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JP7080678B2 - カートリッジ - Google Patents

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Description

本発明は、装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジ(以下、カートリッジと称す)を備える画像形成装置に関するものである。
ここで、画像形成装置とは、電子写真画像形成プロセスを用いて記録媒体に画像を形成するものである。そして、画像形成装置の例としては、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、レーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置およびワードプロセッサ等が含まれる。
また、カートリッジとは、像担持体である電子写真感光体ドラム(以下、ドラムと称す)や、ドラムに作用するプロセス手段(例えば、現像剤担持体(以下、現像ローラと称す))等をカートリッジ化し、画像形成装置に対して着脱可能とするものである。カートリッジとしては、ドラムと現像ローラとを一体的にカートリッジ化したものや、ドラムと現像ローラとを別々にカートリッジ化したものがある。特にドラムと現像ローラとを別々にカートリッジ化した場合、ドラムを有したものをドラムカートリッジ、現像ローラを有したものを現像カートリッジと称すことがある。
従来、画像形成装置においては、ドラム及びドラムに作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画像形成装置の装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。
このプロセスカートリッジ方式によれば、画像形成装置のメンテナンスをサービスマンによらず使用者自身で行うことができるので、格段に操作性を向上させることができた。そのため、このプロセスカートリッジ方式は画像形成装置において広く用いられている。
ここで、画像形成時には現像ローラを駆動し、非画像形成時には現像ローラへの駆動を遮断する駆動切替を行うクラッチを設けたプロセスカートリッジ(特許文献1)が提案されている。
特開2001-337511号公報
特許文献1においては、現像ローラ端部に駆動切替のためのクラッチが設けられており、ドラムと現像ローラの接離動作と連動させて駆動切り替えをするために、回転する軸とそれとは芯のずれた軸を結ぶ線からなるクランク機構を用いている。
本発明の目的は、より簡易的な構成で現像ユニットの接離動作と連動して、現像ローラへの駆動伝達を切替可能にすることである。
上記目的を達成するため本発明の代表的な構成は、画像形成装置の装置本体に着脱可能なカートリッジであって、感光ドラムを含むドラムユニットと、現像ローラと、前記装置本体から前記現像ローラを回転させるための駆動力を受ける駆動力受け部材と、前記現像ローラの長手端部に固定された現像ギアと、を有する現像ユニットであって、前記現像ローラが前記感光ドラムに接触する接触位置と、前記現像ローラが前記感光ドラムから離れた離間位置と、の間を移動可能になるように前記ドラムユニットに対して揺動軸線を中心に揺動可能に支持された現像ユニットと、前記駆動力受け部材が受ける前記駆動力を前記現像ギアに伝達するように構成された駆動伝達機構と、を備え、前記駆動伝達機構は、前記駆動力受け部材に連結される第1駆動伝達部であって、第1ギアを含む第1駆動伝達部と、前記第1ギアと噛み合うように構成された第2ギアを含む第2駆動伝達部と、前記第2駆動伝達部からの前記駆動力を前記現像ギアに伝達する第3駆動伝達部と、を有し、前記現像ユニットは、前記第1駆動伝達部及び前記第3駆動伝達部を含み、前記ドラムユニットは、前記第2駆動伝達部を含み、前記第2駆動伝達部は、前記現像ユニットが前記接触位置にある時は、前記第1ギアが前記第2ギアに噛み合うことによって前記第1駆動伝達部と連結する連結位置にあって、前記第2駆動伝達部を介して前記第1駆動伝達部から前記第3駆動伝達部に駆動が伝達され、前記現像ユニットが前記離間位置にある時は、前記第1ギアが前記第2ギアと離隔することによって前記第1駆動伝達部と連結しない非連結位置にあって、前記第2駆動伝達部を介して前記第1駆動伝達部から前記第3駆動伝達部に駆動が伝達されない、ように構成されている、ことを特徴とする。
本発明により、より簡易的な構成で現像ユニットの接離動作と連動して、現像ローラへの駆動伝達を切替可能にすることができる。
(a)は第1の実施例に係る現像ユニットの分解斜視図である。(b)は第1の実施例に係る現像ローラがドラムに当接した状態を表した図である。 第1の実施例に係る画像形成装置の断面図である。 第1の実施例に係る画像形成装置と装置本体の要部の斜視図である。 第1の実施例に係るプロセスカートリッジの断面図である。 第1の実施例に係るプロセスカートリッジの分解斜視図である。 第1の実施例に係るプロセスカートリッジの分解斜視図である。 第1の実施例に係る、プロセスカートリッジの側面図である。 第1の実施例に係る現像ローラがドラムから離間した状態を表した図である。 (a)はギア同士が離間している状態を表した図である。(b)はギア同士がギア先端で噛み合い始める状態を表した図である。(c)はギア同士が十分に噛み合った状態を表した図である。 第1の実施例に係る、現像ユニットの分解斜視図である。 (a)は第1の実施例に係る現像ユニットの分解斜視図である。(b)は第1の実施例に係る現像ローラがドラムに当接した状態を表した図である。 第2の実施例に係るプロセスカートリッジの斜視図である。 第2の実施例に係るプロセスカートリッジの側面図であり、(a)は現像ユニットがドラムユニットへ当接している状態を表した図である。(b)は現像ユニットがドラムユニットから離間し、かつアイドラギアと現像ローラギアが噛み合った状態を表した図である。(c)は現像ユニットがドラムユニットから離間し、かつアイドラギアと現像ローラギアが離れた状態の図である。 第2の実施例に係るギア同士の噛み合いの図である。 第2の実施例に係る、別構成の例を表した図である。 第3の実施例に係るプロセスカートリッジの斜視図である。 第3の実施例に係るプロセスカートリッジの側面図であり、(a)は現像ユニットがドラムユニットへ当接している状態を表した図である。(b)は現像ユニットがドラムユニットから離間し、かつアイドラギアと現像ローラギアが噛み合った状態を表した図である。(c)は現像ユニットがドラムユニットから離間し、かつアイドラギアと現像ローラギアが離れた状態の図である。 第3の実施例に係る、揺動するギアとカム面を表した図であり、(a)はアイドラギアと現像ローラギアが噛み合った状態を表した図である。(b)はアイドラギアがカム面により現像ローラギアから引き離された状態を表した図である。 第4の実施例に係るプロセスカートリッジの斜視図である。 第4の実施例に係るプロセスカートリッジの側面図であり、(a)は現像ユニットがドラムユニットへ当接している状態を表した図である。(b)は現像ユニットがドラムユニットから離間し、かつアイドラギアと現像カップリングギアが噛み合った状態を表した図である。(c)は現像ユニットがドラムユニットから離間し、かつアイドラギアと現像カップリングギアが離れた状態の図である。 第4の実施例に係る揺動するギアとカム面を表した図であり、(a)はアイドラギアと現像カップリングギアが噛み合った状態を表した図である。(b)はアイドラギアがカム面により現像カップリングギアから引き離された状態を表した図である。(c)は(a)のカム面と揺動の被規制部を抜き出した図である。(d)は(b)のカム面と揺動の被規制部を抜き出した図である。 駆動系統のブロック図である。
《実施例1》
[電子写真画像形成装置の一般的な説明]
本発明の第1の実施形態(実施例1)について図を用いて説明する。なお、以下の実施形態では電子写真画像形成装置として、4個のプロセスカートリッジが着脱可能なフルカラー画像形成装置を例示している。画像形成装置に装着するプロセスカートリッジの個数はこれに限定されるものではない。必要に応じて適宜設定されるものである。例えば、モノクロの画像を形成する画像形成装置の場合には、装着されるプロセスカートリッジの個数は1個である。また、以下説明する実施形態では、画像形成装置の一例としてプリンタを例示している。
[画像形成装置の概略構成]
図2は本実施例の画像形成装置1の断面概略図である。図3(a)はこの画像形成装置1の斜視図であり、画像形成装置本体(以下、装置本体と記す)2の内側位置から外側位置に4個のプロセスカートリッジP(PY・PM・PC・PK)を支持しているカートリッジトレイ60を引き出した状態を示している。図3(b)は装置本体2の要部の斜視図である。図4は本実施例のプロセスカートリッジPの断面図である。図5は本実施例のプロセスカートリッジPを駆動側からみた分解斜視図、図6は同じく非駆動側からみた分解斜視図である。
図2に示すように、この画像形成装置1は、電子写真画像形成プロセスを用いた4色フルカラーレーザプリンタであり、記録媒体Sにカラー画像形成を行う。画像形成装置1はプロセスカートリッジ方式であり、第1~第4の4つのプロセスカートリッジP(PY・PM・PC・PK)を装置本体2に取り外し可能に装着して、記録媒体Sにカラー画像を形成するものである。装置本体2は画像形成装置1からプロセスカートリッジPを除いた部分である。記録媒体Sはトナー像を形成し得るシート状の記録材である。
ここで、画像形成装置1に関して、前ドア3を設けた側を正面(前面、前側)、正面と反対側の面を背面(後面、後側)とする。また、画像形成装置1を正面から見て右側を駆動側、左側を非駆動側と称す。図2は画像形成装置1を非駆動側から見た断面図であり、紙面の右側が画像形成装置1の正面側、紙面の手前が画像形成装置1の非駆動側、紙面の奥側が画像形成装置1の駆動側となる。
第1~第4の4つのプロセスカートリッジ(以下、カートリッジと記す)Pは、装置本体2の内部の後側から前側にかけてそれぞれ所定の装着位置に水平方向に配置されている。カートリッジPの装着位置とは、装置本体2の内側位置であって画像形成動作が可能な位置である。
各カートリッジPは、それぞれ同様の電子写真画像形成プロセス機構を有しており、収容されている現像剤(トナー)の色が各々異なる。各カートリッジPには装置本体2の駆動出力部61・62(図3(b))から回転駆動力が伝達される。その詳細は後述する。また、各カートリッジPには装置本体2からバイアス電圧(帯電バイアス、現像バイアス等)が供給される(バイアス印加構成は不図示)。
図4に示すように、各カートリッジPは、像担持体としてのドラム型の電子写真感光体(感光体ドラム:以下、ドラムと記す)4と、このドラム4に作用するプロセス手段としての帯電手段5及びクリーニング手段7を備えたドラムユニット8を有する。また、各カートリッジPは、ドラム4上の静電潜像を現像する現像手段6を備えた現像ユニット9を有する。
第1のカートリッジPYは、現像枠体29内にイエロー(Y)色の現像剤を収容しており、ドラム4の表面にY色の現像剤像を形成する。第2のカートリッジPMは、現像枠体29内にマゼンタ(M)色の現像剤を収容しており、ドラム4の表面にM色の現像剤像を形成する。第3のカートリッジPCは、現像枠体29内にシアン(C)色の現像剤を収容しており、ドラム4の表面にC色の現像剤像を形成する。第4のカートリッジPKは、現像枠体29内にブラック(K)色の現像剤を収容しており、ドラム4の表面にK色の現像剤像を形成する。
各カートリッジPの上方には、露光手段としてのレーザスキャナユニットLBが設けられている。このレーザスキャナユニットLBは、画像情報に対応してレーザ光Zを出力する。そして、レーザ光Zは、カートリッジPの露光窓部10を通過してドラム4の表面を走査露光する。各カートリッジPの下方には、転写部材としての中間転写ベルトユニット11を設けている。この中間転写ベルトユニット11は、駆動ローラ13、2次転写対向ローラ14、テンションローラ15を有し、これらのローラ間に可撓性を有する転写ベルト12が掛け渡されている。
各カートリッジPのドラム4は、その下面が転写ベルト12の上面に接している。その接触部が一次転写部である。転写ベルト12の内側には、ドラム4に対向させて1次転写ローラ16が配置されている。また、2次転写ローラ17が、2次転写対向ローラ14と対向する位置に、転写ベルト12を介して配置されている。転写ベルト12と2次転写ローラ17の接触部が2次転写部である。
中間転写ベルトユニット11の下方には、給送ユニット18が配置されている。給送ユニット18は、記録媒体Sを積載して収容した給送トレイ19と給送ローラ20を有する。装置本体2の内部の後側上方には、定着ユニット21と、排出ユニット22が配置されている。装置本体2の上面は排出トレイ23としている。
[カートリッジの着脱構成]
第1~第4の各カートリッジPはカートリッジトレイ60に支持されており、このカートリッジトレイ60を図3(a)のように装置本体2の前面開口部から引き出すことで装置本体2に対して着脱可能な構成となっている。
即ち、前ドア3をヒンジ部3aを中心に図2の閉鎖位置から図3(a)の開放位置に開くことで装置本体2の前面開口部が大きく開放される。使用者は前面開口部から装置本体2の内側位置に位置しているカートリッジトレイ60を図3(a)のように装置本体2の所定の外側位置に引き出す。外側位置に引き出されたカートリッジトレイ60に対して各カートリッジPについて新旧交換が可能である。
カートリッジトレイ60に対する必要なカートリッジの新旧交換をしたら、カートリッジトレイ60を装置本体2の外側位置から所定の内側位置に押し戻し、前ドア3を開放位置から閉鎖位置に閉じ込む。これにより各カートリッジPが装置本体2の内側の所定の装着位置に装着された状態となり、像形成装置1は画像形成動作が可能な状態に復帰する。
[画像形成動作]
フルカラー画像を形成するための動作は次のとおりである。第1~第4の各カートリッジPのドラム4が所定の速度で回転駆動される(図4において矢印D方向、図2において反時計回り)。転写ベルト12もドラム4の回転に順方向(図2において矢印C方向)にドラム4の速度に対応した速度で回転駆動される。レーザスキャナユニットLBも駆動される。
スキャナユニットLBの駆動に同期して、帯電手段としての帯電ローラ5によってドラム4の表面が所定の極性・電位に一様に帯電される。レーザスキャナユニットLBは各ドラム4の表面をY・M・C・Kの各色成分に対応の画像信号に応じてレーザ光Zで走査露光する。これにより、各ドラム4の表面に対応色の画像信号に応じた静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像手段としての、所定の速度で回転駆動(図4において矢印E方向、図2において時計回り)される現像ローラ6により接触現像される。
このような電子写真画像形成プロセスにより、第1のカートリッジPYのドラム4にはフルカラー画像のY色成分に対応するY色現像剤像が形成される。そして、その現像剤像が転写ベルト12上に一次転写される。同様に、第2のカートリッジPMのドラム4にはフルカラー画像のM色成分に対応するM色現像剤像が形成される。そして、その現像剤像が、転写ベルト12上にすでに転写されているY色現像剤像に重畳されて一次転写される。
同様に、第3のカートリッジPCのドラム4にはフルカラー画像のC色成分に対応するC色現像剤像が形成される。そして、その現像剤像が、転写ベルト12上にすでに転写されているY色+M色の現像剤像に重畳されて一次転写される。同様に、第4のカートリッジPKのドラム4にはフルカラー画像のK色成分に対応するK色現像剤像が形成される。そして、その現像剤像が、転写ベルト12上にすでに転写されているY色+M色+C色の現像剤像に重畳されて1次転写される。
このようにして、転写ベルト12上にY色+M色+C色+K色の4色フルカラーの未定着の現像剤像が形成される。一方、給送ユニット18から所定の制御タイミングで記録媒体Sが1枚ずつ分離されて給送される。その記録媒体Sは、所定の制御タイミングで2次転写部に導入される。これにより、記録媒体Sが2次転写部へ搬送されていく過程で、転写ベルト12上の4色重畳の現像剤像が記録媒体Sの面に順次に一括転写される。2次転写部で現像剤像を転写された記録媒体Sは、定着ユニット21に設けられた定着手段により定着された後に、排出トレイ23へフルカラー画像形成物として排出される。
[プロセスカートリッジの全体構成]
先に述べたように、各カートリッジPは、同様の電子写真画像形成プロセス機構を有し、収容されている現像剤の色や現像剤の充填量を各々設定可能である。そして、各カートリッジPは、感光体としてのドラム4と、ドラム4に作用するプロセス手段を備えている。プロセス手段はドラム4を帯電させる帯電手段としての帯電ローラ5、ドラム4に形成された潜像を接触現像する現像手段としての現像ローラ6、ドラム4の表面に残留する残留現像剤を除去するためのクリーニング手段としてのクリーニングブレード7等がある。そして、各カートリッジPは、ドラムユニット8と現像ユニット9とに分かれている。
[ドラムユニットの構成]
図4~図6に示すように、ドラムユニット8は、感光体としてのドラム4、帯電ローラ5、クリーニングブレード7、感光体枠体としてのクリーニング容器26、廃現像剤収納部27、現像枠体29を移動可能に支持する支持部材24・25で構成される。現像枠体29は後述する現像ユニット9の枠体である。支持部材(以下、カートリッジカバー部材と称す)24・25は、第一の支持部材である駆動側カートリッジカバー部材24と、第二の支持部材である非駆動側カートリッジカバー部材25で構成される。
尚、広義の感光体枠体には、狭義の感光体枠体であるクリーニング容器26の他、廃現像剤収納部27、駆動側カートリッジカバー部材24、非駆動側カートリッジカバー部材25も含まれる(後述する実施例2~4においても同様である)。
カートリッジPが装置本体2に装着された際には、感光体枠体26が制御部50(図22)で制御される装置本体側の押圧機構51の押圧動作により感光体枠体側の被位置決め部が装置本体側の位置決め部に押し付けられる。これにより、カートリッジPのドラムユニット8が装置本体2に対して位置決め固定される。なお、押圧機構51の具体的な機構構成の図示は省略した。
ドラム4は、カートリッジPの長手両端に設けられた駆動側と非駆動側のカートリッジカバー部材24、25により回転自在に支持されている。ここで、ドラム4の軸線方向を長手方向と定義する。カートリッジカバー部材24、25は、クリーニング容器26の長手方向の両端側で、クリーニング容器26に固定されている。また、図5に示すように、ドラム4の長手方向の一端側(駆動側)には、ドラム4に駆動力を伝達するための駆動入力部としてのカップリング部材4aが設けられている。
図3(b)は、装置本体2の要部の斜視図であり、前ドア3、各カートリッジP及びこれを支持しているカートリッジトレイ60、中間転写ベルトユニット11、給送ユニット18等を不図示としている。各カートリッジPのそれぞれのカップリング部材4aは、カートリッジPが装置本体2に装着された際に、図3(b)に示す装置本体2の本体側駆動伝達部材としてのドラム駆動出力部材61(61Y・61M・61C・61K)と係合する。ドラム駆動出力部材61は制御部50(図22)で制御されるドラム駆動モータ52により駆動される。このドラム駆動出力部材61の駆動力がドラム4に伝達される。
帯電ローラ5は、ドラム4に対し接触して従動回転できるように、クリーニング容器26に支持されている。また、クリーニングブレード7は、ドラム4の周表面に所定の圧力で接触するように、クリーニング容器26に支持されている。クリーニングブレード7によりドラム4の周面から除去された転写残現像剤は、クリーニング容器26内の廃現像剤収納部27に収納される。
また、駆動側カートリッジカバー部材24と非駆動側カートリッジカバー部材25には、現像ユニット9を揺動可能(移動可能)に支持するための支持部24a、25aが設けられている(図5、図6)。
[現像ユニットの構成]
図1、図4~図6に示すように、現像ユニット9は、現像ローラ6、現像ブレード31、現像枠体29、軸受部材45、現像カップリングギア74を含む駆動伝達機構、現像カバー部材32などで構成されている。駆動伝達機構は、後述するように、装置本体から駆動を受けるための駆動入力部から現像ローラ6に9駆動を伝達するための機構である。現像枠体29は、現像ローラ6に供給する現像剤を収納する現像剤収納部49、及び、現像ローラ6の周面の現像剤の層厚を規制する現像ブレード31を有する。
図1に示すように、軸受部材45は、現像枠体29の長手方向の一端側(駆動側)に固定されている。この軸受部材45は、現像ローラ6を回転可能に支持している。現像ローラ6は、その長手端部(駆動側)に現像ローラギア69を有する。
現像カップリングギア74は、第一駆動伝達ギア(以下、現像カップリング外ギアと称す)と、第二駆動伝達ギア(以下、現像カップリング内ギアと称す)74bを有する。現像カップリング外ギア74aは回転力受け部としての駆動入力部(以下、駆動伝達部と称す)74cを有する。現像カップリング内ギア74bは現像ローラギア69へ駆動力を伝達するギアである。軸受部材45は現像カップリング内ギア74bを回転可能に支持している。詳細は後述する。
図1に示すように、カートリッジPの長手方向において軸受部材45の外側に固定されている現像カバー部材32には円筒部32bが設けられている。この円筒部32bの内側に現像カップリングギア74が位置している。そして、円筒部32bの内側の開口32dからは現像カップリング外ギア74aの駆動伝達部74cが露出している。
各カートリッジPのそれぞれの駆動伝達部74cは、カートリッジPが装置本体2に装着された際に、図3(b)に示す現像駆動出力部材62(62Y・62M・62C・62K)と係合する。現像駆動出力部材62は制御部50(図22)で制御される現像駆動モータ53により駆動される。この現像駆動出力部材62の駆動力が現像カップリング外ギア74aに伝達される。
装置本体2から現像カップリング外ギア74aへ入力された駆動力は、現像駆動伝達ギア(揺動ギア:以下、現像アイドラギアと称す)100に伝達される。この現像アイドラギア100の駆動力は、このギア100が揺動して噛み合うクリーニング駆動伝達ギア(相手ギア:以下、クリーニングアイドラギアと称す)101および102のギア101に伝達される。ギア101の駆動力はギア102から更に、現像カップリング内ギア74bを介して、第三駆動伝達ギアとしての現像ローラギア69、および、現像ローラ6へ伝達される。
[ドラムユニットと現像ユニットの組立]
図5、図6に、現像ユニット9とドラムユニット8とを分解した状態を示す。ここで、カートリッジPの長手方向の一端側では、駆動側カートリッジカバー部材24の支持部24aに現像カバー部材32の円筒部32bの外径部32aを揺動可能に嵌合させている。また、カートリッジPの長手方向の他端側では非駆動側カートリッジカバー部材25の支持穴部25aに、現像枠体29から突出して設けられた突出部29bを揺動可能に嵌合させている。
これにより、現像ユニット9は、ドラムユニット8に対して揺動可能(移動可能)に支持される。ここで、現像ユニット9のドラムユニット8に対する揺動中心(揺動軸線)を、揺動中心(揺動軸)Xと称す。この揺動軸Xは、支持穴部24aの中心と支持穴部25aの中心とを結んだ軸線である。
[現像ローラとドラムの接触]
図4、図5、図6に示すように、現像ユニット9は、付勢部材としての弾性部材である加圧バネ95により付勢され、揺動軸Xを中心にして、現像ローラ6がドラム4に接触するように構成されている。ここで、現像ローラ6のドラム4に接触とは、現像ローラ6の外面である現像剤担持面がドラム4に当接してドラム4に形成された潜像が接触現像され得る状態になることである。
上記のように現像ユニット9は、加圧バネ95の付勢力によって、図4中の矢印G方向に押圧され、揺動軸Xを中心に、矢印H方向のモーメントが作用する構成となっている。この矢印H方向のモーメントは現像ローラ6がドラム4に接触する方向に現像ユニット9を、揺動軸Xを中心に、回転付勢するモーメントである。
また、図5、図6において、現像カップリング外ギア74aは、図3(b)に示す装置本体2に設けられた本体カップリングである現像駆動出力部材62から矢印J方向の回転駆動を受ける。次いで、現像カップリング外ギア74aに入力された駆動力を受けて、現像カップリング内ギア74bが同じく矢印J方向に回転する。これにより、現像カップリング内ギア74bと係合している現像ローラギア69が矢印U方向(図1(b))に回転する。これにより現像ローラ6が矢印E方向(図4)に回転する。
このように、現像ローラ6を回転させるために必要な駆動力が現像カップリング外ギア74aに入力されることで、現像ユニット9には矢印H方向の回転モーメントが生じる。即ち、上述の加圧バネ95の押圧力と、装置本体2からの回転駆動力により、現像ユニット9は揺動軸Xを中心にして、矢印H方向にモーメントを受ける。これにより、現像ローラ6がドラム4に対し所定圧で接触できる。また、このときのドラムユニット8に対する現像ユニット9の位置を接触位置とする。
なお、本実施例においては、ドラム4に対して現像ローラ6を押圧するために、加圧バネ95による押圧力、および、装置本体2からの回転駆動力の2つの力を用いた構成とした。しかしながら、必ずしもその限りではなく、上記何れか一方の力だけでドラム4に対して現像ローラ6を押圧する構成でもよい。
[現像ローラとドラムの離間]
図7は装置本体2に装着されている状態のカートリッジPを駆動側から見た側面図である。この図においては、説明のために、一部の部品を不図示としている。先に述べたように、カートリッジPが装置本体2に装着されているときは、カートリッジPのドラムユニット8が装置本体2に対して位置決めされて固定されている。
現像ユニット9には力受け部45aが軸受部材45に設けられている。力受け部45aは、装置本体2に設けられた本体離間部材80と係合可能な構成となっている。この本体離間部材80は、制御部50(図22)で制御される移動機構モータ54からの駆動力を受け、レール81に沿って矢印F1方向と、それとは逆の矢印F2方向に移動可能な構成となっている。
図7(a)は、ドラム4と現像ローラ6とが互いに接触した状態時を示している。このとき、力受け部45aと本体離間部材80とは隙間dを有して離間している。
図7(b)は、図7(a)の状態を基準として、本体離間部材80が矢印F1方向へ距離δ1だけ移動した状態を示している。このとき、力受け部45aは本体離間部材80と係合している。前述の通り、現像ユニット9はドラムユニット8に対して揺動可能な構成となっており、図7(b)においては、現像ユニット9は、揺動軸Xを中心として矢印K方向に角度θ1だけ揺動した状態となっている。このとき、ドラム4と現像ローラ6とは互いに距離ε1だけ離間した状態となっている。
図7(c)は、図7(a)の状態を基準として、本体離間部材80が矢印F1方向にδ2(>δ1)だけ移動した状態を示している。現像ユニット9は、揺動軸Xを中心として、矢印K方向に角度θ2(>θ1)だけ揺動した状態となっている。このとき、ドラム4と現像ローラ6とは互いに距離ε2(>ε1)だけ離間した状態となっている。
尚、本実施例において、力受け部45aとドラム4の回転中心との距離は13mm~33mmの範囲にある。また、本実施例において、力受け部45aと揺動軸Xとの距離は、27mm~32mmの範囲にある。これらの距離範囲については後述する他の実施例2~4においても同様である。
一方、図7(c)の状態から本体離間部材80が矢印F2方向に戻し移動されることで、現像ユニット9は、揺動軸Xを中心として矢印H方向に戻り回動して、図7(b)の状態を経て、ドラム4と現像ローラ6とが互いに接触した図7(a)の状態になる。
このように、本体離間部材80が移動制御されることで、ドラムユニット8に対する現像ユニット9の位置が接触位置と離間位置とに制御される。現像ユニット9の接触位置は図7(a)のようにドラム4と現像ローラ6が接触した位置であり、現像ユニット9の離間位置は図7(b)と図7(c)のようにドラム4と現像ローラ6が離間した位置である。
[駆動連結部の構成]
図1(a)および図1(b)で具体的な駆動連結部(駆動伝達機構)の構成について述べる。図1(a)はカートリッジPの分解斜視図であり、駆動力を伝達するギア配置の詳細を示した図である。図1(b)は現像ローラ6がドラム4に当接した状態でのギアの配置を示した図である。
先に説明したように、現像ユニット9は、現像カップリングギア74、現像アイドラギア100、現像ローラギア69等を有する。現像カップリングギア74は、現像カップリング外ギア74aと、駆動伝達部74cと、現像カップリング内ギア74bを有する。そして、駆動伝達部74cは、カートリッジPが装置本体2に装着された際に、図3(b)に示す現像駆動出力部材62と係合し、装置本体2側の現像駆動モータ53(図22)から駆動伝達を受ける。
また、現像アイドラギア100に伝達する現像カップリング外ギア74aと一体的に回転する現像カップリング内ギア74bは同軸に配置される。現像カップリング外ギア74aと現像カップリング内ギア74bは互いに回転自在に固定されている。
現像アイドラギア100は、現像カバー部材32に配置されるボス32eに回転自在に保持され、現像カップリング外ギア74aとの軸間距離が一定に保たれ、現像カップリング外ギア74aと噛み合う。現像ローラギア69は、現像カップリング内ギア74bと軸間距離を一定に保つ位置に配置され、現像カップリング内ギア74bと噛みあう。
ドラムユニット8の駆動側カートリッジカバー部材24にはボス24bおよびボス24cが配置される。クリーニングアイドラギア101およびクリーニングアイドラギア102はそれぞれボス24bおよびボス24cに回転自在に保持され、両ギア101・102は噛み合うように配置される。また、現像ユニット9がドラム4に当接した状態で現像アイドラギア100とクリーニングアイドラギア101は噛み合うように軸間距離が設定されている。さらに、クリーニングアイドラギア101とクリーニングアイドラギア102は噛み合うように軸間距離を一定に保たれた位置に配置される。
即ち、現像ローラ6の駆動伝達機構におけるアイドラギア列を構成している、現像アイドラギア100、クリーニングアイドラギア101およびクリーニングアイドラギア102に関して、現像アイドラギア100は現像ユニット9側に配設されている。クリーニングアイドラギア101およびクリーニングアイドラギア102はドラムユニット8側に配設されている。
次に、画像形成時に装置本体2の現像駆動出力部材62(図3(b))から現像ローラ6に対してどのように駆動伝達されるかについて説明する。現像駆動出力部材62からの駆動は駆動伝達部74cを介し、現像カップリング外ギア74aが受け、現像アイドラギア100に駆動伝達される。そこからドラムユニット8側のクリーニングアイドラギア101を介してクリーニングアイドラギア102に駆動伝達される。
そして、クリーニングアイドラギア102から現像ユニット9側の現像カップリング内ギア74bを介して現像ローラギア69に駆動伝達され、現像ローラ6を回転させる。この現像ローラ6の回転により、現像ローラ6上のトナーをドラム4へ供給して画像形成される。
次に現像ユニット9がドラム4に対して離間した時の駆動伝達について図7(c)および図8を用いて説明する。先に説明したように、現像ユニット9の揺動軸Xと現像カップリング外ギア74aは同軸である。現像ユニット9が図7(c)のように離間すると、現像カップリング外ギア74aと噛み合う現像アイドラギア100も現像ユニット9と一緒に揺動軸Xを中心として矢印K方向に角度θ2だけ揺動する。それに対して、現像ユニット9が離間しても、クリーニングアイドラギア101はドラムユニット8側に固定されており、移動しない。
つまり、現像ユニット9がある一定量以上離間すると、ドラムユニット8側に固定されているクリーニングアイドラギア101と、現像ユニット9に固定されている現像アイドラギア100がε3だけクリーニングアイドラギア101から離れる。即ち、現像アイドラギア(揺動ギア)100とクリーニングアイドラギア(相手ギア)101とが噛み合わなくなる(駆動遮断状態)。
これにより、現像カップリング外ギア74aからの駆動伝達がクリーニングアイドラギア101に伝達されず、従ってクリーニングアイドラギア102、現像カップリングギア内ギア74bが駆動せず、現像ローラギア69が回転しない。よって、現像ユニット9の図7(c)の離間状態時には現像カップリング外ギア74aからの駆動が現像ローラギア69、即ち現像ローラ6まで伝達されない。
[駆動連結遮断動作]
図1(b)と図7(c)と図8を用いて、駆動連結遮断動作について更に述べる。現像ローラギア69に駆動伝達されて現像ローラ6が回転する状態から、現像ローラギア69に駆動伝達されず現像ローラ6が回転しない駆動遮断状態に切り替える構成を以下に示す。
現像ローラ6の駆動中は、図1(b)に示すように揺動軸Xを駆動中心として、現像カップリング外ギア74aが矢印L方向へ回転し、現像ユニット9側の現像アイドラギア100が矢印M方向へ回転する。そして、現像アイドラギア100からの駆動がドラムユニット8側のクリーニングアイドラギア101に駆動伝達され、クリーニングアイドラギア101は矢印N方向へ回転する。
さらに、クリーニングアイドラギア101の駆動がクリーニングアイドラギア102に駆動伝達され、クリーニングアイドラギア102は矢印Q方向へ回転する。そして、クリーニングアイドラギア102からの駆動が現像カップリング内ギア74bに駆動伝達され、同ギア74bを矢印SS方向へ回転させる。さらに、現像カップリング内ギア74bの駆動が現像ローラギア69を矢印U方向へ回転させ、現像ローラ6を回転させる。
つまり、現像ユニット9側の現像アイドラギア100と、ドラムユニット8側のクリーニングアイドラギア101とが駆動連結された状態(駆動連結状態)の時に、現像ローラ6に駆動が伝達される。
そこから、図7(c)に示すように、軸受部材45の力受け部45aを図7(a)の状態からF1方向にδ2移動させることで、現像ユニット9は揺動軸Xを軸中心にして離間方向である矢印K方向に角度θ2だけ揺動する。これにより、図8に示すように、現像ユニット9側に配置されている現像アイドラギア100も、現像カップリングギア74の中心軸からの距離を一定に保ちながら、矢印K方向に角度θ2だけ揺動する。よって、ドラムユニット8側に配置されているクリーニングアイドラギア101の歯先と現像アイドラギア100の歯先が離間し、クリーニングアイドラギア101に駆動伝達がされない。
[駆動連結開始タイミングと現像ローラ当接タイミング]
次に、駆動連結開始タイミングと現像ローラ当接タイミングの関係について図9を用いて説明する。より均一な画像を出力するために画像形成時には、現像ローラ6のトナーコートが均一になっていることが必要である。しかし、現像ローラ6とドラム4の当接直後に画像形成を開始すると、駆動開始直後の現像ローラ6上のトナー層の不均一等により、画像の乱れが発生してしまう可能性がある。そこで、現像ローラ6のトナーコートが均一になるように、現像ローラ6がドラム4に当接する前に一定時間現像ローラ6を回転させておいても良い。この構成について説明する。
図9は、現像アイドラギア100とクリーニングアイドラギア101の噛み合い状態を示した。本実施例では、現像アイドラギア100とクリーニングアイドラギア101を高歯ギアとしているが、現像アイドラギア100とクリーニングアイドラギア101のいずれか一方を高歯としても良い。
図9(a)は図7(c)の離間状態時に対向しており、ドラム4に対して現像ローラ6が離間状態であり、現像アイドラギア100とクリーニングアイドラギア101とが噛み合わなくなっており、現像ローラ6に駆動が伝達されていない状態を表した図である。
図9(b)は図7(b)のようにドラム4に対して現像ローラ6が少し離間している状態時に対向しており、現像アイドラギア100の歯とクリーニングアイドラギア101の歯の噛み合い長さx1が0.2mmの状態を表した図である。
図9(c)は図7(a)の当接状態時に対向しており、ドラム4に対して現像ローラ6が当接している状態で、現像アイドラギア100とクリーニングアイドラギア101が十分に噛み合っている図である。
図9(a)の離間状態時においては、現像ユニット9側の現像アイドラギア100は矢印M方向へ回転するが、クリーニングアイドラギア101とは噛み合っておらず、ドラムユニット8側のクリーニングアイドラギア101は回転していない。即ち、現像ローラ6には駆動が伝達されていない。
この図9(a)の離間状態から図9(b)のように現像ローラ6がドラム4と近づくと、現像アイドラギア100の高歯ギア100aとクリーニングアイドラギア101の高歯ギア101aが接触点Vで噛み合う。この時も、図9(a)と同様に、ドラム4に対して現像ローラ6が離間状態である。この時、両歯が並歯と比べて図7(b)で示すドラム4と現像ローラ6の離間量δ1(図7(b))より大きい状態の時に駆動が伝達され始める。
つまり、ドラム4に対して現像ローラ6が離間状態(図7(c))から当接状態(図7(a))に遷移する過程(図7(b))のより早い段階で、ドラム4に対して現像ローラ6が離間状態でも現像ローラ6に駆動が伝達され始める。そのため、現像ローラ6上のトナーがより均一化できる。
同じ効果は、現像アイドラギア100とクリーニングアイドラギア101が並歯の場合、現像ローラ6を離間状態から当接状態にゆっくり動かすことで得られるが、画像形成タイミングが遅くなり、プリント速度の低下となる。
それに比べ、本実施例では画像出力速度を落とすことなく、画像乱れのない出力を可能とする。尚、高歯ギア100aと高歯ギア101aは噛み合う長さx1が0.2mm以上で駆動が伝達可能であることが実験的に確認できている。
そして、図9(c)のように、現像ローラ6とドラム4の当接状態では、現像アイドラギア100がクリーニングアイドラギア101に十分に噛み合い、現像アイドラギア100が矢印M方向に回転し、クリーニングアイドラギア101が矢印N方向へ回転する。即ち、現像ローラ6に駆動が伝達される。
このように、本実施例においては、ドラム4に対する現像ローラ6の現像当接前に現像ローラ6を駆動するために、振り子で迎えに行く現像アイドラギア(揺動ギア)100を有する。そして、現像当接前に現像ローラ6を駆動できるように、揺動して噛み合う現像アイドラギア100とクリーニングアイドラ101の歯先同士で噛み合って駆動してから当接するようになっている(図9(b)→図9(c))。
このため、現像ローラ6がドラム4に当接に至る遷移過程のより早い段階で現像アイドラギア100とクリーニングアイドラ101が歯先同士で噛み合う状態にすることが可能である。そこで、現像ローラ6と現像アイドラギア100の位置精度を高めるために、現像ローラ6と現像アイドラギア100を現像ユニット9における同じ部材(共通部材)である現像カバー部材に支持(軸支)させている。
次に現像ユニット9の当接時、現像ユニットがより確実にドラム4に当接する構成について図1(b)で説明する。装置本体側の現像駆動出力部材62(図3(b))からの駆動が駆動伝達部74cを介して現像カップリング外ギア74aに伝達されて現像カップリング外ギア74aが矢印L方向に回転する。
この場合、ギアの噛み合いにより、現像ユニット9が受ける力は、現像アイドラギア100とクリーニングアイドラギア101の噛み合い力F3と、クリーニングアイドラギア102と現像カップリング内ギア74bの噛み合い力F4である。つまり、力F3とF4のいずれの力も現像ユニット9の全体が揺動軸Xを中心に矢印W方向へ回転しようとする力が発生する。そのため、現像ユニット9がドラム4に対してF5方向に加圧される方向に力が加わるとともに、安定して現像アイドラギア100とクリーニングアイドラギア101が噛み合う。
[変形例]
また、図10に示すように、現像カバー部材32(図1)の代わりに、金属製の軸受103で現像アイドラギア100を支持してもよい。金属製の軸受103にすることで、軸間距離の精度および強度が向上し、ギア同士のアライメントが安定するため、ギア同士の回転が安定する。軸受103は、板金部103bと板金部103bにかしめられた金属軸103aからなり、金属軸103aに現像アイドラギア100が回転自在に支持されている。また、軸受103の開口103cからは現像カップリング外ギア74aの駆動伝達部74cが露出している。
さらに、駆動伝達するギアは、他の配列にしてもよい。図11(a)、(b)を参照して詳細について述べる。装置本体2側の現像駆動出力部材62(図3(b))からの駆動が現像ユニット9に支持される現像カップリング外ギア74a、現像アイドラギア200、クリーニングアイドラギア201、現像カップリング内ギア74b、現像ローラギア69に駆動伝達される。これにより、現像ローラ6が回転し、トナーがドラム4へ供給される。
図11(a)において、232、232b、232d、232e、224、224bは、図1(a)における、現像カバー部材32、円筒部32b、開口32d、ボス32e、駆動側カートリッジカバー部材24、ボス24bに対応する部材もしくは部分である。現像アイドラギア200はボス232eに回転自在に保持され、クリーニングアイドラギア201はボス224bに回転自在に保持される。
現像ユニット9のドラム4に対する接離動作については、先に説明した内容と同様で現像ユニット9の当接離間動作に連動して、現像アイドラギア200とクリーニングアイドラギア201が噛み合ったり、離れたりすることで駆動の切り替えを行う。
図11(b)で回転方向について説明する。図11(b)のギア配列は、図1(a)のギア配列に対して、現像アイドラギア102が削減されている。現像カップリング外ギア74aは、装置本体2側の現像駆動出力部材62(図3(b))からの駆動回転方向が図1の駆動入力方向とは逆回転になっていており、L1方向へ回転する。そして、現像カップリング外ギア74aは、現像アイドラギア200と噛み合い、現像アイドラギア200をM1方向へ回転させる。
さらに、現像アイドラギア200は、現像ユニット9の接離動作によってクリーニングアイドラギア201と噛み合い、クリーニングアイドラギア201をN1方向へ回転させる。クリーニングアイドラギア201は、現像カップリング内ギア74bと噛み合い、現像カップリング内ギア74bをS1方向へ回転させる。さらに、現像カップリング内ギア74bから現像ローラギア69を回転させることで、現像ローラ6がU1方向へ回転する。
よって、ギアを一つ削除することができ、ギアの配置するスペースを削減することができるので、省スペースで設計することができる。
しかし、現像カップリングギア74aが逆回転であるため、ドラム4に対して現像ローラ6が離れる方向に力が働くが、不図示のバネを設けることにより安定した現像ユニット9のドラム4方向への加圧が得られる。従って、本変形例のように、ギアの数を減らすか、先に述べた実施例1のように現像ユニット9をドラム4方向に付勢するバネをなくすかは装置本体内のカートリッジの配置により適宜選択可能である。
《実施例2》
次に、図12~図15により第2の実施形態(実施例2)によるカートリッジについて説明する。なお、実施例1と同様の構成については、その説明を省略する。この実施例2では構成部材や部分に300番台の符号を付している。実施例1と共通する構成部材や部分については300番台の下一桁又は下二桁の数字および添え字を実施例1と同じ数字および添え字にしている。
[駆動連結部の構成]
<駆動伝達時の構成>
図12を用いて駆動連結部の構成について説明する。まず、駆動伝達状態の概略について説明する。軸受部材345と、第一の支持部材としての駆動側カートリッジカバー部材324と、の間には、軸受部材345から駆動側カートリッジカバー部材324に向かって、現像カバー部材332、駆動入力ギアである現像カップリングギア374が設けられている。
この現像カップリングギア374の端部には駆動入力部374aが駆動側カートリッジカバー部材324から露出して、装置本体2側の現像駆動出力部材62(図3(b))からの駆動力を受け取る構成となっている。この時、現像カップリングギア374は駆動側カートリッジカバー部材324に回転自在に支持されているが、ドラムユニット308に支持されても構わない。
現像カップリングギア374の回転軸Xは、現像ユニット309の揺動軸と一致する。以降、カップリングギア374の回転軸、現像ユニット309の揺動軸共に揺動軸Xとする。
また、現像カップリングギア374から駆動を受け、現像ローラ6を回転させるための現像ローラギア369に駆動伝達可能な複数のギアを有する。本実施例においてはその複数のギアとして、現像カップリングギア374と噛みあい、軸間距離が一定に保たれる位置にアイドラギア(第一のギア)351が設けられる。アイドラギア351は、アイドラギア351と噛みあい現像ローラギア369に駆動を伝達するアイドラギア(第二のギア:揺動ギア)352と、第二の支持部材としての連結部材380によって連結されている。連結部材の板材380a、380bはアイドラギア351とアイドラギア352のそれぞれの回転軸である380c、380dを保持している。つまり、アイドラギア351は回転軸380cに回転可能に保持されており、アイドラギア352は回転軸380dに回転可能に保持されている。
ここで、連結部材としての板材380a、380bでアイドラギア351、352を挟む構成を図示しているが、板材はどちらか片方だけでも構わない。
アイドラギア351はその回転軸380cを駆動側カートリッジカバー324に保持されている。つまり、この連結部材380は、アイドラギア351の回転軸380cを回転中心として、駆動側カートリッジカバー部材324に対して揺動可能な構成となっている。言い換えると、アイドラギア352は駆動側カートリッジカバー部材324に対してアイドラギア351を中心に揺動可能な構成である。
なお、アイドラギア351の回転軸380cは他の部品、例えばドラムユニット308が持っていても構わない。その場合は、アイドラギア352はドラムユニット308に対して、アイドラギア351中心に揺動可能となる。
[駆動遮断動作と駆動連結動作]
<離間動作による駆動遮断>
次に図13、14を用いて駆動伝達状態から駆動遮断状態に切り替える動作について説明する。ここで図13(a)は現像ローラ306がドラム304に当接している状態を示している。図13(b)は現像ローラ306がドラム304から離間しており、かつアイドラギア(揺動ギア)352が現像ローラギア(相手ギア)369と噛みあっている状態(第一の離間位置)を示している。図13(c)は図13(b)からさらに離間が進み、アイドラギア352が現像ローラギア369から離れた状態(第二の離間位置)を示している。
図13(a)の状態で、揺動軸Xを中心にして現像ユニット309をドラムユニット308から離間する矢印K方向へ移動させる。図13(a)の状態から現像ユニット309が離間をしても、現像カップリングギア374は駆動伝達状態と同様に、装置本体2からの駆動力を受けて回転している。
この時、図13(b)の状態に現像ユニット309が揺動するまでは、連結部材380はアイドラギア351の駆動により矢印W方向へ揺動している。これは、図14に示すように連結部材380の揺動支点380cをアイドラギア352と現像ローラギア369の噛み合い圧力角方向F20に対してドラムユニット308側に設定することにより、矢印W方向のモーメントが連結部材380に常に働くためである。
これにより、アイドラギア352と現像ローラギア369が噛み合い続けた状態では、アイドラギア352は矢印W方向に揺動し、アイドラギア352から現像ローラギア369へ駆動を伝達している。
この図13(b)の状態の時、現像ユニット309は第一の離間位置にあり、現像ローラ306とドラム304が離間している。またこの時、矢印W方向へ揺動してきた連結部材380は、板材380aに設けた被規制部380eが駆動側カートリッジカバー324に設けられた連結部材の揺動規制部である突き当て面324dと接触している。つまり、矢印W方向のモーメントを突き当て面324dで受けることにより、アイドラギア352と現像ローラギア369の軸間距離が保たれ、安定して噛み合う。
なお、突き当て面324dは本実施例では駆動側カートリッジカバー324が持っているが、例えばドラムユニット308など、駆動側カートリッジカバー324以外の部品が持っていても構わない。また、突き当て面324dに突き当たる被規制部380eは、板材380aに設けているが、被規制部380eはこれに限らず、板材380bやアイドラギア352の回転軸380dの延長部などでも構わない。
図13(b)の状態からさらに現像ユニット309の離間が進む図13(c)の状態に向かうと、本体カム80により現像ユニット309は回転位置θ2まで揺動する。この時、現像ユニット309は第二の離間位置にあり、第一の離間位置よりも更に現像ローラ306とドラム304が離間している。
しかし、突き当て面324dで被規制部380eが規制されているため、アイドラギア352は図13(b)の位置で止められており、それ以上矢印W方向へ揺動ができない。つまり、アイドラギア352は現像ローラギア369の揺動に追従できず、アイドラギア352の歯先と現像ローラギア369の歯先が距離εsまで離間し、駆動が遮断される。
<当接動作による駆動連結>
次に、駆動遮断状態から駆動伝達状態に切り替える動作について説明する。現像ユニット309が図13(c)の状態から図13(b)の状態に向かう時、先に述べたように、図4、図5に示す付勢部材としての加圧バネ95により付勢され、揺動軸Xを中心にして、現像ローラ306がドラム304に向かう矢印H方向へ揺動する。なお、図13(c)、図13(b)は共に、現像ローラ306とドラム304が離間している状態である。
図13(b)の状態に現像ユニット309が揺動してきた時、突き当て面324dで規制されていたアイドラギア352に対して現像ローラギア369が矢印H方向に揺動してくる。この時、状態としては図9で説明した動作と同様に、アイドラギア352の歯に対して現像ローラギア369の歯が噛み合い、現像ローラギア369へ駆動が伝達される。
そこからさらに図13(a)の状態に向かう時、現像ユニット309は加圧バネ95の付勢力と、装置本体2から現像カップリングギア374へ入力される駆動力による矢印H方向のモーメント力により、現像ローラ306がドラム304へ当接する。
この時、現像ローラギア369とアイドラギア352の噛み合い力が当接方向に向かって発生するように配置することが望ましい。具体的には、図14で示したアイドラギア352と現像ローラギア369の噛み合い圧力角方向F20に対して、現像ユニット309の揺動軸Xが現像ローラギア369側にあれば、揺動方向である矢印H方向のモーメントが現像ユニット309に働く。これにより、現像ユニット309は当接方向へ付勢される。
こうすることにより、加圧バネ95は不要、もしくはバネ力の弱いものへコストダウンが可能となる。
なお、本実施例では離間動作および当接動作において図13(a)から図13(b)の間、アイドラギア352と現像ローラギア369はギアの歯当たりで位置関係が決まっている。これに対し、ギア同士の軸間距離を決めるため、例えば現像ユニット309に揺動するアイドラギア352の位置規制部を設けても良い。こうすることで、現像ローラギア369へ駆動を伝達している時の軸間距離をより安定させることができる。
このように、本実施例の構成を用いることで、現像ローラ306がドラム304に当接する前に、現像ローラ306を回転させることができる。
[変形例]
本実施例で述べた構成について、さらに変形例を示す。本実施例では揺動軸Xと同軸に現像カップリングギア374を配置しているため、現像カップリングギア374が現像カバー部材332と軸受部材345の間に位置する構成も考えられる。この場合、現像カップリングギア374は現像ユニット309に支持されている。つまり、現像カップリングギア374を揺動軸Xと同軸に配置することで、現像ユニット309とドラムユニット308のどちらに現像カップリングギア374を配置してもよい。
また、本実施例では現像カップリングギア374が現像カバー部材332と駆動側カートリッジカバー324の間に組み付けられる構成で述べた。この場合、現像ユニット309の揺動軸X’は、現像カップリングギア374の回転軸である揺動軸X以外でも構わない。例えば図15に示すように、現像カバー部材332から突き出した現像ユニット回転軸部332fを揺動軸X’として、駆動側カートリッジカバー324が回転軸支持部324eで回転可能に保持する構成が考えられる。この時、現像カップリングギア374は駆動側カートリッジカバー324の円筒部324aにより回転自在に支持される。
さらに、本実施例の連結部材380およびアイドラギア352の揺動構成では、アイドラギア352の現像ローラギア369方向への揺動を付勢するアシストバネを用いても構わない。
また、現像カップリングギア374と現像ローラギア369に噛み合うギアの間には、複数のギアを介在させてもよい。
《実施例3》
次に、図16~図18により第3の実施形態(実施例3)によるカートリッジについて説明する。なお、実施例1と同様の構成については、その説明を省略する。この実施例3では構成部材や部分に400番台の符号を付している。実施例1と共通する構成部材や部分については400番台の下一桁又は下二桁の数字および添え字を実施例1と同じ数字および添え字にしている。
[駆動連結部の構成]
<駆動伝達時の構成>
図16を用いて駆動連結部の構成について説明する。まず、駆動伝達状態の概略について説明する。本実施例と実施例2との違いは、連結部材480の揺動中心をドラムユニット408側ではなく、現像ユニット409側が持っていることである。
現像カップリングギア474と噛みあい、軸間距離が一定に保たれる位置にアイドラギア451が設けられている。このアイドラギア451は、アイドラギア451と噛みあい現像ローラギア469に駆動を伝達するアイドラギア(揺動ギア)452と連結部材480によって連結されている。
連結部材の板材480a、480bはアイドラギア451とアイドラギア452のそれぞれの回転軸である480c、480dを保持している。つまり、アイドラギア451は回転軸480cに回転可能に保持されており、アイドラギア452は回転軸480dに回転可能に保持されている。ここで、連結部材としての板材480a、480bでアイドラギア451、452を挟む構成を図示しているが、板材はどちらか片方だけでも構わない。
アイドラギア451はその回転軸480cを現像カバー部材432に保持されている。つまり、この連結部材480は、アイドラギア451の回転軸480cを回転中心として、現像カバー部材432に対して揺動可能な構成となっている。言い換えると、アイドラギア452は現像カバー部材432に対してアイドラギア451中心に揺動可能な構成である。なお、アイドラギア451の回転軸480cは他の部品、例えば軸受部材445が持っていても構わない。
[駆動遮断動作と駆動連結動作]
<離間動作による駆動遮断>
次に、図17を用いて駆動伝達状態から駆動遮断状態に切り替える動作について説明する。ここで図17(a)は現像ローラ406がドラム404に当接している状態を示している。図17(b)は現像ローラ406がドラム404から離間しており、かつアイドラギア452が現像ローラギア469と噛みあっている状態を示している。図17(c)は図17(b)からさらに離間が進み、アイドラギア(揺動ギア)452が現像ローラギア(相手ギア)469から離れた状態を示している。
図17(a)の状態から図17(b)の状態へ、先に述べたように揺動軸Xを中心にして現像ユニット409をドラムユニット408から離間する矢印K方向へ揺動させる。この時、アイドラギア451も揺動軸X中心に相対的に矢印K方向へ揺動している。この間、実施例2と同様、アイドラギア452は駆動力により、アイドラギア451の軸480c中心に矢印W方向へ揺動している。この時、アイドラギア452と現像ローラギア469は噛みあった状態であり、現像ローラギア469へ駆動を伝達している。
図17(b)の状態からさらに現像ユニット409の離間が進む図17(c)の状態に向かう時に駆動を遮断する動作について、図17、図18を用いて説明する。駆動側カートリッジカバー424に揺動規制部であるカム面424dが形成されており、連結部材480の板材480aにカム面424dに突き当たる被規制部480eが設けられている。
図18はカム面424dにより揺動軸Xとアイドラギア452の軸間距離が変えられる様子を示した模式図である。現像ユニット409がドラムユニット408に対して当接から離間するまでの間、先に述べたアイドラギア452が矢印W方向へ揺動する力により、アイドラギア452はカム面424dに向かって常に付勢されている。これにより、アイドラギア452はアイドラギア451の位置に合わせて図18(a)の位置からカム面424dに沿って図18(b)の位置へ揺動軌道を変えられる。
アイドラギア452は図18(a)以前の状態、つまり図17(a)から図17(b)の状態に現像ユニット409が揺動している間、アイドラギア452と揺動軸Xとの距離が等しい状態(距離d1)を保って揺動している。
図18(a)から図18(b)へ向かう時、アイドラギア452は被規制部480eの揺動方向Kを規制するカム面424dにより、アイドラギア452と揺動軸Xとの距離をd1からd2へ離す方向へ誘導される。この時、現像ローラギア469が図18(a)のθ23から図18(b)のθ24へ揺動し、同時にアイドラギア451の回転軸である480cもθ21からθ22へ揺動している。
アイドラギア451の回転軸480cが現像カバー部材432に設けられており、現像カバー部材432は現像ユニット409と一体で揺動することから、ここではθ22-θ21=θ24-θ23である。
このようにアイドラギア451は矢印K方向へ揺動するが、アイドラギア452はカム面424dにより現像ローラギア469の揺動に追従できない(d2>d1)。これにより、アイドラギア452の歯先と現像ローラギア469の歯先が距離εsまで離間し、駆動が遮断される。
ここで、カム面424dに突き当たる被規制部480eは、板材480aに設けているが、被規制部480eはこれに限らず、板材480bやアイドラギア452の回転軸480dの延長部などでも構わない。なお、カム面424dは本実施例では駆動側カートリッジカバー424が持っているが、例えばドラムユニット408など、駆動側カートリッジカバー424以外の部品が持っていても構わない。
<当接動作による駆動連結>
次に、駆動遮断状態から駆動伝達状態に切り替える動作について説明する。現像ユニット409が図17(c)の状態から図17(b)の状態に向かう時、先に述べたように、図4、図5に示す付勢部材としての加圧バネ95により付勢され、揺動中心Xを中心にして、現像ローラ406がドラム404に向かう矢印H方向へ揺動する。なお、図17(c)、図17(b)は共に、現像ローラ406とドラム404が離間している状態である。
図17(b)の状態に現像ユニット409が揺動してきた時、図18に示すカム面424dに沿って戻ってきた連結部材480に保持されているアイドラギア452と現像ローラギア469が噛みあい、現像ローラギア469へ駆動が伝達される。
そこからさらに図17(a)の状態に向かう時、現像ユニット409は加圧バネ95の付勢力と、装置本体2から現像カップリングギア474へ入力され、現像ユニット409へ伝達される駆動力による矢印H方向のモーメント力により揺動する。これにより、現像ローラ406がドラム404へ当接する。
この時も、実施例2と同様、現像ローラギア469とアイドラギア452の噛みあい力が当接方向に向かって発生するように配置することが望ましい。このように、本実施例の構成を用いることで、現像ローラ406がドラム404に当接する前に、現像ローラ406を回転させることができる。
なお、本実施例でも実施例2同様、アイドラギア452と現像ローラギア469の軸間距離を決めるため、例えば現像ユニット409に揺動するアイドラギア452の位置規制部を設けても良い。
[変形例]
これまで述べた内容の他、本実施例でも実施例2と同様の変形例が可能であり、現像カップリングギア474の位置を自在に変更することや、現像ユニット409の回転軸を変更することが可能である。さらに、本実施例の連結部材480およびアイドラギア452の揺動構成でも実施例2同様に、アイドラギア452の揺動を付勢するアシストバネを用いても構わない。また、現像カップリングギア474と現像ローラギア469に噛み合うギアの間には、複数のギアを介在させてもよい。
《実施例4》
次に、図19~図21により第4の実施形態によるカートリッジについて説明する。なお、実施例1と同様の構成については、その説明を省略する。この実施例4では構成部材や部分に500番台の符号を付している。実施例1と共通する構成部材や部分については500番台の下一桁又は下二桁の数字および添え字を実施例1と同じ数字および添え字にしている。
[駆動連結部の構成]
<駆動伝達時の構成>
図19を用いて駆動連結部の構成について説明する。まず、駆動伝達状態の概略について説明する。本実施例と実施例3との違いは、連結部材580の揺動中心が、アイドラギア551中心ではなく、アイドラギア552中心となったことである。それにより、離間から当接に向かう際の揺動規制部であるカム面524dと、当接から離間に向かう際のカム面524fが異なる。
現像カップリングギア574と噛みあうアイドラギア551と、アイドラギア551と噛みあい現像ローラギア569に駆動を伝達するアイドラギア552が連結部材580によって連結されている。本実施例では、アイドラギア552と現像ローラギア569の軸間距離が常に保たれている。ここでも実施例3同様、連結部材としての板材580a、580bはどちらか片方だけでも構わない。
アイドラギア552はその回転軸580dを現像カバー部材532、に保持されている。つまり、この連結部材580は、回転軸580dを回転中心として、現像カバー部材532に対して揺動可能な構成となっている。言い換えると、アイドラギア551は揺動ギアとして現像カバー部材532に対してアイドラギア552中心に揺動可能な構成である。ここでも実施例3同様、アイドラギア552の回転軸580dを他の部品、例えば軸受部材545が持っていても構わない。
[駆動遮断動作と駆動連結動作]
<離間動作による駆動遮断>
次に図20、21を用いて、駆動伝達状態から駆動遮断状態に切り替える動作について説明する。ここで図20(a)は現像ローラ506がドラム504に当接している状態を示している。図20(b)は現像ローラ506がドラム504から離間しており、かつアイドラギア551が現像カップリングギア574と噛みあっている状態を示している。図20(c)は図20(b)からさらに離間が進み、アイドラギア(揺動ギア)551が現像カップリングギア(相手ギア)574から離れた状態を示している。
図21は図20の動作におけるカム面524d、524fと板材580aに設けられた被規制部580e、つまりアイドラギア551と、現像カップリングギア574(揺動軸X)の位置関係を示している。図21(a)はアイドラギア551と現像カップリングギア574が噛み合った状態を示し、図21(b)はアイドラギア551と現像カップリングギア574が離間した状態である。図21(c)は図21(a)の状態でのカム面524dと被規制部580eを抜き出した図であり、図21(d)は図21(b)の状態でのカム面524fと被規制部580eを抜き出した図である。
本説明では図20(b)の状態から図20(c)の状態に現像ユニット509が揺動する際の、実施例3と異なる点を説明する。
図20(b)から図20(c)へ現像ユニット509が揺動軸X中心に揺動する時、現像カバー部材532に設けられた連結部材の揺動軸である580dも揺動軸X中心に矢印K方向へ揺動する(図21(c))。
この時、被規制部580eが駆動側カートリッジカバー524に設けられたカム面524dに突き当たり、矢印K方向への揺動が規制される。つまり、アイドラギア551は矢印K方向へ揺動することができず、カム面524dに沿って図21(c)に示す矢印W方向へ軌道を変えられる。
この時、現像カップリングギア574とアイドラギア551の軸間距離はd3からd4へと離れる。(d4>d3)これにより、アイドラギア551の歯先と現像カップリングギア574の歯先が距離εsまで離間し、駆動が遮断される。なお、ここではカム面524dおよび後述するカム面524fは駆動側カートリッジカバー524に設けられた凹部(もしくは穴部)524hの対向面に設けられている。
ここでも実施例3と同様、カム面524dと当接する被規制部580eは連結部材580の板材580bやアイドラギア551の回転軸580cの延長部が持つことができる。また、カム面524dおよびカム面524fについても駆動側カートリッジカバー524以外の部品が持っていても構わない。
<当接動作による駆動連結>
次に、駆動遮断状態から駆動伝達状態に切り替える動作について説明する。現像ユニット509が図20(c)の状態から図20(b)の状態に向かう時、先に述べたように、図4、図5に示す付勢部材としての加圧バネ95により付勢され、揺動軸Xを中心にして、現像ローラ506がドラム504に向かう矢印H方向へ揺動する。なお、図20(c)、図20(b)は共に、現像ローラ506とドラム504が離間している状態である。
図20(c)から図20(b)の間、現像カップリングギア574とアイドラギア551は噛み合っていないため、現像カップリングギア574からアイドラギア551へ駆動力が伝わらない。そのため、現像ユニット509の矢印H方向への揺動に伴い、アイドラギア551と現像カップリングギア574の軸間距離をd4から、ギア同士が噛み合うd3へ戻すためのカム面524fを駆動側カートリッジカバー524に設ける。
現像ユニット509が矢印H方向へ揺動することでアイドラギア552も矢印H方向へ揺動し、それと一体的に連結部材580も揺動する。連結部材580の板材580aに設けられた被規制部材580eはそれにより、図21(d)に示すカム面524fに突き当たることで位置が規制され、矢印T方向へ移動する。こ
れにより、図21(d)の状態から図21(c)の状態へ被規制部580eが移動すると、現像カップリングギア574とアイドラギア551の軸間距離がd3となる。この状態になったとき、アイドラギア(揺動ギア)551と現像カップリングギア(相手ギア)574が噛みあい、アイドラギア552を介して現像ローラギア569へ駆動が伝達される。
そこからさらに図20(a)の状態に向かう時、現像ユニット509は加圧バネ95の付勢力と、装置本体2から現像カップリングギア574へ入力され、現像ユニット509へ伝達される駆動力による矢印H方向のモーメント力により揺動する。これにより、現像ローラ506がドラム504へ当接する。この時も前述の実施例同様、現像ローラギア569とアイドラギア552の噛みあい力が当接方向に向かって発生するように配置することが望ましい。このように、本実施例の構成を用いることで、現像ローラ506がドラム504に当接する前に、現像ローラ506を回転させることができる。
なお、本実施例でも実施例3と同じように、アイドラギア551と現像カップリングギア574の軸間距離を決めるため、例えば現像ユニット509に揺動するアイドラギア551の位置規制部を設けても良い。
[変形例]
これまで述べた内容の他、本実施例でも実施例2、3と同様の変形例が可能であり、現像カップリングギア574の位置を自在に変更することや、現像ユニット509の回転軸を変更できることも可能である。さらに、本実施例の連結部材580およびアイドラギア551の揺動構成でも実施例2、3同様に、アイドラギア551の揺動を付勢するアシストバネを用いても構わない。また、現像カップリングギア574と現像ローラギア569に噛み合うギアの間には、複数のギアを介在させてもよい。
1:画像形成装置、2:装置本体、4:電子写真感光体ドラム、5:帯電ローラ、6:現像ローラ、7:クリーニングブレード、8:ドラムユニット、9:現像ユニット、24:駆動側カートリッジカバー、25:非駆動側カートリッジカバー、26:クリーニング容器、27:廃現像剤収納部、29:現像枠体、31:現像ブレード、32:現像カバー部材、45:軸受部材、49:現像剤収納部、69:現像ローラギア、74:現像カップリングギア、80:本体離間部材、81:レール、95:加圧バネ、100:現像アイドラギア、101:クリーニングアイドラギア、102:クリーニングアイドラギア、103:軸受、200:現像アイドラギア、201:クリーニングアイドラギア

Claims (5)

  1. 画像形成装置の装置本体に着脱可能なカートリッジであって、
    感光ドラムを含むドラムユニットと、
    現像ローラと、前記装置本体から前記現像ローラを回転させるための駆動力を受ける駆動力受け部材と、前記現像ローラの長手端部に固定された現像ギアと、を有する現像ユニットであって、前記現像ローラが前記感光ドラムに接触する接触位置と、前記現像ローラが前記感光ドラムから離れた離間位置と、の間を移動可能になるように前記ドラムユニットに対して揺動軸線を中心に揺動可能に支持された現像ユニットと、
    前記駆動力受け部材が受ける前記駆動力を前記現像ギアに伝達するように構成された駆動伝達機構と、
    を備え、
    前記駆動伝達機構は、前記駆動力受け部材に連結される第1駆動伝達部であって、第1ギアを含む第1駆動伝達部と、前記第1ギアと噛み合うように構成された第2ギアを含む第2駆動伝達部と、前記第2駆動伝達部からの前記駆動力を前記現像ギアに伝達する第3駆動伝達部と、を有し、
    前記現像ユニットは、前記第1駆動伝達部及び前記第3駆動伝達部を含み、
    前記ドラムユニットは、前記第2駆動伝達部を含み、
    前記第2駆動伝達部は、
    前記現像ユニットが前記接触位置にある時は、前記第1ギアが前記第2ギアに噛み合うことによって前記第1駆動伝達部と連結する連結位置にあって、前記第2駆動伝達部を介して前記第1駆動伝達部から前記第3駆動伝達部に駆動が伝達され、
    前記現像ユニットが前記離間位置にある時は、前記第1ギアが前記第2ギアと離隔することによって前記第1駆動伝達部と連結しない非連結位置にあって、前記第2駆動伝達部を介して前記第1駆動伝達部から前記第3駆動伝達部に駆動が伝達されない、ように構成されている、
    ことを特徴とするカートリッジ。
  2. 前記駆動力受け部材は、前記揺動軸線を中心に回転可能に構成され、
    前記第3駆動伝達部は、前記駆動力受け部材と独立して前記揺動軸線を中心に回転可能な第3ギアであって、前記現像ギアに前記駆動力を伝達する第3ギアを有し、
    前記第2駆動伝達部は、前記第2ギアを介して前記駆動力が伝達される第4ギアを含み、
    前記第3ギアは、前記現像ユニットが前記接触位置にある時及び前記離間位置にある時のいずれの場合においても、前記第4ギアから前記駆動力が伝達されるように前記第4ギアと噛み合っている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。
  3. 前記第1ギアは、高歯ギアである、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のカートリッジ。
  4. 前記現像ローラに駆動が伝達されるタイミングは、前記現像ユニットが前記離間位置から前記接触位置に移動する間である、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のカートリッジ。
  5. 前記ドラムユニットは、前記現像ユニットを揺動可能に支持するサイドフレームを有し、
    前記第2駆動伝達部は、前記サイドフレームに支持されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のカートリッジ。
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