JP6981084B2 - Planter for wall greening - Google Patents
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Description
本発明は、壁面緑化用プランターに関する。特に、直射日光から建物を遮蔽するために、建物の壁面に沿って縦横に配置した壁面緑化用プランターであって、プランターに植栽した植物の根の成長に起因する排水孔の詰りを抑制することで、プランターの培養土に供給した培養液を速やかに回収できると共に、この培養液を円滑に循環できる、壁面緑化用プランターの構造に関する。 The present invention relates to a planter for wall greening. In particular, it is a wall greening planter arranged vertically and horizontally along the wall surface of the building in order to shield the building from direct sunlight, and suppresses clogging of drain holes caused by the growth of roots of plants planted in the planter. The present invention relates to the structure of a planter for wall greening, which can quickly recover the culture solution supplied to the potting soil of the planter and can smoothly circulate the culture solution.
近年では、建物の外壁に植物を植える壁面緑化がヒートアイランド現象の緩和及び省エネルギー化に役立つとして、注目されている。又、建物の外壁に沿って植物を配置することで、自然木などが少ない都市部の景観を向上できる。このような壁面緑化には、例えば、植物を植栽したプランターを建物の壁面に沿って縦横に配置した、ユニット式壁面緑化工法が提案又は実施されている。 In recent years, wall greening in which plants are planted on the outer wall of a building has been attracting attention as it helps to alleviate the heat island phenomenon and save energy. In addition, by arranging plants along the outer wall of the building, it is possible to improve the landscape of urban areas where there are few natural trees. For such wall greening, for example, a unit-type wall greening method in which planters planted with plants are arranged vertically and horizontally along the wall of a building has been proposed or implemented.
ユニット式壁面緑化工法は、つる植物以外でも建物の壁面を覆うことができ、プランターなどに植栽する植物の種類に比較的制約が少ないという特徴がある。又、ユニット式壁面緑化工法は、灌水などを自動化することが容易であり、一部の植物が枯渇しても、植物を育成したプランターを交換することで、景観を維持できるというメリットがある。 The unit-type wall greening method is characterized in that it can cover the walls of buildings other than vines, and there are relatively few restrictions on the types of plants to be planted in planters and the like. In addition, the unit-type wall surface greening method has the advantage that it is easy to automate irrigation and the like, and even if some plants are depleted, the landscape can be maintained by replacing the planter in which the plants were grown.
プランターなどを用いて植物を栽培する、いわゆる、鉢植えは、自然の土地又は施肥した畑で植物を栽培する土耕栽培と比べて、多くは人工的培養土を使用するので、土壌病害を低減できる、と言われている。 Compared to soil cultivation in which plants are cultivated using planters, so-called potted plants, in which plants are cultivated in natural land or fertilized fields, most of them use artificial potting soil, so soil diseases can be reduced. , Is said.
高設栽培は、地面より高い位置に棚を組み、棚に載置したプランターで苺などの作物を栽培している。高設栽培は、作物を腰の高さで収穫できるので、作業負担を軽減できるという、メリットがある。又、高設栽培用のプランターには、ピートモス又はもみ殻などの人工的培養土を使用するので、土壌病害の心配を少なくできるという、利点がある。 In elevated cultivation, shelves are built higher than the ground, and crops such as strawberries are cultivated on the shelves. Elevated cultivation has the advantage that the work load can be reduced because the crops can be harvested at waist height. Further, since the planter for elevated cultivation uses artificial potting soil such as peat moss or rice husk, there is an advantage that the concern about soil disease can be reduced.
一方、高設栽培は、苺などの作物の根が成長すると、プランターの底部に設けた排水路を詰まらせて、病害を引き起こす細菌の温床になる心配がある。このため、排水路の詰りを抑制する高設栽培装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。 On the other hand, in elevated cultivation, when the roots of crops such as strawberries grow, there is a concern that the drainage channel provided at the bottom of the planter will be clogged and become a hotbed of bacteria that cause diseases. For this reason, an elevated cultivation device that suppresses clogging of the drainage channel is disclosed (see, for example, Patent Document 1).
又、プランターを低コスト化でき、滞水による根腐れを防止して根の活性を高めると共に有機物を含む排液を再利用できる果菜類栽培用プランターが開示されている(例えば、特許文献2参照)。 Further, there is disclosed a planter for growing fruit vegetables which can reduce the cost of the planter, prevent root rot due to water retention, increase the root activity, and reuse the wastewater containing organic matter (see, for example, Patent Document 2). ).
図8は、従来技術による高設栽培装置の構成を示す縦断面図である。図9は、従来技術による高設栽培装置に備わるプランターの構成を示す拡大縦断面図である。なお、本願の図8と図9は、特許文献1の図2と図3に相当している。
FIG. 8 is a vertical cross-sectional view showing the configuration of an elevated cultivation device according to the prior art. FIG. 9 is an enlarged vertical sectional view showing the configuration of a planter provided in an elevated cultivation device according to a conventional technique. Note that FIGS. 8 and 9 of the present application correspond to FIGS. 2 and 3 of
図8又は図9を参照すると、従来技術による高設栽培装置8は、箱状のプランター81と支持台82を備えている。プランター81には、苺などの作物Sbを植栽している。プランター81は、作物Sbを栽培するための培養土Sfを内部に収容している。支持台82は、複数のパイプ部材で骨組みしている。支持台82には、プランター81を載置できる。
Referring to FIG. 8 or FIG. 9, the conventional elevated
図8又は図9を参照すると、支持台82は、一対の長尺の桟木821・821を備えている。桟木821は、半円弧状の溝82dを底面に形成している。又、支持台82は、一対の長尺の支持パイプ82p・82pを備えている。
Referring to FIG. 8 or FIG. 9, the
図8又は図9を参照すると、一対の支持パイプ82p・82pは、支持台82の長手方向に沿って、略平行かつ水平状態に支持台82に固定されている。支持パイプ82pには、桟木821の溝82dに嵌合でき、一対の桟木821・821を所定の間隔を設けて配置できる。そして、一対の桟木821・821は、プランター81を底部側から支持できる。
Referring to FIG. 8 or FIG. 9, the pair of
図8又は図9を参照すると、プランター81は、上面を開口した凹部811を形成している。凹部811には、通水性を有する防根シートSrを介して、培養土Sfを収容できる。又、凹部811には、方形の排水溝812を底部に形成している。プランター81は、その外壁から凹部811の内壁及び排水溝812の内壁に至るまで、防水シートSpで覆われている。
Referring to FIG. 8 or FIG. 9, the
図8又は図9を参照すると、プランター81は、一対の帯板状の電熱線テープ83・83を内部に備えている。一対の電熱線テープ83・83は、凹部811の斜面上に配置されている。一対の電熱線テープ83・83は、プランター81の長さ方向に沿って、防水シートSpに貼着されている。又、一対の電熱線テープ83・83は、防根シートSrで覆われている。
Referring to FIG. 8 or FIG. 9, the
図8又は図9を参照して、一対の電熱線テープ83・83を通電すると、防根シートSrを介して、培養土Sfを加熱できる。高設栽培装置8は、培養土Sfを直接加熱しているので、培養土Sfを効率良く温度管理できる、としている。
When a pair of
図8又は図9を参照すると、プランター81は、封鎖板84と一対の支持板85・85を内部に更に備えている。封鎖板84は、防水シートSpを介して、凹部811の上部を覆っている。培養土Sfに液体肥料を供給すると、封鎖板84と防水シートSpの隙間から、過剰の液体肥料を排水溝812に導水できる。
Referring to FIG. 8 or FIG. 9, the
図8又は図9を参照すると、一対の支持板85・85は、防水シートSpを介して、それらの一辺を排水溝812の隅部に配置している。又、一対の支持板85・85は、それらの他辺を互いに重ね、封鎖板84の中央部を封鎖板84の裏面から支持している。これにより、培養土Sfの重量で封鎖板84が排水溝812に落下しないように、封鎖板84を支持できる。
Referring to FIG. 8 or FIG. 9, the pair of
図8を参照すると、高設栽培装置8は、プランター81の上方に給水管86を配置している。給水管86は、プランター81に液体肥料を供給できる。これにより、プランター81は、苺などの作物Sbを育成できる。
Referring to FIG. 8, the
図8又は図9を参照すると、従来技術による高設栽培装置8は、排水溝812が防根シートSrを介して封鎖板84で封鎖されていると共に、封鎖板84が一対の支持板85・85で支持されているので、網状パイプなどの排水管を用いた場合と比べて、排水路の詰りを抑制できる、としている。
Referring to FIG. 8 or FIG. 9, in the elevated
図10は、従来技術による果菜類栽培用プランターの構成を示す斜視断面図である。図11は、従来技術による果菜類栽培用プランターの構成を示す斜視図である。図12は、従来技術による果菜類栽培用プランターに備わる多孔板の構成を示す斜視図である。 FIG. 10 is a perspective sectional view showing the configuration of a planter for growing fruits and vegetables according to the prior art. FIG. 11 is a perspective view showing the configuration of a planter for growing fruits and vegetables according to the prior art. FIG. 12 is a perspective view showing the configuration of a perforated plate provided in a planter for cultivating fruits and vegetables according to the prior art.
図13は、従来技術による果菜類栽培用プランターの構成を示す斜視断面図であり、内部に多孔板を配置した状態図である。図14は、従来技術による果菜類栽培用プランターの構成を示す斜視図であり、果菜類栽培用プランターを保持板の上に載置した状態図である。なお、本願の図10から図14は、特許文献2の図1から図5に相当している。
FIG. 13 is a perspective sectional view showing the configuration of a planter for cultivating fruits and vegetables according to the prior art, and is a state diagram in which a perforated plate is arranged inside. FIG. 14 is a perspective view showing the configuration of a planter for growing fruit vegetables according to the prior art, and is a state diagram in which the planter for growing fruit vegetables is placed on a holding plate. It should be noted that FIGS. 10 to 14 of the present application correspond to FIGS. 1 to 5 of
図10から図14を参照すると、従来技術による果菜類栽培用プランター(以下、プランターと略称する)9は、箱状のプランター本体91と多孔板92を備えている。プランター本体91は、発泡スチロールなどの発泡合成樹脂からなることが好ましく、軽量で低コストのプランターを提供できる。
Referring to FIGS. 10 to 14, the conventional vegetable cultivation planter (hereinafter, abbreviated as planter) 9 includes a box-shaped planter
図10又は図13を参照すると、プランター本体91は、一対の傾斜面91s・91sを底面に形成している。これらの傾斜面91s・91sは、プランター本体91の底面の中央部に向かって下り傾斜している。又、プランター本体91は、複数の排水孔91hを底面の中央部に開口している。これらの排水孔91hは、底部に向かって貫通している(図10参照)。
Referring to FIG. 10 or FIG. 13, the planter
図10又は図13を参照すると、プランター本体91は、複数の支持脚91fを底部から突出している。プランター本体91の底部に複数の支持脚91fを設けることで、複数の排水孔91hを封鎖することなく、プランター本体91を設置できる。
Referring to FIG. 10 or FIG. 13, the
図10を参照すると、プランター本体91は、段差91dを内壁に形成している。図13を参照して、多孔板92をプランター本体91の内部に収容し、多孔板92の周縁が段差91dに当接することで、多孔板92の中央部がプランター本体91の底面に略当接することなく、多孔板92をプランター本体91の内部に保持できる(図13参照)。
Referring to FIG. 10, the planter
図12又は図13を参照すると、多孔板92は、多数の排水小孔92hを開口している。これらの排水小孔92hは、多孔板92の一方の面から他方の面に向けて貫通している。又、多孔板92は、複数の円柱状の支持脚92fを多孔板92の他方の面から突出している。これらの支持脚92fは、排水小孔92hを塞がない位置に配置されることが好ましい。又、多孔板92は、発泡スチロールなどの発泡合成樹脂からなることが好ましい。
Referring to FIG. 12 or FIG. 13, the
図13を参照して、多孔板92をプランター本体91の内部に収容した状態では、プランター本体91の底面は、複数の支持脚92fが到達しない空間を中央部に形成できる。これにより、プランター本体91の底面に流下した排水を排水孔91hに円滑に導水できる。
With reference to FIG. 13, in a state where the
図14を参照すると、プランター9は、保持板93に載置されている。保持板93には、上部を開口した排水樋94を配置している。プランター9は、排水樋94を跨ぐように、保持板93に載置されている。
Referring to FIG. 14, the planter 9 is mounted on the holding
図14を参照すると、排水樋94は、プランター9の排水孔91hから排出される排水を受容でき、適当な一個所に集中的に導くことができる。これにより、プランター9から流出た排水は周囲に散逸することなく集中的に集められ、必要に応じて、排水中に含まれている有機物を回収して再使用に供することができる。
Referring to FIG. 14, the
図10又は図13を参照すると、以上のようなプランター9を用いて、プランター9の内部に培養土を投入することで、なす、又はトマトなどの果菜類を栽培できる。従来技術による果菜類栽培用プランターは、軽量で取り扱いの簡易な栽培ができ、余分な水分を排除し、根腐れを起こすことなく、栽培効率を向上できる、としている。 With reference to FIG. 10 or FIG. 13, fruit vegetables such as eggplants or tomatoes can be cultivated by putting the potting soil into the planter 9 using the planter 9 as described above. The planter for growing fruits and vegetables by the conventional technique is lightweight and easy to handle, eliminates excess water, and can improve the cultivation efficiency without causing root rot.
又、従来技術による果菜類栽培用プランターは、プランター本体91の内側及び外側を適宜に、合成樹脂フィルムで覆い、多孔板92の上に防根シートなどを敷いた後に、培養土を投入することもできる、としている。
Further, in the planter for growing fruit vegetables by the conventional technique, the inside and the outside of the planter
植物を植栽したプランターを建物の壁面に沿って縦横に配置した壁面緑化装置においては、植物が成長するために必要な養分を含んだ水、すなわち、培養液を循環させるように構成することが好ましい。又、壁面緑化装置用のプランターは、培養土に吸収されなかった余剰の培養液を速やかに回収することが求められている。 In a wall greening device in which planters planted with plants are arranged vertically and horizontally along the wall surface of the building, it is possible to circulate water containing nutrients necessary for the plants to grow, that is, a culture solution. preferable. Further, the planter for the wall surface greening device is required to promptly recover the surplus culture solution that has not been absorbed by the culture soil.
しかし、図8又は図9を参照すると、特許文献1によるプランター81は、作物Sbを育成するための液体肥料を十分に供給でき、排水路の詰りを抑制できるが、回収した余剰の液体肥料を循環可能に構成されておらず、壁面緑化装置用のプランターに植栽した植物を成長させ続けるためには、養分が不足する心配がある。
However, referring to FIG. 8 or FIG. 9, the
図10から図14を参照すると、特許文献2によるプランター9は、培養土に吸収されなかった余剰の水分を速やかに回収でき、排水中に含まれている有機物を回収して、この水を再使用に供することができると、しているが、回収した余剰の培養液を循環可能に構成されておらず、壁面緑化装置用のプランターに植栽した植物を成長させ続けるためには、養分が不足する心配がある。
Referring to FIGS. 10 to 14, the planter 9 according to
又、図10から図14を参照すると、特許文献2によるプランター9は、屋外に設置すると、排水樋94には異物が混入し易く、排水の集中箇所では目詰まりが発生すると心配がある。
Further, referring to FIGS. 10 to 14, when the planter 9 according to
直射日光から建物を遮蔽するために、建物の壁面に沿って縦横に配置した壁面緑化用プランターであって、プランターに植栽した植物の根の成長に起因する排水孔の詰りを抑制することで、プランターの培養土に供給した培養液を速やかに回収できると共に、この培養液を円滑に循環できる、壁面緑化用プランターが求められている。そして以上のことが本発明の課題といってよい。 A wall greening planter placed vertically and horizontally along the wall of the building to shield the building from direct sunlight, by suppressing clogging of drain holes caused by the growth of roots of plants planted in the planter. There is a demand for a planter for wall surface greening, which can quickly recover the culture solution supplied to the potting soil of the planter and can smoothly circulate the culture solution. The above can be said to be the subject of the present invention.
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、建物の壁面に沿って縦横に配置した壁面緑化用プランターであって、プランターに植栽した植物の根の成長に起因する排水孔の詰りを抑制でき、これらのプランターに培養液を円滑に循環できる、壁面緑化用プランターを提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of such a problem, and is a wall surface greening planter arranged vertically and horizontally along the wall surface of a building, and is a drainage hole caused by the growth of roots of plants planted in the planter. It is an object of the present invention to provide a planter for wall surface greening, which can suppress clogging and can smoothly circulate the culture solution to these planters.
本発明者らは、プランター本体の長手方向に沿って延びる排水溝と、排水溝に向かって下り傾斜した傾斜面をプランター本体の底面に設けると共に、プランター本体の底面に排水マットを敷設し、排水溝に貫通した複数の排水孔をプランター本体の底部に配置した水平排水管に直結することで、排水孔の詰りを抑制できると共に、培養液を円滑に循環できると考え、これに基づいて、以下のような新たな壁面緑化用プランターを発明するに至った。 The present inventors provide a drainage ditch extending along the longitudinal direction of the planter body and an inclined surface downwardly inclined toward the drainage ditch on the bottom surface of the planter body, and lay a drainage mat on the bottom surface of the planter body to drain water. By directly connecting multiple drainage holes that penetrate the groove to the horizontal drainage pipe located at the bottom of the planter body, it is possible to suppress clogging of the drainage holes and smoothly circulate the culture solution. It came to invent a new planter for wall surface greening such as.
(1)本発明による壁面緑化用プランターは、建物の壁面の前面に配置され、植物が植栽される箱状のプランター本体と、前記プランター本体の下方に、前記プランター本体の底部と略平行に配置され、前記プランター本体の底部から排出される余剰の培養液を回収する水平排水管と、を備え、前記プランター本体は、底面に穿設し、底面の長手方向に沿って延びる排水溝と、前記排水溝の底面から貫通した複数の排水孔と、底面に形成し、前記排水溝に向かって下り傾斜した傾斜面と、培養土が積載されると共に、前記排水溝を塞がない状態で、前記プランター本体の底面に敷設した通水性を有する排水マットと、を有し、前記水平排水管は、余剰の培養液を導水できるように、複数の前記排水孔と直結している。 (1) The wall surface greening planter according to the present invention is arranged in front of the wall surface of the building, and has a box-shaped planter body in which plants are planted, and below the planter body, substantially parallel to the bottom of the planter body. A horizontal drainage pipe that is arranged and collects excess culture solution discharged from the bottom of the planter body is provided, and the planter body is formed in the bottom surface and has a drainage groove extending along the longitudinal direction of the bottom surface. A plurality of drainage holes penetrating from the bottom surface of the drainage ditch, an inclined surface formed on the bottom surface and inclined downward toward the drainage ditch, and culture soil are loaded, and the drainage ditch is not blocked. It has a drainage mat having water permeability laid on the bottom surface of the planter body, and the horizontal drainage pipe is directly connected to a plurality of the drainage holes so that excess culture solution can be guided.
(2)前記排水孔に嵌合し、下端部側が前記プランター本体の底面から突出した鉛直排水管を更に備え、前記水平排水管は、前記鉛直排水管の下端部側と接続自在な接続口を開口していることが好ましい。 (2) A vertical drainage pipe that is fitted into the drainage hole and whose lower end side protrudes from the bottom surface of the planter body is further provided, and the horizontal drainage pipe has a connection port that can be freely connected to the lower end side of the vertical drainage pipe. It is preferably open.
(3)本発明による壁面緑化用プランターは、養液を前記プランター本体に散水できる散水管を更に備えていることが好ましい。 (3) It is preferable that the wall surface greening planter according to the present invention is further provided with a sprinkler pipe capable of sprinkling the nutrient solution on the planter body.
(4)本発明による壁面緑化用プランターは、前記プランター本体に植栽した植物がつる植物からなり、前記つる植物が登攀できる緑化柵を隣接配置していることが好ましい。 (4) In the wall surface greening planter according to the present invention, it is preferable that the plant planted in the planter main body is made of a vine, and a greening fence on which the vine can climb is arranged adjacent to the planter.
本発明による壁面緑化用プランターは、プランター本体の底面の長手方向に沿って延びる排水溝と、排水溝に向かって下り傾斜した傾斜面をプランター本体の底面に設けると共に、プランター本体の底面に排水マットを敷設し、排水溝に貫通した複数の排水孔をプランター本体の底部に配置した水平排水管に直結することで、排水孔の詰りを抑制できると共に、水平排水管に異物が混入することなく、培養液を円滑に循環できる。 The wall surface greening planter according to the present invention is provided with a drainage groove extending along the longitudinal direction of the bottom surface of the planter body and an inclined surface downwardly inclined toward the drainage groove on the bottom surface of the planter body, and a drainage mat on the bottom surface of the planter body. By laying a drainage hole and connecting multiple drainage holes that penetrate the drainage ditch directly to the horizontal drainage pipe located at the bottom of the planter body, clogging of the drainage hole can be suppressed and foreign matter does not enter the horizontal drainage pipe. The culture solution can be circulated smoothly.
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態を説明する。
[壁面緑化用プランターの構成]
最初に、本発明の一実施形態による壁面緑化用プランターの構成を説明する。
Hereinafter, embodiments for carrying out the present invention will be described with reference to the drawings.
[Structure of planter for wall greening]
First, a configuration of a wall surface greening planter according to an embodiment of the present invention will be described.
図1は、本発明の一実施形態による壁面緑化用プランターの構成を示す斜視図である。図2は、前記実施形態による壁面緑化用プランターの構成を示す斜視分解組立図であり、プランター本体の要部を縦断面で示した状態図である。 FIG. 1 is a perspective view showing a configuration of a wall surface greening planter according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a perspective exploded assembly diagram showing the configuration of the wall surface greening planter according to the embodiment, and is a state diagram showing a main part of the planter main body in a vertical cross section.
図3は、前記実施形態による壁面緑化用プランターの構成を示す縦断面図であり、プランター本体の内部に培養土を収容した状態図である。図4は、前記実施形態による壁面緑化用プランターの構成を示す縦断面図であり、架台を用いて、壁面緑化用プランターを高さ方向に二段に配置した状態図である。 FIG. 3 is a vertical cross-sectional view showing the configuration of the wall surface greening planter according to the embodiment, and is a state diagram in which the potting soil is housed inside the planter main body. FIG. 4 is a vertical cross-sectional view showing the configuration of the wall surface greening planter according to the embodiment, and is a state diagram in which the wall surface greening planters are arranged in two stages in the height direction using a gantry.
(全体構成)
次に、本発明の一実施形態による壁面緑化用プランターの全体構成を説明する。図1から図4を参照すると、本発明の一実施形態による壁面緑化用プランター(以下、プランターと略称する)10は、プランター本体1と水平排水管2を備えている。プランター本体1は、合成樹脂などで成形することが好ましい。水平排水管2は、腐食に強い塩化ビニル管で構成している。
(overall structure)
Next, the overall configuration of the wall surface greening planter according to the embodiment of the present invention will be described. Referring to FIGS. 1 to 4, the wall surface greening planter (hereinafter, abbreviated as planter) 10 according to the embodiment of the present invention includes a planter
図4を参照すると、プランター本体1は、後述する架台1Rを用いて、建物の壁面Weの前面に配置できる。図3を参照すると、プランター本体1は、培養土Sfを内部に収容し、植物を植栽できる。図3又は図4を参照すると、プランター本体1は、散水管11pから内部の培養土Sfに培養液を供給できる。
Referring to FIG. 4, the planter
図1から図3を参照すると、水平排水管2は、一組のプランター本体1・1の底部に略水平状態に配置されている。図3又は図4を参照すると、水平排水管2は、プランター本体1の底部から排出される余剰の培養液を回収できる。そして、これらの水平排水管2で回収した培養液を散水管11pに供給することで、複数のプランター本体1に培養液を循環できる。
Referring to FIGS. 1 to 3, the
図2から図4を参照すると、プランター本体1は、排水溝11d、複数の排水孔12d、及び、一組の傾斜面11s・12sを底部に有している。排水溝11dは、プランター本体1の底面に方形に穿設している。又、排水溝11dは、プランター本体1の底面の長手方向に沿って延びている。なお、排水溝11dは、プランター本体1の底面の端部に偏在してもよく、プランター本体1の底面を傾斜面11s又は傾斜面12sのみで構成してもよい。
Referring to FIGS. 2 to 4, the
図2から図4を参照すると、複数の排水孔12dは、排水溝11dの底面から鉛直方向に貫通している。一組の傾斜面11s・12sは、プランター本体1の底面に形成している。これらの傾斜面11s・12sは、排水溝11dに向かって下り傾斜している。これにより、余剰の培養液を排水溝11dに速く流下でき、複数の排水孔12dから余剰の培養液を速く回収できる。
Referring to FIGS. 2 to 4, the plurality of
又、図3を参照すると、プランター本体1は、通水性を有する排水マット15を底面に敷設している。排水マット15は、排水溝11dを塞がない状態で、プランター本体1の底面に敷設している。排水マット15には、排水層Ldを積載している。排水層Ldは、通気性及び保水性を有する粒状の軽石などで構成することが好ましい。排水層Ldには、培養土Sfを積載している。
Further, referring to FIG. 3, the planter
図3を参照すると、プランター本体1は、排水溝11dを塞がない状態で、プランター本体1の底面に排水マット15を敷設しているので、培養土Sfに植栽した植物の根が排水層Ldを通過して、底面側に伸びても、排水マット15に阻止されて、排水溝11dを塞がないので、植物の根の成長に起因する排水孔12dの詰りを抑制できる。
Referring to FIG. 3, since the
図2又は図4を参照すると、排水孔12dには、鉛直排水管14を嵌合させている。鉛直排水管14は、その下端部側がプランター本体1の底面から突出している。一方、水平排水管2は、鉛直排水管14の下端部側と接続自在な接続口2cを外周に開口している(図2参照)。これにより、プランター本体1を水平排水管2に向かって設置すると、水平排水管2は、余剰の培養液を導水できるように、複数の排水孔12と直結できる。
Referring to FIG. 2 or FIG. 4, a
図1から図4を参照すると、実施形態によるプランター10は、プランター本体1の底面の長手方向に沿って延びる排水溝11dと、排水溝11dに向かって下り傾斜した一組の傾斜面11s・12sをプランター本体1の底面に設けると共に、プランター本体1の底面に排水マット15を敷設し、排水溝11dに貫通した複数の排水孔12dをプランター本体1の底部に配置した水平排水管2に直結することで、排水孔12dの詰りを抑制できると共に、水平排水管2に異物が混入することなく、培養液を円滑に循環できる。
Referring to FIGS. 1 to 4, the
(プランター及び水平排水管の構成)
次に、実施形態によるプランター本体1及び水平排水管2の構成を説明する。図1から図4を参照すると、プランター本体1は、合成樹脂からなることが好ましく、合成樹脂を成形して、二つの仕切り板13・13で内部が区画された直方体状のプランター本体1を得ることができる。
(Structure of planter and horizontal drainage pipe)
Next, the configuration of the planter
図1から図4を参照すると、プランター本体1は、半円弧状の溝部13sを両端部の上面に形成している。これらの溝部13s・13sには、散水管11pを載置できる(図4参照)。図4を参照すると、散水管11pは、培養液をプランター本体1に散水できる。
Referring to FIGS. 1 to 4, the planter
図1から図4を参照すると、プランター本体1は、凹部11cと一組の支持脚片11f・12fを底部に有している。凹部11cには、水平排水管2を外周方向から導入できる。一組の支持脚片11f・12fは、プランター本体1の底部の両側から突出している。
Referring to FIGS. 1 to 4, the
図4を参照すると、一方の支持脚片11fは、水平排水管2を前面から視認困難に、水平排水管2を覆っている。これにより、プランター10は、水平排水管2を外部に露出させないので、景観を向上でき、意匠性に優れている。
Referring to FIG. 4, one
図3又は図4を参照すると、プランター本体1は、長手方向に沿って、一方の支持脚片11fに雌ねじ部111を連設している。第1アングル部材11aの一片に開口したボルト穴を介して、ボルト部材を雌ねじ部111に締結することで、第1アングル部材11aの一片を一方の支持脚片11fの外面に固定できる。
Referring to FIG. 3 or FIG. 4, the planter
図3又は図4を参照すると、プランター本体1は、長手方向に沿って、他方の支持脚片12fに雌ねじ部121を連設している。第2アングル部材12aの一片に開口したボルト穴を介して、ボルト部材を雌ねじ部121に締結することで、第2アングル部材12aの一片を他方の支持脚片12fの外面に固定できる。
Referring to FIG. 3 or FIG. 4, the planter
(壁面緑化装置の構成)
次に、複数のプランター10を備えた壁面緑化装置の構成を説明する。図5は、前記実施形態による壁面緑化用プランターを縦横に配置した壁面緑化装置の構成を示す正面図である。
(Structure of wall greening device)
Next, the configuration of the wall surface greening device including the plurality of
図6は、前記実施形態による壁面緑化用プランターを縦横に配置した壁面緑化装置の構成を示す斜視分解組立図である。図7は、前記実施形態による壁面緑化用プランターを縦横に配置した壁面緑化装置の構成を示す正面図であり、つる植物を登攀可能な緑化柵を架台から取り外した状態図である。 FIG. 6 is a perspective exploded assembly view showing a configuration of a wall surface greening device in which wall surface greening planters according to the above embodiment are arranged vertically and horizontally. FIG. 7 is a front view showing the configuration of the wall surface greening device in which the wall surface greening planters according to the above embodiment are arranged vertically and horizontally, and is a state diagram in which the greening fence capable of climbing vines is removed from the gantry.
図4から図7を参照すると、本発明の一実施形態による壁面緑化装置100は、複数のプランター本体1と一組の水平排水管2・2を備えている。プランター本体1は、建物の壁面Weの前面に縦横に配置されている。図1から図4を参照すると、プランター本体1には、植物を植栽できる。プランター本体1は、散水管11pから内部の培養土Sfに培養液を供給できる。
Referring to FIGS. 4 to 7, the wall
図4から図7を参照すると、壁面緑化装置100は、一組のプランター本体1・1を長手方向に沿って上段に連設している。又、壁面緑化装置100は、一組のプランター本体1・1を長手方向に沿って下段に連設している。
Referring to FIGS. 4 to 7, the wall
図4から図7を参照すると、水平排水管2は、一組のプランター本体1・1の底部に略水平状態に配置されている。図4又は図6を参照すると、水平排水管2は、プランター本体1の底部から排出される余剰の培養液を回収できる。そして、これらの水平排水管2で回収した培養液を散水管11pに供給することで、複数のプランター本体1に培養液を循環できる。
Referring to FIGS. 4 to 7, the
(架台の構成)
次に、壁面緑化装置100に備わる架台1Rの構成を説明する。図4から図7を参照すると、架台1Rは、複数の槍出支持金具3、三つのスタンド4、及び、緑化柵5で構成している。槍出支持金具3は、図示しないボルト部材を用いて、その基端部を建物の壁面Weに固定している。又、槍出支持金具3は、その先端部側を略水平状態で建物の壁面Weから突出している。
(Structure of pedestal)
Next, the configuration of the
図4から図7を参照すると、槍出支持金具3は、水平方向に三列、鉛直方向に三段に配列している。列方向に配置された下段の槍出支持金具3は、管用のサドルバンド31bを用いて(図6参照)、水平排水管2を支持している。同様に、列方向に配置された中段の槍出支持金具3は、管用のサドルバンド31bを用いて(図6参照)、水平排水管2を支持している。
Referring to FIGS. 4 to 7, the spear
図4から図7を参照すると、列方向に配置された上段の槍出支持金具3は、それらの先端部をスタンド4の上部に着脱自在に固定している。同様に、列方向に配置された中段の槍出支持金具3は、それらの先端部をスタンド4の中間部に着脱自在に固定している。更に、列方向に配置された下段の槍出支持金具3は、それらの先端部をスタンド4の下部に着脱自在に固定している。このように、架台1Rは、九つの槍出支持金具3と三つのスタンド4で骨組みしている。
Referring to FIGS. 4 to 7, the upper spear
図4から図7を参照すると、架台1Rは、長尺の第1アングル部材11aと長尺の第2アングル部材12aを備えている。第1アングル部材11aは、その一片を一方の支持脚片11fの外面に固定できる。同様に、第2アングル部材12aは、その一片を他方の支持脚片12fの外面に固定できる。
Referring to FIGS. 4 to 7, the
図4又は図6を参照すると、第1アングル部材11a及び第2アングル部材12aは、それらの他片を槍出支持金具3に着脱自在に固定できる。列方向に配置した一組のプランター本体1・1を第1アングル部材11a及び第2アングル部材12aで固定後に、水平排水管2を跨ぐように、一組のプランター本体1・1を三つの槍出支持金具3に載置し、第1アングル部材11a及び第2アングル部材12aの他片を槍出支持金具3に固定することが好ましい。
With reference to FIG. 4 or FIG. 6, the
図4から図7を参照すると、スタンド4は、C形チャンネル部材からなり、その前面に三つの短尺の受け金具41を高さ方向に配列している。一方、図4から図7を参照すると、緑化柵5は、複数のフックボルトで固定された複数のアングル部材51を裏面に有している。アングル部材51を複数の受け金具41に載置し、アングル部材51を複数の受け金具41にボルト部材で固定することで、緑化柵5を建物の壁面Weと対向した状態で配置できる。
Referring to FIGS. 4 to 7, the
図4を参照して、ビナンカズラ(美男葛)などのつる植物をプランター本体1に植栽することで、緑化柵5につる植物を登攀できる。緑化柵5をつる植物で覆うことで、いわゆる、グリーンカーテンを形成することで、直射日光から建物の壁面Weを遮蔽できる。
By planting a vine such as Kadsura japonica (Beautiful man kudzu) in the
[壁面緑化用プランターの作用]
次に、実施形態による壁面緑化装置100の構成を補足しながら、プランター10の作用及び効果を説明する。図5又は図7を参照すると、上段の水平排水管2は、その一端部側が閉塞され、他端部側が鉛直排水パイプ21に接続している。同様に、下段の水平排水管2は、その一端部側が閉塞され、他端部側が鉛直排水パイプ21に接続している。水平排水管2は、鉛直排水パイプ21に向かって、僅かに下り傾斜するように配置することが好ましい。
[Action of planter for wall greening]
Next, the operation and effect of the
図5又は図7を参照して、鉛直排水パイプ21の延長先にポンプ(図示せず)を設置して、余剰の培養液を回収すると共に、この培養液を散水管11pに供給することで、複数のプランター本体1に培養液を循環できる。
With reference to FIG. 5 or FIG. 7, a pump (not shown) is installed at the extension destination of the
図2から図4を参照すると、複数の排水孔12dは、排水溝11dの底面から鉛直方向に貫通している。一組の傾斜面11s・12sは、プランター本体1の底面に形成している。これらの傾斜面11s・12sは、排水溝11dに向かって下り傾斜している。これにより、余剰の培養液を排水溝11dに速く流下でき、複数の排水孔12dから余剰の培養液を速く回収できる。
Referring to FIGS. 2 to 4, the plurality of
図3を参照すると、プランター本体1は、排水溝11dを塞がない状態で、プランター本体1の底面に排水マット15を敷設しているので、培養土Sfに植栽した植物の根が排水層Ldを通過して、底面側に伸びても、排水マット15に阻止されて、排水溝11dを塞がないので、植物の根の成長に起因する排水孔12dの詰りを抑制できる。
Referring to FIG. 3, since the
図1から図4を参照すると、実施形態によるプランター10は、プランター本体1の底面の長手方向に沿って延びる排水溝11dと、排水溝11dに向かって下り傾斜した一組の傾斜面11s・12sをプランター本体1の底面に設けると共に、プランター本体1の底面に排水マット15を敷設し、排水溝11dに貫通した複数の排水孔12dをプランター本体1の底部に配置した水平排水管2に直結することで、排水孔12dの詰りを抑制できると共に、水平排水管2に異物が混入することなく、培養液を円滑に循環できる。
Referring to FIGS. 1 to 4, the
図4を参照して、実施形態によるプランター10は、つる植物をプランター本体1に植栽することで、緑化柵5につる植物を登攀できる。緑化柵5をつる植物で覆うことで、いわゆる、グリーンカーテンを形成することで、直射日光から建物の壁面Weを遮蔽できる。
With reference to FIG. 4, the
本発明による壁面緑化用プランターは、次のような効果がある。
(1)余剰の培養液を排水溝に速く流下できる。
(2)植物の根の成長に起因する排水孔の詰りを抑制できる。
(3)水平排水管に異物が混入することなく、培養液を円滑に循環できる。
(4)つる植物をプランター本体に植栽することで、直射日光から建物の壁面Weを遮蔽できる。
The wall surface greening planter according to the present invention has the following effects.
(1) Excess culture solution can quickly flow down into the drain.
(2) It is possible to suppress the clogging of drainage holes caused by the growth of roots of plants.
(3) The culture solution can be circulated smoothly without foreign matter getting mixed in the horizontal drainage pipe.
(4) By planting vines on the planter body, the wall surface We of the building can be shielded from direct sunlight.
1 プランター本体
2 水平排水管
10 プランター(壁面緑化用プランター)
11d 排水溝
11s・12s 一組の傾斜面
12d 排水孔
15 排水マット
Sf 培養土
We 建物の壁面
1
Claims (4)
前記プランター本体の下方に、前記プランター本体の底部と略平行に配置され、前記プランター本体の底部から排出される余剰の培養液を回収する水平排水管と、を備え、
前記プランター本体は、
底面に穿設し、底面の長手方向に沿って延びる排水溝と、
前記排水溝の底面から貫通した複数の排水孔と、
底面に形成し、前記排水溝に向かって下り傾斜した傾斜面と、
培養土が積載されると共に、前記排水溝を塞がない状態で、前記プランター本体の底面に敷設した通水性を有する排水マットと、
前記プランター本体の底部の両側から突出する一組の支持脚片と、
を有し、
前記水平排水管は、余剰の培養液を導水できるように、複数の前記排水孔と直結しており、
前記支持脚片の一方は、前記水平排水管を前記プランター本体の前面から視認困難に覆っている、
壁面緑化用プランター。 A box-shaped planter body that is placed in front of the wall of the building and where plants are planted,
A horizontal drainage pipe, which is arranged substantially parallel to the bottom of the planter body and collects excess culture solution discharged from the bottom of the planter body, is provided below the planter body.
The planter body
A drainage ditch that is drilled in the bottom and extends along the longitudinal direction of the bottom,
A plurality of drainage holes penetrating from the bottom surface of the drainage ditch,
An inclined surface formed on the bottom surface and inclined downward toward the drainage ditch,
A drainage mat with water permeability laid on the bottom surface of the planter body while the potting soil is loaded and the drainage ditch is not blocked.
A set of support leg pieces protruding from both sides of the bottom of the planter body,
Have,
The horizontal drainage pipe is directly connected to a plurality of the drainage holes so that excess culture solution can be conducted .
One of the support leg pieces covers the horizontal drainage pipe from the front surface of the planter body so as to be difficult to see.
A planter for wall greening.
前記水平排水管は、前記鉛直排水管の下端部側と接続自在な接続口を開口している、請求項1記載の壁面緑化用プランター。 A vertical drainage pipe that fits into the drainage hole and whose lower end side protrudes from the bottom surface of the planter body is further provided.
The planter for wall surface greening according to claim 1, wherein the horizontal drainage pipe has an opening of a connection port that can be freely connected to the lower end side of the vertical drainage pipe.
前記つる植物が登攀できる緑化柵を隣接配置している、請求項1から3のいずれかに記載の壁面緑化用プランター。
The plants planted in the planter body consist of vines.
The planter for wall surface greening according to any one of claims 1 to 3, wherein a greening fence on which the vine can be climbed is arranged adjacently.
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