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JP6919881B2 - キャップ打栓方法およびその装置 - Google Patents

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Description

本発明は、容器にキャップを打栓する作業中にその打栓状態を正しく判断することができるキャップ打栓方法およびその装置に関する。
従来より、容器にキャップを取付ける施蓋装置として、キャップを容器の口元部へ押し込むこと(以下、「打栓」という)により容器の口元に取付ける施蓋装置が用いられている。
打栓を施す施蓋装置は、キャップを保持するチャックを備えたキャップチャックがコンベア等の容器支持部の上方で上下方向に移動可能に支持されており、施蓋時には、チャックによりキャップを保持したキャップチャックを下降させ、その押圧力により、容器支持部に配置された容器の口元部にキャップを押し込んで装着する。
この打栓を施す施蓋装置においてキャップチャックを上下方向に移動させて打栓を行うための構成としてはカム機構やエアシリンダ等が用いられており、容器やキャップの形状等に合わせてキャップを保持するチャックの下降量を設定するとともに、その際に容器の口元部へキャップを押し込む力(打栓圧)をスプリングや流動体としてのエアを用いて調整し、キャップが十分に口元部へ押し込まれない状態や、必要以上に押し込まれてキャップや容器を破損させてしまう状態の発生を防止しつつ、キャップを適正に口元部へ押し込むように構成されている(特許文献1参照)。
そして、打栓後には、判定装置を用いてキャップが正常に押し込まれたか否かを判定する。前記判定装置としては公知の構成の天面高さ取得手段を例示することができ、この天面高さ取得手段が取得した容器の口元部に打栓されたキャップの高さ位置と正常な打栓が行われた場合のキャップの高さ位置とを比較することによって容器の口元部へのキャップの打栓が正常に行われたか否か(打栓状態)を判断する。例えば、口元部にキャップが十分に押し込まれていない場合には、キャップの天面は基準とする正常なキャップの高さ位置より高いところに検出される。キャップや容器を破損させている可能性がある程に押し込まれている場合には、キャップの天面は基準とする正常なキャップの高さ位置より低いところに検出される。このように、天面高さ取得手段が取得した容器の口元部に打栓されたキャップの高さ位置が正常な打栓が行われた場合のキャップの高さ位置に無いことを以てキャップの打栓が正常に行われていないことを判断することができる。
特開2004−210389号公報
ところが、前述の打栓状態の判断方法では、キャップ内部で容器の口元部の破損等があった場合であってもキャップが正常な打栓が行われた場合の高さ位置に納まっていると、前記判定手段としての天面高さ取得手段では、その打栓状態は「正常」と判断されてしまう。このように誤った判断が為されると、後工程において、正常に打栓されていない容器を製造・出荷ラインから取り除くことができない。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、容器にキャップを打栓する作業中に、その打栓が正常に行われているか否かを正しく判断することができるキャップ打栓方法およびその装置を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するため、本発明のキャップ打栓方法は、サーボモータの駆動を制御してキャップチャックと前記キャップチャックに保持させたキャップとを下降させる途中で前記キャップを容器支持部に支持された容器の口元部に凸状に形成された係合部を乗り越えさせて押し込み、装着するキャップ打栓方法であって、前記キャップが係合部に押し込まれるときに、前記キャップチャックの下降速度が、前記キャップが前記係合部を乗り越えたときの下降速度よりも遅くなるように、前記サーボモータの駆動を制御するとともに、打栓中の前記サーボモータの出力軸のトルクをモニタし、前記キャップが前記係合部を乗り越える直前に示されるところの前記トルクに基づき検出した押力のピーク値および前記キャップが前記係合部を乗り越えて押圧から解放された瞬間に示されるところの前記トルクに基づき検出した押力のボトム値を含む押力波形を、予め保有する標準としての正常な打栓中における前記ピーク値および前記ボトム値を含む押力波形と照合させ、その差分が許容範囲内に有るか否かでその都度の打栓の正否を判断することを特徴とする。
また、サーボモータの駆動を制御してキャップチャックと前記キャップチャックに保持させたキャップとを下降させる途中で前記キャップを容器支持部に支持された容器の口元部に凸状に形成された係合部を乗り越えさせて押し込み、装着するキャップ打栓方法であって、前記キャップが係合部に押し込まれるときに、前記キャップチャックの下降速度が、前記キャップが前記係合部を乗り越えたときの下降速度よりも遅くなるように、前記サーボモータの駆動を制御するとともに、打栓中の前記サーボモータの出力軸のトルクをモニタし、前記キャップが前記係合部を乗り越える直前に示されるところの前記トルクに基づき検出した押力のピーク値および/または前記キャップが前記係合部を乗り越えて押圧から解放された瞬間に示されるところの前記トルクに基づき検出した押力のボトム値を、それぞれ予め保有する標準としての正常な打栓中における前記サーボモータのトルクに基づき検出した前記ピーク値および前記ボトム値と照合させ、その差分が許容範囲内に有るか否かでその都度の打栓の正否を判断することを特徴とする。
本発明のキャップ打栓方法によれば、打栓中の押力をモニタすることで、キャップが正常に打栓されたか否かを判断するための別個の装置を要せずに打栓の異常を判断することができ、しかも、キャップ内部での容器の口元部の破損等までも検出することが可能となる。
特に、駆動源としてサーボモータを用い、打栓中の前記サーボモータの出力軸のトルクに基づいて検出した押力を用いることで、押力をモニタする別の装置が不要となり、キャップ打栓装置を簡素に構成することが可能となる。
また、本発明のキャップ打栓装置は、キャップを保持したキャップチャックを容器支持部に支持された容器の口元部へ下降させ、前記キャップを前記口元部に凸状に形成された係合部を乗り越えさせて押し込み、装着するキャップ打栓装置であって、駆動源の駆動により、前記キャップを保持するキャップチャックを昇降させるキャップチャック移動手段と、前記容器の口元部に対し前記キャップの打栓を行う際に、その打栓中の前記駆動源の駆動による押圧状態としての押力を検出する押圧状態検出手段と前記駆動源の駆動を前記キャップが係合部に押し込まれるときに、前記キャップチャックの下降速度が、前記キャップが前記係合部を乗り越えたときの下降速度よりも遅くなるように制御するとともに、前記押力状態検出手段が検出した前記キャップが前記係合部を乗り越える直前に示されるところの押力のピーク値および前記キャップが前記係合部を乗り越えて押力から解放された瞬間に示されるところの押力のボトム値を含む押力波形を、予め保有する標準としての正常な打栓中における前記ピーク値および前記ボトム値を含む押力波形と照合させて当該打栓が正常に行われたか否かを判断する打栓制御・判断手段と、を備えることを特徴とする。
また、キャップを保持したキャップチャックを容器支持部に支持された容器の口元部へ下降させ、前記キャップを前記口元部に凸状に形成された係合部を乗り越えさせて押し込み、装着するキャップ打栓装置であって、駆動源の駆動により、前記キャップを保持するキャップチャックを昇降させるキャップチャック移動手段と、前記容器の口元部に対し前記キャップの打栓を行う際に、その打栓中の前記駆動源の駆動による押圧状態を検出する押圧状態検出手段と、前記駆動源の駆動を、前記キャップが係合部に押し込まれるときに、前記キャップチャックの下降速度が、前記キャップが前記係合部を乗り越えたときの下降速度よりも遅くなるように制御するとともに、前記押圧状態検出手段が検出した前記キャップが前記係合部を乗り越える直前に示されるところの押圧状態に基づく押力のピーク値および/または前記キャップが前記係合部を乗り越えて押圧から解放された瞬間に示されるところの押圧状態に基づく押力のボトム値を、予め保有する標準としての正常な打栓時における前記ピーク値および/またはボトム値と照合させて当該打栓が正常に行われたか否かを判断する打栓制御・判断手段と、を備えることを特徴とする。
本発明のキャップ打栓装置によれば、前記キャップチャック移動手段により前記キャップチャックを下降させて前記容器の口元部に前記キャップを押圧して打栓を行う際に、前記打栓制御・判断手段が、打栓中の押力のピーク値および/またはボトム値を、予め保有する標準としての正常な打栓時における前記ピーク値および/またはボトム値と照合し、あるいは、打栓中の押力波形と、標準としての正常な打栓時における押力波形とを比較することにより、当該打栓が正常に行われたか否かを判断することができる。
特に、駆動源としてサーボモータを用い、打栓中の前記サーボモータの出力軸のトルクに基づいて検出した押力を用いることで、押力をモニタする別の装置が不要となり、キャップ打栓装置を簡素に構成することが可能となる。
このように、本発明のキャップ打栓方法およびその装置によれば、容器にキャップを打栓する作業中に、別個の判定手段を設けること無く、駆動源に近い部分で検出した押力に基づき、より正確に、打栓が正常に行われていない容器やキャップ内部での容器の破損が生じている容器等を検出しながら、キャップの打栓を行うことができる。
本発明の実施形態のキャップ打栓装置の構成を示す説明図 本発明の実施形態のキャップ打栓装置の制御系ハードウェアのブロック図 本発明の実施形態のキャップ打栓方法を用いた打栓中のキャップと容器の口元部との位置関係を示す図面であり、(a)は口元部の外周部に形成された凸状の係合部に対しキャップが係合する前の状態を説明する図、(b)はキャップの周壁が係合部を乗り越え、前記係合部にキャップが係合した瞬間の状態を説明する図、(c)は打栓が完了した打栓圧保持状態を説明する図 本発明の実施形態のキャップ打栓方法において記憶部に記憶する、正常な打栓の押力波形例 本発明の実施形態のキャップ打栓方法において取得した、不良と判断する打栓の応力波形例
以下、本発明に係るキャップ打栓方法とその方法を実施する装置の一実施形態について、図1乃至図5により説明する。
本実施形態のキャップ打栓装置Aは、キャップCを把持するキャップ把持手段1と、打栓時に容器を保持する容器保持手段2と、打栓用のサーボモータ(以下、単に「サーボモータ」という)の駆動により、キャップ把持手段1に把持されたキャップCを容器保持手段2により保持された容器Bの口元部B1に接離させる方向へ移動させるキャップチャック移動手段3を備えている。
容器BはキャップCを打栓するための口元部B1を有し、例えば、ガラス製の瓶や、合成樹脂(プラスチック)の一種であるポリエチレンテレフタラート (PET) を材料として作られているボトル(以下、総称して「PETボトル」という)やスクイーズボトルなどを例示することができる。本実施形態においては、容器BとしてPETボトルを用いる。PETボトルは、有底で自立可能に形成された本体部B2、本体部B2の頂部に一体形成され、本体部B2の頂部の平面径よりも小径の断面径とされた円筒状の口元部B1、および、口元部B1の外周に形成され、キャップCを係合させる凸状の係合部B3を有している。
キャップチャック移動手段3は、容器保持手段2によって保持された容器Bの口元部B1の上方において、口元部B1に対して接離させる方向(以下、単に接離方向という)へキャップチャック4を移動可能とされている。
詳しくは、キャップチャック移動手段3は、エンコーダ5を備えた駆動源としてのサーボモータ6を備えている。
本実施形態において、下方へ向けて位置させたサーボモータ6の出力軸6aには、カップリング7等により偏芯を抑制しつつ、サーボモータ6の出力軸6aとボールねじからなる回転軸8の上端が連接されている。
また、キャップチャック移動手段3は、サーボモータ6の駆動によりキャップチャック4を接離方向に移動させる移動体ユニット10を備えている。
移動体ユニット10は、回転軸8に組み付けられるボールねじスプラインからなるスライダ11と、回転軸8と平行に配設されたスピンドル12と、スライダ11とスピンドル12とを連結させるブラケット13とを有している。スピンドル12の下端部には、キャップチャック4が連結されており、キャップチャック4はサーボモータ6が駆動することによりスピンドル12と共に接離方向へ移動する。
ここで、サーボモータ6は、図1に示すように、機体20に設けられた平板状の上部固定フレーム21にハウジング22を介して配設されている。出力軸6aに連設された回転軸8は上部固定フレーム21から下方へ延出させて配接されている。回転軸8は、軸方向中央部のねじ溝形成領域よりも上方を上部固定フレーム21に配設されたベアリング23により回転自在に支持され、回転軸8の下端を機体20に設けられた平板状の下部固定フレーム24に配設された軸受部材25により回転自在に支持されている。
また、回転軸8の回転に伴って昇降移動するスライダ11にブラケット13を介して一体で昇降移動するように連設されたスピンドル12は、軸方向上部および下部を上部固定フレーム21および下部固定フレーム24にそれぞれ摺動可能に嵌挿させて配設されている。
なお、サーボモータ6の出力軸6aの回転運動を移動体ユニット10の直線運動に変換する構成は、前述のようにボールねじからなる回転軸8とスライダ11との構成に限ることなく、例えば、水平方向へ延出させたサーボモータ6の出力軸6aに設けられたピニオンと、鉛直方向に延在させて設けた前記ピニオンに噛合するラックとを用い、移動体ユニット10を昇降移動させる構成であってもよい。
ここで、キャップ把持手段1は、不図示のキャップ供給手段から供給されるキャップCを、容器Bの口元部B1に嵌着させる開口部を下方に向けた状態で把持する装置であり、リンクや楔等によるメカニカル式や、バキューム式、エアチューブ式等の慣用のキャップCの把持手段を使用することができる。本実施形態においては、その詳細な説明は省略する。
また、容器保持手段2は、打栓中における口元部B1の妄動を防止することができるものであればよい。例えば、容器Bの搬送経路上におけるキャップ打栓装置Aの配置位置、すなわち、打栓作業位置に配設され、搬送供給される容器Bを挟持するようなものであってもよい。図1には、機体20に設けられたテーブル26上に繰入手段(不図示)によって供給載置された硬質の容器Bを把持するグリッパ27を示す。軟質の本体部B2を有するスクイーズボトルを容器Bとして用いる場合には、口元部B1にネックリングを凸設するとともに、打栓中における口元部B1の位置がブレないように前記ネックリングを用いて支承し、かつ、前記口元部B1にかかる打栓の押圧を受けるためのネックグリッパを容器保持手段2として設ければよい。
本実施形態のキャップ打栓装置Aは、サーボモータ6の駆動を制御し、キャップチャック4を下降させて容器Bの口元部B1に対しキャップCの打栓を行う際に当該打栓が正常に行われたか否かを判断する打栓制御・判断手段30を有している。
打栓制御・判断手段30は、1つの容器Bに対する打栓作業の設定時間内に、キャップチャック4を打栓作業の経過に合わせて所定の高さに移動させるように、サーボモータ6の駆動を制御する。本実施形態の打栓制御・判断手段30は、打栓中、詳しくは、キャップCを把持したキャップチャック4が容器Bの口元部B1の上方において打栓をするべく下降を開始する位置(打栓初期基準点)から、当該容器Bに対する正常な打栓を完了させたときの位置(打栓完了基準点)へ下降するまでのサーボモータ6の駆動をオープンループで制御する(打栓制御)と共に、その間の出力軸6aのトルクをモニタし、予め保有する標準としての正常な打栓時におけるサーボモータ6の出力軸6aのトルクと照合させて、その都度の打栓の正否を判断する(打栓判断)。
図2は、本実施形態のキャップ打栓装置Aの制御系ハードウェアのブロック図である。
キャップ打栓装置Aのサーボモータ6は回転軸8の回転量からスライダ11の送り量や送り速度を制御するためのエンコーダ5の他、回転軸8のトルクを電流値を用いて測定するトルク検出手段31を有している。トルク検出手段31は、サーボモータ6に作用するトルクを測定可能であればどのような構成であってもよく、その配設位置も上記実施形態に限らない。例えば、公知のトルク測定装置をサーボモータ6の出力軸6aに配設してもよい。
また、打栓制御・判断手段30は、サーボモータの駆動の制御と、打栓が正常に行われたか否かの判断を行う制御部32、制御部32とデータ出し入れ可能に接続され、サーボモータ6の駆動を制御するプログラムや後述の押力波形などのデータを記憶させた記憶部33、制御部32と接続され、サーボドライバ34を介してサーボモータ6に駆動指令を出力するとともに、サーボドライバ34を介してエンコーダ5の検出データを受取り、前記駆動指令に反映させるポジショナ35を備えている。また、本実施形態においては、トルク検出手段31の測定結果の信号はサーボドライバ34から、ポジショナ35を経由して制御部32へ送信される様に構成されている。勿論、トルク検出手段31の測定結果を直接制御部32へ送信する構成であってもよい。
また、打栓制御・判断手段30の制御部32は、制御に必要なメニュー選択や数値等を入力し、キャップ打栓装置Aの駆動設定や駆動状況などを視認可能に出力する入・出力装置36と接続されている。さらに、打栓制御・判断手段30の制御部32は、容器B毎の打栓の正否の判断結果を作業に反映させるための外部装置37と接続されている。
次に、上記構成のキャップ打栓装置Aを用いた、本実施形態のキャップ打栓方法について説明する。なお、本実施形態においては、外栓とプルトップ式の中栓とが一体化された合成樹脂製のキャップCであって、外栓の内面が容器Bの口元部B1の係合部B3と嵌着される、公知の構成のキャップCを用いた。
本実施形態のキャップ打栓装置Aの駆動時、図示しないキャップ供給手段から送られるキャップCをキャップチャック4の下方において受渡し可能に配置させておく。
その状態において、打栓制御・判断手段30のサーボモータ6のエンコーダ5を用いた駆動の制御により、移動体ユニット10のキャップチャック4がキャップCを把持するべく下降を開始する位置(キャップ把持初期基準点)からキャップCを把持する位置(キャップ把持完了基準点)へ向けてキャップチャック4を下降させ、前記キャップ把持完了基準点にてキャップCを把持する。
すなわち、打栓制御・判断手段30は、記憶部に記憶されているキャップ把持時のキャップチャック4の移動量に基づき、制御部32からポジショナ35を介して出力軸6a(回転軸8)の回転量、すなわち、スライダ11の下降量に関する指令をサーボドライバ34へ送る。サーボドライバ34はキャップ把持時のスライダ11の下降量に関する指令に基づき、エンコーダ5を利用しながら、サーボモータ6の出力軸6aの回転量を制御して、サーボモータ6を駆動させる。
これにより、移動体ユニット10のスライダ11を回転軸8に沿って所定量だけ下降移動させることができる。そして、スライドとブラケット13を介して一体に連結されたスピンドル12も上部固定フレーム21および下部固定フレーム24によって支持されつつ接離方向へ移動させることができ、図示しないキャップ供給手段から送られるキャップCをスピンドル12の下端に連接されたキャップチャック4で把持することができる。なお、キャップCを把持する方法は、そのキャップチャック4により異なるが、公知の方法を用いることとし、説明は省略する。
続いて、記憶部33に記憶されている、キャップ把持完了基準点から打栓初期基準点までの移動量に基づき、制御部32からポジショナ35を介して出力軸6a(回転軸8)の回転量、すなわち、スライダ11の移動量に関する指令をサーボドライバ34へ送る。サーボドライバ34はスライダ11の移動量に関する指令に基づき、エンコーダ5を利用しながら、サーボモータ6の出力軸6aの回転量を制御して、サーボモータ6を駆動させる。
これにより、移動体ユニット10のスライダ11を回転軸8に沿って所定量だけ移動させることができる。そして、スライドとブラケット13を介して一体に連結されたスピンドル12も上部固定フレーム21および下部固定フレーム24によって支持されつつ下降移動させ、キャップチャック4とキャップCを打栓初期基準点に位置させる。
このときまでに、容器Bは、不図示の繰入手段によってテーブル26上の打栓位置に載置し、口元部B1をスピンドル12の軸心上に位置させた状態でグリッパ27で把持しておく。
そして、本実施形態のキャップ打栓方法においては、記憶部33に記憶されている、打栓初期基準点から打栓完了基準点までの移動量に基づき、制御部32からポジショナ35を介して出力軸6a(回転軸8)の回転量、すなわち、スライダ11の下降量に関する指令をサーボドライバ34へ送る。サーボドライバ34はスライダ11の下降量に関する指令に基づき、エンコーダ5を利用しながら、サーボモータ6の出力軸6aの回転量を制御して、サーボモータ6を駆動させる。
これにより、移動体ユニット10のスライダ11を回転軸8に沿って所定量だけ移動させることができる。そして、スライダ11とブラケット13を介して一体に連結されたスピンドル12も上部固定フレーム21および下部固定フレーム24によって支持しつつ下降移動させ、キャップチャック4に把持されたキャップCを容器Bの口元部B1に当接させ、さらには、嵌着させることができる。
なお、本実施形態において、少なくとも移動体ユニット10のスライダ11を回転軸8に沿って打栓初期基準点から打栓完了基準点まで移動させて容器Bの口元部B1にキャップCを嵌着させる打栓作業中は、サーボモータ6のエンコーダ5やトルク検出手段31が検出した実際の値が、本来の目的とする速度、位置等を示す値と異なるものであったとしても、サーボモータ6の駆動制御に反映させて自動修正することをしない。
そして、その都度の打栓中の押力(打栓圧)をトルク検出手段31が出力軸6aのトルクに基づき検出し、サーボドライバ34、ポジショナ35を経由して制御部32へ戻し、制御部32は、押力の変化をトルクの変化によりモニタし、記憶部33において記憶しているところの当該容器BとキャップCとの正常な嵌着が行われた場合の押力の変化状態と比較することで、その都度の打栓が正常に行われたか否かを判断する。
例えば、記憶部33には当該容器BとキャップCとの正常な嵌着が行われた場合における押力波形(時間×トルク)を記憶しておき、この押力波形と、この度の打栓作業において取得した結果の押力波形と比較し、許容範囲から逸脱した場合に、その検出時における打栓が正常に行われていないことを判断する。
または、打栓中のサーボモータ6の出力軸6aのトルクを変換した押力のピーク値および/またはボトム値を、予め保有する標準としての正常な打栓中における前記サーボモータ6の出力軸6aのトルクを変換した押力のピーク値および/またはボトム値とそれぞれ照合させ、その差分が予め設定した許容範囲内から逸脱した場合に、当該打栓は正常に行われていないことを判断してもよい。
図3は、打栓中のキャップCと容器Bの口元部B1との位置関係を示す図面であり、(a)は打栓が開始され、容器Bの口元部B1にキャップCが摺接しつつ下降している途中であり、口元部B1の外周部に形成された凸状の係合部B3に対しキャップCが係合する前の状態を説明する図であり、(b)は、キャップCの外栓の内面が係合部B3を乗り越え、係合部B3にキャップCが係合した瞬間の状態を説明する図であり、(c)は打栓が完了した状態を説明する図である。
また、図4は、キャップ打栓装置Aに設定する以下の駆動条件下における本実施形態のキャップ打栓方法において記憶部33に記憶する、正常な打栓時の押力波形の一例を示し、図5は同じ駆動条件下において取得し、打栓の結果を不良と判断する応力波形の一例を示す。
<駆動条件例>
キャップ把持完了基準点(待機位置):235.1mm
打栓初期基準点:140.3mm
打栓完了基準点:132.9mm(±0.3mm)
キャップ把持完了基準点から打栓初期基準点までの下降速度:100mm/S
打栓初期基準点から打栓完了基準点までの下降速度:10mm/S
打栓トルク:1.90N・m
なお、基準点は容器Bを載置するテーブル26の上面からのキャップチャック4の高さ位置である。
この図4に示す正常な打栓が行われた場合、移動体ユニット10が下降し、キャップチャック4が把持するキャップCが口元部B1に載置された直後、キャップCがキャップチャック4に対して押し上げられた状態となり、瞬間押力が抜ける(図中、矢印A参照)。その後、移動体ユニット10が下降すると打栓が始まり、図3(a)に示すようにキャップCが容器Bの口元部B1に摺接され、下方へ押圧されるに従って、サーボモータ6の出力軸6aの押圧は上昇する。
図3(b)に示すように口元部B1の外周部に形成された凸状の係合部B3に対しキャップCが係合する直前に、キャップCの押圧は最大になり(図中、矢印B参照)、サーボモータ6の出力軸6aのトルクも最大値を示す。その後、キャップCが係合部B3を乗り越えた瞬間、キャップチャック4の押圧から解放される打栓解放状態となり、キャップCの押圧は急降下する(図中、矢印C参照)。その後、下降するキャップチャック4がキャップCに追いつくことにより、再び打栓の押圧は上昇し、図3(c)に示すように、トルクの制限値の1.9N・mに到達して押圧を保持する(図中、矢印D参照)。この図4に示す矢印Bのトルク値が、打栓作業中(打栓圧保持前)におけるピーク値となり、矢印Cがボトム値となる。なお、この容器Bに対する打栓完了後に検出されたキャップチャック4の高さ位置(打栓完了基準点に相当)は133.2mmであり、設定基準値とは0.3mm異なるが、許容範囲である。
これに対し、図5に押力波形を示す打栓は、外見上には表出されない、キャップCのプルトップ式の中栓の一部(シール部)に破損箇所を形成したキャップCを用いた打栓であり、得られた押力波形は正常な打栓の場合と近似したものとなるが、口元部B1の外周部に形成された凸状の係合部B3に対しキャップCが係合する直前に得られるピーク値が低く(図中、矢印B’参照)、キャップCが係合部B3を乗り越えた後のボトム値(トルク値の落ち込み量)も小さくなっている(図中、矢印C’参照)。また、容器Bに対する打栓完了後に検出されたキャップチャック4の高さ位置(打栓完了基準点に相当)は132.9mmであり、設定基準値と同値であった。なお、キャップチャック4の下降スピード(打栓速度)がキャップCが容器Bの係合部B3を乗り越えたときの下降スピードよりも遅ければ、打栓解放状態が生じる為、押力波形には必ずボトム値として表出することを確認している。
このように、キャップCの打栓自体や、容器BやキャップCに正常な打栓を妨げる原因がある場合には、打栓中の打栓圧のピーク値やボトム値、あるいは打栓後の保持圧などに、正常な打栓時とは大きく異なる値が出現し、押力波形も異なるものとなるので、制御部32において、記憶部33に記憶しているところの当該容器BとキャップCとの正常な嵌着が行われた場合の押力の変化状態やその値と比較することで、その都度の打栓の正否を判断することができる。しかも、キャップCの高さ位置の検出で打栓の正否を判断することでは検出できなかったキャップC内の不良も検出することが可能となる。
そして、制御部32は、この度の打栓が正常に行われたか否かを判断したあと、各容器B毎に、その判断の結果を、打栓の後工程において、打栓の正否の判断結果に応じて容器Bを分別する作業領域に配設された外部装置の制御部へ出力する。
これにより、当該外部装置においては、打栓が正常に行われていない容器Bを知ることができ、搬送経路から取り除くことが可能になる。特に、本実施形態のキャップ打栓方法によれば、外見上には表出しない打栓の不具合も検知することができる。
そして、各容器Bに対し、所定の時間内でキャップCの打栓が完了したら、キャップ把持手段1のキャップチャック4はキャップCを解放する。そして、制御部32は、記憶部33に記憶されている打栓完了基準点から、前記キャップ把持初期基準点までの移動量に基づき、制御部からポジショナ35を介して前記出力軸6a(回転軸8)の回転量、すなわち、スライダ11の上昇量に関する指令をサーボドライバ34へ送る。サーボドライバ34はスライダ11の上昇量に関する指令に基づき、エンコーダ5を利用しながら、サーボモータ6の出力軸6aの回転量を制御して、サーボモータ6を駆動させる。これにより、移動体ユニット10のスライダ11を回転軸8に沿って所定量だけ上昇させ、スライドとブラケット13を介して一体に連結されたスピンドル12も上部固定フレーム21および下部固定フレーム24によって支持しつつ容器Bから離間する方向へ上昇移動させ、キャップチャック4をキャップ把持初期基準点へ戻し、次に供給される容器Bに対するキャップCの打栓に待機させる。
このように、本実施形態のキャップ打栓方法によれば、打栓が正常に行われていない容器BやキャップCの内部での容器Bの破損が生じている容器B等を検出しながら、キャップCの打栓を行うことができ、別個の判定手段を設けること無く、打栓以降の工程にて、打栓不良が検出された容器Bを搬送経路から除外することが可能となる。
さらに、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できる。
例えば、サーボモータは駆動源の一例であり、トルク検出手段は駆動源の駆動による押圧状態を検出するための押圧状態検出手段の一例であり、これに限るものではない。
また、図1には一基のキャップ打栓装置Aを示したが、軸回転可能に配設された機体20の外周に等間隔に複数基のキャップ打栓装置Aを設けた、所謂、ロータリー式のキャップ打栓装置Aであってもよい。その場合には、各キャップ打栓装置Aは、機体20の回転や容器Bの搬送のタイミングと合わせて駆動制御されることは言うまでもない。さらには、固定配置された機体20に1基乃至複数基のキャップ打栓装置Aを設けてもよい。
また、キャップCは前述のような外栓とプルトップ式の中栓とが一体化された合成樹脂製のキャップCでなくてもよい。
A キャップ打栓装置
B 容器
B1 口元部
B2 本体部
B3 係合部
C キャップ
1 キャップ把持手段
2 容器保持手段
3 キャップチャック移動手段
4 キャップチャック
5 エンコーダ
6 サーボモータ
6a 出力軸
7 カップリング
8 回転軸(ボールねじ)
10 移動体ユニット
11 スライダ
12 スピンドル
13 ブラケット
20 機体
21 上部固定フレーム
22 ハウジング
23 ベアリング
24 下部固定フレーム
25 軸受部材
26 テーブル
27 グリッパ
30 打栓制御・判断手段
31 トルク検出手段
32 制御部
33 記憶部
34 サーボドライバ
35 ポジショナ
36 入・出力装置
37 外部装置

Claims (5)

  1. サーボモータの駆動を制御してキャップチャックと前記キャップチャックに保持させたキャップとを下降させる途中で前記キャップを容器支持部に支持された容器の口元部に凸状に形成された係合部を乗り越えさせて押し込み、装着するキャップ打栓方法であって、
    前記キャップが係合部に押し込まれるときに、前記キャップチャックの下降速度が、前記キャップが前記係合部を乗り越えたときの下降速度よりも遅くなるように、前記サーボモータの駆動を制御するとともに、
    打栓中の前記サーボモータの出力軸のトルクをモニタし、前記キャップが前記係合部を乗り越える直前に示されるところの前記トルクに基づき検出した押力のピーク値および前記キャップが前記係合部を乗り越えて押圧から解放された瞬間に示されるところの前記トルクに基づき検出した押力のボトム値を含む押力波形を、予め保有する標準としての正常な打栓中における前記ピーク値および前記ボトム値を含む押力波形と照合させ、その差分が許容範囲内に有るか否かでその都度の打栓の正否を判断することを特徴とするキャップ打栓方法。
  2. サーボモータの駆動を制御してキャップチャックと前記キャップチャックに保持させたキャップとを下降させる途中で前記キャップを容器支持部に支持された容器の口元部に凸状に形成された係合部を乗り越えさせて押し込み、装着するキャップ打栓方法であって、
    前記キャップが係合部に押し込まれるときに、前記キャップチャックの下降速度が、前記キャップが前記係合部を乗り越えたときの下降速度よりも遅くなるように、前記サーボモータの駆動を制御するとともに、
    打栓中の前記サーボモータの出力軸のトルクをモニタし、前記キャップが前記係合部を乗り越える直前に示されるところの前記トルクに基づき検出した押力のピーク値および/または前記キャップが前記係合部を乗り越えて押圧から解放された瞬間に示されるところの前記トルクに基づき検出した押力のボトム値を、それぞれ予め保有する標準としての正常な打栓中における前記サーボモータのトルクに基づき検出した前記ピーク値および前記ボトム値と照合させ、その差分が許容範囲内に有るか否かでその都度の打栓の正否を判断することを特徴とするキャップ打栓方法。
  3. キャップを保持したキャップチャックを容器支持部に支持された容器の口元部へ下降させ、前記キャップを前記口元部に凸状に形成された係合部を乗り越えさせて押し込み、装着するキャップ打栓装置であって、
    駆動源の駆動により、前記キャップを保持するキャップチャックを前記口元部に対して接離させる方向へ移動させるキャップチャック移動手段と、
    前記容器の口元部に対し前記キャップの打栓を行う際に、その打栓中の前記駆動源の駆動による押圧状態としての押力を検出する押圧状態検出手段と
    前記駆動源の駆動を前記キャップが係合部に押し込まれるときに、前記キャップチャックの下降速度が、前記キャップが前記係合部を乗り越えたときの下降速度よりも遅くなるように制御するとともに、前記押力状態検出手段が検出した前記キャップが前記係合部を乗り越える直前に示されるところの押力のピーク値および前記キャップが前記係合部を乗り越えて押力から解放された瞬間に示されるところの押力のボトム値を含む押力波形を、予め保有する標準としての正常な打栓中における前記ピーク値および前記ボトム値を含む押力波形と照合させて当該打栓が正常に行われたか否かを判断する打栓制御・判断手段と、
    を備えることを特徴とするキャップ打栓装置。
  4. キャップを保持したキャップチャックを容器支持部に支持された容器の口元部へ下降させ、前記キャップを前記口元部に凸状に形成された係合部を乗り越えさせて押し込み、装着するキャップ打栓装置であって、
    駆動源の駆動により、前記キャップを保持するキャップチャックを前記口元部に対して接離させる方向へ移動させるキャップチャック移動手段と、
    前記容器の口元部に対し前記キャップの打栓を行う際に、その打栓中の前記駆動源の駆動による押圧状態を検出する押圧状態検出手段と、
    前記駆動源の駆動を、前記キャップが係合部に押し込まれるときに、前記キャップチャックの下降速度が、前記キャップが前記係合部を乗り越えたときの下降速度よりも遅くなるように制御するとともに、前記押圧状態検出手段が検出した前記キャップが前記係合部を乗り越える直前に示されるところの押圧状態に基づく押力のピーク値および/または前記キャップが前記係合部を乗り越えて押圧から解放された瞬間に示されるところの押圧状態に基づく押力のボトム値を、予め保有する標準としての正常な打栓時における前記ピーク値および/またはボトム値と照合させて当該打栓が正常に行われたか否かを判断する打栓制御・判断手段と、
    を備えることを特徴とするキャップ打栓装置。
  5. 前記駆動源はサーボモータであり、前記押圧状態検出手段は打栓中の前記サーボモータの出力軸のトルクに基づき押力を検出することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のキャップ打栓装置。
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