JP7010912B2 - 包装体の検査システム - Google Patents
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Description
該搬送用コンベアに対向して位置し、前記搬送用コンベア上の包装体を、前記搬送用コンベアとの間に挟み込んだ状態で搬送すると共に、その移送方向に連続して押圧する加圧ロールと、
該加圧ロールから前記包装体に加わる圧力を計測する測定手段と、
を具え、
前記加圧ロールは、ロール幅が前記包装体の幅以下であり、モータによって前記搬送用コンベアと同一速度で回転し、前記包装体の幅方向中央部のみを前記搬送用コンベアとの間に挟み込んだ状態で搬送しながら押圧するように設けられ、該加圧ロールが、狭幅のロールを複数組み合わせて回転可能に形成されていることを特徴とする
(1) 前記測定手段は、圧力計または変位計からなること、
(2)前記測定手段は、前記加圧ロールのロール軸または前記搬送用コンベア上の前記加圧ロールのロール軸直下位置に設けられていること、
(3)前記加圧ロールは、前記包装体の移送方向中央部における押圧位置において、該包装体の移送方向長さの70%以上を押圧するように構成されていること、
(4)前記加圧ロールによって押圧された後の包装体を撮像装置をさらに具えること、
(5)前記撮像装置によって撮像された画像と基準データとの比較により、前記撮像装置の撮像画像に映る包装体の良否を判定する判定装置を備えていること、
(6)前記加圧ロールは、前記包装体を前記搬送用コンベアとの距離がゼロになるように押圧すること、
である。
図1は、本発明の包装体の検査システムの一実施形態を示す側面図である。
図1に示すように、本実施形態にかかる包装体の検査システム1は、充填包装機(図示しない)によって製造された軟包装フィルムからなる包装袋に被包装物が充填包装されてなる包装体Wを、複数繋がった状態で図では左から右方向に移送する搬送用コンベア2と、搬送用コンベア2に対向して位置する加圧ロール3と、加圧ロール3から、包装体Wに加わる圧力を計測する測定手段4と、を備えている。なお、本発明の検査システムは、包装体Wが複数繋がった連続包装袋のみならず、包装体Wを1袋ずつ検査する際にも好適に用いることができる。
なお、搬送用コンベア2の搬送速度(回転ロール5の回転速度)は、充填包装機の充填速度に同期して制御することが好ましく、これによれば順次製造される包装体Wを一定の速度で搬送することができる。
これは、加圧ロール3のロール幅aが、包装体Wの幅bよりも大きい場合、包装体W内の被包装物が、加圧ロール3の回転に伴って押圧の始端側から終端側に押し出され、該始端側には押圧が加わり難く(負荷不足)、一方、終端側は瞬間的に負荷が加わって(過負荷)破袋し易いという問題点に基づくものである。本実施形態では、加圧ロール3のロール幅aを包装体Wの幅bよりも小さくして、包装体Wの幅方向中央部の、被包装物の充填スペースのみを押圧するようにしたことで、図3(図2の加圧ロール3の押圧位置をA方向から見た概略図)に示すように、押圧位置にある被包装物は、加圧ロール3の回転に伴って順次に周囲に押し出されることになる。
本発明では、この包装体Wの加圧ロール3による押圧時の圧力を、加圧ロール3のロール軸等に設けた測定手段4によって計測し、例えば、CPUやメモリー等を備えるコンピュータからなる判定装置10に送信して、該判定装置10によって、予め設定した基準値と計測値とを比較することで簡単に破袋や不具合の発生等を検知することができる。
なお、測定手段4は、圧力計または変位計等を用いることができ、また、加圧ロール3のロール軸の他、搬送用コンベア2上の加圧ロール3のロール軸直下等に設けることが好ましい。
また、包装体Wの加圧ロール3による加圧処理数量が、充填包装機からの生産数量に追いつかない時などは、加圧ロール3を並列に複数台設置して、複数個の包装体Wを同時に加圧できるようにしてもよい。
本実施形態の検査システム1は、充填包装機(図示しない)によって製造された軟包装フィルムからなる包装袋に被包装物が充填包装されてなる複数の包装体Wが順次、図では左から右方向に移送する搬送用コンベア2と、搬送用コンベア2に対向して位置する加圧ロール3と、加圧ロール3から、包装体Wに加わる圧力を計測する測定手段4と、加圧ロール3によって押圧(圧縮)された後の包装体Wを撮像する撮像装置7と、から構成されている。
2 搬送用コンベア
3 加圧ロール
4 測定手段
5 回転ロール
6 ベルト
7 撮像装置
8 シール部
9 狭幅ロール
10 判定装置
11 不良箇所
12 折返し部
W 包装体
Claims (7)
- 軟包装フィルムからなり、縁部がシール部またはシール部および折返し部によって囲繞されてなる包装袋内に被包装物を充填包装してなる包装体を一定の方向に移送する搬送用コンベアと、
該搬送用コンベアに対向して位置し、前記搬送用コンベア上の包装体を、その移送方向に連続して押圧する加圧ロールと、
該加圧ロールから前記包装体に加わる圧力を計測する測定手段と、
を具え、
前記加圧ロールは、ロール幅が前記包装体の幅以下であり、モータによって前記搬送用コンベアと同一速度で回転し、前記包装体の幅方向中央部のみを前記搬送用コンベアとの間に挟み込んだ状態で搬送しながら押圧するように設けられ、該加圧ロールが、狭幅のロールを複数組み合わせて回転可能に形成されていることを特徴とする包装体の検査システム。 - 前記測定手段は、圧力計または変位計からなることを特徴とする請求項1に記載の包装体の検査システム。
- 前記測定手段は、前記加圧ロールのロール軸または前記搬送用コンベア上の前記加圧ロールのロール軸直下位置に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の包装体の検査システム。
- 前記加圧ロールは、前記包装体の移送方向中央部における押圧位置において、該包装体の移送方向長さの70%以上を押圧するように構成されていることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の包装体の検査システム。
- 前記加圧ロールによって押圧された後の包装体を撮像する撮像装置をさらに具えることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の包装体の検査システム。
- 前記撮像装置によって撮像された画像と基準データとの比較により、前記撮像装置の撮像画像に映る包装体の良否を判定する判定装置を備えていることを特徴とする請求項5に記載の包装体の検査システム。
- 前記加圧ロールは、前記包装体を前記搬送用コンベアとの距離がゼロになるように押圧することを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の包装体の検査システム。
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