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JP7004508B2 - 空調制御装置、空気調和機、空調システム、空調制御方法およびプログラム - Google Patents

空調制御装置、空気調和機、空調システム、空調制御方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、空調制御装置、空気調和機、空調システム、空調制御方法およびプログラムに関する。
空調中の室に開口部がある場合、室外との空気の出入りが発生すると、空調の効率が低下してしまう。一方で、室内と室外の温度によっては、空気調和機と室の開口部に配置された換気扇とを同時に作動させることで、空調の効率が上昇する場合もある。例えば、特許文献1には、空調機を作動中に室温が設定温度に達していない場合、外気温が室温よりも設定温度に近ければ、換気扇を動作させて、外気の熱を利用する空気調和機の運転方法が示されている。
特開平2-178556号公報
特許文献1に提案されている空気調和機の運転方法では、設定温度と室内と室外の温度とが一定の条件を満たしたときに、空気調和機と換気扇とを作動させる。しかし、このような単純な手法では、空気調和機が発生する調温済みの空気の風向によっては、調温した空気がそのまま換気扇により排出されて、空調の効率がかえって低下する事態が起こりうる。このため、特許文献1に記載の空気調和機の運転方法では、空調効率が低くなってしまう場合がある。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、効率の高い空調を実行可能な空調制御装置、空気調和機、空調システム、空調制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明に係る空気制御装置は、開口部情報取得部と、空調機制御部とを備える。開口部情報取得部は、空気調和機による空調対象領域と外部との間で空気の流出入が発生する開口部の位置を示す位置情報と、開口部の状態を示す状態情報とを取得する。空調機制御部は、開口部情報取得部が取得した位置情報と状態情報とに基づいて、空気調和機を制御する。状態情報は、開口部が空調対象領域から外部への排気を実施中である排気状態にあることを示す情報を含む。空調機制御部は、状態情報に基づいて、排気状態である開口部に、風をあてないために空気調和機を制御する。
本発明によれば、開口部の位置と状態に応じて空調機を制御する。このため、開口部からの空気の流出入による空調効率の低下を防ぐことができ、効率よく空調を行うことができる。
本発明の実施の形態1に係る空調システムの構成図 実施の形態1に係る空調制御装置の構成を示すブロック図 実施の形態1に係る空調機が設置された部屋の上面図 実施の形態1に係る空調機が設置された部屋の空調エリアを示す図 実施の形態1に係る開口部位置情報の例を示す図 実施の形態1に係る開口部状態情報の例を示す図 実施の形態1に係る開口部情報の例を示す図 実施の形態1に係る空調エリアごとの風向制御の例を示す図 実施の形態1に係る風向制御決定処理のフローチャート 本発明の実施の形態2に係る空調システムの構成図 本発明の実施の形態に係る空調制御装置および空調機の構成例を示す図
以下、本発明の実施の形態に係る空調制御装置と、この空調制御装置が組み込まれた空調システムと、空調システムが実行する空調制御方法について説明する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係る空調システム11の構成を示す。図示するように、実施の形態に係る空調システム11は、空調対象空間を規定する家屋21に設置されており、全体を制御する空調制御装置110と、空調制御装置110にネットワークNWを介して接続された空気調和機100と換気扇200と開口部検知器300とを備える。
空気調和機(以下、単に空調機と呼ぶ)100は、温度を調節した空気を、上下左右の吹き出し方向を制御して室内に吹き出すことにより、冷房や暖房の空調を実施する。
換気扇200は、家屋21に形成された開口部である通風孔上(図示せず)に配置され、開口部を介して、室内の空気を外部に排出し、また、外部の空気を空調対象空間である室内に給気し、また、シャッタを閉じて、開口部を閉じることも可能である。また、換気扇200は、その運転状態を示す信号を空調制御装置110に送信する。運転状態を示す信号は、閉状態、給気状態、排気状態、強度などを示す。
空調制御装置110は、空調機100及び空調機100と、同空間に設置された換気扇200とに、ネットワークにより接続されている。空調制御装置110は、換気扇200の運転状態の信号を受信する。さらに空調制御装置110は、空調機100に対して送風制御を実施するための信号を送信する。空調機100は空調制御装置110からの信号を受信して送風制御を実施する。
なお、換気扇200は図では一つだけだが、同空間内に複数存在する場合もあり、その場合、空調制御装置110は、個別に運転状態を空調制御装置110に送信する。
開口部検知器300は、室内に配置され、換気扇200及びその他の開口部の位置と状態とを取得して、空調制御装置110に送信する。ここで、開口部とは、空調の対象となる空間とその外部の空間とで、気流の流入や流出が発生する場所のことを指す。具体的には、換気扇、窓、出入り口を指す。
開口部検知器300は、例えば熱を検知する赤外線センサを備える。この場合、赤外線センサは、室内を走査し、室内の温度状況を感知することで、開口部の位置や状態を確認する。位置を確認する方法としては、窓や出入り口は開放されていれば、空調機100による空調中に周囲との温度差が生じるため検知することが可能である。その他の方法として、空調機100を設置する際に、換気扇200も含む開口部に、一定の温度に発熱することが可能な小型の発信器を取りつけ、赤外線センサで発信器を感知することにより、開口部の位置を検出することが可能である。開口部の位置は変化しないものと考えられるので、通常は空調機100の設置時に一度だけ開口部の位置を検知する処理を実施すればよい。空調機100が、人体検知用の赤外線センサを備えている場合には、別箇に赤外線センサを設置するのではなく、その人体検知用センサを使用することも可能である。また、発信器を設置して開口部の位置をセンサで検出する場合は、赤外線センサにより熱を検出するのに限らず、例えば光を発する発信器を光センサにより検出するなど、発信器の位置がセンサにより検出できるならば、その方法は問わない。
開口部検知器300の他の構成として、例えば液晶表示パネルとボタンやタッチパネル等の入力手段を備えたリモートコントローラ(以下、リモコンと記載)を使用することが可能である。例えば、液晶表示パネルには室内の上面図が表示される。空調機100の設置時に、リモコンの入力手段により空調機100の位置や換気扇200等の開口部の位置を入力する。開口部の位置は基本的に変化しないものと考えられるので、通常は空調機100の設置時に一度だけ実施すればよい。このリモコンは、専用のものを設けるのではなく、空調機100または換気扇200を制御するためのリモコンを使用可能としてもよい。さらに、空調機100や換気扇200、またはテレビや冷蔵庫などの家屋21に設置された機器を制御するための宅内コントローラを使用可能としてもよい。
図2は、空調制御装置110の構成例を示すブロック図である。
図示するように、空調制御装置110は、送風制御のために制御信号を作成して空調機100に送信する送風制御部400と、換気扇200及び開口部検知器300から開口部情報を取得する開口部情報取得部500と、開口部情報を記憶する開口部情報記憶部510と、送風制御部400から空調機100への制御信号を送信し、換気扇200及び開口部検知器300から開口部情報を受信する通信部700と、を備える。
送風制御部400は、空調機100の吹出す風の風向を制御する風向制御部410と、空調機100の吹出す空気の風量を制御する風量制御部420を備える。風向制御部410および風量制御部420により生成された制御信号を空調機100に送信して送風制御を実施する。風向制御部410は、開口部情報記憶部510より開口部情報を読み出して、開口部の位置と状態に応じて風向の制御を行う。
開口部検知器300による開口部位置の検出方法の一例を図3を参照して説明する。図3は空調機100が設置された部屋の上面図であり、空調機100と、室内に存在する開口部の位置が図示されている。符号210は任意に開閉が可能な窓を示し、符号220は人の出入りが可能なドアを示す。この例の場合、空調の対象空間である部屋には、開口部として、換気扇200と、窓210と、ドア220とが存在している。空調機100は、壁のある一面の左右方向の中央付近の上方に設置されている。
ここでは、開口部検知器300として、赤外線センサ310とリモコン320が室内に設置されており、赤外線センサ310は空調機100の左右部中央付近、前方下部に取り付けられているとする。また、リモコン320は液晶パネルと操作キーを備えており、室内の壁に設置されているとする。空調機100の左右中心からの角度が均等になるよう、室内の空調機前方側のエリアを分割する。分割したエリアを示すのが図4である。600は、室内の空間を分割したエリアである空調エリアであり、600aから600jまでの10個としている。エリアの数は、この数に限られない。エリアをより細かく分割することにより、開口部の位置検出をより高精度に行うことが可能となる。図4では左右にしかエリアを分割していないが、それに加えて上下に分割することも可能である。空調機が部屋の中心ではなく左右のどちらかの壁よりに設置される場合、または部屋が大きい場合など、室内の空間の大きさに比べて空調エリア600の数や個々の大きさが適切になるよう、エリアの分割を設定できるのが望ましい。
赤外線センサ310は、600aから600jまでの空調エリア内のどこに開口部が存在しているかを検出する。手順としては、全ての開口部に一定の温度に発熱することが可能な小型の発信器を取り付ける。発信器は、赤外線センサ310により検出可能な位置であり、かつ可能な限り開口部の水平方向中央付近に取り付けるのが望ましい。そして赤外線センサ310は、室内を走査して、発熱した発信器がどの空調エリア600内に存在するかを検出する。赤外線センサ310は空調機100から見て左から右に走査を行うものとする。これにより、換気扇200が空調エリア600cに、窓210が空調エリア600gに存在する開口部だと検出される。開口部が、エリアをまたいで存在する場合もある。ドア220は空調エリア600iと600jにまたがって存在している。このような場合は、発信器がエリアの境界近くで検出されることになる。エリアの境界から一定範囲内に発信器が検出された場合は、その境界に隣接する空調エリア二つにまたがった開口部であるとして、検出される。よって、ドア220は空調エリア600iと600jにまたがった開口部として検出される。図4の例では、開口部の大きさが分割した空調エリア内に収まる程度の大きさであるとしているが、空調エリアの上下左右の分割が細かい場合は、検出された場所が境界付近かを問わずに、検出された空調エリアを中心に上下左右複数エリアにまたがっているものとして、検出する。開口部の大きさが一定以上の場合は、開口部のサイズに比例した数の発信器を一定間隔ごとに設置して検出を実施し、隣接する複数の開口部として検出を行う。
図5は検出された開口部位置情報のデータの例である。開口部を特定する番号である開口部番号及び開口部が存在する空調エリアで構成されている。ここで空調エリア600cが空調エリアCに、600gが空調エリアGに、600iが空調エリアIに、600jが空調エリアJにそれぞれ対応している。開口部は空調機100から見て左から右に検出され、換気扇200が開口部No1に、窓210が開口部No2に、ドア220がNo3に、それぞれ対応している。
開口部位置の検出方法は、リモコン320を利用して手動で入力することも可能である。例えばリモコン320に部屋の上面図を表示させ、上面図のどの位置に開口部があるかを手動で入力することで実施してもよい。
開口部位置の検出方法は、空調機100に対してどの方向に開口部が存在するかが判断できる方法であれば、ここで挙げた方法でなくても構わない。
室内に存在する開口部の位置は基本的に変化することがないと考えられるため、空調機100の設置時に一度だけ実施すればよい。その後、開口部の位置や数が変化することがもしあれば、その都度開口部の位置検出を実施する。
検出した開口部が換気扇200の場合は、ネットワークに接続されている換気扇200と、検出された開口部との対応付けを行うことも可能である。対応付けは、リモコン320を使用して手動で実施する。
開口部検知器300は位置検出した開口部に対して、開口部状態の検出も実施する。開口部の状態は、給気、排気、給排気、開放、閉の5種類とする。給気状態とは、室外から室内へ流入する気流を発生させている開口部の状態であり、例えば給気運転を行っている換気扇が該当する。排気状態とは、室内から室外へ流出する気流を発生させている開口部の状態であり、例えば排気運転を行っている換気扇が該当する。給排気状態とは、給気と排気が同時に行われている開口部の状態であり、例えば給排気運転を行っている換気扇が該当する。開放状態とは、給気も排気も行われていない開口部の状態であり、例えば開放された窓やドア等の出入り口が該当する。閉状態とは、開口部が閉じた状態であり、例えば運転停止中の換気扇や閉められた窓やドアが該当する。
開口部状態の検出方法は、例えば下記のように実施する。開口部がネットワークNWに接続されている換気扇200の場合は、換気扇200より送信される運転信号を開口部検知器300により受信することで、状態の検出が可能である。換気扇200の運転信号により、換気扇200が給気運転状態か、排気運転状態か、給排気運転状態か、停止状態かが検出でき、運転状態に応じて対応する開口部の状態がそれぞれ給気状態、排気状態、給排気状態、閉状態として検出できる。
開口部が換気扇の場合の状態検出は、換気扇が運転状態かどうか、運転状態が何であるかが検出できれば、この方法に限らない。例えば、換気扇が排気運転にのみ対応している場合は、換気扇の運転電力を監視して運転状態か停止状態を確認することで、換気扇が運転状態ならば排気状態、停止状態ならば閉状態、として検出することも可能である。他にも例えば、運転を手動で切り替える換気扇ならば、換気扇の運転状態を切り替えるたびにリモコン320に換気扇の状態を手動で入力することで、開口部検知器300は換気扇の開口部の状態を検出することが可能であり、ネットワークに接続されていない換気扇であっても状態の検出は可能である。
開口部が窓やドアの場合の状態検出は、赤外線センサ310を使用して検知可能である。赤外線センサ310により検出された開口部付近と、その周囲部分の温度を検出し、比較する。窓やドアが開いている場合は、そこから外気が出入りするため、空調機100が冷房状態で運転中の場合は周囲より高く、暖房状態で運転中の場合は周囲より低く、開口部の温度が検出される。このとき、開口部が開放されている状態であると考えられるため、開口部の状態は開放状態であると検出される。それ以外の場合は閉状態であると検出される。赤外線センサ310による温度検出は、一定時間ごとに行う。一定時間とは、例えば1分である。他にも例えば、窓やドアの開閉状態を変えるたびに、リモコン320に該当する開口部の状態を手動で入力することで、開口部検知器300は窓やドアの開口部の状態を検出することが可能である。
図6は、開口部検知器300により検出された開口部状態情報の例である。開口部を特定する番号である開口部番号、開口部状態及び対応するネットワーク接続された換気扇の番号、で構成されている。開口部番号は図5に示す開口部位置情報のものと共通である。開口部No1は換気扇200であり、ネットワークに接続された換気扇番号EF01の換気扇に該当しており、給気状態である。開口部No2は窓210であり、閉状態である。開口部No3はドア220であり、開放状態である。
空調制御装置110の開口部情報取得部500は、図5の開口部の位置を示す開口部位置情報と、図6の開口部の状態を示す開口部状態情報を、開口部検知器300から受信する。両者を総称して開口部情報と呼ぶ。開口部情報取得部500は、開口部の位置と状態の情報を統合して、開口部情報を作成する。図7は開口部情報の例である。開口部番号、空調エリア及び開口部状態により構成されている。作成された開口部情報は、開口部情報記憶部510に記憶される。
風向制御部410は、風向制御板の向きを制御することにより、空調エリア600ごとへの空気の送風の制御を行うことが可能である。風向制御板を、上下左右にスイングすることにより、室内全体に空気を送風することが可能である。開口部を考慮せず、室内の温度分布を均等にするために各空調エリア600に適度な時間送風する状態を、通常送風制御とする。もっとも、通常送風制御は、より省エネルギーな方法や快適な方法があるならば、必ずしも室内の温度分布を均等にする必要はない。例えば、上下方向の天井付近と床付近で温度差が存在しても人の身長に合わせたエリアが快適ならばそれでも良いし、左右方向も同様に壁付近と部屋の中央付近で温度差が生じても良い。すなわち通常送風制御とは、開口部は考慮しないものの、部屋を快適に空調するために各空調エリアに効率的な送風を行う送風制御である。
風向制御部410は、開口部の位置と状態に応じて風向制御を実施する。部屋を空調する際に、開口部から空気の流出入があると空調効率が低下する。そのため、開口部の位置と給気や排気等の状態を把握して、それに応じて風向制御を行うことで、空調効率の低下を防ぎ、省エネルギーな空調を可能にする。
風向制御部410は、送風する時間や範囲を調節することで、通常よりも送風される風量を減らした風よけと、通常よりも送風される風量を増やした風あてを、空調エリア600ごとに設定して送風を制御することが可能である。ある空調エリア600に対して送風を実施する際に、風が広がるため周囲の空調エリア600にも風が向かってしまうことが考えられるが、周囲の空調エリア600に送風する範囲を調節することで、対象となる空調エリア600への送風を減らす、もしくは増やすことが可能である。
風よけ送風制御は、通常送風制御よりも該当する空調エリア600への送風する時間を短くする、またはその周囲の空調エリア600を空調する際の送風範囲を変更することにより送風される風量を少なくする制御、もしくは該当する空調エリア600への送風自体を行わない制御である。空調エリア600に開口部が存在し、その開口部の状態が排気、給排気、開放のいずれかであるときは、風向制御部410はその空調エリア600に対しては風よけ制御を設定する。排気、給排気、開放状態の開口部では、室内の空気が室外へ流出する。そのため、温度を調節された空気を該当する開口部の方向に送風すると、空気が室内の温度調節に使われることなく室外に排出されてしまう可能性がある。そのため、該当する開口部の方向には送風を行わない、もしくは送風する風量を減らすことで、空調の効率を増加させることが可能となる。
風あて送風制御は、通常送風制御よりも該当する空調エリア600への送風する時間を長くする、またはその周囲の空調エリア600を空調する際の送風範囲を変更することにより送風される風量を多くする制御である。空調エリア600に開口部が存在し、その開口部の状態が給気であるときは、風向制御部410はその空調エリア600に対しては風あて制御を設定する。給気状態の開口部では、室外の空気が室内に流入する。冷房時ならば暑い空気が、暖房時ならば寒い空気が流入することになるため、空調効率が低下してしまう。そこで、流入した空気に対して温度を調節した空気を重点的に送風することで迅速に温度を調節し、空調効率の低下を防ぐ。
開口部が存在しない空調エリア600については、通常制御時と同様の風向制御を実施する。さらに、開口部であっても、閉じている状態の開口部ならば、特に風向制御を行わず通常通りの制御を行うことが最も効率的な空調制御である。よって、通常制御を実施して通常と同様の風をあてる。
風向制御部410は、開口部情報記憶部510から開口部情報を読み出して、空調エリアごとに送風の風向制御を決定する。図8は、空調エリアごとの風向制御内容の例である。空調エリアのCは開口部状態が給気状態であり、風あてが設定されている。空調エリアのIとJは開放状態であり、風よけが設定されている。空調エリアのGは開口部であるが閉状態であり、通常が設定されている。それ以外の空調エリアには開口部が存在しないため、全て通常が設定されている。風向制御部410は、設定した風向制御で送風を行うために空調機100に制御信号を送信し、風向制御を実施する。本実施の形態では、風よけと風あてを風向制御のみで実施しているが、風量を制御しての実施も可能である。その場合は、風量制御部420も開口部情報記憶部510から開口部情報を読み出して、空調エリアごとの送風の風量制御を決定することで実施する。
図9は風向制御部410で行われる風向制御決定の処理の流れを示したフローチャートである。風向制御部410は、空調エリア600ごとに風向制御を決定する。図9は、各空調エリア600に対して実行する処理である。まず風向制御部410は、開口部情報記憶部510から、対象となる空調エリア600の開口部情報の読み出しを行う(ステップS101)。そして、対象となる空調エリア600に開口部が存在するかを判断する。対象となる空調エリア600が開口部情報の空調エリアに存在していれば開口部であると判断する。対象となる空調エリア600に開口部が存在する場合は(ステップS102;Y)、そして、読み出した開口部情報の開口部状態が排気、給排気、開放のいずれかであれば(ステップS103;Y)、対象となる空調エリア600の風向制御内容を風よけに設定する(ステップS104)。読み出した開口部状態が排気、給排気、開放ではなく(ステップS103;N)、給気状態であれば(ステップS105;Y)、対象となる空調エリア600の風向制御内容を風あてに設定する(ステップS106)。読み出した開口部状態が給気状態でもなければ(ステップS105;N)、開口部状態は閉であるということなので、対象となる空調エリア600の風向制御内容を通常に設定する(ステップS107)。対象となる空調エリア600に開口部が存在しない場合は(ステップS102;N)、対象となる空調エリア600の風向制御内容を通常に設定する(ステップS107)。
図9の処理は、運転開始時に全ての開口部が存在する空調エリア600に対して実行する。その後の風向制御の更新は、開口部状態が変化するたびに行う。風向制御部410は、各空調エリア600の開口部情報の変化の検知を行い、開口部状態の変化が検知された際に、開口部状態が変化した空調エリア600に対して図9の処理を行い更新する。
空調エリア600の大きさによっては、一つのエリア内に複数の開口部が存在する場合も存在する。その場合は、図9のステップS101で対象となる開口部情報を全て読み出し、ステップS103では排気、給排気、開放のいずれかの開口部が一つでも存在すればYとして判断する。これは、空調機100による温度調節された風が室外に排出されるのを防ぐのを優先するためである。さらに、ステップS105では給気の開口部が一つでも存在すればYとして判断する。これは、閉状態の開口部であれば特に風向制御の内容を考慮する必要はないためである。
以上の説明においては、開口部の位置と状態とに基づいて、空調機100の出力する空気の風向を制御したが、排気・吸排気・開放中の開口部に向けての送風を停止し又は弱めてもよい。例えば、空調制御装置110は、図4に示す室内において、窓210が開放されている場合に、空調機100を制御して空調エリア600gへの送風を停止してもよい。同様に、送風しても排気される可能性が高い開口部に近づくに従って送風風力・風量を弱くする制御してもよい。例えば、図4において、窓210が開放されており、ドア220が閉じており、空調機100の送風の強度が「強」と設定されている場合を想定する。この場合に、空調制御装置110は、例えば、空調領域600eと600iには「強」の風量で送風し、空調領域600fと600hには通常の「強」の70%の風量と風速で送風し、空調エリア600gには通常の「強」の49%の風量と風速で送風する等、排気される可能性が高い開口部に近づくに従って送風風力・風量を弱くする制御してもよい。風力と風量の調整は段階的でも連続的でもかまわない。
(実施の形態2)
図10は、空調制御装置110が空調機100に組み込まれた構成を示す図である。
本実施の形態2においては、空調機100は、空調制御装置110と、空調制御装置110の制御に従って調和処理済みの空気の風向を制御する空調部120とを内蔵した形態となっている。空調制御装置110の動作は実施の形態1と同様である。一方、空調部120は、空調制御装置110の制御に従って、調和処理済みの空気を送付する風向を制御する。風向を制御する具体的手法は、内蔵するベーン、フラップの向きを調整する等すればよい。これにより実施の形態1と同様に、開口部の位置と給気や排気等の状態を把握して、それに応じて風向制御を行うことで、空調効率の低下を防ぎ、省エネルギーな空調を可能にする。
図11は、本発明の実施の形態1に係る空調制御装置110および実施の形態2に係る空調機100のハードウェア構成例を示す図である。空調制御装置110、空調機100は、プロセッサ51、メモリ52、インタフェース53で構成されている。空調制御装置110、空調機100における通信部700は、インタフェース53である。
空調制御装置110、空調機100における風向制御部410、風量制御部420および開口部情報取得部500の各機能は、プロセッサ51により実現される。プロセッサ51は、メモリ52に格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)である。空調制御装置110、空調機100における開口部情報記憶部510もメモリ52により実現され、メモリ52には、プロセッサ51が実行するプログラムと、開口部情報とが記憶される。風向制御部410、風量制御部420および開口部情報取得部500の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアやファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ52に格納される。プロセッサ51は、メモリ52に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。すなわち、空調制御装置110、空調機100は、プロセッサ51により実行されるときに、風向制御部410、風量制御部420および開口部情報取得部500を制御するステップが結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ52を備える。
また、これらのプログラムは、風向制御部410、風量制御部420および開口部情報取得部500の手順や方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。ここで、メモリとは、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read-Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read-Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリや、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等が該当する。図11では、プロセッサ51およびメモリ52をそれぞれ一つで構成する例を示しているが、複数のプロセッサおよび複数のメモリが連携して上記機能を実行してもよい。
その他、前記のハードウェア構成やフローチャートは一例であり、任意に変更および修正が可能である。
プロセッサ51、メモリ52で構成される風向制御部410、風量制御部420および開口部情報取得部500の各機能を実現する中心となる部分は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。たとえば、前記の動作を実行するためのプログラムを、コンピュータが読み取り可能なCD-ROM、DVD-ROMなどの記録媒体に格納して配布し、前記プログラムをコンピュータにインストールすることにより、上述の各機能を実現することができるコンピュータを構成してもよい。そして、各機能をOS(Operating System)とアプリケーションとの分担、またはOSとアプリケーションとの協同により実現する場合等には、OS以外の部分のみを記録媒体に格納してもよい。
さらに、搬送波に各プログラムを重畳し、通信ネットワークを介して配信することも可能である。例えば、通信ネットワーク上の掲示板(BBS,Bulletin Board System)に当該プログラムを掲示し、ネットワークを介して当該プログラムを配信してもよい。そして、これらのプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、上述の処理を実行できるように構成してもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、本発明には、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲が含まれる。
11 空調システム、21 家屋、51 プロセッサ、52 メモリ、53 インタフェース、100 空調機、110 空調制御装置、120 空調部、200 換気扇、210 窓、220 ドア、300 開口部検知器、310 赤外線センサ、320 リモコン、400 送風制御部、410 風向制御部、420 風量制御部、500 開口部情報取得部、510 開口部情報記憶部、600 空調エリア、700 通信部

Claims (16)

  1. 空気調和機による空調対象領域と外部との間で空気の流出入が発生する開口部の位置を示す位置情報および前記開口部の状態を示す状態情報を取得する開口部情報取得部と、
    前記開口部情報取得部が取得した位置情報と状態情報とに基づいて、前記空気調和機を制御する空調機制御部と、
    を備え、
    前記状態情報は、前記開口部が前記空調対象領域から外部への排気を実施中である排気状態にあることを示す情報を含み、
    前記空調機制御部は、前記状態情報に基づいて、排気状態である開口部に、風をあてないために前記空気調和機を制御する、
    空調制御装置。
  2. 空気調和機による空調対象領域と外部との間で空気の流出入が発生する開口部の位置を示す位置情報および前記開口部の状態を示す状態情報を取得する開口部情報取得部と、
    前記開口部情報取得部が取得した位置情報と状態情報とに基づいて、前記空気調和機を制御する空調機制御部と、
    を備え、
    前記状態情報は、前記開口部が外部から前記空調対象領域への給気を実施中である給気状態にあることを示す情報を含み、
    前記空調機制御部は、前記状態情報に基づいて、給気状態である開口部に、風をあてるために前記空気調和機を制御する、
    空調制御装置。
  3. 空気調和機による空調対象領域と外部との間で空気の流出入が発生する開口部の位置を示す位置情報および前記開口部の状態を示す状態情報を取得する開口部情報取得部と、
    前記開口部情報取得部が取得した位置情報と状態情報とに基づいて、前記空気調和機を制御する空調機制御部と、
    を備え、
    前記状態情報は、前記開口部が前記空調対象領域から外部への排気と外部から前記空調対象領域への給気とを同時に実施中である給排気状態を示す情報を含み、
    前記空調機制御部は、前記状態情報に基づいて、給排気状態である開口部に、風をあてないために前記空気調和機を制御する、
    空調制御装置。
  4. 空気調和機による空調対象領域と外部との間で空気の流出入が発生する開口部の位置を示す位置情報および前記開口部の状態を示す状態情報を取得する開口部情報取得部と、
    前記開口部情報取得部が取得した位置情報と状態情報とに基づいて、前記空気調和機を制御する空調機制御部と、
    を備え、
    前記状態情報は、前記開口部は開いているが前記空調対象領域から外部への排気も外部から前記空調対象領域への給気も実施中でない開放状態であることを示す情報を含み、
    前記空調機制御部は、前記状態情報に基づいて、開放状態である開口部に、風をあてないために前記空気調和機を制御する、
    空調制御装置。
  5. 前記空調機制御部は、前記開口部の位置情報および前記開口部の状態情報を参照して、前記空気調和機の出力する風の風向を決定し、決定した風向に風を送風するために前記空気調和機を制御する、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の空調制御装置。
  6. 前記状態情報は、前記開口部が閉じている閉状態にあることを示す情報を含み、
    前記空調機制御部は、前記状態情報に基づいて、閉状態である開口部を含む領域に、風をあてるために前記空気調和機を制御する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の空調制御装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の空調制御装置と、
    前記空調制御装置の制御に従って、出力する空気を制御する空調部と、
    を備える空気調和機。
  8. 請求項1から6のいずれか1項に記載の空調制御装置と、
    空気調和機と、
    開口部の位置と状態を取得する開口部検知器と、
    を備え、
    前記空調制御装置と前記空気調和機と前記開口部検知器とがネットワークにより接続され、
    前記開口部検知器が開口部の位置と状態を前記空調制御装置に送信し、
    前記空調制御装置が前記空気調和機に送風制御を実施するための信号を送信する、
    空調システム。
  9. 換気扇をさらに備え、
    前記空調制御装置と前記換気扇とがさらにネットワークにより接続され、
    前記空調制御装置が前記換気扇の運転状態の信号を受信する、
    請求項8に記載の空調システム。
  10. 請求項7に記載の空気調和機と、
    開口部の位置と状態を取得する開口部検知器と、
    を備え、
    前記空気調和機と前記開口部検知器とがネットワークにより接続され、
    前記開口部検知器が開口部の位置と状態を前記空気調和機に送信する、
    空調システム。
  11. 換気扇をさらに備え、
    前記空気調和機と前記換気扇とがさらにネットワークにより接続され、
    前記空気調和機が前記換気扇の運転状態の信号を受信する、
    請求項10に記載の空調システム。
  12. 空調制御装置が実行する空調制御方法であって、
    空気調和機による空調対象領域と外部との間で空気の流出入が発生する開口部の位置を示す位置情報および前記開口部の状態を示す状態情報を取得する開口部情報取得ステップと、
    前記開口部情報取得ステップによって取得した位置情報と状態情報とに基づいて、前記空気調和機を制御する空調機制御ステップと、
    を含み、
    前記状態情報は、前記開口部が前記空調対象領域から外部への排気を実施中である排気状態にあることを示す情報を含み、
    前記空調機制御ステップは、前記状態情報に基づいて、排気状態である開口部に、風をあてないために前記空気調和機を制御する、
    空調制御方法。
  13. 空調制御装置が実行する空調制御方法であって、
    空気調和機による空調対象領域と外部との間で空気の流出入が発生する開口部の位置を示す位置情報および前記開口部の状態を示す状態情報を取得する開口部情報取得ステップと、
    前記開口部情報取得ステップによって取得した位置情報と状態情報とに基づいて、前記空気調和機を制御する空調機制御ステップと、
    を含み、
    前記状態情報は、前記開口部が外部から前記空調対象領域への給気を実施中である給気状態にあることを示す情報を含み、
    前記空調機制御ステップは、前記状態情報に基づいて、給気状態である開口部に、風をあてるために前記空気調和機を制御する、
    空調制御方法。
  14. 空調制御装置が実行する空調制御方法であって、
    空気調和機による空調対象領域と外部との間で空気の流出入が発生する開口部の位置を示す位置情報および前記開口部の状態を示す状態情報を取得する開口部情報取得ステップと、
    前記開口部情報取得ステップによって取得した位置情報と状態情報とに基づいて、前記空気調和機を制御する空調機制御ステップと、
    を含み、
    前記状態情報は、前記開口部が前記空調対象領域から外部への排気と外部から前記空調対象領域への給気とを同時に実施中である給排気状態にあることを示す情報を含み、
    前記空調機制御ステップは、前記状態情報に基づいて、給排気状態である開口部に、風をあてないために前記空気調和機を制御する、
    空調制御方法。
  15. 空調制御装置が実行する空調制御方法であって、
    空気調和機による空調対象領域と外部との間で空気の流出入が発生する開口部の位置を示す位置情報および前記開口部の状態を示す状態情報を取得する開口部情報取得ステップと、
    前記開口部情報取得ステップによって取得した位置情報と状態情報とに基づいて、前記空気調和機を制御する空調機制御ステップと、
    を含み、
    前記状態情報は、前記開口部は開いているが前記空調対象領域から外部への排気も外部から前記空調対象領域への給気も実施中でない開放状態にあることを示す情報を含み、
    前記空調機制御ステップは、前記状態情報に基づいて、開放状態である開口部に、風をあてないために前記空気調和機を制御する、
    空調制御方法。
  16. 空調制御装置が備えるコンピュータに、請求項12から15のいずれか1項に記載の空調制御方法を実行させるプログラム。
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