JP7080743B2 - 電動送風機および電動掃除機 - Google Patents
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Description
上記の課題を解決するために、本発明の一態様にかかる電動送風機は、回転軸を有するモータと、上記回転軸に取り付けられたインペラと、を備え、上記インペラは、複数の第1ファンブレードと複数の第2ファンブレードとを備え、上記複数の第1ファンブレードのそれぞれは、平面視で、その長手方向に、上記インペラの回転方向において前方に位置する第1先端部と、上記回転方向において後方に位置する第2先端部とを有し、上記第1先端部と上記第2先端部との間の部分が上記回転方向の前方側に向かって反るように延在し、上記第2先端部が上記インペラの最外周よりも半径方向内側に位置しており、上記第2ファンブレードは、上記回転方向に隣り合う各第1ファンブレードの第1先端部から各第1ファンブレードの延在方向に沿ってそれぞれ上記インペラの最外周まで延長した仮想線の間に複数配置されており、上記複数の第2ファンブレードのそれぞれは、平面視で、その長手方向に、上記回転方向において前方に位置する第3先端部と、上記回転方向において後方に位置する第4先端部とを有し、上記第4先端部は、上記インペラの最外周に位置し、上記第3先端部は、上記第2先端部と同一半径上に位置するか、または、上記第2先端部よりも半径方向内側に位置し、上記インペラの直径をDとし、上記第1ファンブレードの第1先端部と第2先端部とを結ぶ直線の長さをL1とすると、0.15≦L1/D≦0.4である。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様にかかる電動送風機は、回転軸を有するモータと、上記回転軸に取り付けられたインペラと、を備え、上記インペラは、複数の第1ファンブレードと複数の第2ファンブレードとを備え、上記複数の第1ファンブレードのそれぞれは、平面視で、その長手方向に、上記インペラの回転方向において前方に位置する第1先端部と、上記回転方向において後方に位置する第2先端部とを有し、上記第1先端部と上記第2先端部との間の部分が上記回転方向の前方側に向かって反るように延在し、上記第2先端部が上記インペラの最外周よりも半径方向内側に位置しており、上記第2ファンブレードは、上記回転方向に隣り合う各第1ファンブレードの第1先端部から各第1ファンブレードの延在方向に沿ってそれぞれ上記インペラの最外周まで延長した仮想線の間に複数配置されており、上記複数の第2ファンブレードのそれぞれは、平面視で、その長手方向に、上記回転方向において前方に位置する第3先端部と、上記回転方向において後方に位置する第4先端部とを有し、上記第4先端部は、上記インペラの最外周に位置し、上記第3先端部は、上記第2先端部と同一半径上に位置するか、または、上記第2先端部よりも半径方向内側に位置し、上記第2ファンブレードの合計枚数をzとし、上記モータの回転数をn(s -1 )とすると、8000≦n×zであり、n≧500、かつ、z≦33である。
(電動掃除機100)
図1は、本実施形態にかかる電動掃除機100の外観を示す側面図である。図1に示すように、電動掃除機100は、吸塵ノズル10、吸気パイプ11、支持杆12、把手13、集塵室14、本体部15、および電動送風機20を備え、いわゆるハンディー型(あるいはスティック型)でコードレスの電動掃除機として機能することができる。集塵室14は、紙パック式であってもサイクロン式(遠心分離式)であってもよい。電動送風機20は、本体部15の内部に配置され、電動送風機20が気流を発生させることで、吸塵ノズル10および吸気パイプ11を通して吸い込んだ塵埃等は、集塵室14に送り込まれることとなる。
図2は、電動送風機20の外観を示す斜視図であり、図3は、電動送風機20を分解した状態を示す斜視図(部分的には断面斜視図)である。図2および図3に示すように、電動送風機20は、エアガイド30、インペラ40(多翼ファン)、ケース体34、およびモータ38(図3参照)を備える。
図4は、本実施例にかかるインペラ40を分解した状態を示す斜視図である。図5の(a)は、本実施例にかかるインペラ40におけるファンブレード51・52の配置の一例を示す平面図であり、図5の(b)は、図5の(a)に示すファンブレード51の短手方向の断面図であり、図5の(c)は、図5の(a)に示すファンブレード52の短手方向の断面図である。図4および図5の(a)に示すように、インペラ40は、シュラウド41およびディスク44を有するとともに、ファンブレードとして、主翼である複数のファンブレード51(第1ファンブレード)および副翼である複数のファンブレード52(第2ファンブレード)を有する。ディスク44は、円盤状の板形状を有する。ディスク44の表面45の中央にはボス47が形成されており、ボス47には回転軸38T(図3参照)を挿通させるための貫通孔48が設けられている。ディスク44の裏面46は平坦な平面形状を呈している。
図8は本比較例にかかる従来技術のインペラ140におけるファンブレード151の配置の一例を示す平面図である。なお、比較のために、インペラ140は、以下の点を除けば、インペラ40と同じ設計とした。インペラ140には、複数のファンブレード51・52の代わりに複数のファンブレード151が設けられている。複数のファンブレード151のそれぞれは、矢印ARで示す、インペラ140の回転方向において前方に位置する前端部151Fと、上記回転方向において後方に位置する後端部151Rとを有している。これらファンブレード151は、それぞれの前端部151Fが、ディスク44の中央のボス47から一定距離離れた位置に、互いに一定距離離間してボス47を取り囲むように設けられている。ファンブレード151は、前端部151Fと後端部151Rとの間の部分が、上記回転方向の前方側に向かって反るように、前端部151Fから後端部151Rにかけて弓状に延在した形状を有している。これらファンブレード151の後端部151Rは、ディスク44の外周端44aに位置している。インペラ140には、厚み(最大の厚み)が1.06mmの8枚のファンブレード151が設けられている。
図10は本比較例にかかるインペラ240におけるファンブレード151・152の配置の一例を示す平面図である。インペラ240では、図8に示すインペラ140のファンブレード151を主翼とし、隣り合うファンブレード151間に、ファンブレード151と同じ翼厚のファンブレード152を副翼として設けている。ファンブレード152には、ファンブレード52と同じ構成のファンブレードを使用した。また、図10では、11枚のファンブレード151を配置し、隣り合うファンブレード151間に、1枚のファンブレード152を配置した。このため、インペラ240には、合計22枚のファンブレード151・152が設けられている。
図11は本比較例にかかるインペラ340におけるファンブレード151・152の配置の一例を示す平面図である。インペラ340では、図10に示すインペラ240のファンブレード151間に、ファンブレード152を2枚配置した。このため、インペラ340には、合計33枚のファンブレード151・1521が設けられている。
ここで、比較例1~3に対する実施例1の効果について、図12~図17を参照して以下に説明する。図12は、実施例1にかかるインペラ40の効果の一例を説明する要部平面図である。なお、図12では、ファンブレード51・52として、ファンブレード51・52の外形(ファンブレード51・52の根元ラインの形状)を示している。
図18は、本実施例にかかるインペラ40におけるファンブレード51・52の配置の一例を示す平面図である。なお、図18でも、ファンブレード51・52として、ファンブレード51・52の外形(ファンブレード51・52の根元ラインの形状)を示している。本実施例では、ファンブレード51が10枚、ファンブレード52が20枚、それぞれ等間隔に配置されており、隣り合うファンブレード51間にファンブレード52が2枚配置されている。本実施例が実施例1と異なる点は、ファンブレード51・52の枚数であり、本実施例でも、ファンブレード51・52は、第1ファンブレード後端部ライン51RLが、第2ファンブレード前端部ライン52FLと重なるように配置されている。また、本実施例でも、D=44mm、L1=15.89mm、L1/D=0.36、K1=8.91mm、W=3.29mmに設定するとともに、各ファンブレード51・52の最大の厚みは、何れも、1.06mmとした。なお、本実施例では、ファンブレード52は、d1=0.79、d2=1.86、d3=1.82になる位置に配置されており、d1/D=0.018、(d1+d3)/d2=1.41とした。
図19は、本参考例にかかるインペラ40におけるファンブレード51・52の配置の一例を示す平面図である。なお、図19でも、ファンブレード51・52として、ファンブレード51・52の外形(ファンブレード51・52の根元ラインの形状)を示している。本参考例と実施例2との相異点は、本参考例では、実施例2のファンブレード52の一方を他方よりも短くした点である。具体的には、ファンブレード52aの前端部52aFがファンブレード51の後端部51Rと同一半径上に位置する一方、ファンブレード52bの前端部52bFが、ファンブレード51のうち、回転方向前方に位置するファンブレード51bの後端部51bRよりも半径方向外側に位置するように、ファンブレード52a・52bを形成した。なお、本参考例では、上述したようにファンブレード52bの前端部52bFが、回転方向前方に位置するファンブレード51bの後端部51bRよりも半径方向外側に位置することから、ファンブレード52bの前端部52bFは、上記ファンブレード51bと上記回転方向に対向しないが、便宜上、本参考例では、ファンブレード52bの前端部52bFと、該ファンブレード52bに隣り合うファンブレード51bの後端部51Rとの間の最短距離をd3とし、d3=5.90、(d1+d3)/d2=3.57とした。また、上記一方のファンブレード52bの長さK1を5.18mmとし、上記他方のファンブレード52aの長さK1を、実施例1、2と同じく8.91mmとした。比較のため、その他の設計値は、実施例2と同じ値とした。
図20は、本変形例にかかるインペラ40におけるファンブレード51・52の配置の一例を示す平面図である。なお、図20でも、ファンブレード51・52として、ファンブレード51・52の外形(ファンブレード51・52の根元ラインの形状)を示している。図20に示すように、ファンブレード51は、8枚のみ形成されていても構わない。図20に示す例では、ファンブレード51が8枚、ファンブレード52が16枚、それぞれ等間隔に配置されており、ファンブレード51間にファンブレード52が2枚配置されている。また、図20に示す例では、d1=0.79mm、d2=2.62mm、d3=3.24mmとし、(d1+d3)/d2=1.54とした。また、D=44mm、L1=15.89mm、L1/D=0.36、K1=8.91mm、W=3.29mmとし、各ファンブレード51・52の最大の厚みは、何れも、1.06mmとした。但し、上記数値は一例であり、本実施形態はこれに限定されるものではない。
前述したように、ファンブレード52は、仮想線VL間(領域VR1内)に3枚以上配置されていてもよい。本実施形態にかかる電動送風機20は、インペラ40が、仮想線VL間(領域VR1内)にファンブレード52を例えば3枚備えている点で、実施形態1にかかる電動送風機20と異なっている。
図21は、本実施例にかかるインペラ40におけるファンブレード51・52の配置の一例を示す平面図である。なお、図21でも、ファンブレード51・52として、ファンブレード51・52の外形(ファンブレード51・52の根元ラインの形状)を示している。本実施例にかかるインペラ40には、ファンブレード51が10枚、ファンブレード52が30枚設けられている。ファンブレード52は全て同形状であり、仮想線VL間(領域VR1内)に3枚、等間隔に配置されている。本実施例では、仮想線VL間にファンブレード52が3枚配置されるため、隣り合うファンブレード52で挟まれる領域のうち、ファンブレード51の後端部51R側に位置する領域を領域VR2とし、他の領域を領域VR3とすると、仮想線VL間(領域VR1内)に、領域VR2が1つ、領域VR3が2つ存在する。
図22は、本参考例にかかるインペラ40におけるファンブレード51・52の配置の一例を示す平面図である。なお、図22でも、ファンブレード51・52として、ファンブレード51・52の外形(ファンブレード51・52の根元ラインの形状)を示している。本参考例にかかるインペラ40には、ファンブレード51が8枚、ファンブレード52が24枚設けられている。仮想線VL間には、ファンブレード52が3枚配置されている。但し、本参考例では、仮想線VL間の3枚のファンブレード52のうち、インペラ40の回転方向において最も前方に位置するファンブレード52および該ファンブレード52に隣り合うファンブレード52の2枚のファンブレード52の前端部52Fがファンブレード51の後端部51Rよりも半径方向外側に位置し、上記3枚のファンブレード52のうち上記回転方向において最も後方に位置する、残る1枚のファンブレード52の前端部52Fがファンブレード51の後端部51Rと同一半径上に位置するように、各ファンブレード52を形成した。このため、本参考例では、実施例3と同じく、D=44mm、L1=15.89mm、L1/D=0.36とし、後端部51Rと同一半径上に位置するファンブレードの長さK1を8.91mm、W=3.29mmとする一方、後端部51Rよりも半径方向外側に位置する2枚のファンブレードの長さK1を5.18mmとした。なお、各ファンブレード51・52の最大の厚みは、何れも、1.06mmとした。
図23は、本実施形態にかかるインペラ40におけるファンブレード51・52の配置の一例を示す平面図である。なお、図23でも、ファンブレード51・52として、ファンブレード51・52の外形(ファンブレード51・52の根元ラインの形状)を示している。本実施形態にかかるインペラ40は、以下の点で、実施形態1、2における各実施例に記載のインペラ40と異なっている。すなわち、本実施形態にかかるインペラ40は、図23に示すように、ファンブレード52の前端部52Fが、ファンブレード51の後端部51Rよりも、半径方向内側に位置するように配置されている。このため、各ファンブレード51の後端部51Rを結ぶ円状の第1ファンブレード後端部ライン51RLは、各ファンブレード52の前端部52Fを結ぶ円状の第2ファンブレード前端部ライン52FLの外側に位置している。
図24は、本実施形態にかかるインペラ40におけるファンブレード51・52の配置の一例を示す平面図である。なお、図24でも、ファンブレード51・52として、ファンブレード51・52の外形(ファンブレード51・52の根元ラインの形状)を示している。本実施形態にかかるインペラ40は、図24に示すように、複数のファンブレード52のうち一部のファンブレード52の形状が異なっている。
実施形態1では、インペラ40を備えた電動送風機20が、図1に示す、ハンディー型(あるいはスティック型)でコードレスの電動掃除機100に組み込まれている場合を例に挙げて説明した。しかしながら、上述した各実施形態にかかる電動送風機20は、キャニスター型の電動掃除機、あるいは、ヘアドライヤ等のブロアにも適用可能である。
38 モータ
38T 回転軸
40 インペラ
44 ディスク
44a 外周端
51、51a、51b ファンブレード(第1ファンブレード)
52、52a、52b ファンブレード(第2ファンブレード)
51F、51aF、51bF、52F、52aF、52bF 前端部
51R、51aR、51bR、52R、52aR、52bR 後端部
51N、51aN、51bN、52N、52aN、52bN 負圧面
51P、51aP、51bP、52P、52aP、52bP 正圧面
100 電動掃除機
S1、S2、S3 隙間
VL 仮想線
Claims (5)
- 回転軸を有するモータと、
上記回転軸に取り付けられたインペラと、を備え、
上記インペラは、複数の第1ファンブレードと複数の第2ファンブレードとを備え、
上記複数の第1ファンブレードのそれぞれは、平面視で、その長手方向に、上記インペラの回転方向において前方に位置する第1先端部と、上記回転方向において後方に位置する第2先端部とを有し、上記第1先端部と上記第2先端部との間の部分が上記回転方向の前方側に向かって反るように延在し、上記第2先端部が上記インペラの最外周よりも半径方向内側に位置しており、
上記第2ファンブレードは、上記回転方向に隣り合う各第1ファンブレードの第1先端部から各第1ファンブレードの延在方向に沿ってそれぞれ上記インペラの最外周まで延長した仮想線の間に複数配置されており、
上記複数の第2ファンブレードのそれぞれは、平面視で、その長手方向に、上記回転方向において前方に位置する第3先端部と、上記回転方向において後方に位置する第4先端部とを有し、上記第4先端部は、上記インペラの最外周に位置し、上記第3先端部は、上記第2先端部と同一半径上に位置するか、または、上記第2先端部よりも半径方向内側に位置し、
上記回転方向に隣り合う第1ファンブレードのうち上記回転方向の後方に位置する第1ファンブレードと、上記仮想線の間に配置された複数の第2ファンブレードのうち上記回転方向において最も後方に位置する第2ファンブレードとの間の隙間の最短距離をd1とし、上記仮想線の間に配置された互いに隣り合う第2ファンブレードのうち一方の第2ファンブレードと他方の第2ファンブレードとの間の隙間の最短距離をd2とし、上記仮想線の間に配置された第2ファンブレードのうち上記回転方向において最も前方に位置する第2ファンブレードと、上記回転方向に対向する、上記回転方向の前方に位置する第1ファンブレードとの間の隙間の最短距離をd3とすると、0.5<(d1+d3)/d2<2.5であることを特徴とする電動送風機。 - 上記インペラの直径をDとすると、0.01<d1/D<0.046であることを特徴とする請求項1に記載の電動送風機。
- 回転軸を有するモータと、
上記回転軸に取り付けられたインペラと、を備え、
上記インペラは、複数の第1ファンブレードと複数の第2ファンブレードとを備え、
上記複数の第1ファンブレードのそれぞれは、平面視で、その長手方向に、上記インペラの回転方向において前方に位置する第1先端部と、上記回転方向において後方に位置する第2先端部とを有し、上記第1先端部と上記第2先端部との間の部分が上記回転方向の前方側に向かって反るように延在し、上記第2先端部が上記インペラの最外周よりも半径方向内側に位置しており、
上記第2ファンブレードは、上記回転方向に隣り合う各第1ファンブレードの第1先端部から各第1ファンブレードの延在方向に沿ってそれぞれ上記インペラの最外周まで延長した仮想線の間に複数配置されており、
上記複数の第2ファンブレードのそれぞれは、平面視で、その長手方向に、上記回転方向において前方に位置する第3先端部と、上記回転方向において後方に位置する第4先端部とを有し、上記第4先端部は、上記インペラの最外周に位置し、上記第3先端部は、上記第2先端部と同一半径上に位置するか、または、上記第2先端部よりも半径方向内側に位置し、
上記インペラの直径をDとし、上記第1ファンブレードの第1先端部と第2先端部とを結ぶ直線の長さをL1とすると、0.15≦L1/D≦0.4であることを特徴とする電動送風機。 - 回転軸を有するモータと、
上記回転軸に取り付けられたインペラと、を備え、
上記インペラは、複数の第1ファンブレードと複数の第2ファンブレードとを備え、
上記複数の第1ファンブレードのそれぞれは、平面視で、その長手方向に、上記インペラの回転方向において前方に位置する第1先端部と、上記回転方向において後方に位置する第2先端部とを有し、上記第1先端部と上記第2先端部との間の部分が上記回転方向の前方側に向かって反るように延在し、上記第2先端部が上記インペラの最外周よりも半径方向内側に位置しており、
上記第2ファンブレードは、上記回転方向に隣り合う各第1ファンブレードの第1先端部から各第1ファンブレードの延在方向に沿ってそれぞれ上記インペラの最外周まで延長した仮想線の間に複数配置されており、
上記複数の第2ファンブレードのそれぞれは、平面視で、その長手方向に、上記回転方向において前方に位置する第3先端部と、上記回転方向において後方に位置する第4先端部とを有し、上記第4先端部は、上記インペラの最外周に位置し、上記第3先端部は、上記第2先端部と同一半径上に位置するか、または、上記第2先端部よりも半径方向内側に位置し、
上記第2ファンブレードの合計枚数をzとし、上記モータの回転数をn(s-1)とすると、8000≦n×zであり、n≧500、かつ、z≦33であることを特徴とする電動送風機。 - 請求項1~4の何れか1項に記載の電動送風機を備えていることを特徴とする電動掃除機。
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JP2018118268A JP7080743B2 (ja) | 2018-06-21 | 2018-06-21 | 電動送風機および電動掃除機 |
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