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JP7144857B2 - バッテリーtig溶接機 - Google Patents

バッテリーtig溶接機 Download PDF

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Description

本発明は、充電可能なバッテリーが内蔵されていて、当該バッテリーに充電された電力に基づいてTIG溶接を行うことが可能なバッテリーTIG溶接機に関する。
従来より、バッテリー溶接機は、交流電源がない場所で溶接作業を行う際に有効活用されている。
一般的に、バッテリー溶接機は、持ち運び可能な筐体と、前記筐体に設けられた溶接用電極と、前記筐体に設けられた交流電源接続部と、前記筐体内に収容された複数のバッテリーセルと、前記筐体内に収容され且つ前記交流電源接続部に接続され、当該交流電源接続部に接続される交流電源による前記複数のバッテリーセルの充電を制御する充電回路と、前記複数のバッテリーセルに充電された電力に基づく前記溶接用電極への出力を制御する主制御回路と、を備えている。
前記複数のバッテリーセルは、電気的に直列に接続されており、その全体の電圧が監視(管理)されている。
その他、バッテリー溶接機に関する特許出願として、例えば特許文献1や特許文献2が公開されている。
特開2000-348778号公報 特開2002- 66737号公報
手棒(溶接棒)を用いる一般的なアーク溶接の他に、TIGトーチと呼ばれる電極を用いるTIG溶接が広く活用されている。TIG溶接は、主に、ステンレスやアルミニウムの溶接に適している。
TIG溶接では、溶接母材へTIGトーチの先端を押し当ててからTIGトーチへの通電を開始し、溶接母材とTIGトーチとを通電させた状態で溶接母材からTIGトーチを引き離すことで、溶接を開始する。このような態様は、タッチスタート方式と呼ばれている。
しかしながら、タッチスタート方式を採用したTIG溶接では、TIGトーチに使われているタングステンが溶接箇所に巻き込まれやすく、高い溶接品質を実現することが困難であるとの指摘がなされている。
一方、TIG溶接の別の態様では、溶接母材とTIGトーチとを接触させることなく(1mm~2mmの間隔が維持される)、溶接母材とTIGトーチとの間に高周波高電圧(例えば約4kV)を印加することで、溶接を開始する。このような態様は、高周波高電圧スタート方式と呼ばれている。
高周波高電圧スタート方式を採用したTIG溶接では、TIGトーチに使われているタングステンの溶接箇所への巻き込みが生じにくく、高い溶接品質を実現することが可能である。しかしながら、高周波高電圧を利用するため、ノイズの管理が難しい、との指摘がなされている。
ここで、交流駆動のTIG溶接機であれば、高周波トランスがノイズ抑制の機能を奏するため、主制御回路に悪影響が及ばない程度にノイズを管理することが可能である。しかしながら、バッテリー駆動(直流駆動)のTIG溶接機においては、高周波高電圧発生回路の近傍にノイズフィルター回路を設けただけでは、主制御回路に悪影響が及ばない程度にノイズを管理することが実現できていなかった。
本発明は、以上の知見に基づいて創案されたものである。本発明の目的は、高周波高電圧発生回路の駆動時のノイズを主制御回路に悪影響が及ばない程度に管理して高周波高電圧スタート方式の採用を可能にしたバッテリーTIG溶接機を提供することである。
本発明は、持ち運び可能な筐体と、前記筐体に設けられたTIGトーチ接続部と、前記筐体に設けられた交流電源接続部と、前記筐体内に収容されたバッテリーセルと、前記筐体内に収容され且つ前記交流電源接続部に接続され、当該交流電源接続部に接続される交流電源による前記バッテリーセルの充電を制御する充電回路と、前記筐体内に収容され、前記バッテリーセルに充電された電力に基づいて高周波高電圧を発生させる高周波高電圧発生回路と、前記筐体内に収容され、前記高周波高電圧発生回路から前記TIGトーチ接続部への高周波高電圧の出力を制御する主制御回路と、を備え、前記高周波高電圧発生回路は、高電圧制御基板と、誘導コイルと、を有しており、前記高電圧制御基板は、トランスと、バリスタ保護回路と、ノイズフィルター回路と、を同一基板上に有しており、前記筐体の前後方向または左右方向において、前記高電圧制御基板と前記主制御回路との間に、電磁遮蔽部材が設けられていることを特徴とするバッテリーTIG溶接機である。
本発明によれば、トランスとバリスタ保護回路とノイズフィルター回路とが同一の高電圧制御基板上に集約的に(互いに略最短の配線で)配置されているため、高周波高電圧発生時のノイズが効果的に吸収され得る。そして、筐体の前後方向(レイアウトによっては左右方向)において高電圧制御基板と主制御回路との間に電磁遮蔽部材を設けたことによって、高周波高電圧発生時のノイズが主制御回路に悪影響を及ぼすことが効果的に抑制され得る。従って、本発明のバッテリーTIG溶接機は、高周波高電圧スタート方式の採用に耐えることができる(ノイズに起因する誤動作のおそれが顕著に小さい)。
好ましくは、前記高電圧制御基板に対して前記電磁遮蔽部材と反対側に第2電磁遮蔽部材が設けられ、前記高電圧制御基板の上方側に、第3電磁遮蔽部材が設けられている。これによれば、高周波高電圧発生時のノイズが主制御回路に悪影響を及ぼすことが更に効果的に抑制される。
この場合、更に好ましくは、前記電磁遮蔽部材、前記第2電磁遮蔽部材及び前記第3電磁遮蔽部材は、一体的に構成されている。これによれば、当該部品の製造及び管理が容易であり、バッテリーTIG溶接機の組立も容易である。
また、前記電磁遮蔽部材、前記第2電磁遮蔽部材及び前記第3電磁遮蔽部材は、アルミニウム製である。これによれば、効果的なノイズ遮蔽を低コストで実現することができる。
更に、前記高電圧制御基板の下方側に、第4電磁遮蔽部材が設けられていることが好ましい。これによれば、高周波高電圧発生時のノイズが主制御回路に悪影響を及ぼすことが更に効果的に抑制される。
また、前記TIGトーチ接続部は、TIGトーチの代わりに手棒をも接続可能となっており、前記筐体には、TIG溶接と手棒溶接とを切り替えるモード切替部が設けられており、前記高周波高電圧発生回路は、前記モード切替部においてTIG溶接が選択されている時に前記高周波高電圧を発生させるようになっており、前記モード切替部において手棒溶接が選択されている時には前記高周波高電圧を発生させないようになっていることが好ましい。
これによれば、TIG溶接と手棒溶接との切り替えが容易であり、また、不要な高周波高電圧が発生しないためノイズによる影響を最小限に抑制できる。
本発明によれば、トランスとバリスタ保護回路とノイズフィルター回路とが同一の高電圧制御基板上に集約的に(互いに略最短の配線で)配置されているため、高周波高電圧発生時のノイズが効果的に吸収され得る。そして、筐体の前後方向(レイアウトによっては左右方向)において高電圧制御基板と主制御回路との間に電磁遮蔽部材を設けたことによって、高周波高電圧発生時のノイズが主制御回路に悪影響を及ぼすことが効果的に抑制され得る。従って、本発明のバッテリーTIG溶接機は、高周波高電圧スタート方式の採用に耐えることができる(ノイズに起因する誤動作のおそれが顕著に小さい)。
本発明の一実施形態に係るバッテリーTIG溶接機の概略回路図である。 本実施形態に係るバッテリーTIG溶接機の概略縦断面図である。 図1及び図2に示す高電圧制御基板の概略正面図である。 図1乃至図3に示す高電圧制御基板の概略側面図である。 本実施形態に係るバッテリーTIG溶接機の概略正面図である。 本実施形態に係るバッテリーTIG溶接機の文字盤部分である。示す概略図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るバッテリーTIG溶接機100の概略回路図であり、図2は、本実施形態に係るバッテリーTIG溶接機100の概略縦断面図であり、図3は、図1及び図2に示す高電圧制御基板32の概略正面図であり、図4は、図1乃至図3に示す高電圧制御基板32の概略側面図であり、図5は、本実施形態に係るバッテリーTIG溶接機100の概略正面図であり、図6は、本実施形態に係るバッテリーTIG溶接機100の文字盤部分である。
特に図2及び図5に示すように、本実施形態に係るバッテリーTIG溶接機100は、持ち運び用の取っ手(不図示)が設けられた筐体20を備えている。そして、図1及び図5に示すように、筐体20の正面側(前面側)の下方部に、TIGトーチ(不図示)が接続されるTIGトーチ接続部22(-側電極)と、溶接母材に接続される溶接母材接続部(+側電極)24と、が設けられている。
TIGトーチ接続部22にTIGトーチが接続され、溶接母材接続部24に溶接母材が接続された状態で、溶接母材に対するTIG溶接作業を行うことが可能である。
また、図1に示すように、筐体20には、交流電源接続部18が設けられている。交流電源接続部18は、不図示のケーブルを介して、一般の100Vの商用交流電源(コンセント)に接続されるようになっている。
また、図1及び図3に示すように、筐体20内には、電気的には直列接続された16本のバッテリーセル1~16が、それぞれ並列状態に配置されている。具体的には、16本のバッテリーセル1~16は、3段構造に配置されており、1段目には、6本のバッテリーセル1、4~8が並列配置されており、2段目には、6本のバッテリーセル2~3,9~12が並列配置されており、3段目には、4本のバッテリーセル13~16が並列配置されている。
そして、各バッテリーセルの頂面及び底面の各中央が電極となっており、隣接するバッテリーセルの電極配置は互いに逆向きになっていて、図2に示すように隣接するバッテリーセルの隣接する電極間が導電性プレートで連絡されることで、16本のバッテリーセル1~16が電気的に接続されている。
また、図1に示すように、筐体20内には、交流電源接続部18に接続され、当該交流電源接続部18に接続される交流電源による複数のバッテリーセル1~16の充電を制御する充電回路19が設けられている。
本実施形態のバッテリーTIG溶接機100においては、図1乃至図4に示すように、筐体20内に、複数のバッテリーセル1~16に充電された電力に基づいて高周波高電圧を発生させる高周波高電圧発生回路30が設けられている。
高周波高電圧発生回路30は、高電圧制御基板32と、誘導コイル34と、を有しており、本実施形態では、高電圧制御基板32は、筐体20の前方側の上方部において、当該基板32が鉛直向きとなるように配置され、誘導コイル34は、筐体20の前方側の下方部において、コイル軸線方向が水平方向となるように配置されている。
更に、本実施形態の高電圧制御基板32は、図3及び図4に示すように、トランス32t(本例ではフライバックトランス)と、バリスタ保護回路32bと、ノイズフィルター回路32nと、を同一基板上に有している。これにより、トランス32tとバリスタ保護回路32bとノイズフィルター回路32nとは、集約的に、互いに略最短の配線で、電気的に接続されている。バリスタ保護回路32bは、溶接開始直後の高電圧サージから高電圧制御基板32を保護するための回路である。
本実施形態の高電圧制御基板32は、75mm×125mmのサイズに収まっている。また、高電圧制御基板32の高さ(搭載する電気要素(トランス32tやコンデンサ等)の最大高さ)も、40mm以内に収まっている。
また、図2に示すように、筐体20内には、高周波高電圧発生回路30からTIGトーチ接続部22(-側電極)及び溶接母材接続部24(+側電極)への出力を制御する主制御回路28が設けられている。
そして、筐体20の前後方向において、高電圧制御基板32と主制御回路28との間に、電磁遮蔽部材としてのアルミニウム板41が設けられている。
本実施形態では、高電圧制御基板32のすぐ後方に、当該基板32と略平行に当該基板32と略同一サイズ(75mm×125mm程度)のアルミニウム板41が設けられている。また、高電圧制御基板32に対してアルミニウム板41と反対側(すなわち前方側)に、第2電磁遮蔽部材としてのアルミニウム板42がアルミニウム板41と略平行に設けられており、更に高電圧制御基板32の上方側にも、第3電磁遮蔽部材としてのアルミニウム板43が設けられている。アルミニウム板42も、高電圧制御基板32と略同一サイズ(75mm×125mm程度)となっている。
本実施形態では、3枚のアルミニウム板41~43が一体的に接続されていて、側面視コ字状の部材となっている。
なお、更に高電圧制御基板32の下方側に、第4電磁遮蔽部材として、一般的に市販されているノイズ抑制シート(不図示)が設けられてもよい。ノイズ抑制シートは、例えば、アルミニウム板41の下縁部とアルミニウム板42の下縁部とを橋渡しするように、アルミニウム板43と略平行に設けられ得る。
主制御回路28は、例えばユーザによる調整つまみ51(図2及び図5参照)の調整量に応じて、TIGトーチ接続部22(-側電極)及び溶接母材接続部24(+側電極)への出力を制御するようになっている。
調整つまみ51の他にも、本実施形態のバッテリーTIG溶接機100の筐体20の正面側(前面側)には、図5及び図6に示すように、溶接スタート後の電流値や出力波形に関する設定情報を入力可能な入力部が設けられており、主制御回路28は、当該入力部において入力される設定情報に基づいて印加電圧を提供するようになっている。
具体的には、交流駆動のTIG溶接機(インバータ式のTIG溶接機)のように、溶接スタート後の電流値や出力波形について細かい設定をすることが可能で、例えばパルス波形の周波数を設定することができる。
更に、本実施形態のバッテリーTIG溶接機100のTIGトーチ接続部22は、TIGトーチと手棒とを選択的に接続可能となっており、筐体20の正面側(前面側)の入力部は、TIG溶接と手棒溶接とを切り替えるモード切替ボタン52(モード切替部の一例)を含んでいる(図5及び図6参照)。そして、高周波高電圧発生回路30は、モード切替ボタン52によってTIG溶接が選択されている時に高周波高電圧を発生させるようになっている一方で、モード切替ボタン52によって手棒溶接が選択されている時には高周波高電圧を発生させないようになっている。
以上のような本実施形態のバッテリーTIG溶接機100によれば、トランス32tとバリスタ保護回路32bとノイズフィルター回路32nとが同一の高電圧制御基板32上に集約的に(互いに略最短の配線で)配置されているため、高周波高電圧発生時のノイズが効果的に吸収され得る。
また、本実施形態のバッテリーTIG溶接機100によれば、筐体20の前後方向において高電圧制御基板32と主制御回路28との間にアルミニウム板41(電磁遮蔽部材の一例)を設けたことによって、高周波高電圧発生時のノイズが主制御回路28に悪影響を及ぼすことが効果的に抑制されている
以上の2つの効果(効果的なノイズ吸収と効果的なノイズ遮蔽)が相俟って、本実施形態のバッテリーTIG溶接機100は、高周波高電圧スタート方式の採用に耐えることができる。
また、本実施形態のバッテリーTIG溶接機100によれば、高電圧制御基板32に対してアルミニウム板41と反対側にアルミニウム板42(第2電磁遮蔽部材の一例)が設けられ、高電圧制御基板32の上方側にもアルミニウム板43(第3電磁遮蔽部材の一例)が設けられているため、高周波高電圧発生時のノイズが主制御回路28に悪影響を及ぼすことが更に効果的に抑制されている。
また、本実施形態のバッテリーTIG溶接機100によれば、3枚のアルミニウム板41~43が一体的に接続されているため、当該部品の製造及び管理が容易であり、バッテリーTIG溶接機100の組立も容易である。また、電磁遮蔽部材としてアルミニウム板41~43を選択することによって、効果的なノイズ遮蔽を低コストで実現している。
更に、高電圧制御基板32の下方側にも第4電磁遮蔽部材を設ければ、高周波高電圧発生時のノイズが主制御回路28に悪影響を及ぼすことが更に効果的に抑制される。
また、本実施形態のバッテリーTIG溶接機100によれば、溶接スタート後の電流値や出力波形に関する設定情報を入力可能な入力部が設けられており、主制御回路28は、当該入力部において入力される設定情報に基づいて印加電圧を提供するようになっているため、交流駆動のTIG溶接機のように、溶接スタート後の電流値や出力波形について細かい設定をすることが可能で、薄板と厚板の相違等、溶接材料の特徴にきめ細かく対応することが可能である。
更に、複数の設定情報を予め記憶させておいて、選択的に呼び出せるようにしておくことも可能である。これによれば、溶接作業前の設定入力時間を短縮することができる。
また、本実施形態のバッテリーTIG溶接機100によれば、TIGトーチ接続部22は、TIGトーチと手棒とを選択的に接続可能となっており、筐体20には、TIG溶接と手棒溶接とを切り替えるモード切替ボタン52が設けられており、高周波高電圧発生回路30は、モード切替ボタン52によってTIG溶接が選択されている時に高周波高電圧を発生させるようになっている一方、モード切替ボタン52によって手棒溶接が選択されている時には高周波高電圧を発生させないようになっている。これにより、TIG溶接と手棒溶接との切り替えが容易であり、また、不要な高周波高電圧が発生しないためノイズによる影響を最小限に抑制できる。
なお、溶接母材とTIGトーチとが接触した状態で溶接を開始する場合には、例えば主制御回路28の制御により、高周波高電圧発生回路30が高周波高電圧を発生しないようになっていることが好ましい。具体的には、溶接母材とTIGトーチとが接触した状態を主制御回路28が検知する場合には、高周波高電圧スタート方式ではなくタッチスタート方式を採用する(そのように自動的に切り替わる)ことが好ましい。
1~16 バッテリーセル
18 交流電源接続部
19 充電回路
20 筐体
22 TIGトーチ接続部
24 溶接母材接続部
28 主制御回路
30 高周波高電圧発生回路
32 高電圧制御基板
32b バリスタ保護回路
32n ノイズフィルター回路
32t トランス
34 誘導コイル
41 アルミニウム板
42 アルミニウム板
43 アルミニウム板
51 調整つまみ
52 モード切替ボタン
100 バッテリーTIG溶接機

Claims (4)

  1. 持ち運び可能な筐体と、
    前記筐体に設けられたTIGトーチ接続部と、
    前記筐体に設けられた交流電源接続部と、
    前記筐体内に収容されたバッテリーセルと、
    前記筐体内に収容され且つ前記交流電源接続部に接続され、当該交流電源接続部に接続される交流電源による前記バッテリーセルの充電を制御する充電回路と、
    前記筐体内に収容され、前記バッテリーセルに充電された電力に基づいて高周波高電圧を発生させる高周波高電圧発生回路と、
    前記筐体内に収容され、前記高周波高電圧発生回路から前記TIGトーチ接続部への高周波高電圧の出力を制御する主制御回路と、
    を備え、
    前記高周波高電圧発生回路は、高電圧制御基板と、誘導コイルと、を有しており、
    前記高電圧制御基板は、トランスと、バリスタ保護回路と、ノイズフィルター回路と、を同一基板上に有しており、
    前記筐体の前後方向または左右方向において、前記高電圧制御基板と前記主制御回路との間に、電磁遮蔽部材が設けられており、
    前記高電圧制御基板に対して前記電磁遮蔽部材と反対側に、第2電磁遮蔽部材が設けられており、
    前記高電圧制御基板の上方側に、第3電磁遮蔽部材が設けられており、
    前記電磁遮蔽部材、前記第2電磁遮蔽部材及び前記第3電磁遮蔽部材は、一体的に構成されている
    ことを特徴とするバッテリーTIG溶接機。
  2. 前記電磁遮蔽部材、前記第2電磁遮蔽部材及び前記第3電磁遮蔽部材は、アルミニウム製である
    ことを特徴とする請求項に記載のバッテリーTIG溶接機。
  3. 前記高電圧制御基板の下方側に、第4電磁遮蔽部材が設けられている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のバッテリーTIG溶接機。
  4. 前記TIGトーチ接続部は、TIGトーチの代わりに手棒をも接続可能となっており、
    前記筐体には、TIG溶接と手棒溶接とを切り替えるモード切替部が設けられており、
    前記高周波高電圧発生回路は、前記モード切替部においてTIG溶接が選択されている時に前記高周波高電圧を発生させるようになっており、前記モード切替部において手棒溶接が選択されている時には前記高周波高電圧を発生させないようになっている
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のバッテリー溶接機。
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