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JP7081220B2 - 制御装置、無線通信装置、使用チャネル決定方法、及び制御プログラム - Google Patents

制御装置、無線通信装置、使用チャネル決定方法、及び制御プログラム Download PDF

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JP7081220B2 JP2018039391A JP2018039391A JP7081220B2 JP 7081220 B2 JP7081220 B2 JP 7081220B2 JP 2018039391 A JP2018039391 A JP 2018039391A JP 2018039391 A JP2018039391 A JP 2018039391A JP 7081220 B2 JP7081220 B2 JP 7081220B2
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Description

本開示は、制御装置、無線通信装置、使用チャネル決定方法、及び制御プログラムに関する。
複数の無線通信方式に対応した無線通信装置が存在する。特許文献1では、第1の通信の周波数ホッピングパタンと周波数ホッピングパタンが異なる第2の通信に対して、事前登録されたホッピングパタンのうち、第1の通信と干渉しないチャネルを使ったホッピングパタンを適用して、干渉を避ける技術が開示されている。
特開2005-303765号公報
しかしながら、上記関連技術では、第1の通信と干渉を起こさないホッピングパタンが事前に登録されている必要があり、第1の通信と干渉を起こさないホッピングパタンが事前に登録されていない場合には、干渉が発生してしまう可能性がある。
本開示の目的は、複数の無線通信方式の間の干渉を防止することができる、制御装置、無線通信装置、使用チャネル決定方法、及び制御プログラムを提供することにある。
第1の態様にかかる制御装置は、第1無線通信方式に対応し、且つ、所定の周波数帯に含まれる複数の第1無線チャネルのうちでホッピングさせた第1使用チャネルを用いて無線通信する第1無線部と、第2無線通信方式に対応し且つ第2使用チャネルを用いて無線通信する第2無線部と、を具備する無線通信装置における、前記第2使用チャネルを決定する制御装置であって、前記複数の第1無線チャネルに関する情報、及び、前記第2無線通信方式に対応し且つ前記所定の周波数帯に含まれる複数の第2無線チャネルに関する情報を取得する取得部と、前記取得部によって取得された情報に基づいて、前記複数の第2無線チャネルのうちの前記複数の第1無線チャネルと重なる重畳チャネルを前記複数の第2無線チャネルから除いた複数の非重畳チャネルを、前記所定の周波数帯から前記重畳チャネルの周波数帯を除いた仮想帯域に分散させた、複数の仮想チャネルと、前記複数の第2無線チャネルとの対応関係を形成する形成部と、前記複数の仮想チャネルのうちで使用仮想チャネルを選択する周波数ホッピングパタンを、パタン決定パラメータに基づいて算出するホッピングパタン算出部と、前記算出された周波数ホッピングパタンと前記形成された対応関係とに基づいて、前記第2使用チャネルを決定する使用チャネル決定部と、を具備する。
第2の態様にかかる無線通信装置は、第1無線通信方式に対応し、且つ、所定の周波数帯に含まれる複数の第1無線チャネルのうちでホッピングさせた第1使用チャネルを用いて無線通信する第1無線部と、第2無線通信方式に対応し且つ第2使用チャネルを用いて無線通信する第2無線部と、前記複数の第1無線チャネルに関する情報、及び、前記第2無線通信方式に対応し且つ前記所定の周波数帯に含まれる複数の第2無線チャネルに関する情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されている情報に基づいて、前記複数の第2無線チャネルのうちの前記複数の第1無線チャネルと重なる重畳チャネルを前記複数の第2無線チャネルから除いた複数の非重畳チャネルを、前記所定の周波数帯から前記重畳チャネルの周波数帯を除いた仮想帯域に分散させた、複数の仮想チャネルと、前記複数の第2無線チャネルとの対応関係を形成する形成部と、前記複数の仮想チャネルのうちで使用仮想チャネルを選択する周波数ホッピングパタンを、パタン決定パラメータに基づいて算出するホッピングパタン算出部と、前記算出された周波数ホッピングパタンと前記対応関係とに基づいて、前記第2使用チャネルを決定する使用チャネル決定部と、を具備する。
第3の態様にかかる使用チャネル決定方法は、第1無線通信方式に対応し、且つ、所定の周波数帯に含まれる複数の第1無線チャネルのうちでホッピングさせた第1使用チャネルを用いて無線通信する第1無線部と、第2無線通信方式に対応し且つ第2使用チャネルを用いて無線通信する第2無線部と、を具備する無線通信装置における、前記第2使用チャネルを決定する制御装置によって実行される、使用チャネル決定方法であって、前記複数の第1無線チャネルに関する情報、及び、前記第2無線通信方式に対応し且つ前記所定の周波数帯に含まれる複数の第2無線チャネルに関する情報を取得し、前記取得された情報に基づいて、前記複数の第2無線チャネルのうちの前記複数の第1無線チャネルと重なる重畳チャネルを前記複数の第2無線チャネルから除いた複数の非重畳チャネルを、前記所定の周波数帯から前記重畳チャネルの周波数帯を除いた仮想帯域に分散させた、複数の仮想チャネルと、前記複数の第2無線チャネルとの対応関係を形成し、前記複数の仮想チャネルのうちで使用仮想チャネルを選択する周波数ホッピングパタンを、パタン決定パラメータに基づいて算出し、前記算出された周波数ホッピングパタンと前記形成された対応関係とに基づいて、前記第2使用チャネルを決定する。
第4の態様にかかる制御プログラムは、第1無線通信方式に対応し、且つ、所定の周波数帯に含まれる複数の第1無線チャネルのうちでホッピングさせた第1使用チャネルを用いて無線通信する第1無線部と、第2無線通信方式に対応し且つ第2使用チャネルを用いて無線通信する第2無線部と、を具備する無線通信装置における、前記第2使用チャネルを決定する制御装置に、前記複数の第1無線チャネルに関する情報、及び、前記第2無線通信方式に対応し且つ前記所定の周波数帯に含まれる複数の第2無線チャネルに関する情報を取得し、前記取得された情報に基づいて、前記複数の第2無線チャネルのうちの前記複数の第1無線チャネルと重なる重畳チャネルを前記複数の第2無線チャネルから除いた複数の非重畳チャネルを、前記所定の周波数帯から前記重畳チャネルの周波数帯を除いた仮想帯域に分散させた、複数の仮想チャネルと、前記複数の第2無線チャネルとの対応関係を形成し、前記複数の仮想チャネルのうちで使用仮想チャネルを選択する周波数ホッピングパタンを、パタン決定パラメータに基づいて算出し、前記算出された周波数ホッピングパタンと前記形成された対応関係とに基づいて、前記第2使用チャネルを決定する、処理を、実行させる。
本開示により、複数の無線通信方式の間の干渉を防止することができる、制御装置、無線通信装置、使用チャネル決定方法、及び制御プログラムを提供することができる。
第1実施形態の制御装置を含む無線通信装置の一例を示すブロック図である。 第2実施形態の通信システムの一例を示す図である。 第2実施形態の第1の無線通信装置の一例を示すブロック図である。 BLE(Bluetooth Low Energy(登録商標))で用いられる複数のチャネルの説明に供する図である。 クラシックBluetooth(登録商標)で用いられる複数のチャネルの説明に供する図である。 第2実施形態のコンテンツ管理テーブルの一例を示す図である。 第2実施形態の第2無線チャネルと仮想チャネルとの関係を示す図である。 第2実施携帯の対応関係テーブルの一例を示す図である。 第2実施形態の第2の無線通信装置の一例を示すブロック図である。 第2実施形態の第1の無線通信装置の処理動作の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態の第2の無線通信装置の処理動作の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態の第1の無線通信装置と第2の無線通信装置との間の信号の送受信を示すシーケンス図である。 制御装置のハードウェア構成例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、実施形態について説明する。なお、実施形態において、同一又は同等の要素には、同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
<第1実施形態>
<無線通信装置の構成例>
図1は、第1実施形態の制御装置を含む無線通信装置の一例を示すブロック図である。図1において、無線通信装置10は、無線部11と、無線部12と、記憶部13と、制御部(制御装置)14とを有している。
無線部11は、「第1無線通信方式」に対応する。「第1無線通信方式」には、「所定の周波数帯」における周波数ホッピングが適用される。具体的には、無線部11は、「第1無線通信方式」に対応し且つ「所定の周波数帯」に含まれる「複数の第1無線チャネル」のうちでホッピングさせた「第1使用チャネル」を用いて無線通信する。
無線部12は、「第1無線通信方式」と異なる「第2無線通信方式」に対応する。無線部12は、「第2使用チャネル」を用いて無線通信する。「第2無線通信方式」には、「所定の周波数帯」における周波数ホッピングが適用される。
記憶部13は、上記の「複数の第1無線チャネル」に関する情報、及び、第2無線通信方式に対応し且つ所定の周波数帯に含まれる「複数の第2無線チャネル」に関する情報を記憶している。例えば、「複数の第1無線チャネル」に関する情報は、各第1無線チャネルの周波数に関する情報を含む。また、「複数の第2無線チャネル」に関する情報は、各第2無線チャネルの周波数に関する情報を含む。
制御部(制御装置)14は、取得部14Aと、形成部14Bと、ホッピングパタン算出部14Cと、使用チャネル決定部14Dとを有している。
取得部14Aは、記憶部13から、上記の「複数の第1無線チャネル」に関する情報、及び、上記の「複数の第2無線チャネル」に関する情報を取得する。
形成部14Bは、取得部14Aで取得された情報に基づいて、「複数の仮想チャネル」と「複数の第2無線チャネル」との「対応関係」を形成する。例えば、形成部14Bは、取得部14Aで取得された情報に基づいて、複数の第2無線チャネルのうちの複数の第1無線チャネルと重なる「重畳チャネル」を複数の第2無線チャネルから除いた「複数の非重畳チャネル」を特定する。そして、形成部14Bは、特定した「複数の非重畳チャネル」を、上記の「所定の周波数帯」から上記の「重畳チャネル」の周波数帯を除いた「仮想帯域」に分散させることにより、「複数の仮想チャネル」を算出する。そして、形成部14Bは、算出した「複数の仮想チャネル」と各仮想チャネルに対応する元の第2無線チャネルとを対応付けて、「対応関係」を形成する。
ホッピングパタン算出部14Cは、「複数の仮想チャネル」のうちで「使用仮想チャネル」を選択するための「仮想帯域における周波数ホッピングパタン」を、「パタン決定パラメータ」に基づいて算出する。「パタン決定パラメータ」は、例えば、無線通信装置10の識別情報(例えば、MACアドレス)又はクロック数である。
使用チャネル決定部14Dは、ホッピングパタン算出部14Cにて算出された「仮想帯域における周波数ホッピングパタン」と形成部14Bにて形成された対応関係とに基づいて、「第2使用チャネル」を決定する。すなわち、「使用仮想チャネル」は、「仮想帯域における周波数ホッピングパタン」に基づいて、「複数の仮想チャネル」において順次変わる。このため、使用チャネル決定部14Dは、順次変わる使用仮想チャネルと「対応関係」において対応付けられている第2無線チャネルを、「第2使用チャネル」として決定する。
以上のように第1実施形態によれば、制御部(制御装置)14において、形成部14Bは、取得部14Aで取得された情報に基づいて、「複数の仮想チャネル」と「複数の第2無線チャネル」との「対応関係」を形成する。「複数の仮想チャネル」は、複数の第2無線チャネルのうちの第1無線チャネルと重なる重畳チャネルを複数の第2無線チャネルから除いた複数の非重畳チャネルを、所定の周波数帯から重畳チャネルの周波数帯を除いた仮想帯域に分散させたチャネルである。そして、ホッピングパタン算出部14Cは、「複数の仮想チャネル」のうちで「使用仮想チャネル」を選択するための「仮想帯域における周波数ホッピングパタン」を、「パタン決定パラメータ」に基づいて算出する。そして、使用チャネル決定部14Dは、算出された「仮想帯域における周波数ホッピングパタン」と形成された対応関係とに基づいて、「第2使用チャネル」を決定する。「第2使用チャネル」は、無線部12によって無線通信に用いられるチャネルである。
この制御部(制御装置)14の構成により、「第1無線通信方式」と干渉しない「第2無線通信方式」のホッピングパタンが事前登録されていない場合でも、「第1無線通信方式」と干渉しない「第2無線通信方式」のホッピングパタンを算出することができる。そして、算出された「第2無線通信方式」のホッピングパタンを用いて、「第1無線通信方式」と干渉しない「第2使用チャネル」を決定することができる。これにより、「第1無線通信方式」と「第2無線通信方式」との干渉を確実に防止することができる。
<第2実施形態>
<通信システムの概要>
図2は、第2実施形態の通信システムの一例を示す図である。図2において通信システム20は、無線通信装置30と、無線通信装置40とを有している。以下では、無線通信装置30が、「電子広告装置」であり、無線通信装置40が、「無線端末」であるものとして説明する。また、以下では、無線通信装置30を「第1の無線通信装置」と呼び、無線通信装置40を「第2の無線通信装置」と呼ぶことがある。
無線通信装置(電子広告装置)30は、広告コンテンツを表示部(図示せず)に表示すると共に、表示している広告コンテンツの識別情報(広告ID)をブロードキャストする。
無線通信装置(無線端末)40は、広告IDを受信すると、該広告IDに対応する広告コンテンツの取得に用いる取得ボタンを表示部(図示せず)に表示する。そして、無線通信装置40は、ユーザの操作によって取得ボタンが押されると、広告IDを含む「コンテンツ取得要求」を無線通信装置30へ送信する。
無線通信装置(電子広告装置)30は、「コンテンツ取得要求」を受信すると、該「コンテンツ取得要求」に含まれる広告IDに対応する広告コンテンツのデータを、無線通信装置40へ送信する。
<第1の無線通信装置の構成例>
図3は、第2実施形態の第1の無線通信装置の一例を示すブロック図である。図3において無線通信装置30は、無線部31と、無線部32と、記憶部33と、制御部(制御装置)34と、表示部35とを有している。
無線部31は、第1実施形態の無線部11と同じ構成を有している。以下では、「第1無線通信方式」は、BLE(Bluetooth Low Energy(登録商標))であるものとして説明する。
図4は、BLE(Bluetooth Low Energy(登録商標))で用いられる複数のチャネルの説明に供する図である。図4に示すように、BLEでは、2.4GHz帯を周波数分割した複数のチャネルのうち、ビーコンの送信に3つのチャネルCH37,CH38,CH39(Advertise Channel)が用いられる。このビーコンには、上記の広告IDが含められる。この2.4GHz帯の3つのチャネルCH37,CH38,CH39が、上記の「所定の周波数帯」に含まれる「複数の第1無線チャネル」に対応する。すなわち、無線部31は、3つのチャネルCH37,CH38,CH39のうちでホッピングさせた「第1使用チャネル」を用いて無線通信する。
図3の説明に戻り、無線部32は、第1実施形態の無線部12と同じ構成を有している。以下では、「第2無線通信方式」は、クラシックBluetooth(登録商標)であるものとして説明する。クラシックBluetooth(登録商標)は、Bluetooth(登録商標)規格において、V3.0までに策定された無線通信方式である。
図5は、クラシックBluetooth(登録商標)で用いられる複数のチャネルの説明に供する図である。図5に示すように、クラシックBluetooth(登録商標)では、ISM帯域(2.402GHz~2.480GHz)において79個のチャネルが存在する。この79個のチャネルが、上記の「複数の第2無線チャネル」に対応する。そして、BLEのチャネルCH37,CH38,CH39はこのISM帯域に含まれており、クラシックBluetooth(登録商標)のチャネルCH0,25,79は、BLEのチャネルCH37,CH38,CH39と周波数軸上で重なっている。すなわち、クラシックBluetooth(登録商標)のチャネルCH0,25,79は、BLEのチャネルCH37,CH38,CH39と重なる「重畳チャネル」である。ここで、クラシックBluetooth(登録商標)の1つのチャネルのチャネル帯域幅は1MHzであり、BLEの1つのチャネルのチャネル帯域幅は、2MHzである。
図3の説明に戻り、記憶部33は、第1実施形態の記憶部13と同様に、上記の「複数の第1無線チャネル」に関する情報、及び、第2無線通信方式に対応し且つ所定の周波数帯に含まれる「複数の第2無線チャネル」に関する情報を記憶している。
また、記憶部33は、「コンテンツ管理テーブル」を記憶している。図6は、第2実施形態のコンテンツ管理テーブルの一例を示す図である。図6のコンテンツ管理テーブルは、複数のコンテンツIDと、各コンテンツIDに対応する広告コンテンツのファイルが格納されている記憶領域へのパス情報と、各コンテンツIDに対応する広告コンテンツの配信データとを対応付けて保持している。
図3の説明に戻り、制御部(制御装置)34は、取得部34Aと、形成部34Bと、ホッピングパタン算出部34Cと、使用チャネル決定部34Dと、表示制御部34Eと、通信制御部34Fとを有している。
表示制御部34Eは、「コンテンツ管理テーブル」を参照して表示部35に表示される広告コンテンツを順次切り替えて、広告コンテンツを表示部35に表示させる制御を実行する。
通信制御部34Fは、無線部31に対して、表示部35に表示中の広告コンテンツの広告IDを含むビーコンをブロードキャストさせる。また、通信制御部34Fは、ビーコンを受信した無線通信装置40から送信された「パラメータ取得要求(スキャン要求)」を、無線部31を介して受信した場合、無線部31に対して「パタン決定パラメータ」を含めた「応答信号(スキャン応答)」を送信させる。この「パタン決定パラメータ」は、例えば、無線通信装置30のMACアドレス及びBluetooth(登録商標)クロック値である。この「パタン決定パラメータ」が無線通信装置40へ送信されることにより、無線通信装置40は、第2無線通信方式の「仮想帯域における周波数ホッピングパタン」を算出することができる。
また、通信制御部34Fは、無線通信装置40から「仮想帯域における周波数ホッピングパタン」に基づく「第2使用チャネル」を用いて送信された「コンテンツ取得要求」を無線部32を介して受信した場合、配信データを無線部32を介して送信する。この送信される配信データは、「コンテンツ取得要求」に含まれる広告IDと上記の「コンテンツ管理テーブル」において対応付けられている配信データである。ここで、通信制御部34Fは、無線部32に対して、使用チャネル決定部34Dで決定された「第2使用チャネル」を用いて無線通信させる。
取得部34Aは、第1実施形態の取得部14Aと同様に、記憶部33から、上記の「複数の第1無線チャネル」に関する情報、及び、上記の「複数の第2無線チャネル」に関する情報を取得する。
形成部34Bは、第1実施形態の形成部14Bと同様に、取得部34Aで取得された情報に基づいて、「複数の仮想チャネル」と「複数の第2無線チャネル」との「対応関係」を形成する。
すなわち、形成部34Bは、取得部34Aで取得された情報に基づいて、複数の第2無線チャネルのうちの複数の第1無線チャネルと重なる「重畳チャネル」を複数の第2無線チャネルから除いた「複数の非重畳チャネル」を特定する。ここでは、上記の通り、クラシックBluetooth(登録商標)のチャネルCH0,25,79が「重畳チャネル」である。このため、「複数の非重畳チャネル」は、クラシックBluetooth(登録商標)の79個のチャネルからチャネルCH0,25,79を除いた76個のチャネルである。
そして、形成部34Bは、特定した「複数の非重畳チャネル」を、上記の「所定の周波数帯」から上記の「重畳チャネル」の周波数帯を除いた「仮想帯域」に分散させることにより、「複数の仮想チャネル」を算出する。ここで、上記の通り、「所定の周波数帯」は、ISM帯域(2.402GHz~2.480GHz)であり、クラシックBluetooth(登録商標)のチャネル帯域幅は、1MHzである。このため、ISM帯域(2.402GHz~2.480GHz)から、「重畳チャネル」である3つのチャネルCH0,25,79の帯域幅(つまり、3MHz)を除いた帯域(2.402GHz~2.477GHz)が、上記の「仮想帯域」となる。形成部34Bは、この「仮想帯域」に76個の「非重畳チャネル」を分散させることにより、76個の「仮想チャネル」を算出する。図7は、第2実施形態の第2無線チャネルと仮想チャネルとの関係を示す図である。
そして、形成部34Bは、算出した「複数の仮想チャネル」と各仮想チャネルに対応する元の第2無線チャネルとを対応付けて、「対応関係」を形成する。図8は、第2実施携帯の対応関係テーブルの一例を示す図である。図8の対応関係テーブルにおいて、「実チャネル」は、「第2無線チャネル」に対応する。図8の対応関係テーブルに示されるように、仮想チャネルには、「重畳チャネル」である実チャネルCH0,25,79に対応するチャネルは含まれていない。
ホッピングパタン算出部34Cは、第1実施形態のホッピングパタン算出部14Cと同様に、「複数の仮想チャネル」のうちで「使用仮想チャネル」を選択するための「仮想帯域における周波数ホッピングパタン」を、「パタン決定パラメータ」に基づいて算出する。例えば、ホッピングパタン算出部34Cは、アルゴリズム(BarkerやM-Sequenceなど)により生成される擬似ノイズ(Pseudo Noise: PN)を用い、且つ、「パタン決定パラメータ」を初期パラメータとして用いることにより、周波数ホッピングパタンを算出する。
使用チャネル決定部34Dは、第1実施形態の使用チャネル決定部14Dと同様に、算出された「仮想帯域における周波数ホッピングパタン」と形成された対応関係とに基づいて、「第2使用チャネル」を決定する。
<第2の無線通信装置の構成例>
図9は、第2実施形態の第2の無線通信装置の一例を示すブロック図である。図9において無線通信装置40は、無線部41と、無線部42と、記憶部43と、制御部(制御装置)44と、表示部45と、操作部46とを有している。
無線部41は、第1実施形態の無線部11と同じ構成を有している。
無線部42は、第1実施形態の無線部12と同じ構成を有している。
記憶部43は、記憶部33は、第1実施形態の記憶部13と同様に、上記の「複数の第1無線チャネル」に関する情報、及び、第2無線通信方式に対応し且つ所定の周波数帯に含まれる「複数の第2無線チャネル」に関する情報を記憶している。
制御部(制御装置)44は、図4に示すように、取得部44Aと、形成部44Bと、ホッピングパタン算出部44Cと、使用チャネル決定部44Dと、表示制御部44Eと、通信制御部44Fとを有している。
通信制御部44Fは、無線通信装置30から送信されたビーコンを、無線部41を介して受信すると、無線部41に対して、「パラメータ取得要求(スキャン要求)」を無線通信装置30へ送信させる。
また、通信制御部44Fは、「パラメータ取得要求(スキャン要求)」に対する「応答信号(スキャン応答)」を、無線部41を介して受信すると、「応答信号(スキャン応答)」に含まれる「パタン決定パラメータ」をホッピングパタン算出部44Cへ渡す。
また、通信制御部44Fは、無線部42に対して、使用チャネル決定部44Dにて決定された「第2使用チャネル」を用いて、「コンテンツ取得要求」を無線通信装置30へ送信させる。通信制御部44Fは、表示制御部44Eによって表示部45に表示された「取得ボタン」がユーザの操作部46に対する操作によって押されたときに、「コンテンツ取得要求」を送信する。「取得ボタン」は、受信されたビーコンに含まれた広告IDに対応する広告コンテンツの配信データの取得に用いるボタンである。
また、通信制御部44Fは、無線通信装置30から送信された配信データを、無線部42を介して受信すると、該配信データを表示制御部44Eへ渡す。これにより、表示制御部44Eの制御によって、配信データが表示部45に表示されることになる。
取得部44Aは、第1実施形態の取得部14Aと同様に、記憶部43から、上記の「複数の第1無線チャネル」に関する情報、及び、上記の「複数の第2無線チャネル」に関する情報を取得する。
形成部44Bは、第1実施形態の形成部14Bと同様に、取得部44Aで取得された情報に基づいて、「複数の仮想チャネル」と「複数の第2無線チャネル」との「対応関係」を形成する。
ホッピングパタン算出部44Cは、第1実施形態のホッピングパタン算出部14Cと同様に、「複数の仮想チャネル」のうちで「使用仮想チャネル」を選択するための「仮想帯域における周波数ホッピングパタン」を、「パタン決定パラメータ」に基づいて算出する。この「パタン決定パラメータ」は、上記の通り、通信制御部44Fから渡されたものである。
使用チャネル決定部44Dは、第1実施形態の使用チャネル決定部14Dと同様に、算出された「仮想帯域における周波数ホッピングパタン」と形成された対応関係とに基づいて、「第2使用チャネル」を決定する。
<通信システムの動作例>
以上の構成を有する通信システム20の処理動作の一例について説明する。図10は、第2実施形態の第1の無線通信装置の処理動作の一例を示すフローチャートである。図11は、第2実施形態の第2の無線通信装置の処理動作の一例を示すフローチャートである。図12は、第2実施形態の第1の無線通信装置と第2の無線通信装置との間の信号の送受信を示すシーケンス図である。
無線通信装置30にて表示制御部34Eは、広告コンテンツを表示部35に表示させる制御を実行する(ステップS101)。上記の通り、表示制御部34Eは、「コンテンツ管理テーブル」を参照して表示部35に表示される広告コンテンツを順次切り替える。
無線通信装置30にて通信制御部34Fは、無線部31に対して、表示部35に表示中の広告コンテンツの広告IDを含むビーコンをブロードキャストさせる(ステップS102、ステップS301)。すなわち、通信制御部34Fは、表示部35に表示中の広告コンテンツの広告IDを含むビーコンを第1無線通信方式で送信する。
このとき、無線通信装置40にて通信制御部44Fは、ビーコンを、第1無線通信方式を介して(つまり、無線部41を介して)受信するまで待っている(ステップS201NO)。
ビーコンを第1無線通信方式を介して受信すると(ステップS201YES、ステップS301)、通信制御部44Fは、第1無線通信方式を介して「パラメータ取得要求(スキャン要求)」を送信する(ステップS202、ステップS302)。
このとき、無線通信装置30にて通信制御部34Fは、「パラメータ取得要求(スキャン要求)」を、第1無線通信方式を介して(つまり、無線部31を介して)受け取るまで待っている(ステップS103NO)。
「パラメータ取得要求」を、第1無線通信方式を介して受信すると(ステップS103YES)、通信制御部34Fは、「応答信号(スキャン応答)」を、第1無線通信方式を介して送信する(ステップS104、ステップS303)。
このとき、無線通信装置40にて通信制御部44Fは、「応答信号(スキャン応答)」を、第1無線通信方式を介して受信するまで待っている(ステップS203NO)。
無線通信装置40にて取得部44Aは、「応答信号(スキャン応答)」が第1無線通信方式を介して受信されると(ステップS203YES)、「複数の第1無線チャネル」に関する情報、及び、「複数の第2無線チャネル」に関する情報を取得する(ステップS204)。形成部44Bは、取得部44Aで取得された情報に基づいて、「複数の仮想チャネル」と「複数の第2無線チャネル」との「対応関係」を形成する(ステップS205)。ホッピングパタン算出部44Cは、「複数の仮想チャネル」のうちで「使用仮想チャネル」を選択するための「仮想帯域における周波数ホッピングパタン」を、「応答信号」に含まれている「パタン決定パラメータ」に基づいて算出する(ステップS206)。使用チャネル決定部44Dは、算出された「仮想帯域における周波数ホッピングパタン」と形成された対応関係とに基づいて、「第2使用チャネル」を決定する(ステップS207)。そして、無線通信装置40と無線通信装置30との間で「ペアリング」が開始される(ステップS304)。
無線通信装置40にて表示制御部44Eは、表示部45に「取得ボタン」を表示させる(ステップS208)。通信制御部44Fは、「取得ボタン」が操作されるまで待ち(ステップS209NO)、「取得ボタン」が操作されると(ステップS209YES)、決定された「第2使用チャネル」を用いてコンテンツ取得要求を送信する(ステップS210、ステップS305)。
一方で、上記の「ペアリング」が開始されると、無線通信装置30にて取得部34Aは、「複数の第1無線チャネル」に関する情報、及び、「複数の第2無線チャネル」に関する情報を取得する(ステップS105)。形成部34Bは、取得部34Aで取得された情報に基づいて、「複数の仮想チャネル」と「複数の第2無線チャネル」との「対応関係」を形成する(ステップS106)。ホッピングパタン算出部34Cは、「複数の仮想チャネル」のうちで「使用仮想チャネル」を選択するための「仮想帯域における周波数ホッピングパタン」を、「応答信号」に含まれている「パタン決定パラメータ」に基づいて算出する(ステップS107)。使用チャネル決定部34Dは、算出された「仮想帯域における周波数ホッピングパタン」と形成された対応関係とに基づいて、「第2使用チャネル」を決定する(ステップS108)。
無線通信装置30にて通信制御部34Fは、「コンテンツ取得要求」を「第2使用チャネル」で受信するまで待つ(ステップS109NO)。「コンテンツ取得要求」を「第2使用チャネル」で受信すると(ステップS109YES)、通信制御部34Fは、「コンテンツ取得要求」に含まれる広告IDと「コンテンツ管理テーブル」にて対応付けられている配信データを、「第2使用チャネル」を用いて送信する(ステップS110、ステップS306)。
このとき、無線通信装置40にて通信制御部44Fは、「第2使用チャネル」で「配信データ」を受信するまで待っている(ステップS211NO)。「第2使用チャネル」で「配信データ」が受信されると(ステップS211YES)、表示制御部44Eは、受信された配信データを表示部45に表示させる(ステップS212)。
以上のように第2実施形態によれば、無線通信装置30の制御部(制御装置)34及び無線通信装置40の制御部(制御装置)44のそれぞれにおいて、「第1無線通信方式」と干渉しない「第2無線通信方式」のホッピングパタンを算出することができる。そして、無線通信装置30の制御部(制御装置)34及び無線通信装置40の制御部(制御装置)44の各々にて、算出された「第2無線通信方式」のホッピングパタンを用いて、「第1無線通信方式」と干渉しない「第2使用チャネル」を決定することができる。そして、無線通信装置30と無線通信装置40とは、この決定された「第2使用チャネル」を用いて、互いに無線通信することができる。
<他の実施形態>
図13は、制御装置のハードウェア構成例を示す図である。図13において制御装置100は、プロセッサ101と、メモリ102とを有している。第1実施形態及び第2実施形態の制御部(制御装置)14,34,44は、プロセッサ101がメモリ102に記憶されたプログラムを読み込んで実行することにより実現されてもよい。プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、制御部(制御装置)14,34,44に供給することができる。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によって制御部(制御装置)14,34,44に供給されてもよい。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
第1無線通信方式に対応し、且つ、所定の周波数帯に含まれる複数の第1無線チャネルのうちでホッピングさせた第1使用チャネルを用いて無線通信する第1無線部と、第2無線通信方式に対応し且つ第2使用チャネルを用いて無線通信する第2無線部と、を具備する無線通信装置における、前記第2使用チャネルを決定する制御装置であって、
前記複数の第1無線チャネルに関する情報、及び、前記第2無線通信方式に対応し且つ前記所定の周波数帯に含まれる複数の第2無線チャネルに関する情報を取得する取得部と、
前記取得部によって取得された情報に基づいて、前記複数の第2無線チャネルのうちの前記複数の第1無線チャネルと重なる重畳チャネルを前記複数の第2無線チャネルから除いた複数の非重畳チャネルを、前記所定の周波数帯から前記重畳チャネルの周波数帯を除いた仮想帯域に分散させた、複数の仮想チャネルと、前記複数の第2無線チャネルとの対応関係を形成する形成部と、
前記複数の仮想チャネルのうちで使用仮想チャネルを選択する周波数ホッピングパタンを、パタン決定パラメータに基づいて算出するホッピングパタン算出部と、
前記算出された周波数ホッピングパタンと前記形成された対応関係とに基づいて、前記第2使用チャネルを決定する使用チャネル決定部と、
を具備する制御装置。
(付記2)
前記第1無線部に対して、コンテンツを識別するコンテンツ識別情報を送信させ、且つ、前記送信されたコンテンツ識別情報を受信した他の無線通信装置から送信された、前記パタン決定パラメータについての取得要求を、前記第1無線部を介して受信した場合、前記他の無線通信装置に前記周波数ホッピングパタンを算出させるために、前記第1無線部に対して、前記パタン決定パラメータを送信させる、通信制御部、をさらに具備する、
付記1記載の制御装置。
(付記3)
前記通信制御部は、前記他の無線通信装置から前記周波数ホッピングパタンに基づく前記第2使用チャネルを用いて送信された、コンテンツ識別情報を含むコンテンツ取得要求を、前記第2無線部を介して受信した場合、前記コンテンツ取得要求に含まれるコンテンツ識別情報に対応するコンテンツのデータを、前記第2無線部に対して送信させる、
付記2記載の制御装置。
(付記4)
前記パタン決定パラメータは、前記無線通信装置の識別情報又はクロック数である、
付記1から3のいずれか1項に記載の制御装置。
(付記5)
コンテンツを識別するコンテンツ識別情報を、前記第1無線部を介して受信した場合、前記第1無線部に対して、前記コンテンツ識別情報の送信元通信装置に対する、前記パタン決定パラメータについての取得要求を送信させる、通信制御部をさらに具備し、
前記ホッピングパタン算出部は、前記取得要求に応じて前記送信元通信装置から送信されたパタン決定パラメータに基づいて、前記周波数ホッピングパタンを算出する、
付記1記載の制御装置。
(付記6)
前記通信制御部は、前記コンテンツ識別情報を含むコンテンツ取得要求を、前記第2無線部に対して、前記決定された第2使用チャネルを用いて送信させる、
付記5記載の制御装置。
(付記7)
前記パタン決定パラメータは、前記送信元通信装置の識別情報又はクロック数である、
付記5又は6に記載の制御装置。
(付記8)
前記第1無線通信方式は、BLE(Bluetooth Low Energy(登録商標))であり、
前記第2無線通信方式は、クラシックBluetooth(登録商標)である、
付記1から7のいずれか1項に記載の制御装置。
(付記9)
第1無線通信方式に対応し、且つ、所定の周波数帯に含まれる複数の第1無線チャネルのうちでホッピングさせた第1使用チャネルを用いて無線通信する第1無線部と、
第2無線通信方式に対応し且つ第2使用チャネルを用いて無線通信する第2無線部と、
前記複数の第1無線チャネルに関する情報、及び、前記第2無線通信方式に対応し且つ前記所定の周波数帯に含まれる複数の第2無線チャネルに関する情報を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶されている情報に基づいて、前記複数の第2無線チャネルのうちの前記複数の第1無線チャネルと重なる重畳チャネルを前記複数の第2無線チャネルから除いた複数の非重畳チャネルを、前記所定の周波数帯から前記重畳チャネルの周波数帯を除いた仮想帯域に分散させた、複数の仮想チャネルと、前記複数の第2無線チャネルとの対応関係を形成する形成部と、
前記複数の仮想チャネルのうちで使用仮想チャネルを選択する周波数ホッピングパタンを、パタン決定パラメータに基づいて算出するホッピングパタン算出部と、
前記算出された周波数ホッピングパタンと前記対応関係とに基づいて、前記第2使用チャネルを決定する使用チャネル決定部と、
を具備する無線通信装置。
(付記10)
前記第1無線部に対して、コンテンツを識別するコンテンツ識別情報を送信させ、且つ、前記送信されたコンテンツ識別情報を受信した他の無線通信装置から送信された、前記パタン決定パラメータについての取得要求を、前記第1無線部を介して受信した場合、前記他の無線通信装置に前記周波数ホッピングパタンを算出させるために、前記第1無線部に対して、前記パタン決定パラメータを送信させる、通信制御部、をさらに具備する、
付記9記載の無線通信装置。
(付記11)
前記通信制御部は、前記他の無線通信装置から前記周波数ホッピングパタンに基づく前記第2使用チャネルを用いて送信された、コンテンツ識別情報を含むコンテンツ取得要求を、前記第2無線部を介して受信した場合、前記コンテンツ取得要求に含まれるコンテンツ識別情報に対応するコンテンツのデータを、前記第2無線部に対して送信させる、
付記10記載の無線通信装置。
(付記12)
前記パタン決定パラメータは、前記無線通信装置の識別情報又はクロック数である、
付記9から11のいずれか1項に記載の無線通信装置。
(付記13)
コンテンツを識別するコンテンツ識別情報を、前記第1無線部を介して受信した場合、前記コンテンツ識別情報の送信元通信装置に対する、前記パタン決定パラメータについての取得要求を、前記第1無線部に対して送信させる、通信制御部をさらに具備し、
前記ホッピングパタン算出部は、前記取得要求に応じて前記送信元通信装置から送信されたパタン決定パラメータに基づいて、前記周波数ホッピングパタンを算出する、
付記9記載の無線通信装置。
(付記14)
前記通信制御部は、前記コンテンツ識別情報を含むコンテンツ取得要求を、前記第2無線部に対して、前記決定された第2使用チャネルを用いて送信させる、
付記13記載の無線通信装置。
(付記15)
前記パタン決定パラメータは、前記送信元通信装置の識別情報又はクロック数である、
付記13又は14に記載の無線通信装置。
(付記16)
前記第1無線通信方式は、BLE(Bluetooth Low Energy(登録商標))であり、
前記第2無線通信方式は、クラシックBluetooth(登録商標)である、
付記9から15のいずれか1項に記載の無線通信装置。
(付記17)
第1無線通信方式に対応し、且つ、所定の周波数帯に含まれる複数の第1無線チャネルのうちでホッピングさせた第1使用チャネルを用いて無線通信する第1無線部と、第2無線通信方式に対応し且つ第2使用チャネルを用いて無線通信する第2無線部と、を具備する無線通信装置における、前記第2使用チャネルを決定する制御装置によって実行される、使用チャネル決定方法であって、
前記複数の第1無線チャネルに関する情報、及び、前記第2無線通信方式に対応し且つ前記所定の周波数帯に含まれる複数の第2無線チャネルに関する情報を取得し、
前記取得された情報に基づいて、前記複数の第2無線チャネルのうちの前記複数の第1無線チャネルと重なる重畳チャネルを前記複数の第2無線チャネルから除いた複数の非重畳チャネルを、前記所定の周波数帯から前記重畳チャネルの周波数帯を除いた仮想帯域に分散させた、複数の仮想チャネルと、前記複数の第2無線チャネルとの対応関係を形成し、
前記複数の仮想チャネルのうちで使用仮想チャネルを選択する周波数ホッピングパタンを、パタン決定パラメータに基づいて算出し、
前記算出された周波数ホッピングパタンと前記形成された対応関係とに基づいて、前記第2使用チャネルを決定する、
使用チャネル決定方法。
(付記18)
第1無線通信方式に対応し、且つ、所定の周波数帯に含まれる複数の第1無線チャネルのうちでホッピングさせた第1使用チャネルを用いて無線通信する第1無線部と、第2無線通信方式に対応し且つ第2使用チャネルを用いて無線通信する第2無線部と、を具備する無線通信装置における、前記第2使用チャネルを決定する制御装置に、
前記複数の第1無線チャネルに関する情報、及び、前記第2無線通信方式に対応し且つ前記所定の周波数帯に含まれる複数の第2無線チャネルに関する情報を取得し、
前記取得された情報に基づいて、前記複数の第2無線チャネルのうちの前記複数の第1無線チャネルと重なる重畳チャネルを前記複数の第2無線チャネルから除いた複数の非重畳チャネルを、前記所定の周波数帯から前記重畳チャネルの周波数帯を除いた仮想帯域に分散させた、複数の仮想チャネルと、前記複数の第2無線チャネルとの対応関係を形成し、
前記複数の仮想チャネルのうちで使用仮想チャネルを選択する周波数ホッピングパタンを、パタン決定パラメータに基づいて算出し、
前記算出された周波数ホッピングパタンと前記形成された対応関係とに基づいて、前記第2使用チャネルを決定する、
処理を、実行させる制御プログラム。
10 無線通信装置
11,12 無線部
13 記憶部
14 制御部(制御装置)
14A 取得部
14B 形成部
14C ホッピングパタン算出部
14D 使用チャネル決定部
20 通信システム
30 無線通信装置(電子広告装置)
31,32 無線部
33 記憶部
34 制御部(制御装置)
34A 取得部
34B 形成部
34C ホッピングパタン算出部
34D 使用チャネル決定部
34E 表示制御部
34F 通信制御部
35 表示部
40 無線通信装置(無線端末)
41,42 無線部
43 記憶部
44 制御部(制御装置)
44A 取得部
44B 形成部
44C ホッピングパタン算出部
44D 使用チャネル決定部
44E 表示制御部
44F 通信制御部
45 表示部
46 操作部

Claims (10)

  1. 第1無線通信方式に対応し、且つ、所定の周波数帯に含まれる複数の第1無線チャネルのうちでホッピングさせた第1使用チャネルを用いて無線通信する第1無線部と、第2無線通信方式に対応し且つ第2使用チャネルを用いて無線通信する第2無線部と、を具備する無線通信装置における、前記第2使用チャネルを決定する制御装置であって、
    前記複数の第1無線チャネルに関する情報、及び、前記第2無線通信方式に対応し且つ前記所定の周波数帯に含まれる複数の第2無線チャネルに関する情報を取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された情報に基づいて、前記複数の第2無線チャネルのうちの前記複数の第1無線チャネルと重なる重畳チャネルを前記複数の第2無線チャネルから除いた複数の非重畳チャネルを、前記所定の周波数帯から前記重畳チャネルの周波数帯を除いた仮想帯域に分散させた、複数の仮想チャネルと、前記複数の第2無線チャネルとの対応関係を形成する形成部と、
    前記複数の仮想チャネルのうちで使用仮想チャネルを選択する周波数ホッピングパタンを、パタン決定パラメータに基づいて算出するホッピングパタン算出部と、
    前記算出された周波数ホッピングパタンと前記形成された対応関係とに基づいて、前記第2使用チャネルを決定する使用チャネル決定部と、
    を具備する制御装置。
  2. 前記第1無線部に対して、コンテンツを識別するコンテンツ識別情報を送信させ、且つ、前記送信されたコンテンツ識別情報を受信した他の無線通信装置から送信された、前記パタン決定パラメータについての取得要求を、前記第1無線部を介して受信した場合、前記他の無線通信装置に前記周波数ホッピングパタンを算出させるために、前記第1無線部に対して、前記パタン決定パラメータを送信させる、通信制御部、をさらに具備する、
    請求項1記載の制御装置。
  3. 前記通信制御部は、前記他の無線通信装置から前記周波数ホッピングパタンに基づく前記第2使用チャネルを用いて送信された、コンテンツ識別情報を含むコンテンツ取得要求を、前記第2無線部を介して受信した場合、前記コンテンツ取得要求に含まれるコンテンツ識別情報に対応するコンテンツのデータを、前記第2無線部に対して送信させる、
    請求項2記載の制御装置。
  4. 前記パタン決定パラメータは、前記無線通信装置の識別情報である、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の制御装置。
  5. コンテンツを識別するコンテンツ識別情報を、前記第1無線部を介して受信した場合、前記第1無線部に対して、前記コンテンツ識別情報の送信元通信装置に対する、前記パタン決定パラメータについての取得要求を送信させる、通信制御部をさらに具備し、
    前記ホッピングパタン算出部は、前記取得要求に応じて前記送信元通信装置から送信されたパタン決定パラメータに基づいて、前記周波数ホッピングパタンを算出する、
    請求項1記載の制御装置。
  6. 前記通信制御部は、前記コンテンツ識別情報を含むコンテンツ取得要求を、前記第2無線部に対して、前記決定された第2使用チャネルを用いて送信させる、
    請求項5記載の制御装置。
  7. 前記パタン決定パラメータは、前記送信元通信装置の識別情報である、
    請求項5又は6に記載の制御装置。
  8. 第1無線通信方式に対応し、且つ、所定の周波数帯に含まれる複数の第1無線チャネルのうちでホッピングさせた第1使用チャネルを用いて無線通信する第1無線部と、
    第2無線通信方式に対応し且つ第2使用チャネルを用いて無線通信する第2無線部と、
    前記複数の第1無線チャネルに関する情報、及び、前記第2無線通信方式に対応し且つ前記所定の周波数帯に含まれる複数の第2無線チャネルに関する情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されている情報に基づいて、前記複数の第2無線チャネルのうちの前記複数の第1無線チャネルと重なる重畳チャネルを前記複数の第2無線チャネルから除いた複数の非重畳チャネルを、前記所定の周波数帯から前記重畳チャネルの周波数帯を除いた仮想帯域に分散させた、複数の仮想チャネルと、前記複数の第2無線チャネルとの対応関係を形成する形成部と、
    前記複数の仮想チャネルのうちで使用仮想チャネルを選択する周波数ホッピングパタンを、パタン決定パラメータに基づいて算出するホッピングパタン算出部と、
    前記算出された周波数ホッピングパタンと前記対応関係とに基づいて、前記第2使用チャネルを決定する使用チャネル決定部と、
    を具備する無線通信装置。
  9. 第1無線通信方式に対応し、且つ、所定の周波数帯に含まれる複数の第1無線チャネルのうちでホッピングさせた第1使用チャネルを用いて無線通信する第1無線部と、第2無線通信方式に対応し且つ第2使用チャネルを用いて無線通信する第2無線部と、を具備する無線通信装置における、前記第2使用チャネルを決定する制御装置によって実行される、使用チャネル決定方法であって、
    前記複数の第1無線チャネルに関する情報、及び、前記第2無線通信方式に対応し且つ前記所定の周波数帯に含まれる複数の第2無線チャネルに関する情報を取得し、
    前記取得された情報に基づいて、前記複数の第2無線チャネルのうちの前記複数の第1無線チャネルと重なる重畳チャネルを前記複数の第2無線チャネルから除いた複数の非重畳チャネルを、前記所定の周波数帯から前記重畳チャネルの周波数帯を除いた仮想帯域に分散させた、複数の仮想チャネルと、前記複数の第2無線チャネルとの対応関係を形成し、
    前記複数の仮想チャネルのうちで使用仮想チャネルを選択する周波数ホッピングパタンを、パタン決定パラメータに基づいて算出し、
    前記算出された周波数ホッピングパタンと前記形成された対応関係とに基づいて、前記第2使用チャネルを決定する、
    使用チャネル決定方法。
  10. 第1無線通信方式に対応し、且つ、所定の周波数帯に含まれる複数の第1無線チャネルのうちでホッピングさせた第1使用チャネルを用いて無線通信する第1無線部と、第2無線通信方式に対応し且つ第2使用チャネルを用いて無線通信する第2無線部と、を具備する無線通信装置における、前記第2使用チャネルを決定する制御装置に、
    前記複数の第1無線チャネルに関する情報、及び、前記第2無線通信方式に対応し且つ前記所定の周波数帯に含まれる複数の第2無線チャネルに関する情報を取得し、
    前記取得された情報に基づいて、前記複数の第2無線チャネルのうちの前記複数の第1無線チャネルと重なる重畳チャネルを前記複数の第2無線チャネルから除いた複数の非重畳チャネルを、前記所定の周波数帯から前記重畳チャネルの周波数帯を除いた仮想帯域に分散させた、複数の仮想チャネルと、前記複数の第2無線チャネルとの対応関係を形成し、
    前記複数の仮想チャネルのうちで使用仮想チャネルを選択する周波数ホッピングパタンを、パタン決定パラメータに基づいて算出し、
    前記算出された周波数ホッピングパタンと前記形成された対応関係とに基づいて、前記第2使用チャネルを決定する、
    処理を、実行させる制御プログラム。
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