JP7091975B2 - ラインフィルタ - Google Patents
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Description
該一対の電力線の間の電圧を測定する電圧測定部(6)と、
前記一対の電力線の間に電気的に接続された複数のコンデンサ(3)と、
個々の該コンデンサに直列に接続された複数のスイッチ(4)を有し、該複数のスイッチのうち、電流が流れるオン状態になっている該スイッチと、電流が流れないオフ状態になっている該スイッチとの組み合わせを変更することにより、前記複数のコンデンサの接続を、並列接続と直列接続との間で切り替える直並列切替回路(40)と、
前記スイッチの動作制御を行う制御部(5)とを備え、
個々の前記スイッチは、前記オン状態と、前記オフ状態と、電流が流れ前記オン状態よりもインピーダンスが高い高インピーダンス導通状態との、3種類の状態をとり得るよう構成され、
前記制御部は、前記電圧測定部による前記電圧の測定値が予め定められた閾値より低い場合には、前記複数のコンデンサを前記並列接続にし、前記電圧の測定値が前記閾値を超えた場合には、前記複数のコンデンサを前記直列接続にし、
前記制御部は、前記複数のコンデンサの接続を前記並列接続と前記直列接続との間で切り替える際に、前記オフ状態になっている前記スイッチを、前記高インピーダンス導通状態にしてから、前記オン状態にするよう構成されていると共に、前記オン状態になっている前記スイッチを、前記高インピーダンス導通状態にしてから、前記オフ状態にするよう構成されている、ラインフィルタ(1)にある。
また、本発明の他の一態様は、
直流電源(7)と電気機器(8)とを電気接続する一対の電力線(2)と、
該一対の電力線の間の電圧を測定する電圧測定部(6)と、
前記一対の電力線の間に電気的に接続された複数のコンデンサ(3)と、
個々の該コンデンサに直列に接続された複数のスイッチ(4)を有し、該複数のスイッチのうち、電流が流れるオン状態になっている該スイッチと、電流が流れないオフ状態になっている該スイッチとの組み合わせを変更することにより、前記複数のコンデンサの接続を、並列接続と直列接続との間で切り替える直並列切替回路(40)と、
前記スイッチの動作制御を行う制御部(5)とを備え、
個々の前記スイッチは、前記オン状態と、前記オフ状態と、電流が流れ前記オン状態よりもインピーダンスが高い高インピーダンス導通状態との、3種類の状態をとり得るよう構成され、
個々の前記スイッチは、オンオフ動作可能に構成された第1スイッチ部(41)と抵抗(43)とを直列接続した直列体(44)と、該直列体に並列接続しオンオフ動作可能に構成された第2スイッチ部(42)とを備え、個々の前記スイッチ部は半導体スイッチング素子からなり、
前記制御部は、前記電圧測定部による前記電圧の測定値が予め定められた閾値より低い場合には、前記複数のコンデンサを前記並列接続にし、前記電圧の測定値が前記閾値を超えた場合には、前記複数のコンデンサを前記直列接続にし、
前記制御部は、前記複数のコンデンサの接続を前記並列接続と前記直列接続との間で切り替える際に、前記オフ状態になっている前記スイッチを、前記高インピーダンス導通状態にしてから、前記オン状態にするよう構成されており、
前記スイッチとして、前記コンデンサの正電極と、他の前記コンデンサの負電極との間に設けられ、前記複数のコンデンサを直列接続する際に前記オン状態にされる直列スイッチ(4 S )を備え、該直列スイッチの前記スイッチ部は、前記半導体スイッチング素子からなり、双方向に電流を遮断可能に構成されている、ラインフィルタ(1)にある。
本発明のさらに他の一態様は、
直流電源(7)と電気機器(8)とを電気接続する一対の電力線(2)と、
該一対の電力線の間の電圧を測定する電圧測定部(6)と、
前記一対の電力線の間に電気的に接続された複数のコンデンサ(3)と、
個々の該コンデンサに直列に接続された複数のスイッチ(4)を有し、該複数のスイッチのうち、電流が流れるオン状態になっている該スイッチと、電流が流れないオフ状態になっている該スイッチとの組み合わせを変更することにより、前記複数のコンデンサの接続を、並列接続と直列接続との間で切り替える直並列切替回路(40)と、
前記スイッチの動作制御を行う制御部(5)とを備え、
個々の前記スイッチは、前記オン状態と、前記オフ状態と、電流が流れ前記オン状態よりもインピーダンスが高い高インピーダンス導通状態との、3種類の状態をとり得るよう構成され、
前記制御部は、前記電圧測定部による前記電圧の測定値が予め定められた閾値より低い場合には、前記複数のコンデンサを前記並列接続にし、前記電圧の測定値が前記閾値を超えた場合には、前記複数のコンデンサを前記直列接続にし、
前記制御部は、前記複数のコンデンサの接続を前記並列接続と前記直列接続との間で切り替える際に、前記オフ状態になっている前記スイッチを、前記高インピーダンス導通状態にしてから、前記オン状態にするよう構成されており、前記複数のスイッチのうちいずれかを前記高インピーダンス導通状態にしている間は、前記電気機器の駆動を停止させる、ラインフィルタ(1)にある。
本発明のさらに他の一態様は、
直流電源(7)と電気機器(8)とを電気接続する一対の電力線(2)と、
該一対の電力線の間の電圧を測定する電圧測定部(6)と、
前記一対の電力線の間に電気的に接続された複数のコンデンサ(3)と、
個々の該コンデンサに直列に接続された複数のスイッチ(4)を有し、該複数のスイッチのうち、電流が流れるオン状態になっている該スイッチと、電流が流れないオフ状態になっている該スイッチとの組み合わせを変更することにより、前記複数のコンデンサの接続を、並列接続と直列接続との間で切り替える直並列切替回路(40)と、
前記スイッチの動作制御を行う制御部(5)とを備え、
個々の前記スイッチは、前記オン状態と、前記オフ状態と、電流が流れ前記オン状態よりもインピーダンスが高い高インピーダンス導通状態との、3種類の状態をとり得るよう構成され、
前記制御部は、前記電圧測定部による前記電圧の測定値が予め定められた閾値より低い場合には、前記複数のコンデンサを前記並列接続にし、前記電圧の測定値が前記閾値を超えた場合には、前記複数のコンデンサを前記直列接続にし、
前記制御部は、前記複数のコンデンサの接続を前記並列接続と前記直列接続との間で切り替える際に、前記オフ状態になっている前記スイッチを、前記高インピーダンス導通状態にしてから、前記オン状態にするよう構成されており、
前記電気機器は、前記直流電源から供給される直流電力を交流電力にするインバータ(81)と、前記交流電力を用いて放電を発生する放電リアクタ(82)とを有し、前記放電によりオゾンを生成するオゾナイザであり、前記インバータは、前記交流電力を前記放電リアクタに供給して前記放電を発生させる放電期間と、前記交流電力の供給を停止して前記放電リアクタから前記放電を発生させない放電停止期間とを交互に切り替える間欠動作を行うよう構成されている、ラインフィルタ(1)にある。
そのため、コンデンサの接続を切り替えたときに、放電電流や突入電流が発生しても、これらの電流は高インピーダンス導通状態になっているスイッチを流れるため、大きな電流が流れにくくなる。したがって、スイッチやコンデンサ、電力線等の電流容量を小さくすることができ、これらの部品を小型化しつつ、信頼性を高めることができる。そのため、ラインフィルタ全体を小型化でき、かつ信頼性を高めることができる。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記ラインフィルタに係る実施形態について、図1~図12を参照して説明する。図1に示すごとく、本形態のラインフィルタ1は、一対の電力線2(2P,2N)と、電圧測定部6と、複数のコンデンサ3(3A,3B)と、直並列切替回路40と、制御部5とを備える。
個々のスイッチ4は、上記オン状態(図1の正側並列スイッチ4P参照)と、上記オフ状態(図1の直列スイッチ4S参照)と、高インピーダンス導通状態(図2の正側並列スイッチ4P参照)との、3種類の状態をとり得るよう構成されている。高インピーダンス導通状態は、電流が流れ、上記オン状態よりもインピーダンスが高い状態である。
次いで、図5に示すごとく、制御部5は、負側第1スイッチ部41Nをオフする。これにより、負側並列スイッチ4Nをオフ状態にする。
このようにすると、各コンデンサ3から放電電流IDが発生する。すなわち、個々のコンデンサ3は直前まで並列接続されていたため(図1参照)、各コンデンサ3には、電力線2の電圧VBが加わっていたが、図6に示すごとく、直列用第1スイッチ部41Sをオンすると、2個のコンデンサ3が直列接続され、各コンデンサ3の電圧はVB/2になる。そのため、コンデンサ3の電圧が急に低下し、放電電流IDが発生する。しかしながら、この放電電流IDは、直列スイッチ4Sの抵抗43を流れるため、大きな放電電流IDが流れることを抑制できる。そのため、直列用第1スイッチ部41Sとして、電流容量が小さいものを用いることができ、直列用第1スイッチ部41Sを小型化できる。
なお、2個のコンデンサ3を並列接続から直列接続に切り替えたときに、電力線2の電圧VBが、並列接続時の2倍以上になった場合は、各コンデンサ3に充電電流が流れる。この場合も、充電電流は抵抗43を流れるため、大きな充電電流が流れることを抑制できる。
このようにすると、各コンデンサ3に電流IRが流れる。すなわち、2個のコンデンサ3は、直前まで直列接続(図7参照)されていたため、各コンデンサ3に加わる電圧はVB/2であったが、正側第1スイッチ部41P及び負側第1スイッチ部41Nをオンすると、各コンデンサ3A,3Bが並列接続されるため、各コンデンサ3に、電力線2の電圧VBが加わる。そのため、コンデンサ3に加わる電圧が急に上昇し、電流IRが流れる。しかしながら、この電流IRは抵抗43を通るため、電流量を抑制できる。したがって、スイッチ部41P,41Nとして、電流容量が小さいものを用いることができ、これらのスイッチ部41P,41Nを小型化することができる。
なお、2個のコンデンサ3を直列接続から並列接続に切り替えたときに、電力線2の電圧VBが、直列接続時の1/2以下になった場合は、各コンデンサ3から放電電流が流れる。この場合も、放電電流は抵抗43を通るため、電流量を抑制できる。
そのため、コンデンサ3の接続を切り替えたときに、放電電流IDや突入電流IRが発生しても、これらの電流は高インピーダンス導通状態になっているスイッチ4を流れるため、大きな電流が流れにくくなる。したがって、スイッチ4やコンデンサ3、電力線2等として、電流容量が小さいものを用いることができ、これらの部品を小型化することができる。
そのため、コンデンサ3に加わる電圧を低減できる。したがって、例えば電解コンデンサのように、耐電圧が低いが、小型で静電容量が大きいコンデンサ3を用いることができる。そのため、ラインフィルタ1を小型化でき、安価なものとすることができる。
そのため、電力線2の電圧VBが変動し、コンデンサ3に電流が流れても、この電流は高インピーダンス導通状態になっているスイッチ4を通るため、電流量を抑制できる。したがって、スイッチ4等の電流容量を低減でき、スイッチ4等を小型化しつつ、信頼性を確保することができる。
そのため、第1スイッチ部41のみオンすることにより、スイッチ4を、確実に高インピーダンス導通状態にすることができる。
本形態は、ラインフィルタ1の回路構成を変更した例である。本形態のラインフィルタ1は、図13に示すごとく、コンデンサ3の電流を測定するための電流測定部10を備える。電流測定部10は、シャント抵抗101と、該シャント抵抗101の電圧降下を測定する電圧センサ102とを有する。
そのため、電力線2の電圧VBが閾値VTHに達していないときにも、電流の測定値を用いて、スイッチ4を高インピーダンス導通状態にすることができる。したがって、スイッチ4をより確実に、速く高インピーダンス導通状態にすることができ、コンデンサ3に大電流が流れることを抑制できる。
その他、実施形態1と同様の構成および作用効果を備える。
本形態は、電気機器8の構成を変更した例である。本形態の電気機器8は、オゾンを発生するためのオゾナイザである。図29に示すごとく、オゾナイザは、直流電源7の直流電力を交流電力に変換するインバータ81と、得られた交流電力を用いて放電を発生する放電リアクタ82とを備える。この放電を用いて、空気中の酸素をオゾンに変化させている。そして、得られたオゾンを用いて、車両の排ガスを変質させている。
このようにすることで、ノイズが外部へ漏出することを、より確実に抑制できる。すなわち、スイッチ4が高インピーダンス導通状態になっている間は、コンデンサ3によってノイズ電流を吸収しにくくなり、ノイズ電流の除去効率が低下する。本形態では、スイッチ4を高インピーダンス導通状態にしている間は、電気機器8の駆動を停止するため、この間に、電気機器8から外部へノイズが漏出することを抑制できる。
そのため、本発明の効果を十分に発揮することができる。すなわち、放電リアクタ82は、ある程度の電力を供給しないと、放電を開始できない。しかし、例えば車載用のオゾナイザでは、排ガスの排出量が少ないため、オゾンの必要量が少ない場合がある。この場合、放電リアクタ82を放電し続けると、過剰なオゾンが発生してしまう。そのため、上記間欠動作を行うことにより、放電リアクタ82に放電を発生させつつ、過剰なオゾンが生成しないようにすることができる。つまり、連続放電した場合よりも、オゾンの生成量を少なくすることができる。間欠動作を行うと、放電期間TDと放電停止期間TSとを交互に行うため、低周波のノイズが発生しやすい。この低周波のノイズを除去するためには、静電容量の大きいコンデンサ3が必要となるが、静電容量が大きく、かつ耐電圧が大きいコンデンサ3は、大型化しやすい。本形態では、上述したように、コンデンサ3の電圧や充放電電流が閾値よりも大きくなった場合に直列接続に切り替えるため、コンデンサ3を保護することができ、耐電圧の低いコンデンサ3を使用することができる。例えば、電解コンデンサ等のように、耐電圧が低いが、小型で静電容量が大きいコンデンサ3を用いることができる。したがって、ラインフィルタ1を小型化でき、かつ安価にすることができる。
その他、実施形態1と同様の構成および作用効果を備える。
本形態は、コンデンサ3の構成を変更した例である。図30に示すごとく、本形態では、複数のコンデンサセル30を直列接続して、コンデンサ3を構成している。個々のコンデンサセル30は、電解コンデンサ、又は、低耐圧大容量の電気二重層キャパシタやリチウムイオンキャパシタ等からなる。
その他、実施形態1と同様の構成および作用効果を備える。
本形態は、スイッチ4の構成を変更した例である。図31に示すごとく、本形態では、スイッチ部41,42を半導体スイッチング素子(MOSFET)によって構成してある。制御部5は、スイッチ4をオン状態にする場合は、第2スイッチ部42を構成する半導体スイッチング素子のゲート電極に、閾電圧より十分高い電圧を加える。これにより、第2スイッチ部42をオンさせ、スイッチ4をオン状態にする。また、スイッチ4をオフ状態にする場合は、2個のスイッチ部41,42をそれぞれ構成する半導体スイッチング素子のゲート電極に、電圧を加えない。また、スイッチ4を高インピーダンス導通状態にする場合は、第2スイッチ部42を構成する半導体スイッチング素子のゲート電極に電圧を加えず、第1スイッチ部41を構成する半導体スイッチング素子のゲート電極に、閾電圧より十分高い電圧を加える。これにより、第2スイッチ部42をオフしつつ第1スイッチ部41をオンし、スイッチ4を高インピーダンス導通状態にする。
このようにすると、直列スイッチ4Sを確実にオフできる。すなわち、直列スイッチ4Sは、一方の端子413の方が高電位になる場合もあるし、他方の端子414の方が高電位になる場合もある。上記構成にすれば、どちらの端子413,414が高電位になっても、電流がボディダイオード411,412を流れなくなり、確実にオフできる。
その他、実施形態1と同様の構成および作用効果を備える。
本形態は、スイッチ4の構成を変更した例である。図32に示すごとく、本形態では、半導体スイッチング素子(MOSFET)のみを用いて、スイッチ4を構成してある。制御部5は、スイッチ4をオン状態にする場合は、MOSFETのゲート電極に、閾電圧より十分高い電圧を加える。また、スイッチ4をオフ状態にする場合は、ゲート電極に電圧を加えない。高インピーダンス導通状態にする場合は、ゲート電極に、閾電圧より僅かに高い電圧を加える。これにより、MOSFETを僅かにオンさせ、僅かに電流が流れるようにする。
このようにすると、スイッチ4の構成を簡素にすることができる。そのため、ラインフィルタ1の製造コストを低減できる。
その他、実施形態1と同様の構成および作用効果を備える。
2 電力線
3 コンデンサ
4 スイッチ
40 直並列切替回路
5 制御部
6 電圧測定部
7 直流電源
8 電気機器
Claims (12)
- 直流電源(7)と電気機器(8)とを電気接続する一対の電力線(2)と、
該一対の電力線の間の電圧を測定する電圧測定部(6)と、
前記一対の電力線の間に電気的に接続された複数のコンデンサ(3)と、
個々の該コンデンサに直列に接続された複数のスイッチ(4)を有し、該複数のスイッチのうち、電流が流れるオン状態になっている該スイッチと、電流が流れないオフ状態になっている該スイッチとの組み合わせを変更することにより、前記複数のコンデンサの接続を、並列接続と直列接続との間で切り替える直並列切替回路(40)と、
前記スイッチの動作制御を行う制御部(5)とを備え、
個々の前記スイッチは、前記オン状態と、前記オフ状態と、電流が流れ前記オン状態よりもインピーダンスが高い高インピーダンス導通状態との、3種類の状態をとり得るよう構成され、
前記制御部は、前記電圧測定部による前記電圧の測定値が予め定められた閾値より低い場合には、前記複数のコンデンサを前記並列接続にし、前記電圧の測定値が前記閾値を超えた場合には、前記複数のコンデンサを前記直列接続にし、
前記制御部は、前記複数のコンデンサの接続を前記並列接続と前記直列接続との間で切り替える際に、前記オフ状態になっている前記スイッチを、前記高インピーダンス導通状態にしてから、前記オン状態にするよう構成されていると共に、前記オン状態になっている前記スイッチを、前記高インピーダンス導通状態にしてから、前記オフ状態にするよう構成されている、ラインフィルタ(1)。 - 前記コンデンサに流れる電流を測定する電流測定部(10)をさらに備え、前記制御部は、前記電流測定部による前記電流の測定値が予め定められた値を超えた場合に、前記オン状態になっている前記スイッチを前記高インピーダンス導通状態にするよう構成されている、請求項1に記載のラインフィルタ。
- 個々の前記スイッチは、オンオフ動作可能に構成された第1スイッチ部(41)と抵抗(43)とを直列接続した直列体(44)と、該直列体に並列接続しオンオフ動作可能に構成された第2スイッチ部(42)とを備える、請求項1又は2に記載のラインフィルタ。
- 個々の前記スイッチ部は半導体スイッチング素子からなる、請求項3に記載のラインフィルタ。
- 前記スイッチとして、前記コンデンサの正電極と、他の前記コンデンサの負電極との間に設けられ、前記複数のコンデンサを直列接続する際に前記オン状態にされる直列スイッチ(4 S )を備え、該直列スイッチの前記スイッチ部は、前記半導体スイッチング素子からなり、双方向に電流を遮断可能に構成されている、請求項4に記載のラインフィルタ。
- 直流電源(7)と電気機器(8)とを電気接続する一対の電力線(2)と、
該一対の電力線の間の電圧を測定する電圧測定部(6)と、
前記一対の電力線の間に電気的に接続された複数のコンデンサ(3)と、
個々の該コンデンサに直列に接続された複数のスイッチ(4)を有し、該複数のスイッチのうち、電流が流れるオン状態になっている該スイッチと、電流が流れないオフ状態になっている該スイッチとの組み合わせを変更することにより、前記複数のコンデンサの接続を、並列接続と直列接続との間で切り替える直並列切替回路(40)と、
前記スイッチの動作制御を行う制御部(5)とを備え、
個々の前記スイッチは、前記オン状態と、前記オフ状態と、電流が流れ前記オン状態よりもインピーダンスが高い高インピーダンス導通状態との、3種類の状態をとり得るよう構成され、
個々の前記スイッチは、オンオフ動作可能に構成された第1スイッチ部(41)と抵抗(43)とを直列接続した直列体(44)と、該直列体に並列接続しオンオフ動作可能に構成された第2スイッチ部(42)とを備え、個々の前記スイッチ部は半導体スイッチング素子からなり、
前記制御部は、前記電圧測定部による前記電圧の測定値が予め定められた閾値より低い場合には、前記複数のコンデンサを前記並列接続にし、前記電圧の測定値が前記閾値を超えた場合には、前記複数のコンデンサを前記直列接続にし、
前記制御部は、前記複数のコンデンサの接続を前記並列接続と前記直列接続との間で切り替える際に、前記オフ状態になっている前記スイッチを、前記高インピーダンス導通状態にしてから、前記オン状態にするよう構成されており、
前記スイッチとして、前記コンデンサの正電極と、他の前記コンデンサの負電極との間に設けられ、前記複数のコンデンサを直列接続する際に前記オン状態にされる直列スイッチ(4S)を備え、該直列スイッチの前記スイッチ部は、前記半導体スイッチング素子からなり、双方向に電流を遮断可能に構成されている、ラインフィルタ(1)。 - 前記制御部は、前記半導体スイッチング素子に加えるゲート電圧を制御することにより、前記スイッチを前記高インピーダンス導通状態にするよう構成されている、請求項4~6のいずれか一項に記載のラインフィルタ。
- 個々の前記スイッチは半導体スイッチング素子からなり、前記制御部は、前記半導体スイッチング素子に加えるゲート電圧を制御することにより、前記スイッチを前記高インピーダンス導通状態にするよう構成されている、請求項1又は2に記載のラインフィルタ。
- 前記制御部は、前記複数のスイッチのうちいずれかを前記高インピーダンス導通状態にしている間は、前記電気機器の駆動を停止させる、請求項1~8のいずれか一項に記載のラインフィルタ。
- 前記電気機器は、前記直流電源から供給される直流電力を交流電力にするインバータ(81)と、前記交流電力を用いて放電を発生する放電リアクタ(82)とを有し、前記放電によりオゾンを生成するオゾナイザであり、前記インバータは、前記交流電力を前記放電リアクタに供給して前記放電を発生させる放電期間と、前記交流電力の供給を停止して前記放電リアクタから前記放電を発生させない放電停止期間とを交互に切り替える間欠動作を行うよう構成されている、請求項1~9のいずれか一項に記載のラインフィルタ。
- 直流電源(7)と電気機器(8)とを電気接続する一対の電力線(2)と、
該一対の電力線の間の電圧を測定する電圧測定部(6)と、
前記一対の電力線の間に電気的に接続された複数のコンデンサ(3)と、
個々の該コンデンサに直列に接続された複数のスイッチ(4)を有し、該複数のスイッチのうち、電流が流れるオン状態になっている該スイッチと、電流が流れないオフ状態になっている該スイッチとの組み合わせを変更することにより、前記複数のコンデンサの接続を、並列接続と直列接続との間で切り替える直並列切替回路(40)と、
前記スイッチの動作制御を行う制御部(5)とを備え、
個々の前記スイッチは、前記オン状態と、前記オフ状態と、電流が流れ前記オン状態よりもインピーダンスが高い高インピーダンス導通状態との、3種類の状態をとり得るよう構成され、
前記制御部は、前記電圧測定部による前記電圧の測定値が予め定められた閾値より低い場合には、前記複数のコンデンサを前記並列接続にし、前記電圧の測定値が前記閾値を超えた場合には、前記複数のコンデンサを前記直列接続にし、
前記制御部は、前記複数のコンデンサの接続を前記並列接続と前記直列接続との間で切り替える際に、前記オフ状態になっている前記スイッチを、前記高インピーダンス導通状態にしてから、前記オン状態にするよう構成されており、前記複数のスイッチのうちいずれかを前記高インピーダンス導通状態にしている間は、前記電気機器の駆動を停止させる、ラインフィルタ(1)。 - 直流電源(7)と電気機器(8)とを電気接続する一対の電力線(2)と、
該一対の電力線の間の電圧を測定する電圧測定部(6)と、
前記一対の電力線の間に電気的に接続された複数のコンデンサ(3)と、
個々の該コンデンサに直列に接続された複数のスイッチ(4)を有し、該複数のスイッチのうち、電流が流れるオン状態になっている該スイッチと、電流が流れないオフ状態になっている該スイッチとの組み合わせを変更することにより、前記複数のコンデンサの接続を、並列接続と直列接続との間で切り替える直並列切替回路(40)と、
前記スイッチの動作制御を行う制御部(5)とを備え、
個々の前記スイッチは、前記オン状態と、前記オフ状態と、電流が流れ前記オン状態よりもインピーダンスが高い高インピーダンス導通状態との、3種類の状態をとり得るよう構成され、
前記制御部は、前記電圧測定部による前記電圧の測定値が予め定められた閾値より低い場合には、前記複数のコンデンサを前記並列接続にし、前記電圧の測定値が前記閾値を超えた場合には、前記複数のコンデンサを前記直列接続にし、
前記制御部は、前記複数のコンデンサの接続を前記並列接続と前記直列接続との間で切り替える際に、前記オフ状態になっている前記スイッチを、前記高インピーダンス導通状態にしてから、前記オン状態にするよう構成されており、
前記電気機器は、前記直流電源から供給される直流電力を交流電力にするインバータ(81)と、前記交流電力を用いて放電を発生する放電リアクタ(82)とを有し、前記放電によりオゾンを生成するオゾナイザであり、前記インバータは、前記交流電力を前記放電リアクタに供給して前記放電を発生させる放電期間と、前記交流電力の供給を停止して前記放電リアクタから前記放電を発生させない放電停止期間とを交互に切り替える間欠動作を行うよう構成されている、ラインフィルタ(1)。
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