Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP7005288B2 - 集塵装置 - Google Patents

集塵装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7005288B2
JP7005288B2 JP2017212783A JP2017212783A JP7005288B2 JP 7005288 B2 JP7005288 B2 JP 7005288B2 JP 2017212783 A JP2017212783 A JP 2017212783A JP 2017212783 A JP2017212783 A JP 2017212783A JP 7005288 B2 JP7005288 B2 JP 7005288B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
dust collector
dust
voltage
charged particle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017212783A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019084474A (ja
Inventor
洋介 高橋
勇仁 安部
公信 明野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nuflare Technology Inc
Original Assignee
Nuflare Technology Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nuflare Technology Inc filed Critical Nuflare Technology Inc
Priority to JP2017212783A priority Critical patent/JP7005288B2/ja
Priority to TW107136254A priority patent/TWI710406B/zh
Priority to KR1020180130555A priority patent/KR102106839B1/ko
Priority to US16/177,615 priority patent/US11266999B2/en
Priority to CN201811299642.0A priority patent/CN109752929B/zh
Publication of JP2019084474A publication Critical patent/JP2019084474A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7005288B2 publication Critical patent/JP7005288B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03CMAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03C3/00Separating dispersed particles from gases or vapour, e.g. air, by electrostatic effect
    • B03C3/34Constructional details or accessories or operation thereof
    • B03C3/40Electrode constructions
    • B03C3/45Collecting-electrodes
    • B03C3/47Collecting-electrodes flat, e.g. plates, discs, gratings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03CMAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03C3/00Separating dispersed particles from gases or vapour, e.g. air, by electrostatic effect
    • B03C3/34Constructional details or accessories or operation thereof
    • B03C3/40Electrode constructions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03CMAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03C3/00Separating dispersed particles from gases or vapour, e.g. air, by electrostatic effect
    • B03C3/34Constructional details or accessories or operation thereof
    • B03C3/66Applications of electricity supply techniques
    • B03C3/68Control systems therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03CMAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03C3/00Separating dispersed particles from gases or vapour, e.g. air, by electrostatic effect
    • B03C3/34Constructional details or accessories or operation thereof
    • B03C3/86Electrode-carrying means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03CMAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03C2201/00Details of magnetic or electrostatic separation
    • B03C2201/28Parts being designed to be removed for cleaning purposes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B6/00Cleaning by electrostatic means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Electron Beam Exposure (AREA)
  • Electrostatic Separation (AREA)

Description

実施形態は、集塵装置に関する。
近年の半導体装置の高集積化及び大容量化に伴って、半導体装置に要求される回路線幅は益々微小になってきている。半導体装置に所望の回路パターンを形成するためには、リソグラフィ技術が用いられている。このリソグラフィ技術では、マスク(レチクル)と称される原画パターンを用いたパターン転写が行われている。このパターン転写に用いる高精度なマスクを製造するためには、優れた解像度を有する荷電粒子ビーム描画装置が用いられている。
この荷電粒子ビーム描画装置では、マスクやブランクなどの試料が載置されるステージを収容する描画室、試料搬送用のロボット装置を収容するロボット室、試料搬入出用のロードロック室などが設けられており、それらの室内は通常真空状態に維持されている。試料はロボット装置によりロードロック室からロボット室を介して描画室に搬入され、描画後に描画室から搬出されてロボット室を介してロードロック室に戻される。パターンの描画時には、試料が載置されたステージを移動させつつ、ステージ上の試料の所定位置に荷電粒子ビームを偏向して照射し、ステージ上の試料にパターンを描画する。
荷電粒子ビーム描画装置内には、種々の理由により、塵(例えば、ゴミなどの不純物)が存在する場合がある。このように、荷電粒子ビーム描画装置内に塵が存在すると、試料の搬送中や、描画時等に塵が試料に付着する事がある。例えば、描画前に塵が試料に付着していると、その塵によって描画不良が生じてしまう。このように塵の付着は試料品質、すなわち製品品質が低下する要因になっており、塵の付着による製品品質の低下を抑止することが求められている。他方で、装置内の塵をクリーニングするためには真空を破って装置内の機構をクリーニングする必要がある。しかし、荷電粒子ビーム描画装置内を真空引きするには、多大な時間が必要である。また、荷電粒子ビーム描画装置内を真空引きした後、荷電粒子ビーム描画装置内の電子光学系の調整も必要となる。そのため、荷電粒子ビーム描画装置が稼働できない時間(ダウンタイム)が長くなってしまう。ダウンタイムに起因して、歩留まりが低下してしまう可能性がある。歩留まりが低下することにより、マスクの製造に掛かるコストが増大してしまう可能性がある。このため、塵起因の装置のダウンタイム発生を低減することが求められている。
特開2002-110515号公報
実施形態は上記問題点を鑑みてなされたもので、塵の付着による製品品質の低下を抑止することができる集塵装置を提供する。
実施形態の集塵装置は、第1面に第1電極の裏面が配置される本体と、前記第1面に配置され、前記第1電極の前記裏面に対向する表面を支持する固定部と、前記第1面に前記固定部と対向して配置され、前記第1電極の前記裏面に対向する表面を支持して前記固定部とともに前記第1電極の位置を固定し、前記第1電極に電圧を転送する第2電極と、前記第2電極に印加する電圧の大きさ及びタイミングを制御する制御基板と、を備える。前記固定部は、前記第1面に沿って可動して前記第1電極の前記本体に対する着脱を制御する。
実施形態によれば、塵の付着による製品品質の低下を抑止し、ダウンタイム発生を低減することができる集塵装置を提供することができる。
図1は、第1実施形態に係る集塵装置の斜視図である。 図2は、図1のS1方向から集塵装置を見た図である。 図3は、第1実施形態に係る集塵装置が搬送される荷電粒子ビーム描画装置の構成を模式的に示した概略図である。 図4は、集塵装置の動作例であり、高電圧発生部が交換可能電極に印加する電圧と、時間との関係を示した図である。 図5は、第2実施形態に係る集塵装置の斜視図である。 図6は、図5のS2方向から集塵装置を見た図である。 図7は、図1のS1方向から集塵装置を見た図である。 図8は、第3実施形態に係る集塵装置が搬送される荷電粒子ビーム描画装置の構成を模式的に示した概略図である。 図9は、図5のS2方向から集塵装置を見た図である。 図10は、第3実施形態に係る集塵装置が搬送される荷電粒子ビーム描画装置の構成を模式的に示した概略図である。
以下、実施形態の詳細を図面を参照して説明する。この説明に際し、全図にわたり、共通する部分には共通する参照符号を付す。
図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
各機能ブロックは、ハードウェア、コンピュータソフトウェア、のいずれかまたは両者の組み合わせとして実現することができる。このため、各ブロックは、これらのいずれでもあることが明確となるように、概してそれらの機能の観点から以下に説明される。このような機能が、ハードウェアとして実行されるか、またはソフトウェアとして実行されるかは、具体的な実施態様またはシステム全体に課される設計制約に依存する。当業者は、具体的な実施態様ごとに、種々の方法でこれらの機能を実現し得るが、そのような実現を決定することは本発明の範疇に含まれるものである。
以下、各実施形態では、クリーニング対象装置である半導体製造装置(荷電粒子ビーム描画装置)内の塵をクリーニング(除去)する集塵装置について説明する。
<1>第1実施形態
<1-1>構成
<1-1-1>集塵装置
図1、及び図2を用いて、第1実施形態に係る集塵装置の構成について説明する。図1は、第1実施形態に係る集塵装置の斜視図である。図2は、図1のS1方向から集塵装置を見た図である。なお、図2は集塵装置の一部を機能ブロックとして表現している。
集塵装置100の構成について説明する。図1及び図2に示すように、集塵装置100は、本体101の第1面(D1方向及びD2方向からなる平面)上に、交換可能電極(集塵部)110の裏面が配置される。そして、集塵装置100の第1面に設けられる電極130及び固定部140(土台部141、支持部142)によって、交換可能電極110が本体101の第1面に機械的に固定される。固定部140は、第1面の端部に配置される土台部141と、土台部141に接続され、交換可能電極110表面(裏面に対向する面)を支持する支持部142と、を備える。支持部142は、第1支持部142aと、第2支持部142bと、を備えている。第1支持部142aは、例えば交換可能電極110が配置される領域に沿った板状の構造であり、一端が土台部141に固定されている。第2支持部142bは、例えば箱形状の構造であり、第1支持部142aの他端に設けられる。第1支持部142aは、例えば板バネであり、力を加えることで変形し、力を取り除くと元に戻る性質を有している。第1支持部142aに力が加えられていない状態においては、第2支持部142bは、本体101の第1面上に、交換可能電極110を固定するように配置される。本体101の第1面上に、交換可能電極110を固定する場合は、第1支持部142aに力を加えて第2支持部142bを、交換可能電極110が配置される領域からズラすことで可能となる。つまり、支持部142を可動させることによって、交換可能電極110を本体101の第1面に対して着脱することが可能となる。なお、本体101の第1面の外形は、例えば描画される試料とほぼ同じである。つまり、集塵装置100のD1方向及びD2方向に平行な面の外形は、描画される試料とほぼ同じである。なお、図1では、2つの電極130及び2つの固定部140によって、交換可能電極110が本体101の第1面に固定されるがこれに限らない。つまり、電極130の数と、固定部140の数は適宜変更可能である。
交換可能電極110は、導電性の基板であり、一例としては、描画される試料とほぼ同じ形状に加工されたシリコン基板である。そして、交換可能電極110は、電極130を介して電圧が印加されることにより、交換可能電極110が帯電する。帯電状態の交換可能電極110と塵との間には、互いが引き合う静電気力が働くことになる。これにより、交換可能電極110の表面(裏面と対向する面)上に塵が吸着される。また、帯電状態の交換可能電極110の表面には電位が保持されるため、交換可能電極110の表面に吸着した塵は静電気力によって交換可能電極110の表面に吸着されたままとなる。
図2に示すように、本体101は、制御基板120を備えている。制御基板120には回路が形成されており、制御基板120は、回路から実現される制御部121と、メモリ122と、電源123と、高電圧発生部124と、モニタ部125と、タイマ126と、を備えている。
制御部121は、メモリ122と、電源123と、高電圧発生部124と、モニタ部125と、タイマ126と、を制御する。
メモリ122は、種々の情報を記憶している。メモリ122に記憶される情報の一例としては、高電圧発生部124に電圧を生成させる為の設定情報、放電に関する情報、等である。メモリ122は、例えば不揮発性の記憶装置である。集塵装置のユーザは、メモリ122に、所望の設定情報を記録できる。また、メモリ122は、集塵装置100の動作の間の、集塵装置100における種々の物理量を記憶する。ユーザはメモリ122を介して物理量を参照することで、例えば交換可能電極110による放電の有無や、交換可能電極110による放電回数の確認を行なうことが可能である。
電源123は、集塵装置100の各構成を動作させるために必要な電源である。電源123は、例えば電池等である。
高電圧発生部124は、電源123から供給される電源に基づいて高電圧を生成し、電極130に供給する。電極130が高電圧発生部124からの電圧を転送することにより、交換可能電極110が帯電し、交換可能電極110に塵が吸着される。高電圧発生部124は、例えばコックウォルトンクロフト回路や、圧電トランスを用いた昇圧回路である。
モニタ部125は、高電圧発生部124からの電圧の出力、及び集塵装置100を流れる電流をモニタする。モニタ部125は、電流の値を例えばメモリ122に記憶されている放電判定用の電流値と比較する。そして、モニタ部125が放電判定用の電流値を超えて電流が流れていると判定する場合、モニタ部125は、制御部121を介して、高電圧発生部124による電圧生成を停止させる。これにより、放電を抑制することが可能となる。なお、ここでは制御部121と、モニタ部125は別の構成として説明しているが、ハードウェアとしては一体となっていても良い。
タイマ126は、制御部121の命令に応答して計時する。そして、制御部121は、タイマ126によって計時された時刻に基づき、高電圧発生部124による電圧生成を制御する。
また、図2に示すように、本体101の第1面に対向する第2面には、接地部150が設けられている。接地部150は、集塵装置100が搬入される装置(例えば、荷電粒子ビーム描画装置)内の接地部に接続される。これにより、集塵装置100は、接地部150を介して集塵装置100が搬入される装置の接地電圧を共有することが可能となる。接地部150を介して得られた集塵装置100が搬入される装置の接地電圧は高電圧発生部124に共有される。そのため、高電圧発生部124は、集塵装置100が搬入される装置の接地電圧を基準に電圧を生成することが可能となる。その結果、交換可能電極110は所定の電位に帯電され、クリーニングを行うことが可能となる。なお、本体101の第2面に配置される接地部150の数は適宜変更可能である。
<1-1-2>荷電粒子ビーム描画装置
上述したように、本実施形態に係る集塵装置は、例えば荷電粒子ビーム描画装置に搬送される。ここで、図3を用いて、本実施形態に係る集塵装置が搬送される荷電粒子ビーム描画装置の構成について説明する。図3は、荷電粒子ビーム描画装置の構成を模式的に示した概略図である。この荷電粒子ビーム描画装置は、荷電粒子ビームとして例えば電子ビームを用いた可変成形型の描画装置の一例である。なお、荷電粒子ビームは電子ビームに限られるものではなく、プロセス装置等の一般的な半導体製造装置であっても良い。
図3に示すように、荷電粒子ビーム描画装置1は、描画対象となる試料Wを支持するステージ2aを収容する描画室2と、ステージ2a上の試料Wに電子ビームBを照射する光学鏡筒3と、試料W搬送用のロボット装置4aを収容するロボット室4と、試料W搬入出用のロードロック室5と、各部を制御する制御装置6とを備えている。なお、描画室2、光学鏡筒3及びロボット室4の内部は通常真空状態に維持されている。また、描画室2とロボット室4との間にはゲートバルブ11が設けられており、ロボット室4とロードロック室5との間にはゲートバルブ12が設けられている。
描画室2は、描画対象となる試料Wが置かれるステージ2aを収容する描画チャンバである。描画チャンバは気密性を有しており、真空チャンバとして機能する。この描画室2内のステージ2aは水平面内で互いに直交するX軸方向とY軸方向に移動機構により移動可能に形成されている。ステージ2aの載置面上には、例えばマスクなどの試料Wが載置される。
光学鏡筒3は、描画室2の上方に設けられ、その描画室2の内部につながる鏡筒である。光学鏡筒3は、電子ビームBを荷電粒子光学系によって成形及び偏向し、描画室2内のステージ2a上の試料Wに対して照射する。この光学鏡筒3は、電子ビームBを出射する電子銃などのビーム出射部21と、その電子ビームBを集光する照明レンズ22と、ビーム成形用の第1のアパーチャ23と、投影用の投影レンズ24と、ビーム成形用の成形偏向器25と、ビーム成形用の第2のアパーチャ26と、試料W上にビーム焦点を結ぶ対物レンズ27と、試料Wに対するビームショット位置を制御するための副偏向器28及び主偏向器29とを備えている。
この光学鏡筒3では、電子ビームBがビーム出射部21から出射され、照明レンズ22により第1のアパーチャ23に照射される。この第1のアパーチャ23は例えば矩形状の開口を有している。これにより、電子ビームBが第1のアパーチャ23を通過すると、その電子ビームの断面形状は矩形状に成形され、投影レンズ24により第2のアパーチャ26に投影される。なお、成形偏向器25は、この投影位置を偏向することが可能である。成形偏向器25は、投影位置を変更することにより電子ビームBの形状と寸法を制御することができる。その後、第2のアパーチャ26を通過した電子ビームBは、その焦点が対物レンズ27によりステージ2a上の試料Wに合わされて照射される。このとき、副偏向器28及び主偏向器29は、ステージ2a上の試料Wに対する電子ビームBのショット位置を偏向することが可能である。
ロボット室4は、描画室2に隣り合う位置に設けられ、ゲートバルブ11を介してその隣り合う描画室2に接続されている。このロボット室4は気密性を有しており、試料Wを搬送するロボット装置4aを収容する真空チャンバ(搬送室)として機能する。なお、ロボット装置4aは、試料Wを保持して移動させるロボットハンド31及びロボットアーム32を有しており、隣り合う各室間での試料Wの搬送を行う搬送装置として機能する。
このロボット室4には、試料Wの位置決めを行うためのアライメント室(不図示)や試料Wにアース体(基板カバー)をセットするためのセット室(不図示)などがそれぞれ接続されている。なお、アース体は、試料Wの上面周縁部を覆う枠状(額縁状)のフレームや複数本のアースピンを有するものである。このアース体は、試料Wの上面にセットされた状態で、描画中に試料Wの周縁部近傍で散乱した電子を捕捉して試料周縁部での帯電を防止する。
ロードロック室5は、ロボット室4に隣り合う位置であって描画室2側と反対側の位置に設けられ、ゲートバルブ12を介してロボット室4に接続されている。このロードロック室5は気密性を有しており、試料W待機用の空間を提供する真空チャンバとして機能する。ロードロック室5内の圧力は描画室2、光学鏡筒3やロボット室4と同程度の真空圧と大気圧に制御される。つまり、ロードロック室5を利用して試料Wが置かれている雰囲気を真空雰囲気と大気雰囲気とに切り替えることが可能である。このロードロック室5によって描画室2や光学鏡筒3、ロボット室4の大気開放が防止されており、それらの内部は真空状態に維持されている。
制御装置6は、描画に関する各部を制御する描画制御部6aと、システム全体を制御するシステム制御部6bとを備えている。なお、電子ビームBによる描画を行う際には、描画用のショットデータが描画制御部6aに入力される。このショットデータは、描画データにより規定される描画パターンが複数のストライプ領域(長手方向がX軸方向であり、短手方向がY軸方向である)に分割され、さらに、各ストライプ領域が行列状の多数のサブ領域に分割されたデータである。
描画制御部6aは、ステージ2a上の試料Wに描画パターンを描画するとき、ステージ2aをストライプ領域の長手方向(X軸方向)に移動させつつ、ショットデータに基づいて電子ビームBを主偏向器29により各サブ領域に位置決めし、副偏向器28によりサブ領域の所定位置にショットして図形を描画する。その後、一つのストライプ領域の描画が完了すると、ステージ2aをY軸方向にステップ移動させてから次のストライプ領域の描画を行い、これを繰り返して試料Wの描画領域の全体に電子ビームBによる描画を行う(描画動作の一例)。
システム制御部6bは、描画制御部6aに加え、ロボット装置4aなどを制御する。例えば、システム制御部6bは、描画制御部6aに対して描画開始指示やショットデータなどを送信したり、ロボット装置4aによる試料Wの搬送による電圧供給などを制御したりする。
上述したように、集塵装置100の外形と、試料Wの外形と、は略同じである。そのため、集塵装置100は、試料Wと同様にして荷電粒子ビーム描画装置1への搬入または、荷電粒子ビーム描画装置1からの搬出されることができる。集塵装置100は、描画室2内、ロボット室4内、ロードロック室5、アライメント室(不図示)、及びセット室(不図示)内等に搬送されることができる。そして、各室内に搬送される集塵装置100は、接地部150にて各室内の接地部に接続される。これにより、集塵装置100は、各室の接地電圧を共有することが可能となる。また、集塵装置100は、接地部150を介してロボット装置4aに接地されても良い。これにより、集塵装置100は、搬送中であってもクリーニングを行うことができる。
<1-2>動作
<1-2-1>荷電粒子ビーム描画装置の動作
集塵装置の動作を説明する前に、荷電粒子ビーム描画装置の動作について説明する。まず、試料Wがロードロック室5に投入され、ロードロック室5が大気状態から減圧によって真空状態にされる。ロードロック室5が真空状態になると、ゲートバルブ12が開かれ、ロボット装置4aにより試料Wがロードロック室5からロボット室4につながるアライメント室に搬送され、その後、ゲートバルブ12が閉じられる。アライメント室内で試料Wの位置決めが完了すると、試料W上にアース体をセットする必要がない場合(例えば、前述の試料周辺部での帯電が問題とならない場合)には、ロボット装置4aにより試料Wがアライメント室から搬出され、ゲートバルブ11が開かれて描画室2内のステージ2a上に搬送され、その後、ゲートバルブ11が閉じられる。一方、試料W上にアース体をセットする必要がある場合には、ロボット装置4aにより試料Wがアライメント室からロボット室4につながるセット室に搬送される。セット室内で試料Wにアース体がセットされると、ロボット装置4aにより試料Wがアース体と共にセット室から搬出され、ゲートバルブ11が開かれて描画室2内のステージ2a上に搬送され、その後、ゲートバルブ11が閉じられる。このようにしてステージ2a上に試料Wが置かれると、電子ビームBによる描画が行われる。
次に、電子ビームBによる描画が完了すると、ゲートバルブ11が開かれ、ロボット装置4aにより試料Wが描画室2から搬出されてロボット室4に搬送され、その後、ゲートバルブ11が閉じられる。次いで、アース体が試料W上にセットされていない場合には、ゲートバルブ12が開かれ、ロボット装置4aにより試料Wがロボット室4からロードロック室5に搬送され、最後に、ゲートバルブ12が閉じられる。一方、試料W上にアース体がセットされている場合には、ロボット装置4aにより試料Wがロボット室4につながるセット室に搬送される。そのセット室内で試料Wからアース体が取り外されると、ゲートバルブ12が開かれ、ロボット装置4aにより試料Wがセット室からロードロック室5に搬送され、最後に、ゲートバルブ12が閉じられる。
このような試料Wの搬送工程にしたがって搬送経路A1が生じることになり、この搬送経路A1は基本的に同一の水平面内に存在する。例えば、搬送経路A1に沿って集塵装置100が搬送される。
各集塵装置100は、各室内に存在する塵や、電子ビームBによる描画によって生じた塵等を静電気により吸着する。
集塵装置100は、描画室2及びロボット室4内を真空状態に維持した状態で、塵をクリーニングすることが可能になっている。
なお、塵としては、例えば、10μm以下のパーティクルなどである。このパーティクルの成分の一例としては、金属と非金属(例えば、カーボンなど)の成分が挙げられる。
<1-2-2>集塵装置の動作例
集塵装置の動作例を説明する前に、集塵装置による放電について説明する。交換可能電極110を帯電したまま、大気化された荷電粒子ビーム描画装置1内に集塵装置100を搬送して真空引きをする場合、集塵装置100が荷電粒子ビーム描画装置1内で真空放電を起こしてしまう可能性がある。また、交換可能電極110を帯電したまま、集塵装置100の搬送中に荷電粒子ビーム描画装置1の各室の壁面等(構造物)と、交換可能電極110とが接近した場合、集塵装置100が荷電粒子ビーム描画装置1内で真空放電を起こしてしまう可能性がある。その結果、荷電粒子ビーム描画装置1のパーツや、集塵装置100にダメージを与えてしまう可能性がある。
そこで、上述した可能性を解消するために、本実施形態に係る集塵装置100は、交換可能電極110に印加する電圧、または電圧を印加するタイミング等を任意に決定する。
以下に、図4を用いて、集塵装置100の動作例を説明する。図4は、集塵装置100の動作例であり、高電圧発生部124が交換可能電極110に印加する電圧と、時間との関係を示した図である。図4では、集塵装置100が荷電粒子ビーム描画装置1内に搬入される場合における動作について説明する。なお、図4に示す動作例はあくまで一例であり、電圧の印加タイミングや、電圧値等はユーザが任意に設定することができる。この設定は、例えばメモリ122に記憶されることとなる。
[時刻T0~時刻T1]
図4に示す時刻T0~時刻T1の間において、上述したように、集塵装置100は、試料Wと同様の方法にて、クリーニングの対象となる荷電粒子ビーム描画装置1内に搬入される。例えばメモリ122には、時刻T0~時刻T1の間は電圧印加禁止であるという情報(時刻及び電圧値)が記憶されている。なお、時刻T0~時刻T1の期間は、集塵装置100の搬送中に、圧力変化や荷電粒子ビーム描画装置1との接近によって、放電してしまう事故を避けるために設定した期間である。
[時刻T1~時刻T2]
例えばメモリ122には、時刻T1~時刻T2の間に電圧V3を印加するという情報(時刻及び電圧値)が記憶されている。タイマ126の計時に基づき、制御部121が時刻T1になったと判断すると、高電圧発生部124にて、電圧V3を発生させる。これにより、電圧V3が電極130に供給され、交換可能電極110が帯電する。その結果、交換可能電極110の表面に塵が吸着される。
[時刻T2~時刻T3]
集塵装置100が、例えばゲートバルブ等といった、集塵装置100と構造物が接近する領域を通過する場合においては、交換可能電極110への電圧供給を止めることが望ましい。
例えばメモリ122には、時刻T2~時刻T3の間は電圧印加禁止であるという情報(時刻及び電圧値)が記憶されている。タイマ126の計時に基づき、制御部121が時刻T2になったと判断すると、高電圧発生部124から、電極130への電圧の供給をストップする。これにより、交換可能電極110からの放電を抑制することができる。
[時刻T3~時刻T4]
集塵装置100が、絶縁性能が低下する真空度の領域に搬入される場合は、交換可能電極110への電圧供給を適切にすることが望ましい。
例えばメモリ122には、時刻T3~時刻T4の間に電圧V1(V1<V3)を印加するという情報(時刻及び電圧値)が記憶されている。タイマ126の計時に基づき、制御部121が時刻T3になったと判断すると、高電圧発生部124にて、電圧V1を発生させる。これにより、電圧V1が電極130に供給され、交換可能電極110が帯電する。
[時刻T4~時刻T5]
また、集塵装置100が、時刻T3~時刻T4に通過した領域ほどではないが、絶縁性能が低下する真空度の領域に搬入される場合は、交換可能電極110への電圧供給を適切にすることが望ましい。
例えばメモリ122には、時刻T4~時刻T5の間に電圧V2(V1<V2<V3)を印加するという情報(時刻及び電圧値)が記憶されている。タイマ126の計時に基づき、制御部121が時刻T4になったと判断すると、高電圧発生部124にて、電圧V2を発生させる。これにより、電圧V2が電極130に供給され、交換可能電極110が帯電する。
以上のように、本実施形態に係る集塵装置100は、交換可能電極110に印加する電圧値(電圧の大きさ)と、そのタイミングを任意に決定することができる。
<1-3>効果
上述した実施形態によれば、集塵装置100は、本体101の第1面に交換可能電極110が配置され、制御基板120が交換可能電極110への電圧の印加タイミング及び印加される電圧値が制御する。集塵装置100は、真空下で使用可能であり、任意のタイミングで交換可能電極110を交換することが可能である。
以下に、上述した実施形態に係る集塵装置100の具体的な効果例について説明する。
<1-3-1>半導体製造装置内に搬送可能であることによる効果
荷電粒子ビーム描画装置等の真空を利用する半導体製造装置において、装置内に塵が存在すると、適切に装置が稼働できなくなってしまう可能性がある。
しかし、装置内の塵をクリーニングするためには真空を破って装置内の機構をクリーニングする必要がある。しかし、このような荷電粒子ビーム描画装置において、装置内を真空引きするには、多大な時間が必要である。また、真空引きした後には電子光学系の調整も必要となることから、装置が稼働できない時間(ダウンタイム)が長くなってしまう。その結果、歩留まりが低下してしまう可能性がある。
ところで、上述した実施形態に係る集塵装置100のサイズは、荷電粒子ビーム描画装置で処理される試料相当のサイズである。そのため、集塵装置100は、試料と同様にして搬送されることができる。また、集塵装置100内は、電源123及び高電圧発生部124を備え、真空下においても、クリーニングを行うことができる。このように、集塵装置100は、試料と同様にして装置内に搬送されるので、装置内の真空を破らずとも装置内をクリーニングすることが可能となる。その結果、装置のダウンタイムを抑制し、歩留まりの低下を抑制することができる。
<1-3-2>集塵部が交換可能であることの効果
集塵部が本体と一体化しているような集塵装置が考えられる。このような集塵装置は、集塵部に塵が蓄積され、塵の吸着効率が低下する。そのため、吸着効率が低下する前に集塵部から塵をクリーニングしなければならない。しかしながら、集塵部に吸着された塵の大きさは非常に小さく、クリーニングすることが困難である。そのため、集塵部の清浄度が維持できない。
また、このような集塵装置はクリーニングを行うほど集塵部に塵が蓄積され、集塵物の位置や、集塵物の種類等に基づく分析が困難となる可能性がある。
しかしながら、上述した実施形態に係る集塵装置100によれば、集塵部として、交換可能な交換可能電極110を採用している。ユーザは、任意のタイミングで交換可能電極110を新しい交換可能電極110に交換することが可能である。そのため、ユーザは、半導体製造装置内のクリーニング後に交換可能電極110から塵を取り除く必要はなく、交換可能電極110自体を新しい交換可能電極110に交換すれば良い。これにより、交換可能電極110の清浄度を容易に維持できる。したがって、交換可能電極110の吸着効率の低下を抑制し、その結果として、常に荷電粒子ビーム描画装置内の清浄度を高く保持できるので、極めて微細なパターンも歩留まりよく形成可能となる。
また、ユーザが集塵物の位置や、集塵物の種類等に基づく分析を行う際は、任意のタイミングで交換可能電極110を取り外せば、適切に集塵物の分析を行うことが可能である。ユーザは、この集塵物の分析を行う事で、どのような塵が、どこで発生しているのかを分析することが可能である。そのため、ユーザは例えば塵を発生させる荷電粒子ビーム描画装置1内の部品を特定することができる。その結果、ユーザは荷電粒子ビーム描画装置1の故障を発見できる可能性がある。
また、ユーザは、交換可能電極110に吸着された集塵物を分析している間、新たな交換可能電極110を本体101に取り付け、半導体製造装置内のクリーニングを行うことが可能である。換言すると、ユーザは集塵物の分析を待たずとも半導体製造装置内のクリーニングを行うことが可能である。
また、ユーザは、クリーニング後の交換可能電極110を本体101から取り外し、新たな交換可能電極110を本体101に取り付けることで、集塵装置のクリーニングを行うことができる。そのため、集塵装置のクリーニング時間は、交換可能電極110の交換作業に要する時間のみとなる。その結果、集塵装置のクリーニング時間を最小限に抑えることが可能となる。
<1-3-3>電圧印加を制御できることの効果
交換可能電極110を帯電したまま、荷電粒子ビーム描画装置1内を真空引きする場合、または荷電粒子ビーム描画装置1の各室の壁面等と、交換可能電極110とが接近する場合、集塵装置100が真空放電を起こしてしまう可能性がある。
しかしながら、本実施形態に係る集塵装置100によれば、制御部121が、メモリ122に記憶された情報で交換可能電極110を帯電するタイミングを制御する。ユーザは、集塵装置100を搬送する箇所(例えば荷電粒子ビーム描画装置の各室)に応じて、メモリ122に時刻を設定することができる。その結果、本実施形態に係る集塵装置100は、大気化された荷電粒子ビーム描画装置1内に集塵装置100を搬送して真空引きをする期間、または集塵装置100の搬送中に荷電粒子ビーム描画装置1の各室の壁面等(構造物)と、交換可能電極110とが接近する期間、交換可能電極110を帯電させないことが可能である。
また、本実施形態に係る集塵装置100によれば、制御部121が、メモリ122に記憶された電圧値で交換可能電極110を帯電することができる。ユーザは、例えば集塵装置100を搬送する場所と、荷電粒子ビーム描画装置の各室内の構造物との距離に応じて、メモリ122に電圧値を設定することができる。その結果、本実施形態に係る集塵装置100は、荷電粒子ビーム描画装置1の各室の壁面等(構造物)と、交換可能電極110とが接近される場合でも、真空放電を起こさない程度に交換可能電極110を帯電することができる。
以上のように、本実施形態に係る集塵装置100によれば、真空放電を抑制しつつ、集塵したい箇所に応じて、任意のタイミング、任意の電圧でクリーニングを行うことができる。
<1-3-4>荷電粒子ビーム描画装置に接地することの効果
例えば、集塵装置100が荷電粒子ビーム描画装置1内と接地電圧を共有化しない場合、所定の電位に帯電できず、クリーニングを行えない可能性がある。集塵装置100の接地電圧と、荷電粒子ビーム描画装置1内の接地電圧とがズレている場合、例えば集塵装置100が1Vの電位を交換可能電極110に対して印加しても、荷電粒子ビーム描画装置1と交換可能電極110との電位差が0.5Vとなることがある。この場合、荷電粒子ビーム描画装置1内において、交換可能電極110は、実質的に0.5Vが印加されている状態と同様の状態となる。そのため、本来であれば、交換可能電極110に1Vを印加しているはずが、0.5Vしか印加されていないこととなる。その結果、交換可能電極110は狙った電位に帯電されず、クリーニングを行えない可能性がある。
しかしながら、本実施形態に係る集塵装置100によれば、接地部150を介して、荷電粒子ビーム描画装置1の各室内の接地電圧を共有化することができる。そのため、高電圧発生部124は、荷電粒子ビーム描画装置1の接地電圧を基準に電圧を生成することが可能となる。その結果、交換可能電極110は狙った電位に帯電され、正しくクリーニングを行うことが可能となる。
<1-3-5>まとめ
つまり、上述した実施形態に係る集塵装置100は、搬送される装置内の真空を破らずとも装置内を適切な電圧でクリーニングでき、集塵部の清浄度を容易に維持でき、集塵物の分析を容易にし、真空放電を抑制きる集塵装置100を提供することが可能となる。
その結果、塵の付着による製品品質の低下を抑止することができる集塵装置を提供することができる。
<2>第2実施形態
第2実施形態について説明する。第1実施形態では、交換可能電極を機械的に本体に固定される場合について説明した。第2実施形態では、交換可能電極を電気的に本体に固定する例について説明する。尚、第2実施形態に係る集塵装置の基本的な構成及び基本的な動作は、上述した第1実施形態に係る集塵装置と同様である。従って、上述した第1実施形態で説明した事項及び上述した第1実施形態から容易に類推可能な事項についての説明は省略する。
<2-1>構成
図5、及び図6を用いて、第2実施形態に係る集塵装置の構成について説明する。図5は、第2実施形態に係る集塵装置の斜視図である。図6は、図5のS2方向から集塵装置を見た図である。なお、図6は集塵装置を機能ブロックとして表現している。
集塵装置100の構成について説明する。図5及び図6に示すように、集塵装置100は、本体101の第1面上に、交換可能電極110の裏面が配置される。そして、集塵装置100の第1面に設けられる固定部(静電チャック部)160によって、交換可能電極110が本体101の第1面に電気的に固定される。固定部160は、静電チャック制御部127によって制御される。具体的には、制御部121が、静電チャック制御部127に静電チャック用の電圧を生成させる。そして、静電チャック用の電圧が固定部160に供給され、交換可能電極110は、固定部160を介して静電チャック用の電圧が印加される。これにより、交換可能電極110が帯電し、静電チャックにより、固定部160に固定される。交換可能電極110を取り外す場合は、交換可能電極110への電圧の印加を停止すれば交換可能電極110を取り外すことが可能となる。
<2-2>効果
上述した実施形態によれば、静電チャックによって、交換可能電極を電気的に本体に固定する。
静電チャックにて交換可能電極110を固定する場合、第1実施形態で説明したような、機械的に交換可能電極110を固定する場合と比較し、固定部をより簡素化でき、交換可能電極110を固定する際における摺動を減らすことができ、清浄度を高めることができる。また、第1実施形態と同様の効果を得ることが可能となる。
なお、静電チャック時には、交換可能電極110は帯電されるが、交換可能電極110の表面は帯電されない程度の電圧が印加される。これにより、集塵装置100が搬送される装置内における放電などを抑制することができる。
<3>第3実施形態
第3実施形態について説明する。第1実施形態では、集塵装置が、タイマを用いて交換可能電極への電圧の印加を制御する場合について説明した。第3実施形態では、集塵装置が搬送される装置によって、交換可能電極への電圧の印加を制御する例について説明する。尚、第3実施形態に係る集塵装置の基本的な構成及び基本的な動作は、上述した第1、及び第2実施形態に係る集塵装置と同様である。従って、上述した第1第1、及び第2実施形態で説明した事項及び上述した第1第1、及び第2実施形態から容易に類推可能な事項についての説明は省略する。
<3-1>構成
<3-1-1>集塵装置
図7を用いて、第3実施形態に係る集塵装置の構成について説明する。図7は、図1のS1方向から集塵装置を見た図である。なお、図7は集塵装置を機能ブロックとして表現している。
図7に示すように、本体101は、制御基板120を備えている。制御基板120は、制御部121と、メモリ122と、電源123と、高電圧発生部124と、モニタ部125と、通信部128と、タイマ126と、を備えている。
制御部121は、メモリ122と、電源123と、高電圧発生部124と、モニタ部125と、タイマ126と、通信部128と、を制御する。
通信部128は、集塵装置100の外部装置(例えば、荷電粒子ビーム描画装置やパソコン等)と通信を行うことができる。通信部128は、外部装置と通信するための通信インタフェースである。通信インタフェースとしては、例えば赤外線、またはBluetooth(登録商標)等の近距離無線データ通信規格を採用したインタフェースが用いられる。通信部128は、外部装置へ情報(例えばメモリ122に記憶されている情報)を送信したり、外部装置から情報や命令(信号)を受信したりする。例えば通信部128を介して受信した情報は、メモリ122に記憶される。また、制御部121は、通信部128を介して受信した命令に基づいて動作する。
具体的にはユーザは、集塵装置100を搬送する箇所(例えば荷電粒子ビーム描画装置の各室)に応じて、通信部128を介して外部装置からメモリ122に時刻を設定することができる。
また、ユーザは、通信部128を介して外部装置から命令を送信することで、タイマ126に計時させても良い。
また、ユーザは、通信部128を介して外部装置から命令を送信することで、高電圧発生部124による電圧生成を制御しても良い。
<3-1-2>荷電粒子ビーム描画装置
ここで、図8を用いて、集塵装置が搬送される荷電粒子ビーム描画装置の構成について説明する。図8は、荷電粒子ビーム描画装置の構成を模式的に示した概略図である。
図8に示すように、荷電粒子ビーム描画装置1は、図3を用いて説明した荷電粒子ビーム描画装置1と比較し、帯電調整部6cを更に備えている。
帯電調整部6cは、集塵装置100の通信部128に対して、情報や命令(信号)を送信することができる。帯電調整部6cは、集塵装置100と通信するための通信インタフェースを備えている。
<3-2>動作
<3-2-1>動作例1
続いて、集塵装置及び荷電粒子ビーム描画装置の動作例1について説明する。制御部121は、通信部128を介して帯電調整部6cから受信する命令に基づいて、高電圧発生部124に、電圧を生成させる。この命令としては、電圧を生成させる命令と、生成させる電圧値等が含まれる。このように、集塵装置100は、荷電粒子ビーム描画装置1から受信する情報に基づいて、荷電粒子ビーム描画装置1のクリーニングを行うことができる。
<3-2-2>動作例2
集塵装置及び荷電粒子ビーム描画装置の動作例2について説明する。集塵装置100のメモリ122には真空度の閾値が記憶されている。制御部121は、通信部128を介して帯電調整部6cから受信する真空度に基づいて、メモリ122に記憶された閾値を超えたか否かを判定する。制御部121は、真空度が閾値を超えたと判定する場合、高電圧発生部124に、電圧を生成させる。このように、集塵装置100は、荷電粒子ビーム描画装置1から受信する情報に基づいて、荷電粒子ビーム描画装置1のクリーニングを行うことができる。
<3-3>効果
上述した実施形態によれば、集塵装置100は、通信部128を介して半導体製造装置からの命令を受信し、半導体製造装置をクリーニングする。
このように、集塵装置100は、半導体製造装置からの命令に基づいて半導体製造装置をクリーニングできるので、適切にクリーニングを行う事が可能となる。
<4>変形例
なお、上述した各実施形態では、集塵装置100が荷電粒子ビーム描画装置に搬送される場合について説明したが、これに限らない。つまり、塵を吸着する必要がある装置であれば、どのような装置であっても集塵装置100を適用することが可能である。また、上述した各実施形態では、集塵装置100は荷電粒子ビーム描画装置に搬送されることを前提に説明したので、集塵装置100のサイズを、荷電粒子ビーム描画装置で処理される試料のサイズと同様であると記載した。しかし、荷電粒子ビーム描画装置と異なる装置に集塵装置100を適用する場合、集塵装置100のサイズ及び形状は、荷電粒子ビーム描画装置と異なる装置に適用可能なサイズ及び形状にしても良い。また、上述した各実施形態では、集塵装置100は、真空下において集塵する場合について説明したが、大気下でも集塵可能である。
また、第3実施形態に係る集塵装置100としては、第2実施形態で説明した集塵装置100に通信部128を適用することが可能である。具体的には、図9に示すように、固定部140ではなく、固定部160にて交換可能電極110を固定する集塵装置100に通信部128を設けても良い。この場合、第2実施形態と、第3実施形態の効果を得ることが可能となる。
また、第3実施形態に係る集塵装置100は、図10に示すように、荷電粒子ビーム描画装置1の帯電調整部6cではなく、パソコン7等のクリーニング対象の装置以外の装置からの命令に従って動作しても良い。この場合、集塵装置100は、通信部128を介してパソコン7から命令や、情報(例えば真空度)に基づいて、クリーニング対象の装置をクリーニングする。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施することが可能である。さらに、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示された構成要件を適宜組み合わせることによって種々の発明が抽出される。例えば、開示された構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、所定の効果が得られるものであれば、発明として抽出され得る。
1…荷電粒子ビーム描画装置 2…描画室 2a…ステージ 3…光学鏡筒
4…ロボット室 4a…ロボット装置 5…ロードロック室
6…制御装置 6a…描画制御部 6b…システム制御部
6c…帯電調整部 7…パソコン 11…ゲートバルブ
12…ゲートバルブ 21…ビーム出射部 22…照明レンズ
23…アパーチャ 24…投影レンズ 25…成形偏向器
26…アパーチャ 27…対物レンズ 28…副偏向器
29…主偏向器 31…ロボットハンド 32…ロボットアーム
100…集塵装置 101…本体 110…交換可能電極
120…制御基板 121…制御部 122…メモリ
123…電源 124…高電圧発生部 125…モニタ部
126…タイマ 127…静電チャック制御部 128…通信部
130…電極 140…固定部 141…土台部
142…支持部 150…接地部 160…固定部

Claims (6)

  1. 第1面に第1電極の裏面が配置される本体と、
    前記第1面に配置され、前記第1電極の前記裏面に対向する表面を支持する固定部と、
    前記第1面に前記固定部と対向して配置され、前記表面を支持して前記固定部とともに前記第1電極の位置を固定し、前記第1電極に電圧を転送する第2電極と、
    前記第2電極に印加する電圧の大きさ及びタイミングを制御する制御基板と、
    を備え
    前記固定部は、前記第1面に沿って可動して前記第1電極の前記本体に対する着脱を制御する集塵装置。
  2. 前記固定部は、
    前記本体の前記第1面に配置される土台部と、
    前記土台部に接続され、前記第1電極の前記表面を支持する支持部と、
    を備え、
    前記支持部が前記第1面に沿って可動することで、前記第2電極との間に前記第1電極を固定し、前記本体に対する着脱を制御する請求項1記載の集塵装置。
  3. 前記制御基板は、前記第2電極に印加する電圧の大きさ及びタイミングに関する設定情報を記憶し、
    計時した時刻と、前記設定情報とに基づいて、前記第2電極に印加する電圧を生成する
    請求項1または2に記載の集塵装置。
  4. クリーニング対象装置に接地される接地部を更に備え、
    前記制御基板は、前記接地部を介して転送される前記クリーニング対象装置の接地電圧に基づいて、前記第2電極に印加する電圧を生成する
    請求項1乃至いずれか一項に記載の集塵装置。
  5. クリーニング対象装置から信号を受信する通信部を更に備え、
    前記制御基板は、前記クリーニング対象装置を介して受信される前記信号に基づいて、前記第2電極に印加する電圧を生成する
    請求項1乃至いずれか一項に記載の集塵装置。
  6. 前記制御基板は、前記第2電極に流れる電流をモニタし、所定値を超える電流が流れたと判定する場合、前記第2電極に印加する電圧の生成を停止する
    請求項1乃至いずれか一項に記載の集塵装置。
JP2017212783A 2017-11-02 2017-11-02 集塵装置 Active JP7005288B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017212783A JP7005288B2 (ja) 2017-11-02 2017-11-02 集塵装置
TW107136254A TWI710406B (zh) 2017-11-02 2018-10-16 集塵裝置以及集塵方法
KR1020180130555A KR102106839B1 (ko) 2017-11-02 2018-10-30 집진 장치 및 집진 방법
US16/177,615 US11266999B2 (en) 2017-11-02 2018-11-01 Dust-collecting apparatus
CN201811299642.0A CN109752929B (zh) 2017-11-02 2018-11-02 集尘装置以及集尘方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017212783A JP7005288B2 (ja) 2017-11-02 2017-11-02 集塵装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019084474A JP2019084474A (ja) 2019-06-06
JP7005288B2 true JP7005288B2 (ja) 2022-01-21

Family

ID=66245147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017212783A Active JP7005288B2 (ja) 2017-11-02 2017-11-02 集塵装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11266999B2 (ja)
JP (1) JP7005288B2 (ja)
KR (1) KR102106839B1 (ja)
CN (1) CN109752929B (ja)
TW (1) TWI710406B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11323285B1 (en) 2020-08-28 2022-05-03 Earthsystems Technologies, Inc. Architecture for a multichannel geophysical data acquisition system and method of use

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002110515A (ja) 2000-09-28 2002-04-12 Toshiba Corp パターン描画装置の集塵方法
JP2012248724A (ja) 2011-05-30 2012-12-13 Nuflare Technology Inc 電子銃、荷電粒子ビーム描画装置及びパーティクルの除去方法
CN202700651U (zh) 2012-06-29 2013-01-30 杭州艾科宁环境技术有限公司 静电除尘装置的快速拆卸结构
JP2016100414A (ja) 2014-11-19 2016-05-30 キヤノン株式会社 保持装置、真空装置、リソグラフィ装置、及び物品の製造方法

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5853829A (ja) * 1981-09-26 1983-03-30 Fujitsu Ltd 電子ビ−ム露光装置
CA1179730A (en) 1982-06-16 1984-12-18 Marian Wiacek Snap-in sealing and insulating member for galvanic cells
US4929139A (en) * 1989-07-26 1990-05-29 The Perkin-Elmer Corporation Passive electrostatic vacuum particle collector
JPH10142400A (ja) * 1996-11-13 1998-05-29 Nissin High Voltage Co Ltd イオン注入装置
TWI283192B (en) * 2004-12-21 2007-07-01 Ind Tech Res Inst A flat-plate type static dust-connecting device
US8026475B2 (en) * 2008-08-19 2011-09-27 Thermo Finnigan Llc Method and apparatus for a dual gate for a mass spectrometer
KR20110074525A (ko) * 2008-09-17 2011-06-30 가부시키가이샤 크리에이티브 테크놀러지 양면 흡착 구조체 및 이것을 사용한 전시·게시장치, 집진장치, 및 식물 육성장치
CN101722106B (zh) * 2008-10-10 2012-06-13 同方股份有限公司 一种用于计算机的静电除尘装置
JP4981014B2 (ja) * 2008-11-14 2012-07-18 古河産機システムズ株式会社 電気集塵装置
JP5963453B2 (ja) * 2011-03-15 2016-08-03 株式会社荏原製作所 検査装置
JP2013197465A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Toshiba Corp 静電チャック装置および露光装置
US20140253887A1 (en) * 2013-03-07 2014-09-11 Applied Materials, Inc. Contamination prevention for photomask in extreme ultraviolet lithography application
US10005087B2 (en) 2013-09-02 2018-06-26 Creative Technology Corporation Particle collector system and dust collection method
JP2015176934A (ja) * 2014-03-13 2015-10-05 株式会社東芝 静電チャッククリーナ、クリーニング方法、および露光装置
JP6036742B2 (ja) * 2014-04-14 2016-11-30 東京エレクトロン株式会社 集塵用治具、基板処理装置及びパーティクル捕集方法。
JP6564642B2 (ja) * 2015-07-23 2019-08-21 東京エレクトロン株式会社 基板搬送室、基板処理システム、及び基板搬送室内のガス置換方法
CN205208796U (zh) * 2015-09-06 2016-05-04 上海迪安诺环境技术有限公司 智能自清洁复合微孔静电吸附空气净化装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002110515A (ja) 2000-09-28 2002-04-12 Toshiba Corp パターン描画装置の集塵方法
JP2012248724A (ja) 2011-05-30 2012-12-13 Nuflare Technology Inc 電子銃、荷電粒子ビーム描画装置及びパーティクルの除去方法
CN202700651U (zh) 2012-06-29 2013-01-30 杭州艾科宁环境技术有限公司 静电除尘装置的快速拆卸结构
JP2016100414A (ja) 2014-11-19 2016-05-30 キヤノン株式会社 保持装置、真空装置、リソグラフィ装置、及び物品の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN109752929A (zh) 2019-05-14
TWI710406B (zh) 2020-11-21
KR20190050285A (ko) 2019-05-10
US11266999B2 (en) 2022-03-08
KR102106839B1 (ko) 2020-05-07
US20190126290A1 (en) 2019-05-02
TW201922351A (zh) 2019-06-16
JP2019084474A (ja) 2019-06-06
CN109752929B (zh) 2021-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6491842B2 (ja) 補正プレートを有する荷電粒子多重ビーム装置
US8772734B2 (en) Charged particle beam lithography apparatus and method, and article manufacturing method
JP2013171925A (ja) 荷電粒子線装置、それを用いた物品の製造方法
JP2011040464A (ja) 異物除去装置、露光装置及びデバイス製造方法
US8084757B2 (en) Contamination prevention in extreme ultraviolet lithography
US10546791B2 (en) Method and system of surface polishing
JP7005288B2 (ja) 集塵装置
JP6927728B2 (ja) 電子ビーム照射装置及び電子ビームのダイナミックフォーカス調整方法
TWI507680B (zh) 帶電粒子束成像技術之電荷釋放方式
JP2018088511A (ja) インプリント装置およびその動作方法ならびに物品製造方法
US20160263625A1 (en) Method of cleaning mask cover and cleaning board
US7245350B2 (en) Exposure apparatus
US5420433A (en) Charged particle beam exposure apparatus
EP4057068A1 (en) Apparatus comprising an electrostatic clamp and method
JP2010146927A (ja) 試料搬送機構、及び試料搬送機構を備えた走査電子顕微鏡
JP3598265B2 (ja) パターン描画装置の集塵方法
KR20180000688A (ko) 전열판 및 묘화 장치
JP2015088680A (ja) 荷電粒子ビーム描画装置及び荷電粒子ビーム描画方法
CN108398857B (zh) 光刻装置及物品的制造方法
JP2009105238A (ja) 基板ホルダ、露光装置、デバイスの製造方法及び基板搬送方法。
JP2010016192A (ja) 荷電粒子ビーム描画装置及び荷電粒子ビーム描画方法
KR20230143795A (ko) 진공 시스템에서 정전 트랩을 구비한 전자층을 이용한 입자 이동 차단 장치 및 리소그래피 장치
TW202437026A (zh) 圖案化裝置裝載方法
CN117859094A (zh) 用于制备和清洁部件的设备和方法
KR20110080806A (ko) 기판 유지 유닛 및 이를 포함하는 기판 처리 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200610

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210317

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210406

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210603

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220105

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7005288

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150