JP7185560B2 - 可変容量圧縮機 - Google Patents
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Description
以下、添付図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る可変容量圧縮機100の断面図である。図2は、可変容量圧縮機100の要部拡大断面図であり、図3は、図2と同じ部位の要部断面図であり図2と別の状態が示されている。可変容量圧縮機100は、主に車両用のエアコンシステム(エア・コンディショナー・システム)に適用されるクラッチレス圧縮機として構成されている。なお、本実施形態では、斜板式の吐出容量可変の可変容量圧縮機の場合を一例に挙げて説明する。図1における上側が圧縮機設置状態における重力方向の上側であり、図1における下側が重力方向の下側である。後述する図2~図6においても同様に重力方向の上下関係が示されている。
第1制御弁300が開弁すると、吐出室142とクランク室140とは供給通路145によって連通し、供給通路145を介して吐出室142内の冷媒がクランク室140に供給される。本実施形態において、供給通路145は、図1~図3に示すように、シリンダヘッド104に形成された連通路104b(図1参照)と、第1制御弁300内通路(図示省略)と、シリンダヘッド104に形成された連通路104cと、前記介在部材(シリンダガスケット152、吸入弁形成板150、バルブプレート103、吐出弁形成板151及びヘッドガスケット153)を貫通する貫通孔103cと、逆止弁250を構成する後述する第1収容孔401と、シリンダブロック101に形成された連通孔101bに挿通される円筒状の通路管148と、によって構成されている。なお、本実施形態では、供給通路145における第1制御弁300と逆止弁250との間の領域である弁間領域145aは、連通路104cと貫通孔103cからなる領域により構成されている。
図2は、前述したように、可変容量圧縮機100の要部拡大断面図であり、逆止弁250が供給通路145を開き、第2制御弁350が閉弁方向に作動して絞り部147aにより排出通路147の通路断面積が最小に絞られている状態を示している。図3は、逆止弁250が供給通路145を閉じ、第2制御弁350が開いている状態を示している。
背圧逃がし通路146の一端は、弁間領域145aに開口し、背圧逃がし通路146の他端は、前記介在部材(シリンダガスケット152、吸入弁形成板150、バルブプレート103、吐出弁形成板151及びヘッドガスケット153)を貫通して吸入室141に開口している。本実施形態では、背圧逃がし通路146は、第2制御弁350の後述する第2収容孔403の背圧室403bを経由するように形成され、絞り部146aは、前記介在部材を貫通する貫通孔103dにより構成されている。具体的には、バルブプレート103に形成される溝部103eの一端が前記介在部材を貫通する貫通孔103cに開口し、溝部103eの他端が背圧室403bと溝部103eとの間を連通するようにシリンダガスケット152及び吸入弁形成板150を貫通する貫通孔103fに開口している。したがって、本実施形態では、背圧逃がし通路146は、溝部103e、貫通孔103f、背圧室403b、及び、絞り部146aとしての貫通孔103dとによって形成されている。
排出通路147は、クランク室140と吸入室141との間を連通する通路として形成されており、絞り部147aを有している。本実施形態では、排出通路147は、軸内通路147b及び貫通孔135aからなる連通孔101eと、弁ハウジング450の一端面451と凹部底面101c1との間の隙間と、後述する第2弁孔403a1と、絞り部147aと、後述する第2収容孔403の弁室403aと、後述する排出孔403a2と、凹部101cの内周面101c2とこれに対向する弁ハウジング450の外側面453との間の円環状隙間と、この円環状隙間の開口端の一部と吸入室141との間を連通するように前記介在部材(シリンダガスケット152、吸入弁形成板150、バルブプレート103、吐出弁形成板151及びヘッドガスケット153)を貫通する貫通孔103gと、により構成されている。
本実施形態において、第2制御弁350は、第2収容孔403と、第2収容孔403内に収容されて第2収容孔403内を移動可能な第2弁体351とを有している。第2弁体351は、弁部351aと受圧部351bを有する。
まず、車両のエンジンが停止している場合など、可変容量圧縮機100が停止している状態では、第1制御弁300の前記駆動ユニットのコイルへの通電はOFFになっており、第1制御弁300は供給通路145を最大に開放する(通路断面積を最大とする)。また、逆止弁250は、第1弁体251の端壁251bが弁座部150aから離間すると共に、第1弁体251の大径部251a1における小径部251a2側の端面が第1収容孔401の前記段差部に当接して、供給通路145を開放した状態になっている。また、第2制御弁350は、弁部351aの一端面が弁座部403a3に当接しており、排出通路147の通路断面積は最小となっている。
Claims (5)
- シリンダブロック、前記シリンダブロックの前端面側に設けられるフロントハウジング、及び、前記シリンダブロックの後端面側に設けられるシリンダヘッドを含むハウジングと、
前記シリンダヘッドに設けられ外部から冷媒が導かれる吸入室と、
前記シリンダブロックに設けられ前記吸入室内の冷媒を吸入して圧縮する圧縮部と、
前記シリンダヘッドに設けられ前記圧縮部によって圧縮された冷媒が吐出される吐出室と、
前記フロントハウジングに設けられる制御圧室と、
前記吐出室内の冷媒を前記制御圧室に供給するための供給通路に設けられ、前記供給通路の開度を制御する第1制御弁と、
前記供給通路における前記第1制御弁よりも前記制御圧室側に設けられ、前記制御圧室から前記第1制御弁に向かう冷媒の流れを阻止する逆止弁と、
前記制御圧室内の冷媒を前記吸入室に排出するための排出通路に設けられ、前記排出通路の開度を制御する第2制御弁と、
前記供給通路における前記第1制御弁と前記逆止弁との間の領域である弁間領域と前記吸入室とを連通し、絞り部を有する背圧逃がし通路と、
を含み、前記制御圧室の圧力に応じて吐出容量が変化する可変容量圧縮機であって、
前記逆止弁は、
前記供給通路の一部を構成する第1収容孔と、
前記第1収容孔内に収容され前後の差圧に応じて移動して前記制御圧室から前記第1制御弁に向かう冷媒の流れを阻止するように構成された第1弁体と、
を有し、
前記第2制御弁は、
弁孔を介して前記制御圧室に連通すると共に排出孔を介して前記吸入室に連通し前記弁孔及び前記排出孔と共に前記排出通路の一部を形成する弁室と、前記弁間領域に連通する背圧室と、を有する第2収容孔と、
前記弁室内に配置された弁部と前記背圧室内に配置された受圧部とを有し、前後の差圧に応じて移動して前記弁孔を開閉するように構成された第2弁体と、
を有する構成とし、
前記第1収容孔と前記第2収容孔とが形成された弁ハウジングと、前記第1弁体と、前記第2弁体と、を有する弁ユニットを、
備え、
前記弁ユニットは、前記シリンダブロックの前記後端面に凹設される凹部であって、凹部底面に開口される連通孔を介して前記制御圧室に連通する前記凹部内に収容されている、可変容量圧縮機。 - 前記背圧逃がし通路は、前記背圧室を経由するように形成され、
前記絞り部は、前記シリンダブロックと前記シリンダヘッドとの間に挟まれる介在部材を貫通する貫通孔により構成されている、請求項1に記載の可変容量圧縮機。 - 前記第1収容孔及び前記第2収容孔は互いに並列して、それぞれ、前記弁ハウジングにおける前記凹部底面に対向する一端面から前記弁ハウジングにおける他端面に向かって延び、
前記弁ハウジングは、前記一端面と前記凹部底面との間と、前記凹部の内周面とこれに対向する当該弁ハウジングの外側面との間に、それぞれ隙間を有するように配置され、
前記弁孔は、前記弁ハウジングの前記一端面に開口し、
前記排出孔は、前記弁ハウジングの前記外側面に開口する構成とし、
前記凹部と前記弁ハウジングとの間に設けられ、前記隙間のうち前記弁孔及び前記第1収容孔が開口する領域と前記隙間のうちの残りの領域との間を気密に区画する気密部材を、更に備える、請求項1又は2に記載の可変容量圧縮機。 - 前記弁ハウジングの前記凹部内における前記第1弁体及び前記第2弁体の移動方向と直交する方向についての位置を決める位置決め部材を、更に備える、請求項1~3のいずれか一つに記載の可変容量圧縮機。
- 前記弁ハウジングを前記凹部の開口側へ付勢する付勢部材を、更に備える、請求項1~4のいずれか一つに記載の可変容量圧縮機。
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