JP7176912B2 - 化粧料用組成物とそれを使用した化粧料 - Google Patents
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Description
(1)皮膚に塗られた化粧品成分、皮脂などの多種多様な物質を少量のクレンジング剤により短時間で除去、清浄化できること。
(2)皮膚から必要以上の物質を除去して皮膚がカサカサとならないように、皮膚、眼球への刺激がすくないこと。
(3)クレンジング作用を有する水を主成分とする溶媒中に溶解、もしくは分散可能なこと。
(4)皮膚に載せて指で扱うため、垂れ落ちることがないような適度な粘度を有すること。
(5)肌触りがよく、使用後の感触がよいこと。
(6)化粧品のための成分が入手しやすく、安全性が高く、低価格であること。
(7)皮膚への刺激性、生分解性など安全性の問題点をクリアーするためには、界面活性剤中の脂肪酸部分としては、特に好ましくは天然物由来の油脂から得た脂肪酸を成分毎に分離せずに、そのまま使用できること。
(1)ラウリン酸系スルホン酸塩系界面活性剤を用いた系は、食塩を併用することにより洗浄能力と増粘効果を得ることはできるが、低い皮膚刺激性を含めた三つの要求の全てを同時に満たすことはできない。そのため、増粘効果を得るための低分子スルホン酸アニオン系界面活性剤と食塩の併用は困難と判断した。
(2)そこで増粘効果を得るために、文献3に示されるアクリルアミドアルキルスルホン酸構造を有するアニオン性ポリマーをテストしたところ、高い増粘効果は得られるが、リップクリームのような強い親油性の汚れを落とすことは難しい。
(3)そのため、文献1、2のアルキルアミド化合物をノニオン性界面活性剤として選択し、アクリルアミドアルキルスルホン酸構造を有するアニオン性ポリマーと組み合わせてテストしたが、洗浄効果が不十分なばかりか、増粘効果も著しく低下するという現象が発生した。
(4)上記の(3)の粘度が低下する明確な理由は不明であるが、増粘効果を発現するアクリルアミドアルキルスルホン酸構造とアルキルアミドの相互作用により増粘構造が破壊されるためであり、その作用はアルキルアミドの水酸基が原因となっているのではないかと推測された。
(5)本発明者らは、アルキルアミドによる増粘抑止作用を防ぐための方法として第三物質を添加する方法を選び、各種素材をテストした。その結果、特定構造の脂肪酸エステル類または脂肪族エーテル類を添加することにより、アルキルアミドの添加により低下する粘度がリカバーされると同時に、洗浄効果も著しく改良される結果を得た。
(6)上記結果は、アクリルアミドアルキルスルホン酸構造を有するポリマー、アルキルアミド、及び脂肪酸エステル類もしくは脂肪族エーテル類の間の相互作用によるものであり、脂肪酸エステル類及び/または脂肪族エーテル類がアクリルアミドアルキルスルホン酸系ポリマーの増粘構造を維持しつつ、一方でその親油的性質が親油性の汚れの清浄化を促進する役割を果たしているものと推測された。
(7)上記の知見を基に、更に、アクリルアミドアルキルスルホン酸構造を有するポリマー、アクリルアミド、脂肪酸エステル、脂肪族エーテルのそれぞれについてより好ましい化学構造、組成を探索し、本発明に到達した。
(1)指先での扱いが容易で垂れ落ちしにくく、口紅のような強く付着した汚れが落ちやすく、泡立ち、使用感に優れたクレンジングが得られる。
(2)スルホン酸系界面活性剤を一切使用しないため、皮膚や眼球への刺激が少なく、毎日使用しても安全性が高い。
(3)上記方策は、クレンジング剤としての使用ばかりでなく、他の化粧用組成物としても好ましい特性を与えることができる。油溶性物質を水系溶媒中に高濃度で溶解、もしくは分散でき、高粘度でかつ安全性の良好な化粧料を得ることができる。
式(I)
成分(B)は、式(III)のアクリルアミドアルキルスルホン酸塩モノマー単位と他のモノマー単位を共重合したコポリマーとすることにより、水溶性、粘度その他の特性を制御する上で好ましい。例えばアクリルアミドアルキルスルホン酸塩モノマーとN-ビニルピロリドンとのコポリマーは、水溶性が高く、且つ増粘効果が大きいことで知られている。
成分(A):成分(B)の好ましい重量比は、10:0.01~10:10、より好ましくは10:0.05~10:7、特に好ましくは10:0.5~10:3である。
R3O-(AO)n-R4
Aは、炭素原子数2~4のアルキレン基であり、R3及びR4は、水素、炭素原子数1~4のアルキルまたはアルカノイル基であり、但し、R3及びR4のいずれか一方はアルキル基であり、そしてnは1~4の数である。
本発明の組成物中に存在する(G)染顔料(有機染料及び無機染料の両方)は、化粧品規制または化粧品着色剤のECリストにおける対応するポジティブリストから選択することができる。また、有利に使用されるのは、例えば、真珠光沢顔料、例えば、パールエッセンス(魚の鱗からのグアニン/ヒポキサンチン混合結晶)及び真珠層(粉末二枚貝殻)、単結晶真珠光沢顔料、例えばオキシ塩化ビスマス(BiOCl)、層/基材顔料、例えばマイカ/金属酸化物、TiO2 からなるシルバーホワイト真珠光沢顔料、干渉顔料(TiO2、異なる層の厚さ)、カラー光沢顔料(Fe2O3)、及び組み合わせ顔料(TiO2/Fe2O3、TiO2/Cr2O3、TiO2/プルシアンブルー、TiO2/カルミン)である。本発明の組成物における染料及び顔料の量は、完成したクレンジング剤総重量に基づいて、一般に0.5~10重量%であることができる。
(A) 式(I)で表される少なくとも一種の脂肪酸-N-アルキルポリヒドロキシアルキルアミド、
(B)アクリルアミドアルキルスルホン酸またはその塩から誘導される構造単位を含む少なくとも一種のアニオン性ポリマー、
(C)脂肪酸エステル及び脂肪族エーテルからなる群から選択される少なくとも一種の化合物、
を含む化粧料、特にクレンジング化粧料である。
(A) 式(I)で表される少なくとも一種の脂肪酸-N-アルキルポリヒドロキシアルキルアミド、
(B)アクリルアミドアルキルスルホン酸またはその塩から誘導される構造単位を含む少なくとも一種のアニオン性ポリマー、
(C)脂肪酸エステル及び脂肪族エーテルからなる群から選択される少なくとも一種の化合物、
の組み合わせの、化粧料中、特にクレンジング化粧料中での使用である。
表1に実施例、比較例で使用した素材を示す。
1)粘度測定:
ブルックフィールド粘度計RV型を用いて、25℃で、50回転/分で、5分後の粘度を測定する。
2)清浄化度:
市販のリップスティックを人の前腕1.5cm×1.5cmのエリアに塗布し20分間放置する。そこに実施例及び比較例の処方をそれぞれのエリアに1.5gずつ塗布し指で30回マッサージするように優しく擦る。水道水で十分洗い流した後、ペーパータオルで軽く水気を拭きとる。目視で清浄化状態を観察する。
3)乳濁度:
肌に塗布して目視で観察する。
成分(B)(Aristoflex(登録商標)Silk)を水に滴下して撹拌機で撹拌する。きれいに分散してから溶剤(ジプロピレングリコール)を入れて撹拌した後、成分(F)(クエン酸)でpH調整を行う。
成分(B)(Aristoflex(登録商標)Silk)を水に滴下して撹拌機で撹拌する。きれいに分散してから成分(A)(GlucoTain(登録商標)sense)と溶剤(ジプロピレングリコール)を入れて撹拌した後、成分(F)(クエン酸)でpH調整を行う。
成分(C)(ミリスチン酸イソプロピル)と成分(B)(Aristoflex(登録商標)Silk)を混ぜて水に滴下して撹拌機で撹拌する。均一に分散してから溶剤(ジプロピレングリコール)を入れて撹拌した後、成分(F)(クエン酸)でpH調整を行う。
成分(C)(ミリスチン酸イソプロピル)と成分(B)(Aristoflex(登録商標)Silk)を混ぜ、そしてこの混合物を水に滴下して撹拌機で撹拌する。きれいに分散してから成分(A)(GlucoTain(登録商標)sense)と溶剤(ジプロピレングリコール)を入れて撹拌した後、成分(F)(クエン酸)でpH調整を行う。
ステップ1:市販のリップスティックを人の前腕1.5cm×1.5cmのエリアにに塗布し20分間放置した様子を示す。
ステップ2:実施例及び比較例の処方をそれぞれのエリアに1.5gずつ塗布した時の様子を示す。
ステップ3:指で30回マッサージするように優しく擦った時の様子を示す。実施例の処方が比較例の処方より塗布されたリップスティックとの親和性がよいことが分かる。
ステップ4:水道水で十分洗い流した後、ペーパータオルで軽く水気を拭き取った時の様子を示す。実施例1で処理した部位が一番きれいにリップスティックを落とすことができている。
(1)成分(A)、(B)、(C)を含む実施例1は、高い増粘効果を維持したまま、最も高い清浄化能力を示す。
(2)成分(B)のみでは増粘効果は大きいが、清浄化は不十分であり(比較例1)、それに対して界面活性効果を有する成分(A)を加えると(比較例2)、清浄化能力は改良されるが、粘度低下が著しい。
(3)成分(B)と成分(C)の組み合わせ(比較例3)により同様に清浄化能力は向上するが、粘度低下は大きい。
(4)上記の現象は、成分(B)の高い粘度を維持している分子間相互作用が、成分(A)または成分(C)の添加により低下するためと理解される。
(5)成分(B)に、成分(A)、(C)の両方を添加することにより粘度が大幅に向上するが、これは成分(B)の粘度維持構造が、成分(A)、(C)の添加により復活するためと推定される。
(6)実施例1は、比較例と比べると乳濁化の度合いが大きい。これは成分(A)、(B)、(C)の相互作用によりミセル構造が形成され、それにより清浄化能力が向上すると共に、高粘度を維持するための分子間相互作用が大きくなっていることを示唆しているように思われる。
Claims (20)
- (A) 式(I)で表される少なくとも一種の脂肪酸-N-アルキルポリヒドロキシアルキルアミド、
(B)アクリルアミドアルキルスルホン酸またはその塩から誘導される構造単位を含む少なくとも一種のアニオン性ポリマー、
(C)脂肪酸エステル及び脂肪族エーテルからなる群から選択される少なくとも一種の化合物、
を少なくとも含むクレンジング化粧料用組成物。 - 上記少なくとも一種の脂肪酸-N-アルキルポリヒドロキシアルキルアミド(A)として、脂肪酸N-メチルグルカミド類を含む、請求項1に記載の化粧料用組成物。
- 上記少なくとも一種の脂肪酸-N-アルキルポリヒドロキシアルキルアミド(A)中の脂肪酸部分(R1CO-)が、炭素原子数及び/または二重結合数が異なる飽和または不飽和の二種以上のアルキル基を有する脂肪酸部分の混合物である請求項1~3のいずれか一つに記載の化粧料用組成物。
- 上記少なくとも一種の脂肪酸-N-アルキルポリヒドロキシアルキルアミド(A)中の脂肪酸部分(R1CO-)が植物から誘導されたものである、請求項1~4のいずれか一つに記載の化粧料用組成物。
- 上記少なくとも一種の脂肪酸-N-アルキルポリヒドロキシアルキルアミド(A)中の脂肪酸部分(R1CO-)が、ひまわり油、ハイオレイックヒマワリ油、サフラワー油、ハイオレイックサフラワー油、ヤシ油、大豆油、及び/またはオリーブ油から誘導された脂肪酸部分である請求項1~5のいずれか一つに記載の化粧料用組成物。
- 成分(A)、成分(B)、成分(C)の合計重量を基準として、成分(A)を0.5~50重量%の量で含有する、請求項1~6のいずれか一つに記載の化粧料用組成物。
- 上記アクリルアミドアルキルスルホン酸またはその塩がアクリルアミドメチルプロパンスルホン酸(AMPS)塩である請求項1~7のいずれか一つに記載の化粧料用組成物。
- 成分(A)、成分(B)、成分(C)の合計重量を基準として、成分(B)を0.3~30重量%の量で含有する請求項1~8のいずれか一つに記載の化粧料用組成物。
- 成分(C)のI/O値(IOB値)が、0.05~2.0である請求項1~9のいずれか一つに化粧料用組成物。
- 成分(C)としての脂肪酸エステルが、炭素数が10以上の脂肪酸のエステルである請求項1~10のいずれか一つに記載の化粧料用組成物。
- 成分(C)としての上記脂肪酸エステル中の脂肪酸部分がカプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ペンタデシル酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸またはこれらの二種以上のものの混合物である、請求項1~11のいずれか一つに記載の化粧料用組成物。
- 成分(C)としての上記脂肪酸エステルが、炭素数1~8の一価アルコールとのエステルである、請求項1~12のいずれか一つに記載の化粧料用組成物。
- 成分(A)、成分(B)、成分(C)の合計重量を基準として、成分(C)を、0.5~80重量%の量で含有する、請求項1~13のいずれか一つに記載の化粧料用組成物。
- 成分(A):成分(B)の重量比が、10:0.01~10:10である、請求項1~14のいずれか一つに記載の化粧料用組成物。
- 請求項1~15のいずれか一つに記載の組成物を含むクレンジング化粧料。
- 更に水を含む請求項16に記載の化粧料。
- pH調整剤及び/または多価アルコールを更に含む、請求項17に記載の化粧料。
- 低分子硫酸塩を含まない請求項17または18に記載の化粧料。
- 次の成分(A)、(B)及び(C)の組み合わせの、クレンジング化粧料中での使用。
(A) 式(I)で表される少なくとも一種の脂肪酸-N-アルキルポリヒドロキシアルキルアミド、
(B)アクリルアミドアルキルスルホン酸またはその塩から誘導される構造単位を含む少なくとも一種のアニオン性ポリマー、
(C)脂肪酸エステル及び脂肪族エーテルからなる群から選択される少なくとも一種の化合物。
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JP2003535879A (ja) | 2000-04-28 | 2003-12-02 | ヘンケル・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチエン | 糖界面活性剤および脂肪酸部分グリセリドの使用 |
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