JP7084032B2 - Waste liquid treatment equipment - Google Patents
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Description
本発明は、廃液を濃縮する、廃液処理装置に関する。 The present invention relates to a waste liquid treatment apparatus that concentrates waste liquid.
建築物の床面には、その保護や美観等の目的のため、多くの場合、床剤としてポリマーワックスが塗布される。このポリマーワックスは、塵埃が付着したり、機械的な擦傷や磨耗等によって損耗し、その機能や美観が低下することから、通常、定期的に塗り替えが行われる。ポリマーワックスの塗り替えを行うには、塗り替える前処理として、最初に既に塗られているポリマーワックスを床面から剥離しなければならない。
上述した定期的な塗り替えを行うことにより、ポリマーワックスの剥離廃液(以下、単に「剥離廃液」と略す)が多量に発生する。
In many cases, polymer wax is applied as a flooring agent to the floor surface of a building for the purpose of protection and aesthetics. This polymer wax is usually repainted on a regular basis because it is worn by dust, mechanical scratches, abrasion, etc., and its function and appearance are deteriorated. In order to repaint the polymer wax, the polymer wax that has already been applied must first be peeled off from the floor surface as a pretreatment for repainting.
By performing the above-mentioned periodic repainting, a large amount of polymer wax exfoliation waste liquid (hereinafter, simply abbreviated as "peeling waste liquid") is generated.
剥離廃液は強いアルカリ性であり、かつポリマーワックスという有機化合物が多量に含まれている。このため、そのままでは河川はおろか、下水道にも流せない。大量のアルカリ液によって下水のpHバランスが崩れ、バクテリアによる汚泥の分解処理に悪影響を及ぼすからである。
しかし、剥離廃液はその成分が略一定である。したがって、所定の薬剤を投入して撹拌し、ろ過する等の定型的な手順を踏むことで、下水処理施設よりも遥かに低コストで、大量の剥離廃液から不純物やポリマー等の有機化合物を除去して、河川に放流可能な程度にまで浄化させることが可能である。
The stripping waste liquid is strongly alkaline and contains a large amount of an organic compound called polymer wax. For this reason, it cannot be drained into the sewer as it is, let alone the river. This is because the pH balance of sewage is disturbed by a large amount of alkaline liquid, which adversely affects the sludge decomposition treatment by bacteria.
However, the components of the exfoliated waste liquid are substantially constant. Therefore, by taking routine procedures such as adding a predetermined chemical, stirring, and filtering, impurities and organic compounds such as polymers can be removed from a large amount of exfoliation waste liquid at a much lower cost than a sewage treatment facility. Then, it is possible to purify it to the extent that it can be discharged into the river.
発明者らは建造物メンテナンスの業務を通じて、剥離廃液を自然環境に優しい形態で処理する技術を模索し、その技術内容を特許出願してきた。特許文献1及び特許文献2はそのうちの一部である。
また発明者らは、剥離廃液を応用して、ビル設備等に設置されるエアコンの洗浄によって生じる廃液(以下「エアコン洗浄廃液」)や、飲食店の厨房等の洗浄によって生じる廃液(以下「油脂廃液」)を処理する方法も見出した。特許文献3には、この手法が開示されている。
更に発明者らは、カーペットを合成洗剤で洗浄する際に生じるカーペット洗浄廃液や、ディーゼル微粒子捕集フィルタを洗浄した洗浄廃液を、界面活性剤と混合して電気分解を施すことで浄化する方法も見出した。特許文献4には、この手法が開示されている。
Through the work of building maintenance, the inventors have sought a technique for treating the exfoliated waste liquid in a form that is friendly to the natural environment, and have applied for a patent on the technical content.
In addition, the inventors have applied the peeling waste liquid to the waste liquid generated by cleaning the air conditioner installed in the building equipment (hereinafter referred to as "air conditioner cleaning waste liquid") and the waste liquid generated by cleaning the kitchen of a restaurant (hereinafter referred to as "oil and fat"). We also found a way to treat the waste liquid "). Patent Document 3 discloses this method.
Furthermore, the inventors have a method of purifying the carpet cleaning waste liquid generated when cleaning the carpet with a synthetic detergent and the cleaning waste liquid obtained by cleaning the diesel fine particle collection filter by mixing with a surfactant and electrolyzing the waste liquid. I found it. Patent Document 4 discloses this method.
特許文献1及び特許文献2に開示される剥離廃液処理、特許文献3に開示されるエアコン等洗浄廃液処理、特許文献4に開示されるカーペット等洗浄廃液処理の何れも、所定の処理を終えた後には汚濁成分や塵埃等が除去された処理済み廃液が残る。しかし、処理済み廃液はそのまま下水道に流すことが可能な程度まで汚濁成分や塵埃等が完全に除去できていないことが多い。このため、これらの処理済み廃液をそのまま下水道に流すと、下水道に過度の負担をかけてしまう可能性がある。
そして、処理済み廃液を下水道に放出できる程度まで汚濁成分や塵埃等を除去するには、相応のコストがかかる。
All of the stripping waste liquid treatment disclosed in
Then, it costs a considerable amount of money to remove pollutant components, dust, etc. to the extent that the treated waste liquid can be discharged to the sewer.
本発明はかかる状況に鑑みてなされたものであり、極めて簡単な構成で、様々な廃液を容易に濃縮処理することが可能な廃液処理装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of such circumstances, and an object of the present invention is to provide a waste liquid treatment apparatus capable of easily concentrating various waste liquids with an extremely simple configuration.
上記課題を解決するために、本発明の廃液処理装置は、連続気泡を有するスポンジよりなるスポンジフィルタと、スポンジフィルタを複数枚積層収納する多層フィルタと、多層フィルタの最上層に設けられる吸気ファンと、多層フィルタの最下層に配置される廃液貯蔵槽と、廃液貯蔵槽に貯蔵されている廃液を汲み上げて多層フィルタの最上層から廃液を多層フィルタへ流し込む廃液ポンプとを具備する。
多層フィルタは、スポンジフィルタを支持すると共に空気及び廃液を透過可能な穴を複数個有する底板と、底板を支持すると共に、吸気ファンが形成する空気流の漏れを遮断する側壁とを有し、底板を複数枚有することでスポンジフィルタを複数枚積層収納することができる構造物である。
In order to solve the above problems, the waste liquid treatment apparatus of the present invention includes a sponge filter made of a sponge having open cells, a multi-layer filter for laminating and storing a plurality of sponge filters, and an intake fan provided on the uppermost layer of the multi-layer filter. It is provided with a waste liquid storage tank arranged in the lowermost layer of the multi-layer filter and a waste liquid pump for pumping up the waste liquid stored in the waste liquid storage tank and pouring the waste liquid from the uppermost layer of the multi-layer filter into the multi-layer filter.
The multi-layer filter has a bottom plate that supports a sponge filter and has a plurality of holes that allow air and waste liquid to pass through, and a side wall that supports the bottom plate and blocks airflow leakage formed by an intake fan. It is a structure that can stack and store a plurality of sponge filters by having a plurality of sponge filters.
本発明によれば、極めて簡単な構成で、様々な廃液を容易に濃縮処理することができる廃液処理装置を提供することが可能となる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
According to the present invention, it is possible to provide a waste liquid treatment apparatus capable of easily concentrating various waste liquids with an extremely simple configuration.
Issues, configurations and effects other than those described above will be clarified by the following description of the embodiments.
[廃液処理装置101の全体構成]
図1は、本発明の実施形態に係る廃液処理装置101を示す外観斜視図である。
図2は、廃液処理装置101の分解斜視図である。
廃液処理装置101は、廃液貯蔵槽102と、多層フィルタ103と、吸気ファン104と、廃液ポンプ105を有する。
廃液貯蔵槽102としては、例えばドラム缶が利用可能である。実験環境では、内径567mm、内高830mmのドラム缶を使用した。
多層フィルタ103としては、トレイ201が多数積層されたものが利用可能である。例えば、図2に示すように、複数のトレイ201の間にスポンジフィルタ202が挟まれたものが利用される。なお、最上層のトレイ201は、スポンジフィルタ202を押さえるために設けられるため、スポンジフィルタ202は底板201aには敷かれない。但し、スポンジフィルタ202を押さえる金網等を使用する場合はこの限りでない。
[Overall configuration of waste liquid treatment device 101]
FIG. 1 is an external perspective view showing a waste
FIG. 2 is an exploded perspective view of the waste
The waste
As the waste
As the
廃液処理装置101は、以下のように動作する。
先ず、廃液ポンプ105を稼働し、廃液貯蔵槽102に貯蔵されている廃液106を汲み上げて多層フィルタ103の最上層から廃液106を多層フィルタ103へ流し込む。すると、多層フィルタ103内のスポンジフィルタ202に廃液106が染み込む。
次に、廃液ポンプ105を停止し、吸気ファン104を稼働する。すると、多層フィルタ103の最下層から空気が吸い込まれ、空気が多層フィルタ103内のスポンジフィルタ202を通過して、吸気ファン104によって吐き出される。その過程で、空気は廃液106の水分を含むので、時間の経過と共にスポンジフィルタ202は徐々に乾燥する。
廃液処理装置101は、廃液ポンプ105による廃液106の投入と吸気ファン104によるスポンジフィルタ202の乾燥を交互に繰り返すことで、廃液106中の水分を水蒸気として大気へ放出し、廃液106を濃縮することが可能になる。
The waste
First, the
Next, the
The waste
図3は、スポンジフィルタ202を底板201aに敷いたトレイ201を重ねる前の状態を示す断面図である。
図4は、スポンジフィルタ202を底板201aに敷いたトレイ201を重ねた後の状態を示す断面図である。
図3及び図4に示すように、トレイ201は側壁201bが略テーパ状に傾斜しており、図4に示すように重ねることで、重ね合わさるトレイ201同士の底板201aの間に空間D401が形成される。この空間D401に、スポンジフィルタ202が挟み込まれる。
FIG. 3 is a cross-sectional view showing a state before stacking the
FIG. 4 is a cross-sectional view showing a state after stacking
As shown in FIGS. 3 and 4, the
このように、トレイ201はスポンジフィルタ202を支持するため、底板201aが多孔形状であることと、空気の漏れを防ぐために側壁201bに穴が空いていないことが必須条件である。実験環境では、アップルウェアー株式会社のポリプロピレン製育苗箱51型(505mm×360mm×107mm)を使用した。なお、実験環境において採用したトレイ201はその四隅がそのまま廃液貯蔵槽102であるドラム缶の内径に嵌合したので、ドラム缶にそのまま嵌め込んで使用しているが、トレイ201のサイズが合わない場合には適宜ベニヤ板や材木等で多層フィルタ103の支持枠を設ける必要が生じる場合がある。
As described above, since the
また、スポンジが廃液106及び空気流を透過できるようにするため、トレイ201を重ねた際に底板201a同士でスポンジが過渡に圧縮されてはならない。したがって、トレイ201を選定する際には、トレイ201を重ねた際に形成される空間D401がスポンジフィルタ202を圧迫しない程度に確保されているか否かが重要なチェック項目となる。
Further, in order to allow the sponge to pass through the
スポンジフィルタ202は、合成樹脂に発泡処理等を施して形成される周知のスポンジであり、例えば一般的なウレタンスポンジやメラミンスポンジ等が利用可能である。廃液106が染み込み、空気の流れを許容するために、通気性及び通水性を有する連続気泡型であることが必須条件である。衝撃吸収用途等として製造販売される独立気泡型のスポンジは、空気や水を透過しないのでスポンジフィルタ202としては利用できない。
スポンジフィルタ202に利用するスポンジに形成される気泡の大きさは、細かすぎると廃液106が染み込み難くなり、また空気の流れも悪くなる。逆に大きすぎると廃液106の保持能力が低下する。このため、空気及び水を透過する用途として製造販売されるスポンジが好ましい。
また、スポンジフィルタ202の大きさは後述する空気流を効果的に受け止めるために、トレイ201の底板201aの全面を覆う形状であることが望ましい。
The
If the size of the bubbles formed in the sponge used for the
Further, it is desirable that the size of the
図1及び図2を再度参照して、説明を続ける。
吸気ファン104は一般的な業務用途の送排風機である。実験環境では、株式会社スイデンのSJF-300RSを使用した。吸気ファン104の吸気能力あるいは仕事量は、弱すぎては効果的に廃液106の水分を蒸発させることができないし、強すぎるとスポンジフィルタ202に含まれた廃液106をそのまま吸い出して飛ばしてしまう虞がある。したがって、廃液106を吸い上げて飛ばさない程度で、強めの吸気能力が求められる。この要求される吸気能力は、主にスポンジフィルタ202の面積と構造に依存する。吸気能力が強すぎる場合には、吸気ファン104の吸気能力を制限するためにインバータ等の調速回路を設けてもよい。
また、吸気ファン104だけではトレイ201に固定することができないので、ベニヤ板等で吸気ファン104を固定する固定板107を形成している。固定板107は吸気ファン104を固定すると共に、吸気ファン104の空気の流れを多層フィルタ103に集中させるために必要である。
The description will be continued with reference to FIGS. 1 and 2 again.
The
Further, since the
固定板107には廃液ポンプ105の吐出ホース108が接続されており、廃液貯蔵槽102から吸入ホース109を通じて廃液ポンプ105によって汲み上げられた廃液106は、固定板107が据え付けられた多層フィルタ103の最上層から投入される。
廃液ポンプ105は、廃液貯蔵槽102から多層フィルタ103の最上層まで廃液106を吸い上げる能力があればよいが、廃液106を輸送するという事情から、なるべくなら廃液106中の塵埃によって目詰まりを引き起こし難いものが好ましい。
The
The
吸気ファン104と廃液ポンプ105の電源コードは、タイマスイッチ110に接続される。タイマスイッチ110は、交流電源111と廃液ポンプ105または吸気ファン104とを、排他的に接続する。タイマスイッチ110は交流電源111と廃液ポンプ105を1分間接続し、その後、廃液ポンプ105を交流電源111から切断して、交流電源111と吸気ファン104を1時間接続する。この動作を繰り返す。
The power cords of the
図5は、廃液処理装置101が実行する廃液処理の第一工程を示す概略図である。
図6は、廃液処理装置101が実行する廃液処理の第一工程が完了した状態を示す概略図である。
図7は、廃液処理装置101が実行する廃液処理の第二工程を示す概略図である。
FIG. 5 is a schematic view showing a first step of waste liquid treatment executed by the waste
FIG. 6 is a schematic view showing a state in which the first step of the waste liquid treatment executed by the waste
FIG. 7 is a schematic view showing a second step of waste liquid treatment executed by the waste
先ず、図1、図5に示すように、タイマスイッチ110が廃液ポンプ105に交流電源111を接続することで、廃液ポンプ105は1分間稼働する。
すると、廃液貯蔵槽102から吸入ホース109を通じて廃液106が汲み上げられて、多層フィルタ103の最上層から吐出ホース108を通じて廃液106が多層フィルタ103へ流し込まれる。これにより、図6に示すように、多層フィルタ103内のスポンジフィルタ202に廃液106が染み込む。図6では、スポンジフィルタ202に斜線を付して、廃液106が染み込んだ状態を示している。
スポンジフィルタ202に染み込みきれない余剰の廃液106は、多層フィルタ103の最下層に位置するトレイ201の底板201aに形成されている穴から漏れ出て、再び廃液貯蔵槽102に戻る。
First, as shown in FIGS. 1 and 5, the
Then, the
The
次に、図7に示すように、タイマスイッチ110が廃液ポンプ105と交流電源111の接続を切断することによって、廃液ポンプ105が停止する。そして、タイマスイッチ110が吸気ファン104に交流電源111を接続することによって、吸気ファン104を、例えば1時間稼働させ、吸気ファン104のモータ501がプロペラ502を回転駆動する。すると、多層フィルタ103の最下層から空気が吸い込まれ、空気が多層フィルタ103内のスポンジフィルタ202を通過して、吸気ファン104によって吐き出される、空気流R701が形成される。その過程で、スポンジフィルタ202を通過する空気は廃液106の水分を含むので、時間の経過と共にスポンジフィルタ202は徐々に乾燥する。
Next, as shown in FIG. 7, the
[廃液処理装置101の実験結果]
これより、廃液処理装置101の実験結果を記す。
廃液処理装置101の運転設定は、乾燥運転時間を変更する実験以外は全て、廃液ポンプ105による廃液106供給を1分、吸気ファン104による乾燥運転を1時間行い、廃液106供給と乾燥運転の繰り返しを50時間遂行した。
<1>トレイ201及びスポンジフィルタ202層数と処理能力
トレイ201の積層数を10段、20段、30段に変更して、それぞれの場合における廃液濃縮処理能力を測定した。測定は、実験開始時点の廃液貯蔵槽102に貯蔵されている廃液106の液位から、実験終了時点の廃液貯蔵槽102に残留している廃液106の液位を減算して、廃液貯蔵槽102の内径を基に廃液106から蒸発した水分の体積を計算した。
トレイ10段:約11.4リットル
トレイ20段:約16.4リットル
トレイ30段:約22.7リットル
以上の実験結果より、トレイ30段が最も水分蒸発処理能力が高いと判断できる。
なお、30段を超えるトレイの段数は、多層フィルタ103の構造上、多層フィルタ103を支持するための櫓やフレーム等を構築しないと廃液処理装置101の構造が不安定になってしまうので、現時点では実現できていない。
[Experimental results of waste liquid treatment device 101]
From this, the experimental result of the waste
In all the operation settings of the waste
<1> Number of
10 trays: about 11.4 liters 20 trays: about 16.4 liters 30 trays: about 22.7 liters From the above experimental results, it can be judged that the 30 trays have the highest water evaporation treatment capacity.
If the number of trays exceeds 30 stages, the structure of the waste
<2>乾燥運転時間
乾燥運転時間を1時間、2時間、5時間に変更して、それぞれの場合における廃液濃縮処理能力を測定した。
1時間:約22.7リットル
2時間:約15.2リットル
5時間:約5.1リットル
以上の実験結果より、乾燥運転時間を1時間に設定した場合が最も水分蒸発処理能力が高いと判断できる。
なお、天候次第によっては、乾燥運転時間を1時間より短い時間、例えば30分程度に設定すると更に廃液濃縮処理を進行させることができる可能性が考えられる。
<2> Drying operation time The drying operation time was changed to 1 hour, 2 hours, and 5 hours, and the waste liquid concentration processing capacity in each case was measured.
1 hour: Approximately 22.7 liters 2 hours: Approximately 15.2 liters 5 hours: Approximately 5.1 liters From the above experimental results, it is judged that the water evaporation treatment capacity is highest when the drying operation time is set to 1 hour. can.
Depending on the weather, if the drying operation time is set to a time shorter than 1 hour, for example, about 30 minutes, it is possible that the waste liquid concentration treatment can be further advanced.
<3>層間隙間の有無
多層フィルタ103を構成するトレイ201の間に、10mmのスペーサを挿入したものと、スペーサを挿入しないものとで、それぞれの場合における廃液濃縮処理能力を測定した。
スペーサなし:約22.7リットル
スペーサあり:約20.2リットル
以上の実験結果より、スペーサを挿入しない場合が、水分蒸発処理能力が高いと判断できる。
<3> Presence / absence of inter-story gap The waste liquid concentration processing capacity in each case was measured between the
Without spacer: Approximately 22.7 liters With spacer: Approximately 20.2 liters From the experimental results of about 20.2 liters or more, it can be judged that the water evaporation treatment capacity is high when the spacer is not inserted.
<4>スポンジフィルタ202の大きさ
スポンジフィルタ202の大きさを、400mm×200mmと、200mm×200mmとで、それぞれの場合における廃液濃縮処理能力を測定した。
400mm×200mm:約22.7リットル
200mm×200mm:約17.7リットル
以上の実験結果より、スポンジフィルタ202はできるだけトレイ201の底板201aの全面を網羅できる広い面積で覆う方が、水分蒸発処理能力が高いと判断できる。
<4> Size of
400 mm x 200 mm: Approximately 22.7 liters 200 mm x 200 mm: Approximately 17.7 liters From the above experimental results, it is better to cover the entire surface of the
<5>スポンジフィルタ202の種類
400mm×200mmのウレタンスポンジを1枚と、400mm×200mmのウレタンスポンジの2枚重ねと、400mm×200mmのメラミンスポンジを1枚と、400mm×200mmのメラミンスポンジの2枚重ねとで、それぞれの場合における廃液濃縮処理能力を測定した。
ウレタンスポンジ1枚:約22.7リットル
ウレタンスポンジ2枚重ね:約10.1リットル
メラミンスポンジ1枚:約30.3リットル
メラミンスポンジ2枚重ね:約15.2リットル
以上の実験結果より、スポンジフィルタ202にはメラミンスポンジを1枚使用すると、最も水分蒸発処理能力が高いと判断できる。
但し、メラミンスポンジはウレタンスポンジの倍の価格になるため、費用対効果を考慮するとウレタンスポンジ1枚が最良の選択肢であると判断できる。
<5> Types of
1 urethane sponge: Approximately 22.7 liters 2 layers of urethane sponge: Approximately 10.1
However, since the price of melamine sponge is double that of urethane sponge, it can be judged that one urethane sponge is the best option in consideration of cost effectiveness.
以上説明した廃液処理装置101は、廃液106の水分を蒸発させ、廃液106を濃縮する。水分が蒸発するので、下水道に廃液106を流す必要がなくなる。元々処理対象となる廃液106は、特許文献1、2、3または4に記載された処理によって生成された処理済み廃液であるので、濃縮処理を行っても直ぐに汚濁成分や塵埃等が廃液貯蔵槽102に滞留することはない。ある程度処理を繰り返すことによって汚濁成分や塵埃等が視認できる程度に滞留するようになったら、特許文献3に記載の方法で、ポリマーワックス処理廃液と共に混入させれば、汚濁成分や塵埃等をポリマーワックスと共に固化することが可能になる。
The waste
なお、特許文献1、2、3または4の処理対象となる廃液106を、未処理のまま本発明の実施形態に係る廃液処理装置101によって処理を行うことは可能ではあるが、あまり推奨できない。
特許文献1及び2の処理対象であるポリマーワックス処理廃液の場合、苛性ソーダを含むアルカリ性であるため、特にスポンジフィルタ202にウレタンスポンジを使用している場合に、ウレタンスポンジが早期に劣化する虞がある。しかし、ウレタンスポンジをフィルタの代わりとして使い捨てとすることを前提に、ポリマーワックス処理廃液を濃縮するために敢えて本発明の実施形態に係る廃液処理装置101によって処理を行ってもよい。
また、特許文献3の処理対象である油脂成分を含む廃液や、特許文献4の処理対象であるカーボン粉末等の微細な塵埃等を含む廃液の場合、油脂成分や塵埃等がスポンジフィルタ202に目詰まりを引き起こすため、これも早期に劣化する。
すなわち、未処理の廃液の濃縮処理はスポンジフィルタ202の早期劣化を招くので、スポンジフィルタ202のランニングコストを考慮の上、実施するか否かを決定することとなる。
Although it is possible to treat the
In the case of the polymer wax treatment waste liquid to be treated in
Further, in the case of the waste liquid containing the oil and fat component to be treated in Patent Document 3 and the waste liquid containing fine dust such as carbon powder which is the treatment target in Patent Document 4, the oil and fat component and dust are visible on the
That is, since the concentration treatment of the untreated waste liquid causes early deterioration of the
以上に説明した本発明の実施形態は、以下の様な変形例が可能である。
(1)上述の実施形態では、多層フィルタ103を合成樹脂製のトレイ201で構成したが、必ずしもトレイ201でなければならない訳ではない。スポンジフィルタ202を支持すると共に空気及び廃液106を透過可能な穴を複数個有する底板201aと、底板201aに敷かれたスポンジフィルタ202を必要以上に圧迫せずに底板201aを支持すると共に、吸気ファンが形成する空気流の漏れを遮断する側壁201bを有する構造物であればよい。
例えば、木材等で枠を作り、金網を嵌め込んでも、トレイ201と同等の機能を実現することができる。しかしながら、入手の容易さ、手軽さ、軽量、側壁201bの良好な空気遮断性能等を考慮すると、専用に設計されるもの以外では、合成樹脂製のトレイ201は大変良好な性能を示す。
The embodiment of the present invention described above can be modified as follows.
(1) In the above-described embodiment, the
For example, even if a frame is made of wood or the like and a wire mesh is fitted, the same function as the
あるいは図8に示すように、中空でかつ天板と底板が省略されている四角柱形状の筐体802の一辺の側壁に扉803を設け、その扉803から金網804とスポンジフィルタ202を交互に積層したものを差し込むことでも、多層フィルタ801を構成することができる。この場合、金網804が図1の底板201aに相当し、筐体802が側壁201bに相当する。なお、多層フィルタ103の構成要素として、トレイ201は有効な選択肢ではあるが、必須のものではない。
すなわち多層フィルタ103は、底板201aを複数枚有することでスポンジフィルタ202を複数枚積層収納することができる構造物であり、スポンジフィルタ202を支持すると共に空気及び廃液106を透過可能な穴を複数個有する底板201aと、吸気ファンが形成する空気流の漏れを遮断する側壁201bが必須の構成とされる。なお、側壁201bは、底板201aに敷かれたスポンジフィルタ202を必要以上に圧迫せずに底板201aを支持するように形成されている。
Alternatively, as shown in FIG. 8, a
That is, the
(2)前述の通り、特許文献1、2、3または4の処理対象となる廃液106を、未処理のまま本発明の実施形態に係る廃液処理装置101によって処理を行うことは可能である。その際、廃液106に混入している最上段のスポンジフィルタ202の目詰まりに起因する劣化を防止するために、スポンジフィルタ202の上に不織布を敷き、廃液106に含まれている汚濁成分や塵埃等を不織布で除去するようにしてもよい。
(2) As described above, the
(3)本発明の実施形態に係る廃液処理装置101は、廃液106から水分を蒸発させることを目的とする。廃液106から水分を効率よく蒸発させるには、廃液106と空気との接触面積が広いほど水分をより早く蒸発させることができる。つまり、多層フィルタ103の面積は、広ければ広いほど廃液106の濃縮効率が向上する。したがって、必ずしも廃液貯蔵槽102の大きさに囚われる必要はない。上述の実施形態では、トレイ201の大きさは廃液貯蔵槽102であるドラム缶の内径に合致するものが選定されたが、これはあくまでも市販品を組み合わせて簡易かつ迅速に装置を実現する都合上、そのような選定を行ったに過ぎない。ドラム缶に嵌め込まずに多層フィルタ103を廃液貯蔵槽102の上に支持する構造体を用意すれば、廃液貯蔵槽102の大きさに束縛されることなく、自由にトレイ201等を選定し、設計することが可能になる。
(3) The waste
(4)廃液106から水分を効率よく蒸発させるには、廃液106と接触する空気の湿度が低いほど水分がより早く蒸発できる。そこで、廃液処理装置101を設置する室内を暖房で暖めることで、廃液濃縮処理をより効率よく進行させることが期待できる。特に、雨天の場合は湿度が高いので、湿度を下げるために暖房を使用することは効果的である。室内が広い場合には、廃液処理装置101を収納する簡易的な恒温槽を建造してもよい。また、ヒータ等で廃液106自体を温めても、類似の効果が期待できる。
(4) In order to efficiently evaporate the water from the
(5)本発明の実施形態に係る廃液処理装置101において、タイマスイッチ110は廃液ポンプ105と吸気ファン104を排他的に稼働させているが、必ずしも排他的である必要はない。電源の電力供給量を超えない範囲で、廃液ポンプ105と吸気ファン104を同時に稼働させてもよい。
(5) In the waste
(6)上述の実験では、タイマスイッチ110が廃液ポンプ105を1分間、吸気ファン104を1時間稼働させているが、廃液ポンプ105及び吸気ファン104の稼働時間は必ずしもこれらの時間に限られない。例えば、タイマスイッチ110をマイコンで構成し、多層フィルタ103の内部や、吸気ファン104の給気口または排気口近辺に湿度センサを設置して、湿度センサをマイコンに接続する。そして、多層フィルタ103を通過した空気流の湿度をマイコンが計測する。空気流の湿度が廃液ポンプ105停止直後から所定の割合だけ低下したことを検出したら、廃液ポンプ105を再度稼働させるようにマイコンのプログラムを構成することができる。
(6) In the above experiment, the
本発明の実施形態では、廃液処理装置101を開示した。
廃液貯蔵槽102から廃液ポンプ105によって汲み上げられた廃液106は、多層フィルタ103の最上層から投入され、多層フィルタ103内のスポンジフィルタ202に廃液106が染み込む。次に、吸気ファン104を稼働する。すると、多層フィルタ103の最下層から空気が吸い込まれ、空気が多層フィルタ103内のスポンジフィルタ202を通過して、吸気ファン104によって吐き出される。その過程で、空気は廃液106の水分を含むので、時間の経過と共にスポンジフィルタ202は徐々に乾燥する。
廃液106を染み込ませるスポンジフィルタ202を多層構造に組み上げて、スポンジフィルタ202を吸気ファン104で強制的に乾燥させることで、低価格な物品を組み合わせて高効率の廃液処理装置101を安価に構築することができる。
In the embodiment of the present invention, the waste
The
By assembling the
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、他の変形例、応用例を含む。 Although the embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above embodiments, and other modifications and applications are provided as long as they do not deviate from the gist of the present invention described in the claims. including.
101…廃液処理装置、102…廃液貯蔵槽、103…多層フィルタ、104…吸気ファン、105…廃液ポンプ、106…廃液、107…固定板、108…吐出ホース、109…吸入ホース、110…タイマスイッチ、111…交流電源、201…トレイ、201a…底板、201b…側壁、202…スポンジフィルタ、501…モータ、502…プロペラ、801…多層フィルタ、802…筐体、803…扉、804…金網
101 ... Waste liquid treatment device, 102 ... Waste liquid storage tank, 103 ... Multilayer filter, 104 ... Intake fan, 105 ... Waste liquid pump, 106 ... Waste liquid, 107 ... Fixed plate, 108 ... Discharge hose, 109 ... Suction hose, 110 ... Timer switch , 111 ... AC power supply, 201 ... Tray, 201a ... Bottom plate, 201b ... Side wall, 202 ... Sponge filter, 501 ... Motor, 502 ... Propeller, 801 ... Multilayer filter, 802 ... Housing, 803 ... Door, 804 ... Wire mesh
Claims (2)
前記スポンジフィルタを複数枚積層収納する多層フィルタと、
前記多層フィルタの最上層に設けられる吸気ファンと、
前記多層フィルタの最下層に配置される廃液貯蔵槽と、
前記廃液貯蔵槽に貯蔵されている廃液を汲み上げて前記多層フィルタの最上層から前記廃液を前記多層フィルタへ流し込む廃液ポンプと
を具備し、
前記多層フィルタは、
前記スポンジフィルタを支持すると共に空気及び前記廃液を透過可能な穴を複数個有する底板と、
前記底板を支持すると共に、前記吸気ファンが形成する空気流の漏れを遮断する側壁と
を有し、
前記底板を複数枚有することで前記スポンジフィルタを複数枚積層収納することができる構造物である、
廃液処理装置。 A sponge filter made of a sponge with open cells,
A multi-layer filter that stacks and stores multiple sponge filters,
The intake fan provided on the top layer of the multilayer filter and
A waste liquid storage tank arranged at the bottom layer of the multilayer filter,
A waste liquid pump for pumping up the waste liquid stored in the waste liquid storage tank and pouring the waste liquid from the uppermost layer of the multilayer filter into the multilayer filter is provided.
The multilayer filter is
A bottom plate that supports the sponge filter and has a plurality of holes that allow air and the waste liquid to pass through.
It has a side wall that supports the bottom plate and blocks the leakage of airflow formed by the intake fan.
It is a structure capable of stacking and storing a plurality of the sponge filters by having a plurality of the bottom plates.
Waste liquid treatment equipment.
請求項1に記載の廃液処理装置。
The multilayer filter is configured by laminating a tray having the bottom plate and the side wall.
The waste liquid treatment apparatus according to claim 1.
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