JP7091541B1 - 開閉構造、住宅、及び開閉構造の施工方法 - Google Patents
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Abstract
Description
一般に、開口を通して換気を行なう場合には建具が開け放たれる。
特許文献1に記載の建具においては、建具の一面側の空間と他面側の空間との間で空気が流通する隙間が、建具の下縁部と床との間に設けられている。故に、この建具を用いた場合は、建具を閉めたままでも換気することができる。
故に、使用者は建具の一面側からでも他面側からでも建具を押し開けることができる。建具が取っ手又は指掛け等を備える場合、使用者は建具の一面側からでも他面側からでも建具を引き開けることができる。従って、使用者の利便性を向上させることができる。
同様に、戸尻框と上框(上側の横框)とを互いに強固に連結することができ、上框を他の凹部に容易に挿入することができる。
戸尻框が戸先框よりも幅広であることにより、建具の外観を左右非対称にして意匠性の向上を図ることができる。
枢軸部材も軸支持部材も建具の枢支用の部材である。機械的強度が大きい戸尻框に枢支用の部材が固定されるので、枢支用の部材が建具に取り付けられること、又は建具が枢支されることによる建具の歪みを防止することができる。
使用者は、指掛け部材と鏡板との間に設けられる空間に手指を挿入することにより、指掛け部材を用いて建具を引き開けることができる。
枢軸は穴部に挿入され、枢軸を除く枢軸部材は建具の下端面に埋設されるので、大型の部材である枢軸部材が目隠しされる。小型の部材である軸支持部材は目立ちにくい。以上の結果、開閉構造の美観を向上させることができる。
本開示に係る開閉構造は、壁体に設けられた開口を枢戸式の建具が開閉する開閉構造において、前記建具が閉じている場合、前記建具は前記開口の内側に配され、前記建具の周縁部の全周と前記開口の周縁部の全周との間に、空気が通流する隙間が設けられ、前記建具は戸尻框を備える框戸であり、前記戸尻框の下端部に、一の枢軸が設けられた一の枢軸部材と、一の穴部が設けられており、該一の穴部に前記一の枢軸が挿入される一の軸支持部材との一方が固定され、前記戸尻框の上端部に、他の枢軸が設けられた他の枢軸部材と、他の穴部が設けられており、該他の穴部に前記他の枢軸が挿入される他の軸支持部材との一方が固定され、前記開口の下縁部に、前記一の穴部に前記一の枢軸が挿入されるようにして前記一の枢軸部材と前記一の軸支持部材との他方が固定され、前記開口の上縁部に、前記他の穴部に前記他の枢軸が挿入される前記他の枢軸部材と前記他の軸支持部材との他方が固定され、前記建具は下框及び上框を更に備え、前記下框の戸尻側の端部は、前記戸尻框の下端部の戸先側の面及び下面にわたって設けられている一の凹部に挿入され、前記上框の戸尻側の端部は、前記戸尻框の上端部の戸先側の面及び上面にわたって設けられている他の凹部に挿入され、前記一の枢軸部材と前記一の軸支持部材との一方は前記戸尻框の下端部及び前記下框夫々に固定され、前記他の枢軸部材と前記他の軸支持部材との一方は前記戸尻框の上端部及び前記上框夫々に固定されることを特徴とする。
本開示に係る開閉構造は、壁体に設けられた開口を枢戸式の建具が開閉する開閉構造において、前記建具が閉じている場合、前記建具は前記開口の内側に配され、前記建具の周縁部の全周と前記開口の周縁部の全周との間に、空気が通流する隙間が設けられ、前記建具は、戸先框、該戸先框よりも薄い鏡板、及び該鏡板との間に手指を挿入可能な空間が設けられるようにして、前記戸先框の戸尻側の面から前記鏡板に沿うように突出する板状の指掛け部材を備える框戸であることを特徴とする。
本開示に係る開閉構造は、壁体に設けられた開口を枢戸式の建具が開閉する開閉構造において、前記建具が閉じている場合、前記建具は前記開口の内側に配され、前記建具の周縁部の全周と前記開口の周縁部の全周との間に、空気が通流する隙間が設けられ、枢軸が設けられた枢軸部材が、前記枢軸が前記建具の下端面から下向きに突出するようにして、前記下端面に埋設され、穴部が設けられた軸支持部材が、前記穴部が上向きに開口し、前記穴部に前記枢軸が挿入されるようにして、前記開口の下縁部に固定され、前記枢軸部材は前記軸支持部材よりも大型の部材であることを特徴とする。
本開示に係る開閉構造は、壁体に設けられた開口を枢戸式の建具が開閉する開閉構造において、前記建具が閉じている場合、前記建具は前記開口の内側に配され、前記建具の周縁部の全周と前記開口の周縁部の全周との間に、空気が通流する隙間が設けられ、前記建具と前記開口の側縁部との間の前記隙間は小さく、前記建具と前記開口の下縁部との間の前記隙間は中程度であり、前記建具と前記開口の上縁部との間の前記隙間は大きいことを特徴とする。
本開示に係る開閉構造は、壁体に設けられた開口を枢戸式の建具が開閉する開閉構造において、前記建具が閉じている場合、前記建具は前記開口の内側に配され、前記建具の周縁部の全周と前記開口の周縁部の全周との間に、空気が通流する隙間が設けられ、前記建具は戸尻框を備える框戸であり、前記戸尻框の下端部に、一の枢軸が設けられた一の枢軸部材と、一の穴部が設けられており、該一の穴部に前記一の枢軸が挿入される一の軸支持部材との一方が固定され、前記戸尻框の上端部に、他の枢軸が設けられた他の枢軸部材と、他の穴部が設けられており、該他の穴部に前記他の枢軸が挿入される他の軸支持部材との一方が固定され、前記開口の下縁部に、前記一の穴部に前記一の枢軸が挿入されるようにして前記一の枢軸部材と前記一の軸支持部材との他方が固定され、前記開口の上縁部に、前記他の穴部に前記他の枢軸が挿入される前記他の枢軸部材と前記他の軸支持部材との他方が固定されることを特徴とする。
本開示に係る開閉構造は、前記建具は下框及び上框を更に備え、前記一の枢軸部材と前記一の軸支持部材との一方は前記戸尻框の下端部及び前記下框夫々に固定され、前記他の枢軸部材と前記他の軸支持部材との一方は前記戸尻框の上端部及び前記上框夫々に固定されることを特徴とする。
本開示に係る住宅は、開口が設けられた壁体と、前記開口を開閉する枢戸式の建具とを屋内に備える住宅において、前記建具が閉じている場合、前記建具は前記開口の内側に配され、前記建具の周縁部の全周と前記開口の周縁部の全周との間に、空気が通流する隙間が設けられ、前記建具は戸尻框を備える框戸であり、前記戸尻框の下端部に、一の枢軸が設けられた一の枢軸部材と、一の穴部が設けられており、該一の穴部に前記一の枢軸が挿入される一の軸支持部材との一方が固定され、前記戸尻框の上端部に、他の枢軸が設けられた他の枢軸部材と、他の穴部が設けられており、該他の穴部に前記他の枢軸が挿入される他の軸支持部材との一方が固定され、前記開口の下縁部に、前記一の穴部に前記一の枢軸が挿入されるようにして前記一の枢軸部材と前記一の軸支持部材との他方が固定され、前記開口の上縁部に、前記他の穴部に前記他の枢軸が挿入される前記他の枢軸部材と前記他の軸支持部材との他方が固定され、前記建具は下框及び上框を更に備え、前記下框の戸尻側の端部は、前記戸尻框の下端部の戸先側の面及び下面にわたって設けられている一の凹部に挿入され、前記上框の戸尻側の端部は、前記戸尻框の上端部の戸先側の面及び上面にわたって設けられている他の凹部に挿入され、前記一の枢軸部材と前記一の軸支持部材との一方は前記戸尻框の下端部及び前記下框夫々に固定され、前記他の枢軸部材と前記他の軸支持部材との一方は前記戸尻框の上端部及び前記上框夫々に固定されることを特徴とする。
本開示に係る住宅は、開口が設けられた壁体と、前記開口を開閉する枢戸式の建具とを屋内に備える住宅において、前記建具が閉じている場合、前記建具は前記開口の内側に配され、前記建具の周縁部の全周と前記開口の周縁部の全周との間に、空気が通流する隙間が設けられ、前記建具は、戸先框、該戸先框よりも薄い鏡板、及び該鏡板との間に手指を挿入可能な空間が設けられるようにして、前記戸先框の戸尻側の面から前記鏡板に沿うように突出する板状の指掛け部材を備える框戸であることを特徴とする。
本開示に係る住宅は、開口が設けられた壁体と、前記開口を開閉する枢戸式の建具とを屋内に備える住宅において、前記建具が閉じている場合、前記建具は前記開口の内側に配され、前記建具の周縁部の全周と前記開口の周縁部の全周との間に、空気が通流する隙間が設けられ、枢軸が設けられた枢軸部材が、前記枢軸が前記建具の下端面から下向きに突出するようにして、前記下端面に埋設され、穴部が設けられた軸支持部材が、前記穴部が上向きに開口し、前記穴部に前記枢軸が挿入されるようにして、前記開口の下縁部に固定され、前記枢軸部材は前記軸支持部材よりも大型の部材であることを特徴とする。
建具の上縁部については、枢軸部材と軸支持部材との一方を建具の上縁部に固定した後、枢軸部材と軸支持部材との他方を開口の上縁部に固定する前に、枢軸部材と軸支持部材との一方に他方を取り付ける。故に、作業者の目の高さよりも高い位置で枢軸部材の枢軸を軸支持部材の穴部に挿入する作業を行なう必要がない。即ち作業性を向上させることができる。
本開示に係る開閉構造の施工方法は、壁体に設けられた開口を枢戸式の建具が開閉する開閉構造を施工する方法において、前記建具が閉じている場合に前記建具が前記開口の内側に配され、空気が通流する隙間が前記建具の周縁部の全周と前記開口の周縁部の全周との間に設けられるようにして、前記建具を前記開口の周縁部に取り付け、前記建具を前記開口の周縁部に取り付けるために、一の枢軸が設けられた一の枢軸部材と、前記一の枢軸が挿入される一の穴部が設けられた一の軸支持部材との一方を、前記建具の戸尻側の下端部となる部分に固定し、前記一の枢軸部材と前記一の枢軸部材との他方を、前記開口の下縁部に固定し、前記一の枢軸部材と前記一の枢軸部材との他方を固定する前に、前記建具が閉じている場合に前記建具が前記開口の内側に配され、且つ、前記建具の周縁部の内の戸先側の部分及び戸尻側の部分夫々と前記開口の周縁部との間に前記隙間が設けられるようにして、前記一の枢軸部材と前記一の枢軸部材との他方を固定する位置を求め、他の枢軸が設けられた他の枢軸部材と、前記他の枢軸が挿入される他の穴部が設けられた他の軸支持部材との一方を、前記建具の戸尻側の上端部となる部分に固定し、前記他の枢軸部材と前記他の軸支持部材との一方を前記建具に固定した後、前記他の枢軸を前記他の穴部に挿入することにより、前記他の枢軸部材と前記他の軸支持部材との一方に他方を取り付け、前記一の枢軸部材と前記一の枢軸部材との一方及び他方夫々の固定後、且つ、前記他の枢軸部材と前記他の軸支持部材との一方への他方の取り付け後、前記一の枢軸を前記一の穴部に挿入することにより、前記一の枢軸部材と前記一の軸支持部材との一方を他方に取り付け、前記一の枢軸部材と前記一の軸支持部材との一方への他方の取り付け後、前記他の枢軸部材と前記他の軸支持部材との他方を前記開口の上縁部に固定し、前記一の枢軸部材と前記一の軸支持部材との一方への他方の取り付け時に、前記建具の下端面と前記開口の下縁部との間及び前記建具の上端面と前記開口の上縁部との間夫々に前記隙間が設けられるようにすることを特徴とする。
本開示に係る開閉構造の施工方法は、壁体に設けられた開口を枢戸式の建具が開閉する開閉構造を施工する方法において、前記建具が閉じている場合に前記建具が前記開口の内側に配され、空気が通流する隙間が前記建具の周縁部の全周と前記開口の周縁部の全周との間に設けられるようにして、前記建具を前記開口の周縁部に取り付け、戸尻框及び横框を備える框戸として構成された前記建具を前記開口の周縁部に取り付けるために、前記建具の枢支用の部材を前記戸尻框及び前記横框夫々に固定することを特徴とする。
図2は図1におけるII-II線による断面図である。
図3は図1におけるIII-III線による断面図である。
図中1は住宅である。図1~図3に示すように、住宅1は床11及び壁体12を備える。床11及び壁体12夫々は下地材が面材で覆われた構成を有し、住宅1の屋内に設けられている。
床11の上面は水平面である。壁体12は床11の上面に垂直である。
開口13は、例えば居室14と廊下15とを連通するが、これに限定されず、例えば居室同士を連通してもよい。
図においては居室14の側が前側であり、廊下15の側が後側である。また、廊下15から居室14に向かって左側/右側が図における左側/右側である。
建具2は一方向に長い矩形板状をなす。建具2は長手方向が上下に向くようにして用いられる。以下では建具2の短手方向を幅方向という。建具2の全長は開口13の高さ(下縁部の内面から上縁部の内面までの長さ)よりも適長短い。建具2の幅は開口13の間口(左縁部の内面から右縁部の内面までの長さ)よりも適長短い。
本実施の形態の建具2は縦勝ちの四方框戸であり、戸先框21、戸尻框22、下框23、上框24、及び鏡板25を備える。
以下では戸先框21の、建具2の幅方向/厚さ方向の長さを、戸先框21の幅/厚さという。
図1~図4に示すように、戸尻框22は一方向に長い矩形状の板材であり、長手方向が上下に向き、幅方向が建具2の幅方向に沿うようにして、戸尻側の縦框として用いられる。戸尻框22の戸先側の端面には嵌め込み溝220が全長にわたって設けられている。
戸尻框22の厚さは戸先框21の厚さと同程度である。戸尻框22の幅は戸先框21の幅よりも広い。
戸尻框22は、例えば木材製(無垢材製又は木質材製)であり、フラッシュパネルでもよく、中実の板材でもよい。
図を簡単にするために、下框23は中実の棒体として図示されているが、軽量化のために、中空の棒体であることが望ましい。下框23が矩形筒状の場合、収容部231は、例えば上向きの側壁を切り欠くことにより、下框23の内部空間を利用して設けることができる。
本実施の形態の横桟26は装飾用であり、一側面が鏡板25に固定(例えば両面テープを用いて接着)されている。
横桟26の本数は6本に限定されない。また、複数本の横桟26が並設される構成に限定されず、例えば複数本の縦桟が並設されてもよく、複数本の横桟26と複数本の縦桟とが格子状に配されてもよい。
鏡板25は1枚のガラス板に限定されず、例えば合成樹脂製の板材でもよく、上下に並べられた複数枚の板材でもよい。鏡板25が上下に並べられた複数枚の板材である場合、横桟26が、隣り合うガラス同士を仕切ると共に上側のガラスの下縁部及び下側のガラスの上縁部を支持する構成でもよい。
以下では居室14側の指掛け部材27の構成について説明するが、廊下15側の指掛け部材27の構成も略同様である。
指掛け部材27は板状をなし、戸先框21の戸尻側の面から鏡板25に沿うようにして戸尻側に突出している。指掛け部材27は指掛け本体271及び指掛け基部272を一体に備える。
指掛け基部272は、指掛け本体271の戸尻側の一辺部から戸先框21に向けて延設された板であり、戸先框21の戸尻側の面に固定(図5においてはビス留め)されている。
1枚の板材である軸支持部材43に比べて、枢軸部材41は上下方向及び下框23に沿う方向夫々に長い大型の部材である。
以上のように、壁体12に設けられた開口13を枢戸式の建具2が開閉する開閉構造が住宅1に設けられている。
コイルばね414は枢軸411に係脱可能に係合する。建具2が閉じている場合、枢軸411は中立位置にあり、コイルばね414は枢軸411に係合している。
ただし、枢軸411が中立位置から所定の角度(例えば90°)以上回転した場合、枢軸411とコイルばね414との係合が解除される。枢軸411とコイルばね414との係合が解除されている場合、開かれた建具2はその位置で静止する。建具2に外力が加わることにより、枢軸411が中立位置から所定の角度未満まで回転すると、コイルばね414は再び枢軸411に係合する。
作業者は、建具2、枢軸部材41、軸支持部材42、軸支持部材43、及び枢軸部材44を準備する。
図6に示すように、作業者は枢軸部材41を建具2の戸尻側の下端部となる部分に固定する。具体的には、作業者は、建具2の下端面から枢軸411が下向きに突出するようにして、枢軸部材41のケーシング412を下框23の収容部231に収容し、2つの固定片413を戸尻框22の下端面及び下框23の下面夫々にビス留め固定する(図8参照)。
枢軸部材41、軸支持部材42、及び軸支持部材43を固定する順番は限定されない。
その後、作業者は枢軸部材44を持ち上げて基板442を開口13の内面にネジ留め固定する(図4参照)。
建具2の上縁部については、作業者の目の高さよりも高い位置で枢軸部材44の枢軸441を軸支持部材42の穴部421に挿入する作業を行なう必要がない。即ち作業性を向上させることができる。
開閉構造の施工手順は前述の手順に限定されない。例えば開口13の上縁部に固定された軸支持部材に、建具2の上隅に固定された枢軸部材が、けんどん式に取り付けられてもよい。
下側凹部221は戸尻框22の戸先側の面及び下端面にわたって開口しているので、下框23を下側凹部221に容易に挿入することができる。上側凹部222は戸尻框22の戸先側の面及び上端面にわたって開口しているので、上框24を上側凹部222に容易に挿入することができる。
戸尻框22が戸先框21よりも幅広であることにより、建具2の外観を左右非対称にして意匠性の向上を図ることができる。
枢軸部材41及び軸支持部材42は何れも機械的強度が大きい戸尻框22に固定される。故に、枢軸部材41又は軸支持部材42が建具2に取り付けられることによる建具2の歪み、及び建具2が枢支されることによる建具2の歪みを防止することができる。
枢軸は穴部に挿入され、枢軸411を除く枢軸部材41は建具2の下端面に埋設されるので、大型の部材である枢軸部材41が目隠しされる。小型の板状部材である軸支持部材43は目立ちにくい。以上の結果、開閉構造の美観を向上させることができる。
本実施の形態において、枢支用の部材は戸尻框22及び横框(下框23又は上框24)の両方に固定されているが、何れか一方に固定されてもよい。横框の戸尻側の端部は戸尻框22に埋設されているが、これに限定されず、戸尻框22の戸先側の端面に固定されてもよい。横框の戸先側の端部は戸先框21に埋設されてもよい。
建具2の透明な部分は鏡板25全体に限定されない。使用者が建具2を押し開ける場合に建具2の向こう側に他者が存在するか否かが容易に視認可能であればよいので、少なくとも鏡板25の下部(足元が見通せる部分)が透明であればよい。
12 壁体
13 開口
2 建具
21 戸先框
22 戸尻框
221 下側凹部(一の凹部)
222 上側凹部(他の凹部)
23 下框
24 上框
25 鏡板(透明な部分)
27 指掛け部材
41 枢軸部材(一の枢軸部材、枢軸部材、枢支用の部材)
411 枢軸(一の枢軸、枢軸)
42 軸支持部材(他の軸支持部材、枢支用の部材)
421 穴部(他の穴部)
43 軸支持部材(一の軸支持部材、軸支持部材)
431 穴部(一の穴部、穴部)
44 枢軸部材(他の枢軸部材)
441 枢軸(他の枢軸)
Claims (14)
- 壁体に設けられた開口を枢戸式の建具が開閉する開閉構造において、
前記建具が閉じている場合、前記建具は前記開口の内側に配され、前記建具の周縁部の全周と前記開口の周縁部の全周との間に、空気が通流する隙間が設けられ、
前記建具は戸尻框を備える框戸であり、
前記戸尻框の下端部に、一の枢軸が設けられた一の枢軸部材と、一の穴部が設けられており、該一の穴部に前記一の枢軸が挿入される一の軸支持部材との一方が固定され、
前記戸尻框の上端部に、他の枢軸が設けられた他の枢軸部材と、他の穴部が設けられており、該他の穴部に前記他の枢軸が挿入される他の軸支持部材との一方が固定され、
前記開口の下縁部に、前記一の穴部に前記一の枢軸が挿入されるようにして前記一の枢軸部材と前記一の軸支持部材との他方が固定され、
前記開口の上縁部に、前記他の穴部に前記他の枢軸が挿入される前記他の枢軸部材と前記他の軸支持部材との他方が固定され、
前記建具は下框及び上框を更に備え、
前記下框の戸尻側の端部は、前記戸尻框の下端部の戸先側の面及び下面にわたって設けられている一の凹部に挿入され、
前記上框の戸尻側の端部は、前記戸尻框の上端部の戸先側の面及び上面にわたって設けられている他の凹部に挿入され、
前記一の枢軸部材と前記一の軸支持部材との一方は前記戸尻框の下端部及び前記下框夫々に固定され、
前記他の枢軸部材と前記他の軸支持部材との一方は前記戸尻框の上端部及び前記上框夫々に固定されることを特徴とする開閉構造。 - 壁体に設けられた開口を枢戸式の建具が開閉する開閉構造において、
前記建具が閉じている場合、前記建具は前記開口の内側に配され、前記建具の周縁部の全周と前記開口の周縁部の全周との間に、空気が通流する隙間が設けられ、
前記建具は、
戸先框、
該戸先框よりも薄い鏡板、及び
該鏡板との間に手指を挿入可能な空間が設けられるようにして、前記戸先框の戸尻側の面から前記鏡板に沿うように突出する板状の指掛け部材
を備える框戸であることを特徴とする開閉構造。 - 枢軸が設けられた枢軸部材が、前記枢軸が前記建具の下端面から下向きに突出するようにして、前記下端面に埋設され、
穴部が設けられた軸支持部材が、前記穴部が上向きに開口し、前記穴部に前記枢軸が挿入されるようにして、前記開口の下縁部に固定され、
前記枢軸部材は前記軸支持部材よりも大型の部材であることを特徴とする請求項2に記載の開閉構造。 - 壁体に設けられた開口を枢戸式の建具が開閉する開閉構造において、
前記建具が閉じている場合、前記建具は前記開口の内側に配され、前記建具の周縁部の全周と前記開口の周縁部の全周との間に、空気が通流する隙間が設けられ、
枢軸が設けられた枢軸部材が、前記枢軸が前記建具の下端面から下向きに突出するようにして、前記下端面に埋設され、
穴部が設けられた軸支持部材が、前記穴部が上向きに開口し、前記穴部に前記枢軸が挿入されるようにして、前記開口の下縁部に固定され、
前記枢軸部材は前記軸支持部材よりも大型の部材であることを特徴とする開閉構造。 - 壁体に設けられた開口を枢戸式の建具が開閉する開閉構造において、
前記建具が閉じている場合、前記建具は前記開口の内側に配され、前記建具の周縁部の全周と前記開口の周縁部の全周との間に、空気が通流する隙間が設けられ、
前記建具と前記開口の側縁部との間の前記隙間は小さく、
前記建具と前記開口の下縁部との間の前記隙間は中程度であり、
前記建具と前記開口の上縁部との間の前記隙間は大きいことを特徴とする開閉構造。 - 壁体に設けられた開口を枢戸式の建具が開閉する開閉構造において、
前記建具が閉じている場合、前記建具は前記開口の内側に配され、前記建具の周縁部の全周と前記開口の周縁部の全周との間に、空気が通流する隙間が設けられ、
前記建具は戸尻框を備える框戸であり、
前記戸尻框の下端部に、一の枢軸が設けられた一の枢軸部材と、一の穴部が設けられており、該一の穴部に前記一の枢軸が挿入される一の軸支持部材との一方が固定され、
前記戸尻框の上端部に、他の枢軸が設けられた他の枢軸部材と、他の穴部が設けられており、該他の穴部に前記他の枢軸が挿入される他の軸支持部材との一方が固定され、
前記開口の下縁部に、前記一の穴部に前記一の枢軸が挿入されるようにして前記一の枢軸部材と前記一の軸支持部材との他方が固定され、
前記開口の上縁部に、前記他の穴部に前記他の枢軸が挿入される前記他の枢軸部材と前記他の軸支持部材との他方が固定されることを特徴とする開閉構造。 - 前記建具は下框及び上框を更に備え、
前記一の枢軸部材と前記一の軸支持部材との一方は前記戸尻框の下端部及び前記下框夫々に固定され、
前記他の枢軸部材と前記他の軸支持部材との一方は前記戸尻框の上端部及び前記上框夫々に固定されることを特徴とする請求項6に記載の開閉構造。 - 前記建具は戸先框を更に備え、
前記戸尻框は前記戸先框よりも幅広であることを特徴とする請求項1、6、又は7に記載の開閉構造。 - 前記建具の一部が透明であり、透明な部分を通して前記建具の一面側の空間から他面側の空間が視認可能であることを特徴とする請求項1から8の何れか一項に記載の開閉構造。
- 開口が設けられた壁体と、
前記開口を開閉する枢戸式の建具と
を屋内に備える住宅において、
前記建具が閉じている場合、前記建具は前記開口の内側に配され、前記建具の周縁部の全周と前記開口の周縁部の全周との間に、空気が通流する隙間が設けられ、
前記建具は戸尻框を備える框戸であり、
前記戸尻框の下端部に、一の枢軸が設けられた一の枢軸部材と、一の穴部が設けられており、該一の穴部に前記一の枢軸が挿入される一の軸支持部材との一方が固定され、
前記戸尻框の上端部に、他の枢軸が設けられた他の枢軸部材と、他の穴部が設けられており、該他の穴部に前記他の枢軸が挿入される他の軸支持部材との一方が固定され、
前記開口の下縁部に、前記一の穴部に前記一の枢軸が挿入されるようにして前記一の枢軸部材と前記一の軸支持部材との他方が固定され、
前記開口の上縁部に、前記他の穴部に前記他の枢軸が挿入される前記他の枢軸部材と前記他の軸支持部材との他方が固定され、
前記建具は下框及び上框を更に備え、
前記下框の戸尻側の端部は、前記戸尻框の下端部の戸先側の面及び下面にわたって設けられている一の凹部に挿入され、
前記上框の戸尻側の端部は、前記戸尻框の上端部の戸先側の面及び上面にわたって設けられている他の凹部に挿入され、
前記一の枢軸部材と前記一の軸支持部材との一方は前記戸尻框の下端部及び前記下框夫々に固定され、
前記他の枢軸部材と前記他の軸支持部材との一方は前記戸尻框の上端部及び前記上框夫々に固定されることを特徴とする住宅。 - 開口が設けられた壁体と、
前記開口を開閉する枢戸式の建具と
を屋内に備える住宅において、
前記建具が閉じている場合、前記建具は前記開口の内側に配され、前記建具の周縁部の全周と前記開口の周縁部の全周との間に、空気が通流する隙間が設けられ、
前記建具は、
戸先框、
該戸先框よりも薄い鏡板、及び
該鏡板との間に手指を挿入可能な空間が設けられるようにして、前記戸先框の戸尻側の面から前記鏡板に沿うように突出する板状の指掛け部材
を備える框戸であることを特徴とする住宅。 - 開口が設けられた壁体と、
前記開口を開閉する枢戸式の建具と
を屋内に備える住宅において、
前記建具が閉じている場合、前記建具は前記開口の内側に配され、前記建具の周縁部の全周と前記開口の周縁部の全周との間に、空気が通流する隙間が設けられ、
枢軸が設けられた枢軸部材が、前記枢軸が前記建具の下端面から下向きに突出するようにして、前記下端面に埋設され、
穴部が設けられた軸支持部材が、前記穴部が上向きに開口し、前記穴部に前記枢軸が挿入されるようにして、前記開口の下縁部に固定され、
前記枢軸部材は前記軸支持部材よりも大型の部材であることを特徴とする住宅。 - 壁体に設けられた開口を枢戸式の建具が開閉する開閉構造を施工する方法において、
前記建具が閉じている場合に前記建具が前記開口の内側に配され、空気が通流する隙間が前記建具の周縁部の全周と前記開口の周縁部の全周との間に設けられるようにして、前記建具を前記開口の周縁部に取り付け、
前記建具を前記開口の周縁部に取り付けるために、
一の枢軸が設けられた一の枢軸部材と、前記一の枢軸が挿入される一の穴部が設けられた一の軸支持部材との一方を、前記建具の戸尻側の下端部となる部分に固定し、
前記一の枢軸部材と前記一の枢軸部材との他方を、前記開口の下縁部に固定し、
前記一の枢軸部材と前記一の枢軸部材との他方を固定する前に、前記建具が閉じている場合に前記建具が前記開口の内側に配され、且つ、前記建具の周縁部の内の戸先側の部分及び戸尻側の部分夫々と前記開口の周縁部との間に前記隙間が設けられるようにして、前記一の枢軸部材と前記一の枢軸部材との他方を固定する位置を求め、
他の枢軸が設けられた他の枢軸部材と、前記他の枢軸が挿入される他の穴部が設けられた他の軸支持部材との一方を、前記建具の戸尻側の上端部となる部分に固定し、
前記他の枢軸部材と前記他の軸支持部材との一方を前記建具に固定した後、前記他の枢軸を前記他の穴部に挿入することにより、前記他の枢軸部材と前記他の軸支持部材との一方に他方を取り付け、
前記一の枢軸部材と前記一の枢軸部材との一方及び他方夫々の固定後、且つ、前記他の枢軸部材と前記他の軸支持部材との一方への他方の取り付け後、前記一の枢軸を前記一の穴部に挿入することにより、前記一の枢軸部材と前記一の軸支持部材との一方を他方に取り付け、
前記一の枢軸部材と前記一の軸支持部材との一方への他方の取り付け後、前記他の枢軸部材と前記他の軸支持部材との他方を前記開口の上縁部に固定し、
前記一の枢軸部材と前記一の軸支持部材との一方への他方の取り付け時に、前記建具の下端面と前記開口の下縁部との間及び前記建具の上端面と前記開口の上縁部との間夫々に前記隙間が設けられるようにすることを特徴とする開閉構造の施工方法。 - 壁体に設けられた開口を枢戸式の建具が開閉する開閉構造を施工する方法において、
前記建具が閉じている場合に前記建具が前記開口の内側に配され、空気が通流する隙間が前記建具の周縁部の全周と前記開口の周縁部の全周との間に設けられるようにして、前記建具を前記開口の周縁部に取り付け、
戸尻框及び横框を備える框戸として構成された前記建具を前記開口の周縁部に取り付けるために、前記建具の枢支用の部材を前記戸尻框及び前記横框夫々に固定することを特徴とする開閉構造の施工方法。
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JP2021187969A JP7091541B1 (ja) | 2021-11-18 | 2021-11-18 | 開閉構造、住宅、及び開閉構造の施工方法 |
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