper outer surface and each side outer surface of the rectangular storage container mounted on the mounting portion; a first measuring unit for moving the measuring part by
a second measuring unit that moves the measuring part along the lower outer surface of the rectangular storage container;
The radioactivity measuring device according to claim 8 or 9, comprising:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019097757A JP7112989B2 (en) | 2019-05-24 | 2019-05-24 | Radioactivity evaluation method, radioactivity measurement method and radioactivity measurement device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019097757A JP7112989B2 (en) | 2019-05-24 | 2019-05-24 | Radioactivity evaluation method, radioactivity measurement method and radioactivity measurement device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020193811A JP2020193811A (en) | 2020-12-03 |
JP7112989B2 true JP7112989B2 (en) | 2022-08-04 |
Family
ID=73547507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019097757A Active JP7112989B2 (en) | 2019-05-24 | 2019-05-24 | Radioactivity evaluation method, radioactivity measurement method and radioactivity measurement device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7112989B2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR3134900B1 (en) * | 2022-04-23 | 2024-10-04 | Commissariat Energie Atomique | Device and method for characterizing the activity depth of a radionuclide in a solid medium |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008139094A (en) | 2006-11-30 | 2008-06-19 | Toshiba Corp | Radioactivity measuring method and instrument |
JP2014115272A (en) | 2012-11-15 | 2014-06-26 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Radioactivity measuring apparatus |
JP2015121505A (en) | 2013-12-25 | 2015-07-02 | 三菱重工業株式会社 | Apparatus and method for measuring radioactivity |
JP2018072017A (en) | 2016-10-25 | 2018-05-10 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | Radioactive waste measuring apparatus, radioactive waste measuring method, and density distribution calculation apparatus for radioactive waste |
JP2018179907A (en) | 2017-04-20 | 2018-11-15 | 原子燃料工業株式会社 | Method for estimating density unevenly-distributed state and method for evaluating radioactivity |
JP2019032208A (en) | 2017-08-07 | 2019-02-28 | 三菱重工業株式会社 | Radiation evaluation method and radiation evaluation device |
-
2019
- 2019-05-24 JP JP2019097757A patent/JP7112989B2/en active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008139094A (en) | 2006-11-30 | 2008-06-19 | Toshiba Corp | Radioactivity measuring method and instrument |
JP2014115272A (en) | 2012-11-15 | 2014-06-26 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Radioactivity measuring apparatus |
JP2015121505A (en) | 2013-12-25 | 2015-07-02 | 三菱重工業株式会社 | Apparatus and method for measuring radioactivity |
JP2018072017A (en) | 2016-10-25 | 2018-05-10 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | Radioactive waste measuring apparatus, radioactive waste measuring method, and density distribution calculation apparatus for radioactive waste |
JP2018179907A (en) | 2017-04-20 | 2018-11-15 | 原子燃料工業株式会社 | Method for estimating density unevenly-distributed state and method for evaluating radioactivity |
JP2019032208A (en) | 2017-08-07 | 2019-02-28 | 三菱重工業株式会社 | Radiation evaluation method and radiation evaluation device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020193811A (en) | 2020-12-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8275567B2 (en) | Correction of a radioactivity measurement using particles from atmospheric source | |
US7902519B2 (en) | Monitoring | |
Mauring et al. | Radon tightness of different sample sealing methods for gamma spectrometric measurements of 226Ra | |
CN112558135B (en) | Nuclear facility waste bag radioactivity characteristic detection system and method | |
JP7112989B2 (en) | Radioactivity evaluation method, radioactivity measurement method and radioactivity measurement device | |
JP3225127B2 (en) | Radioactivity concentration measuring device for radioactive waste storage containers | |
JP3795041B2 (en) | Radioactive substance content measuring method and measuring apparatus | |
JP5535829B2 (en) | Radioactivity measuring device | |
Shahabinejad et al. | Structural inspection and troubleshooting analysis of a lab-scale distillation column using gamma scanning technique in comparison with Monte Carlo simulations | |
Bai et al. | An improved method for the non-destructive characterization of radioactive waste by gamma scanning | |
EP1315004B1 (en) | Method and apparatus for measuring radioactivity | |
JP6225015B2 (en) | Radioactivity measuring apparatus and method | |
JPH07159541A (en) | Radioactivity concentration measuring apparatus for radioactive waste container | |
Yokoyama et al. | Development of clearance verification equipment for uranium-bearing waste | |
JP2703409B2 (en) | Radioactivity measurement method | |
Östlund et al. | Experimentally determined vs. Monte Carlo simulated peak-to-valley ratios for a well-characterised n-type HPGe detector | |
Kull et al. | Guidelines for gamma-ray spectroscopy measurements of 235U enrichment | |
JP3581413B2 (en) | Non-destructive radiometric collimator measurement method for solidified radioactive waste in drums | |
JPS62282288A (en) | Method and apparatus for measuring distribution of gamma-ray emitting nuclide present in wall body of concrete in depth direction | |
Gagliardi et al. | Reliability of 3D Pixelated CdZnTe system in the quantitative assay of radioactive waste: a demonstration | |
Dung et al. | Evaluation of a gamma technique for the assay of radioactive waste drums using two measurements from opposing directions | |
Bento et al. | Performance parameters of a whole body counter | |
JP7283717B2 (en) | Radioactive concentration evaluation device | |
JPH0481684A (en) | Apparatus for measuring radioactivity | |
Khedra et al. | Absolute Measurements for Uranium Verification Content in Radiographic Containers |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220328 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20220328 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220609 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220628 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220725 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7112989 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |