Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP7104173B2 - 衣類処理設備用の制御方法及び衣類処理設備 - Google Patents

衣類処理設備用の制御方法及び衣類処理設備 Download PDF

Info

Publication number
JP7104173B2
JP7104173B2 JP2020555794A JP2020555794A JP7104173B2 JP 7104173 B2 JP7104173 B2 JP 7104173B2 JP 2020555794 A JP2020555794 A JP 2020555794A JP 2020555794 A JP2020555794 A JP 2020555794A JP 7104173 B2 JP7104173 B2 JP 7104173B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
cooling water
preset
water temperature
heating module
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020555794A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021520915A (ja
Inventor
永洪 徐
立君 張
翰武 于
雪利 趙
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qingdao Haier Drum Washing Machine Co Ltd
Haier Smart Home Co Ltd
Original Assignee
Qingdao Haier Drum Washing Machine Co Ltd
Haier Smart Home Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from CN201810321302.7A external-priority patent/CN110359225B/zh
Priority claimed from CN201810321294.6A external-priority patent/CN110359224B/zh
Priority claimed from CN201810321295.0A external-priority patent/CN110359256B/zh
Application filed by Qingdao Haier Drum Washing Machine Co Ltd, Haier Smart Home Co Ltd filed Critical Qingdao Haier Drum Washing Machine Co Ltd
Publication of JP2021520915A publication Critical patent/JP2021520915A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7104173B2 publication Critical patent/JP7104173B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F58/00Domestic laundry dryers
    • D06F58/32Control of operations performed in domestic laundry dryers 
    • D06F58/34Control of operations performed in domestic laundry dryers  characterised by the purpose or target of the control
    • D06F58/36Control of operational steps, e.g. for optimisation or improvement of operational steps depending on the condition of the laundry
    • D06F58/38Control of operational steps, e.g. for optimisation or improvement of operational steps depending on the condition of the laundry of drying, e.g. to achieve the target humidity
    • D06F58/40Control of the initial heating of the drying chamber to its operating temperature
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F2103/00Parameters monitored or detected for the control of domestic laundry washing machines, washer-dryers or laundry dryers
    • D06F2103/28Air properties
    • D06F2103/32Temperature
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F2103/00Parameters monitored or detected for the control of domestic laundry washing machines, washer-dryers or laundry dryers
    • D06F2103/58Parameters monitored or detected for the control of domestic laundry washing machines, washer-dryers or laundry dryers related to condensation, e.g. condensate water level
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F2105/00Systems or parameters controlled or affected by the control systems of washing machines, washer-dryers or laundry dryers
    • D06F2105/28Electric heating
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F34/00Details of control systems for washing machines, washer-dryers or laundry dryers
    • D06F34/14Arrangements for detecting or measuring specific parameters

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)

Description

本発明は、衣類処理設備の技術分野に関するものであり、具体的には、衣類処理設備用の制御方法及び衣類処理設備を提供するものである。
科学技術の進歩に伴い、人間生活の自動化レベルはますます高まり、日常の家事労働において、機械が次第に人力に取って代わる。衣類処理設備は、日常生活に常用される家電機器として、人々の生活に極めて大きな利便性を与える。衣類処理設備は、主に、衣類洗濯設備と、衣類乾燥設備と、一体型洗濯乾燥設備と、を含み、洗濯方式に従って分類されると、一体型洗濯乾燥設備は、乾燥機能を有する一体型洗濯乾燥機と、乾燥機能を有するドラム洗濯機とに大別される。従来技術において、ドラム洗濯機では、乾燥システムの加熱モジュールによって空気が加熱され、加熱された空気を送風機で洗濯槽内に送り込むことで、熱風により洗濯槽内の衣類に作用して洗濯槽内の衣類が携帯する水分を高温高湿の蒸気となるように蒸発させて、高温高湿の蒸気が熱交換器に吸い込まれて、熱交換器で冷媒と熱交換、凝縮して凝縮水となり、凝縮水が熱交換器の内壁に沿って流出する。この過程で、乾燥システムと外部環境とが熱交換し、外部環境の温度が高いほど、乾燥システムと外部環境との交換熱量が相対的に少なくなり、乾燥システム内に多くの熱が入り込んで、乾燥システムの凝縮能力が加熱能力に対して弱くなることにより、乾燥システムの乾燥プログラムを自動的に起動する判定精度が低下し、ひいては衣類がまだ乾燥していないのに乾燥プログラムが起動せず、もしくは早めに終了する場合があり、ユーザの使用体験に大きく影響する。
上記課題を解決するために、従来の技術では、乾燥システムの乾燥ダクトに温度センサを設け、この温度センサが外部環境の温度を間接的に反映できるため、温度センサが検知した温度に基づいて加熱モジュールをオンにするのを制御することができる。しかしながら、従来の制御方法では、温度センサの検出温度が不正確であるという問題を考慮しておらず、乾燥プログラムが実行する過程において、1つの乾燥プログラムの実行が完了した後に次の乾燥プログラムが実行すると、前の乾燥プログラムの影響を受けて次の乾燥プログラムが実行する際に温度センサによって検出される温度が高くなり、加熱モジュールをオンにする必要があるか否かを正確に判定できず、ユーザの使用体験に大きく影響する。
従って、上述課題を解決するために、当分野では、新規の衣類処理設備用の制御方法及び衣類処理設備が必要とされている。
従来技術における上記課題を解決するために、即ち、従来の衣類処理設備では、加熱モジュールをオンにする必要があるか否かを正確に判定できないという問題を解決するために、本発明の技術案1は、加熱モジュールを含む衣類処理設備用の制御方法を提供しており、制御方法は、衣類処理設備が乾燥モードとされ、且つ加熱モジュールがオフ状態にある場合、環境温度を検出するステップと、環境温度に基づいて加熱モジュールのオン温度を修正するステップと、修正したオン温度に基づいて加熱モジュールを選択的にオンにするステップと、を含む。
上記制御方法の好ましい態様において、「環境温度に基づいて加熱モジュールのオン温度を修正する」というステップは、具体的に、環境温度とプリセット温度閾値とを比較することと、環境温度とプリセット温度閾値との比較結果に基づいてオン温度を修正することを含む。
上記制御方法の好ましい態様において、「環境温度とプリセット温度閾値との比較結果に基づいてオン温度を修正する」というステップは、具体的に、下記式に従ってオン温度を修正することを含む。Ton=a×T1+b、そのうち、Tonはオン温度、T1は環境温度、aは第1の修正係数、bは第2の修正係数であり、また、第1の修正係数aと第2の修正係数bの大きさは、環境温度T1の大きさに依存する。
上記制御方法の好ましい態様において、プリセット温度閾値は、第1のプリセット温度閾値、第2のプリセット温度閾値及び第3のプリセット温度閾値を含み、そのうち、第1のプリセット温度閾値は、第2のプリセット温度閾値より小さく、第2のプリセット温度閾値は、第3のプリセット温度閾値より小さい。
上記制御方法の好ましい態様において、第1の修正係数a及び第2の修正係数bの大きさを、環境温度T1が第1のプリセット温度閾値以下である場合に、オン温度Tonは変化しない;環境温度T1が第1のプリセット温度閾値を超えるとともに第2のプリセット温度閾値以下である場合に、オン温度Tonは環境温度T1に反比例する;環境温度T1が第2のプリセット温度閾値を超えるとともに第3のプリセット温度閾値以下である場合に、オン温度Tonは環境温度T1に反比例する;環境温度T1が第3のプリセット温度閾値を超える場合に、オン温度Tonは変化しない、という状況となるように設定する。
上記制御方法の好ましい態様では、第1のプリセット温度閾値は10℃であり、「環境温度とプリセット温度閾値との比較結果に基づいてオン温度を修正する」というステップは、具体的に、環境温度T1が第1のプリセット温度閾値以下である場合、オン温度Tonに対応する第1の修正係数aと第2の修正係数bを、それぞれ0と110とすることを含む。
上記制御方法の好ましい態様では、第1のプリセット温度閾値は10℃であり、第2のプリセット温度閾値は25℃であり、「環境温度とプリセット温度閾値との比較結果に基づいてオン温度を修正する」というステップは、具体的に、環境温度T1が第1のプリセット温度閾値を超えるとともに第2のプリセット温度閾値以下である場合、オン温度Tonに対応する第1の修正係数a及び第2の修正係数bを、それぞれ-1.2、122とすることを含む。
上記制御方法の好ましい態様では、第2のプリセット温度閾値は25℃であり、第3のプリセット温度閾値は35℃であり、「環境温度とプリセット温度閾値との比較結果に基づいてオン温度を修正する」というステップは、具体的に、環境温度T1が第2のプリセット温度閾値を超えるとともに第3のプリセット温度閾値以下である場合、オン温度Tonに対応する第1の修正係数aと第2の修正係数bを、それぞれ-2、142とすることを含む。
上記制御方法の好ましい態様において、第3のプリセット温度閾値は35℃であり、「環境温度とプリセット温度閾値との比較結果に基づいてオン温度を修正する」というステップは、具体的に、環境温度T1が第3のプリセット温度閾値を超える場合、オン温度Tonに対応する第1の修正係数a及び第2の修正係数bを、それぞれ0、72とすることを含む。
また、本発明の技術案1では、加熱モジュールとともに、衣類処理設備が乾燥モードとされ、且つ加熱モジュールがオフ状態にある場合に環境温度を検出するための温度センサと、温度センサにより検出された環境温度に基づいて加熱モジュールのオン温度を修正するための温度修正モジュールと、修正したオン温度に基づいて加熱モジュールを選択的にオンにする制御モジュールと、を含む衣類処理設備を更に提供する。
当業者が理解出来ることは、本発明の制御方法の好ましい態様において、一体型洗濯乾燥機が乾燥モードとされ、且つ加熱モジュールがオフ状態にある場合に、環境温度を検出し、環境温度に基づいて加熱モジュールのオン温度を修正し、修正したオン温度に基づいて加熱モジュールを選択的にオンにする。従来のような検出した環境温度により直接に加熱モジュールのオンを制御する技術案と比べると、本発明は、加熱モジュールをオンにする制御の過程中、検出された環境温度によって加熱モジュールのオン温度を修正することで、温度センサの検出誤差によるオン温度判定の正確性への影響を大きく低減し、加熱モジュールのオン温度を正確に判定することができ、加熱モジュールをオンにする制御を正確に行い、衣類の乾燥はまだ出来ていないのに乾燥プログラムが実行できなくなること、あるいは、早期に終了することを回避でき、一体型洗濯乾燥機の乾燥効果を高めて、さらにユーザの使用体験を向上させる。
さらに、環境温度とプリセット温度閾値とを比較し、環境温度とプリセット温度閾値との比較結果に基づいてオン温度を修正し、且つ、式Ton=a×T1+bに従ってオン温度を修正し、そのうち、第1の修正係数aと第2の修正係数bの大きさが環境温度T1の大きさに依存することで、加熱モジュールのオン温度を正確に修正することができ、加熱モジュールをオンにする制御を正確に行い、衣類の乾燥がまだ出来ていないのに乾燥プログラムが実行できなくなること、あるいは、早期に終了することを回避でき、一体型洗濯乾燥機の乾燥効果を高めて、さらにユーザの使用体験を向上させる。
本発明の技術案2は、凝縮モジュール及び加熱モジュールを含む衣類処理設備用の制御方法を提供しており、制御方法は、衣類処理設備が乾燥モードとされ、且つ加熱モジュールがオフ状態にある場合、凝縮モジュールの冷却水温度を検出するステップと、冷却水温度に基づいて加熱モジュールのオン温度を修正するステップと、修正したオン温度に基づいて加熱モジュールを選択的にオンにするステップとを含む。
上記制御方法の好ましい態様において、「冷却水温度に基づいて加熱モジュールのオン温度を修正する」というステップは、具体的に、冷却水温度とプリセット温度閾値とを比較することと、冷却水温度とプリセット温度閾値との比較結果に基づいてオン温度を修正することを含む。
上記制御方法の好ましい態様において、「冷却水温度とプリセット温度閾値との比較結果に基づいてオン温度を修正する」というステップは、具体的に、下記式に従ってオン温度を修正することを含み、Ton=a×T1+b、そのうち、Tonはオン温度、T1は冷却水温度、aは第1の修正係数、bは第2の修正係数であり、また、第1の修正係数aと第2の修正係数bの大きさは、冷却水温度T1の大きさに依存する。
上記制御方法の好ましい態様において、プリセット温度閾値は、第1のプリセット温度閾値、第2のプリセット温度閾値及び第3のプリセット温度閾値を含み、そのうち、第1のプリセット温度閾値は、第2のプリセット温度閾値より小さく、第2のプリセット温度閾値は、第3のプリセット温度閾値より小さい。
上記制御方法の好ましい態様において、第1の修正係数a及び第2の修正係数bの大きさを、冷却水温度T1が第1のプリセット温度閾値以下である場合に、オン温度Tonは変化しない;冷却水温度T1が第1のプリセット温度閾値を超えるとともに第2のプリセット温度閾値以下である場合に、オン温度Tonは冷却水温度T1に反比例する;冷却水温度T1が第2のプリセット温度閾値を超えるとともに第3のプリセット温度閾値以下である場合に、オン温度Tonは冷却水温度T1に反比例する;冷却水温度T1が第3のプリセット温度閾値を超える場合に、オン温度Tonは変化しない、という状況となるように設定する。
上記制御方法の好ましい態様では、第1のプリセット温度閾値は10℃であり、「冷却水温度とプリセット温度閾値との比較結果に基づいてオン温度を修正する」というステップは、具体的に、冷却水温度T1が第1のプリセット温度閾値以下である場合、オン温度Tonに対応する第1の修正係数aと第2の修正係数bを、それぞれ0と110とすることを含む。
上記制御方法の好ましい態様では、第1のプリセット温度閾値は10℃であり、第2のプリセット温度閾値は25℃であり、「冷却水温度とプリセット温度閾値との比較結果に基づいてオン温度を修正する」というステップは、具体的に、冷却水温度T1が第1のプリセット温度閾値を超えるとともに第2のプリセット温度閾値以下である場合、オン温度Tonに対応する第1の修正係数a及び第2の修正係数bを、それぞれ-1.2と122とすることを含む。
上記制御方法の好ましい態様では、第2のプリセット温度閾値は25℃であり、第3のプリセット温度閾値は35℃であり、「冷却水温度とプリセット温度閾値との比較結果に基づいてオン温度を修正する」というステップは、具体的に、冷却水温度T1が第2のプリセット温度閾値を超えるとともに第3のプリセット温度閾値以下である場合、オン温度Tonに対応する第1の修正係数aと第2の修正係数bを、それぞれ-2と142とすることを含む。
上記制御方法の好ましい態様において、第3のプリセット温度閾値は35℃であり、「冷却水温度とプリセット温度閾値との比較結果に基づいてオン温度を修正する」というステップは、具体的に、冷却水温度T1が第3のプリセット温度閾値を超える場合、オン温度Tonに対応する第1の修正係数a及び第2の修正係数bを、それぞれ0と72とすることを含む。
また、本発明の技術案2では、凝縮モジュールと加熱モジュールを含む衣類処理設備を更に提供しており、衣類処理設備はさらに、衣類処理設備が乾燥モードとされ、且つ加熱モジュールがオフ状態にある場合に凝縮モジュールの冷却水温度を検出するための温度センサと、温度センサにより検出された冷却水温度に基づいて加熱モジュールのオン温度を修正するための温度修正モジュールと、修正したオン温度に基づいて加熱モジュールを選択的にオンにする制御モジュールと、を含む。
当業者が理解出来ることは、本発明の制御方法の好ましい態様において、一体型洗濯乾燥機が乾燥モードとされ、且つ加熱モジュールがオフ状態にある場合に、凝縮モジュールの冷却水温度を検出し、冷却水温度に基づいて加熱モジュールのオン温度を修正し、修正したオン温度に基づいて加熱モジュールを選択的にオンにする。従来のような検出した環境温度により直接に加熱モジュールのオンを制御する技術案と比べると、本発明は、加熱モジュールをオンにする制御の過程中、検出された冷却水温度によって加熱モジュールのオン温度を修正することで、温度センサの検出誤差によるオン温度判定の正確性への影響を大きく低減し、加熱モジュールのオン温度を正確に判定することができ、加熱モジュールをオンにする制御を正確に行い、衣類の乾燥はまだ出来ていないのに乾燥プログラムが実行できなくなること、あるいは、早期に終了することを回避でき、一体型洗濯乾燥機の乾燥効果を高めて、さらにユーザの使用体験を向上させる。
さらに、冷却水温度とプリセット温度閾値とを比較し、冷却水温度とプリセット温度閾値との比較結果に基づいてオン温度を修正し、且つ、式Ton=a×T1+bに従ってオン温度を修正し、そのうち、第1の修正係数aと第2の修正係数bの大きさが冷却水温度T1の大きさに依存することで、加熱モジュールのオン温度を正確に修正することができ、加熱モジュールをオンにする制御を正確に行い、衣類の乾燥がまだ出来ていないのに乾燥プログラムが実行できなくなること、あるいは、早期に終了することを回避でき、一体型洗濯乾燥機の乾燥効果を高めて、さらにユーザの使用体験を向上させる。
本発明の技術案3は、凝縮モジュール及び加熱モジュールを含む衣類処理設備用の制御方法を提供しており、制御方法は、衣類処理設備が乾燥モードとされ、且つ加熱モジュールがオフ状態にある場合、環境温度並びに凝縮モジュールの冷却水温度を検出するステップと、環境温度並びに冷却水温度に基づいて加熱モジュールのオン温度を修正するステップと、修正したオン温度に基づいて加熱モジュールを選択的にオンにするステップとを含む。
上記制御方法の好ましい態様において、「環境温度並びに冷却水温度に基づいて加熱モジュールのオン温度を修正する」というステップは、具体的に、環境温度並びに冷却水温度とプリセット温度閾値とを比較することと、環境温度並びに冷却水温度とプリセット温度閾値との比較結果に基づいてオン温度を修正することを含む。
上記制御方法の好ましい態様において、「環境温度並びに冷却水温度とプリセット温度閾値との比較結果に基づいてオン温度を修正する」というステップは、具体的に、式Ton=a×T1+b×T2+c×T1×T2+dに従ってオン温度を修正することを含み、そのうち、Tonはオン温度、T1は環境温度、T2は冷却水温度、aは第1の修正係数、bは第2の修正係数、cは第3の修正係数、dは第4の修正係数であり、また、第1の修正係数a、第2の修正係数b、第3の修正係数c及び第4の修正係数dの大きさは、環境温度T1と冷却水温度T2の大きさに依存する。
上記制御方法の好ましい態様において、プリセット温度閾値は、第1のプリセット環境温度閾値と、第2のプリセット環境温度閾値と、第1のプリセット冷却水温度閾値と、第2のプリセット冷却水温度閾値とを含み、そのうち、第1のプリセット環境温度閾値は、第2のプリセット環境温度閾値より小さく、第1のプリセット冷却水温度閾値は、第2のプリセット冷却水温度閾値より小さい。
上記制御方法の好ましい態様において、第1の修正係数a、第2の修正係数b、第3の修正係数cと第4の修正係数dの大きさを、環境温度T1が第1のプリセット環境温度閾値以下であるとともに冷却水温度T2が第1のプリセット冷却水温度閾値以下である場合に、オン温度Tonは変化しない;環境温度T1が第1のプリセット環境温度閾値以下であるとともに冷却水温度T2が第1のプリセット冷却水温度閾値を超える場合に、オン温度Tonは、環境温度T1と冷却水温度T2とに反比例する;環境温度T1が第1のプリセット環境温度閾値を超えるとともに第2のプリセット環境温度閾値以下である場合に、オン温度Tonは、環境温度T1と冷却水温度T2とに反比例する;環境温度T1が第2のプリセット環境温度閾値を超えるとともに冷却水温度T2が第2のプリセット冷却水温度閾値以下である場合に、オン温度Tonは、環境温度T1と冷却水温度T2とに反比例する;環境温度T1が第2のプリセット環境温度閾値を超えるとともに冷却水温度T2が第2のプリセット冷却水温度閾値を超える場合に、オン温度Tonは変化しない、という状況となるように設定する。
上記制御方法の好ましい態様では、第1のプリセット環境温度閾値は10℃であり、第1のプリセット冷却水温度閾値は10℃であり、第2のプリセット冷却水温度閾値は35℃であり、「環境温度並びに冷却水温度とプリセット温度閾値との比較結果に基づいてオン温度を修正する」というステップは、具体的に、環境温度T1が第1のプリセット環境温度閾値以下であるとともに冷却水温度T2が第1のプリセット冷却水温度閾値以下である場合、オン温度Tonに対応する第1の修正係数a、第2の修正係数b、第3の修正係数c及び第4の修正係数dをそれぞれ0、0、0、110とする;環境温度T1が第1のプリセット環境温度閾値以下であるとともに冷却水温度T2が第1のプリセット冷却水温度閾値を超え且つ第2のプリセット冷却水温度閾値以下である場合、オン温度Tonに対応する第1の修正係数a、第2の修正係数b、第3の修正係数c及び第4の修正係数dを、それぞれ、-0.2、-0.2、0、114とする;環境温度T1が第1のプリセット環境温度閾値以下であるとともに冷却水温度T2が第2のプリセット冷却水温度閾値を超える場合、オン温度Tonに対応する第1の修正係数a、第2の修正係数b、第3の修正係数c及び第4の修正係数dを、それぞれ、-0.1、-0.3、0、110とすることを含む。
上記制御方法の好ましい態様において、第1のプリセット環境温度閾値は10℃であり、第2のプリセット環境温度閾値は35℃であり、第1のプリセット冷却水温度閾値は10℃であり、第2のプリセット冷却水温度閾値は35℃であり、「環境温度並びに冷却水温度とプリセット温度閾値との比較結果に基づいてオン温度を修正する」というステップは、具体的に、環境温度T1が第1のプリセット環境温度閾値を超え且つ第2のプリセット環境温度閾値以下であるとともに冷却水温度T2が第1のプリセット冷却水温度閾値以下である場合、オン温度Tonに対応する第1の修正係数a、第2の修正係数b、第3の修正係数c及び第4の修正係数dを、それぞれ、-0.3、-0.1、0、114とする;環境温度T1が第1のプリセット環境温度閾値を超え且つ第2のプリセット環境温度閾値以下であるとともに冷却水温度T2が第1のプリセット冷却水温度閾値を超え且つ第2のプリセット冷却水温度閾値以下である場合に、オン温度Tonに対応する第1の修正係数a、第2の修正係数b、第3の修正係数c及び第4の修正係数dを、それぞれ、-0.3、-0.3、0、112とする;環境温度T1が第1のプリセット環境温度閾値を超え且つ第2のプリセット環境温度閾値以下であるとともに冷却水温度T2が第2のプリセット冷却水温度閾値を超える場合、オン温度Tonに対応する第1の修正係数a、第2の修正係数b、第3の修正係数c及び第4の修正係数dを、それぞれ、-0.4、-0.2、0、110とすることを含む。
上記制御方法の好ましい態様では、第2のプリセット環境温度閾値は35℃であり、第1のプリセット冷却水温度閾値は10℃であり、第2のプリセット冷却水温度閾値は35℃であり、「環境温度並びに冷却水温度とプリセット温度閾値との比較結果に基づいてオン温度を修正する」というステップは、具体的に、環境温度T1が第2のプリセット環境温度閾値を超えるとともに冷却水温度T2が第1のプリセット冷却水温度閾値以下である場合、オン温度Tonに対応する第1の修正係数a、第2の修正係数b、第3の修正係数c及び第4の修正係数dを、それぞれ、-0.3、-0.1、0、114とする;環境温度T1が第2のプリセット環境温度閾値を超えるとともに冷却水温度T2が第1のプリセット冷却水温度閾値を超え且つ第2のプリセット冷却水温度閾値以下である場合、オン温度Tonに対応する第1の修正係数a、第2の修正係数b、第3の修正係数c及び第4の修正係数dを、それぞれ、-0.4、-0.2、0、110とすることを含む。
上記制御方法の好ましい態様では、環境温度T1が第2のプリセット環境温度閾値を超えるとともに冷却水温度T2が第2のプリセット冷却水温度閾値を超える場合、オン温度Tonに対応する第1の修正係数a、第2の修正係数b、第3の修正係数c及び第4の修正係数dを、それぞれ0、0、0、75とする。
また、本発明の技術案3は、凝縮モジュールと加熱モジュールを備える衣類処理設備を更に提供しており、衣類処理設備はさらに、衣類処理設備が乾燥モードとされ、且つ加熱モジュールがオフ状態にある場合に環境温度を検出するための環境温度センサと、衣類処理設備が乾燥モードとされ、且つ加熱モジュールがオフ状態にある場合に凝縮モジュールの冷却水温度を検出するための水温センサと、検出された環境温度並びに冷却水温度に基づいて加熱モジュールのオン温度を修正するための温度修正モジュールと、修正したオン温度に基づいて加熱モジュールを選択的にオンにする制御モジュールと、を含む。
当業者が理解出来ることは、本発明の制御方法の好ましい態様において、一体型洗濯乾燥機が乾燥モードとされ、且つ加熱モジュールがオフ状態にある場合に、環境温度並びに凝縮モジュールの冷却水温度を検出し、環境温度並びに冷却水温度に基づいて加熱モジュールのオン温度を修正し、修正したオン温度に基づいて加熱モジュールを選択的にオンにする。従来のような検出した環境温度により直接に加熱モジュールのオンを制御する技術案と比べると、本発明は、加熱モジュールをオンにする制御の過程中、検出された環境温度並びに冷却水温度によって加熱モジュールのオン温度を修正することで、温度センサの検出誤差によるオン温度判定の正確性への影響を大きく低減し、加熱モジュールのオン温度を正確に判定することができ、加熱モジュールをオンにする制御を正確に行い、衣類の乾燥がまだ出来ていないのに乾燥プログラムが実行できなくなること、あるいは、早期に終了することを回避でき、一体型洗濯乾燥機の乾燥効果を高めて、さらにユーザの使用体験を向上させる。
さらに、冷却水温度並びに環境温度とプリセット温度閾値とを比較し、冷却水温度並びに環境温度とプリセット温度閾値との比較結果に基づいてオン温度を修正し、且つ、式Ton=a×T1+b×T2+c×T1×T2+dに従ってオン温度を修正し、そのうち、第1の修正係数a、第2の修正係数b、第3の修正係数c及び第4の修正係数dの大きさが環境温度T1と冷却水温度T2の大きさに依存することで、加熱モジュールのオン温度を正確に修正することができ、加熱モジュールをオンにする制御を正確に行い、衣類の乾燥がまだ出来ていないのに乾燥プログラムが実行できなくなること、あるいは、早期に終了することを回避でき、一体型洗濯乾燥機の乾燥効果を高めて、さらにユーザの使用体験を向上させる。
以下、本発明の制御方法を図面に参照しながら、一体型洗濯乾燥機と合わせて説明する。図面においては以下となる。
本発明の実施例1に係る制御方法のフローチャートである。 本発明の実施例1に係る一つの実施例の制御方法のフローチャートである。 本発明の実施例1に係る一体型洗濯乾燥機のブロック概略図である。 本発明の実施例2に係る制御方法のフローチャートである。 本発明の実施例2に係る一つの実施例の制御方法のフローチャートである。 本発明の実施例2に係る一体型洗濯乾燥機のブロック概略図である。 本発明の実施例3に係る制御方法のフローチャートである。 本発明の実施例3に係る制御方法のフローチャートその一である。 本発明の実施例3に係る制御方法のフローチャートその二である。 本発明の実施例3に係る制御方法のフローチャートその三である。 本発明の実施例3に係る一体型洗濯乾燥機のブロック概略図である。
以下、本発明の好ましい実施形態を、図面を参照しながら説明する。当業者は、これらの実施形態が本発明の技術的原理を説明するためだけに使用され、本発明の保護範囲を制限するものではないと理解すべきである。例えば、本願について一体型洗濯乾燥機と合わせて説明するが、本発明の技術案はこれに限定されず、この制御方法は衣類乾燥機等他の衣類処理設備に適用可能であるのは言うまでもなく、このような変更は、本発明の原理や範囲から逸脱しない。
また、本願の記述において、「第1」、「第2」、「第3」という用語は、単に目的を説明するために使用されるものであり、相対的な重要性を示したり暗示したりするものと理解されるのは出来ない。
実施例1
背景技術において提出された課題に基づいて、本発明が一体型洗濯乾燥機用の制御方法を提供しており、その旨は、環境温度によって加熱モジュールのオン温度を修正することで、温度センサの検出誤差によるオン温度判定の正確性への影響を大きく低減し、加熱モジュールのオン温度を正確に判定することができ、加熱モジュールをオンにする制御を正確に行い、衣類の乾燥がまだ出来ていないのに乾燥プログラムが実行できなくなること、あるいは、早期に終了することを回避でき、一体型洗濯乾燥機の乾燥効果を高めて、さらにユーザの使用体験を向上させる。
図1乃至図3を参照すると、図1は、本発明の実施例1に係る制御方法のフローチャートであり、図2は、本発明の実施例1に係る一つの実施例の制御方法のフローチャートであり、図3は、本発明の実施例1に係る一体型洗濯乾燥機のブロック概略図である。図1に示すように、本発明の制御方法は、以下のステップを含む。
S1では、一体型洗濯乾燥機が乾燥モードとされ、且つ加熱モジュールがオフ状態にある場合、環境温度を検出する。
S2では、環境温度に基づいて加熱モジュールのオン温度を修正する。
S3では、修正したオン温度に基づいて加熱モジュールを選択的にオンにする。
好ましくは、環境温度は、プリセット時間閾値内で測定された環境の平均温度である。プリセット時間閾値は例えば1minであり、なお、プリセット時間閾値は、上記例示した時間に限定されず、プリセット時間閾値で環境温度を決定する要求を満たしているのであれば、当業者が実際の応用に応じてプリセット時間閾値を柔軟に調整できる。
一方、本発明は、一体型洗濯乾燥機を更に提供しており、図3に示すように、この一体型洗濯乾燥機は、ケーシングと、ケーシング内に設置された衣類処理槽と、加熱モジュールと、送風モジュールと、温度センサと、温度修正モジュールと、制御モジュールとを備える。空気を加熱するための加熱モジュールは、ケーシング内に設けられ、加熱モジュールが、送風モジュールを介して衣類処理槽に接続され、加熱モジュールで加熱された熱風を衣類処理槽内に搬送して衣類処理槽内の衣類を乾燥させる。温度センサは、ケーシングの外側に設けられ、環境温度を検出するために使用される。温度修正モジュールは制御モジュールに設けられ、温度センサにより検出された環境温度に基づいて加熱モジュールのオン温度を修正するために使用される。制御モジュールはケーシングに設けられ、修正したオン温度に基づいて加熱モジュールをオンにすることを制御する。勿論、加熱モジュール、送風モジュール、温度センサ、温度修正モジュール、及び制御モジュールの実際の取付位置は、上記例示した取付位置に限らず、当業者は、実際の応用で、加熱モジュールと、送風モジュールと、温度センサと、温度修正モジュールと、制御モジュールとの協働により、オン温度を修正することが出来るのであれば、加熱モジュール、送風モジュール、温度センサ、温度修正モジュール、制御モジュールの実際の取付位置を柔軟に設置することができる。
好ましくは、加熱モジュールは、加熱管、加熱ファン、ヒータ等の他の構成であり、ここでは係る説明を省略する。
好ましくは、送風モジュールは、ファンであり、その他の構成であってもよいが、ここでは係る説明を省略する。
好ましくは、温度センサは、赤外線温度センサであり、環境温度を検出するための他の種類のセンサ、例えば、RFセンサなどであってもよく、なお、環境温度の検出方法は本発明を制限すべきではない。
好ましくは、温度修正モジュールは、コンピュータソフトウェアで設計され、プリセット温度閾値に基づいて、温度センサの温度データを修正し、修正された温度データを制御モジュールに提供する。
好ましくは、制御モジュールは、温度センサによって検出された環境温度を識別でき、検出された環境温度に基づいて、加熱モジュールのオン温度を修正するように温度修正モジュールを制御する。制御モジュールは、一体型洗濯乾燥機自体の制御モジュールであってもよいし、付加される制御モジュールや他の携帯端末であってもよいが、ここでは係る説明を省略する。
上記ステップS2において、「環境温度に基づいて加熱モジュールのオン温度を修正する」というステップは、具体的には、下記内容を含む。
S21では、環境温度とプリセット温度閾値とを比較する。
S22では、環境温度とプリセット温度閾値との比較結果に基づいてオン温度を修正する。
上記制御方法によれば、加熱モジュールのオン温度を正確に修正することができ、加熱モジュールをオンにする制御を正確に行い、衣類の乾燥はまだ出来ていないのに乾燥プログラムが運行できなくなること、あるいは、早期に終了したことを回避でき、一体型洗濯乾燥機の乾燥効果を高めて、さらにユーザの使用体験を向上させる。
さらに、上記ステップS22において、「環境温度とプリセット温度閾値との比較結果に基づいてオン温度を修正する」というステップは、具体的に、以下の式に従ってオン温度を修正することを含む。
Ton=a×T1+b
そのうち、Tonはオン温度、
T1は環境温度、
aは第1の修正係数、
bは第2の修正係数である。
なお、第1の修正係数a及び第2の修正係数bの大きさは、環境温度T1の大きさに依存する。
上記ステップにおいて、プリセット温度閾値は、第1のプリセット温度閾値、第2のプリセット温度閾値及び第3のプリセット温度閾値を含み、そのうち、第1のプリセット温度閾値は、第2のプリセット温度閾値より小さく、第2のプリセット温度閾値は、第3のプリセット温度閾値より小さい。
好ましくは、上記ステップS22において、「環境温度とプリセット温度閾値との比較結果に基づいてオン温度を修正する」というステップは、さらに下記内容を含む。
S221では、環境温度T1が第1のプリセット温度閾値以下であるか否かを判定する。
S222では、環境温度T1が第1のプリセット温度閾値以下である場合、オン温度Tonは変化しない。
S223では、環境温度T1が第1のプリセット温度閾値を超えるとともに第2のプリセット温度閾値以下であるか否かを判定する。
S224では、環境温度T1が第1のプリセット温度閾値を超えるとともに第2のプリセット温度閾値以下である場合、オン温度Tonは環境温度T1に反比例する。
S225では、環境温度T1が第2のプリセット温度閾値を超えるとともに第3のプリセット温度閾値以下であるか否かを判定する。
S226では、環境温度T1が第2のプリセット温度閾値を超えるとともに第3のプリセット温度閾値以下である場合、オン温度Tonは環境温度T1に反比例する。
S227では、環境温度T1が第3のプリセット温度閾値を超える場合、オン温度Tonは変化しない。
具体的には、上記ステップS222において、環境温度T1が第1のプリセット温度閾値以下である場合、環境温度が比較的低く、温度センサの検出精度に影響せず、加熱モジュールをオンにする必要があるか否かを正確に判定できることを示しており、オン温度Tonをそのままにする。つまり、オン温度Tonは、環境温度の変化によって変化しない。
好ましくは、上記ステップS224において、環境温度T1が第1のプリセット温度閾値を超えるとともに第2のプリセット温度閾値以下である場合、環境温度が比較的高く、温度センサの検出精度に影響を及ぼし、加熱モジュールをオンにする必要があるかどうかを正確に判定することができないことを示しており、オン温度Tonは環境温度T1に反比例するように設置されて、環境温度の上昇に伴ってオン温度Tonが低下となり加熱モジュールのオン温度を下げることで、衣類の乾燥がまだ出来ていないのに乾燥プログラムが実行できなくなること、あるいは、早期に終了することを回避でき、一体型洗濯乾燥機の乾燥効果を高めて、さらにユーザの使用体験を向上させる。
好ましくは、上記ステップS226において、環境温度T1が第2のプリセット温度閾値を超えるとともに第3のプリセット温度閾値以下である場合、環境温度がかなり高く、温度センサの検出精度に影響を及ぼし、加熱モジュールをオンにする必要があるかどうかを正確に判定することができないことを示しており、オン温度Tonは環境温度T1に反比例するように設置されて、環境温度の上昇に伴ってオン温度Tonが低下となり加熱モジュールのオン温度を下げることで、衣類の乾燥がまだ出来ていないのに乾燥プログラムが実行できなくなること、あるいは、早期に終了することを回避でき、一体型洗濯乾燥機の乾燥効果を高めて、さらにユーザの使用体験を向上させる。
好ましくは、上記ステップS227において、環境温度T1が第3のプリセット温度閾値を超える場合、環境温度が高すぎで、温度センサの検出精度に極めて大きく影響して加熱モジュールをオンにする必要があるか否かを正確に判定できないことを示しており、オン温度Tonをそのままにする。つまり、オン温度Tonが環境温度の変化によって変化しないことで、衣類の乾燥がまだ出来ていないのに乾燥プログラムが実行できなくなること、あるいは、早期に終了することを回避でき、一体型洗濯乾燥機の乾燥効果を高めて、さらにユーザの使用体験を向上させる。
上記の過程で、第1のプリセット温度閾値の設定により、一体型洗濯乾燥機は異なる場合に最適な修正モードを採用することができるように、オン温度の修正をどのように行うかについての結論を更に出して、加熱モジュールのオン温度を正確に判定することができ、一体型洗濯乾燥機の乾燥効果も向上できる。なお、第1のプリセット温度閾値は、環境温度の最低温度であってもよいが、例えば、第1のプリセット温度閾値が10℃である場合、オン温度の修正案が最適となり、一体型洗濯乾燥機の乾燥効果を高める。勿論、上述した第1のプリセット温度閾値は、環境温度の最低温度に限らず、他の温度、例えば、当業者が特定な動作状態での実験から求められた実験温度、あるいは経験的に得られた経験温度であってもよく、第1のプリセット温度閾値に決定された第1の修正係数と第2の修正係数とを選定する境界点が、オン温度を修正する要求を満たすことができる限り、任意の温度に設定してもよい。
更に、第2のプリセット温度閾値の設定により、一体型洗濯乾燥機は異なる場合に最適な修正モードを採用することができるように、オン温度の修正をどのように行うかについての結論を更に出して、加熱モジュールのオン温度を正確に判定することができ、一体型洗濯乾燥機の乾燥効果も向上できる。なお、第2のプリセット温度閾値の設定は実際の状況に応じて柔軟に調整や設定可能で、第2のプリセット温度閾値は例えば25℃であり、第2のプリセット温度閾値に決定された第1の修正係数と第2の修正係数とを選定する境界点が、オン温度を修正する要求を満たすことができる限り、任意の温度に設定してもよい。
更に、第3のプリセット温度閾値の設定により、一体型洗濯乾燥機は異なる場合に最適な修正モードを採用することができるように、オン温度の修正をどのように行うかについての結論を更に出して、加熱モジュールのオン温度を正確に判定することができ、一体型洗濯乾燥機の乾燥効果も向上できる。発明者によって繰り返し試験、観測、分析、または比較することで、第3のプリセット温度閾値は、環境温度の最高温度であってもよいことが決定されるが、例えば、第3のプリセット温度閾値が35℃である場合、オン温度の修正案が最適となり、一体型洗濯乾燥機の乾燥効果を高める。実際の応用において、第3のプリセット温度閾値の実際値は、環境温度の最高温度に限らず、当業者が実験的又は経験的に得られた値であってもよい。
さらに説明すべきことは、上記方法で加熱モジュールのオフ温度を修正してもよい。修正したオン温度が修正したオフ温度より小さくなるように、オフ温度に対応する第1の修正係数及び第2の修正係数の少なくとも1つと、オン温度に対応する第1の修正係数及び第2の修正係数の少なくとも1つとは互いに異なる値にすればよい。勿論、加熱モジュールのオフ温度をある固定値に設定してもよい。上記2つの方案は、実際の使用ニーズに応じて選択してもよい。
好ましくは、環境温度T1が10℃(第1のプリセット温度閾値)以下である場合、オン温度Tonに対応する第1の修正係数aを0とし、第2の修正係数bを110とし、すなわちTon=110℃とする。
好ましくは、環境温度T1が10℃を超えるとともに25℃(第2のプリセット温度閾値)以下である場合、オン温度Tonに対応する第1の修正係数aを-1.2とし、第2の修正係数bを122とし、すなわちTon=-1.2×T1+122とする。
好ましくは、環境温度T1が25℃を超えるとともに35℃(第3のプリセット温度閾値)以下である場合、オン温度Tonに対応する第1の修正係数aを-2とし、第2の修正係数bを142とし、すなわちTon=-2×T1+142とする。
好ましくは、環境温度T1が35℃を超える場合、オン温度Tonに対応する第1の修正係数aを0とし、第2の修正係数bを72とし、すなわちTon=72℃とする。
勿論、第1の修正係数の値及び第2の修正係数の値は、上記例示した値に限定されず、実際の操作中で下記要求を満たしているのであれば、当業者が柔軟に調整できる。即ち、環境温度が第1のプリセット温度閾値以下である場合に、オン温度Tonは変化しない;環境温度が第2のプリセット温度閾値以下である場合に、オン温度Tonは環境温度T1に反比例する;環境温度が第3のプリセット温度閾値以下である場合に、オン温度Tonは環境温度T1に反比例する;環境温度が第3のプリセット温度閾値を超える場合に、オン温度Tonは変化しない。
以下、図2を参照して説明する。図2は本発明の実施例1に係る一つの実施例の制御方法のフローチャートである。
図2に示すように、ある可能な実施形態では、本発明の一体型洗濯乾燥機の制御方法の完全なるフローは下記であってもよい。
S1では、一体型洗濯乾燥機が乾燥モードとされ、且つ加熱モジュールがオフ状態にある場合、環境温度を検出する。
S21では、環境温度と10℃(第1のプリセット温度閾値)とを比較する。
S221では、環境温度が10℃以下であるか否かを判定する。
S222では、環境温度が10℃以下である場合、加熱モジュールのオン温度Ton=110℃とする。
S223では、環境温度が25℃(第2のプリセット温度閾値)以下であるか否かを判定する。
S224では、環境温度が25℃以下である場合、加熱モジュールのオン温度Ton=-1.2×T1+122とする。
S225では、環境温度が35℃(第3のプリセット温度閾値)以下であるか否かを判定する。
S226では、環境温度が35℃以下である場合、加熱モジュールのオン温度Ton=-2×T1+142とする。
S227では、環境温度が35℃を超える場合、加熱モジュールのオン温度Ton=72℃とする。
S3では、修正したオン温度Tonに基づいて加熱モジュールをオンにする。
勿論、具体的な実施形態において、先に環境温度と35℃とを比較し、35℃との比較結果に基づいて、25℃または10℃との比較を行うか否かを決定してもよいが、その実施は上記例示に挙げられた実施形態とは類似しており、ここでの説明を省略する。
なお、上述実施例は、本発明の好ましい実施形態の一つであり、本発明の保護範囲を限定するものではなく単に本発明の方法の原理を説明するためのものであり、実際の応用において、当業者が必要に応じて、上記機能を異なるステップに割り当て実現することができ、即ち、本発明の実施例におけるステップをさらに分解または組み合わせることができる。例えば、上述実施例のステップは、1つのステップに統合してもよいし、さらに複数のサブステップに分解して、以上説明した全部または一部の機能を実現してもよい。本発明の実施例に係るステップの名称は、各ステップを区別するためだけのものであり、本発明に対する制限とは見なされない。
実施例2
背景技術において提出された課題に基づいて、本発明が一体型洗濯乾燥機用の制御方法を提供しており、その旨は、冷却水温度によって加熱モジュールのオン温度を修正することで、温度センサの検出誤差によるオン温度判定の正確性への影響を大きく低減し、加熱モジュールのオン温度を正確に判定することができ、加熱モジュールをオンにする制御を正確に行い、衣類の乾燥がまだ出来ていないのに乾燥プログラムが実行できなくなること、あるいは、早期に終了することを回避でき、一体型洗濯乾燥機の乾燥効果を高めて、さらにユーザの使用体験を向上させる。
図4乃至図6を参照すると、図4は、本発明の実施例2に係る制御方法のフローチャートであり、図5は、本発明の実施例2に係る一つの実施例の制御方法のフローチャートであり、図6は、本発明の実施例2に係る一体型洗濯乾燥機のブロック概略図である。図4に示すように、本発明の制御方法は、以下のステップを含む。
S1では、一体型洗濯乾燥機が乾燥モードとされ、且つ加熱モジュールがオフ状態にある場合、凝縮モジュールの冷却水温度を検出する。
S2では、冷却水温度に基づいて加熱モジュールのオン温度を修正する。
S3では、修正したオン温度に基づいて加熱モジュールを選択的にオンにする。
好ましくは、冷却水温度は、プリセット時間閾値内で測定された冷却水の平均温度である。プリセット時間閾値は例えば1minであり、なお、プリセット時間閾値は、上記例示した時間に限定されず、プリセット時間閾値で冷却水温度を決定する要求を満たしているのであれば、当業者が実際の応用に応じてプリセット時間閾値を柔軟に調整できる。
一方、本発明は、一体型洗濯乾燥機を更に提供しており、図6に示すように、この一体型洗濯乾燥機は、ケーシングと、ケーシング内に設置された衣類処理槽と、凝縮モジュールと、加熱モジュールと、送風モジュールと、温度センサと、温度修正モジュールと、制御モジュールとを備え、空気を加熱するための加熱モジュールはケーシング内に設けられる。乾燥中で発生した高温高湿の蒸気を凝縮するための凝縮モジュールはケーシング内に設けられる。加熱モジュールが、送風モジュールを介して衣類処理槽に接続され、加熱モジュールで加熱された熱風を衣類処理槽内に搬送して衣類処理槽内の衣類を乾燥させる。冷却水温度を検出するための温度センサは一体型洗濯乾燥機の電磁弁内に設けられる。温度修正モジュールは制御モジュールに設けられ、温度センサにより検出された冷却水温度に基づいて加熱モジュールのオン温度を修正するために使用される。制御モジュールはケーシングに設けられ、修正したオン温度に基づいて加熱モジュールをオンにすることを制御する。勿論、加熱モジュール、送風モジュール、温度センサ、温度修正モジュール、及び制御モジュールの実際の取付位置は、上記例示した取付位置に限らず、当業者は、実際の応用で、加熱モジュールと、送風モジュールと、温度センサと、温度修正モジュールと、制御モジュールとの協働により、オン温度を修正することが出来れば、加熱モジュール、送風モジュール、温度センサ、温度修正モジュール、制御モジュールの実際の取付位置を柔軟に設置することができる。
好ましくは、凝縮モジュールは、凝縮器、凝縮管等の他の構成であり、ここでは係る説明を省略する。
好ましくは、加熱モジュールは、加熱管、加熱ファン、ヒータ等の他の構成であり、ここでは係る説明を省略する。
好ましくは、送風モジュールは、ファンであり、その他の構成であってもよいが、ここでは係る説明を省略する。
好ましくは、温度センサは、赤外線温度センサであり、冷却水温度を検出するための他の種類のセンサ、例えば、RFセンサなどであってもよく、なお、冷却水温度の検出方法は本発明を制限すべきではない。
好ましくは、温度修正モジュールは、コンピュータソフトウェアで設計され、プリセット温度閾値に基づいて、温度センサの温度データを修正し、修正された温度データを制御モジュールに提供する。
好ましくは、制御モジュールは、温度センサによって検出された冷却水温度を識別でき、検出された冷却水温度に基づいて、加熱モジュールのオン温度を修正するように温度修正モジュールを制御する。制御モジュールは、一体型洗濯乾燥機自体の制御モジュールであってもよいし、付加される制御モジュールや他の携帯端末であってもよいが、ここでは係る説明を省略する。
上記ステップS2において、「冷却水温度に基づいて加熱モジュールのオン温度を修正する」というステップは、具体的には、下記内容を含む。
S21では、冷却水温度とプリセット温度閾値とを比較する。
S22では、冷却水温度とプリセット温度閾値との比較結果に基づいてオン温度を修正する。
上記制御方法によれば、加熱モジュールのオン温度を正確に修正することができ、加熱モジュールをオンにする制御を正確に行い、衣類の乾燥がまだ出来ていないのに乾燥プログラムが実行できなくなること、あるいは、早期に終了することを回避でき、一体型洗濯乾燥機の乾燥効果を高めて、さらにユーザの使用体験を向上させる。
さらに、上記ステップS22において、「冷却水温度とプリセット温度閾値との比較結果に基づいてオン温度を修正する」というステップは、具体的に、以下の式に従ってオン温度を修正することを含む。
Ton=a×T1+b
そのうち、Tonはオン温度、
T1は冷却水温度、
aは第1の修正係数、
bは第2の修正係数である。
なお、第1の修正係数a及び第2の修正係数bの大きさは、冷却水温度T1の大きさに依存する。
上記ステップにおいて、プリセット温度閾値は、第1のプリセット温度閾値、第2のプリセット温度閾値及び第3のプリセット温度閾値を含み、そのうち、第1のプリセット温度閾値は、第2のプリセット温度閾値より小さく、第2のプリセット温度閾値は、第3のプリセット温度閾値より小さい。
好ましくは、上記ステップS22において、「冷却水温度とプリセット温度閾値との比較結果に基づいてオン温度を修正する」というステップは、さらに下記内容を含む。
S221では、冷却水温度T1が第1のプリセット温度閾値以下であるか否かを判定する。
S222では、冷却水温度T1が第1のプリセット温度閾値以下である場合、オン温度Tonは変化しない。
S223では、冷却水温度T1が第1のプリセット温度閾値を超えるとともに第2のプリセット温度閾値以下であるか否かを判定する。
S224では、冷却水温度T1が第1のプリセット温度閾値を超えるとともに第2のプリセット温度閾値以下である場合、オン温度Tonは冷却水温度T1に反比例する。
S225では、冷却水温度T1が第2のプリセット温度閾値を超えるとともに第3のプリセット温度閾値以下であるか否かを判定する。
S226では、冷却水温度T1が第2のプリセット温度閾値を超えるとともに第3のプリセット温度閾値以下である場合、オン温度Tonは冷却水温度T1に反比例する。
S227では、冷却水温度T1が第3のプリセット温度閾値を超える場合、オン温度Tonは変化しない。
具体的には、上記ステップS222において、冷却水温度T1が第1のプリセット温度閾値以下である場合、冷却水温度が比較的低く、温度センサの検出精度に影響せず、加熱モジュールをオンにする必要があるか否かを正確に判定できることを示しており、オン温度Tonをそのままにする。つまり、オン温度Tonは、冷却水温度の変化によって変化しない。
好ましくは、上記ステップS224において、冷却水温度T1が第1のプリセット温度閾値を超えるとともに第2のプリセット温度閾値以下である場合、冷却水温度が比較的高く、温度センサの検出精度に影響を及ぼし、加熱モジュールをオンにする必要があるかどうかを正確に判定することができないことを示しており、オン温度Tonは冷却水温度T1に反比例するように設置されて、冷却水温度の上昇に伴ってオン温度Tonが低下となり加熱モジュールのオン温度を下げることで、衣類の乾燥がまだ出来ていないのに乾燥プログラムが実行できなくなること、あるいは、早期に終了することを回避でき、一体型洗濯乾燥機の乾燥効果を高めて、さらにユーザの使用体験を向上させる。
好ましくは、上記ステップS226において、冷却水温度T1が第2のプリセット温度閾値を超えるとともに第3のプリセット温度閾値以下である場合、冷却水温度がかなり高く、温度センサの検出精度に影響を及ぼし、加熱モジュールをオンにする必要があるかどうかを正確に判定することができないことを示しており、オン温度Tonは冷却水温度T1に反比例するように設置されて、冷却水温度の上昇に伴ってオン温度Tonが低下となり加熱モジュールのオン温度を下げることで、衣類の乾燥がまだ出来ていないのに乾燥プログラムが実行できなくなること、あるいは、早期に終了することを回避でき、一体型洗濯乾燥機の乾燥効果を高めて、さらにユーザの使用体験を向上させる。
好ましくは、上記ステップS227において、冷却水温度T1が第3のプリセット温度閾値を超える場合、冷却水温度が高すぎで、温度センサの検出精度に極めて大きく影響して加熱モジュールをオンにする必要があるか否かを正確に判定できないことを示しており、オン温度Tonをそのままにする。つまり、オン温度Tonが冷却水温度の変化によって変化しないことで、衣類の乾燥がまだ出来ていないのに乾燥プログラムが実行できなくなること、あるいは、早期に終了することを回避でき、一体型洗濯乾燥機の乾燥効果を高めて、さらにユーザの使用体験を向上させる。
上記の過程で、第1のプリセット温度閾値の設定により、一体型洗濯乾燥機は異なる場合に最適な修正モードを採用することができるように、オン温度の修正をどのように行うかについての結論を更に出して、加熱モジュールのオン温度を正確に判定することができ、一体型洗濯乾燥機の乾燥効果を向上できる。なお、第1のプリセット温度閾値は、冷却水温度の最低温度であってもよいが、例えば、第1のプリセット温度閾値が10℃である場合、オン温度の修正案が最適となり、一体型洗濯乾燥機の乾燥効果を高める。勿論、上述した第1のプリセット温度閾値は、冷却水温度の最低温度に限らず、他の温度、例えば、当業者が特定な動作状態での実験から求められた実験温度、あるいは経験的に得られた経験温度であってもよく、第1のプリセット温度閾値に決定された第1の修正係数と第2の修正係数とを選定する境界点が、オン温度を修正する要求を満たすことができる限り、任意の温度に設定してもよい。
更に、第2のプリセット温度閾値の設定により、一体型洗濯乾燥機は異なる場合に最適な修正モードを採用することができるように、オン温度の修正をどのように行うかについての結論を更に出して、加熱モジュールのオン温度を正確に判定することができ、一体型洗濯乾燥機の乾燥効果を向上できる。なお、第2のプリセット温度閾値の設定は実際の状況に応じて柔軟に調整や設定可能で、第2のプリセット温度閾値は例えば25℃であり、第2のプリセット温度閾値に決定された第1の修正係数と第2の修正係数とを選定する境界点が、オン温度を修正する要求を満たすことができる限り、任意の温度に設定してもよい。
更に、第3のプリセット温度閾値の設定により、一体型洗濯乾燥機は異なる場合に最適な修正モードを採用することができるように、オン温度の修正をどのように行うかについての結論を更に出して、加熱モジュールのオン温度を正確に判定することができ、一体型洗濯乾燥機の乾燥効果を向上できる。発明者によって繰り返し試験、観測、分析、または比較することで、第3のプリセット温度閾値は、冷却水温度の最高温度であってもよいことが決定されるが、例えば、第3のプリセット温度閾値が35℃である場合、オン温度の修正案が最適となり、一体型洗濯乾燥機の乾燥効果を高める。実際の応用において、第3のプリセット温度閾値の実際値は、冷却水温度の最高温度に限らず、当業者が実験的又は経験的に得た値であってもよい。
さらに説明すべきことは、上記方法で加熱モジュールのオフ温度を修正してもよい。修正したオン温度が修正したオフ温度より小さくなるように、オフ温度に対応する第1の修正係数及び第2の修正係数の少なくとも1つと、オン温度に対応する第1の修正係数及び第2の修正係数の少なくとも1つとは互いに異なる値にすればよい。勿論、加熱モジュールのオフ温度をある固定値に設定してもよい。上記2つの方案は、実際の使用ニーズに応じて選択してもよい。
好ましくは、冷却水温度T1が10℃(第1のプリセット温度閾値)以下である場合、オン温度Tonに対応する第1の修正係数aを0とし、第2の修正係数bを110とし、すなわちTon=110℃とする。
好ましくは、冷却水温度T1が10℃を超えるとともに25℃(第2のプリセット温度閾値)以下である場合、オン温度Tonに対応する第1の修正係数aを-1.2とし、第2の修正係数bを122とし、すなわちTon=-1.2×T1+122とする。
好ましくは、冷却水温度T1が25℃を超えるとともに35℃(第3のプリセット温度閾値)以下である場合、オン温度Tonに対応する第1の修正係数aを-2とし、第2の修正係数bを142とし、すなわちTon=-2×T1+142とする。
好ましくは、冷却水温度T1が35℃を超える場合、オン温度Tonに対応する第1の修正係数aを0とし、第2の修正係数bを72とし、すなわちTon=72℃とする。
勿論、第1の修正係数の値及び第2の修正係数の値は、上記例示した値に限定されず、実際の操作中で下記要求を満たしているのであれば、当業者が柔軟に調整できる。即ち、冷却水温度が第1のプリセット温度閾値以下である場合に、オン温度Tonは変化しない;冷却水温度が第2のプリセット温度閾値以下である場合に、オン温度Tonは冷却水温度T1に反比例する;冷却水温度が第3のプリセット温度閾値以下である場合に、オン温度Tonは冷却水温度T1に反比例する;冷却水温度が第3のプリセット温度閾値を超える場合に、オン温度Tonは変化しない。
以下、図5を参照して説明する。図5は本発明の実施例2に係る一つの実施例の制御方法のフローチャートである。
図5に示すように、ある可能な実施形態では、本発明の一体型洗濯乾燥機の制御方法の完全なるフローは下記であってもよい。
S1では、一体型洗濯乾燥機が乾燥モードとされ、且つ加熱モジュールがオフ状態にある場合、凝縮モジュールの冷却水温度を検出する。
S21では、冷却水温度と10℃(第1のプリセット温度閾値)とを比較する。
S221では、冷却水温度が10℃以下であるか否かを判定する。
S222では、冷却水温度が10℃以下である場合、加熱モジュールのオン温度Ton=110℃とする。
S223では、冷却水温度が25℃(第2のプリセット温度閾値)以下であるか否かを判定する。
S224では、冷却水温度が25℃以下である場合、加熱モジュールのオン温度Ton=-1.2×T1+122とする。
S225では、冷却水温度が35℃(第3のプリセット温度閾値)以下であるか否かを判定する。
S226では、冷却水温度が35℃以下である場合、加熱モジュールのオン温度Ton=-2×T1+142とする。
S227では、冷却水温度が35℃を超える場合、加熱モジュールのオン温度Ton=72℃とする。
S3では、修正したオン温度Tonに基づいて加熱モジュールをオンにする。
勿論、具体的な実施形態において、まず冷却水温度と35℃とを比較し、35℃との比較結果に基づいて、25℃または10℃との比較を行うか否かを決定してもよいが、その実施は上記例示に挙げられた実施形態とは類似しており、ここでの説明を省略する。
なお、上述実施例は、本発明の好ましい実施形態の一つであり、本発明の保護範囲を限定するものではなく単に本発明の方法の原理を説明するためのものであり、実際の応用において、当業者が必要に応じて、上記機能を異なるステップに割り当て実現することができ、即ち、本発明の実施例におけるステップをさらに分解または組み合わせることができる。例えば、上述実施例のステップは、1つのステップに合併してもよいし、さらに複数のサブステップに分解して、以上説明した全部または一部の機能を実現してもよい。本発明の実施例に係るステップの名称は、各ステップを区別するためだけのものであり、本発明に対する制限とは見なされない。
実施例3
背景技術において提出された課題に基づいて、本発明が一体型洗濯乾燥機用の制御方法を提供しており、その旨は、環境温度並びに冷却水温度によって加熱モジュールのオン温度を修正することで、温度センサの検出誤差によるオン温度判定の正確性への影響を大きく低減し、加熱モジュールのオン温度を正確に判定することができ、加熱モジュールをオンにする制御を正確に行い、衣類の乾燥がまだ出来ていないのに乾燥プログラムが実行できなくなること、あるいは、早期に終了することを回避でき、一体型洗濯乾燥機の乾燥効果を高めて、さらにユーザの使用体験を向上させる。
図7から図11を参照すると、図7は本発明の実施例3に係る制御方法のフローチャートであり、図8は本発明の実施例3に係る制御方法のフローチャートその一であり、図9は本発明の実施例3に係る制御方法のフローチャートその2であり、図10は本発明の実施例2に係る制御方法のフローチャートその3であり、図11は本発明の実施例3に係る一体型洗濯乾燥機のブロック概略図である。図7に示すように、本発明の制御方法は、以下のステップを含む。
S1では、一体型洗濯乾燥機が乾燥モードとされ、且つ加熱モジュールがオフ状態にある場合、環境温度と凝縮モジュールの冷却水温度を検出する。
S2では、環境温度並びに冷却水温度に基づいて加熱モジュールのオン温度を修正する。
S3では、修正したオン温度に基づいて加熱モジュールを選択的にオンにする。
好ましくは、環境温度は、第1のプリセット時間閾値内で測定された環境の平均温度であり、第1のプリセット時間閾値は例えば1minであり、冷却水温度は、第2のプリセット時間閾値内で測定された冷却水の平均温度であり、第2のプリセット時間閾値は例えば1minである。勿論、第1のプリセット時間閾値と第2のプリセット時間閾値は、上記例示した時間に限定されず、第1のプリセット時間閾値と第2のプリセット時間閾値で環境温度と冷却水温度を決定する要求を満たしているのであれば、当業者が実際の応用に応じて第1のプリセット時間閾値と第2のプリセット時間閾値を柔軟に調整できる。
一方、本発明は、一体型洗濯乾燥機を更に提供しており、図11に示すように、この一体型洗濯乾燥機は、ケーシングと、ケーシング内に設置された衣類処理槽と、凝縮モジュールと、加熱モジュールと、送風モジュールと、環境温度センサと、水温センサと、温度修正モジュールと、制御モジュールとを備える。空気を加熱するための加熱モジュールはケーシング内に設けられる。乾燥中で発生された高温高湿の蒸気を凝縮するための凝縮モジュールはケーシング内に設けられる。加熱モジュールが、送風モジュールを介して衣類処理槽に接続され、加熱モジュールで加熱された熱風を衣類処理槽内に搬送して衣類処理槽内の衣類を乾燥させる。環境温度センサは、ケーシングの外側に設けられ、環境温度を検出するために使用される。水温センサは、一体型洗濯乾燥機の電磁弁内に設けられ、冷却水の温度を検出するために使用される。温度修正モジュールは制御モジュールに設けられ、温度センサにより検出された冷却水温度に基づいて加熱モジュールのオン温度を修正するために使用される。制御モジュールはケーシングに設けられ、修正したオン温度に基づいて加熱モジュールをオンにすることを制御する。勿論、加熱モジュール、送風モジュール、環境温度センサ、水温センサ、温度修正モジュール、及び制御モジュールの実際の取付位置は、上記例示した取付位置に限らず、当業者は、実際の応用で、加熱モジュールと、送風モジュールと、温度センサと、温度修正モジュールと、制御モジュールとの協働により、オン温度を修正することが出来れば、加熱モジュール、送風モジュール、環境温度センサ、水温センサ、温度修正モジュール、制御モジュールの実際の取付位置を柔軟に設置することができる。
好ましくは、凝縮モジュールは、凝縮器、凝縮管等の構成であり、ここでは係る説明を省略する。
好ましくは、加熱モジュールは、加熱管、加熱ファン、ヒータ等の構成であり、ここでは係る説明を省略する。
好ましくは、送風モジュールは、ファンであり、その他の構成であってもよいが、ここでは係る説明を省略する。
好ましくは、環境温度センサ、水温センサは、赤外線温度センサであり、環境温度並びに冷却水温度を検出するための他の種類のセンサ、例えば、RFセンサなどであってもよく、なお、環境温度並びに冷却水温度の検出方法は本発明を制限すべきではない。
好ましくは、温度修正モジュールは、コンピュータソフトウェアで設計され、プリセット温度閾値に基づいて、温度センサの温度データを修正し、修正された温度データを制御モジュールに提供する。
好ましくは、制御モジュールは、温度センサによって検出された冷却水温度を識別でき、検出された冷却水温度に基づいて、加熱モジュールのオン温度を修正するように温度修正モジュールを制御する。制御モジュールは、一体型洗濯乾燥機自体の制御モジュールであってもよいし、付加される制御モジュールや他の携帯端末であってもよいが、ここでは係る説明を省略する。
上記ステップS2において、「環境温度並びに冷却水温度に基づいて加熱モジュールのオン温度を修正する」というステップは、具体的には、下記内容を含む。
S21では、環境温度並びに冷却水温度とプリセット温度閾値とを比較する。
S22では、環境温度並びに冷却水温度とプリセット温度閾値との比較結果に基づいてオン温度を修正する。
上記制御方法によれば、加熱モジュールのオン温度を正確に修正することができ、加熱モジュールをオンにする制御を正確に行い、衣類の乾燥がまだ出来ていないのに乾燥プログラムが実行できなくなること、あるいは、早期に終了することを回避でき、一体型洗濯乾燥機の乾燥効果を高めて、さらにユーザの使用体験を向上させる。
さらに、上記ステップS22において、「環境温度並びに冷却水温度とプリセット温度閾値との比較結果に基づいてオン温度を修正する」というステップは、具体的に、以下の式に従ってオン温度を修正することを含む。
Ton=a×T1+b×T2+c×T1×T2+d
そのうち、Tonはオン温度、
T1は環境温度、
T2は冷却水温度、
aは第1の修正係数、
bは第2の修正係数、
cは第3の修正係数、
dは第4の修正係数である。
なお、第1の修正係数a、第2の修正係数b、第3の修正係数c及び第4の修正係数dの大きさは、環境温度T1及び冷却水温度T2の大きさに依存する。
上記ステップにおいて、プリセット温度閾値は、第1のプリセット環境温度閾値と、第2のプリセット環境温度閾値と、第1のプリセット冷却水温度閾値と、第2のプリセット冷却水温度閾値とを含み、そのうち、第1のプリセット環境温度閾値は、第2のプリセット環境温度閾値より小さく、第1のプリセット冷却水温度閾値は、第2のプリセット冷却水温度閾値より小さい。
好ましくは、上記ステップS22において、「冷却水温度とプリセット温度閾値との比較結果に基づいてオン温度を修正する」というステップは、さらに下記内容を含む。
S221では、環境温度T1が第1のプリセット環境温度閾値以下であるか否か、冷却水温度T2が第1のプリセット冷却水温度閾値以下であるか否かを判定する。
S222では、環境温度T1が第1のプリセット環境温度閾値以下であるとともに冷却水温度T2が第1のプリセット冷却水温度閾値以下である場合、オン温度Tonは変化しない。
S223では、環境温度T1が第1のプリセット環境温度閾値以下であるか否か、且つ冷却水温度T2が第1のプリセット冷却水温度閾値を超えるか否かを判定する。
S224では、環境温度T1が第1のプリセット環境温度閾値以下であるとともに冷却水温度T2が第1のプリセット冷却水温度閾値を超える場合、オン温度Tonは環境温度T1と冷却水温度T2に反比例する。
S225では、環境温度T1が第1のプリセット環境温度閾値を超えるとともに第2のプリセット環境温度閾値以下であるか否かを判定する。
S226では、環境温度T1が第1のプリセット環境温度閾値を超えるとともに第2のプリセット環境温度閾値以下である場合、オン温度Tonは環境温度T1と冷却水温度T2に反比例する。
S227では、環境温度T1が第2のプリセット環境温度閾値を超えるとともに冷却水温度T2が第2のプリセット冷却水温度閾値以下であるか否かを判定する。
S228では、環境温度T1が第2のプリセット環境温度閾値を超えるとともに冷却水温度T2が第2のプリセット冷却水温度閾値以下である場合、オン温度Tonは環境温度T1と冷却水温度T2に反比例する。
S229では、環境温度T1が第2のプリセット環境温度閾値を超えるか否か、且つ冷却水温度T2が第2のプリセット冷却水温度閾値を超えるか否かを判定する。
S230では、環境温度T1が第2のプリセット環境温度閾値を超えるとともに冷却水温度T2が第2のプリセット冷却水温度閾値を超える場合、オン温度Tonは変化しない。
具体的には、上記ステップS222において、環境温度T1が第1のプリセット環境温度閾値以下であるとともに冷却水温度T2が第1のプリセット冷却水温度閾値以下である場合、環境温度と冷却水温度がいずれも比較的低く、温度センサの検出精度に影響せず、加熱モジュールをオンにする必要があるか否かを正確に判定できることを示しており、オン温度Tonをそのままにする。つまり、オン温度Tonは、環境温度T1と冷却水温度T2の変化によって変化しない。
好ましくは、上記ステップS224において、環境温度T1が第1のプリセット環境温度閾値以下であるとともに冷却水温度T2が第1のプリセット冷却水温度閾値を超える場合、環境温度T1が比較的低いであるが、冷却水温度T2が比較的高く、温度センサの検出精度に影響を及ぼし、加熱モジュールをオンにする必要があるかどうかを正確に判定することができないことを示しており、オン温度Tonは環境温度T1と冷却水温度T2に反比例するように設置されて、環境温度T1と冷却水温度T2の上昇に伴ってオン温度Tonが低下となり加熱モジュールのオン温度を下げることで、衣類の乾燥がまだ出来ていないのに乾燥プログラムが実行できなくなること、あるいは、早期に終了することを回避でき、一体型洗濯乾燥機の乾燥効果を高めて、さらにユーザの使用体験を向上させる。
好ましくは、上記ステップS226において、環境温度T1が第1のプリセット環境温度閾値を超えるとともに第2のプリセット環境温度閾値以下である場合、環境温度が比較的高く、冷却水温度を問わずに温度センサの検出精度に影響を及ぼし、加熱モジュールをオンにする必要があるかどうかを正確に判定することができないことを示しており、オン温度Tonは環境温度T1と冷却水温度T2に反比例するように設置されて、環境温度T1と冷却水温度T2の上昇に伴ってオン温度Tonが低下となり加熱モジュールのオン温度を下げることで、衣類の乾燥がまだ出来ていないのに乾燥プログラムが実行できなくなること、あるいは、早期に終了することを回避でき、一体型洗濯乾燥機の乾燥効果を高めて、さらにユーザの使用体験を向上させる。
好ましくは、上記ステップS228において、環境温度T1が第2のプリセット環境温度閾値を超えるとともに冷却水温度T2が第2のプリセット冷却水温度閾値以下である場合、環境温度が高すぎで冷却水温度が比較的高く、温度センサの検出精度に影響を及ぼし、加熱モジュールをオンにする必要があるかどうかを正確に判定することができないことを示しており、オン温度Tonは環境温度T1と冷却水温度T2に反比例するように設置されて、環境温度T1と冷却水温度T2の上昇に伴ってオン温度Tonが低下となり加熱モジュールのオン温度を下げることで、衣類の乾燥がまだ出来ていないのに乾燥プログラムが実行できなくなること、あるいは、早期に終了することを回避でき、一体型洗濯乾燥機の乾燥効果を高めて、さらにユーザの使用体験を向上させる。
好ましくは、上記ステップS230において、環境温度T1が第2のプリセット環境温度閾値を超えるとともに冷却水温度T2が第2のプリセット冷却水温度閾値を超える場合、環境温度と冷却水温度のいずれも高すぎで、温度センサの検出精度に極めて大きく影響して加熱モジュールをオンにする必要があるか否かを正確に判定できないことを示しており、オン温度Tonをそのままにする。つまり、オン温度Tonが環境温度T1と冷却水温度T2の変化によって変化しないことで、衣類の乾燥がまだ出来ていないのに乾燥プログラムが実行できなくなること、あるいは、早期に終了することを回避でき、一体型洗濯乾燥機の乾燥効果を高めて、さらにユーザの使用体験を向上させる。
上記の過程で、第1のプリセット環境温度閾値と第1のプリセット冷却水温度閾値の設定により、一体型洗濯乾燥機は異なる場合に最適な修正モードを採用することができるように、オン温度の修正をどのように行うかについての結論を更に出して、加熱モジュールのオン温度を正確に判定することができ、一体型洗濯乾燥機の乾燥効果を向上できる。なお、第1のプリセット環境温度閾値は、環境温度の最低温度であってもよく、第1のプリセット冷却水温度閾値は、冷却水温度の最低温度であってもよいが、例えば、第1のプリセット環境温度閾値が10℃であり、第1のプリセット冷却水温度閾値が10℃である場合、オン温度の修正案が最適となり、一体型洗濯乾燥機の乾燥効果を高める。勿論、第1のプリセット環境温度閾値と第1のプリセット冷却水温度閾値は、上記例示した温度に限らず、他の温度、例えば、当業者が特定な動作状態での実験から求められた実験温度、あるいは経験的に得られた経験温度であってもよく、第1のプリセット環境温度閾値と第1のプリセット冷却水温度閾値に決定された第1の修正係数、第2の修正係数、第3の修正係数、第4の修正係数を選定する境界点が、オン温度を修正する要求を満たすことができる限り、任意の温度に設定してもよい。
更に、第2のプリセット環境温度閾値と第2のプリセット冷却水温度閾値の設定により、一体型洗濯乾燥機は異なる場合に最適な修正モードを採用することができるように、オン温度の修正をどのように行うかについての結論を更に出して、加熱モジュールのオン温度を正確に判定することができ、一体型洗濯乾燥機の乾燥効果を向上できる。なお、第2のプリセット環境温度閾値と第2のプリセット冷却水温度閾値の設定は実際の状況に応じて柔軟に調整や設定可能で、例えば第2のプリセット環境温度閾値は35℃であり、第2のプリセット冷却水温度閾値は35℃であり、第2のプリセット環境温度閾値と第2のプリセット冷却水温度閾値に決定された第1の修正係数と第2の修正係数とを選定する境界点が、オン温度を修正する要求を満たすことができる限り、任意の温度に設定してもよい。
さらに説明すべきことは、上記方法で加熱モジュールのオフ温度を修正してもよい。修正したオン温度が修正したオフ温度より小さくなるように、オフ温度に対応する第1の修正係数及び第2の修正係数の少なくとも1つと、オン温度に対応する第1の修正係数及び第2の修正係数の少なくとも1つとは互いに異なる値にすればよい。勿論、加熱モジュールのオフ温度をある固定値に設定してもよい。上記2つの方案は、実際の使用ニーズに応じて選択してもよい。
好ましくは、環境温度T1が10℃(第1のプリセット環境温度閾値)以下であるとともに冷却水温度T2が10℃(第1のプリセット冷却水温度閾値)以下である場合、オン温度Tonに対応する第1の修正係数aを0とし、第2の修正係数bを0とし、第3の修正係数cを0とし、第4の修正係数dを110とし、即ちTon=110℃とする。
好ましくは、環境温度T1が10℃以下であるとともに冷却水温度T2が10℃を超え且つ35℃(第2のプリセット冷却水温度閾値)以下である場合、オン温度Tonに対応する第1の修正係数aを-0.2とし、第2の修正係数bを-0.2とし、第3の修正係数cを0とし、第4の修正係数dを114とし、即ちTon=-0.2×T1-0.2×T2+114とする。
好ましくは、環境温度T1が第1のプリセット環境温度閾値以下であるとともに冷却水温度T2が第2のプリセット冷却水温度閾値を超える場合、オン温度Tonに対応する第1の修正係数aを-0.1とし、第2の修正係数bを-0.3とし、第3の修正係数cを0とし、第4の修正係数dを110とし、即ちTon=-0.1×T1-0.3×T2+110とする。
好ましくは、環境温度T1が第1のプリセット環境温度閾値を超えるとともに第2のプリセット環境温度閾値以下であり、冷却水温度T2が第1のプリセット冷却水温度閾値以下である場合、オン温度Tonに対応する第1の修正係数aを-0.3とし、第2の修正係数bを-0.1とし、第3の修正係数cを0とし、第4の修正係数dを114とし、即ちTon=-0.3×T1-0.1×T2+114とする。
好ましくは、環境温度T1が第1のプリセット環境温度閾値を超えるとともに第2のプリセット環境温度閾値以下であり、冷却水温度T2が第1のプリセット冷却水温度閾値を超えるとともに第2のプリセット冷却水温度閾値以下である場合、オン温度Tonに対応する第1の修正係数aを-0.3とし、第2の修正係数bを-0.3とし、第3の修正係数cを0とし、第4の修正係数dを112とし、即ちTon=-0.3×T1-0.3×T2+112とする。
好ましくは、環境温度T1が第1のプリセット環境温度閾値を超えるとともに第2のプリセット環境温度閾値以下であり、冷却水温度T2が第2のプリセット冷却水温度閾値を超える場合、オン温度Tonに対応する第1の修正係数aを-0.4とし、第2の修正係数bを-0.2とし、第3の修正係数cを0とし、第4の修正係数dを110とし、即ちTon=-0.4×T1-0.2×T2+110とする。
好ましくは、環境温度T1が第2のプリセット環境温度閾値を超えるとともに冷却水温度T2が第1のプリセット冷却水温度閾値以下である場合、オン温度Tonに対応する第1の修正係数aを-0.3とし、第2の修正係数bを-0.1とし、第3の修正係数cを0とし、第4の修正係数dを114とし、即ちTon=-0.3×T1-0.1×T2+114とする。
好ましくは、環境温度T1が第2のプリセット環境温度閾値を超え、冷却水温度T2が第1のプリセット冷却水温度閾値を超えるとともに第2のプリセット冷却水温度閾値以下である場合、オン温度Tonに対応する第1の修正係数aを-0.4とし、第2の修正係数bを-0.2とし、第3の修正係数cを0とし、第4の修正係数dを110とし、即ちTon=-0.4×T1-0.2×T2+110とする。
好ましくは、環境温度T1が第2のプリセット環境温度閾値を超えるとともに冷却水温度T2が第2のプリセット冷却水温度閾値を超える場合、オン温度Tonに対応する第1の修正係数aを0とし、第2の修正係数bを0とし、第3の修正係数cを0とし、第4の修正係数dを75とし、即ちTon=75℃とする。
勿論、第1の修正係数、第2の修正係数、第3の修正係数及び第4の修正係数の値は、上記例示の値に限らず、当業者が、実際の操作中で柔軟に調整することができる。
以下、図8を参照して説明する。図8は本発明の実施例3に係る第1の実施例の制御方法のフローチャートである。
図8に示すように、ある可能な実施形態では、本発明の一体型洗濯乾燥機の制御方法のフローは下記であってもよい。
S1では、一体型洗濯乾燥機が乾燥モードとされ、且つ加熱モジュールがオフ状態にある場合、環境温度並びに凝縮モジュールの冷却水温度を検出する。
S21では、環境温度と10℃(第1のプリセット環境温度閾値)とを比較する。
S2211では、環境温度が10℃以下であるか否かを判定する。
S2212では、「YES」の場合、冷却水温度が10℃以下であるか否かを判定する。
S222では、冷却水温度T2が10℃(第1のプリセット冷却水温度閾値)以下である場合、加熱モジュールのオン温度Ton=110℃とする。
S2231では、「NO」の場合、冷却水温度が35℃(第2のプリセット冷却水温度閾値)以下であるか否かを判定する。
S2241では、冷却水温度が35℃以下である場合、加熱モジュールのオン温度Ton=-0.2×T1-0.2×T2+114とする。
S2242では、冷却水温度が35℃を超える場合、加熱モジュールのオン温度Ton=-0.1×T1-0.3×T2+110とする。
S3では、修正したオン温度Tonに基づいて加熱モジュールをオンにする。
上記実施例において、環境温度が10℃を超える場合に、図9に示すように以下のステップがある。
S1では、一体型洗濯乾燥機が乾燥モードとされ、且つ加熱モジュールがオフ状態にある場合、環境温度並びに凝縮モジュールの冷却水温度を検出する。
S21では、環境温度と10℃(第1のプリセット環境温度閾値)とを比較する。
S2211では、環境温度が10℃以下であるか否かを判定する。
S2251では、「NO」の場合、環境温度が35℃(第2のプリセット環境温度閾値)以下であるか否かを判定する。
S2261では、「YES」の場合、冷却水温度が10℃以下であるか否かを判定する。
S2262では、冷却水温度T2が10℃以下である場合、加熱モジュールのオン温度Ton=-0.3×T1-0.1×T2+114とする。
S2263では、「NO」の場合、冷却水温度が35℃(第2のプリセット冷却水温度閾値)以下であるか否かを判定する。
S2264では、冷却水温度が35℃以下である場合、加熱モジュールのオン温度Ton=-0.3×T1-0.3×T2+112とする。
S2265では、冷却水温度が35℃を超える場合、加熱モジュールのオン温度Ton=-0.4×T1-0.2×T2+110とする。
S3では、修正したオン温度Tonに基づいて加熱モジュールをオンにする。
上記実施例において、環境温度が35℃を超える場合に、図10に示すように以下のステップがある。
S1では、一体型洗濯乾燥機が乾燥モードとされ、且つ加熱モジュールがオフ状態にある場合、環境温度並びに凝縮モジュールの冷却水温度を検出する。
S21では、環境温度と35℃(第2のプリセット環境温度閾値)とを比較する。
S2271では、環境温度が35℃を超えるか否かを判定する。
S2272では、「YES」の場合、冷却水温度が10℃以下であるか否かを判定する。
S2281では、冷却水温度T2が10℃以下である場合、加熱モジュールのオン温度Ton=-0.3×T1-0.1×T2+114とする。
S2273では、「NO」の場合、冷却水温度が35℃(第2のプリセット冷却水温度閾値)以下であるか否かを判定する。
S2282では、冷却水温度が35℃以下である場合、加熱モジュールのオン温度Ton=-0.4×T1-0.2×T2+110とする。
S230では、冷却水温度が35℃を超える場合、加熱モジュールのオン温度Ton=75℃とする。
S3では、修正したオン温度Tonに基づいて加熱モジュールをオンにする。
勿論、具体的な実施形態において、まず環境温度と35℃とを比較し、35℃との比較結果に基づいて、10℃との比較を行うか否かを決定してもよいが、その実施は上記例示に挙げられた実施形態とは類似しており、ここでの説明を省略する。また、実際の応用では、冷却水の温度を先に判定してから環境温度を判定してもよいし、冷却水温度と環境温度との判定を同時に行ってもよいし、このような判定順序及び手段の変更は、本発明の原理及び範囲を逸脱することなく、いずれも本発明の保護範囲内に限定されるべきである。
なお、上述実施例は、本発明の好ましい実施形態の一つであり、本発明の保護範囲を限定するものではなく単に本発明の方法の原理を説明するためのものであり、実際の応用において、当業者が必要に応じて、上記機能を異なるステップに割り当て実現することができ、即ち、本発明の実施例におけるステップをさらに分解または組み合わせることができる。例えば、上述実施例のステップは、1つのステップに統合してもよいし、さらに複数のサブステップに分解して、以上説明した全部または一部の機能を実現してもよい。本発明の実施例に係るステップの名称は、各ステップを区別するためだけのものであり、本発明に対する制限とは見なされない。
これで、本発明の技術案を、図面に示された好ましい実施形態と合わせて説明したが、本発明の保護範囲がこれらの具体的な実施形態に限定されないことは、当業者には容易に理解される。本発明の原理から逸脱することなく、当業者は、関連する技術的特徴に対して同等の変更又は置換を行うことができ、これらの変更又は置換後の技術案はいずれも、本発明の保護範囲に含まれる。

Claims (2)

  1. 凝縮モジュール及び加熱モジュールを含む衣類処理設備用の制御方法であって、
    前記制御方法は、
    前記衣類処理設備が乾燥モードとされ、且つ前記加熱モジュールがオフ状態にある場合、環境温度並びに前記凝縮モジュールの冷却水温度を検出するステップと、
    前記環境温度並びに前記冷却水温度に基づいて前記加熱モジュールのオン温度を修正するステップと、
    修正したオン温度に基づいて前記加熱モジュールを選択的にオンにするステップとを含
    「前記環境温度並びに前記冷却水温度に基づいて前記加熱モジュールのオン温度を修正する」というステップは、具体的に、
    前記環境温度並びに前記冷却水温度とプリセット温度閾値とを比較することと、
    前記環境温度並びに前記冷却水温度と前記プリセット温度閾値との比較結果に基づいて前記オン温度を修正することを含み、
    「前記環境温度並びに前記冷却水温度と前記プリセット温度閾値との比較結果に基づいて前記オン温度を修正する」というステップは、具体的に、
    下記式に従って前記オン温度を修正することを含み、
    T on =a×T 1 +b×T 2 +c×T 1 ×T 2 +d
    そのうち、T on は前記オン温度、T 1 は前記環境温度、T 2 は前記冷却水温度、aは第1の修正係数、bは第2の修正係数、cは第3の修正係数、dは第4の修正係数であり、また、
    前記第1の修正係数a、前記第2の修正係数b、前記第3の修正係数c及び前記第4の修正係数dの大きさは、前記環境温度T 1 と前記冷却水温度T 2 の大きさに依存する、ことを特徴とする衣類処理設備用の制御方法。
  2. 凝縮モジュールと加熱モジュールを含む衣類処理設備であって、
    前記衣類処理設備は、
    前記衣類処理設備が乾燥モードとされ、且つ前記加熱モジュールがオフ状態にある場合に環境温度を検出するための環境温度センサと、
    前記衣類処理設備が乾燥モードとされ、且つ前記加熱モジュールがオフ状態にある場合に前記凝縮モジュールの冷却水温度を検出するための水温センサと、
    検出された環境温度及び冷却水温度に基づいて前記加熱モジュールのオン温度を修正するための温度修正モジュールと、
    修正したオン温度に基づいて前記加熱モジュールを選択的にオンにする制御モジュールと、を更に含
    前記温度修正モジュールは、
    前記環境温度並びに前記冷却水温度とプリセット温度閾値とを比較することと、
    前記環境温度並びに前記冷却水温度と前記プリセット温度閾値との比較結果に基づいて前記オン温度を修正することを実行するように配置され、
    「前記環境温度並びに前記冷却水温度と前記プリセット温度閾値との比較結果に基づいて前記オン温度を修正する」というステップは、具体的に、
    下記式に従って前記オン温度を修正することを含み、
    T on =a×T 1 +b×T 2 +c×T 1 ×T 2 +d
    そのうち、T on は前記オン温度、T 1 は前記環境温度、T 2 は前記冷却水温度、aは第1の修正係数、bは第2の修正係数、cは第3の修正係数、dは第4の修正係数であり、また、
    前記第1の修正係数a、前記第2の修正係数b、前記第3の修正係数c及び前記第4の修正係数dの大きさは、前記環境温度T 1 と前記冷却水温度T 2 の大きさに依存する、ことを特徴とする衣類処理設備。
JP2020555794A 2018-04-11 2019-04-10 衣類処理設備用の制御方法及び衣類処理設備 Active JP7104173B2 (ja)

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201810321302.7 2018-04-11
CN201810321294.6 2018-04-11
CN201810321302.7A CN110359225B (zh) 2018-04-11 2018-04-11 用于衣物处理设备的控制方法和衣物处理设备
CN201810321294.6A CN110359224B (zh) 2018-04-11 2018-04-11 用于衣物处理设备的控制方法和衣物处理设备
CN201810321295.0 2018-04-11
CN201810321295.0A CN110359256B (zh) 2018-04-11 2018-04-11 用于衣物处理设备的控制方法和衣物处理设备
PCT/CN2019/082090 WO2019196873A1 (zh) 2018-04-11 2019-04-10 用于衣物处理设备的控制方法和衣物处理设备

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021520915A JP2021520915A (ja) 2021-08-26
JP7104173B2 true JP7104173B2 (ja) 2022-07-20

Family

ID=68163915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020555794A Active JP7104173B2 (ja) 2018-04-11 2019-04-10 衣類処理設備用の制御方法及び衣類処理設備

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7104173B2 (ja)
WO (1) WO2019196873A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114040530B (zh) * 2021-12-23 2024-02-23 西安重冶电控科技有限公司 一种变频感应加热设备低功耗控制系统

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001276495A (ja) 2000-03-29 2001-10-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 衣類乾燥機
JP2008110135A (ja) 2006-10-31 2008-05-15 Toshiba Corp 洗濯機
JP2011010710A (ja) 2009-06-30 2011-01-20 Toshiba Corp 衣類乾燥機および洗濯乾燥機
WO2015014608A1 (en) 2013-08-01 2015-02-05 Electrolux Appliances Aktiebolag Laundry treatment apparatus and method for operating a laundry treatment apparatus
CN105264139A (zh) 2013-06-03 2016-01-20 伊莱克斯家用电器股份公司 依赖温度控制的衣物处理设备
CN107794730A (zh) 2016-08-30 2018-03-13 青岛海尔滚筒洗衣机有限公司 热泵干衣设备控制方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0549799A (ja) * 1991-08-23 1993-03-02 Hitachi Ltd 衣類乾燥機
JP3297302B2 (ja) * 1996-02-19 2002-07-02 株式会社東芝 衣類乾燥機
JPH1043498A (ja) * 1996-07-31 1998-02-17 Sanyo Electric Co Ltd 衣類乾燥機
JPH10263296A (ja) * 1997-03-27 1998-10-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 乾燥装置
CN101787638A (zh) * 2009-12-31 2010-07-28 深圳和而泰智能控制股份有限公司 干衣机的智能检测控制的方法和装置
KR20120088034A (ko) * 2010-10-19 2012-08-08 엘지전자 주식회사 건조겸용 세탁장치 및 건조완료 판단방법
EP2333149B1 (de) * 2010-11-22 2013-11-06 V-Zug AG Wäschetrockner mit Umgebungstemperatursensor
CN103485139B (zh) * 2013-07-26 2017-02-01 无锡小天鹅股份有限公司 干衣机及其控制方法
JP6200241B2 (ja) * 2013-08-23 2017-09-20 シャープ株式会社 乾燥装置
CN106702659A (zh) * 2015-07-31 2017-05-24 青岛海尔智能技术研发有限公司 洗干衣机及其干衣方法
CN106702700B (zh) * 2016-11-15 2019-11-05 Tcl家用电器(合肥)有限公司 衣物烘干方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001276495A (ja) 2000-03-29 2001-10-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 衣類乾燥機
JP2008110135A (ja) 2006-10-31 2008-05-15 Toshiba Corp 洗濯機
JP2011010710A (ja) 2009-06-30 2011-01-20 Toshiba Corp 衣類乾燥機および洗濯乾燥機
CN105264139A (zh) 2013-06-03 2016-01-20 伊莱克斯家用电器股份公司 依赖温度控制的衣物处理设备
WO2015014608A1 (en) 2013-08-01 2015-02-05 Electrolux Appliances Aktiebolag Laundry treatment apparatus and method for operating a laundry treatment apparatus
CN107794730A (zh) 2016-08-30 2018-03-13 青岛海尔滚筒洗衣机有限公司 热泵干衣设备控制方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2019196873A1 (zh) 2019-10-17
JP2021520915A (ja) 2021-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11414811B2 (en) Apparatus for treating laundry and controlling method thereof
US11060226B2 (en) Laundry treating apparatus having induction heater and control method thereof
JP7104173B2 (ja) 衣類処理設備用の制御方法及び衣類処理設備
CN110359252B (zh) 用于衣物处理设备的控制方法和衣物处理设备
JP7116938B2 (ja) 衣類処理設備用の制御方法及び衣類処理設備
CN110359224B (zh) 用于衣物处理设备的控制方法和衣物处理设备
WO2006041266A1 (en) Condensing type dryer and controlling method of the same
CN110359253B (zh) 用于衣物处理设备的控制方法和衣物处理设备
CN110359225B (zh) 用于衣物处理设备的控制方法和衣物处理设备
JP7213263B2 (ja) 衣類処理設備用の制御方法及び衣類処理設備
KR100588741B1 (ko) 세탁기의 자동 건조방법
CN110359259B (zh) 用于衣物处理设备的控制方法和衣物处理设备
CN110359254B (zh) 用于衣物处理设备的控制方法和衣物处理设备
CN110359223B (zh) 用于衣物处理设备的控制方法和衣物处理设备
CN110359258B (zh) 用于衣物处理设备的控制方法和衣物处理设备
CN110359226B (zh) 用于衣物处理设备的控制方法和衣物处理设备
CN110359256B (zh) 用于衣物处理设备的控制方法和衣物处理设备
WO2019196872A1 (zh) 用于衣物处理设备的控制方法和衣物处理设备
KR101024920B1 (ko) 자동 건조 드럼 세탁기의 제어 방법
KR101024919B1 (ko) 자동 건조 세탁기의 제어 방법
CN114232283A (zh) 一种蒸汽护理烘干方法、存储介质及其洗干机
CN110359257A (zh) 用于衣物处理设备的控制方法和衣物处理设备
KR101339803B1 (ko) 의류 건조기의 건조 제어 방법
KR100550799B1 (ko) 드럼세탁기의 자동건조장치 및 그 방법
KR20050111135A (ko) 세탁기의 자동 건조방법

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201208

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220308

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220705

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220707

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7104173

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150