JP7032213B2 - Management equipment and programs - Google Patents
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Description
本発明の実施形態は、管理装置、及びプログラムに関する。 Embodiments of the present invention relate to management devices and programs.
放射性医薬品は、RI(ラジオアイソトープ)を用いた医薬品である。このRIは半減期が短いため、病院内においては、半減期を考慮して放射性医薬品を準備する必要がある。放射性医薬品の準備では、例えば、放射線技師等は、放射性医薬品を病院内で調製する場合、ジェネレータ、及びキットを含むキット製剤を外部から購入する。放射線技師等は、購入したキット製剤を用いて放射性医薬品を調製する。 Radiopharmaceuticals are drugs using RI (radioisotope). Since this RI has a short half-life, it is necessary to prepare radiopharmaceuticals in the hospital in consideration of the half-life. In the preparation of radiopharmaceuticals, for example, when preparing radiopharmaceuticals in a hospital, a radiologist or the like purchases a generator and a kit preparation including a kit from the outside. A radiologist or the like prepares a radiopharmaceutical using the purchased kit preparation.
このとき、放射線技師等は、検査オーダに含まれる放射性医薬品の患者への投与日時、患者の年齢、及び患者の体重等に基づいて、検査に必要な必要放射能量を計算する。放射線技師等は、計算した必要放射能量に基づいて、放射性医薬品の調製に使用するジェネレータ、及びキットを選択する。放射線技師等は、計算した必要放射能量、並びに、選択したジェネレータ、及びキット等に基づいて放射性医薬品を調製するための各種パラメータを決定し、調製手順書を作成する。放射線技師等は、作成した調製手順書に従い、放射性医薬品を調製する。 At this time, the radiologist or the like calculates the required amount of radioactivity required for the test based on the date and time of administration of the radiopharmaceutical contained in the test order to the patient, the age of the patient, the weight of the patient, and the like. The radiologist and the like select a generator and a kit to be used for preparing a radiopharmaceutical based on the calculated required amount of radioactivity. The radiologist, etc. determine the calculated required amount of radioactivity and various parameters for preparing the radiopharmaceutical based on the selected generator, kit, etc., and prepare a preparation procedure manual. The radiologist, etc. prepares the radiopharmaceutical according to the prepared preparation procedure manual.
しかしながら、必要放射能量の計算、及び調製手順書の作成は、放射線技師等にとって大きな負担であり、多くの時間を要する。このため、放射性医薬品が効率的に準備できない。 However, the calculation of the required radioactivity amount and the preparation of the preparation procedure manual are a heavy burden on the radiologist and the like, and require a lot of time. Therefore, radiopharmaceuticals cannot be prepared efficiently.
本発明が解決しようとする課題は、放射性医薬品を準備する業務を効率化することにある。 An object to be solved by the present invention is to improve the efficiency of the work of preparing a radiopharmaceutical drug.
実施形態によれば、管理装置は、演算部と、決定部と、提示部とを備える。演算部は、患者に関する患者情報及び放射線検査に関する検査オーダ情報に基づいて必要放射能量を算出する。決定部は、前記算出された必要放射能量、及び、病院内で供給可能な放射能溶液の放射能濃度に基づいて、放射性医薬品の調製方法を決定する。提示部は、前記決定した調製方法を提示する。 According to the embodiment, the management device includes a calculation unit, a determination unit, and a presentation unit. The calculation unit calculates the required radioactivity amount based on the patient information regarding the patient and the examination order information regarding the radiological examination. The determination unit determines a method for preparing a radiopharmaceutical drug based on the calculated required radioactivity amount and the radioactivity concentration of the radioactivity solution that can be supplied in the hospital. The presentation unit presents the determined preparation method.
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。 Hereinafter, embodiments will be described with reference to the drawings.
図1は、本実施形態に係る管理装置23が含まれる医療情報システムの例を表すブロック図である。図1に示される医療情報システムは、病院情報システム(HIS:Hospital Information System)1、放射線部門情報管理システム(RIS:Radiology Information System)2、医用画像診断装置3、及び医用画像管理システム(PACS:Picture Archiving and Communication System)4を備える。
FIG. 1 is a block diagram showing an example of a medical information system including the
病院情報システム1、放射線部門情報管理システム2、医用画像診断装置3、及び医用画像管理システム4は、ローカルネットワークに接続し、所定の装置へ情報を送信すると共に、所定の装置から送信される情報を受信する。なお、医療情報システムは、ローカルネットワークに加え、又は、ローカルネットワークの代わりに、外部のネットワークに接続しても構わない。
The
病院情報システム1は、病院内で発生する情報を管理する。病院内で発生する情報には、患者情報、及び検査オーダ情報等が含まれる。患者情報に含まれる各レコードは、項目として、患者ID、患者名、性別、身長、体重、年齢、及び血液型等を有する。検査オーダ情報に含まれる各レコードは、項目として、検査を識別可能なオーダ番号、患者ID、入院又は外来の別、検査コード、診療科目、放射性医薬品、検査部位、検査種別、及び検査予定日時等を有する。オーダ番号は、検査オーダ情報が入力される際に発行される番号であり、例えば1つの病院内で検査オーダ情報を一意に特定するための識別子である。患者IDは、患者毎に付与され、例えば1つの病院内で患者を一意に特定するための識別子である。検査コードは、例えば1つの病院内で規定される、検査を一意に特定するための識別子である。診療科目は、例えば医療において診療の専門分野区分を示すものである。具体的には、診療科目は、内科、及び外科等である。放射性医薬品は、放射性医薬品を一意に特定するための識別子である。検査部位には、腎臓、肺、肝臓、及び精巣等が含まれる。検査種別には、腎シンチグラム、肺シンチグラム、肝シンチグラム、及び精巣シンチグラム検査等が含まれる。
The
病院情報システム1は、例えば診療医から検査オーダ情報が入力されると。入力された検査オーダ情報と、この検査オーダ情報により特定される患者情報とを放射線部門情報管理システム2に送信する。
In the
放射線部門情報管理システム2は、放射線検査業務に係る検査予約情報を管理するシステムである。放射線部門情報管理システム2は、RISサーバ21、RIS端末12、及び管理装置23を含む。
The radiation department
RISサーバ21は、放射線部門情報管理システム2において、放射線検査業務に係る情報を管理する。
The RIS
RISサーバ21は、例えば病院情報システム1から送信される検査オーダ情報を受信し、受信した検査オーダ情報に各種設定情報を付加して集積し、集積した情報を検査予約情報として管理する。具体的には、RISサーバ21は、病院情報システム1から送信される患者情報及び検査オーダ情報を受信すると、受信した患者情報及び検査オーダ情報に基づいて、医用画像診断装置3を動作させるために必要な検査予約情報を生成する。検査予約情報には、例えば、オーダ番号、患者ID、検査種別、手技、検査部位、体位、及び撮影方向等の検査の実施に必要な情報が含まれる。
The RIS
このとき、RISサーバ21は、例えば、患者情報、及び検査オーダ情報に基づく放射線検査依頼をRIS端末22から受け付け、受け付けた放射線検査依頼に基づいて、検査予約情報を生成する。なお、RISサーバ21は、例えば、受信した患者情報及び検査オーダ情報に加えて、過去の検査の際に医用画像診断装置3において設定された各種設定情報を記録した照射録に基づいて、検査予約情報を生成してもよい。
At this time, the RIS
RISサーバ21は、生成した検査予約情報を医用画像診断装置3へ送信する。そして、RISサーバ21は、医用画像診断装置3において検査が実施された結果生成される検査の実施結果を表す検査実施情報を医用画像診断装置3から受信する。RISサーバ21は、受信した検査実施情報を病院情報システム1へ出力する。
The
RIS端末22は、RISサーバ21、及び管理装置23に接続され、例えば放射線技師等が放射線部門の各種業務を遂行するために使用される。RIS端末22は、例えば、不図示の入力インターフェース、ディスプレイ、及び通信インターフェースを備えている。
The
入力インターフェースは、例えば、マウス、キーボード、及び、操作面へ触れることで指示が入力されるタッチパネル等により実現される。入力インターフェースは、例えば、操作者からの表示指示を受け付ける。入力インターフェースは、操作者からの表示指示を電気信号へ変換し、電気信号を処理回路へ出力する。 The input interface is realized by, for example, a mouse, a keyboard, a touch panel in which instructions are input by touching the operation surface, and the like. The input interface receives, for example, a display instruction from an operator. The input interface converts the display instruction from the operator into an electric signal and outputs the electric signal to the processing circuit.
ディスプレイは、放射線部門の各種業務を遂行するため種々の情報を表示する。ディスプレイとしては、例えば、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、LEDディスプレイ、プラズマディスプレイ、及び当技術分野で知られている他の任意のディスプレイが適宜利用可能である。また、ディスプレイには、可搬型の入力インターフェースを備えたディスプレイも含まれる。 The display displays various information in order to carry out various operations of the radiation department. As the display, for example, a CRT display, a liquid crystal display, an organic EL display, an LED display, a plasma display, and any other display known in the art can be appropriately used. The display also includes a display with a portable input interface.
管理装置23は、例えば、病院内で使用される放射性医薬品に関する情報を管理する。管理装置23の詳細については後述する。
The
医用画像診断装置3は、患者を撮影等することにより検査を実施する装置である。医用画像診断装置3は、例えばX線コンピュータ断層撮影装置、X線診断装置、磁気共鳴イメージング装置、核医学診断装置、及び超音波診断装置等を含む。医用画像診断装置3は、例えばRISサーバ21から送信される検査予約情報に基づいて検査を実施する。医用画像診断装置3は、検査実施情報を生成し、RISサーバ21に送信する。
The medical
また、医用画像診断装置3は、検査の実施により医用画像データを生成する。医用画像データは、例えばX線CT画像データ、X線画像データ、MRI画像データ、核医学画像データ、及び超音波画像データ等である。医用画像診断装置3は、生成した医用画像データを例えばDICOM(Digital Imaging and Communication in Medicine)規格に準拠した形式に変換することにより、医用画像ファイルを生成する。医用画像ファイルは、例えば、DICOM規格に準拠した形式のファイルである。医用画像診断装置3は、生成した医用画像ファイルを医用画像管理システム4に送信する。
In addition, the medical image
医用画像管理システム4は、種々の医用画像ファイルを管理するシステムである。医用画像管理システム4は、例えば、医用画像診断装置3から送信された医用画像ファイルを記憶する。
The medical
次に、本実施形態に係る管理装置23の詳細について図2を参照しながら説明する。図2は、図1に示される管理装置23の機能構成を示すブロック図である。
Next, the details of the
図2に示される管理装置23は、処理回路230、メモリ240、及び通信インターフェース250を有する。処理回路230、メモリ240、及び通信インターフェース250は、例えば、バスを介して互いに通信可能に接続されている。
The
処理回路230は、管理装置23の中枢として機能するプロセッサである。管理装置23は、メモリ240等に記憶されている制御プログラムを実行することにより、当該プログラムに対応する機能を実現する。
The
メモリ240は、種々の情報を記憶するHDD(hard disk drive)、SSD(solid state drive)、及び集積回路記憶装置等の記憶装置である。また、メモリ240は、CD-ROMドライブ、DVDドライブ、及びフラッシュメモリ等の可搬性記憶媒体との間で種々の情報を読み書きする駆動装置等であっても良い。メモリ240は、本実施形態に係る制御プログラム等を記憶している。なお、当該プログラムは、例えば、非一過性の記憶媒体に記憶されて配布され、非一過性の記憶媒体から読み出されてメモリ240にインストールされてもよい。
The
また、メモリ240は、例えば、医薬品情報241を記憶している。医薬品情報241は、例えば、医薬品に関する情報を含む。医薬品情報241では、例えば、放射性医薬品を特定する項目と、当該放射性医薬品の発注の制約に関する項目とが関連付けられている。
Further, the
また、メモリ240は、例えば、検査情報242を記憶している。検査情報242は、例えば、検査に必要な放射性医薬品、及び当該放射性医薬品に係る必要放射能量を算出するための情報を含む。検査情報242では、例えば、検査を特定する項目と、当該検査に用いられる放射性医薬品の放射能量に関する項目とが関連付けられている。
Further, the
また、メモリ240は、例えば、親核種から娘核種を生成するジェネレータに関するジェネレータ情報243を記憶している。親核種は、例えば、モリブデン99(99Mo)である。娘核種は、例えば、放射性テクネチウム99(99mTc)である。ジェネレータに用いられる親核種と娘核種の組み合わせは、99Mo-99mTcに限られず、親核種の半減期が娘核種の半減期より非常に長く、放射平衡が成立する組み合わせであれば、どのような組み合わせでもよい。ジェネレータ情報243は、例えば、院内に保管されているジェネレータ、及び、検査当日に院内に納入されるジェネレータに関する情報を含む。ジェネレータ情報243では、例えば、ジェネレータを特定する項目と、当該ジェネレータの特性を表す項目とが関連付けられている。
Further, the
また、メモリ240は、例えば、放射性医薬品の調製に用いられるキットに関するキット情報244を記憶している。キット情報244は、例えば、院内に保管されているキット、及び、検査当日に院内に納入される予定のキットに関する情報を含む。キット情報244では、キットを特定する項目と、当該キットの特性を表す項目とが関連付けられている。
The
また、メモリ240は、ジェネレータ毎、及び検査日時毎に、溶出可能な放射能量に関する情報を表す溶出放射能情報245を記憶している。溶出放射能情報245は、例えば、院内に保管されているジェネレータ、及び、検査当日に院内に納入される予定のジェネレータについて、納入日以降の検査日の各時刻において溶出可能な放射能量に関する情報を含む。溶出放射能情報245では、例えば、ジェネレータ毎、及びジェネレータから溶出された娘核種を含む放射能溶液を収容するための溶出バイアルの容量毎に、納入日以降の検査日の各時刻と、半減期を考慮して算出された溶出可能な放射能量とが関連付けられている。
Further, the
通信インターフェース250は、病院内ネットワークを介して接続された病院情報システム1、RISサーバ21、RIS端末22、医用画像診断装置3、及び医用画像管理システム4との間でデータ通信を行う。病院情報システム1、RISサーバ21、RIS端末22、医用画像診断装置3、及び医用画像管理システム4との通信の規格は、如何なる規格であっても良いが、例えば、HL7(Hearth Level 7)、DICOM、又はその両方等が挙げられる。
The
本実施形態に係る処理回路230は、取得機能231、演算機能232、決定機能233、及び表示制御機能234を有する。
The
取得機能231は、放射性医薬品を用いる検査に関する情報を取得する機能である。取得機能231の実行により処理回路230は、例えば、RISサーバ21から患者に関する患者情報、及び放射線検査に関する検査オーダ情報を取得する。また、取得機能231の実行により処理回路230は、例えば、通信インターフェース250を介して、検査オーダ情報に含まれる患者について測定された体重の値を取得する。具体的には、処理回路230は、通信インターフェース250を介して、例えば、検査日の前日に測定された患者の体重の値を取得する。この患者の体重の値は、例えば、RIS端末22が備える入力インターフェースを介して入力される。患者の体重の値は、例えば、検査予定日時からできるだけ近い日時に取得される値、例えば、検査予定日の前日に測定されたものである。なお、患者の体重の値は、検査日の前日に測定された値に限られず、検査日当日からより近い日時、例えば検査日当日に測定されたものであってもよい。
The
演算機能232は、放射性医薬品の調製に必要な各種パラメータを演算する機能である。演算機能232の実行により処理回路230は、例えば、患者情報及び検査オーダ情報に基づいて、当該検査オーダに係る検査に必要な必要放射能量を算出する。具体的には、処理回路230は、検査オーダ情報、検査情報242、及び取得機能231により取得される体重に基づいて必要放射能量を算出する。
The
また、処理回路230は、ジェネレータ情報243、及び溶出放射能情報245を参照し、ジェネレータ、溶出バイアルの容量、及び検査日時で定まる放射能濃度を取得する。この放射能濃度は、ジェネレータから溶出バイアルに溶出可能な娘核種の放射能濃度を表す。
Further, the
処理回路230は、算出した放射能量、及び、取得した放射能濃度に基づいて、放射能溶液が収容された溶出バイアルから抜き取る抜き取り液量を、ジェネレータ、キット、及び溶出バイアルの容量の組み合わせ毎に算出する。
Based on the calculated radioactivity amount and the acquired radioactivity concentration, the
決定機能233は、放射性医薬品の準備方法を決定する機能である。決定機能233の実行により処理回路230は、例えば、検査オーダ情報、及び医薬品情報241に基づいて、放射性医薬品をシリンジ製剤及びキット製剤のうちいずれを用いて準備するかを決定する。シリンジ製剤は、患者に直接投与することが可能なシリンジタイプの放射性医薬品を表す。キット製剤は、放射性医薬品を病院内で調製して患者に投与するためのキット一式を表す。キット製剤は、ジェネレータ、及びキットの組み合わせを含む。
The
また、処理回路230は、演算機能232により算出された必要放射能量、及び、病院内で供給可能な放射能溶液の放射能濃度に基づいて、放射性医薬品を調製する調製方法を決定する。具体的には、処理回路230は、放射性医薬品をキット製剤を用いて準備すると決定した検査オーダについて、演算機能232により算出された必要放射能量に基づいて、ジェネレータの候補、及びキットの候補を選択する。
Further, the
処理回路230は、演算機能232により算出された溶出バイアルの抜き取り液量が、所定量以上であるか否か判定する。処理回路230は、算出された抜き取り液量が所定量以上である溶出バイアルを、放射性医薬品の調製に使用する溶出バイアルの候補として選出する。処理回路230は、選出した溶出バイアルの候補の中から、各検査オーダに係る検査で使用する1つの溶出バイアルを決定する。これにより、各検査で使用する1組のジェネレータ、キット、及び溶出バイアルの容量の組み合わせが決定される。
The
表示制御機能234は、病院内で使用される放射性医薬品に関する情報を提示する機能である。表示制御機能234の実行により処理回路230は、例えば、決定機能233により決定した検査で使用される放射性医薬品の準備方法を提示する。具体的には、処理回路230は、放射性医薬品をシリンジ製剤及びキット製剤のうちいずれを用いて準備するかを、RIS端末22が備えるディスプレイに表示する。
The
また、処理回路230は、放射性医薬品がキット製剤を用いて準備される場合、当該放射性医薬品の調製方法を提示する。具体的には、処理回路230は、例えば、調製に用いられるジェネレータ、キット、及び調製に必要な各種パラメータ等を、RIS端末22が備えるディスプレイに表示する。
Further, the
また、表示制御機能234は、特許請求の範囲に記載の提示部の一例である。
Further, the
取得機能231、演算機能232、決定機能233、及び表示制御機能234は、制御プログラムとして組み込まれていてもよいし、処理回路230自体に各機能を実行可能な専用のハードウェア回路が組み込まれていてもよい。
The
次に、本実施形態に係る管理装置23の各種動作について、図を参照して説明する。
Next, various operations of the
図3は、本実施形態に係る管理装置23が、放射性医薬品を準備するための各種パラメータを決定する際の処理回路の動作を表すフローチャートである。以下の説明では、処理回路230は、取得した検査オーダ情報に含まれる各検査オーダについて、使用する放射性医薬品の準備の態様に関するフラグ、例えばキットフラグ、及びシリンジフラグを内部メモリに保持しているものとする。キットフラグは、キットフラグ=1である場合、対応する検査オーダに係る検査で使用する放射性医薬品をキット製剤を用いて準備することを表す。シリンジフラグは、シリンジフラグ=1である場合、対応する検査オーダに係る検査で使用する放射性医薬品をシリンジ製剤を用いて準備することを表す。なお、キットフラグ、及びシリンジフラグの初期値は、それぞれ0に設定されているものとする。また、各ジェネレータ、及びキットの組み合わせに対しては、容量が5ml、及び10mlである2つのタイプの溶出バイアルがそれぞれ組み合わせ可能であるものとする。また、溶出バイアルは、キットに同封されているものを用いるものとする。また、本実施形態に係る病院では、包括医療費支払い制度(DPC:Diagnosis Procedure Combination)を採用しているものとする。
FIG. 3 is a flowchart showing the operation of the processing circuit when the
処理回路230は、例えば、RIS端末22の入力インターフェース、及び通信インターフェースを介して、放射性医薬品の準備を開始する開始指示が入力されると、取得機能231を実行し、通信インターフェース250を介して、例えば、RISサーバ21から患者情報、及び検査オーダ情報を取得する(ステップSA1)。なお、処理回路230は、通信インターフェース250を介して、例えば、病院情報システム1から患者情報、及び検査オーダ情報を取得してもよい。
The
処理回路230は、表示制御機能234を実行し、取得した患者情報、及び検査オーダ情報に基づいて、検査オーダ一覧を表す情報を生成し、RIS端末22のディスプレイに検査オーダ一覧を表示させる(ステップSA2)。具体的には、処理回路230は、検査オーダ一覧を表す情報を、通信インターフェース250を介し、RIS端末22に送信する。これにより、RIS端末22のディスプレイに検査オーダ一覧が表示される。図5は、本実施形態に係るRIS端末22のディスプレイに表示される検査オーダ一覧の例を示す図である。図5に示される検査オーダ一覧には、4つの検査オーダについて、オーダ番号、患者ID、患者名、入院又は外来の別、体重、検査コード、放射性医薬品、検査部位、検査種別、及び検査日時が表示されている。また、図5に示される検査オーダ一覧では、体重を表示する領域は空白となっている。また、図5では、空白となっている体重を表示する領域に体重を入力することを促す「体重を入力して下さい」の文字列が表示されている。
The
処理回路230は、図5に示される検査オーダ一覧をRIS端末22のディスプレイに表示すると、通信インターフェース250を介して、RIS端末22から検査毎に患者の体重の入力を受け付ける(ステップSA3)。このとき、例えば、放射線技師等は、RIS端末22のディスプレイを視認し、RIS端末22の入力インターフェースを介して、患者の体重を入力する。このとき、図5に示される各検査オーダについて、オーダ番号「00001」である検査オーダに係る検査の検査対象となる患者については「50」kg、オーダ番号「00010」である検査オーダに係る検査対象となる患者については「100」kg、オーダ番号「00100」である検査オーダに係る検査対象となる患者については「60」kg、オーダ番号「01000」である検査オーダに係る検査対象となる患者については「100」kgがそれぞれ入力されるものとする。
When the examination order list shown in FIG. 5 is displayed on the display of the
なお、処理回路230は、RIS端末22の入力インターフェースを介さずに、検査予定日の前日に予め検査オーダに係る検査の検査対象となる患者の体重が入力された設定ファイルを読み込むことにより、当該患者の体重の値を取得するようにしてもよい。
The
処理回路230は、例えば、ステップSA3において、図5に示される検査オーダ一覧に表示されている全ての検査について患者の体重の入力を受け付けると、ステップSA1で取得した検査オーダ情報に含まれるオーダ番号「00001」である検査オーダを1レコード分読み込む(ステップSA4)。すなわち、処理回路230は、図5に示されるオーダ番号「00001」、患者ID「10001」、入院又は外来の別「入院」、検査コード「20001」、放射性医薬品「X注射液」、検査部位「腎臓」、検査種別「腎シンチグラム」、及び検査日時「2018.3.21 13:30」である検査オーダに係るレコードを読み込む。
For example, when the
処理回路230は、決定機能233を実行し、読み込んだ検査オーダ、及びメモリ240に記憶されている医薬品情報241を参照し、当該検査オーダに係る検査で使用する放射性医薬品が外部発注可能であるか否か判定する(ステップSA5)。図6は、本実施形態に係る医薬品情報241の例を示す図である。図6に示される医薬品情報241に含まれる各レコードは、項目として、放射性医薬品、及び外注可否を有する。外注可否は、対応する放射性医薬品が病院の外部に発注可能か否かを表す。図6に示されるように、読み込んだ検査オーダに係る放射性医薬品「X注射液」は、外注可否項目が「可」であるため、病院の外部に発注可能であることを示す。
The
このため、処理回路230は、読み込んだオーダ番号「00001」である検査オーダに係る放射性医薬品「X注射液」は外部発注可能であると判定し(ステップSA5のYes)、読み込んだオーダ番号「00001」である検査オーダに含まれる入院又は外来の別を参照し、当該検査オーダに係る検査が入院検査であるか否か判定する(ステップSA6)。
Therefore, the
なお、処理回路230は、医薬品情報241において、読み込んだ検査オーダに含まれる放射性医薬品の外注可否項目が「不可」である場合、外部発注可能でないと判定し(ステップSA5のNo)、当該検査オーダについて、キットフラグ=1と設定する(ステップSA9)。
The
処理回路230は、図5に示されるように、オーダ番号「00001」である検査オーダに対応する入院又は外来の別は「入院」であるため、入院検査であると判定し(ステップSA6のYes)、読み込んだオーダ番号「00001」である検査オーダについて、キットフラグ=1と設定する(ステップSA7)。なお、入院又は外来の別が「入院」である場合にキットフラグ=1と設定するのは、包括医療費支払い制度の下では、入院検査である場合、投薬、注射、画像診断、及び検査等に関する一定期間の診療報酬が、例えば病名の分類ごとに一定となるため、病院側にとってはコストを安く抑える観点から、シリンジ製剤よりコストの比較的安いキット製剤を準備するのが好ましいためである。
As shown in FIG. 5, the
なお、処理回路230は、ステップSA6において、読み込んだ検査オーダに対応する入院又は外来の別が「外来」である場合、当該検査オーダに係る検査は入院検査でないと判定し(ステップSA6のNo)、当該検査オーダについて、シリンジフラグ=1と設定する(ステップSA9)。なお、入院又は外来の別が「外来」である場合にシリンジフラグ=1と設定するのは、外来検査の場合、費用請求手続の便宜の観点から、価格の定まっているシリンジ製剤を外部から購入して準備するのが好ましいためである。
In step SA6, if the inpatient or outpatient category corresponding to the read inspection order is "outpatient", the
処理回路230は、オーダ番号「00001」である検査オーダについて、キットフラグ=1と設定すると(ステップSA7)、検査オーダ情報に含まれる全ての検査オーダを読み込んだか否か判定する(ステップSA10)。
When the kit flag = 1 is set for the inspection order having the order number "00001" (step SA7), the
処理回路230は、全ての検査オーダを読み込んでいないため(ステップSA10のNo)、検査オーダ情報に含まれる検査オーダのうち、例えば、次のオーダ番号「00010」である検査オーダに係るレコードを1レコード読み込む(ステップSA4)。すなわち、処理回路230は、図5に示されるオーダ番号「00010」、患者ID「10010」、入院又は外来の別「入院」、検査コード「20010」、放射性医薬品「Y注射液」、検査部位「肺」、検査種別「肺シンチグラム」、及び検査日時「2018.3.21 14:30」である検査オーダに係るレコードを読み込む。
Since the
処理回路230は、読み込んだレコードについて、ステップSA5からステップSA9までの処理を実行する。このとき、処理回路230は、ステップSA5において、図6に示される医薬品情報241を参照し、読み込んだオーダ番号「00010」である検査オーダに係る放射性医薬品「Y注射液」は外部発注可能でないと判定し(ステップSA5のNo)、当該検査オーダについて、キットフラグ=1と設定する(ステップSA9)。
The
処理回路230は、オーダ番号「00010」である検査オーダについて、キットフラグ=1と設定すると(ステップSA9)、検査オーダ情報に含まれる全ての検査オーダを読み込んだか否か判定する(ステップSA10)。
When the kit flag = 1 is set for the inspection order having the order number "000010" (step SA9), the
処理回路230は、全ての検査オーダを読み込んでいないため(ステップSA10のNo)、例えば、次のオーダ番号「00100」である検査オーダに係るレコードを読み込む(ステップSA4)。すなわち、処理回路230は、図5に示されるオーダ番号「00100」、患者ID「10100」、入院又は外来の別「外来」、検査コード「20100」、放射性医薬品「Z注射液」、検査部位「肝臓」、検査種別「肝臓シンチグラム」、及び検査日時「2018.3.21 15:00」である検査オーダに係るレコードを読み込む。
Since the
処理回路230は、読み込んだレコードについて、ステップSA5からステップSA9までの処理を実行する。このとき、処理回路230は、ステップSA5において、医薬品情報241を参照し、読み込んだオーダ番号「00100」である検査オーダに係る放射性医薬品「Z注射液」は外部発注可能であると判定する(ステップSA5のYes)。また、処理回路230は、ステップSA6において、オーダ番号「00100」である検査オーダに対応する入院又は外来の別は「外来」であるため、外来検査であると判定し(ステップSA6のNo)、読み込んだオーダ番号「00100」である検査オーダに係るレコードについて、シリンジフラグ=1と設定する(ステップSA8)。
The
処理回路230は、オーダ番号「00100」である検査オーダについて、シリンジフラグ=1と設定すると(ステップSA8)、検査オーダ情報に含まれる全ての検査オーダを読み込んだか否か判定する(ステップSA10)。
When the syringe flag = 1 is set for the inspection order having the order number "00100" (step SA8), the
処理回路230は、全ての検査オーダを読み込んでいないため(ステップSA10のNo)、例えば、最後のオーダ番号「01000」である検査オーダに係るレコードを読み込む(ステップSA4)。すなわち、処理回路230は、図5に示されるオーダ番号「01000」、患者ID「11000」、入院又は外来の別「外来」、検査コード「21000」、放射性医薬品「Y注射液」、検査部位「精巣」、検査種別「精巣シンチグラム」、及び検査日時「2018.3.21 16:00」である検査オーダに係るレコードを読み込む。処理回路230は、読み込んだレコードについて、ステップSA5からステップSA10までの処理を実行する。このとき、処理回路230は、ステップSA5において、医薬品情報241を参照し、読み込んだオーダ番号「01000」である検査オーダに係る放射性医薬品「Y注射液」は外部発注可能でないと判定し(ステップSA5のNo)、当該検査オーダについて、キットフラグ=1と設定する(ステップSA9)。
Since the
処理回路230は、オーダ番号「01000」である検査オーダについて、キットフラグ=1と設定すると(ステップSA9)、検査オーダ情報に含まれる全ての検査オーダを読み込んだか否か判定する(ステップSA10)。
When the kit flag = 1 is set for the inspection order having the order number "01000" (step SA9), the
処理回路230は、全ての検査オーダに係るレコードを読み込んでいるため(ステップSA10のYes)、演算機能232を実行し、取得した検査オーダ情報に含まれる検査オーダのうち、キットフラグ=1と設定した検査オーダについて、検査情報242を参照し、必要放射能量を算出する(ステップSA11)。図7は、本実施形態に係る検査情報242の例を示す図である。図7に示される検査情報242に含まれる各レコードは、項目として、検査コード、放射性医薬品、検査部位、検査種別、体重可変フラグ、単位質量当りの必要放射能量(MBq/kg)、必要放射能量(基準値)(MBq)及び上限値(MBq)を有する。体重可変フラグは、患者に投与する必要放射能量が患者の体重によって変わるか否かを表す。上限値(MBq)は、被爆を許容する放射能量の上限値を表す。なお、単位質量当りの必要放射能量(MBq/kg)は、例えば、検査部位、検査種別、及び患者の年齢等が考慮された値である。
Since the
例えば、処理回路230は、図7に示される検査情報242において、キットフラグ=1と設定した検査オーダに含まれる検査コードと一致するレコードの体重可変フラグ、及び単位質量当りの必要放射能量を取得する。また、処理回路230は、体重可変フラグ=1であるレコードについて、対応する検査オーダの患者についてステップSA3において入力された体重を取得する。そして、処理回路230は、取得した単位質量当りの必要放射能量、及び体重を用いて、必要放射能量を算出する。
For example, in the
具体的には、処理回路230は、例えば、検査コード「20001」、放射性医薬品「X注射液」、検査部位「腎臓」、検査種別「腎シンチグラム」、体重可変フラグ「1」、単位質量当りの必要放射能量「0.76」(MBq/kg)、必要放射能量(基準値)「-」(MBq)、及び上限値「250」(MBq)であるレコードを読み出す。処理回路230は、読み出したレコードについて、体重可変フラグが1であり、ステップSA3において体重「50」kgが入力されているため、必要放射能量を0.76(MBq/kg)×50(kg)=38(MBq)と算出する。
Specifically, the
また、処理回路230は、例えば、検査コード「20010」、放射性医薬品「Y注射液」、検査部位「肺」、検査種別「肺シンチグラム」、体重可変フラグ「1」、単位質量当りの必要放射能量「1.80」(MBq/kg)、必要放射能量(基準値)「-」(MBq)、及び上限値「400」(MBq)であるレコードを読み出す。処理回路230は、読み出したレコードについて、体重可変フラグが1であり、ステップSA3において体重「100」kgが入力されているため、必要放射能量を1.80(MBq/kg)×100(kg)=180(MBq)と算出する。
Further, the
また、処理回路230は、例えば、検査コード「20100」、放射性医薬品「Z注射液」、検査部位「肝臓」、検査種別「肝臓シンチグラム」、体重可変フラグ「0」、単位質量当りの必要放射能量「-」(MBq/kg)、必要放射能量(基準値)「-」(MBq)、及び上限値「600」(MBq)であるレコードを読み出す。処理回路230は、読み出したレコードについて、体重可変フラグ「0」が0であるため、必要放射能量(基準値)の値「200」MBqを、必要放射能量として取得する。
Further, the
また、処理回路230は、例えば、検査コード「21000」、放射性医薬品「Y注射液」、検査部位「精巣」、検査種別「精巣シンチグラム」、体重可変フラグ「1」、単位質量当りの必要放射能量「4.50」(MBq/kg)、必要放射能量(基準値)「-」(MBq)、及び上限値「400」(MBq)であるレコードを読み出す。処理回路230は、読み出したレコードについて、ステップSA3において体重「100」kgが入力されているため、必要放射能量を4.50(MBq/kg)×100(kg)=450(MBq)と算出する。
Further, the
処理回路230は、キットフラグ=1と設定した検査オーダについて、メモリ240に記憶されているジェネレータ情報243、及びキット情報244を参照し、放射性医薬品の調製に使用されるジェネレータの候補、及びキットの候補を選択する(ステップSA12)。図8は、本実施形態に係るジェネレータ情報243の例を示す図である。図8に示されるジェネレータ情報243に含まれる各レコードは、項目として、ジェネレータ番号、ジェネレータ名、検定日、及び放射能量を有する。ジェネレータ番号は、例えば、病院内で管理されるジェネレータを一意に識別可能な識別子である。ジェネレータ名は、ジェネレータを識別する文字列である。検定日は、放射性医薬品に含まれる放射能がいつの時点でどれくらいあるかを示すための基準として設定される基準日である。このとき、ジェネレータ名が同一であっても、検定日が異なれば、異なるジェネレータを表す。放射能量は、検定日の所定の時刻に溶出可能な放射能量を表す。
The
また、図9は、本実施形態に係るキット情報244の例を示す図である。図9に示されるキット情報244に含まれる各レコードは、項目として、キット番号、キット名、及び投与量(MBq)を有する。キット番号は、例えば、病院内で管理されるキットを一意に識別可能な識別子である。キット名は、キットを識別可能な文字列である。投与量(MBq)は、例えば、キットに添付される手順書又は添付文書に基づく目標量を表す。この目標量は、一定の幅を有していてもよい。
Further, FIG. 9 is a diagram showing an example of
このとき、処理回路230は、例えば、図5に示されるオーダ番号「00001」である検査オーダについて、必要放射能量が38(MBq)であるため、例えば、図8に示されるジェネレータ番号が1であるジェネレータ、すなわちジェネレータ名が「99Mo-99mTc」、検定日が「2018.3.12」、及び放射能量が「7.4」GBqであるジェネレータを候補として選択する。また、処理回路230は、図8に示されるジェネレータ番号が2であるジェネレータ、すなわちジェネレータ名が「99Mo-99mTc」、検定日が「2018.3.19」、及び放射能量が「7.4」GBqであるジェネレータを候補として選択する。ジェネレータの選択基準は、例えば、検査日時において必要放射能量を溶出可能であることである。また、処理回路230は、オーダ番号「00001」である検査オーダについて、必要放射能量の38(MBq)であるため、図9に示されるキット番号が1であるキット、すなわちキット名が「A」、投与量(MBq)が「37-185」であるキットを候補として選択する。キットの選択基準は、例えば、必要放射能量が投与量(MBq)が示す範囲に含まれていることである。
At this time, since the required radioactivity amount of the
また、処理回路230は、例えば、図5に示されるオーダ番号「00010」である検査オーダについて、必要放射能量が180(MBq)であるため、例えば、図8に示されるジェネレータ番号が1、及び2であるジェネレータを候補として選択する。また、処理回路230は、オーダ番号「00010」である検査オーダについて、必要放射能量の180(MBq)であるため、図9に示されるキット番号が1であるキットを候補として選択する。また、処理回路230は、図9に示されるキット番号が2であるキット、すなわちキット名が「B」、投与量(MBq)が「74-555」であるキットを候補として選択する。
Further, since the
また、処理回路230は、例えば、図5に示されるオーダ番号「01000」である検査オーダについて、必要放射能量が450(MBq)であるため、例えば、図8に示されるジェネレータ番号が1、及び2であるジェネレータを候補として選択する。また、処理回路230は、例えば、図5に示されるオーダ番号「01000」である検査オーダについて、必要放射能量が450(MBq)であるため、図9に示されるキット番号が2であるキットを候補として選択する。
Further, since the
なお、処理回路230は、図5に示されるオーダ番号「00100」である検査オーダについては、シリンジフラグ=1と設定されているため、ジェネレータ候補、及びキット候補を選択しない。
Since the syringe flag = 1 is set in the
処理回路230は、キットフラグ=1である各検査オーダについて選択したジェネレータ、及びキットについて、溶出時刻を決定し、キットに同封される各溶出バイアルに溶出される娘核種を含む放射能溶液の単位容積当りの放射能量を取得する(ステップSA13)。具体的には、処理回路230は、例えば、オーダ番号「00001」である検査オーダについて、検査日時が「2018.3.21 13:30」であるため、溶出時刻を、例えば、検査日時の1時間前である「2018.3.21 12:30」に決定する。そして、処理回路230は、ステップSA12で選択したジェネレータ、及びキットそれぞれについて、溶出放射能情報245を参照し、放射能量を取得する。図10、及び図11は、本実施形態に係る溶出放射能情報245を示す図である。図10に示される溶出放射能情報245は、容量が5mlのタイプの溶出バイアルを用いた場合の、各検定日毎に、検査日当日の各時刻にジェネレータから溶出可能な単位容積当りの放射能量を表す。また、図11に示される溶出放射能情報245は、容量が10mlのタイプの溶出バイアルを用いた場合の、各検定日毎に、検査日当日の各時刻にジェネレータから溶出可能な単位容積当りの放射能量を表す。
The
このとき、処理回路230は、例えば、図10に示される溶出放射能情報245を参照し、図8に示されるジェネレータ番号が1であるジェネレータ、図9に示されるキット番号が1であるキット、及び容量5mlの組み合わせについて、ジェネレータの検定日が「2018.3.12」、溶出時刻が「2018.3.21 12:30」であるため、単位容積当りの放射能量として「85」(MBq/ml)を取得する。また、処理回路230は、図10に示される溶出放射能情報245を参照し、例えば、図8に示されるジェネレータ番号が2であるジェネレータ、図9に示されるキット番号が1であるキット、及び容量5mlの組み合わせについて、ジェネレータの検定日が「2018.3.19」、溶出時刻が「2018.3.21 12:30」であるため、単位容積当りの放射能量として「496」(MBq/ml)を取得する。
At this time, the
また、処理回路230は、例えば、図11に示される溶出放射能情報245を参照し、図8に示されるジェネレータ番号が1であるジェネレータ、図9に示されるキット番号が1であるキット、及び容量10mlの組み合わせについて、ジェネレータの検定日が「2018.3.12」、溶出時刻が「2018.3.21 12:30」であるため、単位容積当りの放射能量として「43」(MBq/ml)を取得する。また、処理回路230は、図11に示される溶出放射能情報245を参照し、例えば、図8に示されるジェネレータ番号が2であるジェネレータ、図9に示されるキット番号が1であるキット、及び容量10mlの組み合わせについて、ジェネレータの検定日が「2018.3.19」、溶出時刻が「2018.3.21 12:30」であるため、単位容積当りの放射能量として「248」(MBq/ml)を取得する。
Further, the
また、処理回路230は、オーダ番号「00010」である検査オーダについても、オーダ番号「00001」である検査オーダと同様に、単位容積当りの放射能量を取得する。具体的には、処理回路230は、オーダ番号「00010」である検査オーダについて、検査日時が「2018.3.21 14:30」であるため、溶出時刻を、例えば、検査日時の1時間前である「2018.3.21 13:30」に決定する。そして、処理回路230は、ステップSA12で選択したジェネレータ、及びキットそれぞれについて、溶出放射能情報245を参照し、放射能量を取得する。処理回路230は、図8に示されるジェネレータ番号が1であるジェネレータ、図9に示されるキット番号が1又は2であるキット、及び容量5mlの組み合わせについて、単位容積当りの放射能量「75」(MBq/ml)を取得する。また、処理回路230は、図8に示されるジェネレータ番号が2であるジェネレータ、図9に示されるキット番号が1又は2であるキット、及び容量5mlの組み合わせについて、単位容積当りの放射能量「442」(MBq/ml)を取得する。
Further, the
また、処理回路230は、図8に示されるジェネレータ番号が1であるジェネレータ、図9に示されるキット番号が1又は2であるキット、及び容量10mlの組み合わせについて、単位容積当りの放射能量「38」(MBq/ml)を取得する。また、処理回路230は、図8に示されるジェネレータ番号が2であるジェネレータ、図9に示されるキット番号が1又は2であるキット、及び容量10mlの組み合わせについて、単位容積当りの放射能量「221」(MBq/ml)を取得する。
Further, the
また、処理回路230は、オーダ番号「01000」である検査オーダについても、オーダ番号「00001」である検査オーダと同様に、単位容積当りの放射能量を取得する。具体的には、処理回路230は、オーダ番号「01000」である検査オーダについて、検査日時が「2018.3.21 16:00」であるため、溶出時刻を、例えば、検査日時の1時間前である「2018.3.21 15:00」に決定する。そして、処理回路230は、ステップSA12で選択したジェネレータ、及びキットそれぞれについて、溶出放射能情報245を参照し、放射能量を取得する。図8に示されるジェネレータ番号が1であるジェネレータ、図9に示されるキット番号が2であるキット、及び容量5mlの組み合わせについて、単位容積当りの放射能量「63」(MBq/ml)を取得する。図8に示されるジェネレータ番号が2であるジェネレータ、図9に示されるキット番号が2であるキット、及び容量5mlの組み合わせについて、単位容積当りの放射能量「372」(MBq/ml)を取得する。
Further, the
また、処理回路230は、図8に示されるジェネレータ番号が1であるジェネレータ、図9に示されるキット番号が2であるキット、及び容量10mlの組み合わせについて、単位容積当りの放射能量「32」(MBq/ml)を取得する。図8に示されるジェネレータ番号が2であるジェネレータ、図9に示されるキット番号が2であるキット、及び容量10mlの組み合わせについて、単位容積当りの放射能量「186」(MBq/ml)を取得する。
Further, the
処理回路230は、キットフラグ=1と設定した検査オーダについて、ステップSA11において算出した必要放射能量、及びステップSA13において取得した単位容積当りの放射能量に基づいて、各溶出バイアルから抜き取る放射能溶液の抜き取り液量を、ジェネレータ、キット、及び溶出バイアルの容量の組み合わせ毎に算出する(ステップSA14)。
The
具体的には、処理回路230は、例えば、オーダ番号「00001」である検査オーダについて、検査日時「2018.3.21 13:30」における必要放射能量が「38」MBqであるため、99mTcの半減期が6時間であることを考慮して溶出時刻「2018.3.21 12:30」における必要放射能量は「43」MBqであると算出する。
Specifically, the
そして、処理回路230は、オーダ番号「00001」である検査オーダ、並びに、図8に示されるジェネレータ番号が1であるジェネレータ、図9に示されるキット番号が1であるキット、及び容量5mlの組み合わせについて、溶出時刻「2018.3.21 12:30」における必要放射能量は「43」MBq、かつ、単位容積当りの放射能量は「85」(MBq/ml)であるため、抜き取り液量を0.51ml(少数点第3位を四捨五入)と算出する。また、処理回路230は、オーダ番号「00001」である検査オーダ、並びに、図8に示されるジェネレータ番号が2であるジェネレータ、図9に示されるキット番号が1であるキット、及び容量5mlの組み合わせについて、溶出時刻「2018.3.21 12:30」における必要放射能量は「43」MBq、かつ、単位容積当りの放射能量は「496」(MBq/ml)であるため、抜き取り液量を0.09ml(少数点第3位を四捨五入)と算出する。
The
また、処理回路230は、オーダ番号「00001」である検査オーダ、並びに、図8に示されるジェネレータ番号が1であるジェネレータ、図9に示されるキット番号が1であるキット、及び容量10mlの組み合わせについて、溶出時刻「2018.3.21 12:30」における必要放射能量は「43」MBq、かつ、単位容積当りの放射能量は「43」(MBq/ml)であるため、抜き取り液量を1.00ml(少数点第3位を四捨五入)と算出する。また、処理回路230は、オーダ番号「00001」である検査オーダ、並びに、図8に示されるジェネレータ番号が2であるジェネレータ、図9に示されるキット番号が1であるキット、及び容量10mlの組み合わせについて、溶出時刻「2018.3.21 12:30」における必要放射能量は「43」MBq、かつ、単位容積当りの放射能量は「248」(MBq/ml)であるため、抜き取り液量を0.17ml(少数点第3位を四捨五入)と算出する。
Further, the
また、処理回路230は、オーダ番号「00010」である検査オーダについても、オーダ番号「00001」である検査オーダと同様に、抜き取り液量を算出する。具体的には、処理回路230は、例えば、オーダ番号「00010」である検査オーダについて、検査日時「2018.3.21 14:30」における必要放射能量が「180」MBqであるため、99mTcの半減期が6時間であることを考慮して溶出時刻「2018.3.21 13:30」における必要放射能量は「202」MBqであると算出する。
Further, the
そして、処理回路230は、オーダ番号「00010」である検査オーダ、並びに、図8に示されるジェネレータ番号が1であるジェネレータ、図9に示されるキット番号が1又は2であるキット、及び容量5mlの組み合わせについて、抜き取り液量を2.69ml(少数点第3位を四捨五入)と算出する。また、処理回路230は、オーダ番号「00010」である検査オーダ、並びに、図8に示されるジェネレータ番号が2であるジェネレータ、図9に示されるキット番号が1又は2であるキット、及び容量5mlの組み合わせについて、抜き取り液量を0.46ml(少数点第3位を四捨五入)と算出する。
The
また、処理回路230は、オーダ番号「00010」である検査オーダ、並びに、図8に示されるジェネレータ番号が1であるジェネレータ、図9に示されるキット番号が1又は2であるキット、及び容量10mlの組み合わせについて、抜き取り液量を5.32ml(少数点第3位を四捨五入)と算出する。また、処理回路230は、オーダ番号「00010」である検査オーダ、並びに、図8に示されるジェネレータ番号が2であるジェネレータ、図9に示されるキット番号が1又は2であるキット、及び容量10mlの組み合わせについて、抜き取り液量を0.91ml(少数点第3位を四捨五入)と算出する。
Further, the
また、処理回路230は、オーダ番号「01000」である検査オーダについても、オーダ番号「00001」である検査オーダと同様に、抜き取り液量をと算出する。具体的には、処理回路230は、例えば、オーダ番号「01000」である検査オーダについて、検査日時「2018.3.21 16:00」における必要放射能量が「450」MBqであるため、99mTcの半減期が6時間であることを考慮して溶出時刻「2018.3.21 15:00」における必要放射能量は「506」MBqであると算出する。
Further, the
そして、処理回路230は、オーダ番号「01000」である検査オーダ、並びに、図8に示されるジェネレータ番号が1であるジェネレータ、図9に示されるキット番号が2であるキット、及び容量5mlの組み合わせについて、抜き取り液量を8.03ml(少数点第3位を四捨五入)と算出する。また、処理回路230は、オーダ番号「00010」である検査オーダ、並びに、図8に示されるジェネレータ番号が2であるジェネレータ、図9に示されるキット番号が2であるキット、及び容量5mlの組み合わせについて、抜き取り液量を1.36ml(少数点第3位を四捨五入)と算出する。
The
また、処理回路230は、オーダ番号「01000」である検査オーダ、並びに、図8に示されるジェネレータ番号が1であるジェネレータ、図9に示されるキット番号が2であるキット、及び容量10mlの組み合わせについて、抜き取り液量を15.81ml(少数点第3位を四捨五入)と算出する。また、処理回路230は、オーダ番号「01000」である検査オーダ、並びに、図8に示されるジェネレータ番号が2であるジェネレータ、図9に示されるキット番号が2であるキット、及び容量10mlの組み合わせについて、抜き取り液量を2.72ml(少数点第3位を四捨五入)と算出する。
Further, the
処理回路230は、キットフラグ=1と設定した検査オーダについて、算出した抜き取り液量が、例えば、0.5ml以上となる溶出バイアルを、放射性医薬品の調製に使用する溶出バイアルの候補として選出する(ステップSA15)。具体的には、処理回路230は、例えば、オーダ番号「00001」である検査オーダについて、図8に示されるジェネレータ番号が1であるジェネレータ、図9に示されるキット番号が1であるキット、及び容量5mlの組み合わせで定まる溶出バイアル、すなわち抜き取り液量が0.51mlと算出された溶出バイアルを放射性医薬品の調製に使用する溶出バイアルの候補として選出する。また、処理回路230は、図8に示されるジェネレータ番号が1であるジェネレータ、図9に示されるキット番号が1であるキット、及び容量10mlの組み合わせで定まる溶出バイアル、すなわち抜き取り液量が1.00mlと算出された溶出バイアルを、放射性医薬品の調製に使用する溶出バイアルの候補として選出する。これにより、3つの溶出バイアルの候補が選出される。
The
処理回路230は、オーダ番号「00010」である検査オーダについても、オーダ番号「00001」である検査オーダと同様に、溶出バイアルの候補を選出する。具体的には、処理回路230は、図8に示されるジェネレータ番号が1であるジェネレータ、図9に示されるキット番号が1又は2であるキット、及び容量5mlの組み合わせで定まる溶出バイアル、すなわち抜き取り液量が2.69mlと算出された溶出バイアルを放射性医薬品の調製に使用する溶出バイアルの候補として選出する。また、処理回路230は、図8に示されるジェネレータ番号が1であるジェネレータ、図9に示されるキット番号が1又は2であるキット、及び容量10mlの組み合わせで定まる溶出バイアル、すなわち抜き取り液量が5.32mlと算出された溶出バイアルを、放射性医薬品の調製に使用する溶出バイアルの候補として選出する。また、処理回路230は、図8に示されるジェネレータ番号が2であるジェネレータ、図9に示されるキット番号が1又は2であるキット、及び容量10mlの組み合わせで定まる溶出バイアル、すなわち抜き取り液量が0.91mlと算出された溶出バイアルを、放射性医薬品の調製に使用する溶出バイアルの候補として選出する。これにより、6つの溶出バイアルの候補が選出される。
The
処理回路230は、オーダ番号「01000」である検査オーダについても、オーダ番号「00001」である検査オーダと同様に、溶出バイアルの候補を選出する。具体的には、処理回路230は、図8に示されるジェネレータ番号が2であるジェネレータ、図9に示されるキット番号が2であるキット、及び容量5mlの組み合わせで定まる溶出バイアル、すなわち抜き取り液量が1.36mlと算出された溶出バイアルを放射性医薬品の調製に使用する溶出バイアルの候補として選出する。また、処理回路230は、図8に示されるジェネレータ番号が2であるジェネレータ、図9に示されるキット番号が2であるキット、及び容量10mlの組み合わせで定まる溶出バイアル、すなわち抜き取り液量が2.72mlと算出された溶出バイアルを放射性医薬品の調製に使用する溶出バイアルの候補として選出する。これにより、2つの溶出バイアルの候補が選出される。
The
なお、処理回路230は、抜き取り液量が8.03mlと算出された溶出バイアルについては、抜き取り液量が容量5mlを超えるため選出しない。また、処理回路230は、抜き取り液量が15.81mlと算出された溶出バイアルについては、抜き取り液量が容量10mlを超えるため選出しない。
The
なお、処理回路230は、算出された抜き取り液量が0.5ml以上の溶出バイアルが選出されなかった検査オーダ、すなわちジェネレータの候補、キットの候補、及び溶出バイアルの容量の組み合わせで定まる各溶出バイアルについて算出された抜き取り液量が全ての溶出バイアルについて0.5ml未満であった検査オーダについて、所定の条件を満たす場合、準備方法を変更するか否か選択させるための確認画面を表示する。具体的には、処理回路230は、算出された抜き取り液量が0.5ml以上の溶出バイアルが選出されなかった検査オーダについて、当該検査オーダに係る検査で使用する放射性医薬品が外部発注可能な場合は、当該放射性医薬品の準備方法について、キット製剤を用いて院内で調製する方法からシリンジ製剤を外部に発注する方法に変更するか否かを放射線技師等に選択させるための確認画面を、例えばRIS端末22が備えるディスプレイに表示する。
In the
処理回路230は、各検査オーダについて、ステップSA15で選出した溶出バイアルの候補の中から検査で使用する溶出バイアルを決定する(ステップSA16)。処理回路230は、例えば、同一の検査オーダについて複数の溶出バイアルの候補がある場合、当該検査オーダに対して算出された抜き取り液量の多いものから優先的に溶出バイアルの候補を割り当てる。具体的には、処理回路230は、例えば、オーダ番号「00001」である検査オーダについて、選出された溶出バイアルのうち、算出された抜き取り液量の多い、図8に示されるジェネレータ番号が1であるジェネレータ、図9に示されるキット番号が1であるキット、及び容量10mlの組み合わせで定まる溶出バイアルの候補を優先的に割り当てる。
The
さらに、処理回路230は、例えば、複数の検査オーダについて同一の溶出バイアルの候補が選出されている場合、選出された溶出バイアルの候補の数が少ない検査オーダに対して優先的に当該選出されている溶出バイアルの候補を割り当てる。具体的には、本実施形態では、例えば、オーダ番号「00001」である検査オーダ、及びオーダ番号「00010」である検査オーダについて、同一の溶出バイアルの候補、すなわち、ジェネレータ番号が1であるジェネレータ、図9に示されるキット番号が1であるキット、及び容量10mlの組み合わせで定まる溶出バイアルの候補が選出されている。処理回路230は、この溶出バイアルの候補を、例えば、3つの溶出バイアルの候補が選出されているオーダ番号「00001」である検査オーダ、及び6つの溶出バイアルの候補が選出されているオーダ番号「00010」である検査オーダのうち、ステップSA15で選出された溶出バイアルの候補の数が少ないオーダ番号「00001」である検査オーダに優先的に溶出バイアルの候補を割り当てる。
Further, for example, when the same elution vial candidate is selected for a plurality of inspection orders, the
これにより、処理回路230は、オーダ番号「00001」である検査オーダについて、図8に示されるジェネレータ番号が1であるジェネレータ、及び図9に示されるキット番号が1であるキット、容量が10mlの組み合わせで定まる溶出バイアルの候補を、検査で使用する溶出バイアルとして決定する。
As a result, the
また、処理回路230は、オーダ番号「00010」である検査オーダについては、例えば、オーダ番号「00001」である検査オーダについて決定された検査で使用する溶出バイアルを、オーダ番号「00010」である検査オーダに係る検査で使用する溶出バイアルとして決定する。
Further, in the
このとき、オーダ番号「00010」である検査オーダについて、溶出時刻「2018.3.21 12:30」において容量10mlの溶出バイアルに、溶出される娘核種を含む10mlの放射能溶液が抽出される。そして、オーダ番号「00010」である検査オーダに係る検査のために1.00mlの放射能溶液が抜き取られるが、9mlの放射能溶液が溶出バイアルに残る。このため、処理回路230は、オーダ番号「00010」である検査オーダについて、検査時刻「2018.3.21 14:30」において、放射能溶液の放射能濃度は34(MBq/ml)となっているため、抜き取り液量を、180(MBq)÷34(MBq/ml)=5.29ml(少数点第3位を四捨五入)と再度算出する。なお、抜き取り液量が0.5ml未満である場合、又は、9mlを超える場合、処理回路230は、他のジェネレータの候補、キットの候補、及び溶出バイアルの容量の組み合わせで定まる溶出バイアルの候補の中から検査で使用する溶出バイアルを決定する。
At this time, for the test order having the order number “000010”, a 10 ml radioactive solution containing the elution daughter nuclide is extracted into an elution vial having a capacity of 10 ml at the elution time “2018.3.21 12:30”. Then, 1.00 ml of the radioactive solution is withdrawn for the inspection related to the inspection order having the order number "000010", but 9 ml of the radioactive solution remains in the elution vial. Therefore, in the
処理回路230は、オーダ番号「01000」である検査オーダについては、オーダ番号「00001」である検査オーダと同様に、検査で使用する溶出バイアルを決定する。具体的には、処理回路230は、図8に示されるジェネレータ番号が2であるジェネレータ、及び図9に示されるキット番号が2であるキット、及び容量10mlの組み合わせで定まる溶出バイアルを、検査で使用する溶出バイアルとして決定する。
The
処理回路230は、各検査で使用する溶出バイアルを決定すると、表示制御機能234を実行し、各検査で使用する放射性医薬品の準備方法の概要を表す準備方法一覧を、RIS端末22が備えるディスプレイに表示する(ステップSA17)。図12は、本実施形態に係るRIS端末22が備えるディスプレイに表示される放射性医薬品に関する準備方法一覧の例を表す図である。図12では、検査オーダ毎に、準備方法の詳細を表示するための選択ボタンを表すラジオボタン、オーダ番号、患者ID、患者名、放射性医薬品、検査日時、キット又はシリンジの別、及び必要放射能量が表示されている。
When the
図12に示される放射性医薬品に関する準備方法一覧は、オーダ番号「00001」である検査オーダに係る検査に使用する放射性医薬品「X注射液」が「キット」製剤を用いて準備されることを表している。また、図12に示される放射性医薬品に関する準備方法一覧は、オーダ番号「00010」である検査オーダに係る検査に使用する放射性医薬品「Y注射液」が「キット」製剤を用いて準備されることを表している。また、図12に示される放射性医薬品に関する準備方法一覧は、オーダ番号「00100」である検査オーダに係る検査に使用する放射性医薬品「Z注射液」が「シリンジ」製剤を用いて準備されることを表している。また、図12に示される放射性医薬品に関する準備方法一覧は、オーダ番号「01000」である検査オーダに係る検査に使用する放射性医薬品「Y注射液」が「キット」製剤を用いて準備されることを表している。これにより、放射線技師等は、各検査オーダに係る検査に使用する放射性医薬品を病院内で調製するべきか否かを、容易に認識することが可能となる。 The list of preparation methods for the radiopharmaceutical shown in FIG. 12 shows that the radiopharmaceutical "X injection" used for the test related to the test order having the order number "00001" is prepared using the "kit" preparation. There is. Further, in the list of preparation methods for the radiopharmaceutical shown in FIG. 12, the radiopharmaceutical "Y injection solution" used for the test related to the test order having the order number "000010" is prepared using the "kit" preparation. Represents. Further, in the list of preparation methods for the radiopharmaceutical shown in FIG. 12, the radiopharmaceutical "Z injection" used for the inspection related to the inspection order having the order number "00100" is prepared using the "syringe" preparation. Represents. Further, in the list of preparation methods for the radiopharmaceutical shown in FIG. 12, the radiopharmaceutical "Y injection solution" used for the test related to the test order having the order number "01000" is prepared using the "kit" preparation. Represents. This enables radiologists and the like to easily recognize whether or not the radiopharmaceuticals used for the tests related to each test order should be prepared in the hospital.
処理回路230は、準備方法一覧を表示すると、通信インターフェース250を介して、RIS端末22から調製予定の放射性医薬品の選択を受け付ける(ステップSA18)。このとき、例えば、放射線技師等は、RIS端末22のディスプレイを視認し、RIS端末22の入力インターフェースを介して、図12に示されるラジオボタンのうち、オーダ番号「00001」に対応するラジオボタンを選択する。
When the
処理回路230は、例えば、オーダ番号「00001」に対応するラジオボタンが選択されると、選択されたラジオボタンに対応する放射性医薬品について、準備方法の詳細、すなわち調製方法を表示する(ステップSA19)。図13は、本実施形態に係るRIS端末22が備えるディスプレイに表示される準備方法の詳細を表す図である。
For example, when the radio button corresponding to the order number "00001" is selected, the
図13は、オーダ番号「00001」に対応する検査オーダの調製方法を表している。図13は、ジェネレータからの溶出、希釈及び濃度調整、標識、及び分注の工程で必要な各種パラメータが表示されている。具体的には、ジェネレータから溶出する工程では、例えば、図13に示されるように、ジェネレータ名「99Mo-99mTc」、及び検定日「2018.3.12」であるジェネレータ、キット名「A」であるキット、並びに容量が「10」mlの溶出バイアルを使用して、検査日当日2018年3月21日の溶出時刻「12:30」に「430」MBqの娘核種を溶出する旨が表示されている。これにより、放射線技師等は、ジェネレータから放射能溶液を溶出する溶出方法を容易に把握することが可能となる。 FIG. 13 shows a method of preparing an inspection order corresponding to the order number “00001”. FIG. 13 shows various parameters required for the steps of elution from the generator, dilution and concentration adjustment, labeling, and dispensing. Specifically, in the step of elution from the generator, for example, as shown in FIG. 13, the generator name "99Mo-99mTc", the generator having the test date "2018.3.12", and the kit having the kit name "A". , And using an elution vial with a volume of "10" ml, it is indicated that the daughter nuclide of "430" MBq will be eluted at the elution time "12:30" on March 21, 2018 on the day of the inspection. .. This makes it possible for a radiologist or the like to easily grasp the elution method for eluting the radioactive solution from the generator.
また、希釈及び濃度調整の工程では、例えば、図13に示されるように、溶出バイアルからの抜き取り液量として、抜き取る放射能量が「43」MBq、抜き取り液量が「1.0」mlである旨が表示されている。また、希釈及び濃度調整に用いる生理食塩液量が「3」mlである旨が表示されている。また、溶出バイアルから抜き取った放射能溶液を生理食塩液により希釈した後の調整済放射能溶液、すなわち調整済テクネチウム溶液の量として、含まれる放射能量が「43」MBq、調整済テクネチウム溶液の液量が「4.0」mlである旨が表示されている。これにより、放射線技師等は、溶出バイアルに収容された放射能溶液の希釈及び濃度調整方法を容易に把握することが可能となる。 Further, in the steps of dilution and concentration adjustment, for example, as shown in FIG. 13, the amount of radioactivity to be withdrawn from the elution vial is "43" MBq, and the amount of withdrawal liquid is "1.0" ml. The fact is displayed. In addition, it is displayed that the amount of physiological saline used for dilution and concentration adjustment is "3" ml. Further, as the amount of the adjusted radioactivity solution, that is, the adjusted technetium solution after diluting the radioactivity solution extracted from the elution vial with a physiological saline solution, the amount of radioactivity contained is "43" MBq, and the liquid of the adjusted technetium solution. It is displayed that the amount is "4.0" ml. This makes it possible for a radiologist or the like to easily grasp a method for diluting and adjusting the concentration of the radioactive solution contained in the elution vial.
また、標識の工程では、例えば、図13に示されるように、標識調整に必要な還元化合物が収容されたキットバイアルの常温戻し時刻が検査日当日2018年3月21日の「13:00」であること、及び戻し時間、すなわち室温放置時間が「5」分であることが表示されている。なお、キットバイアルは、通常、冷蔵庫に保管されているため、標識率を上げるため常温に戻す工程が必要となる。また、キットバイアルの常温戻し後に、「4」mlの調整済テクネチウム溶液をキットバイアルに添加する旨が表示されている。これにより、放射線技師等は、標識方法を容易に把握することが可能となる。なお、「4」mlの調整済テクネチウム溶液をキットバイアルに添加すると、「430」MBqの放射能を含む「5」mlの標識済テクネチウム溶液が生成されるものとする。 In the labeling process, for example, as shown in FIG. 13, the normal temperature return time of the kit vial containing the reducing compound required for labeling adjustment is "13:00" on March 21, 2018, the day of the inspection. It is displayed that it is, and that the return time, that is, the room temperature leaving time is "5" minutes. Since the kit vial is usually stored in a refrigerator, a step of returning it to room temperature is required to increase the labeling rate. Further, after returning the kit vial to room temperature, it is indicated that "4" ml of the adjusted technetium solution is added to the kit vial. This makes it possible for a radiologist or the like to easily grasp the labeling method. It is assumed that the addition of "4" ml of prepared technetium solution to the kit vial produces "5" ml of labeled technetium solution containing "430" MBq of radioactivity.
また、分注の工程では、例えば、図13に示されるように、標識済テクネチウム溶液が収容されたキットバイアルから抜き取る標識薬の量について、放射能量が「43」MBq、標識薬の液量が「5.0」mlである旨が表示されている。さらに、検査開始予定時刻の標識薬の量について、放射能量が「38」MBq、標識薬の液量が「5.0」mlである旨が表示されている。これにより、放射線技師等は、分注方法を容易に把握することが可能となる。さらに、検査開始予定時刻の標識薬が含む放射能量も表示されるため、放射線技師等は、実際に患者に投与される放射能量を把握することが可能となる。 Further, in the dispensing step, for example, as shown in FIG. 13, the amount of the labeling drug to be withdrawn from the kit vial containing the labeled technetium solution has a radioactivity amount of "43" MBq and a liquid amount of the labeling drug. It is displayed that it is "5.0" ml. Further, regarding the amount of the labeling drug at the scheduled start time of the test, it is displayed that the radioactivity amount is "38" MBq and the liquid amount of the labeling drug is "5.0" ml. This makes it possible for a radiologist or the like to easily grasp the dispensing method. Further, since the amount of radioactivity contained in the labeling drug at the scheduled start time of the examination is also displayed, the radiologist or the like can grasp the amount of radioactivity actually administered to the patient.
また、図13に示される準備方法の詳細で表示されている各種パラメータは、変更することが可能である。例えば、RIS端末22が備える入力インターフェースを介して、図13に示される変更ボタンB1が指定されることにより各種パラメータを変更することが可能となる。
Further, the various parameters displayed in the details of the preparation method shown in FIG. 13 can be changed. For example, various parameters can be changed by designating the change button B1 shown in FIG. 13 via the input interface provided in the
本実施形態によれば、管理装置23が備える処理回路230は、患者に関する患者情報及び放射線検査に関する検査オーダ情報に基づいて必要放射能量を算出する。処理回路230は、算出した必要放射能量、及び、病院内で供給可能な放射能溶液の放射能濃度に基づいて、放射性医薬品の調製方法を決定する。処理回路230は、決定した調製方法をRIS端末22が備えるディスプレイに提示する。
According to the present embodiment, the
これにより、放射線技師等は、放射性医薬品の調製に必要な各種パラメータの演算をする必要がなくなる。また、放射性医薬品の調製方法がRIS端末22のディスプレイに表示されるため、放射線技師等による調製手順書の作成を支援することが可能となる。
This eliminates the need for radiologists and the like to calculate various parameters necessary for preparing radiopharmaceuticals. In addition, since the method for preparing the radiopharmaceutical is displayed on the display of the
したがって、本実施形態に係る管理装置によれば、放射性医薬品を準備する業務を効率化することが可能となる。 Therefore, according to the management device according to the present embodiment, it is possible to improve the efficiency of the work of preparing the radiopharmaceutical drug.
なお、準備方法一覧の表示態様は、図12に示される準備方法一覧に限定されない。例えば、管理装置23は、準備方法一覧を図7に示される上限値を用いて、上限値を超過する検査オーダについて、警告表示するようにしてもよい。図14は、本実施形態に係る管理装置23が、各検査について、放射能量に関する上限値を超える検査を警告表示する際の処理回路230の動作の例を表すフローチャートである。以下の説明では、処理回路230は、図3、及び図4に示されるステップSA1からステップSA16までの処理を実行した後に、図14に示されるフローチャートの処理を実行するものとする。
The display mode of the preparation method list is not limited to the preparation method list shown in FIG. For example, the
処理回路230は、各検査オーダについて、図7に示される検査情報242を参照し、放射能量に関する上限値を取得する(ステップSB1)。具体的には、処理回路230は、オーダ番号「00001」である検査オーダについては、検査コード「20001」であるため、上限値「250」(MBq)を取得する。また、処理回路230は、オーダ番号「00010」である検査オーダについては、検査コード「20010」であるため、上限値「400」(MBq)を取得する。また、処理回路230は、オーダ番号「00100」である検査オーダについては、検査コード「20100」であるため、上限値「600」(MBq)を取得する。また、処理回路230は、オーダ番号「01000」である検査オーダについては、検査コード「21000」であるため、上限値「400」(MBq)を取得する。
The
処理回路230は、各検査オーダについて、ステップSA11において算出した必要放射能量と取得した上限値とを比較する(ステップSB2)。具体的には、処理回路230は、オーダ番号「01000」である検査オーダについては、算出した必要放射能量「38」(MBq)と、上限値「250」(MBq)とを比較する。また、処理回路230は、オーダ番号「00010」である検査オーダについては、算出した必要放射能量「180」(MBq)と、上限値「400」(MBq)とを比較する。また、処理回路230は、オーダ番号「00100」である検査オーダについては、算出した必要放射能量「200」(MBq)と、上限値「600」(MBq)とを比較する。また、処理回路230は、オーダ番号「01000」である検査オーダについては、算出した必要放射能量「450」(MBq)と、上限値「400」(MBq)とを比較する。
The
処理回路230は、必要放射能量が上限値を超える検査オーダについて警告フラグ=1と設定する(ステップSB3)。具体的には、処理回路230は、オーダ番号「01000」である検査オーダについて、必要放射能量が上限値を超えているため、警告フラグ=1と設定する。
The
処理回路230は、必要放射能量が上限値を超える検査オーダについて警告フラグを設定すると、表示制御機能234を実行し、各検査で使用する放射性医薬品の準備方法の概要を表す準備方法一覧を、RIS端末22が備えるディスプレイに表示する(ステップSB4)。このとき、処理回路230は、警告フラグ=1と設定された検査オーダについて、警告対象であることが分かる表示態様で準備方法一覧を表示する。例えば、処理回路230は、警告フラグ=1と設定された検査オーダについて準備方法を表示する領域に色又は図形等を付して準備方法一覧を表示する。なお、処理回路230は、警告フラグ=1と設定された検査オーダについて、警告対象であることが分かるように、当該検査オーダについて準備方法を表示する領域に文字列等の所定の識別子を付して準備方法一覧を表示してもよい。
When the warning flag is set for the inspection order in which the required radioactivity exceeds the upper limit, the
図15は、実施形態に係るRIS端末22が備えるディスプレイに表示される準備方法一覧の他の例を表す図である。図15では、検査オーダ毎に、準備方法の詳細を表示するための選択ボタンを表すラジオボタン、オーダ番号、患者ID、患者名、体重(kg)、放射性医薬品、検査日時、キット製剤又はシリンジの別、必要放射能量(MBq)、及び上限値(MBq)が表示されている。図15によれば、必要放射能量が上限値を超えるオーダ番号「01000」である検査オーダについて準備方法を表示する領域に点ハッチングで表される所定の色が付されている。
FIG. 15 is a diagram showing another example of a list of preparation methods displayed on a display included in the
これにより、放射線技師等は、算出した必要放射能量が上限値を超える検査を容易に把握することができ、当該検査に使用する放射性医薬品を変更すること等が可能となる。 As a result, the radiologist or the like can easily grasp the inspection in which the calculated required radioactivity amount exceeds the upper limit value, and can change the radiopharmaceutical used for the inspection.
[他の実施形態]
上記実施形態では、実施形態に係る管理装置がRISサーバとは別に設けられる場合を例に説明したがこれに限定されない。例えば、RISサーバが上記実施形態に係る管理装置が備える各機能を備えるようにしてもよい。図16は、他の実施形態に係るRISサーバ21Aが含まれる医療情報システムを表すブロック図である。図16に示される医療情報システムは、病院情報システム1、放射線部門情報管理システム2A、医用画像診断装置3、及び医用画像管理システム4を備える。
[Other embodiments]
In the above embodiment, the case where the management device according to the embodiment is provided separately from the RIS server has been described as an example, but the present invention is not limited to this. For example, the RIS server may be provided with each function provided in the management device according to the above embodiment. FIG. 16 is a block diagram showing a medical information system including the
病院情報システム1、放射線部門情報管理システム2A、医用画像診断装置3、及び医用画像管理システム4は、ローカルネットワークに接続し、所定の装置へ情報を送信すると共に、所定の装置から送信される情報を受信する。なお、医療情報システムは、ローカルネットワークに加え、又は、ローカルネットワークの代わりに、外部のネットワークに接続しても構わない。
The
図16に示される病院情報システム1の機能は、図1に示される病院情報システム1の機能と同様である。
The function of the
図16に示される放射線部門情報管理システム2Aは、放射線検査業務に係る検査予約情報を管理するシステムである。放射線部門情報管理システム2Aは、RISサーバ21A、RIS端末12を含む。
The radiation department
RISサーバ21Aは、図1に示されるRISサーバ21が備える機能に加えて、例えば、病院内で使用される放射性医薬品に関する情報を管理する機能を有する。RISサーバ21Aの詳細については後述する。図16に示されるRIS端末22の機能は、図1に示されるRIS端末22の機能と同様である。
図16に示される医用画像診断装置3の機能は、図1に示される医用画像診断装置3の機能と同様である。図16に示される医用画像管理システム4の機能は、図1に示される医用画像管理システム4の機能と同様である。
The
The function of the medical image
以下、他の実施形態に係るRISサーバ21Aの詳細について説明する。図17は、図16に示されるRISサーバ21Aの機能構成を示すブロック図である。
Hereinafter, the details of the
図17に示されるRISサーバ21Aは、処理回路230、メモリ240A、及び通信インターフェース250を有する。処理回路230、メモリ240A、及び通信インターフェース250は、例えば、バスを介して互いに通信可能に接続されている。
The
図17に示される通信インターフェース250が備える機能は、図2に示される通信インターフェース250が備える機能と同様である。
The function of the
図17に示されるメモリ240Aは、例えば、図2に示されるメモリ240が記憶する医薬品情報241、検査情報242、ジェネレータ情報243、キット情報244、及び溶出放射能情報245に加えて、検査オーダ情報246を記憶している。検査オーダ情報246に含まれる情報は、病院情報システム1から直接送信される検査オーダ情報を含む。
The
図17に示される処理回路230が備える機能は、図2に示される処理回路230が備える機能と同様である。
The function of the
他の実施形態に係るRISサーバ21Aは、図1に示されるRISサーバ21が備える検査予約機能に加えて、病院内で使用される放射性医薬品に関する情報を管理する機能を有する。また、RISサーバ21Aは、病院情報システム1から直接患者情報及び検査オーダ情報を受信する。これにより、情報の一括管理が可能となり、新たに装置を設けることなく、病院内で使用される放射性医薬品に関する情報を管理することが可能となる。
The
また、上記実施形態において、処理回路230は、表示制御機能234を実行し、各検査オーダについて、決定機能233により決定した1組のジェネレータの候補、キットの候補、及び溶出バイアルの容量の組み合わせを、RIS端末22が備えるディスプレイに表示していたがこれに限定されない。例えば、処理回路230は、表示制御機能234を実行し、各検査オーダについて、決定機能233により選出された複数のジェネレータの候補、キットの候補、及び溶出バイアルの容量の組み合わせを、RIS端末22が備えるディスプレイに表示するようにしてもよい。
Further, in the above embodiment, the
また、上記実施形態において、必要放射能量を算出するための情報は、体重単位質量当りの必要放射能量であったがこれに限られない。例えば、必要放射能量を算出するための情報は、所定の範囲の体重に応じた必要放射能量であってもよい。具体的には、例えば、「30-50kgの範囲の体重に対する必要放射能量は555MBq」、「50-70kgの範囲の体重に対する必要放射能量は740MBq」、及び「70kg超の範囲の体重に対する必要放射能量は925MBq」等のような情報である。 Further, in the above embodiment, the information for calculating the required radioactivity amount is the required radioactivity amount per body weight unit mass, but the information is not limited to this. For example, the information for calculating the required radioactivity amount may be the required radioactivity amount according to the body weight in a predetermined range. Specifically, for example, "required radioactivity for a body weight in the range of 30-50 kg is 555 MBq", "required radioactivity for a body weight in the range of 50-70 kg is 740 MBq", and "required radioactivity for a body weight in the range over 70 kg". The capacity is information such as "925MBq".
また、上記実施形態において、処理回路230は、例えば、図13に示される準備方法の詳細で表示されている各種パラメータを変更できるようにしていたがこれに限定されない。例えば、処理回路230は、図12に示されるキット又はシリンジの別に表示される「キット」又は「シリンジ」を、例えばRIS端末22が備える入力インターフェースを介して変更できるようにしてもよい。
Further, in the above embodiment, the
上記説明において用いた「プロセッサ」という文言は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、或いは、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC))、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等の回路を意味する。プロセッサは記憶回路に保存されたプログラムを読み出し実行することで機能を実現する。なお、本実施形態の各プロセッサは、プロセッサごとに単一の回路として構成される場合に限らず、複数の独立した回路を組み合わせて1つのプロセッサとして構成し、その機能を実現するようにしてもよい。さらに、図1、及び2における複数の構成要素を1つのプロセッサへ統合してその機能を実現するようにしてもよい。 The word "processor" used in the above description is, for example, a CPU (Central Processing Unit), a GPU (Graphics Processing Unit), an integrated circuit for a specific application (Application Specific Integrated Circuit (ASIC)), or a programmable logic device (for example,). , Simple Programmable Logic Device (SPLD), Complex Programmable Logic Device (CPLD), and Field Programmable Gate Array (FPGA)). The processor realizes the function by reading and executing the program stored in the storage circuit. It should be noted that each processor of the present embodiment is not limited to the case where each processor is configured as a single circuit, and a plurality of independent circuits may be combined to form one processor to realize its function. good. Further, the plurality of components in FIGS. 1 and 2 may be integrated into one processor to realize the function.
以上説明した少なくとも1つの実施形態によれば、放射性医薬品を準備する業務を効率化することができる。 According to at least one embodiment described above, the work of preparing a radiopharmaceutical drug can be streamlined.
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。 Although some embodiments of the present invention have been described, these embodiments are presented as examples and are not intended to limit the scope of the invention. These novel embodiments can be implemented in various other embodiments, and various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the gist of the invention. These embodiments and variations thereof are included in the scope and gist of the invention, and are also included in the scope of the invention described in the claims and the equivalent scope thereof.
1…病院情報システム
2…放射線部門情報管理システム
3…医用画像診断装置
4…医用画像管理システム
21…RISサーバ
22…RIS端末
23…管理装置
230…処理回路
240…メモリ
250…通信インターフェース
231…取得機能
232…演算機能
233…決定機能
234…表示制御機能
241…医薬品情報
242…検査情報
243…ジェネレータ情報
244…キット情報
245…溶出放射能情報
246…検査オーダ情報
1 ...
Claims (9)
前記算出された必要放射能量、及び、病院内で供給可能な放射能溶液の放射能濃度に基づいて、放射性医薬品の調製方法を決定する決定部と、
前記決定した調製方法を提示する提示部と、
を備える管理装置。 An arithmetic unit that calculates the required amount of radioactivity based on patient information about patients and examination order information about radiological examinations,
A decision-making unit that determines a method for preparing a radiopharmaceutical drug based on the calculated required amount of radioactivity and the radioactivity concentration of the radiopharmaceutical solution that can be supplied in the hospital.
A presentation unit that presents the determined preparation method, and
A management device equipped with.
前記演算部は、少なくとも前記取得した体重に基づいて必要な放射能量を算出する、
請求項1に記載の管理装置。 Further equipped with an acquisition unit for acquiring the weight of the patient on the day included in the examination order information,
The calculation unit calculates the required amount of radioactivity based on at least the acquired body weight.
The management device according to claim 1.
前記演算部は、
前記算出した必要放射能量、及び、前記ジェネレータから溶出される溶出時刻における前記放射能濃度に基づいて、前記放射能溶液から抜き取る抜き取り液量を算出し、
前記決定部は、
前記算出した抜き取り液量に基づいて、前記放射性医薬品の調製方法を決定する、
請求項1又は2に記載の管理装置。 The radioactive solution is a radioactive solution containing daughter nuclides eluted from a generator in the hospital.
The arithmetic unit
Based on the calculated required amount of radioactivity and the radioactivity concentration at the time of elution from the generator, the amount of liquid to be withdrawn from the radioactivity solution was calculated.
The decision-making part
The method for preparing the radiopharmaceutical is determined based on the calculated amount of the withdrawn liquid.
The management device according to claim 1 or 2.
前記提示部は、前記選択したジェネレータの候補、及び、前記選択したキットの候補を提示する、
請求項3に記載の管理装置。 The determination unit selects candidate generators and candidate kits required for the preparation of the radiopharmaceutical.
The presenting unit presents the candidate of the selected generator and the candidate of the selected kit.
The management device according to claim 3.
前記決定部は、前記組み合わせで定まる前記溶出バイアルのうち、前記算出された抜き取り液量が所定量以上である溶出バイアルを、前記検査オーダ情報に含まれる検査オーダ毎に、前記調製に使用する溶出バイアルの候補として選出する請求項4に記載の管理装置。 The calculation unit calculates the amount of the withdrawn liquid for each combination of the capacity of the generator candidate, the kit candidate, and the elution vial containing the radioactive solution.
Among the elution vials determined by the combination, the determination unit uses the elution vial having the calculated sampling liquid amount of a predetermined amount or more for each inspection order included in the inspection order information for the preparation. The management device according to claim 4, which is selected as a candidate for a vial.
患者に関する患者情報及び放射線検査に関する検査オーダ情報に基づいて必要放射能量を算出する演算機能と、
前記算出された必要放射能量、及び、病院内で供給可能な放射能溶液の放射能濃度に基づいて、放射性医薬品の調製方法を決定する決定機能と、
前記決定した調製方法を提示する提示機能と、
を実行させるプログラム。 On the computer
A calculation function that calculates the required amount of radioactivity based on patient information about the patient and test order information about the radiological examination, and
A decision function for determining a method for preparing a radiopharmaceutical based on the calculated required amount of radioactivity and the radioactivity concentration of a radiopharmaceutical solution that can be supplied in a hospital.
A presentation function that presents the determined preparation method, and
A program to execute.
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