JP7027815B2 - Overcap - Google Patents
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Description
本発明は、計量スプーンを備えるオーバーキャップに関する。 The present invention relates to an overcap with a measuring spoon.
例えば、粉ミルクなどの湿気を嫌う粉粒体を収容する容器として、アルミニウムシートなどからなる不通気性の内蓋によって内部が密封されるとともに、かかる内蓋を剥離して開封した後に、収容された内容物を保護するためのオーバーキャップを備える金属製の缶体が知られている(例えば、特許文献1参照)。 For example, as a container for containing powders and granules that dislike moisture such as powdered milk, the inside is sealed by a non-breathable inner lid made of an aluminum sheet or the like, and the inner lid is peeled off and opened before being stored. A metal can body having an overcap for protecting the contents is known (see, for example, Patent Document 1).
また、このような缶体に収容された内容物は、一般に、開封後に定量ずつ取り出して使用される。このため、適量の内容物を計り取ることができるように、専用の計量スプーンを内容物とともに缶体内に収容して付属させたものも知られている。 In addition, the contents contained in such a can body are generally taken out and used in fixed quantities after opening. For this reason, it is also known that a special measuring spoon is housed in a can together with the contents and attached so that an appropriate amount of contents can be measured.
しかしながら、内容物とともに計量スプーンが缶体内に収容されていると、流通時の振動などによって内容物中に埋もれてしまう。そうすると、計量スプーンを取り出す際には、内容物の中に手指を入れて埋もれた計量スプーン探さなければならないため、衛生的に好ましくなく、また、手指を汚してしまうという問題があった。 However, if the measuring spoon is housed in the can together with the contents, it will be buried in the contents due to vibration during distribution or the like. Then, when taking out the measuring spoon, it is necessary to put the finger in the contents to search for the buried measuring spoon, which is not hygienic and has a problem of soiling the finger.
本発明は、上記したような事情に鑑みてなされたものであり、缶体内に収容された内容物と非接触の状態で、専用の計量スプーンを付属させることができるオーバーキャップの提供を目的とする。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide an overcap to which a dedicated measuring spoon can be attached without contacting the contents contained in the can. do.
本発明に係るオーバーキャップは、内蓋が設けられた缶体に備えられ、前記内蓋を取り外して前記缶体を開封した後に、前記缶体内に収容された内容物を保護するためのオーバーキャップであって、前記缶体に嵌着される枠状基部と、前記枠状基部に着脱される上蓋部とを有し、前記上蓋部が、ヒンジを介して前記枠状基部に接続され、前記枠状基部に対して、前記ヒンジを軸に回動することによって開閉し、前記枠状基部の枠板部の内周側に、前記枠板部の開口中心から外れ、かつ、前記ヒンジの回動軸に直交する方向に大梁部が架設され、前記大梁部と前記枠板部との間に架け渡すようにして保持された計量スプーンを備え、前記計量スプーンが、計量部の付け根部が前記大梁部に支持されて、前記大梁部と直交する方向に架け渡されている構成としてある。 The overcap according to the present invention is provided on a can body provided with an inner lid, and an overcap for protecting the contents contained in the can body after the inner lid is removed and the can body is opened. It has a frame-shaped base that is fitted to the can body and an upper lid that is attached to and detached from the frame-shaped base, and the upper lid is connected to the frame-shaped base via a hinge. It opens and closes with respect to the frame-shaped base by rotating the hinge around the axis, and is deviated from the opening center of the frame plate portion on the inner peripheral side of the frame plate portion of the frame-shaped base portion, and the hinge is rotated. A girder portion is erected in a direction orthogonal to the moving axis, and a measuring spoon is provided so as to be bridged between the girder portion and the frame plate portion. It is supported by the girder portion and is bridged in a direction orthogonal to the girder portion .
本発明によれば、缶体内に収容された内容物と非接触の状態で、専用の計量スプーンを付属させることができる。また、内容物を取り出した後は、枠状基部に計量スプーンを保持させて、上蓋部を閉じれば、計量スプーンを衛生的に保管できることに加えて、開蓋操作時の上蓋部と計量スプーンとの干渉を避けて、上蓋部の開蓋操作に支障を来してしまわないようにすることもできる。 According to the present invention, a special measuring spoon can be attached in a non-contact state with the contents contained in the can. In addition, after taking out the contents, if the measuring spoon is held in the frame-shaped base and the upper lid is closed, the measuring spoon can be stored hygienically, and the upper lid and the measuring spoon at the time of opening the lid are used. It is also possible to avoid the interference of the upper lid so as not to interfere with the operation of opening the upper lid .
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
なお、図1~図3は、本実施形態に係るオーバーキャップの一例を示す説明図であり、図4は、図1のA-A断面図である。
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
1 to 3 are explanatory views showing an example of an overcap according to the present embodiment, and FIG. 4 is a sectional view taken along the line AA of FIG.
オーバーキャップ1は、内蓋102が設けられた缶体100に備えられ、内蓋102を取り外して缶体100を開封した後に、缶体100内に収容された内容物を保護するためのものである。
The overcap 1 is provided on the
本実施形態において、缶体100は、円筒状の缶胴を有しており、例えば、アルミニウムシートなどからなる不通気性の内蓋102が、缶体100の頂部に巻き締められた環状のフランジ部103に取り付けられるなどして、内部が密封された状態になっている。内蓋102を取り外して開封した後は、開封された缶体100の開口部をオーバーキャップ1で封止して、缶体100内を再密封することによって、収容された内容物を保護することができる。
In the present embodiment, the
オーバーキャップ1は、缶体100に嵌着される枠状基部2と、枠状基部2に着脱される上蓋部3とを有しており、上蓋部3がヒンジ4を介して枠状基部2に接続されている。これにより、缶体100に嵌着された枠状基部2に対して、ヒンジ4を軸に上蓋部3が回動することによって開閉されるヒンジ式の開閉蓋として、缶体100に取り付けられる。
The overcap 1 has a frame-
このようなオーバーキャップ1は、例えば、ポリプロピレン,ポリエチレン等の熱可塑性樹脂を用いて射出成形することによって所定形状に成形され、その弾性変形を利用して缶体100に取り付けることができる。
Such an overcap 1 is formed into a predetermined shape by injection molding using, for example, a thermoplastic resin such as polypropylene or polyethylene, and can be attached to the
枠状基部2は、開封された缶体100の開口部よりも大きく又はほぼ等しく開口する環状の枠板部20と、枠板部20の外周縁に沿って垂下する外周側筒状部21と、外周側筒状部21と同心状に枠板部20から垂下する内周側筒状部22とを有している。外周側筒状部21は、缶体100の頂部側の外周面を覆うように垂下する。内周側筒状部22は、缶体100の頂部に形成された巻き締め部101の内周面に密着するように垂下する。そして、外周側筒状部21の内周面には、外周側筒状部21と内周側筒状部22との間に挟持された巻き締め部101と嵌合する突条21aが周方向に沿って形成されており、これによって、枠状基部2を缶体100に嵌着できるようになっている。
The frame-
一方、缶体100の頂部側の外周面には、オーバーキャップ1を缶体100に取り付けたときに、当該外周面を覆うように垂下する外周側筒状部21の下端縁に当接又は近接する段部104が、周方向に沿って設けられている。このようにすることで、外周側筒状部21の下端縁に手指を掛け難くなり、オーバーキャップ1が缶体100から不用意に外れてしまうのを防ぐことができる。
On the other hand, the outer peripheral surface on the top side of the
図示する例では、外周側筒状部21の厚みに応じて、外周側筒状部21で覆われる部分の外径を小さくすることで、缶体100の頂部側の外周面に段部104を形成しているが、これに限定されない。外周側筒状部21の下端縁に手指を掛け難くすることができれば、例えば、環状に膨出する環状突出部を周方向に沿って形成することによって、段部104が形成されるようにしてもよい。
In the illustrated example, the
また、枠状基部2の枠板部20の周縁部には、環状に立ち上る環状突部2aが立設されている。上蓋部3の周縁部には、枠状基部2に立設された環状突部2aと嵌合する環状溝3aが形成されている。これにより、ヒンジ4を軸に回動することによって開閉する上蓋部3が、環状突部2aと環状溝3aとが嵌合することで閉じた状態に保たれて、開封後の缶体100内の密封性を確保することができる。
なお、環状突部2aと環状溝3aの具体的な形状は、上蓋部3を閉じた状態に保つことができれば特に限定されない。また、上蓋部3を閉じた状態に保つことができれば、環状突部2aと環状溝3aに代えて、他の嵌合構造を採用してもよい。
Further, an
The specific shapes of the
上蓋部3を開いて缶体100に収容された内容物を取り出す際には、上蓋部3を持ち上げながら環状突部2aと環状溝3aとの嵌合を解除しつつ、ヒンジ4を軸に回動させる。このときの開蓋操作が容易に行えるように、上蓋部3の周縁のヒンジ4と対向する位置(ヒンジ4から最も離れた位置)には、周縁から突出する摘み片31が形成されており、摘み片31に手指を掛けて上蓋部3を持ち上げられるようにしている。そして、上蓋部3が閉じた状態にあるときに、枠状基部2の外周面と、上蓋部3の外周面との間に、手指が掛かるような段差が生じないように、これらの形状を適宜設計することで、摘み片31に手指を掛けなければ、上蓋部3を開けられないようにすることができる。
When the
また、上蓋部3を閉じた状態で、上蓋部3に形成された摘み片31の下方に位置する枠状基部2の外周側筒状部21の下端縁には、切り欠き部23が形成されている。切り欠き部23は、缶体100の頂部側の外周面に設けた段部104との間に隙間が形成され、かかる隙間に手指を入れることができるようになっていれば、その形状や大きさは限定されない。図示する例では、周方向に沿った長さが摘み片31とほぼ等しい矩形状に切り欠き部23を形成することで、手指を入れ易くしている。このような切り欠き部23を形成することで、切り欠き部23に手指を掛けて、オーバーキャップ1を缶体100から取り外すことができるようにしている。
Further, with the
本実施形態では、このような切り欠き部23とともに、上蓋部3に形成された摘み片31を覆い隠すカバー部5が、枠状基部2の外周側筒状部21に切り離し可能に設けられている。これにより、摘み片31に手指を掛けられないようにして、上蓋部3が開かないようにすることができる。さらに、缶体100の頂部側の外周面に、前述したような段部104を設けることで、外周側筒状部21の下端縁に手指を掛け難くしたことと相俟って、カバー部5を切り離して切り欠き部23に手指を掛けなければ、オーバーキャップ1を缶体100から取り外すことができないようにすることができる。その結果、本実施形態にあっては、これらが協働的に作用して不正開封防止手段として機能し、カバー部5を切り離すことで不正開封防止手段が解除される。さらに、カバー部5を切り離し可能に設けることにより、カバー部5が切り離されていることで開封されたことを明示する開封明示手段としても機能する。
In the present embodiment, together with such a
カバー部5は、切り欠き部23と摘み片31とを覆い隠すことができれば、その具体的な形状や大きさは限定されないが、切り欠き部23と摘み片31とを覆い隠すことができる最小限の大きさとするのが好ましい。図示する例では、枠状基部2の外周側筒状部21の上下幅とほぼ等しい幅の短冊状に形成されており、その周方向両端部が薄肉部50を介して外周側筒状部21に接続されている。これにより、オーバーキャップ1の全周の一部に設けられたカバー部5を、その薄肉部50を切除して枠状基部2から切り離すだけで、不正開封防止手段を解除することができる。
As long as the
ここで、図1は、カバー部5を切り離す前の状態を示し、図2は、カバー部5を切り離して不正開封防止手段を解除した状態を示しており、図2中、薄肉部50を切除した跡を鎖線50aで示している。
また、図3では、カバー部5で覆い隠された切り欠き部23と摘み片31とを透視して示している。
Here, FIG. 1 shows a state before the
Further, in FIG. 3, the
このようなカバー部5には、その上辺側に部分的に突出する突片51を延設するのが好ましい。これにより、突片51を摘まんで引っ張りながら、カバー部5を切り離すことができる。そして、このような突片51を延設する場合には、その内面に、上蓋部3に形成された摘み片31に係止される突部52を形成するのが好ましい。これにより、不正開封防止手段を解除する前に上蓋部3が開いてしまうのを、より確実に防止することができる。
It is preferable that the
また、カバー部5は、外周側筒状部21との間に空隙が形成された状態で、薄肉部50を介して外周側筒状部21に接続されている。このため、外力が作用してカバー部5が押し潰されるように変形してしまうと、それに伴って生じる応力によって、薄肉部50が意図せずに切除されてしまう虞がある。このような不具合を防ぐために、カバー部5の内面には、枠状基部2の外周側筒状部21に当接又は近接する一又は複数のリブ53を設けておくのが好ましい。
Further, the
本実施形態に係るオーバーキャップ1を備える缶体100を開封するには、まず、枠状基部2の外周側筒状部21からカバー部5を切り離して、外周側筒状部21の下端縁に形成された切り欠き部23を露出させる(図5(a),(b)参照)。次いで、露出した切り欠き部23に手指を掛けて、オーバーキャップ1を缶体100から取り外す(図5(c)参照)。そして、缶体100に設けられた内蓋102を取り外して開封し(図5(d)参照)、オーバーキャップ1を缶体100に付け直して開封された開口部を封止する(図5(e)参照)。これによって、開封作業が完了し、開封後は、上蓋部3を開閉することで、缶体100内に収容された内容物を取り出すことができる(図5(f)参照)。
In order to open the
このような本実施形態によれば、オーバーキャップ1の全周の一部に設けられたカバー部5を切り離すだけで、不正開封防止手段を解除できるので、開封作業を容易に行うことができる。さらに、外周側筒状部21の下端縁に形成された切り欠き部23に手指を掛けなければ、オーバーキャップ1を取り外すことができないため、開封後も不用意にオーバーキャップ1が外れてしまわないようにすることができる。
According to the present embodiment as described above, since the unauthorized opening prevention means can be released only by disconnecting the
また、本実施形態に係るオーバーキャップ1は、缶体100内に収容された内容物を定量ずつ計り取るための計量スプーン6を備えている。
Further, the overcap 1 according to the present embodiment includes a measuring
図示する例において、枠状基部2には、その枠板部20の内周側に大梁部24が架設されている(図6参照)。これにより、大梁部24と枠板部20との間に架け渡すようにして、計量スプーン6を保持することができ、計量スプーン6で内容物を計り取る際には、架設された大梁部24を利用して余剰分を擦り切ることができる。
なお、図6は、カバー部5を切り離して不正開封防止手段を解除した後に、上蓋部3を開いた状態を示している。
In the illustrated example, a
Note that FIG. 6 shows a state in which the
このようにして、オーバーキャップ1が計量スプーン6を備えるようにすることで、缶体100内に収容された内容物と非接触の状態で、専用の計量スプーン6を付属させることができる。また、内容物を取り出した後は、枠状基部2に計量スプーン6を保持させて、上蓋部3を閉じれば、計量スプーン6を衛生的に保管することもできる。
By providing the measuring
また、計量スプーン6は、計量部61の付け根部が大梁部24に支持されて、大梁部24と直交する方向に架け渡されている。そして、大梁部24と枠板部20との間に架け渡すように保持された計量スプーン6が脱落したりしないように、枠板部20には、計量スプーン6の柄部62を挟む一対の係止部25aが先端に形成された支持部25を立設するのが好ましい。
Further, in the measuring
また、大梁部24は、枠板部20の開口中心から外れるように架設するのが好ましい。大梁部24を架設したことによって、枠板部20の内周側は二つの領域に仕切られるが、大梁部24と枠板部20との間隔が広く開いている方の領域から内容物を取り出すようにすれば、計量スプーン6で内容物を取り出す際に、大梁部24が邪魔になり難くすることができる。
Further, it is preferable that the
そして、枠板部20の開口中心から外れるように大梁部24を架設した場合には、大梁部24と大梁部24が近接する側の枠板部20との間に、補強部材としての小梁部26を架設することができる。図示する例では、計量スプーン6の計量部61の幅よりも若干大きい間隔で、大梁部24と直交する二つの小梁部26が平行に架設されている。
また、上蓋部3を開く際には、上蓋部3を弾性変形させながら環状突部2aと環状溝3aとの嵌合を解除しつつ、ヒンジ4を軸に回動させることになるが、このとき計量スプーン6が上蓋部3と干渉してしまうと、上蓋部3の開蓋操作に支障を来たしてしまうことが懸念される。開蓋操作時の上蓋部3と計量スプーン6との干渉を避けるためには、大梁部24をヒンジ4の回動軸に直交する方向に架設するするとともに、枠板部20の開口中心からより大きく外れるように枠板部20に近接させて架設し、そのように架設した大梁部24に、計量部61の付け根部が支持されて、大梁部24と直交する方向(ヒンジ4の回動軸と平行な方向)に計量スプーン6が架け渡されるようにするのが好ましい。
When the
Further, when the
また、本実施形態にあっては、計量スプーン6を枠状基部2に保持させる都合上、計量スプーン6の長さが制限され、例えば、内容物が少なくなってきたときに、缶体100の底部に残る内容物を取り出し難くなってしまうことが懸念される。このような不具合を解消するために、計量スプーン6の柄部62は、その本体部62aに延長部材63をスライド可能に取り付けて、必要に応じて、長さを調整できるようにするのが好ましい。
Further, in the present embodiment, the length of the measuring
例えば、図7に示すように、延長部材63は、その両側縁部に設けられたガイド溝63aに、柄部62の本体部62aの両側縁が挿入されて、柄部62の長さが伸縮するようにスライド可能に取り付けることができる。このとき、本体部62aの幅が計量部61の付け根部から末端部側に向かって僅かに広がり、かつ、ガイド溝63aの深さが終端側に向かって僅かに浅くなるようにして、延長部材63をスライドさせると、本体部62aの末端部側がスライド溝63aにしだいに圧着されていき、柄部62の長さが伸長した状態で固定されるようにするのが好ましい。このようにすることで、スライドさせた延長部材63が、本体部62aから脱落してしまうのを防ぐこともできる。
なお、図7(a)は、枠状基部2に保持させる際の状態を示し、図7(b)は、延長部材63をスライドさせて柄部62を伸長させた状態を示している。
For example, as shown in FIG. 7, in the
Note that FIG. 7A shows a state when the frame-shaped
以上、本発明について、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明は、前述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることはいうまでもない。 Although the present invention has been described above with reference to preferred embodiments, it is needless to say that the present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications can be made within the scope of the present invention. Nor.
1 オーバーキャップ
2 枠状基部
20 枠板部
23 切り欠き部
24 大梁部
25 支持部
25a 係止部
26 小梁部
3 上蓋部
31 摘み片
4 ヒンジ
5 カバー部
6 計量スプーン
100 缶体
102 内蓋
1
Claims (4)
前記缶体に嵌着される枠状基部と、
前記枠状基部に着脱される上蓋部と
を有し、
前記上蓋部が、ヒンジを介して前記枠状基部に接続され、前記枠状基部に対して、前記ヒンジを軸に回動することによって開閉し、
前記枠状基部の枠板部の内周側に、前記枠板部の開口中心から外れ、かつ、前記ヒンジの回動軸に直交する方向に大梁部が架設され、
前記大梁部と前記枠板部との間に架け渡すようにして保持された計量スプーンを備え、前記計量スプーンが、計量部の付け根部が前記大梁部に支持されて、前記大梁部と直交する方向に架け渡されていることを特徴とするオーバーキャップ。 An overcap provided on a can body provided with an inner lid to protect the contents contained in the can body after the inner lid is removed and the can body is opened.
The frame-shaped base fitted to the can body and
It has an upper lid that can be attached to and detached from the frame-shaped base.
The upper lid portion is connected to the frame-shaped base via a hinge, and is opened and closed by rotating the hinge about the axis with respect to the frame-shaped base.
On the inner peripheral side of the frame plate portion of the frame-shaped base, a girder portion is erected in a direction that is different from the opening center of the frame plate portion and is orthogonal to the rotation axis of the hinge .
A measuring spoon is provided so as to be bridged between the girder portion and the frame plate portion, and the measuring spoon is orthogonal to the girder portion with the base portion of the measuring portion supported by the girder portion. An overcap characterized by being straddled in the direction .
閉蓋状態で前記摘み片の下方に位置する前記枠状基部の外周側筒状部の下端縁に、切り欠き部が形成され、
前記切り欠き部を前記摘み片とともに覆い隠すカバー部が、前記外周側筒状部に切り離し可能に設けられている請求項1~3のいずれか一項に記載のオーバーキャップ。 A picking piece is formed at a position facing the hinge on the peripheral edge of the upper lid portion, and at the same time, a picking piece is formed.
A notch is formed at the lower end edge of the outer peripheral side cylindrical portion of the frame-shaped base located below the picked piece in the closed state.
The overcap according to any one of claims 1 to 3 , wherein a cover portion that covers the notch portion together with the picking piece is provided on the outer peripheral side cylindrical portion so as to be separable.
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