JP7066572B2 - ボイラのブローイングアウト用仮設配管系統およびボイラのブローイングアウト方法 - Google Patents
ボイラのブローイングアウト用仮設配管系統およびボイラのブローイングアウト方法 Download PDFInfo
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Description
なお、例えば、排熱回収ボイラ2において、高圧過熱器が複数ある構成(以下、多段構成と呼ぶ)の場合、第三の仮設配管は、複数の高圧過熱器をバイパスするよう設けてもよい。例えば、高圧一次過熱器21の入口側から、後次の過熱器のいずれかの入口側に接続し、過熱器をバイパスさせてもよい。例えば、高圧系41が二段構成の排熱回収ボイラ2bの場合の例を、図3に示す。本図に示すように、第三の仮設配管34は、高圧一次過熱器21の入口側から分岐し、その出口側、すなわち、高圧二次過熱器22の入口側に接続される。また、バイパスさせる飽和蒸気は一部もしくは全部となる。
31:第一の仮設配管、32:第二の仮設配管、33:第三の仮設配管、34:第三の仮設配管、35:第三の仮設配管、39:排気サイレンサ、
41:高圧系、42:中圧系、43:低圧系、44:再熱系、
100:コンバインドサイクル発電設備
Claims (8)
- 蒸発器で発生した蒸気を過熱器で過熱し、前記過熱器で生成された過熱蒸気を蒸気タービンに供給する主蒸気系統と、前記蒸気タービンから抽気された蒸気を、再熱器で再加熱して前記蒸気タービンに供給する再熱蒸気系統とを備えたボイラの運転開始に先立ち、前記主蒸気系統で発生させた蒸気により前記再熱蒸気系統をブローイングする運転であるブローイングアウトの際に用いられるボイラのブローイングアウト用仮設配管系統において、
前記過熱器で生成された過熱蒸気を、前記蒸気タービンをバイパスして前記再熱蒸気系統に供給する第一仮設配管と、
前記ブローイングアウト時に前記再熱器を通過した蒸気を大気に放出する第二仮設配管と、
前記主蒸気系統の前記過熱器に供給される蒸気の一部を、前記過熱器をバイパスして当該過熱器の出口より後流に流す第三仮設配管と、を備えることを特徴するボイラのブローイングアウト用仮設配管系統。 - 請求項1記載のボイラのブローイングアウト用仮設配管系統において、
前記第三仮設配管は、前記過熱器の前流から前記第一仮設配管に接続されることを特徴とするボイラのブローイングアウト用仮設配管系統。 - 請求項2記載のボイラのブローイングアウト用仮設配管系統において、
前記主蒸気系統の蒸発器は、発生した蒸気を一時的に貯留する蒸気ドラムを備え、
前記第三仮設配管は、前記主蒸気系統の蒸気ドラム出口から前記第一仮設配管に接続されることを特徴とするボイラのブローイングアウト用仮設配管系統。 - 請求項2記載のボイラのブローイングアウト用仮設配管系統において、
前記主蒸気系統は、前記過熱器を複数備え、
前記第三仮設配管は、複数の前記過熱器のうち所定の前記過熱器の入口側から前記第一仮設配管に接続されることを特徴とするボイラのブローイングアウト用仮設配管系統。 - 請求項1記載のボイラのブローイングアウト用仮設配管系統において、
前記第三仮設配管は、前記過熱器の入口側から当該過熱器の出口側に接続されることを特徴とするボイラのブローイングアウト用仮設配管系統。 - 請求項1記載のボイラのブローイングアウト用仮設配管系統において、
前記主蒸気系統は、前記過熱器を複数備え、
前記第三仮設配管は、複数の前記過熱器のうち、前記蒸気タービンからの排ガスが流通する排ガス流路の最も下流に配置される前記過熱器の入口側から、当該過熱器より前記排ガス流路の上流側に配置されるいずれかの前記過熱器の入口側に接続されることを特徴とするボイラのブローイングアウト用仮設配管系統。 - 請求項1記載のボイラのブローイングアウト用仮設配管系統において、
前記ボイラは、前記主蒸気系統として、それぞれ、前記蒸気タービンからの排ガスが流通する排ガス流路の上流側から下流側に順に前記過熱器、前記蒸発器および節炭器を有する高圧系、中圧系および低圧系を備え、各前記蒸発器には、発生した蒸気を一時的に貯留する蒸気ドラムがそれぞれ接続される排熱回収ボイラであって、
前記第一仮設配管は、前記高圧系の前記過熱器で生成された前記過熱蒸気を前記蒸気タービンに供給する主蒸気管から、前記蒸気タービンから抽気された蒸気を前記再熱器に供給する低温再熱蒸気管に接続され、
前記第二仮設配管は、前記再熱器で再加熱された蒸気を前記蒸気タービンに供給する高温再熱蒸気管に接続されて前記再熱器を通過した蒸気を大気に放出し、
前記第三仮設配管は、前記高圧系の前記蒸気ドラムの出口から前記第一仮設配管に接続されること
を特徴とするボイラのブローイングアウト用仮設配管系統。 - 請求項1に記載のボイラのブローイングアウト用仮設配管系統を用いたボイラのブローイングアウト方法において、
前記過熱器および前記再熱器から前記蒸気タービンへの蒸気の供給をそれぞれ遮断し、
前記過熱器で生成された加熱蒸気を、前記第一仮設配管を経由して前記再熱蒸気系統に供給するとともに、前記過熱器に供給される前の蒸気の一部を、前記第三仮設配管を経由して前記第一仮設配管に供給することにより、当該第一仮設配管を経由して前記再熱蒸気系統に供給される前記過熱蒸気に混合し、
混合された蒸気を前記再熱器に流入させることにより当該再熱器をブローイングし、
前記再熱器をブローイング後の蒸気を、前記第二仮設配管を経由して大気に放出することを特徴とするボイラのブローイングアウト方法。
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